レビュー総評点:
322

この本に書かれてあるのは、一つ一つを取り上げれば当然のことであり、目新しいことは何もないかもしれません。しかしながら、日頃の仕事の中でともすれば忘れがちになるそれらを、体系的にまとめ、身近な事例を取り上げて説明した本書は、変革期にあるビジネスパーソンに、大切なこととは何かを再び思い起こさせてくれるでしょう。特に、入社して数年たった人達、自らの仕事に疑問を抱き始めた人達にはお薦めの一冊です。ただ、多くの人に手にして貰いたいが故に、本書の文体がやや難解に書かれているのが残念でなりません。( / )
誰だって成果を出したい、成功したい、人に認められ たいと思いますが、そのための方法、どんな人にも 当てはまるであろうし、どんな時代でも適用される 普遍的な方法が書かれています。 そしてとても驚くことは、その方法とはごくごく 当たり前なことであるということ、そして多くの人は その当たり前のことを日ごろはまったく忘れていること です。 私は3回読みました。もっともっと読むと思います。 みなさんも何度も何度も読んでみてください。 何度も驚き、気持ちを新たにすることができると 思います。( / )
「プロ」とは?
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職場の上司や先輩からまま聞く「プロ意識を持て」、「プロフェッショナルであれ」という言葉。では「プロ」であるということはどういうことなのか。そういった疑問にこの本はうまく答えてくれるものです。 著名人の書く「プロ」本と比べると個人レベル経験や成功体験という点でやや具体性に欠ける部分がありますが、その内容をもとに自身の仕事に取り組む際の心構えや、仕事を通していかに成長し身を立てていくか、といったことの参考になります。実際、私自身もとある分岐点でこの本を手に取り、今まで自分を反省し、これからの自分はどうしたいのか、どうやって成長していきたいのか、という指針にしています。 前述しましたが、この本は個人の成功体験談やいわゆる「HOW TO」本とは異なり、個人を取り巻く環境や社会を織り込んだ上で、一人一人がどのように考え、行動していくのかを表した本です。そういった点で「プロ」とはどういうものなのか、とよく考えさせられます。ですので、これから読まれる方は今の自分の状況や考え方と照らし合わせながら読まれることをお勧めします。特にこれから就職活動や仕事を始められる方にお勧めします。(unbalance / 2006-08-17)
ドラッカーの入門書としては、最高の名著だと思う。 彼の作品はマネージメントに関するものが多いが、 本書は、人間の生き方や成長についても触れられており、 自己啓発書的要素もふんだんにあるので、 誰が読んでも、興味深く読める一冊である。(n504is / 2007-09-25)
産業社会からの歴史を振り返りながら、 ビジネスについてはもちろん、セルフコントロールの仕方や 上司・部下の付き合い方についてもバランスよく書かれている一冊です。 ドラッカーの入門書としても最適だと思います。 ビジネスにおけるプロフェッショナルの条件をひとつひとつ知ることができるので ビジネスマンや経営について勉強している人は一度読むことをおすすめします。(RLeaders / 2007-09-06)
ドラッカーの本は、とても読みやすく、わかりやすく、かつ世界と日本の歴史がふんだんに盛り込まれているので、あっという間に読んでしまいます。同書は、30代のビジネスパーソン必見です。その理由は、「これからどうやって生きていけばいいのか?どうやって働いていけばいいのか?そのポイントは何か?」ということが具体的に解説されているからです。 どうやって勉強すればいいのか?」「時間はどうやってつかうか?」「何に価値を見出せばいいのか?」「成果をあげるには?」というノウハウを具体的に示してくれます。( / )
私は職務がら、ドラッカーを「目標による自己管理」の提唱者として読んでいます。本書は、人事のための本として読んでも、体系的にまとめられていることと、その深さ、その新しさにおいて、必要なときに戻って来るべき本だと感じています。世の人事担当者の方にはバイブルとして頂きたい本だと思います。 さらに、世のマネジメントの本がいかにドラッカーから多数引用されているか、再認識もできると思います。このような分野でドラッカーを超えた人はまだいないと思います。(coolsunnyday / 2003-09-14)
内容にまとまりがないというレビューが見られたが、それは本書がドラッカー氏の一連の著作からポイントとなる箇所を抜粋し編集しているためだろう。決して彼の主張がそのまま反映されているわけではないことに留意したい。 大きくわけて「社会」と「仕事術」から構成されているがこれが若干の混乱をまねいている原因かもしれない。 例えば仕事術だけを学びたければ、[経営者の条件]を読まれた方が主張が一貫していてはるかにスッキリするだろう。具体例も豊富でわかりやすい。 私はドラッカー氏の著書をもうすでにかなり読み込んでいたのでポイントを整理した復習用みたいなつくりでありがたかったが、たしかにはじめての方にはまとまりがなく分かりにくく感じられるかも。 貢献を重視するや強みをいかす、もっとも重要なことに集中するなど要点を押さえるだけでも充分価値はあるとはおもうが、あくまでダイジェスト版だという割り切りも必要だろう。(宇宙のサイコロ / 2006-03-09)
P.F.ドラッカーというと、会社組織のあり方とか大企業におけるマネジメントなどが中心だと思いましたが、この本では、ビジネスマン個々の能力を最大限に発揮するための方法論が書かれています。読み方によっては、ビジネスだけでなく人生そのものについての指南書になるかもしれません。自らのマネジメントについて、一読して頭がきれいに整理できました。自信を持ってお勧めできる一冊です。(pizarro8 / 2002-02-18)
