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No.1-1 ▼
勝間さん、努力で幸せになれますか / レビュー総評点:-1272
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ASIN:4023304824 / 売上順位:2645
朝日新聞出版(2010-01-08)勝間 和代 ¥ 1,050(中古:¥ 399)
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不毛な論争!どっちもどっち
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そもそも、この二人のターゲットにしている読者層が全然違っているので、
議論が成立していない。 香山が言うような、努力をしたくても自己投資をするような資金がなかったり、 精神疾患で努力どころでないような人を、勝間は本音の部分では読者層として はなから対象にしていないのである。 しかし、香山が言うように、勝間和代は努力が万能であるかのように あまりに努力の効能を強調しすぎており、勝間がすすめるノウハウは決して 万人にとって有効なものではない。 一体勝間が説くような努力の果てにいったい何があるというのか。 年収が10倍もアップするなんて言うことが現実にそうそうあるわけが がないわけだし、勝間は努力をしても叶わない現実もあるということを正直に 言うべきだろう。 本が売れさえすればよいというその姿勢は、金の亡者としか言いようがない。 一方、香山も医者になるほどの人で、本を何冊も出版するよう人なら、 本当は人一倍努力してきているはずであり、自分が反勝間的の代表であるか のような主張もどうなのか。 香山の質問である、努力で幸せになれるかの回答は簡単である。 努力して幸せになれることもあればなれないこともある。 従って、不毛な論争にしかならないのは当然。 実際、だらだらとわけのわからない議論(井戸端会議)を最後までやって いるなという読後感しか残らない。 (アマゾンライダー / 2010-01-14)
話題性はありますが、「AERA」誌上で特集を組むだけで十分かと。
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正直、彼女たちの著作はきちんと読んだ事がない。初めて読了した本が対談本とはいかにもイレギュラーだとは思うが、香山さんとは同年齢、勝間さんとは大学が同じ、今や何かと超多忙なふたりのディベートがいかなるものか気になり購入してみた。
乱暴な括りをすれば、スキルアップ、効率的な時間配分、合理主義、自己啓発の先にある知力、経済力、洗練さこそが現代に生きる女性としての成功・幸せと説く勝間と、その弊害を提示し、そんな身を粉にする努力で世俗的な成功など望まなくても、身の丈ほどの生活と日常の中にこそ幸せはあると主張する香山。確かに対立軸は明確だが、肝心の論戦は一向に活性化されない。 香山が噛みつき、勝間がかわす。勝間は小賢く計算高いから、香山の挑発には乗らず、香山的な価値観も決して否定はしない。とは言え、所詮、その価値観は水と油だから、結局最後まで議論は噛み合わない。それぞれのスタンス、思考が、手を変え品を変え語られるだけで、この程度の内容なら、何もここまで枚数を重ねずとも、それこそ「AERA」誌上で8ページほど費やせば十分と思えてしまう。 それにしても、香山さんは痛いな。カツマー的生き方を実践しようとし、疲弊感と喪失感を増幅させてしまった女性たちへの処方箋としてはその論法は間違っていないと思うし、同時代を生きて来た者としてその価値観にはシンパシーを感じる部分もあるのだが、今まで一番幸せに感じた瞬間が25年前にマクドナルドで5個入りチキンナゲットが1つ余分に入っていた事と平然と言ってのける感覚はいくら何でもおかしくないか。 モノの例えなのか、ホンネなのか、彼女の意思に拘わらず、医者として“世間的に”成功した身だからこそ言える言葉、平凡なOLが同様な事を言ったら、、、(苦笑)。 (hide-bon / 2010-01-16)
あらかじめ計算された凡戦。読者はそんなに甘くない。勝間・香山の明日はどっちだ?このあとすぐ!
