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レビュー総評点:
47
公開初日に満席を予想して足早に映画館に向かったあの映画がついにDVDに! ストーリー展開のテンポのよさ、ふんだんにちりばめられたギャグ、劇中音楽のセンスの良さ、全てが大満足の映画でした。今回のDVDはその本編だけでも贅沢なのに、さらに特典ディスク付! 幸か不幸か、映画館はかなり空いていて心配は杞憂に終わりました。だからこそ、DVD化された今、多くの人に見てもらいたい!そんな気持ちです。(ホンミン / 2009-04-29)
笑って、笑って、ちょっぴり温かくなりました。大受けの 妻と私の横で、24歳の娘は何がそんなに面白いの?と いう顔。いやーまさに中年万歳ムービーであります。 無条件に「オックス」思いました。そして衝撃のラストシーンでした。 豪華キャストでこんなに良くできた話なのに、いつ劇場で 公開されたかも、それ以前に作品自体も知りませんでした。 中年相手にマーケッテングかけたら話題になったかもです。 GS体験世代、必見です(念のためですが、GSブームっていうのは 80年代のバンドブームでもなければ、70年代のフォークやロック ブームより遥か以前、ベンチャーズやビートルズの影響を うけた「レコード会社の主導で」、日本に突然うまれた「バンド歌謡 曲」のことです。「歌い手」がビートルズの影響をうけて自作の 曲を歌いだすまでは、まだまだ幾多の時が必要でした)(鬼怒川 / 2009-07-20)
今とあまり変わらないんじゃないか、と思うような芸能界事情が面白おかしく描かれていましたし、映像の色合いも当時のフィルムの色調にしているのもレトロな感じでよかったです。 架空のバンド・タイツメンを演じるのは栗山千明、石田卓也、水嶋ヒロ、浅利陽介の4人。長い髪のイメージの栗山千明のショートヘアは新鮮だし、メイクも含め60年代のサイケでレトロな格好が雰囲気もホントハマりすぎなくらい。 彼らの歌「海岸線のホテル」という曲を「ブルーライト・ヨコハマ」の作詞・橋本淳、作曲・筒美京平が手掛けているのがスゴイ!! 本物の往年のGSサウンドですよ。パロディに手を抜かない姿勢がいい。そして、芸能プロ社長役の武田真治の怪演。いかにもな業界人を嬉々として演ってました。さらに、レコード会社の社長が元ザ・タイガーズの岸部一徳というのが心憎いところ。「凄いねえGS」とのセリフが最高に笑える。 ラストのオチというか温水洋一がボーカルをとる『ムード歌謡』ってのは、観ていてイスからズリ落ちそうなくらい個人的にはバカ受けしました。あれは、ちょっと反則に近い。(笑) 笑いあり涙ありの王道の展開で、当時のGSブームをバカにしているわけでもないし美化しているわけでもない。それは、いい。でも、どういう人達をターゲットに作ったのかが絞れていないような気もします。 青春映画の部分もあるのだけれど、思いもかけずGSバンドとしてデビューしてしまった彼らの悩みや葛藤とその状況、そこをもう少し描いたらもっと深みが増したかも。(一色町民 / 2009-02-23)
実は残念ながらこの映画、劇場はガラガラだった。せっかくメインに勢いのある若手たち―とりわけ、キャスティングから公開までの間に大変な人気者となった水嶋ヒロ、『ROOKIES』で注目され、本作でもハスッパなバンドマンを巧演している高岡蒼甫ら―をキャスティングしながら、宣伝面でうまくそれを活かせなかったのだ。もともとGS映画の多くは、軽い気持ちで観てもらい、後は忘れてもらっていいような造りであって、本作もあえてそのセンを狙って作ったフシがあったので、なおさらもっと多くの人たちに劇場で観て、軽い気持ちで楽しんでほしかったのだが。 とはいえ、本作の魅力となるポイントは数多い。栗山千明は男装のみならず、いつものクール・ビューティーぶり、そして少女のように無垢な表情もみせてくれ、石田卓也は純朴な音楽青年、浅利陽介は気楽なムードメーカーをそれぞれ好演。そして、ドラマでの役柄とは一味違う水嶋の軽妙な演技は、ファンにはきっと新鮮に映ることだろう。脇を固める顔ぶれもにぎやかで、元GS勢からは『相棒』の“回転寿司で食べた皿を戻す人”=小野田を演じている岸部一徳(元タイガースのサリー。