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レビュー総評点:
105
的確なカテゴライズ インターフェイスは通常、全面が直接ユーザーに提示されるので、「使い易い」「使いにくい」「良い」「悪い」という全体的な結論はすぐ出るのだが、そこから先へ、理論的に分析を進めるのが難しい。 同時に色々な要素が絡まっているから、分析の論旨を整理するのが以外に難しい。 この本は、インターフェイスを構成する要素を、的確に分類して、イディオムという形でパターン化してまとめている。 的確な評価指針 インターフェイスをそのようなイディオムごとに分析すると、それぞれが十分にシンプルなので、明確に分析・評価し、結論を出せる。 それらの個々の議論を積み重ねてインターフェイスをデザインすれば、確実に「使い易い」「使える」インターフェイスを作ることが出来る。 この本は、そのようなインターフェイスの設計・評価に関わる指針を提供してくれる。 読んで損はない良書です。 (gankon / 2007-02-17)
ひとつひとつが真新しいものということではないが、この書籍の功績はこれらを体系化したことにある。 ただ、これを手にとって眺めるだけでは駄目。何度も繰り返して読み込み、自分のものにするべきだ。 その辺のWeb雑誌を読むのであれば、この書籍を見返したほうが有意義だ。(酔兎 / 2007-04-24)
あなたはamazonのページに対してどんな印象を持ちますか?どんなところが使いやすいと感じますか? 本書では上記の問いに対して、この部分はこの手法が用いられている、一方この部分にはこの手法が用いられているという答えを示してくれます。 提示されたもの(ユーザが操作可能な「インターフェース」だけでなく画像やテキストも含むため、あえて「提示されたもの」とします)に対してユーザが心理的にどう思うかまで掘り下げてパターンを説明しているため、デザイナだけでなく、ものを誰かに示す必要のある全ての人に読んでいただきたいと思いました。(さわだ / 2007-02-28)
本書は特にWEBデザイナーやサイト設計に関わる人向けに書かれたものではありません。 しかし、登場する多くのインタラクショナル・デザインのパターンが示唆する考え方には多くを得るところがあるかと思います。 序盤で「関係ないかな、自分には・・」と挫けそうになりますが、そういう人はきっと無理してでも読み進めると私のように最終章で繋がってくるはずです。 最後の参考資料のページに掲載されている多くの書籍は、この分野を研究している人なら一度は目にした事のあるものばかり。 つまりは、そこから抜粋された考え方の多くは本書を読むだけで理解できます。 東大のKALSが開発しているアプリケーションへもこの考え方、取り入れて欲しいです。(modame / 2008-03-20)
いわゆる「デザインパターン」を、ユーザインタフェースの分野で整理した本です。他のレビューにあるとおり、内容はとても良いと思います。 ただしクロスリファレンスは、最初、少し戸惑いました。他のパターンとの関係を説明する際に「第×章の○○○」という記述が出てくるのですが、ページ数どころかパターン番号(≒節番号)も書かれておらず、そのたびにページを探してイライラしました。 いくつか試してみた結果、巻頭の目次に戻って探すのが最も手軽で早いようです。私のようなクロスリファレンス重視の方は、目次にしおりを挟んでおくと良いのではないでしょうか(私は片っ端からページ数を書き込んでいきましたが…)。 (nagae / 2008-02-17)
インターフェースについて初めて学ぶというシステム開発の方向けです。 WEBサイトのインターフェースやユーザビリティについて学ぼうとしている方にはおすすめしません。参考サイトも海外のサイトですので、日本のサイトとはまた異なり、基本の確認/定着にはよいですが、それであればもっと短時間で必要な情報を得られる国内の書籍を選んだほうが効率的だと思います。 本書はパターンごとに概要/利用場面/そこで利用される理由/用法/事例と段階毎に説明されるため、内容には非常に納得感があります。アプリケーションの端々へ取り入れて行きたい要素、注意したい点が色々と盛り込まれています。 ただ、翻訳の説明が非常に頭に入ってきづらいのですが、すべて文章で説明されているため残念ながらこれを読まざるをえません。お時間がある方向けの読み物です。他の方もおっしゃっていますが、まだ読み進んでいない先の章の内容を比較/関連事項として引っぱってくるため、読み進める上で行ったりきたりを繰り返す必要があり、思わずこの本そのもののユーザインターフェースに突っ込みたくなってしまうかもしれません。。(ちゅう / 2009-05-17)
ウェブアプリケーションが進化するにつれ,様々なインタフェース (GUI) を目にするようになりました.ところが,ユーザに対する効果を理解していないために,使いにくいだけのサイトもあります.本書はグラフィックツールの使い方や,インタフェースのプログラミング方法ではありません.インタフェースがユーザに与える「効果」にフォーカスした貴重な本です. 本書は,インタフェースを「パターン」に分類します.パターンは,アプリケーションの構成からページのレイアウト,ボタンなどのコントロールまでを含みます.それぞれのパターンがユーザに与える効果を説明し,利用にあたってのガイドラインを示します.おそらく,ほとんどのパターンは見たことがあるので,図とキャプションに目を通しておき,デザインするときによく読めば十分だと思います. 1章「ユーザの行動」は例外的で,ユーザの行動パターンを分析し,インタフェースへの要求条件を示しています.たとえば,安全に探検できる (操作を戻せる) インタフェースは,ユーザにとって学びやすく,結果的に使いやすくなります. 9章「視覚的なスタイルと美学」は,デザインによって,狙った心象効果を与えるためのガイドラインを示しています.この章はやや感覚的ですが,新たな知見を得る人が多いと思います.ヘアライン (1px の細い線) によって,格調を高めたり,注目点を作り出す例は秀逸です.また,色相の選び方やコーナー処理の与える影響も参考になります.(teahut / 2007-06-06)
オライリーなので非常に論理的でちょっと読みにくいです。ただ、技術や考え方、気の使い方として最低限必要な内容だと思います。(norizo / 2008-05-26)
まったく内容が頭に入ってきません。 この本は上級者用の本のようです。自分が中級者だということがわかりました。 もっとわかりやすい本があると思いますので、この本はおすすめできません。(ピーナッツ / 2009-04-22)
UIデザインにおける「パターン」の辞書とも言うべき一冊。基礎的なものも多いが、これを体系的にまとめ上げられているところに価値がある。これにより、業務においても共通の言葉を使ってのやりとりができて、スムースに事が進みやすくなりそう。またあまり親しみのなかったパターンについても網羅されており、UIモデリング時に使える道具が増えた感じがする。 中身はビジュアルが多く、各パターンがどのように実際利用されているかが非常にイメージしやすくて助かった。インタラクションのパターンにおいて特によく参照されていたのは、当然ながらWindows、Mac OS、Office各製品、Adobeなどのローカルアプリ、そしてGmail、Google Map、AmazonなどのWebアプリ。 普段何気なく使っているものでも、ミクロな視点で改めて見ると認知科学的に非常によく考えられた上でデザインされているのがわかる。 今でこそこうしたパターンを使って最小工数でのデザインが可能になっているが、もともとのパターンを0から生み出すのは相当に気を遣う作業だったろう。そしてiPhoneやWiiのUIなどからは、これから新しいパターンが生まれて定着してきそう。 (stj064 / 2009-03-06)
現在までに設計されたインタフェースについてのアイデアを、パターンという言葉を使って体系化した本です。 非常に理解しやすく構成されています、インターフェースデザインについてのベースの知識を得る、目的での購入がおすすめができます。(Eagle / 2008-07-03)
レビュー数 11
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平均点:4.0
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