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レビュー総評点:
58
Lively and provocative as always, Friedman returns with an updated thesis on globalization. In The Lexus and the Olive Tree, Friedman argued that technological innovation, foreign investment, capital flows, and trade were transforming the world — breaking down national borders, constraining governments, and triggering grand struggles between nationalism and the forces of economic integration. Here he argues — in a swirl of anecdotes about software designers, intrepid entrepreneurs, globetrotting investors, and the famous telephone call centers in Bangalore, India — that globalization has reached a new stage. Now individuals, rather than governments or corporations, are the agents of change, empowered by e-mail, computers, teleconferencing, and production networks, all of which are drawing more and more people around the world into competition and cooperation on an equal footing. In this sense, Friedman argues, the world is becoming flat, and his book is organized as a sort of travel guide to globalization, a kinetic portrait of the wired global village. The rest of the book examines how countries, companies, and workers will need to adapt to flatness. For the United States, this entails, above all, investing in education, technology, and training. 試み try Giorgio Kostantinos 極度 小説 The Quest. A great read.(Jake Long / 2006-05-03)
ベルリンの壁崩壊とインターネットの普及により、政治的・技術的壁が無くなり世界がフラットになっていることを、多くのインタビュー記事を元に活き活きと描いている。 前半は世界がフラットになってきた政治的・技術的要因とその状況を記述している。要因としては、ベルリンの壁崩壊、インターネット、Y2K、通信や運輸のコスト低下、検索エンジン等。特にインドを活用したヘルプデスクや知的ワークのアウトソーシングは、よく調べられている。また、フラットワールドが個人レベルで参加できる世界であることも、うなずける表現である。 後半はその結果を考察している。障害者や発展途上国の貧しい人がインターネットによりフラットワールドで何の障害も無く活躍する姿は感動的でもある。しかし、グローバルなサプライチェーンの結果として、国家間の紛争がなくなってきている。だから中東イスラム国家もこれに参加すれば良いのにという件は、アメリカ万歳的な感じがして、「ちょっと言いすぎでは」と思ってしまった。 綿密な調査と考察で書かれており、現代世界の変化を知る上ではベストな書だと思う。(のべ / 2006-04-02)
新聞で彼の文章を読んだことはあったものの、Friedmanが著した本を読むのは初めてであった。英語もそれほど多くのVocabularyを要求するものではないし、内容も学術論文のように難しくないこともあってするすると読むことができる。けれども‘FLAT’と言う言葉が消化不良になるほど出てくるので、やや最後の方になると疲れてしまうかもしれない。 ただし内容が事実に基づいているので説得力は抜群だ。日本も今後Frideman描くところのFlatとなった世界の中に取り込まれていく過程にある。それを止めることはできないと言うことを否応なしに理解させられてしまう。 参考になったのは、Chapter6の‘The Untouchable’だ。日本人である私がこの避けえない枠組みの中で生き残っていくにはこういう姿勢が必要なのだと言うことを認識させられた。難しいことだけれども……。 十分に手に取る価値あり、と判断する。(king-murakami-freak / 2006-08-06)
19世紀のはじめに確立された国民国家体制は20世紀までの政治・経済・社会のあり方を規定してきたが、その骨格が急速に変容しつつあるのが21世紀の世界。この世界の特徴をFlatという言葉でよく実証している著作だと思う。世界を平坦化させている10の要素に関する紹介自体は個々には目新しいものではないし、国際的なサプライチェーンの進展に関しても雑誌などで紹介されているものである。しかしそれらが意味する事を冒頭で書いた国家や権力のあり方が変容しているという観点から考えると改めてこの大きな本を読みながら色々な事を考えさせられる事がわかる。個人のもつ可能性が拡大する中で、その力が発揮される状況は実は現在の国家の社会政策などにより大きく促進され、それ自体を凌駕する可能性まで現実味を帯びてくる一方、抑止力となり国家的な安全装置が利かない力を持つ事にもなる。前者の象徴が著者のいう11・9(ベルリンの壁の崩壊)であり、後者が9・11(同時多発テロ)である。 これからの世界は、従来の国家パワーと健全な国際的価値連鎖を持った非国家パワーと非社会的な国際的ネットワークを持つ非国家パワーが複合していく社会構造になっていくのだと思う。その様な中で、著者が平坦化した国際社会での価値向上を図る上では個人レベルでの健全なイマジネーションが非常に重要との指摘は印象的。(tabopapa / 2006-04-06)
