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レビュー総評点:
51
が実数であるとは知りませんでした。簡単な式で見事に証明してくれています。πに関するトリビアをやさしい数学で紹介してくれる、非常に読み応えのある楽しい本でした。ただ、式がたくさん出てくるのですが (そこでトラップされる必要はないのですが)、どれが本当のπを導く無限数列で、どれが歴史上の数学者が求めた近似式なのかが、素人の人にはごっちゃになりやすいかと思い、−1です。高校生に読んで欲しい本です。(bya15632 / 2005-12-15)
一気に読みました。ラマヌジャンの驚異的な近似式、ルーローの三角形などが印象に残りました。川の長さに関するアインシュタインの話など、初めて知った話題も多く、楽しめました。いささかこじつけ気味の近似式も、裏では何かの真理を表しているかもしれないから、油断できない感じです。( / )
数学や科学に特定せずに、πにちなんだ文学の話などもちりばめた内容です。話題のレベルも、中学生レベルのものから、誰もまだ理解できないインド人数学者ラマヌジャンのπの近似値に関する幾何学的な方法まで幅広いです。ただし、多くの人が楽しむ可能性は上がっていると思いますが、特定の個人が興味が持てるページ数は限られるかもしれません。私にとっては、面白く感じられたのは1/3程度で、残りは冗長に感じられました。 何通りかの級数表現等、思い出せなかった知識を整理することができたことは有意義でした。(jimmy / 2006-03-06)
[パイ]の神秘 the joy of pi by David Blantner と読み比べると面白いのではないでしょうか 定価も結構お求め安いですし 個人的に楕円や保型などに興味があり買い込みました 他の方はどうかわかりませんが読み応えアリです (single_me / 2005-12-28)
こういう本は数学嫌いな人でも必ず読んだ方がいいでしょう。 きっと、数学が面白くなります。 いやいや「勉強」のつもりで「強制」させられていたものが 「実学」「実技」「社会的基本知識」に摩り替わります。 具体的な事例と背景がよくわかる一冊です。(クリエイティブFMKTG田作健一 / 2005-11-08)
円周率πの定義といえば、とりあえずは「円周の直径に対する比」。しかし、少しばかり 数学の奥底へと潜り込んでみると、円や球に関するものに限らず、ひょんなところでこのπに 出会わされることとなる。 例えば、「無作為に選んだ二つの自然数が互いに素になる確率」は6/(πの2乗)となる。 この手のπをめぐるミステリーの最たるものはいわゆる「オイラーの等式」。 本書のテーマは表題の通り、円周率πの来た道を辿ること。アルキメデスによってなされた かの有名なアプローチにはじまり、πという記号の出自、各国語における円周率の暗記方法、 あるいは3.14の果てしないその先を求めるべく行われるコンピュータとπの格闘という現在 進行形の物語などなど、この「不思議な数」をめぐるストーリーを浅く広く論じる。 「著者はπについて、読者に優しい紹介のしかたができることを願っている」とのことば通り 本書を読むにあたって要求されるのはせいぜい高校数学程度の知識。 対象とされる読者もおそらくは、数学にそこそこの関心を寄せる一般市民。あるいはまた、 数学嫌いを相手にその奥深さを垣間見せて、少しでもこの世界に引き込むにはうってつけの 一冊とも言えようかと思う。 しかし逆に、数学にある程度専門的に取り組む人には全く向かないだろうし、例えば前述の 「オイラーの等式」とのことばを聴いてすぐさま、それが何を指しているのか思いつくような 数学ファンにとっても、あまり得るところのない一冊であるように思える。(しゅてんだる / 2008-05-31)
数学について深い思い入れが無い人や、現在学生の人に読んでもらいたい本です。 答えが一つしか無い数学の世界だからこそ、決して数値では表せない値、π。 π=3で表すのであれば、面白く無い世界です。 別に知らなくても普段の生活に影響を及ぼす物ではありませんが、 知っていれば何かと面白い世界である事は事実です。
本書は、前半でπの値を求めていった過去の数学者達の取り組みを、 後半では、我々の身近にあるπについて紹介しています。 πを求める計算式やπを利用した計算式については、高校から文系を専攻していた私には 若干難しいですが、計算式の詳しい中身まで見ないで、概念やどんな事をしているのかを 理解さえすれば、なんとかなります。 (サイモン・シンであれば、もう少しわかりやすく書いたであろうと考え 星−1) 個人的に前から不思議に思っていた、川の全長の2倍と、水源と終端との直線距離との比が だいたい3.14である事や、トラック競技でのスタート地点の計算の仕方等が詳しく説明されて いる所は非常に気に入っています。(nori@amazon / 2008-05-24)
高校生程度の学力の数学好きの人を対象に書かれた本である。単なる数字遊びの話と、初等数学の計算が大部分で、同じ話の重複が目立つ。計算はあまり丁寧すぎてうっとうしく感じられる。数学好きの高校生には、ヒントだけ与えて自分で計算させた方がよいのではないか。ところどころ「へぇ」と思わせる個所もあるが、高等数学の知識のある人には物足りない内容である。本書よりも、少し古い本だがペ−トル・ベックマン著「パイの歴史」(田尾陽一、清水韶光共訳、蒼樹書房、1973)の方を勧める。(場野量子 / 2008-02-19)
計算が多かったです。 ごみ処理の問題と同じく興味としていま3.14・・・はどこまでいっているのかを知りたいです。 というのは仮定ですが情報が遮断されているかではなく円周率が割り切れることが公然と判明できたときにこの現実世界が終わる可能性がほぼ間違いないからです。 なぜならコンピュータの画像や仮想空間も円周率が割り切れないと小数点を切った計算式を使って映像化するので完璧でなく完璧でない以上現実を超えることはできません。 完璧であるということはあらゆる文句のつけようがまったくない状態であると思います。 現実以上に完璧な世界があるのでしたら現実世界は必要なくなります。 黄金比の計算も同様です。 円周率は技術の目方で将来技術がさらに高度化したときに割り切れる時が来ると思うしそのためにつくられた概念なのではないかと思う今日この頃です。 (アマゾンアマゾンアマゾン / 2008-04-16)
そういえば、こんなこと、中学や高校で習ったなと思い出しました。当時は、訳も分からず、問題を解くだけでしたが、相互の関連って、実はあったんですね。世の中、「数学は美しい」というだけの本で、「美しい数学を愛でる私は美しい」気にさせるものも多いのですが、久しぶりに歯ごたえのある本に出会えました。ところで、帯の背に書いてある大学入試の問題のうち、東大で出た問題は有名ですが、慶應大学の方は実際の問題はたぶん誘導式になっているのを変えているせいか、証明すべき大小関係が緩いにも関わらず、少し難しく感じました。( / )
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平均点:4.0
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