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クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書) / レビュー総評点:-15
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ASIN:4022732547 / 売上順位:45527
朝日新聞出版(2009-01-13)西田 宗千佳 ¥ 777(中古:¥ 198)
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レビュー総評点:
-15
そのものずばりのタイトルですが、日本語の単行本としては一番
早い出版ではないでしょうか?(違っていたらすみません) 業界人やIT専門家、オタク以外の素人向けに、大変わかりやすく 書かれた、今「デジタルネットの世界で起こっている技術潮流」を 啓蒙した良い入門書です。専門技術知識をできるだけ排し、身近な ガジェット(PC、携帯電話、ゲーム機器など)のユースケースを とりまぜながら、代表的な企業動向(マイクロソフト、グーグル、 アマゾン、その他)を幅広く取り込んで、うまくパッケージして 描いています。 「クラウド・コンピューティング」へいたる予備知識が全体の3分の2程度 描かれた後、クラウド・コンピューティング自体の解説は、キモだけを さらっと、1、2ページでコンパクトに。 来るべき世界の情報も取り込みながら、結果としての「ユビキタス・ コンピューティング」の世界も展望しているところは、よくできていると 思います。 ネットの「あちら側」に依存することのメリット、デメリットも具体的 なユースケースを解説することで、一般読者にわかりやすく、イメージ しやすくする配慮がなされています。 ITの最先端シーンを、新書という制約の中で、最新情報も盛り込み ながら、教養書という意味で、ここまでこなれて解説しているという点では、 お薦めの一冊といえます。 ただ、一企業に偏らず公平な立場、公平な情報の観点で書かれているとは 思いますが、ほとんど、マイクロソフト、グーグル、その他 のテクノロジーで解説しているところがちょっと気がかりではあります。 (Javaが普及した背景や、ネットワークコンピューティングとか のお話には触れられていません)(佐倉ごるふ / 2009-01-13) 本書は、最近、よく見聞きするクラウドコンピューティングとは一体何なのか。そして、それが世の中に何をもたらし、また、どのような問題を抱えているるのかを時流に沿ってまとめている。 第3章まではクラウドにかかわるニュースを軸にクラウドへの流れを紹介している導入部分。「Google Document」をはじめサービス化するソフトウエアの具体例を挙げながら紹介しており、筆者のいう“クラウド的世界”が身近に感じられるようになる。 (21世紀のケインジアン / 2009-02-26)
「クラウドコンピューティング」という言葉が気になってウエブで調べたが、
よく理解できずにいたときにこの本に出会った。コンピュータがお手ごろ値段に なってから二年に一度くらい買い換えていたのにこの3〜4年は買い換えなくて も、ソフトを入れかえなくても、あまり不便に感じていないのはどうしてだろう という疑問があったのだ。 第一章 ソフトがネットへ溶けていく 第三章 すべてがネット(雲)の向こうに はITに詳しくない私でも理解しやすかった。自分の目的意識さえはっきりしていれば、 どこにいても自分の意思が伝えられ、どこにいても情報が受け取れる時代が来ていて 不便を感じない。「社会」「文化」がどう変化していくのか、興味深い。 いつかはテレビとかコンピュータの境界線もなくなって、すべて情報を発信し、受けたり する「箱」が、私たちのミクロ、マクロの世界にまで繋げてくれるような気がした。 …となると新しいモラルも出現するのだろうか。 (なるほど / 2009-02-13)
こちらの世界はまったくの素人ですが、
仕事上勉強しておかなくてはと手に取りました。 新書ということだけあって、入門書としてはイメージしやすい内容でした。 クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった もその後に読みましたが、順番として概要〜具体例という感じで、 うまくつながって良かったです。 キャズムを超えて一般ユーザーレベルにまで、 浸透するのがいつになるのかはわかりませんが、 いずれ来たる時に向けて読んでおいて損はないかと思います。 (UKUF / 2009-03-05)
画期的に新しいことが書いてあるわけではなくて、ITを多少知っている人であれば、すでに知っている、あるいはどこかで読んだようなことがほとんどかもしれない。ただ、まとめ方が非常にうまいので、詳しい人でもためになると思う。
