リスト:森羅万象 を表示しています。(全 3 件)

読み込み中・・・
No.1-1
▼
ペンローズのねじれた四次元 (ブルーバックス) / レビュー総評点:78
『ペンローズのねじれた四次元 』で画像検索
|
ASIN:4062572605 / 売上順位:80610
講談社(1999-07-19)
竹内 薫
¥ 987(中古:¥ 137)
|
レビュー総評点:
78
題名のせいで、この書を手にすべき多くの物理学ファン読者が見逃しているのではないかと思う。 天才ペンローズとツイスターという中心テーマがあるものの、この書はそれだけではない、量子力学および相対性理論のユニークな啓蒙書であり、ちょっと他の同類の啓蒙書にはない、おいしいトピックが満載である。 是非一読をお勧めしたい。 特に、科学に興味をお持ちになり始めた中高生のみなさんには超オススメと信じます。(59ers読者 / 2001-02-26)
私は物理や数学に通じていない、全くのアマチュアですが、この本は楽しく読み進めることができました。基礎的な事項についての説明も充分にされており、物理学への興味を引き出すべく、広がりのある話が展開されています。 個人的には、参考図書のリストがとてもありがたかったです。(ほむんくるす / 2002-08-28)
数学者ペンローズは、私にとって興味ある人物の一人 だったので、書店に並んだときタイトルを見て衝動買い してしまいました。 ツイスター理論は超弦理論と並ぶポストモダン フィジックスの2本柱の一つだと思うのですが、 本書のように和書で読み物的な入門書は今まで ありませんでした。超弦理論の本に、おまけ程度 に載っているだけでした。 「ツイスターがつくる時空・・・」という サブタイトルが示すとおり、時空とはつくり 出されるという考えがツイスター理論の特徴 の一つですが、これはニュートンの絶対空間の考え 方から一歩踏み出した相対性理論から、さらに 一歩踏み出したものとなっています。 本書でもこのツイスター理論のエッセンスを 読者に伝えようといろいろな角度からの説明を 試みている節が伺えます。 また本書の最後のほうにありますように、 ツイスター理論は数学の結び目理論に大きな 影響を与えたと言われてれていますが、 このあたりに興味のある方はには以下の本を お勧め致します。 1)組ひもの数理 遊星社 発行 河野俊丈 著 2)結び目の数学と物理 倍風館 L.H.カウフマン著 この本の著者、竹内さんもペンローズ同様ちょっと 興味深い方のようです。学問的基礎はしっかりした方 のようですが、他の本などを見ると少しパソロジカル サイエンスに首を突っ込み気味な感じがあります(笑) また本書83ページに、杉並区の科学教室の 話あり、竹内さんご自身、子供のころここで進んだ 科学教育を受けたとの記述がありますが、これは 多分杉並区の科学教育センターで行われていた制度の ことでしょう。杉並区の科学教育の成果ここに ありってとこでしょうか。(appleman / 2001-05-03)
「自称一般向けの物理書」=難解な文章の割に内容が伝わらない本、が良くあるが、それに比べればとっつきやすく、 相対論や量子論の解説も例え話を交えて分かりやすい。 しかしながら、あえて苦言。 本題のツイスター理論についての記述はごくわずか。 たとえ話もいいが、脱線や余談が過ぎているようにも思える。 ツイスター理論についての一般書がほとんどない状況では、難しい記述になっても、本題の解説にページを削くべきではないだろうか。 物理学者以外の一般読者にとっては、情報源は限られる。 難しいことは、後々、努力次第で理解することはできても、「記述が無い」ことはどう頑張ってもどうしようもないのだ。 科学解説書には、ギュッと詰まった知的な情報量が欲しい。 相対論・量子論の解説は他書に譲っても良いはずだし、 口語体での記述も疑問。 とはいえ、現代科学の不思議な雰囲気を味わう読み物としてはおすすめ。(T_S_X / 2005-05-22)
不思議なものは、人をひきつける。 この本の場合、表紙に描かれた不思議な立体図形 がその原因ではないだろうか。 一見して何だかわからないが、なにやら 美しい図形。これが一体なんなのか、それは この本を読めばわかる。 竹内さんの本は、物理を修めた人であるだけに 非常に明解で具体的である。 この本を読んで、ツイスターの不思議な世界に 魅了されてみてはいかがだろうか。( / )
レビュー数 9
[amazonでレビューを書く]
平均点:4.0
|
No.1-2
▼
「場」とはなんだろう (ブルーバックス) / レビュー総評点:-1
『「場」とはなんだろう 』で画像検索
|
ASIN:4062573105 / 売上順位:59728
講談社(2000-11-20)
竹内 薫
¥ 945(中古:¥ 350)
|
レビュー総評点:
-1
電磁場とマックスウェルの方程式の説明は分かりやすくて理解できましたが、それ以降は全滅でした。「高校生でも納得できるように解説」というコピーに惹かれて買いましたが、物理に詳しくない素人が、単純な動機で「場」という概念に興味を持って読むような本ではないと思います。説明のために使われている比喩も分かりやすいとは思えなかったのが残念。(鈴木純一 / 2004-04-19)
ほんとにわかりやすい?
