プラネタリウムを作りました。―7畳間で生まれた410万の星 と、その同時購入商品を検索しました。

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プラネタリウムを作りました。―7畳間で生まれた410万の星 / レビュー総評点:518
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ASIN:4767802512 / 売上順位:93828
エクスナレッジ(2003-06)大平 貴之 ¥ 1,890(中古:¥ 767)
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メガスターって、一体どんな試練を乗り越えて誕生したんだろう?
読むきっかけはコレです。 テレビで著者の存在を知り、何かでメガスターのことを目にすれば 凄い、世界一、個人ではできないことをやり遂げた、と書いてある。 とりあえず凄いことをやった人なんだ、ということはわかるけど、何がどう凄いのかがどうしてもピンとこない。 それで読んでみました。ネガティブなことはあまり書かれてませんね。 「本当にこんなにキレイなことばかりで進んでこられたんだろうか?どこかに愚癡や批判はないのか?」と思ったけど、読んでるうち、著者の感謝の思いがめいっぱい詰ってる、と感じました。ここまでさせてくれた人たちへの感謝の気持ち。 俺は一人でこんなに頑張った的なことは一切書かれてません。 メガスターを作り上げていく経緯が、メカのことなど知らない素人でも手に取るようにわかります。 また、ただの解説ではなく、結構笑える。表現は簡素で目の前に情景が浮かぶよう。 諦めの多かった今までだけに、読んで寂しくなったけど、こういう風でもやっていけるんだっ! やっぱいいんじゃん、と確信させてくれました。 子どもには大人になることをただただ強要するよりも、自分の表現を大切にすることと、それを貫き通す意志と勇気を持つように、本人の表現の仕方を認めつつ、間違いは話し合って正しつつ、時には反対しながら接する大人になろう、と思いました。大人って難しいですね。 著者は周りの人に本当に恵まれているとも思いますが、何を聞き入れ、何をほどほどで聞けばいいのか、それを判断できる賢さもあるのだと思います。(いきいき / 2005-06-22)
物事を原点から考え直す、世間で人を説く言葉としてよく使われていますが、これって思った以上に勇気がいるし努力が必要だと思います。
大平氏はこれを繰り返してきた人物だと思うのです。 スゴイ! 勇気、努力、信念、友情、感謝の気持ち 夢を駈けるために忘れてはいけないこと、夢があるだけでは夢を駈けることは出来ない、その権利がないんだなと・・・(実感) 星々のロマン、夢を見せてくれた大平氏に本当に感謝です ペコリm(_ _)m(joy-toy / 2006-03-22)
あぜーん。何でもすぐ作ってしまうナントカと紙一重な人の話。
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いやすごい。かの有名なポータブル超高性能プラネタリウム、メガスターを作った大平氏の一代記。商用プラネタリウムを遙かにしのぐ化け物プラネタリウムを自作した、という話はきいていたけれど、まあそれだけの物を作るなら何か恵まれた条件があったとか、多少の援助があるとか、そういうのだろうと思っていたら、まさか自分のアパートにクリーンルームまで作って工作機械を入れている!??!!!
小学校自体からひたすら物づくりが好きで、ふつうの人なら当然のようにあきらめるところでしつこくねばって何でも作ってしまう! 電源周りの勉強のために電源会社でバイトをし、投影用ドームがないと思えば家庭用扇風機でこしらえ、クリーンルームも「仕方ないので作った」と平然とのたまう。すごい。!読んでいて茫然自失の驚きの怪著。別に凝ったことは書いてないし、上段にふりかぶった哲学もないけど、淡々と「とにかく作った」ことを書き続ける本書は、あなたを感動にうちふるえさせずにはおかないであろう! と断言しよう。(h.yamagata / 2003-06-18)
文庫化してほしい本第一位!
