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レビュー総評点:
66
主にソフトウェア開発者に向けたプロジェクト管理のための1冊です。内容は多岐に渡り、一回で読んで全てを理解するのはなかなか難しいと思います。そこでお薦めなのは、自分の現在の状態、仕様検討段階であるのか、コーディング段階であるのか、リリース前であるのか、その段階に応じてその部分について書かれた箇所を読む方法です。前に読めば予備知識になり、後で読めば振り返りになると思います。また、著名な書物からの引用も効果的でなかなか楽しいものでした。 マイクロソフトで、とありますがマイクロソフトに特化したところはなく、一般的な手法として参考になります。(limegreens / 2006-11-07)
文字も小さく400ページ以上もあり簡単には読めるものではないが、プロジェクトマネージャを目指すあるいはその職にある者にとって最良の1冊となるのは疑いない。 現場のプロジェクトマネージャが必ず悩み懸念する事が章建てとして構成されており、他のPM本とは一線を画す。 美辞麗句な言葉はなく、全て著者の実体験に基づいた金言が散らばっている。 この書籍のおかげで、これからも随分と助かる気がする。(blue / 2008-11-16)
タイトルのプロジェクトマネジメントと聞くだけで嫌なものだと誤解して、食わず嫌いだった。しかし、アートオブとついているので、管理が技術だという視点からすれば、ちゃんと読めば良かったと後悔している。 第10章は、特によい。人の仕事の邪魔をしないで、人の助けをするのが管理の基本である。しかし、多くの管理者、管理本は、人の仕事の邪魔をするようなことを平気でやったり書いたりしている。基本を外した本が多いなか、本書は要点を得ているので読む気になる。 飜訳が日本の文化への移転を十分していないのは、外資系の企業だけでなく、日本の企業でもソフト系の企業はカタカナ語が氾濫しているので仕方がないかもしれない。(kaizen / 2008-02-16)
この本は、自分が大規模プロジェクトのプロマネになったときに、 ふと手にした本でした。 プロジェクトには多種の状況がありますが、 この本はそれぞれの状況で何をすべきか、が書かれています。 すべきか、というより、心構えといった方が良いかもしれません。 自分のプロジェクトに本気でぶつかる覚悟を持ち、 本の内容を自分なりにアレンジして現場で試してみると、さらに深く理解できます。 最初からすべてを読む必要はなく、 自分の状況に合った箇所(見出しに反応できる章)から読んでみて良いと思います。 この本にベストタイミングで出会えたことが、自分のプロマネ業に対する 自信がついたきっかけになったと思います。 すでに何度も読みましたが、人生のバイブルとなった1冊です。 ただ、ある程度の人数をマネジメントする機会がなかった人にとっては、 あんまりピンとこない本かもしれません。 (Hajimety / 2009-10-25)
筆者はマイクロソフトの様々なプロジェクトを率いてきているので、前提あるいは基本として論理的なプロジェクトマネジメントの方式があるのでしょうが、それを超えたところでは、チームの人間関係が大事であると言及しています。 純然たるルーチン業務を除けば、多くの業務は、システム開発に限らず、一つのプロジェクトと考えられるわけで、その意味ではリーダーという立場にある人すべてに参考となる本です。やや冗長な感もあったのでその分をマイナス1点としました。(Jupiter / 2009-08-12)
プロジェクトマネジメントに興味があり本書を手に取りました。 なにか合理的な内容を求めるときは、いつも外国の書籍を読みます。 英語がもつ構造的な論理性に惹かれるのかもしれません。 実用性重視で書かれた多くのプロマネ本に対して、本書は 経験ゼロの人でも理解しやすい内容になっています。 それは数多くの実例と、著者のユーモアに依るところが大きいでしょう 私の本業はITから遠いので、実践的なソフトウェア、Web開発の章は とばし読みしました。 それでもなお、目の覚めるような内容が含まれています。 10章「メンバーの邪魔をしない方法」では、チーム内のコミュニケーションに おける不快さの削減方法が記されています。メールや電話、あるいは立ち話 について、すぐにでも取り入れられることが多いです。 あるいは、16章「社内の力関係と政治」は、組織に所属する 全ての人がぶつかる問題でしょう。 本章には「政治とは汚いことを表す言葉ではない」とあります。 政治が問題解決の1ツールであるという考え方は、風通しが良いです。 ソフトウェアおよびWeb開発に関する知識が乏しいため、私は本書の 価値を理解できていません。そのための星3つです。 もし知識があれば星5つではないかと思います。 (trafk / 2007-03-25)
プロジェクト管理の各フェーズで役に立つTipsを集めた一冊という感じです。 内容的には、なるほど、と思わせられるものが多いのですが、 訳がこなれていない上に、翻訳もの特有の笑えないジョークが鼻につくのが、 ちょっと残念、星一つマイナスです。(palemoon / 2007-04-22)