地球を小さく平らにしている(フラット化)大きなうねりを政治(ベルリンの壁崩壊に伴う東西世界分裂の終焉)、テクノロジー、ソフトウェア、アウトソーシング、インソーシング、物流網等の点から多面的に活き活きと描写している。例えば"The Only Sustainable Edge" (John Hagel、他著)で指摘されているoutsourcing/off-shoringは単なる低賃金の利用自体が優位性の源泉ではなく生産性や仕事のクオリティを追及した結果としての企業の行動現象であるといった面も、本書で明確に描かれている。 また、フラット化した世界での競争力の源泉は必然的に教育や異なるもの・新しいものに対する受容的な姿勢といったものであること。その一方で、こうした世界のフラット化と相克する、過激な(=新しい時代への適応不全を起こしている)宗教思想と、世界の進化を「侮辱・屈辱(humiliation)」という捉える一部の人々の精神構造や、フラット化の阻害要因となる膨大な数の世界の貧困層底上げに向けての市場原理とプライベート・セクターを積極的に活用して成功している例の描写は非常に興味深い。 「ゆとり教育」という名の下に、世界の流れに逆行して競争力低下を招く愚作を展開した日本の過去20年余り(?)の教育改革(改悪)や、英語教育のレベルの圧倒的な低さに伴う世界とcollaborateする能力や受容性の欠如を考えると、フラット化した世界での日本の将来は余り明るいものではないと思わざるを得ないが、一方で、こういう世界に職業人個人としてどうやって対処していくか、また自分の子供をどうやって教育してあげられるのか、と考える多くの材料を提供してくれる。 文句なしに今年になってこれまでに読んだ中で最高の本です。(tetsuya morikawa / 2005-10-09)
とにかく面白い。IT革命が世界をどのように変えつつあるかをグローバル企業を追跡調査し、20世紀には世界経済から隔離されていた中国、インド、それに旧ソ連の支配下にあった国々がいかに世界経済に組み入れられて行きつつあるかが、著者の平易な具体例から手に取るように分かる。 著者の視点はIT革命のもたらす世界経済の変容を下敷きに、一方で、1989年11月9日のベルリンの壁崩壊と2001年9月11日のアルカイダーによるテロ事件を対比しつつ、こんご世界がどう動いて行くか、どう動いていかなければならないかについて、大変含蓄に富んだ見方を提起している。 いまや、中国やインドが世界経済に組み込まれ、IT技術を駆使できるようになった結果、デジタル化できる情報はどこで処理するかは問題ではなくなり、グローバル企業であればあるほど、その事業展開は世界各地に分散され、IT技術を通して統合される。著者は足で歩いてその具体例を分かりやすく解説してくれる。 一方で、21世紀の世界はますます教育が大事になるが、アメリカの現状は恥ずかしい状況になりつつあると嘆き、早く手を打つよう訴えている。また、中国やインドの経済成長は国民に夢を与え、それがエネルギーになっているが、取り残された中近東のイスラム諸国のこれからについてどうしたらよいかについて最後に触れている。 盛りだくさんな内容なので、要約するのは難しいが、インターネットに代表されるIT化で、世界が狭くなった結果、世界経済の一体化が極端に進み、国家間あるいは地域間の政治的な対立を許さなくなりつつある。しかし、テロだけはこうした動きの「蚊帳の外」にあるので、なにがしかのテロ対策も著者は論及している。 (宇田川正昭 / 2005-07-30)
「国際化という観点から見た近代史」を先学期に大学で受講したせいもあって、フリードマンの新作がずっと気になっていたが、ここに来て漸く読むことが出来た。ジャーナリストとしての彼のさまざまな人との会話がこと細かく記録され、そこから彼なりの結論を導いていく文章展開はさすがジャーナリスト、真に明快で読みやすかった。もちろんフリードマンは経済学者でも政治学者でもないため、理論的な考察部分はさほど深いものとはおもえなかったが、彼が世界各地で見てきた事象は現在の国際化(国際化第三段階、と著者は呼んでいるが)を論じるうえで有用な例ばかりであった。国際化をもっと理論的に扱った本と本書を併読するのもいいかもしれない。 なおフリードマンはアメリカのジャーナリストであるから、その根本的な論調がアメリカよりになるのもしかたないし、最終章での彼の911に関する考察に関してはあまりに粗雑で一方的であるとは思ったが、その他の章においては世界の各地から例を引き、また丸々一章かけて「国際化第三段階」の発展を阻害する要素について論じるなど、著者も著作内においてなるべく(それが成功しているかはともかく)広い視野を持とうとしていることは読み取れたことは評価したい。(名前はまだない / 2006-01-15)
Friedman is a good storyteller, but no new insights. Very well written, but it is not that deep in understanding the changes the world is going through. Its knowledge about China and India, among other emerging nations, is rather limited. For a far more insightful book on a changing world and China, I recommend this book: China's Global Reach: Markets, Multinationals, and Globalization by a Chinese journalist George Zhibin Gu.(ResarcheronAsia-China / 2006-06-16)
