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日常生活を経済学する / レビュー総評点:5
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ASIN:4532147905 / 売上順位:203496
日本経済新聞社(1999-11)
翻訳:上原 一男/原著:David Friedman/デイビッド フリードマン
¥ 2,415(中古:¥ 541)
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レビュー総評点:
5
内容的にはベッカーやバロー、ランズバーグ、最近では『裸の経済学の』ウィーランなどと同様で、身近な問題を経済学の視点から考えてみようというもの。ただ、フリードマンのこれは、同様他書に比べてやや説明が難しいように思う。もちろん、分かりやすさのための簡略化がない分、きちんと読めば同様他書よりも身になるところは多い(と思う)。 フリードマンらしさは控えめだが、随所にそこはかとなく感じられる筋金入りの自由市場主義者の視点はやはりさすがである。 教養プラスもう少しを望む人はぜひ(shiki3 / 2003-12-19)
ミクロ経済学の入門書にはいろいろなスタイルがあるだろうが、本書は私が見た中でも、かなり際立っているものの一つである。 それは、本書が、厳密に「科学が特定の側面に光を当て」、「全ての側面を説明できるわけではない(が興味深い一側面を説明する)」という点に着目して筆を進めている点である。とりわけ安易に経済学批判をする人には本書を薦める。素直に読んでみた後に建設的な批判を試みて欲しい。 本書の二つの仮定、「人々の行動を説明する因子として「合理性」が有効である」と「合理的意思決定問題は比較的単純なモデルで近似できる」という、ミクロ経済学の学問的なコアが見事に表現されている。 それでいて、実例は、誰もが興味を抱くような対象を切る。 経済学が単なる市場やお金という「特定の対象」を扱う学問ではなく、 人間行動のある「側面」をあらゆる対象に関して明らかにする学問であることを実感してほしい。(decidrophob / 2005-07-22)
1999年代出版の書籍ではあるが、日常生活に通ずる経済学を学ぶ場合外せない書籍であると考え、手に取った。 内容としては『 ヤバい経済学』や『まっとうな経済学』に通ずるもので、 日常生活における人間の行動と経済学を結びつけ、行動の経済学的合理性・非合理性や 何が一般人の行動にとってインセンティブとなるのかを解き明かした斬新なものである。 行動経済学が今ほど発達していなかった1999年にこうした書籍を執筆できるフリードマンの慧眼はさすがだが、 いかんせん訳出がカタすぎて本当に読みにくい。 経済学を知らぬ作家が訳した経済書よりはまだ読みやすいが、 英語特有の言い回し (ex:「〜なのだろうか?そうと言えるが、そうではないのだ」のようなもの) をそのまま訳してしまっていて、およそ一般の日本語では用いないような言葉づかいが延々と続いている。 訳者は、当時齢70となる人間だからこれが普通と感じるのかもしれないが、 現代の一般経済学書ならこのような訳で出版されることはまず無いのではないか。 それに加え、用いられる例え話も西洋圏独特のものがそのまま紹介されており、何を意味しているのかサッパリ分からない。 それを、訳者のおカタい訳出でガチガチに直訳しているから、もう完全に意味不明な部分もあった。 内容が素晴らしいだけに、訳出の「こなれてなさ」が非常にもったいなく感ずる。 現代書に慣れ親しんでしまった私としてはあまりに読みづらく、二つ星と評価したい。 新訳版の出版を期待したいものです。(belle_epoque0903 / 2008-12-18)
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平均点:3.5
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