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No.1-1 ▼
おとなの小論文教室。 / レビュー総評点:474
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ASIN:4309017444 / 売上順位:5807
河出書房新社(2006-01-07)山田 ズーニー ¥ 1,365(中古:¥ 34)
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お給料日に、まず最初に思い浮かびました。
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ほぼ日は、お昼休みに良く覗きます。
お弁当を食べながら。 特に水曜日はこの本のコラムと、よしもとばななさんのコラムが更新されて、楽しみな日。 ゆううつな週の真ん中だけど、幸せタイムです。 山田さんのコラム、時に、感動してご飯つぶが喉につまる時もありました。 私は、普段会社ではあまり人に意見を言わないようにしています。 内面がかなり毒舌で、人を傷つけるのが怖いからです。 そう思っていましたが、この本を読んで、あ、ちがう、自分の意見を否定されて、誰かに自分が傷つけられるのが怖いからだ・・・って気がつきました。 でも山田ズーニーさんは違う。 きちんと、お腹の底から出てきた、自分の意見を言う人。 というか、問う人。 意見に反応があれば、深く考えて、向き合ってくれます。 反応がない、ということも、深く考えて、向き合ってる。 そんなにがんばらないで、適当流して、ちょっとは休めばいいのに、 って思うときもある程です(笑) 私はたまにコラムにでてくる、1978年生まれ。 どん底の就職率で就職しつつ、ストレスをためながら、 でも何とか自分を納得させながら、"ゆるく生きるOL"です。 友達と彼氏とテレビやおしゃれ、軽い話ばかりで日々過ごしています。 この本を読むと、本気で誰かと話がしたくなります。 自分の思いを書きたくなります。 伝えたくなります。 だから、応援したいな、って思いました。山田ズーニーさんを。 応援したいなら、何をするべきか? あ、本を買えばいいんだ!って思って。 普段雑誌中心、実用書しか買わない私だけれど、 でも、お給料日に本屋に走りました。 小論文教室、なんてタイトル、山田さんじゃなかったら、買いません。 でも、この本だけは、読んだほうがいいよって思う。 ふだん、友達や彼とユルイ、楽な会話しかしない、 平日は仕事でストレスためて、週末は自分と向き合うよりも 癒されたい、休みたいって思っている、 私みたいなOLさん、是非におすすめします! 小論文の書き方の先にある、"人生の描き方"に参考になる本です。 迷っている人は、サイトをチェックした後でもいいので、ぜひ! サイトは"ほぼ日"でググれば出てきますよ(笑) (さっちん27 / 2006-01-28)
ほぼ日のサイトで読み続けていたのが、書籍で手に取ることができるようになって非常に嬉しく思います。この本は年齢を重ねる度に違った印象を味わえる一生読み続けることのできる“共感本”だと感じました。そして、人生の困難や岐路に立ち挫折した人の心に寄りそうことのできる本。少なくとも今の私にはどんな身近な人の言葉よりも温かく、そっと自分の手に手を重ねてくれたような体温を感じることができました。“表現すること”、“それは生きること”。他者と関わることで“生きる”ことを実感する。その意味がわかり、勇気をもらいました。(shi-nono-me / 2006-01-25)
あるひとの個人的な感想。
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僕は現在、フリーズ中です。