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これほど、わくわくしながら読んだ本は
ココ最近ではちょっとありません。 大平さんのひたむきさが半端じゃありません。 しかも本人はさほど苦痛とは思ってないんじゃないないか? この文章からは力んでいるところが皆無です。 こういう「自分に対して無理してない強さ」ってのは 本当に屈強だと思うのです。 そして、なによりもココまで出来たのは 「運」と「縁」を大事にされてきたからだろうとも思います。 努力じゃなくてどれだけ夢中になれるか、 そこに、運と縁がかさなったとき、 とてつもないことが出来てしまうんですね。 もっと多くの人に本書が触れてもらえるように 文庫化を強く希望します。(僕のスイッチ。 / 2006-09-08)
この本を読んで,すごく悔しく思ってしまいました。努力すらしていない自分ごときが悔しく思うなんて,本来は不遜極まりなくいことなのですが。
才能に恵まれた著者が,さらに全力で打ち込んでやっと成し遂げただろう,日々進化していくプラネタリウム作り,そしてそれを世に問うていく過程を,この本では本当にアッサリ・サラリと書いてのけています。このプラネタリウム作りに要した努力,技術,インテグレーション力,そしてなにより強い思いは,余人には真似ることが不可能なことだと思います。 憧れを持ちつづけ,形にする過程は,もの作りに関わりながらも日々だらだらと過ごしてしまっている自分と引き比べたときに,あまりにも眩しすぎ,悔しく感じてしまったのです。 こんな眩しすぎる本書を,これから夢を形にしようとしている若い方々に,そして現実という言い訳に甘んじてしまっている中堅技術者に強く薦めます。(kasm / 2004-06-01)
若い人が読むとこの著者は変な人に思えるかもしれませんが,私のように40歳以上の人になってくると,郷愁を覚える人も多いと思います。この著者は製作が困ったときには自分で勉強をする,多くの友人,先輩たちが協力してくれる,そういう中で物を製作しています。必要な物は,まず自作を考える。竹ひごの模型飛行機を作った人なら「ああ,私もそうだったなあ」と共感すると思います。また,アルバイト先の会社が特例で製作過程を見せてくれて,著者もそれ以上のものを学んだリします。確かにすごい世界!という本なのですが,それをささえたものは,かつてごく普通だった世界です。そして一番感動するのは,著者を取り巻く人々の親切な事。そして,ほろ苦く感じるのは,自分にここまでの情熱が続かなかったことです。付録の簡易のプラネタリウムを自作すると,投影する星空が切なく見えたりします。(しろしろ / 2004-01-09)
~いやはや、なんともすごい話である。本書を手に取ったとき、まず表紙写真に度肝を抜かれた。長時間露出をかけた天体写真のように美しい星野と小さな装置。そしてそこから導かれる「どうやらこのプラネタリウムは想像をはるかに超えるものらしい」という予感。本を一気に読ませる仕掛けとしては十分過ぎる。
~~ 戦後まもなくであるとか、まだ日本にプラネタリウムがないころの物語ではない。著者は1970年生まれ。だからこそ「なんで今どきプラネタリウムなんかに…」という疑問もわくのだが、そうした背景や人生哲学は二の次に置かれ、描かれているのはプラネタリウムづくりの記録と記憶。すでに小学生のころからPlan(計画)、Do(実行)、Check(検討、改善)によりスパイラル的に~~技術を向上させる術を身!に付け、試作機から実用機、さらに改良機の開発と、小気味よく物語は展開する。 ~~ プラネタリウムづくりに必要なパーツ、技術の開発の苦労などが綴られているが、それ以上の辛苦や失敗が行間から読み取ることができる。また、文章で伝えにくい技術は写真や図で解説してあり、かゆいところに手が届く。さらに、卓上プラネタリウムのペーパークラフトでは南半球の星空も盛り込まれており、遊び心を誘う。 ~~ それにしてもこの人、ここまでいったい幾らプラネタリウムに注ぎ込んだのか。少し気になった。~(issy-bassy / 2003-08-13)
生粋のエンターテナーとしての姿勢