疑問を投げかけ前提に挑む。 そんなプロマネの存在理由が明らかに。 機能的な書籍というよりは、如才無いプロマネの心構え。 著者のScott Berkun (スコット・バークン)さんは、 マイクロソフトで、OfficeやVisual Basic、IE等の プロジェクトに関わってきたようだ。 プロマネの経験がある人なら、それらのプロジェクトが どれほど壮大か想像できるだろう。 その場で、吐き気をもよおす人もいるかもしれない。 プロセスに取り憑かれ、方法論への執着が 間違った方向へ行っている場合、力が大きいほど、修正はきき難い。 チームメイトに心配を抱かせないためにも、 プロジェクトマネージャーだけではなく、チーム全員が読んでいただきたい。 スケジュールが狂うのは何故か? 「スケジュールが遅延するということは、 誰も把握していないコストが隠されていた、 あるいは無視されていたということを意味しているわけです。」 以下の2つ、笑えるけど、自分がやっているとしたら、 まったく笑えない。 その詳細も解説 * 「よく見かける悪い手段」 * 「質の低いビジョンのドキュメントに見られる特徴」 大胆さ、図太さがプロジェクトを邁進させる。 あなたへの命令が大切なコトか試す方法 「私は、自分が理解できない、遠回しで曖昧かつ官僚的で組織的な プロセスは無視するようにしています。」 無視した事案が大事な場合、偉い人がスッ飛んでくるハズ。 重要でない場合は、当然、誰も来ない・・・ 現場を守る、プロマネの領域 「誰かが優先順位を無視した指示をしてきたと思った時には、 『ノー』と言ってください。 あるいはその指示をした人に対して、私が『ノー』と言っていたと伝えれば、 その人は私のところに来るはずです。 もし彼らが文句を言ったとしても、 議論して時間を無駄にしないようにしてください。 とにかく私のところに来るように、その人に伝えてください。」 "計画すること"が目的ではない。 「計画に従うことで勝利できるような戦いはないが、 計画なくして勝利できるような戦いもない。」 ドワイト・E・アイゼンハワー(ドワイト・D・アイゼンハワーのこと?) それでは、何故計画をするのか? 「戦闘というものは計画通りに行えるものではない。 計画は変化に備えた共通の基盤でしかないのだ。 重要なことは、全員が計画を知っておくことで、 容易に変更が可能になるということなのだ。 近代戦は非常に流動的であり、 意思決定は迅速に行わなければならない。 そしてそのほとんどは計画に従ったものとはならないのだ。 しかし全員が少なくとも、自分はどこから来て、 (その後)どこに向かっていくのかということを知っているのだ。」 イスラエル防衛軍司令官 ダン・ラネル陸将補
つい、行うタイミングを逃しがちな、プロジェクトの検死報告(反省会) 打ち上げの偉大性、組織を構成するメンバー、個別の利害にも目を光らせる 皆さんが気になるのは、16章の「社内の力関係と政治」ではないだろうか? * 「政治的な理由で・・・」 * 「大人の事情で・・・」 と言った言葉は、逃げの言葉だ。 語る者同士の思考を停止させてしまう魔力がある。(ウェブ担当 / 2009-06-12)
この何年か、システム導入のプロジェクトに携わっている。自分の役割としては、正式なプロジェクトマネージャというわけではないが、実質的にプロジェクトマネジメントを担当している。 しかし、毎回、うまくいかず、悩んでいるところでこの本に出会った。プロジェクトマネジメント関係の書籍もいろいろ読んでみたが、PMBOKの説明とかプロジェクト管理ツールの使い方なんていうのが多くて、実際のプロジェクトをうまく回すことには、すぐに適用できないことがある(PMBOKとかは大切だと思うけど、それだけでは足らないんだなぁ)。 この本は、マイクロソフトでIEとかの開発プロジェクトに携わった人が、ユーモアを交えて、プロジェクトマネジメントに関するコツみたいのを分かりやすく説明してくれている。 社内政治のこなしかたとか、参考になったな。プロジェクトも人間のやること。いかに、ひとを動かすか、そういったコツを経験を踏まえて、書いているので、とっても読みやすく、また理解しやすい。 プロジェクトって苦しいことばかりな気がしてたけど、面白いこともある。毎日、勉強だけど... (hamachobi / 2009-08-02)
プロジェクトマネージャ、プログラムマネージャーやリーダーには、 是非とも読んでいただきたい一冊です。 内容も濃くボリュームもあるので、読むのは大変ですが、 十分に価値があります。 著者スコット・バークン氏がMaicrosoft社でInternetExplorer開発等の 経験から得たことを記した貴重な情報が満載です。 会社(開発)の規模は違いますが、一流企業の社員でも私と同じような 悩みを抱えているのだと、ある意味安心しました。 悩みや問題を如何にして解決していくかのヒントを得ることができました。 マネージメントに行き詰ったときは読み返そうと思います。(なか / 2010-02-27)
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