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金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫) / レビュー総評点:178
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ASIN:4199060383 / 売上順位:1522
徳間書店(2008-09)安部 芳裕 ¥ 680(中古:¥ 237)
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レビュー総評点:
178
R.キヨサキのクワドラントの本当の意味もよくわってしまった本。
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ミヒャエル・エンデの思想的遺産を追った「エンデの遺言」を読んだときに、
「利子」「信用創造」というものの本質が明快に示されており、読後しばし嘆息した。 それは、有限のこの地上において現在の金融システムが、無限の成長を強制するものであり、 行き着く果ては、環境的破綻か、経済定破綻か、あるいはその双方であることを理解したからであった。 そのことを著者は昔話の体裁を取って簡単に書いている。 「100人の村の一人一人に、ある紳士が、1年後に利子を返せない人の財産は没収するという約束で、年1割の利子で10万貸した。村全体に流通しているお金の総額は1000万でかわらない。つまり誰かが損をしないと、儲けが出る人は出て来ない。年と共にその数が減っていく椅子取りゲームに、村人は知らない間に参加させられたのです」(趣意) エンデが思索したこの事態に対する解決策は利子(あるいは信用創造)を設定しようのない「腐る貨幣」、即ち、「使用期限のあるお金」であった。 著者も「エンデの遺言」を読んで"レインボーリング”という地域通貨グループを立ち上げ、各地の講演に呼ばれたが質問にほとんど答えられず、 勉強していくうちに、この本のタイトル「金融のしくみは全部ロスチャイルド(ユダヤ人)が作った」という結論に至ったようである。 ユダヤ人とその歴史、ユダヤ教の教義等には敢えて触れまい。 ただ、この本を読むとロバート・キヨサキが「金持ち父さん」シリーズでE、S、B、Iというクワドラントを書いていたが、 I(投資家)が何故もっとも有利かということがよくわかる。 そして、ただの投資家ではなく、貨幣の発行権と管理権を持ったものが、銀行や企業、国家よりも圧倒的に強くなる理屈も。これこそが、真の「濡れ手に粟」である。 なぜなら、この本によれば、その権利を持ったものはタダで通貨(不換紙幣(=兌換紙幣の反対))を所持でき、 信用創造、あるいは時によってはインフレーションを起こすことで、他人の資産価値を大幅に減じ、富を手に入れることができるからである。 また、これは通常「中央銀行」というところがその権限を持っているが、アメリカのそれに相当するFRB(連邦準備理事会)の設立時には、米国政府は1株も所有していない、と記されている・・・。 このあたりのことは「マネーを生み出す怪物」という本にも詳しい。 2001年頃、世界が文化・政治・経済・哲学のあらゆる面で完全に行き詰まってしまったといわれた。 エンデは、「この金融システムもたかだかここ2,300年でできあがったものだ。変えられないはずがない」と語っていた。 所詮、人間が作り出したシステムだ。 人間がそれを変えられないはずがないではないか。 この本は少なくとも、我々の住む世界の破滅の時期を早めようという意図とは反対にある努力であることだけは、確かであろうと感じた。(涌太郎 / 2008-12-15)
触れている方が居られますが、私もかつてR・キヨサキの『金持ち父さん…』