教室に自分はいるけど、誰も自分を見ていない。 いないことと、同じになっています。 そんな状況が嫌で、いま、引きこもっています。 そんな時に、この本で出会い、考えました。 考える、考える、考える・・・ そして思ったんです。 「相手は、僕を知らない。 いま僕が悩んでいることも知らない。 それではいつまでたっても、ラチがあかない。 とにかく、学校に行く。 何も話すことができなくても、 話せないでいる僕をクラスメンバーに伝えないと、 何も始まらない。 正直、何もできないでいる自分を見せるのは、きつい。 でも、それをしないと、相手は僕を考えてくれない。 」 つい、その表現に疲れて、 逃げそうになった時、逃げてしまった時。 この本を読んでいます。 そして、 相手に自分を伝えることは間違っていない。 それがクラスメイトとの間に、何かを切り開ける手段だと確認しています。 多分、学校を卒業して 今なやんでいる問題がなくなっても、 この本は読み続けます。 だって、 自分を伝えることが 自分をひらく手段ですから。 (ぽよ〜ん / 2006-01-20)
「ほぼ日」のコラムで「おとなの小論文教室。」はずっと愛読してきましたが、いつも本になればいいなと思っていましたので、単行本化は本当に嬉しいです。初期のすごく印象的だったコラムなども入っていて、1冊通して読むと、あらためて山田ズーニーさんの独自性を強く感じます。小手先の表現力の技術を教えるのではなく、今という時代に生きて、そのなかで自己確立や自己表現の方法を上からではなく同じ目線で考え、教えてくれる人。一緒に悩んだり傷ついたりしていて、そこがまた共感できるのです。第3章の「一人称がいない」は特にすごくですね。深くて、私も読みながらいろいろなこと考えました。私もなんだかもっと自分を表現したくなりました!(まぐまぐ / 2006-01-07)
『ほぼ日』はほぼ毎日チェックしているのですが
「おとなの小論文教室。」はほとんど読んでいませんでした。 すべてをチェックするにはかなりの分量だし、 単なるノウハウものなのかな、という先入観があったので・・・ ところがこの先入観は、ことごとく打ち破られました! もちろんいい意味で。 糸井さんが帯に、「その身を削って教える先生がいる」と書いています。 ほんとにその通り魂のこもった言葉の数々に感動して 知らず知らずのうちに涙が出ていました。 電車の中で読んだので、ほんと、あわてました。 (あると / 2006-04-09)
作者である山田ズーニーさんの女性らしい繊細さと男性的な切り口がとても印象的でした。小論文の書き方というよりは、自己表現の仕方、そこに至る考え方のようなものが、著者本人の悩みや読者からのメールを具体例として伝わってきます。そして僕がこの本を読んで学んだ何より大切なことは、「自己表現できないことが不自由だ」ということでした。当たり前のことなのかも知れませんが、改めて言葉にされると、僕には衝撃的でした。とても良い本です。第3弾まで出版されているので、順次、読んでいきたいと思っています。同じ著者の「あなたの話しはなぜ伝わらないのか」という本も、自己表現の大切さが説かれた良い本です。
(sakuragari / 2006-11-23)
40代半ばを過ぎても、未だに自分探しをしているような私(一生そのものが自己発見の旅かも、、)にとって、また、たくさん考え考えしてきたつもりの私にとっても、まだ言語化されてないモヤモヤをこの書は、ドキッとするほど深く優しく言語化してくれていた。
私の思考がまだたどり着いていなかったその表現たちに出会った時の感動は、確かに涙を伴うものであった。 本書に描かれた知的格闘のプロセスは、ズーニーさんの格闘であると共に、インターネット上での読者たちとの共同作業でもあり、そこが新しい。 他者に対して常に自己を開放系にしていくことの、そこに人間の人間たる所以があって、大きな愛の可能性があるのだと感じた。 自分を開放し、人のために生きようとする時、社会が自分に才能を与えてくれる。才能、適正は実は、私の中にはない、社会の中にあるのだという。だから、実は自分探しは、先に来るのが、他者への愛の視線かもしれないのだ。そもそもこの書の存在が、ズーニーさんが本当の読者を発見した事がら始まったのである。 読者からのメールにズーニーさんは涙した。(私も、、)「人との関わりを放棄し、思いやることもできずに、自分のしたいことなんて、たとえあったとしても、それがなんなんでしょう、、、。」(rient / 2006-05-07)
迷える若者にお勧めの一冊
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なんだか、すごく親近感の湧くお話がいっぱいつまっていました。