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電磁場とマックスウェルの方程式、電磁場の量子化、重力場としての曲がった空間の解説は、 とてもわかりやすくてためになった。 が、”くりこみ”の話あたりになると、私のみたいな素人には全然ついていけない。 カバーに「高校生でも納得できるように解説します。」あるが、最近の高校生は優秀なんだなあ。 ところで、著者としては、読者の親しみやすい本にしようという意図があるのだろうが、 冗長な文、脱線が少々すぎるように感じた。(私は「銀河鉄道の夜」の解説を10ページも読むためにこの本を買ったのではない。) また、細かな間違いが散見される。(例えば、図53-2。私は自分の考え方がおかしいのかといたずらに悩んでしまった。) 結局のところ、さらに勉強していきたいと思った。(ニャンコヴィッチ / 2002-10-11)
場という考え方は、電気と磁気を知ることによって理解できると思っていました。 本書のようにばねで説明するのは、力学との連続性の上で理解するには必須だと感じました。こういう説明をすれば、分かりやすいかもしれません。 量子力学では、素粒子のそれぞれは自己同一性を持たない。 というのが最初の難関かもしれません。 理解にはあきらめも必要だということを感じました。 理解できないことは、あきらめて先に進むと納得できることがあるかもしれません。 無理に正解を理解するのではなく、考え方を覚えておくことも大切かもしれません。 (kaizen / 2008-02-22)
電磁場・重力場・量子場について解説した本です。しかし、「場」とは何かがこの本を読むとわかるかというとそうでもありません。「場」にまつわる様々な面白いエピソードを紹介することによって、「場」についてきちんと勉強してみようという気にさせる本というような感じです。個人的にはアインシュタインの空間が曲がっているとの主張の説明が一番面白かったです。 この本の中心的な主題は「くりこみ理論」なのですが、私にはそもそも“くりこみ”という日本語の意味がわからず、この部分を理解するのに骨が折れました。Web検索で“くりこみ”が“繰り込む”という動詞の名詞形だということを知ってやっと理解できたのですが、物理学の前に国語の勉強をしなきゃいかんってことですね。 (minoru223 / 2006-05-17)
これまでの同類(物理)の啓蒙書にはない、読者が理解できるにはどうしたらよいかという観点を非常に大切にした良書と思います。いわゆる「数式はつかわない」説明ではなく、「その数式はなにを意味するのか説明してみましょう」という、まさに一物理ファンとして長年求めてきた(当たり前のことなのになぜかこれまではなかった)啓蒙書だからです。本書をよみおえた貴方は小生同様きっともう少し専門的な本にも再挑戦しようという勇気がフツフツと湧いてくることと思います。 著者の竹内さんは、その物理博士号取得にいたった、本来自家薬篭中の理解にいたるヒント、トピックス、参考図書を惜しみなく開示してくれているように思います。科学者にあこがれてはいるが躊躇している中高生のみなさんや、小生のように現代人としてなんとかもう一歩理解の度合いを深めたいのに、いま一歩だなあという方々にはお勧めの一冊です。(59ers読者 / 2001-02-27)
レビュー数 8
[amazonでレビューを書く]
平均点:4.0
|
No.1-3
▼
世界が変わる現代物理学 (ちくま新書) / レビュー総評点:-20
『世界が変わる現代物理学 』で画像検索
|
ASIN:4480061932 / 売上順位:85921
筑摩書房(2004-09-07)
竹内 薫
¥ 756(中古:¥ 34)
|
レビュー総評点:
-20