を読んだときにショックを受けたことを思い出します。 そこには金持ちになるには金をたくさん集めるしかないという、 身も蓋もないようなことが書いてありました。 つまり、世の中のシステムが金が金を呼ぶような仕組みになっており、 少数の大金持ちがさらにお金を集め、その他大多数の庶民は ただあくせくと働くラットレースで一生を終わるしかないということでした。 だから金融投資によってお金を集めていくしかないという現在の 金融資本主義そのものを地で行くような内容だったと思いますが、 そこではこの集金システムは所与のものとして扱われ、なぜそのような仕組みに なっているのかまでは説明はありませんでした。 本書により現在世の中がそのような仕組みになっている理由について、 ようやく理解できた気がします。 本書のタイトルでもあるロスチャイルドについては多くの方と同様 陰謀論とのからみでしか認識がなくあまり興味がありませんでしたが、 陰謀云々の話は別にして、実際あまりに強大な権力の持ち主であることは 確かなようで、まさに世界を支配しているといっても過言ではない様子です。 金融を制するものが世界を制するというのは当然のことかもしれません。 その原動力は何なのか、単なる支配欲なのか、虐げられしものの復讐心か、 分散した民族の復活か、はたまたヤハウェの神託か、その辺がよくわかりません。 また金融面から見た世界史はなかなか興味深いものがありますが、多数の人物が 複雑に絡み合っていて頭がごちゃごちゃしてきます。 とにかく巨額な金のあるところには必ずといっていいほど ユダヤ人が絡んでくるということのようです。 全体として多少陰謀論的雰囲気は否めませんし、短絡的に見える結論も 見られるようですが、問題提起としては十分で、現在の社会が抱える 最大の問題である経済的危機を真正面から捉えるには欠かせない、 しかも教科書的には絶対に見ることのない、いわば公然の秘密的な知識に 目を向けさせてくれたという点でとても良かったと思います。 最後の章の自立型経済への提案は概略的なものですが、方向性としては その方向しかありえないと思いますし、今後のさらなる検討と実践が必要 なのだと思います。実体金融の真の入門書として注目すべき本だと思います。 特にロスチャイルドという名称に抵抗があって、今まで敬遠してきた私の ような人間には認識を改める上で有用だと思いました。 (けるよ / 2009-04-12)
陰謀論というより、お金がなぜ誕生したかなど、事実を淡々を書いて読みやすいです。また、9.11で世界貿易センターで4000人も働いていたユダヤ人が一人も死なず、それを特番で報道したNHKの記者が報道から5日後に、NHK局内で変死した事件には、驚きました。 世界中の人々に、読んでもらいたい本です。(正義 / 2009-07-26)
金融の仕組みというのはピラミッドに例えると、頂点の裕福な人達と底辺の貧しい層を生み出すシステムであることが良く分かりました。我々日本人からするとお金は汗水たらして稼ぐ物だと思うでしょうが、お金は所詮バーチャルな数字に過ぎません。お金という物は殆ど全て無から生み出されています。そして、お金をコントロールしている者からすれば、汗水たらして働いている者は彼らの奴隷という事になります。なんだか本当の事を知った瞬間、一生懸命生きているのがむなしく感じてきました。こんなインチキな仕組みの上での経済なんか、やがて破綻するに決まってます。成り立つ事の方が不自然です。(zoo / 2009-06-28)
昨年、野村證券にロスチャイルド系の破たんしたリーマンを買収させてから業務提携を解消しました。実に見事としか言い表せません。『空瓶のコニャック』を売りつけたのです。近い将来、『野村ショック』が日本を襲うのかも?
そして現在、イスラエルをそそのかしてパレスチナを攻撃しているのはロスチャイルドの陰謀です。彼らは最終的にユダヤ対イスラムの戦争を望んでいます。彼らは今回の経済 危機が戦争でしか復興できないことを知っています。いわゆる、スクラップ&ビルドです。 第二次世界大戦もニューディール政策の効果が出ないまま突入しましたが、ご存じの通り戦後経済は復興しています。ニューディール政策は結局、当時の金額で200万ドルの赤字を残しただけです。そして彼らは兵器産業も保有しているので戦争で大儲けしました。 余談ですが1ドル紙幣をご覧になった方はご存じと思いますが、裏面にアメリカとは不釣り合いな『ピラミッドに万物を見通す眼』(フリーメーソンの印)がデザインされていて、ラテン語で『新世界秩序と言う我々の計画に同意せよ』と書かれています。これはロスチャイルド達フリーメーソンが世界征服を企んでいることの現れです。また、9.11同時多発テロの僅か2か月前に港湾公社からラリー・シルバー・スタイン(ユダヤ人)がワールドトレードセンタービル一帯を買収し、テロ後保険金81億ドルを受領しました。