僕は、まだまだだけど、ごく最近やっとその悩みから抜け出せそうです。 この本は、小論文をかくための本では決してありません。 もちろん、良い意味で言っています。 小論文というと、文章表現の技術的な話にもなりかねませんが、 この本は、自己表現とは何か、人に伝えるコミュニケーションとは何か、自分の存在とは何か。 そのこと自体に、気付いていなかったり、 方法を知らなかったりする10代後半〜20代後半によくありそうな 何かぽっかりとあいてしまった悩みについて、 著者の山田ズーニーさんと、『ほぼ日刊イトイ新聞』の 『おとなの小論文教室。』の読者とのやりとりが紹介されています。 僕は、美術大学を経て、無謀にも学際系大学院を進学し、 そして、論文が書けず挫折、休学して、いま社会人をしています。 だから、経験や世代的にも、同じような悩みについて共感してしまうことが多々あります。 決して、学校では教えてもらえないことだけど、 立場として求められてしまうことに悩みますね。 だけど、多くの人が悩んでいることだから、 はずかしいことではないと、悩んでいる人を応援したい。 僕も悩んでいる一人でしたが、継続的な努力をした結果、 なんとか、物事を論理的に考え文章を書くことにはだいぶ抵抗がなくなってきました。 しかし、人と面と向かってやりあうことには、まだまだだと思っています。 とりあえず、一つ一つ解決していくしかないですね。 タイトルには、おとなって入っていますが、 迷える若者にお勧めの一冊です。(kench / 2008-12-06)
考えるトレーニング
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考える為にはトレーニングが必要です。この本は読者と一緒に道を辿ってくれているような気がしました。
書評は既に皆さんがお書きの通り。備忘の意味もあり、キーワードをいくつか抜き出して見ます: 頭が止まっている→問いが立たない。答えを探すのではなく、具体的な小さな問いを沢山立てる。要約:一言で言うと?根本思想は何か?外を見る、要約する、動機を創る。読者の存在が分かった。自分だけの視点ではなく、読者の側からものを見ると言う事が分かった。岐路がAとBがあればどっちが自分は成長するか?才能は自分の中に無く、社会の中にある、他者の中にある。自分を開く。批判より優しく見てあげる方が難しい。主語を入れる事ができない、関係把握ができない。読む・聞く→考える→書く。基礎をコツコツと積み上げる。なぜ自分から掴みに行かないのか?深く考える、考えた事を表す。文章を評価したり、文章を書く力を伸ばしてあげる。などなど。 根底は優しさと真剣さがあるのだと思いました。コミュニケーションの基本です。(massimiliano / 2008-03-27)
著者のことを知らずにこの本を手にした「読者」を視野に入れていないタイトルだと思いました。
本では 様々な立場の読者を意識しろ、と書いてあるのに… とは言え、この本はサイトを単行本化したもののようなので仕方がないのかもしれません。 この本を一言で表すと…ものごとの捉え方を示す本…かな。 言葉が不自由ですみません。 お題に基づき、読者からのメール回答と著者の経験談を交えて考察していくパターンです。 題材が良いので、軽い読み口なのに深く考えさせられます。信奉者がいらっしゃるのも理解できます。 人に伝える時に有効な文章の練り方・現わし方を書いているわけではありません。 苦しみながら考えたこと全てストレートに表現し、 自分を偽らず、ものごとを深く多角的に捉えてみよう、 そうすることで理解できなかったことの手掛かりが掴めるかもしれないと教えてくれています。 小手先の技術云々ではなく、熱意を感じさせる本でした。 "ほぼ日"を知らない人は読まないほうがよかったのでしょうか。 他の方のレビューを見ると疎外感を感じます。(母 / 2007-11-10)
僕がまだ社会人で、会社を辞めて独立をしようかしまいか悩んでいる時に「ほぼ日」でズーニーさんの文章に出会った。
