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No.1-1 ▼
統計でウソをつく法 (ブルーバックス) / レビュー総評点:203
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ASIN:4061177206 / 売上順位:17763
講談社(1968-07-24)ダレル・ハフ/翻訳:高木 秀玄 ¥ 924(中古:¥ 425)
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レビュー総評点:
203
すごく重版されています.
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つまり昔から読まれていてこのような本があまりなかったことだと思います.
現在は恵まれていることに,漫画で統計学を説明している本や 統計学の歴史をたどるような本が出ています. この本の使命である統計学と呼べないようなものの排除はそれらの 本の方が新しいだけに簡潔でわかりやすいかもしれません. 最後の章に述べてある,統計にだまされないための方策が 当然と理解できる人にはこの本は既に古いと思われます. 但し,各章の例示はとてもわかりやすいので, 統計にアレルギーが起きた人には良いかもしれません.(親カッパ / 2007-08-30)
著者は社会心理学・統計学を専門としており、本書は「統計学の概念への」入門書・啓発書として、1968年以来スタンダードの地位を保っているものである。
多くの人に強く推薦する訳には、いくつか強調しておきたい美点があるからだ。というのはまず、「数式を使わない」というサブタイトルが本当であること (x=yというような式は、分数を小数にする際に2・3個所で使うのみ)。さらに「数式を使わない」ために、類書に見られるような、理解不能なむつかしい文章になってはいないことである。むつかしさとは無縁で、むしろ、軽妙洒脱な文章とレトロチックなイラストで満ち溢れ、キーポイントが楽しく理解できる。特に10章は日常生活レベルでは、ハンドブック代わりにもなるほどで良い。 「サイエンス」専門シリーズである「ブルーバックス」に収められているからといって、理系アレルギーを持つ方も、ビビることはこれっぽっちもない。著者の意図からすれば、ビビりがちな人にこそ手にしてもらいたいのではなかろうか。 ともかく、「統計データ」への信頼と依存が、過去にも増して重要性を帯びている昨今、リテラシーをはぐくむ良書である。 ちなみに、悪用はダメよ。(林縦勝 / 2006-01-20)
日常生活において、世論調査、アンケートなど統計を目にする機会は多い。
テレビ、新聞などで、統計数字を目にしない日はないといっても過言ではない。 しかし、その統計がウソだったとしたら。。。 統計学の専門家である著者が、いろいろなおかしな社会調査・統計を例にしながら、なぜその統計はウソなのか、ウソをつくために主にどういった方法が使われているのか、そしてウソを見破るためにはどうすればいいか、をわかりやすく紹介しているのが本書である。 内容自体は統計学の入門書であるのだが、扱っている対象が「統計のウソ」という具体的で、かつ興味深いものであり、また数式などは一切使われていないため、誰でも簡単に読み進められるであろう。 ただ、初版が出版されたのが1968年と言うこともあり、紹介されている数字がいまいちピンときにくい。時代背景が違うため、統計数字に関して著者と考えが一致せず、わかりにくい文章がいくつかあったのが気になる。 また、統計学を少しでも学んだことがある人なら、知っていることも多いと思われる。副題にもあるとおり、あくまで入門書であり、高度な技法は紹介されていない。逆に、それがために誰にでも読める内容になっている。(the_world / 2005-08-13)
統計といえば、解析やデータの抽出などの役に立ち、心理学を初め、諸科学において必須にして基礎となる重要な道具である。
だがしかし、科学のあるところ疑似科学あり。 統計は、ちょちょいと小細工を弄すれば、厳密にはウソではないものの、実質ウソ、というデータをつくる最上の道具にもなる。 近年でいえば「増加する少年犯罪」のグラフなど、警視庁白書から本書の方法を使うことで出来上がる典型的な統計的ウソの好例である。 本書は、その手の統計的まやかしの手法を、これでもかこれでもかと紹介していく古典的名著である。 原著発売から、既に半世紀近く経つが、古い社会観の項はあれど、質的には通用するレベルであり、全体として解説がわかりやすくてよい。おすすめの一冊。(ワカシム / 2007-06-17)
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データを批判的に捉えるうえで基礎的な知識を付けることができる本。統計の知識がなくても十分理解できる。 内容は、第三変数の問題、サンプリングの偏り、%や絶対数、など。具体例がひたすら書いてあるのでイメージが湧きやすい。
ただし、この本で終わってしまったらダメ。この本を読んだ方は統計学の入門書(『はじめての統計学』など定評のある教科書、あるいはクリティカルシンキングの本でも良いかもしれない)にステップアップしたほうが理解が深まる。( / )
この本は数式をほとんど使わないで、身の回りの統計を利用したウソを紹介している。統計を知らないと騙される事があるから、「気をつけなさい」と注意を促すような本だ。統計初心者が読むには最適な本だと思う。
しかし、以下のような問題点もあったと思う。 ①日本語訳に問題があり理解できない記述が多少ある。 ②事例として紹介されている事のほとんどが1900年代前半のアメリカで起こった事である。そのため時代背景がつかめない。 ただし、これらの問題点があっても一読の価値がある本だと思う。(toto丸 / 2005-02-01)