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勝間・香山両氏の共通点は、時代の閉塞感や社会不安ムード(社会への不信感、組織での居心地の悪さ、男社会、諦観、孤独、拝金主義、結果主義等)を背景に、それぞれ立場と視点から、読者や出版部数を伸ばしてきた「物書き」であり、「タレント」であるということです。
しかし、私はと言えば、本書をめぐる両者と出版社、マスコミの昨年から動きには、既に辟易していました。結論から言ってしまうと、なぜ「このような」議論(「激論」らしい)を本にして出版するのか理解に苦しみます。出版社の方は買わせてしまえばそれでいいのかもしれませんが・・・。結局ある種の読者(観客)には、昨年の「内藤VS亀田」、「吉田VS石井」戦のような、ガチンコ対決を期待させておきながら、両者はかみあっていない・・・。 結局のところ、これはあらかじめ計算された凡戦(「猪木VSアリ」戦みたいな)ということです。彼女らは「ルール」にもとずいて、それぞれの役割(単純化、商品化されたイメージ)を演じているだけなので、リング下で戦況を見つめている「勝間・香山ワッチャー」(私のようにどうでもいい人)としては、国会答弁の失言のようなありがちなハプニングもなくて、あんまり面白くなかったですね。 両者ともに「時代を代表する論客」としての強いプライドがありますし、彼女らをメシネタにしている「業界」の都合もあるので、相手の息の根をとめるわけにはいかないのはわかりますが、これではつまらない。悪役を受け入れた香山氏のファイトも単調で、勝間氏を「いけすかないやつ」と感じている人々の溜飲を下げる結果にもなっていません。 そういえば、この「見世物」は、正月にたけしのTV番組でもやっていましたが、お互いに話している様が、醜悪で(外見がじゃなくて・・・?)私には、正視しがたかったです。 そもそも「幸福」、「努力」といったテーマ自体が重すぎます。特に「幸福」とは、人それぞれの人生観や価値観に直結する問題で、簡単に何かに還元(年収とか)して評価できるものではないと思います。 人によって、「幸福」は具体的なゴールかもしれないし、日常生活の中で、瞬間的に感じる境地のひとつかもしれません。そのありようは実に人さまざまでしょう。また正しい「努力」が必ずしも「幸福」(=目標達成)を絶対的に保証するものではないことは経験則からも、首肯できるはずです。 だから一部の人間(特に庶民とも大衆ともつかぬ、どちらかと言えば「勝ち組」や「権威すじ」の人)が安易に「トーク・バトル」での論駁のネタにすべきものではないと思うのですが・・・。 両氏の話が「白熱」するにつれ、どうも一般の感覚とは「浮いてしまう」感じがして、テーマ設定自体の浅薄さと同時に、とても寒々しい気持ちになります。いっそ、どこのコンビニのワッフルが一番おいしいか、という話で散会にしてもらった方が丸く収まって、お互いにこの後の仕事がやりやすかったのでは? 皮肉まじりに言えば、本書は、不況下での出版部数をさらに上げるために、「排除すべき、新たなる敵」(挑戦者)を設定せざる得なくなった勝間・香山と出版社、それに群がるマスコミの思惑が見事に一致した共同プロジェクトのような(バラエティ番組的)モデルケース的な作品です。 本音から言えば「内容」なんかより、要するに話題(エンタメ)になって、売れればいいんでしょ。読者なんてそれほど期待していないし、「しがみ」ついてもいませんよ、あなたたちには。 どうせ、皆「お笑い」なんだから、レンホウ議員や爆笑問題にも是非「参戦」してもらいたいですね。 ちなみに「勝間本」は、お笑い芸人を目指す女性には、最高のテクストだと思うのですが。最近私は、勝間さんが何を書いても吹き出してしまいます。これって何か新しい現代病か、ナントカ・シンドロームですかね、香山先生? ・・・それにしても、この表紙の横顔写真、何かヤダなあ・・・見ただけでストレスを感じるのは私だけではないでしょう。この人たちの部下にだけはなりたくないねえ。 ※評価は中身に☆1つ、「大物二人」のマッチメイクに☆1つです。(メイちゃんの棺 / 2010-01-09)
失礼を押して言い換えれば、できることを売りにしている女性と、できないことを売りにしている女性の対談。どちらも「売り」であって、リアルではないというリテラシーはいるんだろうけど。
