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レビュー総評点:
279
文章内に書かれてあるのとは逆に、 「上司に、コーチングの勉強になり面白いよ」と薦められ手にとりました。 これまでに、何冊かコーチングの本を読みましたが、 同書は、マニュアル本のような聞き方、話し方といった手法ではなく、 「人としての生きかた」。もっと人の幸福や、楽しみ、豊かさ、といった マインド面に、重きがおかれている内容になっていました。 そのため、冒頭は少々面食らいましたが、 後半に行くにつれ、自分自身が筆者にコーチングをされているような 気持ちになってしまいました。感情が昂ってしまい、あとがきを読みながら 涙が浮かんでしまいました。まさか、コーチングの本で、このような感情に おそわれるとは思いもよりませんでした。 今、読み残しがないか、 新たに感じるものはないか、と再度読んでおります。 今度は、どんな感情が噴出してくるのか、楽しみです。 【補足】 ちなみに、同書を薦めた上司は 「いいコーチングの本だっただろう。 コーチングっていうと硬くとられがちだけど、 普段やっていることと変わらないだろう」と、 手法について感銘を受けたようでした。私の感想には、 「えっ、どこで泣けたの?」と、とても同じ本を 読んだとは思えない面持ちで、首を傾げていらっしゃいました。(せぷたか。 / 2008-01-25)
邦題はやや「ハウツー本」的であるが、原題「What Got You Here Won’t Get You There」が示す通り、内容はCEO一歩手前のExecutiveを対象とした、Executive Coachingの草分けと言われるMarshall Goldsmithによるベストセラーである。 同氏はJack Welchをコーチングしたことでも知られているとのことであるが、本書の中でもCEO一歩手前のExecutiveが真のCEOに昇進する為に乗り越えなければならない「無くて七癖」を如何に改善して行くかという事例をベースに、非常に説得力のある内容となっている。 本書ではリーダーシップに関わる問題点として20の悪い癖を挙げているが、この20個に全く心当たりのない人は、まずいないであろう。多かれ少なかれ「気付き」がある筈である。一方で何故それが問題で、どうしてそういう癖を持ってしまうのか、それを改善するにはどういう点に留意すれば良いのか、という観点でここまで丁寧に解説した書物はあまり読んだ記憶がない。そういう意味で、筆者の心理学研究のベースと一流のExecutiveを相手にしての実践的Executive Coachingの経験の積み重ねの集大成が本書であるとも言える。 同氏の報酬体系は成功報酬(平均25万ドル)とのことであるが、本書への投資は十分に見合うものと確信する。 (hbspmd / 2007-12-17)
タイトルから自己啓発本のようにも見えますが、「できる人」ではなく「普通の人」や「常識がある人」になるための法則です。本に書かれている問題のある行動は、誰でも多かれ少なかれ持っている仕事上の悪い癖であり、思い当たることが多いのではないでしょうか。これに気が付くだけでも、この本を読む価値はあると思います。 話す前に、これから話すことが相手や会社にとって価値があることかを自問するという習慣を身につけるためには、成功体験が高い人ほど大変なのかもしれませんが、その重要性と会得後のすばらしさが具体的にわかるため、本を読むことでコーチングを受けているような体験を味わえます。 この本に加え、自己改革を実現するための決意と少しの勇気があれば、「仕事ができる人」から「人間としてすばらしい人」に変われるように思いました。(manabito / 2007-11-25)
成功者というのは得ようという意識が強く、実際にいろんなものを得てきている。 そういう人たちの求める源泉は「お金」「権力」「地位」「人気」の4つに集約される。 これを手に入れるために自分のお金、時間、エネルギー、情熱、才能などを100%以上投資してきた。 “がんばる”ことでたくさんのことを得てきたのだ。 これから先に進むには“がんばる”だけではたどり着けないステージがある。 「後世の何かを残したい」「影響力のあるロールモデルになる」「すばらしい企業を作る」という崇高な目標を持つステージだ。 ここのステージに上るためのヒントは“やめること”なのです。 がんばって“やる”は“やりつくした”ので“やめること”を探し“やめる”ことが必要になってくるのです。 