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忌野清志郎1951-2009 / レビュー総評点:239
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ASIN:4860520815 / 売上順位:44729
ロッキング オン(2009-06)¥ 1,050(中古:¥ 428)
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レビュー総評点:
239
なんか今年のRIJフェスの出演者第1弾発表のとき泉谷しげるの名前を見つけたとき、第2弾では麗蘭の出演発表があり、清志郎が飛び入りで参加するんじゃないかってぼんやりと思っていた。そうなったらイイなぁって
そしてこの人はどこかでずっと生きてそうな感じがした 先月2日の夜まで 新聞での「ロック界のカリスマの死」って活字、特に”カリスマ”って単語にピンとこなかった この本の構成は清志郎のインタビューの再録4本、グラビア、関係者のメッセージ、坂本龍一インタビュー、中でも旧知の間柄である渋谷陽一がインタビュアーのチャボのインタビューはかなり読み応えがあり、亡くなって1ヵ月での緊急発売としてはかなり良質な追悼号だと思う。 あとアーティストの追悼号にありがちな(ここぞとばかりの)レコード会社やCDショップのバックカタログの宣伝など広告スペースがなく、ほぼ100%記事(ディスコグラフィーを含む)もしくは写真掲載であったのには好感をもった。(Oh! Not Him Again / 2009-06-06)
仲井戸“CHABO”麗市が渋谷陽一のインタビューに応じている。
その事実だけで、この本の持つ重みは十分伝わるだろう。 清志郎インタビュー再録は計4本。何十回、何百回(?)とインタビューをした 渋谷陽一自身が厳選した、選りすぐりの4本と言えるのだろう。 渋谷陽一の巻頭コメント、そして山崎洋一郎による巻末コメントも、胸に響くものだった。 何よりビジュアル。表紙に使われた1989年の写真。カメラマンとのコンタクトが とれなかったらしいが、それでも、この写真を表紙にしたかった渋谷陽一の思い。 いい表紙だ。 (Kanazawa_s / 2009-06-05)
今まで清志郎のインタビュー記事をそれほど真剣に読んでこなかった私なんかは、
どのインタビューも新鮮に読めて新しい発見ばかりで良かったです。 まるで実際そこで清志郎が語っているように「声」として聞こえてくる感じです。 もし本書が、複数のプロのライターによる「清志郎論」のような追悼論文集であったら そもそも購入していなかったと思います。しかし本書はそのようなものではありません。 清志郎が実際インタビューで語ったことを読み手が感じ取り、そこから各人がそれぞれ清志郎という人に 思いを馳せる、そのためのインタビュー集というところが良いです。 また、思ったより写真が多く、珍しいものもありました。 特にMジャガーとのツー・ショットには驚きました(ミックの髪型から90年初来日時の写真と思われます)。 「えっ、清志郎って、ミックと面識あったの?」 終わりのほうに略歴や、ディスコグフィーもあります。それほど詳しくはありませんが いろいろ活動して来た人だけに、整理のための資料としては有効ではないかと思います。 最期を看取って、ひつぎを担ぎ、焼き場まで行ったチャボでさえ、「死んだなんて、まったく実感がわかない」 とインタビューで答えています。そんな境遇にない一般人はなおさらです。 ましてや、清志郎の声が聞こえてくるかのような本書を読むにいたっては 「いや、清志郎は死んでない、生きている」と思いたくなりました。(アナログ男 / 2009-06-05)
清志郎が革命を起こしたのは音楽だけではなく、
そこに取り付く音楽雑誌や、テレビやラジオの仕事のあり方も変えたと思う。 清志郎のインタビューを活字に起こしたときに現れる、面白さやせつなさ。 その表現の巧みさ。 「プロモーション取材」の手段によって、 ミュージシャンとインタビュアーの新しいスタイルを確立させたように思う。 ロッキングオンジャパンは、日本のロックを扱う雑誌としては後発だったが、 最も清志郎やチャボに接近したインタビューを行ってきたことで知られる。 そして当時編集長だった渋谷陽一と、清志郎と、チャボの3人。 この三つ巴の変わり者たちのインタビューは、 音楽雑誌界において真似することのできない至宝でもあった。 この追悼号では、残念ながらその3名での名インタビュー記事は割愛されたが、 その代わり、清志郎への単独ロングインタビューを4本、 そして清志郎の死後、難しいとされるチャボのインタビューを実現して構成した1冊である。 おまけ的に、坂本龍一のインタビューも掲載されていて、 ちがった観点から清志郎を考察している。 この編集構成は、正解である。 そして何より写真が素晴らしい。 ミック・ジャガーと清志郎の写真は、カメラマンの有賀さんの熱意によって 掲載が実現されたものであるらしい。 ロッキングオンらしい、のどかな空気が流れる撮りおろし写真の数々は 思わず目頭が熱くなるだろう。 すでに散々語られるアルバムレビューを廃したのも正解。 清志郎のディスクレビューは、現存する音楽評論家がどう評価しても 正しくは評価できないだろう。 つまらないレビューを読むより、曲がどのような経緯で誕生したか、 そちらのほうがよほど清志郎を理解しながら、楽しめることだろう。(アマチュア / 2009-06-06)
