|
レビュー総評点:
159
研修テキスト向き
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ロジカルシンキングの独習教材には不向き。理由は3つ。第一に部分的な手法の説明に終始し、全体像がつかめない。第二に、どのようにすればそれができるようになるのか具体的説明が乏しく結局わからない。第三に問題に回答がついていないので、独習に不向き。従って個人的にロジカルシンキングを学習する場合には欲求不満が残る。但し、講師が指導する場合のテキストとしては、これらの欠点を補足できるので逆に好適。(3q / 2004-07-18)
マッキンゼーのコミュニケーション・スペシャリストによる論理構成の指南書。 ただ、論理構成そのものの解説というよりも、コミュニケーションを効果的にするための手段として論理構成をどのように用いるべきかという点に主眼がおかれているように思います。 それゆえ、非常に実践的な内容になっていると感じました。 まず、コミュニケーションの目的はメッセージを相手に伝えることという内容から始まります。 そのためには、話の重複・漏れ・ずれを無くすことが不可欠であるという主張へと展開し、 ・MECE:話の重複・漏れ・ずれを防ぐ ・So What?/Why So?:話の飛びを防ぐ という論理構成の横(MECE)と縦(So What?/Why So?)の説明およびその実践へと移ります。 各章のポイントには、日常的なコミュニケーションの中で散見される拙い論理構成の例を示し、どのように改善すべきかを訓練する練習問題が散りばめられています。 この点からも、本書は実践的な内容になっているものといえると思います。 本書の欠点は、例えばMECEやSo What?/Why So?もそうですが、いわゆる「コンサル用語」を多用しすぎているところにあります。これらの用語に対する説明が不完全なままに本題へと突入しているために本書全体の構成にやや論理の「飛び」が感じられます。 それを除けば、コミュニケーション上の論理構成の良い問題集と言えるでしょう。(雷電 / 2007-01-01)
同じマッキンゼー関連のビジネス書としては「マッキンゼー式 世界最強の仕事術」よりは明らかに役に立ちます。 どっちか迷ったらこちらを買うべし。 (読み物としては世界最強~も面白いんですけどね) 速攻効き目あり、って感じでオススメです。 会社で「MECE」を流行らせよう。 ただ、惜しむらくは、 ・この本自体がMECEでない。内容の重複、余事多し。MECEにまとめれば半分以下の厚さで済むと思うのですが…。 ・章ごとの例題に解答例がほしい。こういう本って、みんな通勤電車の中で読んでると思うんですけど、例題を考えるためにペンを取り出して階層図書いてなんてできないですよ満員電車の中で。(iruka / 2001-06-11)
人とのコミュニケーションは元来難しいものです。 コミュニケーションの目的が、相手に何かを伝えて、相手を動かすことである以上、コミュニケーションでは意見が異なる相手の存在が前提になっています。 いくら自分が正しいと思っていても、相手にそれを伝えられなければ意味がありません。特にビジネスにおいては、一人で完結する仕事というものはありえず、お客様やチームのメンバーなどいろいろな人と接する必要があります。そうした中で、自分が正しいと思ったことを実行するためには、コミュニケーションは欠かせません。 では、どのようにして相手に自分の意見を伝えて、望みうる結果を得るのか?そのために必要な技法を解説したものが本書であると思います。 内容自体は入門書的な位置づけであり、「MECE」や「So What?/Why So?」のような、論理思考を解説したビジネス書には必ず書かれている基本的な事柄から丁寧に解説されています。逆に、非常に多くの類書が出回っていますので、そのような本を読んだことがある方でしたら、既に知っていることが多いと感じるかもしれません(少なくとも私にはそう感じました)。もちろん、そのような類書と比べてもわかりやすく書かれていますので、復習として読んだり、同じ内容でも別の視点から新しい洞察を得たりすることができますので、知っている人が読んでも無駄になることはないと思います。 ただ、本書を読んだだけですぐにコミュニケーション能力がつくかというと、そんなことはないと思います。 本書の中でも述べられているとおり、本当に論理的なコミュニケーション能力を身につけるためには、トレーニングや現場での実践を通じて、数多くの経験を踏む必要があると思います。 ただ、闇雲に経験を積んだだけでは、今までと変わらない。能力を伸ばすための基本として、本書に書かれていることを理解し、それを念頭におきながら、経験を積む。そういった使い方をして、初めて本書の価値が出てくると思います。(the_world / 2007-04-03)
世界的な経営コンサルティング会社のマッキンゼー社のロジック・マフィア(ロジックチェック等をする専門家)の書いた本。バーバラ・ミント氏の本をよりわかりやすく実践的にした本と言える。本の中にでてくるチャート(図)とメッセージは実際マッキンゼー社のスタイルであり、参考になる。 注意点とすれば、この類のどの本にも言えることだが、実際にトレーニングしないと身につかない。マッキンゼー社に入社して、マスターするまでは徹夜続きで半年ー1年かかるものでないだろうか。私自身もコンサルティング・ファーム出身で、自分でマスターした経験や学生等に教えた経験からも、「できる」人からトレーニングされないと難しいだろう。米国では企業研修等でピラミッド・ストラクチャー等を取り入れられており、日本でも一般的に企業研修に取り入れられる日は近いのではないだろうか。(mkoba / 2002-01-05)