僕は今までスリーインワンというセラピーで「やめる」ことを中心に活動してきたので、この「やめる」ことの効果はわかったつもりでいました。 ところが・・・なんと・・・まだまだ・・・たくさん・・・やめることが多いことに気づきました。 それは、この本に紹介されている「20の悪い癖」をやっている自分に気づき愕然としたのでした。 今この悪い癖をやめるチャンスが来ている時に本書に出会えました。 1.極度の負けず嫌い 2.何かひとこと価値をつけ加えようとする。 3.善し悪しの判断をくだす。 4.人を傷つける破壊的なコメントをする。 5.「いや」「しかし」「でも」で文章をはじめる。 6.自分がいかに賢いかを話す。 7.腹を立てているときに話す。 8.否定、もしくは「うまくいくわけないよ。その理由はね」と言う。 9.情報を教えない。 10.きちんと他人を認めない。 11.他人の手柄を横取りする。 12.言い訳をする。 13.過去にしがみつく。 14.えこひいきする。 15.すまなかったという気持ちを表さない。 16.人の話を聞かない。 17.感謝の気持ちを表さない。 18.八つ当たりをする。 19.責任回避する。 20.「私はこうなんだ」と言いすぎる。 この20の悪い癖の解説と解決法については、ぜひ本書をお読み下さい。 とても実践しやすい方法が紹介されています。 新しいステージに立つことができるでしょう。(まぁちゃん / 2008-03-09)
仕事で人の上に立っている方にとって、 そのくらいわかっているよ〜と思う人に読んでもらいたい本です。 当たり前なことだけど、とっても難しいことを いろんな角度から、丁寧に事例を加えながら説明してくれています。 部下との関係に悩んでいる方や、人付き合いに悩んでいる一般の方まで 100%思い当たる節があると思います。 また、若干太い本のため敬遠してしまいがちですが、 読み始めると、太さが気にならないくらいスラスラ読めます。 内容的にもひらがなが多く、とってもわかりやすいです。
いい本って、わかりやすくて読みやすい本だと思いますが、 まさにそれです。(motley crue / 2008-06-10)
→役員のための教科書です つまり、 既に成功を収めた人が さらなる成功を収めるために 読む本です →ジャック・ウェルチも教えた著者の 「エクゼクティブを教える」ことに特化した 技術と方法論は、一読に値します →基本は単純、応用は複雑.. エクゼクティブという、 成功と自信を積み重ねてきた人への 単純だけど複雑、簡単だけど奥深い 観察と助言、そのプロの“コーチング”に 圧倒されます →この本に触発され、 「夜のフォローアップ※」(P250)を 知人と二人で1週間実施しました! そこには日記よりもブログよりも 価値ある 「次の行動につながる ふりかえり」 がありました♪ ※毎晩電話で、電話の向こうの相手に 予め設定した10問の質問に答える という単純なコーチング 注意点は 質問する方は、意見や感想を言わない 答える方は、必ず正直に答える というもの →本書には、素晴らしい言葉が たくさん埋まっています 私は、他人を変えるために、 また自分を変え続けるために この言葉を胸に刻みたいと思います 「自分が心から価値を置くものが脅かされて初めて、 人は変わろうとする。 それが私たちの本性だ。 それが自然の法則だ。」(P49)(よこはま こうたろう / 2008-02-09)
管理職の方には必読書と言えるだろう。 書いてあることは、いたってシンプル。 当たり前と思われることでも、普段から意識していないと、 お粗末になってしまうことが多い。 読み応えがある上、自分がきちんとできているかどうかを、 再確認するうえでも、とても重要な本である。(常夏 / 2007-11-28)
著者はかのジャック・ウェルチなど世界的大企業の経営者をコーチしてきたエグゼクティブ・コーチングの第一人者とのこと。その著者のコーチング本ということで体系的で技術的なコーチング理論が展開されるのか?という予想は、いい意味で完璧に裏切られました。 エグゼクティブどころか、後輩がひとりでもいる若手まで、少しでもコーチ的な立場にいる人なら心しておきたいことが山ほど書いてあり、大変ためになります。 本書の前半で著者は、成功した人ほど強みをもっている一方で、その強みが部下をもったときに悪い癖となってしまうことを指摘。「極度の負けず嫌い」「ひとこと付け加える」「『いや』『しかし』『でも』で文章を始める」「『私はこうなんだ』と言いすぎる」などなど20の癖。