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レビュー総評点:
-15
この監督、このキャスティング(オダギリジョーや麻生久美子は勿論、光石研、江口のり子や三木聡まで)で時効警察と切り離して観る人がどれだけ居るかわかりませんが、そういう期待はキッチリ裏切られます。見終わった後には期待し続けた2時間を無駄にした徒労感でいっぱい。してやられました。 (岡文 / 2009-07-21)
ただただ監督と出演者が楽しんでいるのをダラダラと見せられてしまった。 映画オタク系としてはニヤリとする場面もありますが、コメディになりきっていないし、プチな哲学はどこどこ? 脚本が良く出来ているのに、まったく生かされていません。 見る者に「解るかい?解んなきゃ別にいいよ」って匂いがプンプン。 役者は転がされたり、転がったり好き放題やってます。 ただ大竹しのぶさんの演技力、存在感には感心させられました。 それが唯一の救いかな・・・ (やんちゃ / 2009-07-12)
岩松了は不思議な劇作家である。そしてなんとも厄介な映画監督である。 東京乾電池、柄本明、竹中直人。舞台での、才気ある人たちとのコラボで存在感を見せつけながら、必ずしもその作風は万人向けとは言えない。例えば、同じ演劇人の三谷幸喜と比較してみても、その資質はまるで違う。シチュエーションと会話の面白さで観る者を笑いの渦に巻き込む三谷は、いかにもハリウッド映画っぽいが、細かな感情の機微でクスクス笑いを誘発する岩松は、フランスや北欧映画のテイストだ。 彼が手掛けたこの映画においても、日常的世界の当たり前と思える事象や些細な動作、感情を摘みだし、凝視、デフォルメする事で見えてくるシニカルなユーモアと温かみを醸し出させるような感覚は飽きさせないし、小林薫や石田えりの使い方など実に上手い。 物議をかもしたラストの10分間も、一見唐突だが、いかにも岩松らしい展開だとも思う。ただ、最初のサプライズはともかく、あの結末は何を意味するのか?映画ファンにはお馴染みの2本の名作の名シーンからの引用だが、果たしてオリジナルの解釈そのままに読み取ればいいのか(笑)。音声解説を聞いても、はぐらかされるだけで真意は分からない。 岩松のニタッとした笑顔が浮かびつつ、う〜ん、やっぱり厄介だなと思う。(hide-bon / 2009-02-25)
オダギリジョーと麻生久美子、そして岩松了。「時効警察」ファンは、この顔合わせ&タイトルで脱力ギャグとまったりしたホノボノ系ラブストーリーを期待して映画館に足を運んだと思うのです。私もその一人ですが...。 クライマックスまでは、そんな感じで、小ネタが飛び出し、岩松了監督自身や江口のりこなど「時効警察」関連の人もちょい役ながら顔を出す。そして勿論、オダギリジョー、麻生久美子、原田芳雄、大竹しのぶ、小林薫ら豪華キャストの演技も素晴らしいしコメディ部分も笑える。さらに、シャツをきっちりズボンに入れるダサい・オダギリジョーと謎の人物・忌野清志郎にはニヤリとさせられました。(笑) しかし、結婚が目前に迫った頃、映画は突然トーンを一変させます。コメディーとして展開し、コメディーとして完結すると思っていたら、虚を突かれましたよ。 そういえば、登場人物全員が謎を抱えている。主人公は、引きこもり気味だし、叔父さんは、胡散臭い商売をやっているようだし、父親は女癖が悪そうで、その相手の女も俗物だ。普通に見えた婚約者すら、まともではなそうな雰囲気が漂うというのはありました。 要するに、映画が描こうとしていたのは、民男と瞳のカップルの物語ではなく、民男と伸男の父子の物語でした。しかし、しかし、ラストは「卒業」と「フィールド・オブ・ドリームス」のパロディがやりたかっただけか? と言われてもしかたないでしょう。カタルシスもあったもんじゃない。 決して大団円である必要はないけれど、この映画に観客の多くが求めているのはこのラストではない。あえて、観客の思いを不完全燃焼させる意図なんでしょうが、そんな皮肉はいらない。不安や胸騒ぎを残しつつゆるゆるとしたエンディングこそ、この映画にふさわしいと思います。(一色町民 / 2008-12-16)