どっちかに肩入れしているわけではないが、理詰めの理想論に対して、感覚に基づく体験論では、なかなか対等な議論になるわけがない。というか議論というレベルには至っていない。ぐだぐだである。 利他性を教育で陶冶しうるか。その際の行為の動機となるものはなにか。このあたりは、香山氏は勝間氏によく切り込んでいると思われた。香山氏は機会の均等だけで利他性を育てうるのか、超越的な概念を基底におかずに倫理は成り立つものなのか、しつこいぐらいに投げかける。勝間氏の功利主義的な価値観がよく引き出されており、利他性の動機を他者からの評価に置き、習慣形成を目指すことが語られているが、味気ない。全体を通じてなんとなく殺伐とした気分になった。 「『ありがとう』と感謝される」という努力目標には、是非とも当たり前のことではあるが「『ありがとう』と感謝する」ことをセットにしてもらいたい。感謝されるときにも幸せを感じるが、幸せな時には感謝をしたくなるように思うから。(香桑 / 2010-02-18)
勝間さん、教員の評価に言及して、「先生が利他的な行動をとるほど、また利他的な行動はよいことだと生徒に教えるほど、人事考課で教頭になりやすくしたり、早く給料が上がったりする報酬の体系を作るべし」という主旨のことを述べておられる。頓珍漢もいいとこだ。私は教員だが、教員という生き物の多くにとって、生徒への教育上の行為に対する報酬は目の前の生徒の成長や笑顔なのだ。きれいごとではなく本当だ。でなければ、やってられない。(教員全体がもっと身体が休めるような待遇改善なら、してほしいけど)
何でもかんでも、金銭勘定、経済原理で片付けようとする勝間さんの姿勢が、隅から隅まで貫かれていて、見事なまでだった。「経済力があると、こーーんな素敵な、こーーんな便利なものが買えますよ。あなたもいかが?」と、あそこまで言い切ってしまう信念には恐れ入る。ちょっと吐き気がする。 人生に疲れ病んだ多くの患者さんたちを診てきた香山さんは、「頑張らなくていいんだよ」というメッセージを出したい、対談相手にもそこを認めさせたいのだが、勝間さんは難攻不落。ただ、香山さんが、あまりにも自分のことをダメ人間のように言うのは、上から目線を退けているのだろうが、読む側からすると説得力を弱めるのが残念。(ねむねむ星人 / 2010-02-14)
勝間さんの「自己啓発」に対する姿勢はすばらしいと思うが、勝間さんはその個人的信条により単純に組織や社会を論じてしまう傾向が強い。
「断る力」は、簡単に言ってしまえば「会社(組織)の仕事を断り自己啓発に力を注ごう」であり、そこには組織に必要なチームワーク的視点がかけている。 「会社に人生を預けるな」は「競争を阻害している終身雇用を止めよう」という主張だが、社会的弱者に対する思いやり(セーフティーネット)がほとんど感じられない。 香山さんはただ「努力しないでも幸せになれるのでは」と繰り返すだけで、勝間さんの主張の欠点に迫っていないため非常に平凡な対談となっているように思う。 (スピニングトウホールド / 2010-01-18)
名字の初めの一字がその象徴ともなっている「勝」間は、メディアに「スーパーウーマン」として持ち上げられ、本人も恐らく気持ちよくその神輿に乗ってしまった。だが「お金で買えないものはない」と言う堀江貴文と同系とは判断されたくないようで、ノブリス・オブリージェを弁明のようにアッピールしている印象があった。
「努力」「頑張る」「教育」が経済的な成功をもたらしそれが幸せの結末だ、とは言い切らず、幸せへの過程だと言い、過程そのものが「幸せ」なのだと勝間は言う。 香山は勝間の後付け的な自己正当化の弱点を見つけて、その点を執拗に突くがやや感情的になってしまっている。 二人の対決が二律背反的なのでこの対談は「面白い、もっとやれ」と傍観者としては感じたが、読み終えて何か違和感が残る。その違和感とは、二人が屹立している観点が、いわば山道の上り下りの相対的な標高差を議論しているに過ぎないところに根ざしている。それを象徴しているのが勝間の言うピエール・エルメの一個300円のマカロンと香山のコンビニで買う一個150円のワッフルの幸せ論議(第二章)だった。 山を300メートル上ったか、150メートル下ったか、という相対的な幸せの見極め方は、何かが違う、という気がしてならない。その上ったり下ったりしている「山」自体が何でできているのか、その「山」の内側に秘められている本質は何なのか。それに気づく、あるいはそれを知ろうとすることの方が私には大事なことのように思えた。(アマデウス / 2010-02-13)
対談としてお2人のシナジーが生まれてないと言うか
目の前の相手にメールし合ってるように空気感が薄っぺらだ。 決別でも共感でもいいから せめて 仕事請けるなら、せめて現場を成立させるべき。 k間さんの露出が増えるにつれ怪しくなってきたのは そもそも見出し先行で裏付けに他著を切貼リしてただけかってこと。 続かなかったコンサル業で身につけた戦略とは、それ? どんな戦略もセールスも最終的に答えを出すのは現場だ。 現場を忘れたキレイごとのつぶやきなど 土ぼこりの辺境で答えを出した定年オジサンに及ばないデス。 辺境で答えを出した定年オジサンとは? タイ山岳民族の畑でイチゴを実らせた赤木さん。 国軍が取締っても貧困からケシ栽培をやめなかった彼らなのに イチゴ転作した農民は年収10倍になり、村に笑顔が戻った。 