ユニークなタイトルの本書は、裏から見た統計入門であり、統計に騙されないための実践的手引書である。叙述はユーモアに溢れ、思わずニヤリとさせられる。予備知識なしで気楽に読める。本書を読むと、新聞や雑誌に掲載されている統計の多くがいかにいい加減なものかが分かる。半世紀前に出版されたロングセラーだが、実用性は今日でも変わらない。それは裏を返せば世間での統計の使われ方がちっとも進歩していないということでもあるのだが。翻訳がやや硬いのが玉にキズ。(world3 / 2005-01-12)
統計の分野でよく推薦されている本ですし、確かに内容は面白く
統計を用いた表現にだまされないために役に立ちますが、 翻訳がまるでなってません。中学生でもわかる誤訳があるし、 日本語の体をなしていない文章がある。 英語が少しできる方なら原書を読んだほうがいいと思います。 それにしてもブルーバックスの翻訳本はなんでこういいかげんな翻訳が多いんでしょうね。編集部がチェックしないのかなあ。( / )
統計は現代社会のあらゆる方面で使用されているが、世の中にあふれている「統計データ」がいかにいい加減なものであるかを本書はズバリと解き明かしている。
『1924年度のエール大学卒業生の年間平均所得は、2万5111ドルである』 本書にいい加減な数字の実例として、示された数字である。ここで問題となるのは、1924年という古いデータであることではなく、「2万5111ドル」が「びっくりするほどくわしい数字」であることだと述べられている点である。この数字の算出方法は、実は卒業後25年経過した卒業生のうち住所の判明している者だけに調査を実施して、自己申告により自発的に回答した者だけの所得の平均を取ったものだった。 この数字の信憑性については、議論を待たない。明らかにサンプルに偏りがある、申告の数字にはウソの可能性がある、等々。このようなデータから得られた結果からは、何も分からないというのが結論である。 このように本書は古いデータではあるが、統計というものの本質を鋭くえぐりだしている。全て実例に基づいて、それぞれの問題点を挙げており、数式などに関する特別な知識なしに読み解くことができる。世の中にあふれる「ウソのデータ」に惑わされないために、是非、一読をお勧めする。(ことち / 2006-06-10)
例えば、テレビ番組等で恐ろしいほど日本の治安は悪化したように伝えられている。しかし、その統計の採り方に大きな変化があったことには一言も触れられることはない。(詳しくは河合幹雄著安全神話崩壊のパラドックス等を読んで下さい。)
ある程度数学の知識があれば重要犯罪の推移のグラフなどを見ればある年を境にその数が変わっていることに疑問を感じるはずだ。しかし、ここ数年で重要犯罪が倍増したと信じている人の方が多い様に思う。 このように統計の取り方をちょっといじられただけで認識を誤らされる人が特別な意図をを持って操作された統計を示された場合正しい判断が下せるだろうか。私は疑わしいと思う。 この本を読んで統計が信頼できる前提がそろっているかどうかを見極める知識をすべての人に持ってほしいと思う。(yamppv / 2004-12-24)
統計に関して関心のあるものは(あるいは無いものも)一度くらい本書の名前を耳にしたことがあるだろう。本書はしがきにも有るとおり、「だまされないためにだます方法を知ることのすすめ」の本なのだ。取り上げている事例がかなり古く、かつ表現的な妥当性で気になる箇所が散見されるが、それでもこの本の存在意義はいまだにある。統計の知識を全く前提としていないし、数式も全くといっていいほど出てこないので、数学アレルギーを持っている読者には最適だろう。とりあえず、新聞やテレビで垂れ流される社会統計、アンケート調査のカラクリがなんとなく分かれば占めたものだ。もっと言ってしまうと、本書の8章にある、相関関係は因果関係を意味しないという重要なポイントだけでも押さえておこう。統計学で重要なことはいろいろあるが、これこそが「基本中の基本」なのだ。ただ、新聞を読んで違和感を感じる、というレベルを超えて統計を学びたい人は本書ではいささか役不足(仮説検定に関することが言及されていないので)かもしれない。いずれにせよ、テクニカルなことを一切要求しないでリサーチ・リテラシーのなんたるかを手っ取り早く掴みたい読者向けの本といえるだろう。(itv / 2002-08-23)
浪人中にはじめて読んだ時は、衝撃的な面白さを感じました。古典的な初心者向けの統計本です。
「みんなが言ってるよ」という話の「みんな」はその人の知人2〜3人程度って話があります。 この本は、さまざまな情報操作の構造を「ありがちなパターン」をきっちりおさえて解説しています。日常よく目にするパターンの「数字のウソ」も多いと思うので、「あるある!」って楽しく読めると思う。 ブルーバックスだけど、入門書なので予備の知識がなくてもすらすら読めます。(Kagura250 / 2006-11-02)
古い本です。そのため書かれている実例もかなり古い。
そこが難点ですが内容は確かです。 大切なのは数字(統計)は客観的であり主観的なものではないなというヒトの思い込み。 そしてそれを意識的に操作し特定のヒトに有利に働かせようとしている事実。 誰がその数字(統計)を作り、誰がその数字(統計)によって得をするのか。 社会の数字には常に意味がある。(沢口 良輔 / 2006-05-08)
大学の統計学で、「嘘をつくための道具」として習ったので、本書に違和感はありません。
統計は、前提、制約条件などを省略すれば、容易に誤解を与えることができます。 前提、制約条件などを調べ切れていない場合と、悪意による場合もあるかもしれません。 統計の嘘を見破れるようになったら、一人前と言われました。 本書もその修行のひとつだと思えば、楽しく読めます。 (kaizen / 2009-07-28) レビュー数 30 [残りも全部見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.0 |
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