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まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか / レビュー総評点:307
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ASIN:4478001227 / 売上順位:1495
ダイヤモンド社(2008-02-01)ナシーム・ニコラス・タレブ/翻訳:望月 衛 ¥ 2,100(中古:¥ 980)
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確率統計の側面から金融市場を語っている本です。投資について、確率統計が持ち出されるとき、ランダムな事象のほとんどの部分が一定の範囲に収まる、その内側を利用する話がほとんどです。分散投資をして、ボラティリティを小さくする話とか。
この本でタレフが取り上げているのは、一定範囲の外のまれな事象についてです。このような事象を「黒い白鳥(black swan)」と呼ぶのですが、僕らは、この黒い白鳥を無視して物を考えがちです。でも、黒い白鳥はまれに(でもいつかきっと)やってきて、ものごとに決定的な影響を与えるのです。 起こる可能性が高い事柄に思考を集中させる道具ではなく、まれにしか起こらないけれども影響の大きい事象に思いを寄せる、そんな思考法の転換に気づかせてくれた貴重な読書経験になりました。 たぶん、読者のほとんどが投資に興味がある人なのだろうけど、投資の話はあくまで説明のための事例に過ぎなくて、もっと一般的な日々の暮らし、人生に影響を与える種類の本です。その意味で、「投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」という副題が読者を限定してしまっていてもったいない気がします。(aaaieu / 2008-02-10)
人は、投資に成功した時は、「自分は実力を発揮した」と思いがち。
また、失敗した時は、「自分は運が悪かったんだ」と思いがち。 タレブは、貴方たちは、そもそも「運」と「実力」の違いがわかっているのかと問いかける。 投資における、偶発性の意味を考察し、「運」と「実力」の違いを明らかにした後、 生物学、物理学、哲学、文学、その他あらゆるジャンルに、ランダムに触手をのばし 人を笑わせる。 しかし、タレブの話を聞いているうちに、いつのまにか、自分の過去を振り返り、 色々な事を思い出し、あれは運だったのか、何だったのかと感慨に耽ってしまう。 不思議な魅力を持った本だと思う。 (ご参考) 一括注文のペアとなっている、イアン・エアーズの「その数学が戦略を決める」は コンピューターによる大量のデータ処理により、統計学の推定が専門家を超えたと言う。 一方、ナシーム・タレブの「まぐれ」は 人生は一回しかないので、確率論からは母集団が少なすぎ、偶発的なものが成功を左右すると言う。 一見、正反対のことを言っているかに思われるが、実は矛盾はしない。両者共に面白い。脱帽。(至高の豚 / 2008-02-12)
自分は上記の2人のような文章力・語彙がないので恐縮ですが、
とにかく広い視野を持つことができるようになる、良い本だと思います。 ランダム性・バイアスについての理解が深まる。 著者は「金持ち父さん・貧乏父さん」の本を批判してる。金持ち父さんのサンプルが 偏りすぎだと。確かに金持ち父さんと同じライフスタイルでも 運が悪くて大損する例もあるだろう。 ただ、長期投資で儲けることを全否定してるわけではなく、 50%は運が支配してると言いたいのだと思う。 社会人なら一度は読むべき本。 (アクア / 2008-02-12)
投資に関するなんの「具体的な手法」も書かれていない本ですが
