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この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) / レビュー総評点:306
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ASIN:4652078404 / 売上順位:854
理論社(2008-12-11)西原 理恵子 ¥ 1,365(中古:¥ 200)
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後書きは絶対先に読まないでください
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西原さんの作風をあまりご存知ない方は前半つまらないかもしれません。
ほうほうそうなんだと読み進めてください。 後半から終盤はものすごく泣けます。 後書き(的な2ページ)が胸に響きます。 あなたが子供を持つ親ならなおさらです。 教訓みたいなものや気づきみたいなものは受け止め方次第です。 いかにもためになる話みたいなものは何もありません。 ある人にとっては成功者の自伝にしか見えないかもしれません。 ある人にとっては人生を変える本になるかもしれません。 私はとても気に入りました。 子供が中学生くらいになったら読ませてみようと思います。(junjun / 2009-11-28)
働いて、稼いで、強くなれ!
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この本、なんか母親から言い聞かせられてるような感じがする。自分の原体験を惜しみなく、「こんなことがあるけん、気をつけなあかんよ!」って言ってくれてる気がする。
この本は、カネを稼ぐための本じゃなくて、カネってどんなもんか教えてくれる本。親が子に、実は教えていけなきゃいけない大事なことの詰まった本じゃないかなって思う。 私も、バングラディッシュやインド、フィリピンで消えていく命を見てきました。その対価が、数万円のお金。売られるために生れて消えていく命と誤差の様なお金に一生をほんろうされる子どもたち。 お金は紙切れ、人間が作ったもの。されどお金、人間を狂わすもの。 でも、働いて稼いで強くなって、そんなのに負けないといきたい!!(ライジングサン / 2009-10-22)
著者は自分の体験から、この世で一番大事な「カネ」について語る。
・貧乏は家族を破壊し、友人関係をおかしくし、そして子に引き継がれる。 ・貧乏人の子がまた貧乏人になる「貧乏ループ」から脱出するのは難しい。 ・懸命に働くことで脱出するしかない。お金で失敗しないためにも社会に出る 前からアルバイトなどで金銭感覚をつけておく必要がある。 など。私自身、子供時代家庭のお金の問題で辛い目にあったので、著者の主張が 一々心にしみる。何十年も前のいやな体験を今でも夢でみますよ。この心の傷は 一生癒えることはないんだろうなと思う。こんな苦労を娘にはさせたくないので、 手に職をつけさせようと思っているが、著者も同じことを書いているのでお金で 苦労した人の発想は同じだなあと思った。 豊かなはずの日本にも、お金でテンパってしまった人や家族はいっぱいいる。 にも関わらず、お金にまつわるリアルな話は学校で教えない。これは大問題だ。 社会に出る前に金銭に関する健全な感覚を身につけるため、特に中学生・高校生 くらいの若い人には本書を是非読んでほしい。(to be or not to be / 2009-11-28)
確かに
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なんとなく漠然としか考えられないことでも、
お金を基礎にして考えると、 実際にどうしたらいいのかとか、 現実の落としどころとか、 そういうものがちょっと具体的に、現実的に見えてくるかも…。 夢、夢、夢と、 最近ちょっとうんざりしていたんですが、 それでも、 それなりに、そのひとなりにできる方法があるかもしれないってことに、 今更ながら気付かされた気がします。 (スズメいか / 2009-10-29)
本当に”本当”で”必要”な話
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私小説というのでしょうか。
非常に重い内容を、自分で経験したことだからでしょうか、軽く書いてあります。 一昔前の日本の事のようですが、現在もこういう事って沢山あります。 見ないで、きれいごとで生きて行ってもいいのでしょう。 が、この本は格差社会、大人のずるさ、また、泥沼に落ちても這い上がる強さなんかを 体感させてくれる、とても良い本だと思います。 こどもが大きくなったら、是非読ませたいと思っています。(まみちん / 2009-10-27)
タイトルには「カネの話」とありますが、
直接的なカネの話はあんまり多くありません。 第一、西原先生自身が非合法賭博で数千万の大損こいたり アトリエ建築費用数百万をFXで溶かしたり、 脱税して税務署とやりあったりなんて体験を わらかし漫画にして稼いでいる方なんで 正直言って経済感覚は一般人のそれとはかけ離れています。 もっとはっきり言えばデタラメそのものです。 従って「どうカネを貯めるか稼ぐか」のノウハウを 期待して読む方にとっては期待ハズレな一冊になります。 しかしこの本に書かれた話は一々心に沁みるんです。 この本は「カネという視点を通して 人間のあるべき心のあり方、人間関係のあり方」についてを 平易な言葉で、分かりやすい例を多用しつつ書いているからです。 西原先生は経済の領域では3流以下ですが、 こと人間を扱った漫画や随筆を書かせたら一流の仕事人です。 大変読みやすくボリュームも多くないので さっと読めますが内容は深いものです。 西原先生の漫画のファンだけでなく、 中学生から大人の方まで万人におすすめいたします。(くろすけ / 2009-09-18)
カネのないのはクビのないのといっしょや…
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心がロハスな人たちに限って、貧しさを懐かしむような発言することってありません?