本作には息子さんも出演しており、親子共演となった)、そして元スウィング・ウエストの湯原昌幸が出演している。製作にあたり、GS研究家の故・黒沢進氏の助言を受けたというだけあって、美術面の細部だけでなく、GSをとりまくさまざまな事情が、やけにリアルに描き出されていることにも注目したい。タイツメンは架空のバンドだが、タイツメンが体験した出来事の多くは、かつて実際にあったことなのだ。 なお画質は上々、メイキングなど映像特典も充実(中には、元ジャガーズの岡本信さんの姿も。安らかに…)。 監督自ら執筆の小説版『GSワンダーランド』も、使われなかった裏設定や、後日談もあって楽しい。(しんのじ / 2009-04-24)
宣伝不足からか、実は昨年この作品が放映されたことすら知らずにいたボクですが、 今回発売のDVDでチェックして、見事にはまっちゃった一人です。 実におもしろい!!ボクの中では、正しくウォーターボーイズ以来の衝撃となりました!! 全編に流れるレトロな雰囲気と、40年前GSブームのサイケなファッションが素晴らしいです。 その中で、物語を展開する主人公たちの突っ込みセリフや、行動に大笑いでした。 コメディの中にも、ひとつの目標に向かって一丸となる仲間関係が実に爽やかで感動を呼びます。 物語後半は寂しい雰囲気になりますが、こころ一つになったザ・タイツメンの心情が見事に描かれていて、 この監督は上手いなぁと思いました。 石田卓也、水嶋ヒロ、浅利陽介演ずるキャラが独特で個性があり、存在感ありました。 かたき役?高岡蒼甫もいい味だしてましたね。 そして紅一点の栗山千明がいいんです。 オープニングのいかにも60’sなゴーゴーファッション、やさぐれた言動から、 ザ・タイツメンでの可愛さ、かっこよさ、仲間に心開く過程、 ソロ歌手になってからの雰囲気、それぞれに大女優を感じさせる名演技だと思います。 激写されたチラリズムに見事にそそられましたよ、ボクは。 その他にも、当時のマニアックな人たちの出演や懐かしサウンドが満載で楽しめました。 劇中いっぱい流れるザ・タイツメンの「海岸線のホテル」は、郷ひろみを彷彿とさせますし、 エンディングの温水さん率いるザ・フレッシュ・フォーの「あなたのフリをして」は、 まんまクールファイブです。素晴らしいエンディングでしたよ!! GSブームという時代の光と影を青春コメディで表現した感動作品です。 ぜひ、みなさんもお手元に!!(parismatch / 2009-05-02)
1960年代後半、グループサウンズが最盛期を過ぎたころに、必死で這い上がってくる「タイツメン」。ただの根性ものではなく、オトナの意向で右往左往する姿も盛りだくさんで、可笑しいだけではなく、ホロリとしてしまう本作は見事な出来栄えだ。最初は三木組を彷彿とさせる飛ばし方だが、夢と現実の差だとか、二者択一の選択だとか、考えさせるテーマを提示する後半が特に出色のホンだと思う。俳優陣では栗山千明のキュートさにやられた!ショート&おかっぱ頭があれだけ似合う女優はふたりといない(笑)。「ルーキーズ」ではチームメイトだった石田卓也と高岡蒼甫が、本作では大ライバル。特に高岡のバカ演技には爆笑できる。ポールとリンゴが秋田にいるって、何じゃそりゃあ!(笑)。水嶋ヒロもきちんと60年代していたし、浅利陽介は相変わらずのテンションで魅せる。武田真治と杉本哲太、岸辺一徳に大杉漣と、レコード会社側の顔ぶれも最高だ。ラストのフレッシュフォーにも一本取られたし(笑)。「三丁目の夕日」と違い、CGが最低限なのもいい(冒頭、栗山が日劇を見上げるシーンは、メイキングを観ると横浜・旧第一銀行前であることがわかる。これ以外はほとんど実写)。特典映像のビバGS野郎も必見である。なんでこんないいシャシンが埋もれてしまったのか、不思議でならない。配給も日活が手掛けているのに・・・。恋愛話とかも一切出てこず、GSで突っ走る100分をぜひ堪能してほしい。まあ満点とはいかないが、四捨五入で5つ星。(katsuya30 / 2009-12-20)
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平均点:5.0
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