投資本としても、十分にいい本だと思います。 ランダムウォーク系の本は結局、分散投資やインデックス投資 アセットアロケーション といった 「理に走って儲からない」系の本が多いですが、 この本は同じランダム理論を展開しながら、 能書きを垂れる人、成功したと語る人はみんな 「運がいいだけのバカ」とこきおろしている点に共感がもてます。 ドイツの哲学者ポパーを引用しながら、 「この世には絶対的な真理(成功法)などない。あるのは まだ『間違っていなだけ』の暫定的な仮説だけ」という 虚無的な帰納法の論理こそ、投資ではとても役立つ考え方と思いました。 金言「何をするにしても、世界の見方に関するなんらかの理論にもとづいて賭けをしていることになる。でもそのとき、こんな条件を自分でつけるのだ:どんな稀な事象が起きても、そのことでひどい目に合わない形にすること」(P164) (煩悩 / 2009-01-18)
独特の用語や言い回しが多く、翻訳物であることもあって、本書の内容のすべてを正確に理解することは難しかった。が、本書の視点には独自のものがあり、自分自身、常々、投資においては「まぐれ」(あるいは「幸運」「たまたま」)の要素が非常に大きいと感じていたので、共感するところは多かった。
確率論や生存者バイアスや期待値、後知恵などの点については、あらためて納得する点が多かった。未だに世にあふれる「○億儲けた」系書籍のアホくささをあらためて感じた。また、多くのテクニカル分析についてのコメントも同様にほとんど意味がないものだろう。 多くの個人投資家に必要なのは、通常考え得るいかなる事態(黒い白鳥が現れる事態)になっても破綻するようなことのないスタンスを持ち、訪れるかどうかはわからないが、いい意味での「まぐれ」をうまく生かせるよう、あるいは「まぐれ」に恵まれる前提条件を整えておくような運用を継続していくことではないか。(伏見の光 / 2008-02-28)
我々の感情が、どれほどリスクや損失への認知や判断を歪めるか、心理学(行動ファイナンス)や統計学を踏まえて語られます。人間である以上、間違いは免れない(だからストップロス等のポジション管理は先にしておくべき)。また、現実の世界は正規分布でとらえられるほど素直でない(サンプルの問題などで)、と。
著者の古典と哲学の教養ゆえに私には多少読みにくい部分もありましたが、「MBAほど吹き飛びやすい」「LTCMの失敗は、彼らノーベル賞学者たちが自分の喋っている問題を全く理解していないか、宇宙の歴史数回分に一回の事象であったかのどちらかだ」などおもしろい話が多数。ジム・ロジャース(批判される方)やジョージ・ソロス(賞賛される方)なども出てきて飽きさせません。 本質は、誠実で健全な科学の本だと思います。一方で、株や為替をトレードする上で示唆になる面もあり(第5章に悪い例掲載)、実務・実戦への適用もしやすい内容です。 副作用として「どうせ偶然が物事を支配するのなら・・」と虚無感に襲われるかもしれません。私はそれを株式投資の新しい考え方―行動ファイナンスを超えてで中和しました。(黒はげ危機一髪 / 2009-01-06)
最近(09年6月現在)、ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質の翻訳が出て話題のタレブの本。
本書で言いたいことを一言でいえば 「人は、偶然による結果を、何か隠れた原因によるものだと考えて、それに引きずられてしまう」 ということになるだろう。 心理学なども交えながら、偶然のふるまいが引き起こすいろいろなことを面白く紹介している。 もうひとつ本書で重要なのが 「人は、めったに起きないようなことは過小評価する」 という点であり、これは『ブラック・スワン』でより深く考察されるだろう。 本書はきわめて軽く書かれているので読みやすいが、逆に見ると筋が見えにくく散漫な印象もある。 とはいえ偶然のいたずらという話は経済のみならず身近な問題でもあり、非常に面白い。(θ / 2009-06-21)
昨今の金融技術の発展は、さまざまなリスク管理手法を生み出した。いわゆるクオンツたちだ。クオンツは、市場の「過去の」パフォーマンスを厳密に分析し、将来のリスクをヘッジしようとする。しかし、それが将来にあてはまるとなぜ言えるのだろうか?筆者は過去のデータに過度に依存するそういった戦略を批判する。