「暗い、でも自分の内面の奥底を掘り下げて表現をしている。」 そんな印象を持ったことを覚えています。毎週、共感したり、考えさせられたり、自分を見つめさせられたりしながら、もう5年くらい立ちました。 その後、会社を辞め、全く違う仕事を始めてからも、読み続ける。すると視点が変わる。 社会との接点が切れてしまった虚無感を埋めるような、そんなテーマが見えてきた。 会社だけが社会との接点だったということにショックを受けた。人個人としてのつながりは皆無に近かったのだ。 「人とつながる」こと。それが人間として生きるために必要なことなのだ。 自分を知り、相手を知り、伝わるように表現すること。 そんなエッセンスがこの本に詰め込まれています。 彼女の身を削って生み出した魂が入っています。 「明るい!これほど希望に満ちたコラムはあるのだろうか!」 今は、そんな感じがしています。 「ほぼ日」コラムを書き始めた理由はズーニーさんファンは必読ですね。 「あー!そうなんだ!」といろんなことが腑に落ちました。 (まぁちゃん / 2006-01-18)
サラッとなんて読めない
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読み進めるのに労力いりました。レッスン1、2〜と続いて行くのですが、初期のレッスンですぐにつまづきつまづき、もがき苦しみ七転八倒の連続でした。
自分がどれだけ自分を無視して、ないがしろにしてきたかを沢山感じました。それを感じる度に、とっても怖くなり何度も苦しくてこの本を投げ捨てたい、破りたい位ジタバタしながら読みました。 とても価値のある本でした。 人の考えを自分の考えのようにすり替えさせてくれないし、これが正しいからこうしなよぉ〜なんて楽な方法も1つも載っておりません。 自分で考える、を突き付けられる素晴らしい本です。 自分を嘘つきだといつも漠然と感じていた私に、正直者になれるキッカケを考えさせてくれました。 いつも義務のように大きな夢を自分に背負わせ、全てに修行のように何かしらの意味を持たせて、さも意味あり気に苦しく生きて、その偉大な夢が叶えば一発逆転で全てをチャラに出来るとどこかで信じてたけれど、そんなの何にもならない!って気付けて本当に良かったです。 私はまず、ありのままの自分とちゃんと握手して、今までとちゃんと仲直りする所から挑戦中です。 読んだ方それぞれが、それぞれの読み方をして、少しずつでもそれを行動に起こしたくなる、そんな本な気がします。 (だるま / 2008-12-20)
自分自身に問い掛けながら、考えながら、止まり止まり読みました。答えを提示するのではなく、それに導いてくれる本だと思います!無理に前へ進ませようとするのではなく、自分のペースで前向きに進んで行くことの大切さを教えられた気がします。誰でも多かれ少なかれ、迷う事や自分の気持ちが分からなくなる時があると思いますが、そういう際には引っ掛かる部分があると思いますよ。とても良い本です!続編も絶対読みたいです。
(kanamari / 2006-12-15)
ズーニーさんの疑問。それに反応する読者の疑問とやりとり。
何かを表現したいこと、伝えたいことがあるんだ。 だけど、伝えたいことがわからなくなった。 何が言いたいのかわからなくなった。 心の中でもやっとしている。なかなか出てこない。 そう思い悩むときに読むと、自分が開けてきました。(はまさん / 2006-08-22)
小論文を書くための本、と思ってしまうとこの本の価値を誤って評価してしまいそうです。
確かに、文章を書く事を教えるのがズーニーさんのライフワーク。 でも、その根底にあるのは、伝える事。 言葉が上手い人なんて信用できない。なんてちょっと気の利いた風な台詞で伝える事を諦め、あまつさえそれでいいのだ、と考えていた自分の愚かさをかみ締めて、ズーニーさんの情熱に涙しました。 伝わる瞬間。その大事な瞬間は、人生でどんなに美しく煌くのでしょう。 それはほんのちょっとの努力の積み上げからできるんだな、といたく感心しました。(貧乏侍 / 2006-05-23) レビュー数 23 [残りも全部見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 |
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