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プラネタリウムが好きなのだ。その一念だけで、 自らの手でプラネタリウムを造り続けている著者の半生記である。 多くのレビュアーが指摘されている通り、 著者のひたむきさ、執念、根気などは稀有のものであり 比類なき開発者であることは疑うべくもない。 もちろん前人未到の高性能プラネタリウムを造り上げた事実は それだけでもちろん素晴らしいことだ。 しかし私が思うに、著者の本当の凄さは プラネタリウムで人を楽しませることこそが 自分にとっても喜びであるという 生粋のエンターテナーとしての姿勢である。 全てのクリエーターが学ぶべき原点がここにある。 「魅せるもの」を創りたい人は必読の書であろう。(アジアの息吹 / 2006-12-15)
プラネタリウム自作で日本一有名な人物、大平貴之さん
03年の渋谷東急文化会館でのメガスター公開で彼の存在を知った方も 多いと思います。「個人で前人未踏の410万個投射のプラネタリウムを 作ってしまった男」という強烈なインパクトでした。 この本は、その制作の歴史を中心とした、大平貴之さんの自伝です。 彼のHPに数々の自作のプラネタリウムの歴史が掲載されていますが、 この本は、出版にあたって加筆・増量されており、感動再びでした。 あとがきに「出会いや支援があって今がある」とありましたが、 「求め続ける情熱」こそが、その出会いと支援を呼び込んだんだと思います。 普通の民家でサブミクロンオーダーの加工をやったという事実も凄いですが、 困難や壁にぶつかる度にアイデアと工夫と度胸で乗り切るエピソードの数々に 「プラネタリウム冒険小説」と呼ばせて頂き、友達に勧めまくりたいと思います。 星が大好きな小学1年の息子と付録の卓上プラネタリウムを一緒に作ってみたいと思います。(jおじ / 2003-08-09)
天才には二つのタイプがあるかもしれない。100m走のアスリートのように瞬発力がものすごい人と、マラソンのアスリートのように瞬発力は若干劣るものの長時間速いペースを維持できる人と、である。天才というのが「生まれつき備わった人並みはずれた能力を有する者」だとすれば、この本の著者=大平貴之は長距離型の天才ではなかろうか。
彼は名だたる光学機器メーカーのそれをはるかに凌駕する超高性能のプラネタリウムを個人的に作ってしまった人である。豊富な財力や、メーカーや大学・研究所などの強力な後ろ盾もなく、ほとんど独力と独学とで、410万個の星を投影しかつ一人で持ち運びも可能という世界一の実力のプラネタリウムをだ(メーカーの最新型プラネタリウムが数万個程度の投影だから、2桁違い! 彼のプラネタリウムがいかにすごいかがわかる)。 もちろん一気にそこまで上り詰めたわけではなく、小学生の頃から無数ともいえるトライ&エラーを重ねた結果である。しかし「個人では無理」という常識に逆らって大学1年のときにすでにレンズ式プラネタリウム製作に取り組み始めているし、その後も恒星原板製作のためのマイクロプロッタのハード&ソフトを自宅の7畳の部屋で開発したりしている。それを自慢げに語るわけでもなく、淡々とときにユーモアも混ぜながら記していくあたりが見事。どの世界でもそうだが超一流の人物はけっして偉ぶったりはしないものだ。 「メガスター2」は12.5等星まで投影できるが、「肉眼では7等星までしか見えないのだから、見えない星まで投影する必要がないのでは」という声もあるという。が、「見えない星まで投影するから奥行のあるリアルな星空を再現できる」という著者の回答がじつにすばらしい。なにやら音楽CDのビット論争のようである。 ただし、私もじつはそうなのだが、モノ作りを生業とする人は本書にたぶん衝撃とともに一種の「やり切れなさ」もおぼえるのではないか。著者ほどの天才的執念がどうも自分にはなさそうだから。(2230m / 2006-05-26)
ものづくりに興味がわきました
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面白かったのであっという間に読めた。中身はけっこう難しい部品や薬品などがでできて分からない部分も少しあったが、その分リアルに伝わった。非常に楽しめた。尊敬に値する著者である。またプラネタリウムにも興味がわいた。(あるばとろす / 2006-12-09)
