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フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか / レビュー総評点:361
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ASIN:4478190445 / 売上順位:9380
ダイヤモンド社(2002-04)翻訳:池村 千秋/ダニエル ピンク/原著:Daniel H. Pink ¥ 2,310(中古:¥ 1,490)
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今の私の生き方を応援してくれた一冊!
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私は2年前障害者になった32歳(女)である。現在soho環境でメールマガジンの編集を主に行なって給料をもらっている。自分の強みを活かした仕事を数社あるいは数人と契約し生活を送っていくにはどうしたらいいか、ずっと頭の中でもやもやしていた。この本を読んだらその答えが書いてあった。知人でSOHO生活を送っている人はまだいない。そんな私に『今の君の生き方は間違っていない!むしろ応援するよ、アメリカには君のような人がたくさんいるんだ、その事実を僕の言葉で伝えよう』という著者の足で集めたフリーエージェントのためのアドバイスがちりばめられている。自分サイズのライフスタイルを送りたいと思っている人にオススメの一冊!(seco / 2003-03-30)
今まさに起こりつつ変化
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大変すばらしいく鋭い分析がなされた書物であった。
アメリカ社会を対象にした分析論であるが、日本でも今まさに起こりつつある話であると思う。 組織に忠実な「オーガニゼーションマン(組織人間)」の時代から組織に縛られず独立して働く「フリーエージェント」が急増しており、アメリカでは全労働者の4人に1人がすでにフリーエージェントであるという。 フリーエージェント時代のビジネスのあり方についての記述が最も知りたいことであるが、本書の結論は特定のプロジェクトのための適材適所のための人材を集められるプロジェクトマネージャが従来の管理職にとって変わってくると言っている。 内容については、自分が普段している仕事の中でゆっくりだが着実に訪れてきている変化に合致していると思う。それでも、依然として従来型の大企業がまだまだ市場を支配している現状を気にしつつも、本書の著者の主張をがっちりと受け止めたいと思う。記述も、翻訳も大変ユニークで本当に楽しく読める。(ny / 2002-10-28)
人生観が変わった・・・新時代の扉を開く衝撃の書です
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随所で言及されて話題になっていたので、
以前から気になっていた本です。 米国を中心に丹念な取材のもと、脱工業化社会を フリーエージェントという概念で、わかりやすく説明し、 今後のトレンドというか、労働革命が進行している姿が よくわかります。 組織と個人、仕事のあり方を、テイラー主義と、オーガニゼーション マン(組織人間)(ホワイト)を原点とし、その後の産業の隆盛と 組織の肥大化が、今日のユビキタス社会、ネット社会にあわなく なっている様を克明に描き出します。 実は、毎日会社へ出勤して仕事をして、定時になったらプライベート な時間を過ごす、という、いわば多重人格的な労働者像は、歴史的 にみれば、産業革命、工業化の時代に歴史的に作られたシステムで これが昔から未来永劫あったわけではない、という、あたりまえ ですが、あまり気にすることのない、そんな話も随所に出てきます。 また、資本、土地、設備、労働、大量生産という、マルクスが唱えた ような資本主義は、IT革命の登場で、資本すら不要となったし、 設備はネットとPCがあれば、実際には、時間に縛られずに どこでも、自由に仕事ができる、というところもおもしろい。 仕事をする自由、一つの仕事をいやいややることなく、複数の 仕事を選択し、経済的自由を得る自由とリスクの話も出てきます。 とにかく、ページ数は多いですが、文章は平易で翻訳もこなれています。 これからの社会を生きるための、必読の一冊です。(佐倉ごるふ / 2006-04-24)
日本では会社で働かない「ニート」が社会問題になる一方で、組織の問題で自殺する人も増えている。勝ち組、ゴージャスを良いとする風潮もある。これらの前提には未だに「一流大学を卒業して一流企業に入ることが良い」とする思想がありありと残っている。個性や多様化が叫ばれながら、画一的な成功モデルが未だに存在する。おかしいだろう。矛盾が多いのに、その前提を疑うことがないのもおかしい。