この本は現代物理学の歴史的な説を含めて、とてもわかりやすく書いてある。著者は文系の人にでもわかるようにと述べているが、近頃はベクトルの概念がわからない文系も多いので、ちょっと難しいかとも思う。私は理系で、多次元ベクトルはわかるがテンソルは解らないというレベルなのでちょうど良いレベルだった。 私は工学系であるが現代物理は好きで相対性原理、量子論などの通俗入門書はそれなりに読んでいるが、この本はそれらの相互関係、世界の根源にまで話が及んでおり、極めて興味深かった。 私は趣味で仏教哲学の入門書を少し読んだが、この本の結論とある学派の説があまりにも一致しているのに驚いた。つまりどちらも世界は関係(因縁)によってしか説明できないというものである。 現代物理学が古代インドの哲学と同じ結論に達するのは・・著者の述べている通り・・きっとニューロンのせいなのだろう。 この本は理系の人間に哲学に興味を持たせるのにとてもよい本だと思う。まちがいなく理系の人間の世界観が変わると思う。 著者が宗教哲学と現代物理学の接点についてさらに研究してくれれば幸いである。(山本凖太 / 2004-09-22)
タイトルに偽りアリ
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タイトルから、最新の物理学の近況を教えてくれるものと思ったが、実際は、「相対性理論と量子力学により、身近に実感として感じる世界観は変わり、世界観自体がSF化している」というやや哲学的な主張がメイン。従って、紹介されている物理の内容は初歩の初歩であり、現代どころか、20世紀初頭の相対論と量子力学のみに留まっている。この程度なら、物理にほんの少しでも興味のある人なら全員知っていることであり、本書が刊行される意義を感じない。また、その哲学的な主張も、我田引水的なものを感じ、特に作者の創作した小説が書いてあるのは意義も曖昧であり、押し付けがましく不快ですらある。 基本的に物理学畑の人の哲学論は、一部の人を除き稚拙で狭いものが多い。本書の作者も、自身の書の意義をしっかり考えて、狭い世界から這い出てみては?と思った。(karenina / 2007-01-08)
これまでにも、多くの、初学者あるいは文系人間向けの現代物理学の解説書があった。なかには優れたものも少なくなかったが、本書は、きわめて秀逸である。相対論と量子論が柱になっていることは周知のこととして、本書の特徴は、物理学の進歩によって、「モノ」あるいは「世界」の見方が根本的に変化してきていることを明らかにしている点であろう。このことは、文系人間にとって、ちょっとした驚きである。なぜなら、ニーチェやフッサールやハイデガーを嚆矢とする、いわゆる「ポスト実証主義」の流れと、相通じるものがあるからである。本書が、現代物理学の「思想」を明らかにしてくれたことで、文理の区別が相対化されているように思う。その意味で、非常にスリリングな著作であると思う。(mtanaka7 / 2004-11-01)
複雑な数式を「翻訳」しています。 数理をよく解さない人でも、 現代「事」理学の思想に足を踏み入れる ことを可能にしてくれます。(カナブンとスズメ / 2004-10-05)
竹内さんは多分、日本版のデビッド・ピートか デビット・ボームを目指しているんだと思います。 理論物理学の最先端から精神世界や、東洋の宗教の 研究に深く足を踏み入れた人は少なくありません。 色即是空、空即是色・・・これって物理や数学で言う 双対性でしょ。 この本が なんか宗教本みたいですが、竹内さん流の最新トピック の採用方法により、物理の最新手法の具体的メモ書きの ようになっているんです。今話題になっている、量子重力理論をスピンネットワークで 実現しようとする方法ですが、肝心のスピンネットワークの 具体的手法が簡単に書かれた和書が殆どありません。 この本にはサイエンティフィックアメリカンに載った リー スモーリンの解説をベースに概略が説明されて います。 マイケルグリーンさんの本を読まれた方は、何か おかしいと気付かれたはず。 マイケルグリーンさんはプランク長以下の時空は カラビ・ヤウ多様体で表現できるとして自論を展開して います。そうすると、スピンネットワークの話と全然違う ように見えるわけです。 同じものを別の数学的手法で見ている可能性というのが ここでも考えられるわけです。 サイエンティフィックアメリカンを読みそこなった 人は是非この本を見て下さい。 (appleman / 2005-05-14)
レビュー数 5
[amazonでレビューを書く]
平均点:4.0
|