この大平さんという方、全国工作少年ランキングがあれば間違いなくナンバー1に
輝く人でしょう。 営利目的ではなく、とにかく自分が作りたいから、そして人に喜んで欲しいから、 その気持ちだけを二十数年間持ちつづけて来られた それだけで尊敬に値します。 淡々とした筆が、妙な脚色のされたプロジェクトなんとかよりも よっぽど真実を伝えてくれているようで引き込まれます。 すべての人にとは言いませんが、工作大好き少年、元工作大好き少年には 絶対のお薦めです。(タケリュ / 2003-09-10)
この本を読むと「アイデアのヒント」(ジャック・フォスター著)の生きた実例がここにあるな、と思いました。フォスター氏の上司は「大抵の場合、人は失敗しない。挑戦を諦めてしまうだけなんだ」と語られたそうです。大平氏は自分の夢を持つこと/それにこだわることが如何に大切かをこの本で教えてくれます。
読まれれば分かると思いますが、大平氏が特別何かの能力に最初から優れていた訳ではないのです。(理数系が最初から誰にも負けないくらい得意だったとか、○○校出身の天才とか全く書いてません。逆に休学・浪人のご経験すらある) プラネタリウム新型機の製作に必要とされる知識・能力をその都度吸収していくんですね。それは「ピュアな動機」から生じる「熱意」のなせる業なのでしょう。心のバリアーを乗り越え、周りの人をうまく巻き込み、出来ないことが段々と出来るようになっていきます。その結果、モチベーションが更に高まり、より高い次の目標に上手く繋がっています。ごく普通の人(アマチュア)がプロフェッショナルになっていく変遷、その記述は非常に参考になります。「俺が、つくる」(岡野雅行著)等の「ものづくり」関連の本と共に研究者・エンジニアの皆さんにご一読をお薦めしたいです。 最後に、同じく「アイデアのヒント」の著者の上司のモットーを引用します。(大平氏はこれを実践されたわけですね) 「何よりも肝心なのは『根気』だ。 才能じゃないー才能があっても成功しない人はうようよいる 金じゃないー金持ちに生まれて貧しさのなかで死ぬ人は沢山いる 天才じゃないー天才が報われないのは殆ど常識だ 教育じゃないー世の中には学のある落後者にあふれている 運じゃないー運命の気まぐれは何人もの王の命を奪ってきた 『根気』と『決意』だけが全ての道を拓く」(ゴルゴ十三 / 2005-08-20)
頭のネジが一本抜けている
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普通の人間であれば、「それはちょっと無理だろう」とか「ばかげてる」と常識を働かせてあきらめるところをこの著者はまったくそう思わないらしい。やりたいと思ったら何年も何年もしつこく思い続け、探し続け、勉強し続け、実験し続け、結局は実現してしまう。
すごいところは、そういった常識的に考えればあまりにも異常なことを何の気負いもなく、さらっとやってのけるところだ。小学生のときからレンズメーカーに片っ端から電話してレンズを分けてもらったり、プラネタリウムにいって技術者にいろいろ聞いたり、とちょっと普通とは思えない。 もうひとつすごいところは、どうして、というほど運よく手助けをしてくれる人が周りに現れてくるところ。やはり「意志あるところに道あり」なのだろうか。(wholovesthesun / 2009-01-12)
いろいろな科学の啓蒙書がありますが、この本は群を抜いて
面白いです。好きが高じて、いろいろなレベルに達する人は 多いのですが、ここまで行くとは! 作ったプラネタリウムが渋谷の旧後藤プラネタリウムで公開され、 多くの若者(あるいはお年寄り)の心を動かしたというのも素敵です。 今の時代手に入る技術を存分に取り入れているところも面白いです。 こんなことをやりたいと子供の頃思っていたな~。(moma / 2005-03-16) レビュー数 17 [残りも全部見る][amazonでレビューを書く] 平均点:5.0 |
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