<…市場と(人生)は、勝った負けたの単純な世界ではない。負けたときの損失の大きさと勝ったときの収益の大きさは、まったく違っていることがある。戦略の結果に歪みがあるとき、つまり、損をする確率は小さいが実現すれば大きな損が出る一方、儲かる確率は大きいが実現しても利益は小さいとき、ゲームに勝つ確率を最大化しても、ゲームで得られるものの期待値は最大化されない。低い確率で大きな損失が発生し、高い確率で小さな利益が出る。>(p.155) 今「勝っている」ように見える市場参加者も、それは数年単位の「まぐれ」あって、彼らのモデルで予測できない(しかし起こる)事象に吹き飛ばされるのを待っているだけなのかもしれない。というか、タレブによれば「勝ち組」のほとんどはまぐれによるものだ。情報とノイズをみんな勘違いしている。サブプライムは、損をするはずのない商品だったらしい。今はそれでみんな吹き飛んでいる。 しかし、勘違いしてはいけないのは、タレブが批判しているのはリスク管理手法のことではなく、それを常に過信する人間たちのことである。タレブの知る限り、長期にわたり生き残っているトレーダーはみんな「どうなったら自分の仮説が間違っているかをはっきりさせている」そうだ。みなさん、自分の説が好きみたいで、それで失敗するんだって。尻が痒い。耳が痛い。(唐沢 大 / 2008-06-21)
まず著者の株式投資法は「市場には稀な事象を逆手に取るトレーダーがいて、
ボラティリティは良いニュースである。小さな損失はよく出すけど、滅多に儲けない けどビッグチャンスがくれば大儲けする」数理系のトレーダーです。 本書は投資法そのものよりも、むしろ一般的なトレーダー、ファンドマネージャーが 如何にして間違った手法を用いているかを確率的手法を示しています。 著者の得意のモンテカルロ・エンジンを使い、様々な経路をシュミレートして 現在の状況はその中の唯1つの可能性に過ぎないと解説しています。 ここから大金持ち(ビル・ゲイツなど)はたまたまその可能性の1つがうまくいったに 過ぎない。オーディションに通った俳優も少し状況が変わったならば、カフェでバイトを 引き続き行なっていたかもしれないというまさにパラレルワールド的な内容を 確率論を用いて表現しています。 また著者はポストモダニズムへ継投しているためかやたら哲学から前衛芸術に 精通しています。本全体にエッセイ風にその博識を散りばめています。 巻末の参考文献は必読書の集合です! 実は本の内容以上にこの参考文献は役立ちまして、私の読んだ限りでは 脳科学、確率論、ネットワーク理論など珠玉の名著が並んでいます。 孫引きに使うには持って来いの作品群です。(フジキセキ / 2008-02-19)
著者N.N.Taleb氏の名前は “Dynamic Hedging :Managing Vanilla and Exotic Options”(1997)を購入した時期から印象に残っている。知られたトレーダーではなかったし、有名な投資銀行で働いていたわけでもなかったが、エキゾチック・オプションのトレーディングに関する資料が限られていたので、迷わず購入した。数学も難解で理解出来ない点が多い本であったが、所詮「知る者は言わず、言う者は知らず」の世界だから、それ以上追求することはしなかった。タレブ氏の”The Black Swan”はアメリカで話題になった時期に購入したが、この本は持って回った英語表現が難解で、退屈でもあったので、途中で放棄してしまった。「ブラック・スワン」(2007年)に先立って話題になった「まぐれ」(2004年)は邦訳を購入し、長らくツンドクになっていた。「ブラック・スワン」が邦訳され、それなりの評判になっているので、「まぐれ」を読むことにした。マンネリ映画「男はつらいよ」寅さんシリーズがその好例であるが、シリーズの第一作が傑作であることが多く、「まぐれ」が好著であることを期待して読み始めた。