私は成功者ではありませんがそれでも心当たることはひとつやふたつじゃありません…。 そして後半では、良きリーダーになり良きチームをつくるための手順「フィードバック」→「謝罪」→「公表」→「聞く」→「ありがとうと言う」→「フォローアップ」→「フィードフォワード」…が具体例も交えて分かりやすく示されます。 上司が目上であることは誰でも知っていることだし、知識や経験が豊富なことも当然。それなのに、上司というのはとかく上から目線で話してしまうものです。でも、そのような態度で部下の心が離れていっているとしたら…。 とにかく耳が痛いことがたくさん書いてあって(そう感じる人は相当多いはず)骨身に染みる本です。私もコーチング本はたくさん読んできましたが、まちがいなく最高ランクに位置すべき内容です。日ごろの行動に気をつけるために文字通り、座右の書としたい本です。(おがよし@CSS / 2008-11-22)
一応役職者及び(世に言うところの)成功者向けの本ですが、特に後半は役職問わず役に立つ良書だと思います。できれば役職につく前に読んでおくのがベターでしょうか。 自己反省のための本や啓発書は多々存在しますが、この本は以下の点で希有な存在です。 以下、抜粋します。 --------------------------------------- 本書、そして本書に書いたよくなるためのプロセスは、一つの不変のプロセスにかかっている。 私は、あなたがよくなるために何を変えるべきかを決めない。 あなたが決めることもない。 彼らがする。 彼らとは誰か? あなたのまわりのすべての人だ。あなたのことを知っていて、心にかけ、あなたのことを思い、口やかましく言ってきた人たちだ。 --------------------------------------- 自分のまわりのすべての人々が自分がよくなるのを助けてくれる。そういうやり方をこの本は紹介してくれています。又、TODOよりもtoSTOPに重きを置くというユニークなやり方で、非常に生産的なノウハウを提供してくれ、一読の価値はあると思います。 ※分厚い本ですがカーネギー本のように実例が多くわかりやすい本ですのでボリュームは気にしなくてもよいと思います。(読書好き / 2008-07-09)
個人的には、タイトルの日本語訳が安っぽくて残念なのですが、内容的にはすごく丁寧に解説されていると思います。 本書の原題である 「What Got You Here Won't Get You There」(今までのやり方ではこれから先はうまくいかない。) 過去の成功体験こそが未来の成功の邪魔をするというのは不変の真実だと思います。 筆者によると、 「成功した人たちは、たくさんのことを正しく行った『おかげで』成功している。そして、ほとんどの人は常識を超えた行動をした『にもかかわらず』、成功している。」(本書P38) とのことであり、成功者が混同しがちな『おかげで』の部分と『にもかかわらず』の部分を分解し、『にもかかわらず』の部分を改善する事を提案しています。 つまり、新たな能力をプラスしたり、従来の能力を伸ばすのではなく、ちょっとした工夫で、負の特徴を取り除くことを提案しており、私のような凡人でも役に立ち、かつ実行できそうな気にさせてくれました。 よりよい人間関係を築くために「すべきでないこと」をしないように改善する事の重要性や考え方、ノウハウを丁寧に解説してくれており、勉強になりました。 (tamkiunraom / 2007-12-16)
若い時にはあまり感じませんが、年齢・身分・階級・立場が上になればそれなりの立ち振る舞いをしなければいけない時が来るはずです。そんな時にお勧めの本だと思います。 また、これからそういった立場になる方も読んでおけば必ず役に立ちます。 人間「当たり前のことを当たり前に行う!」という難しさを丁寧に解説された本だと思います。(DE ROSA / 2008-02-18)
自分の欠点に気づくことの難しさ。 他人に欠点を指摘された時の痛み、悔しさ、恥しさ。 自分の欠点は他人の方が良く見えている。否定したところで始まらない。真摯に受け止めよう。。 でも、他人の中に見ている欠点が自分の欠点である可能性が高いことを意識しておけば、自力で有益なフィードバックを得ることができ、欠点を不意に指摘されて強烈な痛みを感じる前に自分自身を修正していくことができる、と信じたい。(まさやん訓練中 / 2008-10-25)
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