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レビュー総評点:
238
本書の結論は、節目(就職活動、転職活動、年次)だけキャリアについて考え、後の時期はうまくドリフト(流れに乗る)していけばいいということだ。ドリフトするということは、よき偶然や良い掘り出し物に出会うということでもある。勘違いしてはいけないのが、節目だけはしっかりと自分のキャリアについて考えることが必要だ。それさえできていれば、ドリフトしていても長期的にはプラスに作用する。 本書は、若干理論的なところが多くて、難しいところが多いので、自分のペースで読めるところから読んでいけばいいと思う。途中でエクササイズがあるので、そのときには自分のキャリアについて振り返るのもいいだろう。あくまで、本書を読み進めるときは、自分のキャリアを素材にして読むことが大事だ。 私は、今節目と当たるときではないので、偶然に身を任せる(ドリフトする)時期なんだろうと思う。思いっきり縁を大事にして偶然発生した仕事を大事にしていこうと思う。その中で、スキルを身につけていけばいいのではと思っている。 (itchy1976 / 2006-01-08)
基本的なキャリアについての理論がわかり、著者の言っていることが明確。 思わず、色々な個所で自分について考えこむこともできます(→結果、自己分析へ)。 この価格でこの内容は、かなりのお買い得かも。( / 2003-05-27)
独創的なキャリア論
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著名な経営学の学者である著者のキャリアデザイン論 はどんなものなのかと思って購入してみました。 これは大正解。これは本当にワクワクさせてくれる1冊 です。説得力がある理由は、目線の低さ(現実的であるという 意味です)と、学者の先生ですから豊富な事例や物事の フレームワークをうまく設定して議論が成り立っているからで す。 説得力に加え、勇気と元気ももらえる貴重な1冊です。(ny / 2005-02-06)
キャリアの節目。就職活動を行う学生時分。今の仕事についてなんだか漠然とした不安が拭えず段々大きくなってきて無視出来なくなった時。役職がついて今までと違う仕事が求められた時。 そんな時に読む本です。 自己決定、自己責任と叫ばれる世の中で、金井氏の主張で目を引くのが、「ドリフトする」という考え方。drift=漂流する、ということですね。金井氏の考え方は、要所要所(キャリアの節目)では明確な自己の意志に従ってキャリアの方向性を決定する必要があるが、それ以外の時は会社の事情や家族の事情や人とのひょんなつながりなど、環境による影響に身を任せつつ仕事に没頭すべきだ、というものです。 それはそうだ。いつもいつも「俺のキャリアは・・・・」なんて考えていたら、仕事に没頭できない。 言われてみると至極当たり前な気がするんだけど、ついつい忘れがちなことを思い返させてくれます。 著者も書いている通り、本書のメインターゲットは40代男性です。役職がついて部下を育成しなければならない立場になった人など、キャリアの節目を迎えた中年サラリーマンに贈られた書だと思います。(まちゃ / 2002-08-13)
キャリアに関する書物は数多く出版されているものの、この本は所謂How to本ではない。人生の節目節目において、自身の人生、環境、人と人とのつながりの中で、どう自分のキャリアを方向付けて行くかの指針を与えてくれる。筆者は、節目にしっかりとキャリアの方向を決めてさえいけば、あとはその場その場の出会いや流れに乗って行けば良いと説く。心理学、経営学を専攻した学者という立場から、豊富な学説やデータ、一つの見方だけではなく、様々な見方を紹介しながら、判りやすく、かつ強いメッセージを発している。人生の半ばを迎えるミドル層に特にお勧めだが、これから就職や転職する人、引退を控えている人たちすべてに参考になる本。( / )
金井先生の一般啓蒙書のなかでも、 コンパクトな(と言っても、かなりのページ数がある)新書 ですが、キャリアをめぐる、欧米や 日本の研究、学説、身近な事例の考察と、 もりだくさんなビジネスマンだけでなく、現代社会を 自立して活きてゆく人の「必読書」です。 誰も教えてくれない、くれなかったけど、何となく、 学生を終わって会社に就職して、それから・・・ドリフトな 職業人生も「あり」ですが、 今は、昔の日本と違い、誰でもが自分の「キャリア」を 考え、自分でデザインすることを求められる、そんな時代。 本書では、レビンソンのライフサイクルの諸段階や トランジション論を軸に、諸説を交えて、キャリアを考える、 ベースとなる基礎知識を、わかりやすく分析、考察しています。 一度は、正面切って、こういう本で、自分の中にとどめておきたい 分野です。世代によらず、一読をお奨めの一冊です。(佐倉ごるふ / 2005-08-04)
四六時中キャリアアップのことばかり考えていてもどうにもならないが,人生の節目ではしっかりとキャリア・デザインしなさいという本です. 個人にとってのキャリア・デザインは,会社で言えば「経営戦略」に相当するものであり,中長期的な視点が必要とのことです.そして,その戦略の立て直しを図る人生の節目はそれほど多くないので,その時は,しっかりと戦略を立てる必要があるという主張です.この時大事なことは,キャリアチェンジした後に失望(リアリティ・ショックというらしい)しないために,正確な情報を事前にしっかりとつかむ必要があるということです. 学術的な視点で書かれている本で,ちょっと難しめかなという気がしますが,言いたいことはよく分かります. (wave115 / 2007-02-27)