チャボのインタビューが掲載され、これが読めただけで貴重とも言えるのですが、渋谷陽一氏と山崎洋一郎氏の清志郎に対しての熱い想いが伝わってくる誌面作りになっていますが、昔からのファンはすでに当時読んでいたインタビュー記事の再掲載で、わたしは、RC無期限休止からファンをいったん離れたので、再掲載された記事でも未読のがあって、それは興味深く読みました。あと、写真は魅力的なモノが多く、わたしもミック・ジャガーとのツーショットにはビックリしました。清志郎が本当に嬉しそうなそれでいてちょっと照れているような良い写真だと思いました。
わたしは、清志郎にかかわった人達のコメントがたくさん読めると勝手に思い込んでいたので、三宅伸治さんの「考えましたが、200字なんかじゃとても書けません」というコメントにとても共感しました。清志郎を語っている人達も、清志郎の長いキャリアを考えると少なすぎて、ガッカリしました。わたしは大勢の清志郎とかかわった人達、交流のあったミュージシャン達が、それぞれの清志郎を語ってくれる、そのことのよって浮かびあがってくる多面的な清志郎の姿、そういう雑誌を読みたかったのです。もちろん、200字なんかじゃなく。そんな雑誌をまた作ってほしいなと熱望しています。(ひなぎく / 2009-06-05)
渋谷陽一、よくやった。と、言いたい。
これだけの本(雑誌とは言いたくない)を それだけの短期間で世に出したことに対して。 お礼を言いたい。 表紙もすばらしいし。 チャボのインタビューは (渋谷陽一がインタビューしているのでホッとした) 30年以上もファンをしている私にとって もっとも聞きたかった言葉だったから。 それは、渋谷陽一しかインタビューできないでしょう。 それも、わかってる。 でも、でも 残念なのは 『弱い僕だから』はキムタクのために作った曲なんかじゃないよ。 (IさんがKさんに聞かせて、Kさんがこの曲に感動した というエピソードはありますけど…) 昔から、彼らが売れる前から 歌ってきた曲なんだよ。 それが本当に残念でならない。活字は消えないのだし。 時間が無かったから、とは言えないよ、こんなヒドイ間違いは 誰が間違えたの???????責任重大だよ。 だから、星は満点じゃないんだ。 清志郎がいない世の中なんて、 私には色の無い世界だ…(みかん / 2009-06-10)
もっとインタビューを
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音楽雑誌をちょくちょく手にしていたのは、四半世紀以上も前のこと。
読んだことのないインタビューばかりだった。 知らなかったり、あるいは忘れていたりしたエピソードも多かった。 驚いたり、思わず笑ってしまったり。 この本はこの本ですばらしい。 ただ、もっとインタビューを読みたい。 ロッキングオンやブリッジに掲載されたものをすべてまとめて、改めて出版してほしい。 時間がたてば関係者から、清志郎に関するさまざまなエピソードを聞きだすこともできるだろうし。 ブアツイのが読みたい。(ナツゾウ / 2009-06-20)
58年間の青春を想う
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エンボス加工のされた、特別な装丁の特別号。こうした巻が発行される事実は悲しいことなのですが、清志郎の死を悼むのが不自然なくらいに面白い内容で、渋谷氏とのやりとりを読んでいて不謹慎ながら思わず笑ってしまう記事もかなりあります。スケールの大きい、そんじょそこらには絶対にいないユニークな、時に下世話でも、奥に清い志を持った男のパーソナリティーと、58年間の青春の記録。そんな風に思える生き様の描写が眩しいくらいの内容です。
自らを「戦友」と語ったチャボこと仲井戸麗市氏の寄稿に胸を打たれます。二人が言葉を交わさずともわかりあえる関係であったことが痛いほど文面から伝わるだけに、繰り返されるチャボの「清志郎でも死んじゃうんだ..」の戸惑いとありのままの気持ちが読者の心に突き刺さってきます。人生の中でこれほど掛け替えのない友人を持てた清志郎は、とても幸せな人だったとファンながら思わずにはいられません。 (檸檬 / 2009-07-18)
声が聞こえる
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話し言葉に忠実なせいか、そこで彼が話しているのを聞いているかのようで、
穏やかな表情が目に浮かんできました。 余計な感傷もなく、単純にまとめる編集には好感持てます。(ホルスフィールド / 2009-07-07)
一冊じゃ、足りねーな。
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一冊、買って、その内容、写真の豊富さに感動した。