夢のような生活だと、今では老女が微笑んでいる。 一方でK間さんがしたこととは? 戦略的に論理的に自己を開発すれば年収は10倍だと夢の種を見せた。 ただ、赤木さんのイチゴと違い、K間さんのは実らず枯れる「F1」種だった。 実らないので、小作は疲弊するが種は100倍売れる。 メディアも加担し貧困ビジネスになってる。 もうk間女史がもたないと見たA新聞が仕掛けただろう本作だが 香山リカ氏との火花散る「激論」は起きなかった。 コンプレックスをネタに食ってる以外、両者に共通点はなく絡めないのだ。 持論の披露を繰返し、噛み合わない禅問答のように終ってしまう。 浪人中の片山さつき女史となら、微妙に近い分だけバトルになった気がする。 いったい、k間女史を消費したのは誰だったろう。 彼女自身が自己消費をする様を見せられ終ってしまうのか。 J・バウアーに後味悪く「残念だ」と言ってほしい。 (赤木さんの年収10倍イチゴ 実話です。)(豆乳ラヂオ / 2010-01-19)
最近の勝間さんは、かつての細木数子を彷彿させます。
マスコミからもてはやされる一方、世間からは批判され、 元来の強気な自我をますます肥大させたあげく、モンスター化する。 やがて世間から飽きられ、数字が取れなくなると、彼女もマスコミから あっさり使い捨てされるのでしょう。 本書は、そんなマスコミが二人の著者のネームバリューだけで 売れるだろう、、といかにも安易に企画した本のように思います。 論争は全くかみあっていないし、編集側も議論を寄り添わせようという 努力をした形跡すらなく、これなら二人の著書を別々に読んだ方が よほど良かったです。 予想通り、最低な本でした。(Jasper / 2010-01-17)
お二方は本の印税でがっぽり稼いでいる自己啓発界のトップツーです。この本の内容なら、対談をネットに無料でアップしたらどうでしょうか。二人とも、まだまだお金がいるのでしょうか?(ホンマスくん / 2010-01-16)
香山氏は臨床医としての体験をもとに勝間氏の主張に反論を打つ。勝間氏は、あたかも議論ヲタクのごとく(他人が作ったデータをもとに)自分の主張を繰り返す。この様相は、まさに成功者による異種格闘技戦である。噛み合わなさ加減は、世紀の凡戦とよばれた猪木・アリ戦のようだ。猪木・アリ戦は、いまとなっては色々な意味で真剣勝負であったといえるが、香山・勝間両氏の対談は相手の痛いところは攻撃しないというルールでもあるようだ。
(コンタナトス / 2010-02-20)
●激論(?):350分ですか。内容は、誰かが速記をすればよいので、これにて
一冊の本が出来上がるのであれば、勝間さんにとっては、楽勝ですね。 (1000円の価値がある本ですか?) ●帯封の写真、カバーの表と裏にありますが、美しくなっていく勝間さんを 見せたいと言うのであれば、遠慮なく、かつ、アップした写真としてください。 大きく目を開けて、見させていただきます。 ●勝間さんと、香山さんとの最大の違いは、人間の標準モデル(1日8時間、月曜 から金曜まで働いて、さらにそれにプラスして自分を向上させる努力ができる人) にあるようですが、論議が纏まらないようですね。 当然、個人個人によって考え方が違いますので、一致することはないでしょう。 ●勝間さんの考え方は、最近、お金に対して貪欲(どんよく)です。 また、自分が一番“ エライ ”と思われている感じがします。 『香山さんは、精神科医ですから、一度、香山さんの精神鑑定を受けてみられることを お薦めする次第です。』 以外と良い結果が出るかも知れませんよ!! ●本の評価:勝間 ★1ケ+香山★ 1ケ=計★★2ケ (よろずのふくちゃん / 2010-01-13)
啄木より二首
非凡なる人のごとくふるまえる 後のさびしさは 何にかたぐへむ うぬ惚るる友に 相槌うちてゐぬ 施しをするごとき心に ピラニア君もまねる力で一首 たわむれに勝間を読みて そのあまり軽きに泣きて 3頁進まず(ピラニア君 / 2010-01-18)
香山さん、精神科医ですよね。カウンセリングは得意ではない?
パワーのみのおばさん相手に同レベルで戦ってどうしますの? という印象。(nobu2002 / 2010-01-14)
本書は一見生き方の論争に見えるが、結局は両者の金銭欲、権力欲、名誉欲の
強弱の差異がそのまま現れているように思えた。 それにしても、最近の勝間さんは権力志向がさらに強くなったように思う。 菅副総理にデフレ対策のプレゼンテーションを行った話ばかりしているが、 福島瑞穂の後釜でも狙っているのだろうか・・・・・・ (遠雷 / 2010-01-12) レビュー数 63 [残りも全部見る][amazonでレビューを書く] 平均点:2.5 |
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