自分のこれまで これからのキャリアを考えてる時に たいへん参考になりました。 キャリアについての 自己分析へと進めたい方は ”キャリア・アンカー”(シャイン 金井訳)を 読んでみてはいかがでしょうか。(bramasole / 2005-05-04)
キャリアには、成功も失敗もない。そこにあるのは、人生の充実感。就職活動を控える学生、転職を考えてる方は必読の書。キャリア論の大御所エドガー・シャインの3つの問いを節目に必ず考えるべきと著者は説く。シンプルながら奥の深い問いに、果たしてあなたは、答えを見つけられるだろうか。キャリアを考えている方は、是非味わって欲しい名著です。必ずや人生の役に立つはず。新書なので読み易さも抜群!( / )
自分らしいキャリアを生きるためにはどうしたらよいか。人生の節目にだけはきっちりとキャリア・デザインを行い、その他の時期はうまく流れに乗る(ドリフト=流される)ことが重要であるという。 日本の会社では、入社してしまえば後の運命は会社が決めるのが通常で、終身雇用の制度の中では退職まで流されて生きていけばよかったのですが、今後は、終身雇用ももはや過去のものになり、転職も珍しくなくなってきた現状では、自分の運命は自分で決める必要があります。 本書がよいのは、キャリアデザインを年がら年中考えろ、というのではなく、「節目だけ」真剣にキャリアを考え、あとはドリフトするということを強調している点。「節目くらいはがんばろう」という気になるので、非常に実際的です。 本書の文体は大学の教科書のようで、さらりと読むにはちょっと重いかも知れませんが、エッセンスだけ学ぶのであれば、うまく拾い読んでいけばよいかと思います。 就職先を決める前の学生さん、40歳前のミドル世代にとって非常に参考になる本。おすすめです。(ぷりうす / 2005-11-20)
日々のサラリーマン生活。 自分の将来の目標をつくり、日々積み重ねていく事の大切さ キャリアの節目節目に今までの自分を振り返り先の道を選ぶ 大切さ、そんな事が仕事に対し生き甲斐をもてる人生になる というような指針を示してくれています。 自分は本当に出来ているのか? エクササイズを見て感じ取れるかも しれません(I / 2007-01-24)
会社やさまざまな組織で人を育てる、というと研修や身近なOJTなどを想起することが多いような気がしますが、考えてみると何よりその人が何を経験し、これから何を経験するのか、といったキャリアがまずはそのひとの成長を一義的に決めているということは、ある程度の経験のある方なら、容易に想像つくでしょう。まずはキャリアは大事。 でもキャリアなんて、大体自分でコントロールできるのか。このことも実は考えてみると、意外と外部環境に対して働きかける余地があることがわかります。何より、転職ということがあるし、社内でも上司や関係者に訴えていく、ということは案外有効のような気がします。本書は何より、そうした自分のキャリアというものを主体的に考え、成長していきましょう、そのやり方・考え方を整理しましょう、ということが企図されたものです。 結論としては、仕事を始め、安定するまでのあるサイクルから別のサイクルへの移行のとき(節目)に、デザインの要素をもってそれに挑むことの勧めです。それさえできていれば後は流されてもいい、節目だけはうまくデザインして、いくつになっても一皮むけるような経験を探求していくことが、年をとっても成長を実感させるキャリアにつながる、ということです。基本的にこの考え方(方向性だけを主体的に節目で考える。)自体は実践的なもの、また触れられているキャリアデザインを考えるときの視点やヒントは参考になります。(omr / 2005-10-29)
いわゆるキャリア本とは一線を画し、(アメリカ的なキャリア志向の本ではなく、という意)、発達心理学や人生としての視点から、「働くということ」や「キャリアとは何か」 について触れているので、とても身近に、じっくりと、自分や仕事のことを考えられる一冊だと感じた。 また、文中にエクササイズがちりばめられており、これらだけページでぺらぺらと追って考えてみるだけでも、よい時間になると思う。 (トランジション / 2005-10-14)
キャリアとは何かを考えるうえで、また、どういったキャリア観があり、自らのキャリアをデザインするとはどういうことなのか考えるうえで大変参考になります。著者自身のキャリア観にも好感が持てました。 キャリア理論を学ぶうえでも、シャインの問い、ブリッジスのトランジッション論、クランボルツのキャリア・ドリフトといったキャリア行動や意思決定に関する理論や概念が、最近のものまで良くカバーされており、役に立つのではないでしょうか。またそれらの解説が大変わかり易いうえに、著者の「この理論を自分のキャリアを決める際に生かしてほしい」という熱意が伝わってきます。 単行本の執筆も多く、最近は組織・人事全般に関わるテーマでも本を出しているのは経営学者ですから当然ですが、実はこの新書本に著者の本領が最も発揮されているのではないか、という気がします。(アクロ / 2005-05-30)
キャリア論の入門書として、キャリア・アップを考えるひとにはお勧めの良書。著者はキャリア関連の講演なども積極的に行っている方で、非常に読みやすく、わかりやすい本である。 私自身、最初に手にしたキャリア関連の本がこの本でした。自分のキャリアを考えるときにベースになっている本です。(akkie_town / 2003-12-10)
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平均点:4.5
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