「まぐれ」”Fooled by Randomness”は素晴らしい本である。このような本を書いてみたいと思ってきたが、大事な時期にいい加減な文系の学生をしてしまった浅学非才の私(タレブ氏が繰り返し馬鹿にするMBAでもある)には、とてもこれだけの厚みを持った本を上梓することはできない。しかし、この本の内容は、優秀な理系の部下との議論で理解した数理分析の限界、あるいは実務を経験すれば、自ずと見えてくる金融理論と現実との大きな乖離から理解してきたこととほぼ一致しており、よくぞ数理分析人の内側から、ベストセラーになるような文系にも理解出来る言葉で、トレーディング、リスク分析や金融工学の世界では理解出来ていないことの方が圧倒的に多いことを整理してくれたと思っている。「金融工学者たちは、将来を予測する道具として過去のデータを使い、リスクを計測する。分布が定常的でない可能性があるというだけで、彼らのやり方は完全に間違っていて、そのうちとても高い代償を払うことになるとだけ言っておこう。」といった部分は、現在の金融危機を予見していたとも言えよう。しかし、タレブ氏がバカにするほど、マートン教授やショールズ教授、あるいは誠実な実務家はバカではない。データ・ベースを整理しなければ、実証的な説得力を持たないことは直ちに理解出来るわけで、少なくも日本では、そのために将来の利用を前提に倒産・信用リスクのデータ・ベースを国の予算で蓄積を始めて数年になっている。マートン教授もショールズ教授もK.ポッパー程度は読んでおり、今の市場が効率的であるなどとは言っていない。「白鳥の湖」を見れば、黒い白鳥の可能性は幼い女の子でも理解出来てしまう。 よくぞ書いてくれたというべき素晴らしい本であり、黙して語らぬ曲学阿世の徒や偶然に成功したのに大きな顔をしている連中に、多くの批判の目を向けさせた本書の貢献は、「ライヤーズ・ポーカー」以上かもしれない。しかし、読むのに疲れるし、読み終わった後で、もっと簡潔に書けたではないかと感じてしまう。 2時間で読めてしまうロクデモないベストセラーが跋扈するわが国と、この本ように、良い意味でしつっこい知的挑戦を試みた本がベストセラーになるアメリカないし世界のレベルとの格差は大変に気になるところである。この格差を埋め切れなければ、わが国が知的産業で立国することは出来ないだろう。 本書は、破格の良書で、一人でも多くの人が我慢して読みきって欲しい。そうすれば、一握りの悪人が大衆を無視して世界や国を振り回すようなことになるのを防げるように思われる。 (Jackkatsu / 2010-01-31)
すべてはまぐれなのか?
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独特の言い回しと冗長な話が前振りに多く登場するせいで少々読みづらいところがある。これがどうやら著者の執筆スタイルらしい。まあ、そんなことを多少気にしながら読むことになるのだが。
基本的には投資の話であるが、投資以外の話も含めて「まぐれ」が支配しているのであって人間の力なんて・・・・・。というところだろうか。おや、まるでどこかの宗教本みたいになってきたぞ。 もちろん本書は宗教本ではない。経済の本である。安心してほしい。しかし究極的には同一化していくのかもしれない。半導体回路の設計図は究極的には曼荼羅になると聞いたことがある。それと似ている? それはさておき、人生において投資を始めとし発生する物事はほとんど「まぐれ」によって結果がもたらされるものであるといっている。勿論個人の頑張りや能力、努力を否定するものではないことは述べられている。それでもどうしてもまぐれ(偶然)の入り込む余地は排除できない。ある程度人生経験を積んだ方ならわかるのではないだろうか。 だから?といわれればそれまでだが、忘れがちなことであり意識しておいても損はないだろう。 ひょっとして、失敗したときに「まぐれ」のせいにできる?ストレスから逃れるための本としても利用可能?(tank / 2009-10-24)
書中のソロンの言葉、「終わるまでは終わりではない」がとても印象的。