『911事件の謎』2007年10月15日『たけしの世界まるみえ』で放映された事実です。 また、悪の枢軸イスラエルをオバマは非難することができるのか?オバマ大統領の首席補佐官 ラーム・エマニュエル首席補佐官はユダヤ人でーはロスチャイルドの代理人です。 クリントン政権では『年次改革要望書』を創案して自民党(特に小泉、竹中)がこれを教科書として『郵政民営化』、『金融ビッグバン』、『ペイオフ』、『改正派遣法』、『後期高齢者医療制度』、『三角合併解禁』、『改正大店法』などを施行させる。以降ブッシュ政権まで引き継ぐ。オバマ政権下では日本に対して『健康保険改革』を計画。日本には超強硬姿勢で臨むものと予想される。いずれにしても日本の未来はない。 また彼はウォール街の代弁者と言われている。彼はユダヤ系金融機関しか救済する意思がない。 結局オバマ政権はロスチャイルドの監視下にある。 果たして如何に・・・ (イザナギ / 2009-03-02)
ファイナンスや経済学を学んできた者にこそ、この本は机上の理論に新しい見方を与えるのではないか。
債券の利回り計算からブラックショールズ式まで左辺と右辺はイコールである。 ファイナンスの教科書にある数式だ。 これらは、金利があるから成り立っている。 また、ファイナンスの本に出てくる数式の多くには誤差項があり、 これを説明しようと経済学者は研究をする。 極端に言えばこの誤差項=「世界革命行動化計画」によるもの と置き換えると、この本で書かれていることと一致する。 本気で信じるもよし、まゆつば物と思って読み流すもよし。 LTCM、エンロン、今回の米国発の信用破綻・・・最先端の金融工学が正しいとされ、必ず最後には大きな損失。 ”今”がこの本をホンモノっぽくさせている点は否めない。 ただ、リーマンつぶれちゃいまいしたね。 それとも野村に潜り込んだ? ぜひこの本を読んだ後に想像して下さい。(Rossi / 2008-11-26)
政治・経済・歴史(日本・世界ともに)・各種宗教学を読み込んだ人向き。
と言うのも、この本に書かれてることどこまでが本当のことか判断するのには それなりの基礎知識が必要と思われるから。 過激な内容のため話としては面白いが、それゆえに個々の批判能力が必要。 (大 / 2009-02-04)
とても興味深く面白い内容の一冊。
まず、今まで知らなかったお金と金融の歴史や仕組み、そこに潜む問題点を知ることができたこと。経済格差はもとより環境破壊、世界各地で起こる紛争までもが金融システムの歪みと関係していて、それは構造的な欠陥ではなく、社会・経済システムの制度設計を行ってきたロスチャイルド一族をはじめとする一部の支配者層たちの意図に基づいたものであり、そのシステムによって一般庶民は知らず知らずのうちに搾取され続けているという事実は少し衝撃的だった。 著書の中では更に、彼ら支配者層がどのようにして自分たちの理想の世界を築きあげようとしてきたかを、世界史をたどりながら明らかにしている。後の歴史上に起こった戦争や現在の食糧危機、地球温暖化なども、元はといえば18世紀にロスチャイルド一族とその同盟者たちによって作られた「世界革命行動計画」を忠実に実行していった結果に見えるということで、その実例をいくつも挙げている。誰でも知っているような著名な政治家たちが行った政策、例えば小泉首相が進めた郵政民営化なども結果的に国際金融資本家たちの思惑に応えるものとなっており、「世界革命行動計画」の内容にも通じるものがあるという。 最後には未来への提案として、自立型経済への転換を提言していることも興味深い。政治や金融の独自性(通貨発行権を政府に帰属させる等)、食料やエネルギー自給等によって銀行家からの借り入れを減らし、国際金融資本家たちの支配力・影響力を弱めるというものである。提案内容の個別の中身についてはそれが本当に正しいのか正直分からない、疑問を抱く点もあるが、著者も自身の提案がベストではないと言っているように、この提案をきっかけに議論が高まることは良いことだと思う。(ぼん・ぼやーじゅ / 2008-12-14)
この本は日本人が知らないのではなく、あちこちの本に載っている陰謀本の内容をつぎはぎしたものです。ハッキリ言うとよくまとまったユダヤ陰謀論の本。