見た事ないカッコ良いショットばかしだ。 表紙からジョニー・サンダースを思い出した。 この表情、鬼気迫るモノがある。 個人的価値観では1050円は充分過ぎる程、安価だ。 また今日も買った。 一冊は写真の切り抜きと読みこなす為。 一冊は大事に大事に保管するさベイベー!!(ぴろし / 2009-06-20)
某所で『徹子の部屋』に出演した清志郎を観た。
生母の形見を前に、涙をこらえる子供のようにうなだれる清志郎など、初めて見た。 そこで彼は、なぜ戦争がなくならないんだろうと訴えていた。 ・・・ああ、本気だったんだ。 清志郎の、最後の女房役は三宅伸治だったと思う。 チャボもそのことに気付いていて、心苦しそうだった。 当誌は、清志郎のA面はよく解る内容だったと思うが、 B面がズッポリ抜け落ちているような気がする。 本音をしゃっべているようで、やっぱり友達に対して サービスしているような気がした。(あめいぬ / 2009-06-08)
清志郎のインタビューが4つ、チャボと坂本龍一のインタビュー 、そしてその間にたくさんの写真が掲載されています。ステージの清志郎、カメラに向かってポーズを決める清志郎、自然な笑顔の清志郎、そしてミック・ジャガーと肩を組んでいる夢のような2ショット。
大事に少しずつ読もうと思ったけれど気が付いたらあっという間に全部読んでいました。 RCの頃、ソロになってからのインタビューと読み進めていくとその流れで次のアルバムでのレコーディングでは・・・なんて話が出てきそうで追悼号だなんて信じられません。 でも次のチャボのインタビューでやっぱり死んでしまったんだと思い知らされます。チャボが清志郎、キヨシ、キヨシちゃんと呼びながら話す言葉に胸が熱くなりました。チャボが追悼のライブをし、同年代違った方法でロックしてきた渋谷さんが追悼号の雑誌を出す。清志郎亡き今、私も自分がやることをしっかりやれと言われたような気がしました。 でもやっぱりまだ清志郎が死んじゃったなんて信じられません。今はちょっと活動休止中。そう思っていてもいいような気がしています。 (たま / 2009-07-08)
清志郎のインタビュー・・、はもちろん以前出版ざれていた『JAPAN』や『BRIDGE』からの再録で、ところどころ修正・削除されたりしている。
読みやすいカタチにまとめた・・とゆうことなのかな。 チャボと坂本龍一のインタビュー、大変興味深く読めました。 YMOつながりとゆう意味では細野さんの方が圧倒的に情報量が多いはずだけれど、坂本の的確な言葉遣いは読んでいてにんまりすることが多々。正解です。 チャボが話す「RCはリンコさん」発言に同感。 今までうまく言葉にできなかったけど、清志郎が亡くなってから、はっきりと実感したこと・・。 清志郎の歌を遺伝子レベルで理解して影でしっかり支えていたのはリンコさんだけだよ。 清志郎やチャボがあれだけ輝いて見えたのは、安心して"らしさ"を発揮できたのは・・。 申し訳ないが、中村きたろうも藤井裕も早川岳晴も・・違うんだ。 比べることではないとゆうのは判っているけど、皆、彼のプレイの模倣に過ぎないんだもの。 清志郎が亡くなったことは、もちろん悲しい。 今まで彼がいない世界なんて、生きてきたコトないんだから! まだまだ迷子だよ。 でも、喪失感とゆう意味では、リンコさんのプレイを聴くことができないのが、同じくらい悲しい。 ・・そんな事を考えさせられました。 あと、ハワイレコーディングは『MARVY』じゃなくて『OK』だよ。念のため。(楡山ロク銭 / 2009-06-09)
山崎洋一郎はあとがきの大半を費やして私的な清志郎論のようなものを自己主張気味に書いているが、もっと本文の構成を活かすべく書くことがあると思う。インタビュアーがすべて渋谷陽一であることと、渋谷陽一が何者であるかということと、渋谷陽一と清志郎との関係を客観的に説明するようなことが書かれていれば数倍も価値のある本となったはずである。(bavarois / 2009-06-11)
読み物として非常に面白く、資料性も高い。良質な追悼本である。
ただ、インタビューでは、渋谷陽一氏の態度が、やや鼻につくことも・・・。 例えば、友人の急死について歌った初期の名曲『ヒッピーに捧ぐ』の解説で、清志郎は「火葬場で、虫歯がひどく痛み出して・・・」と思い出を語っている。身近な人を失った寂しさと、虫歯の痛みが重なり合って、さらに切なくなる・・・と言うのは、よく分かるし、曲の雰囲気にも合っている。が、それに対する返答が、単に「はははは」というのは、デリカシーに欠けていないか? ここでは、清志郎は歌詞解説(その場面が、「君がやって来て・・・」にあたる)を続けているが、他の似たような箇所では、話が尻切れで終わってしまうことも多い(『COVERS』のインタビューとか。おちゃらけながらも、本気で社会性のある話をしたがっている様子が伺えるのに、渋谷氏に、はぐらかされてしまう)。 渋谷氏は、音楽評論家としては別格的に優秀な人とは思うが、こうして対比すると、「時代にあった才能、秀才」の渋谷氏、「時代性を超えた才能、天才」の清志郎、と感じてしまう。(yanagawa3 / 2009-06-27) レビュー数 28 [残りも全部見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 |
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