たとえば、貧しい国の人たちのことを、「**人には、ぼくたち日本人の失った心の豊かさがある」ってな感じで。 この本を読めば、アジアのお世辞にも裕福と言えない国や地域を扱っているサイバラのルポ漫画が、そう言ういやらしい目線にならずにすんだ理由がわかるような気がします。 余裕のない生活が家族の中にいらいらとした不和を生んで、子供達が家庭から逃げ出したとしても、実は逃げ場なんかなくて、気がついたら、逃げ出したはずの家庭のような余裕のない生活を、今度は自分が親の立場で繰り返してる現実。 サイバラだって、チャンスや努力がなければ、その貧困の連鎖から抜け出せなかったかも知れません。 (旦那のアルコール依存症とか御本人のギャンブル中毒とか、本当に連鎖から抜け出せてるのか?と言うところもありますけれど) これから社会に出る人たちは、ぜひ読んでおいて損はないと思います。 (y-mat / 2008-12-13)
まさに衝撃
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西原先生の本は全部読んでいますが、
「カネの話かぁ…」と読むのを躊躇っていました。 でも読んでみるやいなや… 「カネの話なんてはしたない」 なんて思ってる人がいたら声を大にして言いたいです。 そんな考えは捨ててしまいなさい!! そのくらい真剣に深刻に濃密に描かれた、 現代の歪んだカネの価値観の裏側にある本当の“人間”のお話。 お金は人の生活に密接しているんです。 お金は生き方なんです。 お金は人の人生や命、お金は人の血肉なんです。 お金は暮らしであり、死ぬほど現実的な問題です。 でも現代人はどうしてもお金の問題から目を逸らそうと考えてしまう。 お金の話なんて意地汚い、そういう考えがいつの頃からか美徳にされてしまっている。 でもお金から目を逸らすことは、人間自身の姿から目を逸らすことなんです。 私はこの本を読んでどれだけ自分が甘かったかと打ちのめされ、 また西原先生の一つ一つの言葉に共感し、揺さぶられ、泣いてしまいました。 それだけカネの話を考えることは人間として最も大事な気持ちの部分をも考えることになるのです。 そして貧乏と家族とにさんざん苦しんだ西原先生だからこそ語れるこのエッセイ。 物凄い圧力と説得力です。 それでありながら、やはり叙情的です。 先生の真剣すぎるくらい真剣な想いがつまっています。 この本を読んだら間違いなく価値観が変わることでしょう。 お金だけでなく、人生や生き方、人間としてのあらゆる価値観に影響を受けると思います。 お金や人間を学ぶのならまずこの本を読め! 自分に子供ができたらそう言って読ませたいと思います。(ニックの神風 / 2008-12-27)
西原さんといえば「お金」のイメージが強いので期待して読んだけれど、「お金」の本としては全然でした。
それも「カネ」と書くぐらいだから、どんなにきわどいことが書かれているのかと思いきや、彼女の人生における、お金に関わった話であり、それも数字を出していくら「損」をしたということばかり。麻雀や為替でこれだけ損をしたと庶民には考えられない数字を出すものの、逆に儲けたお金の数字は全然出てこない。損をしたことも儲けたことももっと深く書いてこそ「カネ」の話と言えると思う。 子供向けの本だけれど、子供に読ませてためになるとも思えないし、西原さんのファン向けの本かなと思います。 彼女は故夫の鴨ちゃんの文章が下手だと何度も漫画の中で言っていたけれど、この本を読むに、彼女の文章もそんなにうまくないと感じました。 確信をそらした文章はどうも「カネ」から焦点が離れていて、そこが知りたい!という部分がぼやけている。彼女しか書けない体験もたくさんあるだろうに、やっぱり儲けた話は具体的に書かないのかと残念でした。 彼女のファンでもなく彼女の漫画を読んだことがない人には、「カネ」の本として期待して読むとがっかりすると思います。西原さんの自叙伝として読むにはいいと思います。(チャイム / 2009-04-17)
西原さんの本は、漫画も含めてこれを初めて読みました。