いざ、大きな組織に入って 自分が、会社の歯車のひとつ、 それどころか、自分の立ち居地すら確認できず 途方にくれている人、、、少なくないのではないでしょうか。 または、大組織特有の仕事の進め方に辟易とし 自分の思った仕事の半分もできないと感じている人も 多いのではないでしょうか。 実際に大きな組織でもまれている人ほど この本は大きなヒントを与えてくれるのではないかと思います。 また、新人・中堅・管理職それぞれの立場で読むと それぞれ違ったものが得られると思います。(まーい / 2008-09-05)
経営学者であるP.F.ドラッガーによる現代における労働、生き方について言及した一冊。 20世紀は肉体労働を中心とした社会であり、生産性を上げることが成果に結びついた。 21世紀に入り、労働の重心は肉体労働から知識労働へと移った。 その中で知識労働者はどのように働くべきかについて述べられている。 上田惇生氏の訳文は非常に読みやすく感じた。 上田氏は多数のドラッガー著書の訳を手がけていることもあり、ドラッガーの意図をうまく汲み取っているのではないだろうか。(shigegon / 2008-03-09)
まず特徴的なのは非常に平易な文章を使って書いています。だから誰でも読める。 しかし本書には方法的な含蓄が詰まっています。 大雑把に言って 1.知識労働者とは何か? 2.生産性を高めるにはどうすべきか? 3.自らをマネージメントするにはどうすべきか? 4.意思決定の秘訣ーコミュニケーション力 に分けられる。 まずドラッカーはあるケースがあるとそれに解決、対処するには幾つかの方法があり、 その幾つかの方法を箇条書きに示しています。 書き方としては単純なのですぐに理解できます。ここが「初めてのドラッカー」 として編集された理由です。 実際私は読み始めてその間にもいろいろ今まで気付かなかった方法を試してみると 意外に単純に解決できたのであっけらかんとしました。 また優れたコミュニケーションとは何か?には職場の上下関係の コミュニケーション、対人関係も書いていますのでこの件にお悩みの方々にも 一助の方法になるかもしれません。 平易な文章の割りにかつて自分の気付かなかった方法を示してあるので、 なぜこんな簡便な方法を気付かなかったのか?自分は相当バカだったと 痛感させられました。 本当に収穫ある一冊です。 付章の「eコマース」に関してはITの未来を推測していて極めて知的刺激を 味わえます。 ドラッカーは難しいそうと思われる方こそ容易く推薦できます。(フジキセキ / 2008-02-09)
文章が平易なので、結構とっつきやすいです。 冒頭は、時代背景というか、歴史的経緯で、資本主義社会 が知識主義社会へいかに転換してきたか、知識とはマネジメント や組織の営みといかに関係があるのか、さらに、生産性向上と 知識の関連をテイラー分析の評価を交えながら語っていきます。 このあたり、へえ〜と感心するのですが、ところで、プロフェッショナル の話はいつ出てくるのかな、としばし半信半疑にも。 でも、そういった知識経済社会の中で、今後誰が主役になるのか、 という論旨展開から、徐々に、「さて、あなたは、何で知られたい のか」という話、さらに、自分の特性分析から時間管理、人生の マネジメントなど、個人の生き方や何かのプロとは?へ 話が広がります。 簡潔な文章に、重い意味がたくさんちりばめられていて、いちいち うなずいてしまう、まさにエッセンス本といえます。 ただし、タイトルから受ける印象のような、いかにも、個人が プロとして生きていくための指南書然とした内容ばかりでは なく、もっと時代を大所高所から俯瞰したスタンスで書かれたもの ですので、その辺は、大前氏の「プロフェッショナル本」とは まったく違うので、注意が必要です。 また翻訳ですけど、私には、よくこなれて平易で読みやすい感じを 受けましたが、いろんな著作から集めて編纂したせいか、章と章の つながりが、あんまりないのが残念ですね。(佐倉ごるふ / 2006-07-27)
会社のものから勧められて、はじめてビジネス書を読んでみた。企業組織は、人、もの、金というが、その人の知識労働の生産性について述べてある。2000年に書き下ろしたものであるが、決して今読んでも違和感はない。ピラミッド社会から円盤型(チーム)の組織編成は、すでにリストラクチャーされた企業は多いが、まだまだ形だけで、日本に合わないところもあると感じる。戦後、右肩上がりだった経済もプラトーになり、一人一人の価値観と判断が企業の重要な将来を担っていることが強調されていた。心に沁みるフレーズが散りばめられラインマーカーでページは色とりどりになってしまうほどじっくりと噛みしめて読んでしまった。読後感は、すがすがしい風といった感じ。(ケンケン / 2005-02-17)
ドラッカーはいつも、言葉の定義をわかりやすい例を使って 時代の変化を理解できるかたちにしているので、読み手として も実感をもって読むことができる。 幅広い歴史のバックグラウンドの中からその変化を感じるのは それだけの経験に裏打ちされているということもあるはずだ。 本書は、プロフェッショナルというように核となる Part3の「自らをマネジメントする」を通じて、 「いかに成果をあげるか」が述べられている。 ここでの成果は、知識そのものを磨くのではなく、 自分個人の目的(成し遂げたいこと、夢)のために、 「自らの成果を他の人間に供給する」ということである。 成果を出すタイプは千差万別だが、 成果をあげるのは一つの習慣であるということばには 非常に感!銘を受けた。 今後も、自分なりの成果をこのような場を通じて 発信していくことを習慣化するつもりである。(古屋荘太 / 2003-03-10)
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平均点:4.5
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