この本では、会社に属さず自立して仕事をこなす人間像が描写される。組織に属し、組織への忠誠に基礎を置く縦ではなく、横へと張り巡らされた個人的ネットワークで仕事をする。その絆の根本にあるのは、「信頼」。信頼を基礎に、個人が単位としてつながりを形成する。個人は自由と自分らしさを保ちながら、仕事に責任を持つ。そして成功は、各人で定義する。だから、画一的な成功モデルは意味が無い。教育を受ける必要さえ、個人で決めたら良い。今でもフリーランサーとして生きる人もいるが、より多くの人が同様の形態で仕事をする社会を描いている。アメリカでは既に、組織に属さずに仕事をする人が増えているらしい。 もう人が決めた価値観で生きるのは止めよう。自立し、自分で決めた考えに沿って生きるのだ。勝ち組と呼ばれ、贅沢に暮らせば満足なのか?僕はそう思わなくなった。自分で決めて生きないと、死ぬときに後悔する。そんな人々にとっての、仕事を中心とした生き方のガイドである。参考になる。 2001年に書かれた本であるが、日本ではマスコミの論調は未だに20世紀を引きずっている。生まれてからずっとそんな考えに浸かってきた世代にとっては、生き難くても、それ以外の方法に気付けないのかもしれない。だったら、この本が、新たな社会との関係を気付かせてくれる契機になる。もっと読まれ良い本だ。(eternal_glory / 2006-06-17)
金持ち父さん貧乏父さんや、隣の億万長者等では経済的に自立するために自営業をすることを述べていたが、この本では近年増えつつある組織に属さずに仕事をする人々の労働に対する考え方の変化について述べている。彼らはひとつの組織に属することにリスクを感じる。なぜなら給料の出口がひとつしかないからである。フリーで多くの顧客を持つ方が安定を得られると考えている。また、事業の寿命が短くなったことにより忠誠を誓う関係が上司のようなタテの関係から元同僚やプロジェクトを通じて知り合った人同士のヨコの関係に変化しているとも指摘している。こうした人々が利用する場所がスターバックス等のカフェであり、キンコーズなどのビジネスコンビニである。こうした働き方を可能にしているのは情報通!!信技術の発達により、一人であっても仕事ができるようになったことである。また、こうした働き方の変化から従来の均質化を目指す教育が教育という意味を為さなくなるとも指摘している。トムピーターズ好きには一読して頂きたい。( / 2002-04-22)
”石がなくなったから石器時代が終わったのではない”
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最大の驚きは、米国社会でのフリーエージェントの推定数でした。「雇われない生き方」は米国では予兆ではなく既に現実になっているのです。
次に頭に浮かんだのが、タイトルにあげたコメントです。オイルショックの時代のアラブの大臣のコメントを知人に教えてくれました。このあとに「石油がなくなるからといって石油時代が終わることはない」と続きます。 何かが100%完全に切り替わるのではない変化。 フリーエージェント社会が到来しても、正社員やパートタイマーが消えてなくなるわけではないでしょう。 私の周囲にも「フリーランス」等の呼称で仕事をしている方がいますが、冷静に知人にしめる割合を考えてみるとまだ10%程度でしょうか。その方々も、何かしら組織との取引で仕事をしていると思われるので、組織側をささえる雇用−被雇用の社会構造の基盤ががらりと変わっているわけではありません。しかし、もう少しフリーエージェントの数が増えていく余地はあるのも確かです。 では、どこまで変化するのか。変化の兆しに気がついたときに、その変化がどこまで既存の構造を変えるのか。面白いテーマです。 (jimmy / 2007-02-28)
1年前にこの本に出会いました。影響を受けたのは確かです・・独立しました。この本に書いてあるとおり、家族と過ごす時間も増え、満員電車に乗る回数も減りました。時間も基本的には自己管理で、この自由は十数年に及ぶサラリーマン人生で、一度も味わったことのないものです。妻の買い物時間に幼い子供の面倒を見たり、夕食もほとんど家族で取ることが出来ます。子供のお風呂のあと、仕事に戻ることも出来ます。通勤もありません。赤ちょうちんに行くこともほとんどなくなったので、イエローカードだった体重や肝臓も回復しています。
ただ、無収入の時期が半年以上も続き、精神的にはきつかった。また、経費も意外と出るものです。都内の住宅事情ではオフィス用に一部屋用意できなかったため、子供に不便をかけているかもしれません(それもいいものだという話もありますが)。 サラリーマンでいると、会社の看板や経費に無頓着となりがちです。特に大企業では。自分の市場価値評価と経費管理、リスクヘッジをちゃんとやらないと行けません。 -この本は大好きですが、読む側がしっかりしないと自由を謳歌するバラ色の雰囲気だけが伝わってきてしまいます(リスクは書いてはあるんですが)から要注意。ただ、基本的にはフリーとして共感します。-読むべし-でしょう。(syntagman / 2003-09-01)
すでにフリーエージェントとして活動している人も、フリーエージェントになろうと考えている人も、いろいろな不安を持っていると思う。
このままでいいのだろうかいとう、不安感があるのは否めない。 本書の中にも「孤独感」について述べている。 しかし、これは自分らしくい生きるための手段なのだということを、この本は思い出させてくれる。 内容が盛りだくさんで読むのは大変そうだが、一気に読める内容でもある。 時々読み返したい書になった。(ysnakano / 2002-05-07)
