統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか? (光文社新書) と、その同時購入商品を検索しました。

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統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか? (光文社新書) / レビュー総評点:2571
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ASIN:433403375X / 売上順位:7360
光文社(2006-10-17)門倉 貴史 ¥ 777(中古:¥ 450)
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著者の「ワーキングプア」(宝島新書)を読んで感動したので、こちらも読んでみることにした。やはり、文章がうまいので分かりやすい。難しい統計学の話を、これだけ分かりやすく解説できるのはすごいと思う。尊敬してしまう。
身近な具体例をたくさんあげているので、数字嫌いの私でもよく理解できた。 変な経済効果の数字をまともに受け止めていた自分が少し情けなくなった・・・。 (石川ブタ木 / 2006-11-18)
いい加減な経済効果の数字をバッサリ切る
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なるほど。最近、なんでこんな数字が出るの?と考えてしまうような経済効果がたくさん出ていると思っていたら、やっぱりそういうことだったのか。
筆者は、いろいろなシンクタンクを渡り歩いて活躍している有名エコノミスト。最近でもいろいろなメディアに顔を出している。 この本では、経済分野・犯罪分野の統計数字について、そのバイアスやクセなどを丁寧に解説している。また、統計やアンケートをもとにシンクタンクが出す経済効果について、それが自分たちの都合のいいようにつくられた数字であること、非現実的な仮定をおいたいい加減な数字であることを痛烈に批判している。 こんないい加減な数字をわざわざ取り上げるマスコミの姿勢にも問題があると思うのだが。 (ともさか / 2006-11-19)
この本では、統計数字や経済効果の数字は、それをつかさどる人間によって、いくらでも恣意的に動かすことができるということがわかります。
それはとても恐ろしいことではないでしょうか? 悪意のある者の手によってリアルとかけ離れたフェイクの数字が発表されても、私たちのような一般の人は、それを知ることができないからです。 この作家が指摘するように、ささいなイベントやどうでもいい出来事についてまで、調査機関から「〜の経済効果」などと大げさな数字が発表されれば、なんでもいいからとにかくイベントをやれば「経済効果」なるものが発生するという結論になってしまうでしょう。 しかも、事後検証はろくすっぽしないから、いつも適当な数字が一人歩きして終わりになってしまいます。私は、でたらめな数字であろうがなかろうが、そういった数字をありがたがるマスコミの姿勢にも問題があると思います。 この本は、非常に深刻な問題を私たちに投げかけていると思います。 (所沢 / 2006-11-10)
みんなが感じる数字と実感のズレがどのように生じるかを明らかにしている。
交通事故による死亡者数が急減したのはなぜか?という出だしの質問からひきつけられて、そのまま一気に読めてしまう。 ひとつひとつのタネ明かしをしてしまうと、本書を読む楽しみがなくなってしまうのでふれませんが、「なるほど!」とうなづけるカラクリがぎっしり。これから統計数字とか経済効果の数字とかを見るときには、この本を参考に、とりあえず疑ってかかることにします。 普通の統計には出てこないアングラ経済の話もありますよ。 (ネオトリマー / 2006-10-28)
数字に対するリテラシーを磨く
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統計学の本で、この種の過誤を解説した本は多いのですが、本書では著者の専門である経済に関連する統計の成り立ちを紹介し、サブタイトルの「なぜ実感とズレるのか?」を解明してくれます。
「○○の経済効果」など、新聞等で発表される数値の中にはかなりいい加減なものも含まれる実態とその理由も記載されています。 実際、仕事をしていて、エクセルなどで作成した表の数字をもとに会議が進められているうちに、何か数字が変ということで作成者に根拠を質したところ、非常に曖昧だったことがありましたが、そういった数字に対するリテラシーを磨くにも最適な本と言えます。(vatmideo / 2006-11-11)
本書は、統計数字についての一般的な解釈を提示したうえで、あえて、それとは全く異なる別の解釈を提示する。
筆者が主張したかったのは、たったひとつの数字でも、その解釈は何通りもあるという点、そして世の中には間違った解釈のほうが常識になってしまっているという点だろう。 経済効果を誇張する調査機関のようにそもそも数字が信じられないケース、数字は正しくても解釈が間違っているケースについて、たくさんの身近な例が挙げられていて、とてもわかりやすい。文章表現も非常に巧みだ。 (トム・リース / 2006-11-15)
統計リテラシー向上にお薦め
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平均寿命、経済効果、景気動向等、普段は算出結果のみを意識しがちな身近なデータについて、導出過程から考える事により理解が深まります。
実際に統計数字を駆使するエコノミストだけあって記述が具体的で分かり易いです。 景気動向の指標には実感しづらい部分がありましたが地下経済活動にも触れており最後まで一気に読めました。(オーロラボーイ / 2007-05-27)
世の中には、数字と実感がズレるような事例がたくさんある。
「統計数字はなぜ私たちの実感と合わなくなるのか??」 この疑問に、明確な答えを与えてくれるのが本書だ。 身近な例を挙げながら、統計数字の作り方にまでさかのぼって解説してくれるので非常にわかりやすい。読み終わると、霧が晴れたような知的壮快感を味わえること間違いなし。 これは文句なしの星5つでしょう。 (名無し / 2006-11-01)
私の専門は、自然科学なのですが、筆者が本書で指摘されている論点は、経済学や社会学といった社会科学だけでなく自然科学にも広く適用可能なものだと思いました。
本書を読むと、データを扱う作業がいかに難しいものであるかがよくわかります。「平均」ひとつをとっても、場面・場面でどの平均を使えばいいかよく考える必要があります。安易に単純平均を使うと、間違った結果が出ることもあるのです。 本書で指摘されていることを真摯に受け止めて、今後の研究にいかしていきたいと思います。統計を勉強されている人たちにとって、本書はバイブル的な存在になるでしょう。文章も簡潔で非常に読みやすいです。 (里子 / 2006-11-13)
統計数字はどこまで信じられるのか?