特に笑えるのがこの安部氏のホームページ「反ロスチャイルド同盟」で「共産党宣言」と「資本論」はイルミナティの理論書だとありますが、「共産党宣言」はロスチャイルド等資本家に害があるだけです。「資本論」は資本主義経済の分析がひたすらえんえんと続くだけです。もちろんマルクスが正しいとかそういうことを言っているわけじゃありませんよ。正直に言うと僕的には資本論は疑問の書です。何故労働が価値なのか? エトセトラ。しかもマルクスは未来については放り投げです。科学的には分析できないからとか言う理由で。ですから現体制の分析、つまり資本主義的生産様式への分析がただただ続くだけ。まあ途中でマルクスは亡くなってしまうのですが。ただ安部氏が「共産党宣言」と「資本論」を読んでいないのは明白でしょう。そういう姿勢が真実なのかということです。またミクロ経済学的にもマクロ経済学的な内容もゼロですよ。陰謀論の本読んだ。まとめた。はい、お待ち! という感じです。 共産主義関連は「教科書が絶対に教えない闇の世界史」ウィリアム・G・カー著にあります。ここで書いてあることをすっかり信じこんで、というか半場そのまま書いています。まあそういう意味ではあやしげな本の要約文を書く才能はあるようですね。 ただ。真実を知りたい方はそれなりの努力が必要。イルミナティの理論書であると安部氏が主張する「共産党宣言」と「資本論」をぜひお読み頂きたい。「共産党宣言」は何とか読める。資本論は難しいので、「マルクスる」木暮太一、「経済原論入門」相田慎一、「資本論入門」岡崎次郎を読んでから読むといいでしょう。でもイルミナティの目標が共産主義ならどうして共産主義は滅んじゃったのでしょう? ここら辺のすがすがしさが、苦笑を誘うところですね。ミクロやマクロも木暮太一さんが簡単な入門書を出しているので、お読み頂きたい。 又「著者も『エンデの遺言』を読んで"レインボーリング”という地域通貨グループを立ち上げ、各地の講演に呼ばれたが質問にほとんど答えられず、 (あやしい本を)勉強していくうちに、この本のタイトル『金融のしくみは全部ロスチャイルド(ユダヤ人)が作った』という結論に至ったようである。」というレビューがありますがロスチャイルド以外にも金融業者はいた訳で、著者もブログで、タイトルは編集サイドからの強要で、自分としては不満足と述べています。 それに反ロスチャイルドの論理の部分が仮面ライダーの論理、どろどろした秘密結社、悪者ショッカー・ロスチャイルドがいるからやっつけろって感じです。この程度の本があるとロスチャイルドとしては大喜びでしょう。この程度のレベルの低い本がはこびれば、論破をするのも鼻であしらうのも簡単ですから。自由を意識させれば大衆は動くそうです。では言論の自由に基づく本書もロスチャイルドの陰謀ですね! まあ、そういう意味では冒険小説みたいで面白いでしょう。売れてるしチェックするのもいいでしょう。ただし、広瀬隆「赤い盾」も絶対買って読んでください。レベルの差を思い知りますから。まあでもそれは所詮、紙に書ける真実ですよ。結論を言うと本書はロスチャイルドにより有効に搾取される本です。真実に目覚めて搾取されよ! 偉大なる戦士たち! 本当の話、広瀬隆「赤い盾」の衝撃はすごかったので、こういう安易な本は広まってほしくないです。この本はひどすぎます。 編集して付け加えておきます。マルクスに未来社会論「青写真」がないのは不破哲三「マルクス未来社会論」によくまとまってます。未来社会論と不破哲三がうたっているのも断片だけです。まあ具体的なヴィジョンがなく革命やるのも問題ですけどね。だから失敗するわけです。ヴィジョンが不足して権力が極度に集中しちゃえば腐敗して絶対王制みたいになるんでしょう。 ただ「これは私の妄想ですが」そこを資本家に付け込まれて二度と共産主義が起きない陰謀と言うのならもしかするともしかするかもしれません。ただそれをもっと勉強して論証する必要があるでしょう。(江頭道糞 / 2009-03-27)
世の中のうまくいかないのはすべてユダヤ人のせいという陰謀説を全面的に支持している本書には、オカルト本との噂が後をたたない。しかし、いろんな本を読んだり、TVのニュース報道なんかを見て「何かウサン臭いなぁ」と思ったことが、もしこの本のいうとおりだったとしたら「さもありなん」と妙に納得させられたのも事実。東大出の学者でもない奴の言うことなんて信用できんとおっしゃる方ほど、本書のいうロスチャイルドの罠にはまりやすい人たちなので、興味本位でも結構なので一度本書を手にとって読まれてみることをおすすめしたい。
