日本の戦争力 (新潮文庫) と、その同時購入商品を検索しました。

読み込み中・・・
No.1-1
▼
日本の戦争力 (新潮文庫) / レビュー総評点:8
『日本の戦争力 』で画像検索
|
ASIN:4101372713 / 売上順位:62168
新潮社(2009-03-28)
小川 和久
¥ 580(中古:¥ 79)
|
レビュー総評点:
8
アスコムから2005年12月に刊行された単行本を改訂して、2009年4月に文庫化したもの(しっかりと最新の状況に修正されている)。 「日本の戦争力」というタイトルであるが、単に自衛隊の軍隊としての強弱を述べた本ではなく、むしろ、日本が置かれている戦略的な位置づけや迷走続きの憲法解釈、今後の方向性等について多くのページが割かれている。 いくつもの点でたいへん示唆に富んだ内容の本であるが、私の場合は、特に次の点が印象に残った。 (1) よく言われる「日米安保条約の片務性」(日本はアメリカに一方的に守ってもらっているという考え方)は、日本人の錯覚にすぎない。アメリカにとって日本は世界戦略上、極めて重要な役割を果たしており、アメリカは自国の利益のために、日本に基地を展開している。したがって、韓国に対しては「韓国国民が米軍を歓迎しないなら撤退する」と言えるが、日本にはそんなことは言えない(言わない)。 (2) 日本の軍隊は、特定の部分だけが世界一流で、それ以外の部分は脆弱な「いびつな」形となっている。したがって、米軍なしには、独自の戦争能力はない。まして、自衛隊独自で外国を侵略するような能力はない。周辺国が日本を脅威に感じるのはその点の理解が欠けているため。 外交や安全保障の理解を深めるために有益な本であり、多くの人に読まれるべき良書と思います。 (mfhty / 2009-04-05)
すべてに同意できる訳ではありませんが、戦力としての自衛隊に外交・法律を絡めて、情緒的な平和論を戒めています。 例えば憲法前文と絡めて第九条を読めば自衛隊は憲法違反ではないこと、外交は外務省の仕事ではなく政治家の仕事であること、自衛隊は侵略能力(戦力投射能力)を欠いていること、米国に対しもっと言いたいことを言える立場に日本はあることなど、示唆にとんだ内容をわかりやすく解説しています。 事実と意見とを読み分けにくいところもありますが、マスコミで流れる皮相な状況報道をそのまま信じるのではなく、自刎なりに全体を俯瞰する視点を教えてくれます。 なお、読み進む際には「注」を先に読んでおくことをお勧めします。(vatmideo / 2009-04-29)
この本は書名どおり「日本の戦争力」を解析/解説したものです。ですので、兵器の話も出てはきますが、詳しく武器/兵器の型や年式、その威力などについて解説したものではありません。ですので、兵器マニアの方には不向きでしょう。そのかわり、日本の総括的防衛力/戦争力/外交を考える上では非常に示唆に富んだ内容です。著者の見解が全て当を得ているかどうかは読者が独自に判断すべきですが、考えるためのヒントが満載です。私には非常にためになりました。 勉強不足のマスコミの方々や国会議員さん、「比例名簿に名前を載せたら当選しちゃった」系のこれからさらに勉強をすべき新人議員さん、全員にぜひとも一読いただきたい内容だと思います。(nemo / 2009-10-15)
たしか、マキャベリが言ってました。『戦争論』 「戦力とは、実際の戦闘力と仮想的がイメージするこちらの戦闘力の二つがある。 」かなりのうるおぼえ。 とすると、先制攻撃力をもたない日本の軍事力は、なめられる、ということになります。 (実は、強襲用陸揚げ艦をもっているらしいのですが…) やはり、安全保障を手に入れたいなら、なにかをすてなくてはならないのだなあ、と感じました。(猫だるま / 2009-06-25)
レビュー数 4
[amazonでレビューを書く]
平均点:5.0
|
同時購入商品を以下に表示します