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レビュー総評点:
-12
東京で2回見て、京都の映画館まで追いかけて見てしまいました。これまで見た映画の中(特に邦画)で相当上位に入る映画です。コミカルな演出もあり、「大人のためのファンタジー」ですが、何度見ても中盤から最後は涙がボロボロこぼれてしまいます。「愛し合うこと」をこんなにも楽しく、ちょっぴりせつなく伝えてくれた映画はありません。私は40代前半の女性ですが、まだセックスに対して罪悪感がある時代に育ちましたので、そういうつまらない観念を吹き飛ばしてくれもしました。「好きな人と愛し合うことは素晴らしいことなんだよ」そう優しく語りかけてくれるように思います。 おまけのように最後の最後に笑える演出(?)があるので、テロップまで見ていただきたいです(笑)。 ただ、誰かと深く付き合った経験がない方には「はぁ?」な内容かもしれません。 愛し合う恋人達、ご夫婦にお勧めします♪(ななこR / 2009-04-23)
この映画は、内容は、はっきりって、ありえない漫画の世界だが、だけれども、演じている役者及び、監督が、いいせいか、いい出来になっている。私は、この映画を見に行って、DVDまで、買ってしまったぐらいこの映画にはまってしまった。外ズラから、見たらこの映画は、月船さららのヘアーヌード目当ての人は、Vシネで、女優が脱ぐような見方かもしれないが、そんなレベルの作品ではない映画です。見事な体の張った演技に拍手を送りたい。今の時代こんなことする女優はいないと思います。しかも、元宝塚というから、びっくりだ。れっきとした素晴らしい映画です。某大手レンタルやで、アダルトビデオコーナーに置いてあったのが、いただけない。これは、そんな映画では、ないのに。Vシネやポルノ映画と一緒にされては、困ります。 (ペニーレインでバーボン / 2009-05-16)
田口トモロヲ、佐野史郎、石橋凌、三上寛など、登場人物も個性に富み、ミステリアスなヒロイン檜原輝子を演じる月船さららは宝塚月組で男役のスターだった女優だそうです。その裸体をおしげもなく披露してくれますし、バカバカしくて笑えるほど漫画チックなシーンもあれば、すてきなファンタジーとしてちゃんと成立している。先が読めない展開は2時間40分という長尺を飽きさせないものでした。ポップアートを動画にしたようなアニメーションも斬新で、巧妙なアクセントとなっています。 それで、結局、「世界で一番美しい夜」=「電気が消え満天にの星空のもと、誰も争わない」=「みんなが愛し合う」ことなんですね。 人はなぜ不幸になるのだろうか? それは欲望のレベルが高いから。ある欲望を満たし、幸せな気持ちになる。しかし、それでは満足できず、さらに上の欲望を持つ。そして人は不幸になる。不幸にならないためには、欲望のレベルを下げるしかない。生きて、子孫を残すことだけで満足できるように、それこそ縄文の時代の人に戻れれば、人は幸せになれるのかもしれない...。ということですねこの物語は。 でも、冒頭のアニメで示すように、更なる幸せを求めようとする衝動が、人を進化させた。人は火を発見し、そして電気を発見し、生活はより豊かになった。けれども、ある意味では人は満たされぬ欲望を抱えることとなり、永遠に不幸せになった...と、シニカルですね。 2時間40分の長尺です。もっと短くても良いと思いますが、終盤のたたみかける演出もあって、あっという間ではありました。(一色町民 / 2009-02-17)
感動するとか、ほのぼのすると言う映画ではありません。 ただただ単純に娯楽映画として楽しめます。 大衆受けするかは判りませんが、面白い映画と思います。 星新一のショートショート、井上ひさしの「吉里吉里人」を彷彿させてくれました。 月船さららのキレイなヌードもあります。(Cabin / 2009-07-11)
本作の雰囲気は、かなり変態的だ(笑)。登場人物もヘンな人たちばかりで、可笑しさを通り越して偏執的なこだわりがある。天願監督は、大監督・今村昌平の息子だが、作風もそれとなく似てきたような気がする。出生率日本一の秘密を探る話、って、そりゃ要因はひとつでは?と思うのだが、そこは天願流の解釈だ。「縄文時代の媚薬を撒くテロリスト」ってなんじゃそりゃ?っていう感じである。世界で一番美しい夜=子作りの夜=媚薬によるテロの結末は、媚薬が関東圏全域に撒かれて、数年後には人口も倍増していそうだ、というもの。大人のファンタジーとしては面白いが、万人向けのシャシンじゃないだろう。田口トモロヲの弱々しい主役や、とても艶っぽい月船さららなど、俳優陣は豪華だ。それにしても宝塚出身の女優は30代を過ぎても美しい人が多い!とにかく全般に挑戦的・挑発的な映画であり、観る側も「ちょっとエッチ系?」などとナメてかかると痛いことになる(笑)。時流に乗っかる作品が多い中で、こういうチャレンジは評価したい。星4つ。(katsuya30 / 2009-06-28)
テーマは平和。 腐った世の中、たった1日でもいい。 世界中の人がおなかいっぱい食べられて 幸せな日がつくれるだろうか・・・・ 人間は文明を求めて 幸せから離れて行った。 だから 縄文時代のおおらかなSEXライフに戻ろう!! と、壮大なテーマで描かれている 演劇界の平和大行進!! みたいな映画。 こんなにおおらかにSEXするのなら (笑) 恥ずかしさも乗り越えて 古代の月夜の晩にもどりたい (笑)(aki / 2009-06-27)
父、今村昌平の傑作「神々の深き欲望」の逆を行く映画である。文明が入って来ない南の神話の残る、本能のままに生きる島に、都会と言う文明が入る事によって、古き物が壊されて行く姿を描いた「神々の深き欲望」。本作品はその逆で、文明社会で壊れ行く社会を、昔の文明なき時代に、セックスを通して戻したい姿を描いた傑作である。何かほのぼのとしてしまう良い映画だ。今夜も頑張ろう(笑) (のびた君 / 2009-09-20)
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平均点:4.5
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