国家や企業がプラス成長を義務づけられるのは、本来は<無>であるはずの利子を銀行家に押し付けられたせいである(あるある)。フランス革命やロシア革命は世界で差別的待遇を受けていたユダヤ人を解放するための革命だった(レーニンってユダヤ系だったの)。ホロコーストは同胞をナチスに売ったホフ・ユルゲンのせい(マジで)。銀行支配を嫌い政府紙幣を発行しようとしたリンカーンとケネディだけが暗殺されている(おー怖っ)。「不都合な真実」はユダヤ人が投資する原子力発電を活性化するためのやらせ(おーゴアっ)。郵政民営化は日本人の莫大な貯金を市場に吐き出させるため(日本株式は今や外資保有率が7割?)。 万事こんな調子で展開される氏の論旨は、おそらく他本の受売りであることは間違いなくオリジナリティには欠けるものの、やはり読み物としては面白い。資料ばっかりで言いたいことが何なのかさっぱりわからない類の経済書に比べると、ある意味開き直った潔さを感じるのだ。しかし、本書が巻末で結論付けている地域貨幣の創設について?が残る。その地域貨幣がやがて円やドルに匹敵する通貨に成長した時、やはりロスチャイルドのような第2・第3の金融テロリストが現れるような気がするからだ。いわばロスチャイルドとは「人をアゴで使ってラクしたい」という人間の根源的欲求の具現化に他ならないのではないか。その欲から人が解放されない限り、どんなご立派なシステムを作っても結局は無駄に終わってしまうのだろう。 (かなり悪いオヤジ / 2008-11-15)
ロスチャイルドだけに焦点を絞ってあれば、もう少し面白い本であったと思いますが、歴史・政治・経済・金融・環境問題・農業etc様々なものに言及しているに関わらず、全て深堀されていないために全体的に非常に内容が非常に薄っぺらくなってしまってます。もう少し1つのことを深く研究したほうが良い本になったでしょうね。(著者の知識・勉強不足を感じました。)
また参考文献から長々と文章そのまま引用しても、その後著者自身の考察が述べられていないため、何を言わんとしているのか???と思うところが多々ありました。挙句何の裏づけもなく、突然「〜でしょう」「〜と思います」で最後は結論づけられていて、ちょっと文章の書き方も乱暴な感じかと思いました。 「金融のしくみ」というところに惹かれ買ったので、失望が大きかったです。(バウンティ / 2009-03-22)
本書が強調している点の一つが貨幣の発行権と管理権を持ったものが、銀行や企業、国家よりも圧倒的に強くなることである。
なぜなら、著者よれば、その権利を持ったものはいくらでもペーパーマネーを発行することができ、信用創造によって、あるいは時によってはインフレーションを起こすことで、あるいは、他人の資産価値を大幅に減じることで、富を手に入れることができるからである。 また、これは通常「中央銀行」というところがその権限を持っているが、アメリカでは、「中央銀行」というものへの反対が強かったため、それに相当するFRB(連邦準備理事会)の設立時には、株主がロスチャイルド系等の投資銀行がすべての株式を保有し、米国政府は1株も所有していない、と記されている。 それは民間機関に過ぎないFRBが米国国民から膨大な搾取を行うことが可能なシステムを作り上げている。このような事実を知っていれば、LTCM破綻の危機の時に、FRBが世界の主要金融機関のトップを緊急に召集し、彼らからLTCMに対して緊急融資をさせた背景もよく分かる。 そのような金融資本家の持ち物であるFRBが現在の金融危機にどのように対応していくのか注目されるところである。 (21世紀のケインジアン / 2009-01-02)
私たちは不当な経済システムの中で搾取されていた
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"お金"とは何かから始まり、その問題点、さらにユダヤ人が作り上げた金融の歴史を紐解きながら彼らの意図を浮き彫りにした1冊。迫りつつある危機を回避すべく、解決へ向けた著者の提案には感心した。一読の価値あり。
