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レビュー総評点:
87
普通のノウハウ系の本よりはゆったり書かれているので、誰にでも読みやすい本だと思います。 効率よく生きていくための道具や方法がいろいろ紹介されていますが、「ライフハックス」の基本は「気持ちよく快適に生きる」ことでもあるので、それらを無理に活用するのではなくて自分にあったもの(自分の気分にあったもの)を選んでいくことの重要性も強調されています。 そのあたりの「融通無碍」な感じが、ゴリ押しのビジネス書とは一線を画していて好感が持てますね。 ちなみに著者の方法論の基盤となっているのは、野口悠紀夫氏の「超整理法」シリーズです。 なので「超整理法」にハマったことのある人は、本書の考え方もすんなりと受け入れることができるでしょう。 自分の生活を少しだけ変えてみたいなと思っている方は、気晴らし感覚で気軽に読んでみてください。(のいのい / 2007-02-28)
心理学的・脳科学的な知見から、 普段の私たちがよく体験する【非能率的な行動】を指摘しているので、 ある種の説得力があります。
・人間の脳は、特定の何かに注意を向けたとき、その後0.5秒間、他の事が認知できなくなる ・「認知・認識」は、「欲望」から生まれる ・気の重い仕事に取り組み始めると、ある有意義間が生まれる
取り上げている具体的な仕事術には、 それ程目新しさはありませんが、 科学的な理由付けに、その動機付けは高まります。
効率の良い時間の使い方に持続性を持たせるためにも 一読の価値がある一冊だと思います。(watanabe8760 / 2007-04-30)
一昔前の、と断らなければならないかもしれないが、往々にしてこの種の本は、著者の自慢話に終始することが多かった。 だが、この著者は、現在の日々洪水のように押し寄せる新しい技術、情報の中で格闘している人々と同じ次元に立ちながら、 自らが獲得した最善と思われる手法を惜しまず公開している。 少し年上の職場の先輩が、後輩に対して、かつて自分も相手と同じ立場にあった者として、好意に満ちたアドバイスをしているという風情だ。 言葉の選び方も、知性的で好ましい。(cjbrown / 2006-12-25)
良書であり、かつ読むのに時間も長くかからずに情報を得られる、と思います。何よりも良いところは「ハックス」系にありがちな自慢げな文章や押し付けに近いところがなく、読者に選択させるところに非常に好感を持ちました。明日からは少しでも快適な生活を送りたい方に必読です。(kobrin / 2007-03-13)
心理学者の書く「ハックス」。と聞くと、やたら精神論や心理的な分析に偏っているかと 思いましたが、心理学分析をバックグラウンドに実際的な「ハックス」を惜しげもなく 紹介してくれます。 野口悠紀雄氏の「超整理法」を鵜呑みにせず自分なりにアレンジしているところも 興味深いです。 「夢を手帳に書く」とか「なりたい自分の姿をうんぬん」とかのちょっと辛気臭い自己啓発系の内容は一切なく実用一点なところがGood! この本を読んでRemember The Milkを始めました。(pharedebaleine / 2007-11-18)
誰かから仕事を頼まれたとき、「いつまでにやればいいですか」と聞きます。 そういうとき「なるべく早く」と言う人がいますよね。 こういう人はぼくは信用しません。 とてもプロだとは思えないからです。 そりゃ誰だって早くやってもらいたいですよ。 早くやってくれれば、自分の方が楽になりますからね。 自分は余裕のある時期に、その仕事に着手できるからです。 早くやってもらえれば、自分が始めないとならない時期まで机の上に放っておくこともできるのです。 つまり、「なるべく早く」という人は、他人には無理な要求をし、自分に有利に導こうと考えているわけです。 まー、卑怯な物言いなわけですよ、意識していないと思いますが。 そのことは心しておきたい。 まー、この手の人は得てして、机の上に放りっぱなしにしておいて、ギリギリな時期になってあわてて始めたりするんですよねー。 そして結局、締め切りに間に合わなかったりしてね。 プロ(=専門家)と呼べる人は「なるべく早く」なんて絶対に言いません。 もっと具体的に期日を決められる。 何月何日まで、何月のこの週までに、何月下旬までに、など。 なぜ決められるのかと言うと、段取りが「見えている」からです。 仕事とは、誰かからパスされたものを、誰かにトスするようなものです。 前段取りと後段取りが見えていれば、自分の作業時間が見積もれる。 さらに、自分と相手の状況(抱えている仕事量、能力、性格など)も把握して、余裕をもった期日を見積もれるわけです。 では、プロ、専門家になるにはどうすればいいのでしょうか。 佐々木正悟『ライフハックスー鮮やかな仕事術』MYCOM新書¥819-から引用します。 ### (仕事を成し遂げるのに)大切なのは、 一に始めること、 二に見通し、 三に不安にならない ことだということがわかる。 さらにこの三つを突き詰めて考えるなら、もっとも大事なのは「見通し」であることがはっきりする。 見通しがはっきりわかっていれば、始めることはできるはずだし、不安になることも少ないはずだ。 専門家というのは、仕事を最後までやりきった経験をたくさん持っているから、見通しを立てられる人だということになる。(134p) ### そうなんです。 最後までやりきった経験をたくさん持つ、ってことなんです。 そういう経験が蓄積しているから、いつ始めればいつ終わるのかわかる。 最後までやりきった経験がないと、いつ始めたらいいのか分からないし、自分がどのくらいの能力があって、どのくらいの量をどのくらいの時間で終わらせることが分からない。 見通しが着かないから不安になります。 だから「なるべく早く」なんて言ってしまうわけです。 小さな仕事でも、ある仕事のある部分でもいいから、自分で最後までやりきる経験を積み重ねる。 自分で最後までやりきると言っても、全部自分一人でやらなくてもいいですよ。 誰かに教えてもらってもいい、手伝ってもらってもいいんです。 でも、誰かに丸投げはしないことです。 丸投げしちゃうと、その部分の経験が欠落しちゃいますからね。 全部自分が主体的に関わって、最後まで仕上げてみる。 それがプロ、専門家になる方法なんだと思います。(練馬のよっちゃん / 2008-01-21)
○読み始めたきっかけ 効率的な仕事術なるものに昔から興味がありました。 ○なるほど 著者はスケジュールは、手帳ではなくグーグルカレンダーを使用しています。 電子メディアの良さは、「アラーム」機能にあると思いました。何かをやらなけ ればならないときに、事前に携帯メールに通知をする。このような使用法です。 私の場合、外出が多いのでどうしても紙の手帳の方が便利です。私はアラーム については、未来のページにポストイットを貼って、アラーム機能としています。 それと併用して、アウトルックのメール機能に日付のアラーム機能があります。 例えば受け取ったメールに対して、何らかのアクションをしなければならないと きは、受け取った段階・または他人に作業を依頼をするときに日付を入れておき ます。こうすると、翌日・翌々日などにアラームが出て、作業が完了しているか どうか確認できます。 私のライフハックス ◆行動スケジュール・・・紙の手帳(A4スリム) *外出が多い。紙の一覧性。入力が速い(あいまいでも書ける)。慣れ。安心感。 ◆TO−DO・・・ 1.アウトルックのメールに対し、日付のアラームを付ける。 2.付箋紙型のポストイットに書き、優先順位別に処理をする。処理ができたら捨てる。 アウトルックの日付アラーム機能は即効性があります。最近のほとんどの To−Doはメールと連動している場合が多いと思います。 (くりぴょん / 2007-02-26)
2006年の発行ということなので 技術的には若干古さを感じます。 しかし、既存の整理術ややる気の出し方を デジタルなものとうまく組み合わせているので 参考になる部分は多いと思います。(rog / 2008-07-19)
ただの整理整頓術でなく、心理面でフューチャーされているところに好感。(RINDA / 2007-02-13)
これまた、ライフハックスの本。ほんとに最近流行ってるなぁ。ただ、新書版ではライフハックスって銘打ったのは初めてかな? それに、著書は心理学ジャーナリストということで、ほかの人のライフハック本と異なり、いかに「仕事をやる気にさせるか」という視点から書かれており、いちいちうなずくことばかりだった。 特に「長期計画を立てること」に反対、ということは私もずっと思っていた。もちろん、最近多い社長本(こんなジャンル、ある?)に書かれているように、自分の20年後を思い描くことって、大切なようなことに思える。でも、それって、今の自分には無理だな。 今の自分は、この数年間の仕事をいかに充実したものにしていくか、それを考えるだけで精いっぱい。自分が何に20年後しているかなんて考えたくもない。 そのほか、彼が実践しているライフハックを細かく、説明していて、なかなかためになる。彼と同様、自分もGmailにほとんどの情報を集約するようにしている。Gmailって単なるメーラーではない、って気づくと、いろいろな使い道を思いつく。 ほかにも、電子ファイルのフォルダとタグについての考え方は、ちょっと面白い。というか次の文書管理システム構築のときに使えそうなアイディアだ。 結局、情報は一元管理、少なくともディジタル1カ所、アナログ1カ所にすべきで、それをうまくミックスすることというのは、ライフハックスの極意なのかもしれない。 (hamachobi / 2009-07-20)
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