ロジカルシンキングの入門書の定番だと思います。これまでに私は5冊以上ロジカル本を購入し、また何冊か斜め読みをしましたが、その中では本書が最も内容のバランスが良いと思います。因みにもう少し詳しい説明が欲しい方には古典的名著であるバーバラ・ミント氏の「考える技術・書く技術」がお勧めです。 【こんな人におススメ】 ●就職活動生・新社会人 ●ロジカルシンキング本が多すぎて何を読めば良いのか分からない人 ●「考える技術・書く技術」を読もうとして途中で挫折してしまった人 (村岡公一 / 2007-09-30)
漠然と考えていたこと、なんとなくだが知っていたことを体系的に整理できる本です。類書に比べて圧倒的に読みやすく、一気に読み終えました。企画書・プレゼン資料作成の際には、個別に対処するのではなく、一定の共通ルールに従ってできそうです。はたして、上司・顧客がレポートのロジックを理解してくれるか(ロジカルな脳みそを持っているか)?は別ですが・・・。 できれば、思考の過程だけでなく、レポートにまとめる際の技術や完成後のイメージも解説してもらえれば完璧でした。( / 2001-05-01)
様々な場面で、自分の考えたことについて ・ 論理的に考えて相手に説明することが苦手と思っている方 → ご購入されることをお勧めしますよ。 ・ 仕事のOJTなど過去の経験から、すでにある程度の表現力をお持ちの方 → 本に書いてある内容は、普段から自然とやっていますよ、と感じられるのではないかと思います。 私は前者なので、とても勉強になりました。 照屋さん、岡田さんには続編を期待したいところです。でも、問題に対する解答例はつけて欲しいな。(あきひろ / 2002-01-04)
「個人のコミュニケーション能力不足は仕事にも影響する」もっともだ。ただ、この本自体コミュニケーション能力が不足している内容。仲良く他論理本と抱き合わせて読むのが良い。この本でのスキル獲得は新卒なみ。真に受けていてはビジネス論争で負ける(本音で語る / 2010-01-16)
タイトルに書いたとおり。 この本を読めば、ロジカルシンキングの重要性や、概要はつかめます。しかし。どのようにすればそれができるようになるのか具体的説明は少ないので、実際に、ロジカルシンキングやロジカルトークを実践レベルで使いこなすには、別の本をさらに買うことになります。 (★ / 2009-11-20)
読み手のレベルによって良書か物足りない書かというのが変わります。 論理的思考という技術について基礎ができている人には(値段の割りに)物足りない書、 初学者にとっては良書となりうるものだと思います。 いずれにせよ諸手で褒められる良書ではないと思うが、"どちらかというと"後者にオススメできる。 練習用の例題・問題が幾つも載っていて、それに対するヒントも書かれているのですが、 模範解答がないのが致命的です。 基礎ができている人にとってはこの点の問題はないかもしれませんが、一方で本文説明部分が それら対象者には無駄な部分となります。 初学者には本文内容は有用ですが、例題・問題は独習に向かない部分と言わざるを得ません。 結局、どんな人を対象にしているにせよ不親切な本だと感じます。 私は著者のセミナーにも参加したことがあります。 結局この手の技術は理解した先の、その後の実用段階の繰り返しの (訓練とも言うべき)経験によって本当に身につくものです。 それはセミナーで細かいご指摘を頂くことでも実感しましたが、それゆえに、 本書の解答のない例題・問題には問題があると言えます。 独習向けではなく教本向けというのは他のレビュアーも書かれている通りだと思います。 うまい商売してるなー、という雑感。 内容としては良いエッセンスが含まれているので、社会人・・・というよりも大学生くらいの うちにこういう思考法を理解しておくことはオススメする。 (その際に本書で学ぶかどうかは要検討・・・、ってところ)(す。 / 2008-05-01)
相手に理解してもらえる論理を組み立てるには どうしたらいいのかを学び始めるのに最適の書だと思った。 本書自体が読者によく理解されるように論理的に 組み立てられている。 ただ、本書を読み進むスピードと 論理力をつけるスピードは同じではない。 私の場合は、途中から追いつかなくなって 消化不良気味になってしまった。 この部分は本書の責任でなく、 個人の問題であろう。 もう一つ、リクエストとしては 模範解答のないトレーニング問題があるが、 入門者には、ちょっと厳しい感じもする。(かんおおやま / 2008-04-06)
「論理的思考」系の本の中では、内容がわかりやすかったように思います。SoWhat?Whyso?、MECEなどは理解を深めることができました。しかし、問題に対する解答例がなく、自分の考え・思考プロセスが的を得ているのかどうかの判断ができず、消化不足です。その点からすると「論理力を鍛えるトレーニングブック」の方が、達成度みたいなものは感じました。( / )
自分の意見や調査したことをまとめる能力が高くても、それらに1本筋の通った論理を与え、主張できるだけの力を持ったプレゼンテーションができないことが多い。自分も含めて。 その時にこの本はMECEという方法を与えてくれた 1本筋となるように「重複・漏れ・ズレ」をなくすというセルフチェックを心がけるだけで質がぐんと飛躍する 筆者も言うように、これは「習得可能な技術」だ ぜひ本を読みながら、自分の仕事に当てはめて考えて、本を行きつ戻りつしてみると理解度があがると思う(mybrand / 2006-02-12)
バーバラ・ミントの『考える技術・書く技術』のような類の本と思い、手にとってみたのですが、この手の本にしては異常なほど読みやすい。論旨もうまくまとめられているし、クイズがついていて、論理的思考のトレーニングができるのもいい。読み終えて何となく自己満足する本と違って、本当に実力がつく本です。MBA系のお堅い本はちょっと…という人にもおすすめです。(炎野麻毛太 / 2001-05-25)
レビュー数 82
[残りも全部見る][amazonでレビューを書く]
平均点:4.0
|