"利子分のお金は、椅子取りゲームのように、誰かから奪わなければ支払えない"という事実が我々を支配している今の経済システムのルールだ。つまり、必ず椅子に座れない人が出てくるように最初から仕組まれている。 返済するためには利子分の売上を増やさなければならない。つまり経済成長を強制される。今までは経済が成長すれば誰もが豊かになれると信じてきたが、実際は格差が拡大し、椅子取りゲームのように一部の冨者と大多数の貧者に分かるだけだったのである。今の貨幣システムでは経済的な破綻か環境的な破滅かのどちらかしかない。つまり、破綻は不可避。そして行き詰ったら戦争を起こして"スクラップ&ビルド"(全てを破壊して一から作り直す)をし、また椅子取りゲームを始める。 さて、我々はこの愚かなシステムから脱却しなければならないのは言うまでもないでしょう。そのためには"自立型経済"を実現しなければならないと著者は主張する。ロビー活動、陽経済と陰経済の併用、外部通貨と内部通貨の併用、食料自給率のアップ、脱石油・脱原子力が著者の主張する"自立型経済"実現のために重要な項目だと言う。まさにその通りである。(Cosmic Intelligence / 2008-10-20)
「プラスの利子」という発想を見直そう。
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この本を読むと、ミヒャエル・エンデの「モモ」が現実化していると感じる。
世の中が良くない方向へ向かっている原因の1つが「プラスの利子」であると感じた。 そもそもこの世の中で経年劣化しないものは存在しない。 それはお金も同様である。 だから本来「マイナスの利子」というのが自然な発想と言える。 つまり、「お金はできるだけ早く手放した方が得」というふうにすればよい。 そうすれば、少なくとも今よりは景気が良くなるだろうし、 皆がもっと現実的な発想でお金を使うようになる。 将来、消費税が10%になるというのも、国が国債を持っている債権者に利子を 支払わなければならないからである。 利息だけで生活しているような大富豪のために、 どうして貧しい人からも平等に(?)消費税を取らないといけないのだろうか? たとえ大富豪であろうとも、健康上の理由が無い限りは「働かざるもの食うべからず」 が鉄則。それが真の平等というものであり、自然の法則だ。 利子や相場で儲け、環境を破壊し、次世代に莫大な借金を残すような今の金融システム に対してはっきり「No!」と言わなければならない。 今の金融システムのままだと、不景気になれば戦争へ、好景気になれば環境破壊へ、 結局どちらに転んでも待っているのは地獄と言える。 国の借金は840兆円を超え、GDP比160%以上と、世界最悪であり、 このまま行けば、2011年か2012年くらいに日本経済が破綻してしまう。 そうこうしているうちに地球の環境は破壊され、取り返しが付かないレベルに 達しようとしているのは周知の通りである。 環境破壊、食料不足、水不足、経済不安などが発生すれば、おそらくあと2、3年で、 世界の基軸通貨であるドルの価値は一気に下落し、アメリカで深刻なインフレが発生 するであろう。これはベトナム戦争以降、財政赤字、貿易赤字の対応をドル紙幣乱発 でごまかして来たツケと言える。 彼らに頼るよりも、地域通貨を発行し、自分達の手で未来を守る選択肢も あるという事をこの本の著者が提言している。 我々は最も身近な「お金」についてあまりにも無知である。 もう1度原点に戻って、「お金」とはいったい何なのかということを考えてみよう。 この本の他にも、「エンデの遺言」という本もおすすめしたい。(このまんま南 / 2008-10-14)
目からウロコ
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どうしてバブルが起こり、はじけて不況になって、規制緩和で格差社会、そしてサブプライムローンの破綻、原油や食糧高騰でインフレ・・・?日本経済新聞の解説を熟読してもわからず、もやもやとしていた霧がすっきりと晴れ渡りました。金融や経済の仕組みは素人にはわからない複雑怪奇なものである、という「常識」は実はまちがいでした。この本を読んで、経済の仕組みがわかるのはもちろん、現在世界で起こっている様々な問題がなぜ起こるのかよくわかるようになりました。そして解決する方法も。今まで自分が学んできた歴史観も大きくくつがえされました。(momo4ende / 2008-09-09)
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