生い立ちやその後の出会いなどに、自分にとっては新しい考え方などは興味深かった。しかし、結局著者は、お金を無駄にしているとしか思えなかった。 タイトルとは違い、単なる自叙伝ではないかと思います。(のび太郎 / 2009-03-22) いま、ここで働く場所があり家族を養っていること、 いま、ここでおカネで悲しい思いをしていないこと、 これだけで幸せなんだよなあ。っと気づかされました。 当たり前のことが当たり前じゃない世界を知っているからこそ、 こちらに訴えるもの、伝わってくるものがありました。 働くってこと、お金を稼ぐってことは、 人が人として生きるためでもっとも基本的なことであり 不可欠なことなんですよね。 きれいごとではなく、お金は必要。 だからお金を稼ぐ為に、 自分で努力して、感じて、考えて、努力し続けて もっともっと自分を高めようと思いました。 必要とされる人間になろうと思いました。 それで自分の大切な人が笑顔だったらそれで最高ですよね。 (SASAP / 2009-02-07)
この本の立派さは他の方の意見と一緒です。
しかし、散々ギャンブルで5千万すったあげく、またFXで1千万すってしまうあたり(アトリエを作る虎の子だった資金)、金の哲学を学んでないのか?と勘ぐってしまいました。無頼派西原にそれを求めるのはナンセンスでしょうが。 そして「できるかなV3」収録の「脱税できるかな」の国民の義務納税の話はどこにも出てきません。このあたりが、儲けるだけ儲けてずるして逃げればバッチグーな感覚が透けてみえて、金に関して西原節であり、高潔ではないことがわかります。 このシリーズは小学生向けらしく、すべての文字にルビがふってあります。これは西原が本当に書いた文体?ゴーストライターがいるのか?と途中から疑ってしまいました。その位上から目線です。 私はこの本を中古で買いました。だから西原の印税には寄与してません。だから腹は立ちません。そしてまた売るつもりです。そうしてまた金銭を得る。こういう金の得方もあるのです。(ぴーちゃん / 2009-04-05)
高知の漁村での貧しい生い立ち、父との別れ、高校退学、
ギャンブル、そして多額の借金、夫との死別… もう、書ききれないほどに、この人の人生は壮絶。 でも、いついかなる状況にあっても生き抜く強さ、真剣さは、 読み終わって爽快に感じるほど。 「最下位の人間には、最下位の戦い方がある」 「プライドでメシは食えない」 名言だ。(CCB / 2009-02-10)
読み終えたあと、鳥肌が立ちました。
「自分の頭で考えている理想のやり方で目標に向かう」→「自分の周りの状況を理解して、その中で出来るやり方で目標に向かう」に考え方を変えてくれる本かな、と感じました。 私は「ああなりたい、こうなりたい」が強いのですがなかなかうまくいかず、その理由を周りの人や自分の境遇のせいにしているところが多々あった事に気付かされたように思います。 本当に切羽詰まるってどういうことか。お金ってなんなのか。お金との付き合い方ってどうすれば良いのか。やりたいことやって生きるにはどうしたらいいか。自分の中に筋を一本通すってどうしたらいいか等々・・・自己啓発本は山のように読んできましたが、これらをリアルに深く腑に落としてくれる本はなかったように感じます。 マンガだと思ってページを開くと文章だったので、読みにくいんちゃうんと思いましたが、読み始めると止まらず一気に読破しました。 うまくいかず仕事をやめた弟にも薦めたいと思います。(masa / 2009-07-23)
他の方も述べておられますが、著者の最高傑作と言い切ってよいでしょう。
もちろん西原には多数の最高傑作があるのですが。 なぜ自分が「最高傑作」と思ったか、以下に列挙してみます。 ■まず彼女に「伝えたいこと」があって、それがきちんと伝わってくるから。当たり前かもしれませんが、なかなかないんですよ、これが両方そろってる本って。 ■表現がこのうえなくダイレクトでシンプルなのに、乱暴さや粗雑さをまったく感じない。これは名人の芸だ。 ■いろんな作品で展開された西原のいろんな世界が、1冊230ページに凝縮されている。単なる自叙伝ではありません。著者の言葉を勝手に借りれば、「生きざま」です。 ■本書を読むことで、自分と世界のつながりを再確認できる。再構築しようという気になる。 ■もちろん、単なる気晴らしにもなる。あー面白かった、とパタンと本を閉じて忘れたっていい。それでも何かが残る。 このおばはん(と言っても実は自分も同い年なのですが)の話をずっと聞いていたい。そう思いながら、ゆっくりゆっくり読みました。非常に充実した時間でした。本書を買って本当によかった。(不審な言動 / 2009-01-06) レビュー数 99 [残りも全部見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 |
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