私は学校を出てから一度も就職をしないまま45を過ぎてしまいました。いわゆる自営業者でもない、その都度の契約やチームでの仕事で食べてきました。このような生活に入ったときに私の父親は非常に懐疑的でしたが(私自身いつまで続くのか不安でしたが)、この本を読んである意味ほっとしました。生き方の選択肢として認められてきている、ということですから。それも決してマイノリティーではない。インターネットの発達と共に、フリーエージェント的な生き方はますます容易になってきていると思います。この本は非常に良いタイミングで出されたものだと思います。(america_kabura / 2004-02-19)
一気に読みました。
個の時代などといわれますが、まだまだ組織社会の日本。私自身、小さな企業の経営サイドの人間としてやっている中で、大企業という太刀打ちできない壁と戦わないといけないシーンが多々あります。 自分で選んだ生き方だから遣り甲斐はある・・・と、思いながらも、時には、社会は変わらないのではないか・・・と悲観的になる気持ちを、この本は払拭してくれました。時代は、必ず、独立して生きる人たちが中心になる方向を向いている、そんな期待と勇気をくれる本です。 また、個人として生きるからこそ、ネットワークは必要なのだということをこの本は教えてくれました。フリーエージェントととはいえ、まったくひとりではダメなんですね! すでに、フリーエージェントな生き方を!選んでおられる方はもちろん、「いざとなったら会社なんか辞めて、自分でやりますよ」なんておっしゃる大企業のあなた、その決断の前に、これを読むことをお勧めします!!( / 2003-10-17)
米国での事例集
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現在、起こっている雇用形態の変化に関する本です。自らもFA宣言した著者が米国での事例をどんどん紹介します。個人主義イメージの強い米国でも「オーガニゼーション・マン」の時代からの脱却は結構難しいということがわかります。FA礼賛ではなく、この雇用形態につきまとう孤独や保険の問題を取り上げているのは好感が持てます。筆者は問題提起に重点をおいているので、この社会現象の是非についてはそれほど言及しません。
勤務先以外での交流の意義を考える方や学生の方にはおすすめでしょうね。(tokyowintermute / 2003-02-07)
仕事との家庭の境界線...
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フリーエージェントは、既に米国の労働者の四分の一にまで達しているのだそうです。これがさらに趨勢的に増加していくとの見通しが、膨大な取材をもとに解き明かされていきます。「これまで私たちは、仕事と家庭の境界線をはっきりさせなくてはならないと思いこんできた。...私たちをはじめ、多くの家族が見つけた解決策は、仕事と家庭をブレンドするというものだった。」本書がモデルとするスタイルは、日本の普通のサラリーマンにとってはまだ障害の多いものですが、それでも自分の「仕事観」を揺さぶるうえで、かなり有益でした。分厚い本ですが、内容は刺激的で一気に読めます。翻訳も自然です。(えめふろ / 2002-12-24)
オーガニゼーションマン(会社員などの組織人間)とフリーエージェント(個人事業主などの個人)を見事に比較されています。最もすばらしいのは論理が明快な著者が論理だけに頼らず、フリーエージェントの方々のインタビューをしながら全米をめぐり、証言を元により身近な言葉や表現でフリーエージェントの実態を浮き彫りにしていることではないでしょうか。
労働倫理面、政治面まで言及されており、捉え方の広さも感じますが、政治面など若干付け加えのような印象を受ける部分もあります。 ボブ・ディランの言葉「成功したと言えるのは、朝起きて、自分のやりたいことをやれる人だ」は象徴的でした。( / 2004-02-11)
全ての業界でこのようなフリーエージェント型雇用がなされることはあり得ないと思いますが、少なくともIT業界については、「個人業務委託」という形態ですでにフリーエージェント型の雇用がスタートしています。
今後さらにITが進化することによって、いわゆるホワイトカラーの多くがこのような雇用形態になることは十分あり得る話だな、と感じました。 (jiateng4 / 2006-08-18)
会社員を辞めて独立したばかりなので、タイトルに惹かれて買いました。しかし、フリーエージェントとして生きていくためのセルフヘルプ的な内容を期待している方には、線を引きたくなるような内容は全くありません。これは、純粋にドキュメンタリーまたは調査レポートとして、社会情勢を知るという目的のために読む本です。「アメリカのほうがフリーエージェントの波が拡がっていて、地位が確立されているんだなぁ」ということを、調査データとともに確かめ、納得することができます。フリーエージェントのコンサルタント、ライター、デザイナー、イラストレーターなどとの付き合いがあって、自分もこれからフリーエージェントになるために勉強しようという人には、"So What?"な内容かもしれません。(tomophy / 2005-06-14)
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