始めは「地味な感じ?」と思いましたが、観るに従って引きこまれてゆき、気がつけば目が離せなくなってました。 観終わった感想は「なにこれ?おっかしーw」でした。そしてすぐに二回目をみたのですが、1回目よりさらに細かい所のおかしさがわかってハマリましたw 登場人物達がいちいちおかしいですw 予告で「幸せとは?」とありましたが、そんなテーマよりも、個性的な登場人物達をみているだけでニヤニヤ笑いが出ました。 石田えりさんの初登場場面、笑えますw カラフルでおおげさな笑いはないけれど、不思議なおかしさが後を引く作品だと思います。 味のある映画という感じでしょうか。 ちなみに私は 三木聡、三谷幸喜、松尾スズキの作品が好きです。 このあたりが好きな方にはお勧めです。 (toro / 2009-03-07)
話の幅が広すぎでしょう。登場人物全員わからないことだらけ。そりゃあんまりだよ。 あとは大竹しのぶの色気が気持ち悪くて吐きそうでした。冗談きついよ。(マサ熊 / 2009-11-19)
岩松監督いわく、本作はTV用に書かれたもののようだ。それだけに映画的フレームでないのが気になる。オダギリジョー、麻生久美子、原田芳雄、大竹しのぶ、小林薫というキラ星のごとくの俳優を揃えてのアンサンブルは見事であるが、監督の自己満足が出すぎている嫌いがあるのだ。しあわせ、っていうのは一筋縄ではいかない。そのメッセージはよく伝わるのだが、何かチグハグな印象を受ける。あっと驚くラストシーンも最後の母親を探すシーンがよくわからなかったし。やはり岩松了は演出よりも俳優のほうがしっくりくる。映像的にも「まずロケ地ありき」の感じで、朴訥な田舎の雰囲気と、豪勢な結婚式場のイメージも合わなかった。冒頭、せっかく横浜のベッドタウン・上大岡から始まるのだから、撮影もその近辺にすればよかったのに。悪い出来ではないが、予定調和には終わらない曲者作品なので、観る人の感性が問われるシャシンだと思う(笑)。星3つ。(katsuya30 / 2009-02-21)
岩松不思議ワールド作品。 結婚しているひともしていない人も立場が良くわかるようなわからないような。 でも、一人一人それなりに生きている感じが、憎めなくていい。 最後は、不思議で終わってしまった感じでした。(左うちわ / 2009-05-02)
仲のよい母親と娘のような「父親と息子」の それぞれの恋愛観を描いたほのぼの作品。 互いになかなか自立できない親と子。 その親子関係がユーモラスに描かれている。 主題は現代の結婚適齢期男性の不甲斐なさか、 それとも友達のような親子関係の揶揄か。 はたまた、愛をうまくつかみ取るためのヒントか…。 パートナーを見つけることは、ダンスに似ていて、 片方が踊っていても、もう片方が手を取らなければ、 音楽ばかりが流れさり、曲が終了する。 また新しい曲が始まっても、手を取らなければ同じことの繰り返し…。 なかなか手を取れない人がいる中、 いきなり現れ、簡単に手をとり、踊り始める人たちもいる。 そんな様々な恋愛に対する構えを考えると、 何もかもを投げ出したくなるのもわからないこともない。 原田芳雄が演じる母親のようなおやじ像と、 オダギリジョーの普段とは異なる真面目キャラが光ったが、 作品のエンディングがいまいち説得力に欠けた。 ただ、現代の男たちに強いメッセージを伝えたい作品であるように感じた。(マクミナミンズ / 2009-12-06)
なんで★少ないか、残念だけど分かったよ。 こんだけの豪華キャストなのに、このクオリティってさ、ふざけてるの、それともバカにしてるの…?っと思ったよ。 あぁ、今ゲオで100円レンタルやってるけど、その100円すら、無駄にした感じです。 でも、これ読んで勘違いして欲しくないのは、オダギリジョーさん、麻生久美子さん始め主演者、わたし個人的には、大好きです。 だから、残念感も人一倍って感じです。(エタフ / 2009-12-01)
岩松さんもオダギリさんも小林薫さんも、大好きよ。それに時効警察の面々じゃありませんか!見なくっちゃと、期待してみたんだけど、訳わかんなかった。 ラスト、不明。着物着てたあれは、おかあさん?だとしたら、なにがしあわせなんだろう。 それにしてもなんなんだ。出てくる人、出てくる人、どいつもこいつもったら、ありゃしない。どこにでもいそうな曲者ぞろい。わざとだろうけど、でもでもでもねえ、面白いなんて私には言えない。 それにしても豪華な脇だ。脇役が誰か見てるのが、楽しかった。やってる人たちは楽しいだろうなとは思う。岩松さんもキョウシローさんと出てたね。しみじみ。 (浅葱 / 2009-11-04)
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平均点:2.5
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