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新聞やテレビなどではいろいろな統計数字や経済効果が日々発表されています。私たちは、そうした数字を鵜呑みにしてしまいがちですが、この本を読むと、マスコミや調査機関が発表する統計数字が、実はかなり眉唾ものであることがよくわかります。
私もシンクタンクが出す経済効果の数字については、常日頃疑問に思うことが多かったのですが(どうやって計算したかは外からはわからず数字だけが一人歩きしている印象があって)、この本では、経済効果をどのように算出しているのかというところから説きあかして、個別の事例で、論理的にその間違いを教えてくれます。著者によると、結局、一部の調査機関は、ただ「マスコミに取り上げられたい」という実にくだらない理由から眉唾の経済効果を連発しているようです。 統計数字の間違いを指摘するために、内容や記述が多少難しくなっている箇所もあるのですが、全体としてみれば文系の私でも非常に読みやすくわかりやすかったです。 (モリス / 2006-10-19)
やはりGDPって信用できないんだー
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統計はその取り方や諸処の圧力などによって違うものになってしまう、というのが本書の面白いところ。一回読んでしまうと、世の中に転がっているデータそのものが疑心暗鬼になるが、そういった事を知りながらデータを使えるようになればよいだろう。BRICs各国のGDPについて高めに算出される国、低めに出る国について理由付きで示してあるのも面白い。新聞では書けないような地下経済の話もちょっと出てきて、新聞を読み切っている人には週刊誌的で新鮮だ。シンクタンクの裏話もある。政府発行系のデータを、1回でもEXCELにコピペしたことがある人には興味が持てる本だ。(千葉晃 / 2006-11-23)
「複眼思考&システム・シンキング&フェルミ推定→数字リテラシー」な一冊
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ニュースで現れる統計数字(平均○○、○○の経済効果は○億円 etc.)を鵜呑みにするのでなく、「この数字はどういう前提があってはじき出されたものか?」ということを分かり易く教えてくれる一冊です。例えば経済効果の話では「○○というイベントが起きたとき、それが誘引するプラス効果だけでなくマイナス効果も含めて総括しないと、実感に伴わない馬鹿デカイ数字しか出ませんょ」ということが良く分かります。平均にまつわる話として「豊かさ指標」の事例を読むと、目標管理制度(MBO)に基づく人事評価(変な加重平均)の持つ危うい側面も見えてきます。つまり、数字だけを見て判断するのでなく、その数字の出し方(「何が考慮されて、何が考慮されてないか? それらの間でどういう干渉(トレードオフ、フィードバック)があるか?」という複眼思考/システム思考)の重要性が具体例を通じて良く分かります。また、2つの数量の間の「相関関係」の見方についても具体例を通じて認識が深まります。
(これらの思考法の入門書としては「知的複眼思考法」(苅谷 剛彦 著)、「システム・シンキング入門」(西村 行功 著)がオススメです) しかし一方で、「地下経済の大きさ」のように、数字では見えないものを数字化する努力(見える化)も必要なわけです。そういうときは「シカゴにはピアノ調律師は何人いるか?」というような「フェルミ推定的な思考法」も必要になってくるわけです。(このような「数量化」の話題に関しては「数字オンチの諸君!」(パウロス 著)、「ザ・プロフィット」(スライウォツキー 著)が面白いかもしれません) このように「数字に関する感受性」を高めるのに役立つ一冊でしょう。(ゴルゴ十三 / 2006-11-29)
例えば、厚労省が発表する平均初婚年齢は提出された婚姻届を元に算出されるので、生涯未婚の人のことは考慮されない。そのため、我々の実感と乖離したデータになってしまうとのことだが、マスコミが、そう言ったデータの算出方法や意味合いまでも報道することはないので、本書などによって知識を仕入れるしかない。
シンクタンクがマスコミ受けするデータしか発表しないと言う指摘も、常に心に留めておく必要があるだろう。(江口哲学 / 2008-05-06)
数値データの信憑性
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統計データによって示される数値はただひとつであるが、解釈の仕方によってその意味は全く異なってくるというのが筆者の主張。
また、統計データ自体(とくに加工度が高い場合)が、正しくないこともあるという。 この本を読んで、私たちは世の中に出回る数字をもっと慎重に解釈・吟味するべきだろうと思った。(常盤 / 2006-12-22)
統計を扱うことの難しさがよくわかる1冊
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統計数字を扱うことの難しさがよくわかる1冊です。
よく、因果関係と相関関係を混同して強引な論理展開をしている本や論文をみかけますが、この本を読めば、それらの多くが勘違いや間違いであることがよく分かります。また、経済効果についても、そもそもの数字がフィクションで、しかも誇張されやすい傾向があること、公式な統計であってもいろいろなバイアスがかかっていることなどが、ユーザーの立場にたって親切に書かれています。 統計を分析したり、統計をハンドリングしたりする人にとって、とても役に立つ1冊です。 (さとみ2 / 2006-12-13) レビュー数 37 [残りも全部見る][amazonでレビューを書く] 平均点:5.0 |
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