「パソコンに詳しい方からみると『周知の事実』と思えそうな話題も、あえてかみ砕いて解説している。だが、それらの情報を『点』として知っている人々でも、どのような流れでそのような経緯に至ったのかは理解していない場合がある」(本書より)。 まさにこのとおり。知識が断片的だった部分の隙間が埋まった感じがした。(モッケン / 2009-02-13)
クラウドコンピュータは、ネットワークの一種で、提案時点では実体は不明でした。
WEB2.0も、掛け声だけで、提案時点では実体は不明でした。 Googleが、大量のコンピュータと、便利なソフトウェアをそろえて、 大量のサービスを提供しはじめたので、実体がはっきりしてきました。 ネットワークと、ソフトウェアと、サービスを一体で提供する。 その3つの質が揃ったときに、現実のものになりました。 データの互換性、任意の文字の利用には、文字フォントの権利という未解決の問題があります。今昔文字鏡をWEB2.0で採用するサービスがでたときに、日本でのWEB2.0Jが始まるかもしれません。 (kaizen / 2009-09-17)
NHKでクラウドを特集した番組をみて、「クラウド」という言葉を意識しました。
その後、仕事であった会計士の方が、グーグルも「クラウド」ですよ!と今にして思えば当然すぎる解説をしてくれたのを聞いて、「お!そうか」とうなづいたりしてました。 この本はかなり早い時期に出ています。ここ半年の展開を経て今の時点で読んでみても古いなということはなく、一太郎のこともクラウド関連で説明されてましたし、Gmailのことも最初の頃のエピソードも含めて書かれているし、新鮮な感覚で知識を得ながらクラウドとはどんなものかがわかる構成となっています。構成も巧みですが、文章自体よみやすく入門書としては最高のものだと思います。 (be3osaka / 2009-08-15)
クラウドというのは、雲のことだそうです。
実際はもっと以前から始まっていた流れを 方向づけようとしている優れたコピーです。 本書は、クラウドの良い点と今後の課題を 両方書いておりとてもよい導入書だと思いました。(あにも / 2009-07-21)
この本は、コンピューターの知識が無くても読みやすく、最新のコンピューターを取り巻く環境の変化を理解できるようになっていて、教養的な入門書としてお奨めです。特に、最近の携帯の進化と発展が引き起こした、単なる電話機ではないコンピューター端末としての役割には革命的な変化が起こっていることを理解できます。
しかし、一点だけ非常に気になりましたのは、グーグルの提供し広めようとしている構想と機能を、その光の面でしか紹介していない点です。大容量でかつパソコン内部での処理と変わらない使い勝手のよさで、メール機能(GMAIL)を推奨していますが、非常に疑問を感じました。 クラウド化と言う名の下で、個人のデータのすべてを、必ずしも信頼できない一企業にすべて預けてしまう危険を感じないではいられません。ブログ、メール、画像情報など個人の大切な情報を悪用される危険は著者も少しは指摘していますが、決して小さなRISKではないと思います。 グーグルは中国市場へ進出するに当って中国政府の要求を受け入れて検索機能に制限を施しました。金もうけのためなら何でもする会社に自分の個人情報を渡すのは危険でしょう。クラウド化と言うコンピューターテクノロジーの動向を否定するつもりは有りませんが、無条件に信頼して、データを預ける危険は決して小さくないと思います。クラウドとして提供される様々な機能が、まるで空から降ってくる慈雨のように無償で有りがたく利用できるとは、裏を返せば、大切なデータだけでなく、知的な活動の核の部分を、その得体の知れない雲の中に握られてしまうことでも有ります。それがいつ有償化されても文句は言えませんし、処理機能にどんな仕掛けが行われても全く防ぎようもありません。 非常に良く出来た啓蒙書だと思いますので、そうした影の部分にもっと焦点をあてて記述してもらいたかったと思います。(琵琶湖のなまず / 2009-05-30)
クラウドコンピューティングの全体像を捉えた内容としては、いち早く刊行され、また新書で出されたということもあり、多くの人が読める本としては高く評価できる。ウェブ2.0の先にくるものというサブタイトルに書いているように、コンシューマー目線で書かかれているため、企業の活用方法等のビジネスの視点については物足りなさを感じる。クラウドコンピューティングを理解するのであれば、第4章の「クラウド・コンピューティングという「現象」」と第5章の「クラウドの課題と未来」から読むと良い。(tcue / 2009-03-14)
この本を読むことで,2008年までに起きたIT関連の出来事,そして今後のITに関する方向性というものが見えてくる。私自身,IT関連の書籍はだいぶ読んだと自負していたが,この本に書かれている内容で知らないものもいくつかあった。具体的には,
