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Eric Sink on the Business of Software 革新的ソフトウェア企業の作り方 / レビュー総評点:12
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ASIN:4798117501 / 売上順位:120220
翔泳社(2008-09-11)
Eric Sink/翻訳:青木 靖
¥ 2,940(中古:¥ 1,263)
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レビュー総評点:
12
本書を読んでまず思ったのが、 小さなISV(Independent Software Vendor)にとって、ソフトウェア業界で得られ るチャンスが無いなんていうことはなく。よく目を凝らして注意深く見渡してみ ると、ISVにとってのチャンスはたくさん転がっているものだと思いしらされて しまった。 それほど彼の書く文章には説得力を感じられ、彼の経験もまた、その内容を 確かにするほどの多くのエピソードを持っていた。 例えば、自分の会社を始めるには、「自分を知る」、「失敗したときのプランを 用意する」、「製品を何にするか決める」、「数字を足し合わせる」という4つの 重要な項目について、的確なアドバイスとなることが書かれている。 こういう経験に基づくアドバイスは、ISVを設立している人、またはこれから しようとしている人に対して大いに参考になる内容でした。また、会社に雇われ ている普段はコーディングとデバッグの事しか考えていない開発者も、ぜひ読 んでおいて損はない内容ばかりです。 ぜひ、自分は開発者だと自負している人たちには読んでほしい一冊だと思いました。(うりゆり / 2008-10-14)
小さな規模から始めるソフトウェア開発・販売の知見が得られます。以下に感心した点を述べます。 ・バージョン1.0の意義は次のバージョンを開発する費用を調達することにあるので、なるべく短い期間でバージョン1.0をリリースする。起業まもなくの収入がゼロに近い時期では特に早めに商品をリリースする必要がある。 ・競合のいない分野はマーケットがないだけの可能性が高いので、競合のある分野で差別化をねらう方が低リスク ・ゲームソフトを売るよりも、何かの問題(不便・不満など)を解決できるソフトの方が確実性が高い ・価格づけは、競合の製品より高い付加価値を提供することを前提にして高い値段づけを考える。極端な話、競合の製品より4倍高い付加価値があるのであれば、4倍の値段にする発想。 ・顧客によって払える金銭の余裕度が異なるので、本来顧客により最適な価格が異なる。製品の種類をスタンダード版・プロフェッショナル版・エンタープライズ版などに分けて異なる価格づけをする手段がある。 ・セールスの際には、その商品が顧客にどのような問題を解決させ、どのように付加価値を与えるのか説明する。顧客の抱える不便・不満を顕在化させ、その商品がいかに役立つか強調する。 ・起業のプランニングをするときには一年のキャッシュフローをまず表計算シートに可視化すること。開発期間は2倍程度に長く、費用も2倍程度に大きく見積もり、収入の見込みは半分程度に抑えめに書く。 ・単純に貸借対照表や損益計算書を見ていてもわかりづらいが、資産としての価値は現金とその他では大違い。資産として計上された「牛」で給料は払えない。現金が王様。 (以上は自分の言葉で書いているので、厳密な表現は異なるかもしれません)(hige / 2010-01-25)
本書で書かれていることは著者の経験に裏打ちされている実践的なものである。いわゆる評論家や大学の先生、MBAなどの理論の机上の空論ではない。また、ソフトウェア開発企業に限った話題でなく、小さな会社を存続させるための戦術と戦略が具体的に述べられている。したがって、自分で会社を興し、差別化して、継続して運営し、発展させることを計画している人は熟読すると良いと思う。(おひるねおさる / 2009-01-22)
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