「真っ平らになってしまった世界」。 この先の世界がどうなるか? この Friedman のような、 すばらしく全体を見抜ける人ですら、 ・IMAGINATION 勝負になる、 ・「よい」想像力が世界に醸し出されるように。。。 という、希望的観測めいた結論しか導き出せない世界なのだ。 こんな世界を生き抜くしかないのだ。。。 若い世代はできる限り早い段階で、 これが意味するところを はっきり知らないといけない。 そして覚悟しないといけない。 ( / 2005-05-29)
I bought this book once I had the opportunity to hear a speech of Friedman in the MIT, if you want to see it, is for free on iTunes. The book gives us an insightful opinion and research on the past and current trends of the IT industry, he explains us how it has been able to transform the way we think and live our daily lives. This book is a must for all of those students that are currently thinking what career to choose, as it tells us what jobs the world is going to need in the future. Great Reading (Leon / 2008-07-18)
Friedman is a charming story teller. His writing is attractive to a large audience. But reading it made me feel that his insights are rather limited. Also, his knowledge on the changing world, especially emerging nations is not penetrating. For a far better book on globalization, I recommend: China's global reach: markets, multinationals, and globalization by a Chinese journalist George Zhibin Gu, which offers sweeping views on China and global affairs.(researcher-Asia-watcher / 2006-06-28)
The World Is Flat: is an insightful book with a unique and interesting theory, which tries to explain a lot of the socio-economic, cultural and political trend in the world in a simple, anecdotal manner. Pleasurable to read and reminds me in some ways of Freakonomics, The Union Moujik, The Usurper and Other Stories. Most people will enjoy it too.(piustangi / 2005-05-23)
This book is about how people like Bill gates, google twins and some other guys made things convenient. There's nothing new or surprising about this book,but still,you can learn how business is done nowadays and how it is going to be.This book is OK but not outstanding.You'd better read "more than money" by Neil Cavuto(akaakaaka / 2005-05-03)
主に、インターネットによる情報伝達の壁がなくなることを書いた本だと思います。国際的分業や、発注処理システムに国境がなくなってきたことを実例を挙げて説明しながら、各国の情報化の現状について報告しています。最後のあたりで、個人の創造性が重要であると締めています。 ただ、インターネットによりビジネスがボーダーレスになっている事や、創造性が大事という事などはどこでも言われていることであるし、その実例が数珠繋ぎに大量に出てくるので、少しひつこい印象を受けました。まあ、著者の場合、自分でいろいろと直接に人に会ったりして実証している点がユニークで説得力があるところかと思います。(インプットランナー / 2005-07-24)
辞書を片手に読んだけれど、辛かった。 映画の話が多すぎる。 見た人は共感を呼ぶかもしれないが、知らない人には差別だ。 You've got mailとかDeath of Salesmanとか見たことのある人は面白いと思います。 そうじゃないと、突然メグライアンが出てきたりして、驚いてしまう。 日本人から見ると、内輪ネタが多すぎる。ついて行けない。 日本だけじゃなくアメリカも「平成」になったという目の付けどころは大変良い。 読んで損のない本だけれど、作者の論理展開もFlatで残念。 問題提起の本としては掛け値なしに良い本だ。 自分で考えたら「グリコ」 「最近のアメリカでは電話アシストなんて仕事はなくなって..」とか、知識のひけらかしにも使える。 (ise / 2006-03-05)
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平均点:4.5
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