今、成功しているからといってそれが永遠に続くとは思わないこと、 過去の成功を自分の力と過信してしまうことが、大きな失敗につながる。 よく投資をする際にも「自分は特別で損はしない」「これまでの成功を パターン化して実行すれば安心」という精神状態に陥りやすいが、 改めて投資の難しさを痛感させられる一冊。 具体例が多く、わかりやすい。(SASAP / 2009-01-03)
手法としての統計学ではなく、思想としての確率論の視点から、人間の判断のありようや、世界の不確実性を説き、浮き世は「まぐれ」と「こじつけ」に溢れていると断じるアカデミック・エッセイ。論じられている対象がカオスなら、論じている本人もカオスである。何せ著者は著名なトレーダーである一方で、哲学に文学にファイナンスを修めた大学教授でもあるらしく、自身の投資経験とそこで見聞きしてきた生身の人々の悲喜劇を、雑多な理論や格言で凝り固めて読者の前に盛り付ける。しかもたっぷりの毒舌ソースで味付けした上でだ。山っ気にまみれたトレーダーのひしめく世界にあっては間違いなく学術肌のひねくれ者だろうし、一方で学者の世界にあっても、研究室では得がたい生きた人間行動や確率事象のサンプルを浴びてきたという意味で稀有な存在なのかもしれない。
歴史は過去から学ぶことを教えてくれるし、確率は将来から学ぶことを教えてくれる。しかし、人はどちらからも学びがたい。私たちは見えるもの以上のものを見ようとするし、そのくせ見えているはずのものを見ようとしない。偶然を認めることは一種の勇気であり、偶然を考慮しないことは勇気ではなく蛮勇である。こうしたことの理論的な裏づけを、哲学や統計学や行動科学からこれでもかというほど引用し、具体例も豊富に示してくれる。 ただ、その具体例が金融商品の取引に偏っているきらいはある。数字や確率で論じやすい対象のため、例証としては最強なのだが、投資になじんでいる人ばかりではない一般への訴求度という点では必ずしも最適ではないかもしれない。そのため、投資のように利得や確率を定量化するのが困難な人生や生活面での課題に応用するのは容易ではないが、問題の本質的な構造を明示してくれる点で非常に有意義である。 「私の唯一の強みは、自分の弱みを知っていることだ。」と著者は言う。本当に賢い人とは、自分が賢くないと分かっている人なのかもしれない。これは「無知の知」にも通じる。人間が愚かなことも世界が不確実なことも抗いようのない現実だが、著者は安易なニヒリズムには陥らない。宗教も確率論も無かった時代に人々が不確実性に立ち向かうよすがとしたストイシズムを、毒舌も乾きかけた巻末になって「美意識」の観点から推奨しているのは誠に示唆的だ。 (しらま / 2008-11-23)
なるほど、やっぱりそうか、と思えるところが多い本だ。
ただ、あれも偶然、これも偶然と言ってしまうと、何を基準に将来のことを考えるべきなのかがわからなくなってしまうなあ。 買って良かったとは思うが、翻訳が良ければ、もっと楽しめると思う。(ナツゾウ / 2008-05-27)
書き方はやや冗長であるが、本質を突いた考察が繰り広げられる。
これは、投資だけではなく、現代の科学(社会科学、心理学をふくむ)一般に普遍化される内容を持っている。 この本の内容は、1ページからの各章のまとめではなく、8ページにある表にまとめられている。 「その数字が戦略を決める」(文藝春秋)という本の内容と重なる。 著者が書いているとおり、投資評論家(一部の経済学者、経営者も)はこの本を読んでも腹を立てるか無視するかのどちらかであろう。でも、科学の心のある人がこの本を読めば、そんな人たちが何を勘違いしてかたくなに信念や憶測を正しいことのように語り、まぐれや逸話から因果関係を論証しようとしているか、その悲しい弱さに気づかされるだろう。 よい本だ。ぜひ読んでほしい。理詰めでものを考える人にとっては、とてもおもしろく読める。(pooh bear / 2008-03-23) レビュー数 38 [残りも全部見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.0 |
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