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レビュー総評点:
52
四巻では、妖精さんたちが、全力出場して笑わせてくれます。 2つの独立したストーリーが収録されています。 ・妖精さんの、ひみつのこうじょう ・妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ どちらも、妖精さんたちの、脱力系の奇想天外な発言と行動が全開です。 知性を持った調理済みチキンや、パイナップル発電などのデタラメで笑える 妖精さん科学も盛りだくさん。 笑いがとまリません。 二、三巻で、妖精さんの出番が減り、普通のストーリーになったとガッカリ していた人も四巻は、お勧めです。二巻、三巻の内容を引きずっていません ので、一巻の後に四巻でもOKです。 笑いたい人は、書評を読んで色々と考えたりせず、頭の力を抜いて とにかく読んでみてください。(リオ / 2009-02-14)
今回は2話構成で妖精社なる謎の会社の巨大工場の探索(正体が判明したときは映画アベンジャーズでテディベアの着ぐるみを着た悪者たちが会議してるシーンを見たときぐらいのインパクトがありました)と、ハーメルンの笛吹きよろしく妖精さんを引き連れて漂流記・・・ならぬ、デタラメな妖精王国の盛衰記。 いつものごとく、たいしたことは起きてないんですが、いや起きてるんですが、デタラメさのディティールが読めば読むほど面白楽しくて、SFや児童文学に親しんだ大人たちにジャストミートすぎる暇つぶしにもってこいのほのぼのシニカルなSF(すこしふしぎ)な作品です。 今回読んでいてなんとなく思い出したのはダール『チャーリーとチョコレート工場』&ゴールディング『蝿の王』そしてドラマ『ライフ』でした。妖精さん的ライフはなかなかシュールでした。(badcom / 2008-12-30)
文章をなぞる行為そのものが心地よい、『人退(はじめて明かされた作者公式略称!)』4巻です また2話構成に戻って、いつもどおりに、マンガチックで乙女チックでちょい黒で、SFでニートな感じの内容となっております。 人類衰退(私的略称)の魅力は、作品としては壮年期を越えた人類(というよりも書き手・読み手である日本人)の悟達の境地に対する同時代人的な心地よさでしょう。あずまんがや苺ましまろに通ずる、優しい世界、傷つけない人たちへの憧れと諦観。現実的には滅びの許容。 いいか悪いかは置いておいて、時代の空気をおそろしく鋭敏に捕らえております。 今作は食用チキンが走り出す不思議の国のアリスのようで古典SFのようでキリスト教のようでな話と、漂流記のようで女王と建国神話のようでやっぱりSFのようでな話の2話。ゲンコツをくれる笑顔のおじいさんが印象的です。 それにしても「鬱の雨雲」はすごい! 鬱の雨雲はマンガ表現的にはポピュラーですが、それを活字にとりこみ、「比喩かなー」と思ってたら物語をカタストロフに引き込むファクターにしてしまうとは! 尋常な筆力じゃあありません(くどくど / 2008-12-29)
相変わらずの面白さ、読み易さにも文句なし。2つの話が収録されていますが、どちらも「いつも通り」お気楽にやば気に、でも読んでいる我々からはニマニマ的なそんな展開となっていきます。 個人的には今回ちらりと「妖精さん達のでたらめさ」、これについての核心に触れられたのではと思えた部分が興味深かったです。もしも文中に示唆されていた通りなら、人間達が「人類たること」を妖精さん達にあっさりと明け渡したのも、まあむべなるかな――と。 いつものごとくお菓子にまみれたおかしい、でも妖精さん達にとっては全然そうではない話が最初か最後まで満載、安心してどなたにも勧められますです。(ブラック珈琲 / 2009-04-20)
そろそろネタ切れなのか、思いつきをだらだらと文章にされても、読むのが苦痛です.keyの新作を執筆中とのことで、やっつけ仕事の感が拭えません。+の評価が多いので、驚きました.いわれれば第1巻の雰囲気に近いかもしれません。後半のお話はまだイマジネーション豊かなので、星2つにさせていただいました.(kirin70 / 2009-05-05)
Wikiによると、1/19に発売予定らしいです。 (あ / 2010-01-07)
SF色の強かった前巻から路線を戻し 相変わらずのシュール&ブラックさを醸し出しています 時事ネタのパロディも秀逸です(疾風迅雷 / 2009-08-27)
レビュー数 7
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平均点:4.5
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