1.デジタル・フォトフレームのソニー「VGF-CP1」,「チャンビー(Chumby)」についての記載。 2.Gメールにキーボード・ショートカットがあるという記載。 3.デジカメが「無線LAN対応」になるEye-Fiカードについての記載。 4.ネットブックは,「能力は5年前のパソコンと同等」という記載。 5.「ウィンドウズ7は,クロック周波数1ギガヘルツ,メモリー1ギガバイト」のパソコンでも快適に動作するという記載。 などである。特に3のEye-Fiカードについては,是非購入して試してみたいと考えている。また,今話題のネットブックも5年前のパソコンと同等と考えれば,いくら価格が安くても購入する意欲は薄れる。実際私が使っているノートパソコンが5年前に購入したものだし。また,そのノートパソコンでWindows XPが快適に動いているので,Vistaの次のウィンドウズ7まで待てば,まだまだ現役マシンとして使えるのかなと考えたりする。これからはパソコンの性能というのはそこまで必要ではなくなり,どんどん向こう側(クラウド)へ情報やデータは移行されていく。そう考えれば,早急にノートパソコンを買い換える必要性はなおさら感じない。これは,まさにクラウド・コンピューティングの恩恵とも言える。 時代は大きく変化しようとしている。その動向を見誤れば,当然意味のない無駄が生じる。本書はそのような意味で今後の時代の流れの一端を認識するには良書であると言える。ただ,内容が具体的であるが,「集合知」のようなもの,例えばウィキペディアについての記載などはなく,クラウド・コンピューティングの概念を論じるような本ではなかった。(長谷川 純一 / 2009-02-19)
「クラウド・コンピューティング」web2.0の次のキーワードとして最近よく耳にする言葉です。グーグルの会長が口にして以来、次世代のIT業界のキーワードとして使われています。よくこの言葉を冠したセミナーが秋葉原近辺に限らず開催されています。
10年ぐらい前に言われていたネットワーク・コンピューティングと同じ話のような気がします。いわゆる、ASP、アプリーケーション・サービス・プロバイダの話ですよね。 web以前にも社内ネットワーク上のクライアント・サーバー環境で同様の話がありました。いわゆる100ドルパソコンの話です。クライアントにはハードディスクも高性能のCPUも要らないと言う訳です。この後インターネット環境が進展して、Jabaが進化して、紆余曲折があって、現在に至って、改めてという話ですね。新しい皮袋に古いワインがはいっているような、古い皮袋に新しいワインが入っているような・・・・ IT業界では、夢のような次世代、未来の話がよくあります。後で振り返ると昔の未来、つまり現在はいつも違った形になっています。この手の話で投資家の期待が集まり、お金が集まっていたのが、いわゆるITバブルですね。どちらにしても、21世紀になっても夢のような未来が語れるというのはいいですね。夢のような未来の話は20世紀で終わりかと思っていました。(JBHHLW / 2009-07-18) 「クラウド」とは何だろうと思い、本書を手にとりました。 一部はすでに利用しているサービスでもあり なるほど、と思う部分も多くありました。 こういう考えで作られているシステムを 「クラウド」と呼ぶのだな、と、、、。 この本でも触れられている通り 「クラウド」という言葉は 当たり前すぎて忘れられていくのでしょう。 「OS」「GUI」という言葉が 日常ではほとんど使われなくなったように、、、。 時代を少し先取りして パソコンの世界を俯瞰してみたい方には、お勧めと思われます。(まーい / 2009-07-03)
僕自身、Gmailやらgoogleドキュメント、カレンダー、他ではFlickrなど、
実際にクラウドの端っこぐらいを利用させてもらっているので、 クラウドがいかに便利かということはよく分かる。 そんな僕のような人間がなんとなく「便利だよなあ」と思っていたことに、 時代的・論理的な裏付けをしてくれるような本。 どういうプロセスを経てこういう状態になっているのか、 あるいは他にどんな便利なサービスがあるのか、などを教えてくれる。 ただ、「じゃあ実際にクラウドの時代が来るのか」と言うと、 そこは個人的にも疑問であるし、この本でもクラウドの課題は書かれている。 まさに、「キャズム」を越えられるかどうか、である。 「ふむふむ、クラウドってこういうものなんだな」と理解するところまでは、 十分な一冊だと思う。(1979年の冬 / 2009-06-08)
クラウドコンピューティングについて、ふつうの人が知っておくべきことが、過不足なくまとまっています。
一部に誤解している人がいるようですが、ウィキピディアやリナックスなど、たくさんの人が関わることでソフトやサービスの質を高めていく手法はcrowd sourcing、本書の対象はソフトやサービスをネット上(雲)に持って行くコンピューティングのあり方で、cloud computingです。同じ「クラウド」でも全然違いますので、お間違いなく(といっても、結果的に重なる部分はあるのですが)。(アマゾン太郎 / 2009-06-02) レビュー数 30 [残りも全部見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.0 |
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