リスト:面白いビジネス書ベストテン を表示しています。(全 10 件)

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No.1-1
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なぜ社員はやる気をなくしているのか / レビュー総評点:73
『なぜ社員はやる気をなくしているのか』で画像検索
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ASIN:4532313260 / 売上順位:28017
日本経済新聞出版社(2007-05-16)
柴田 昌治
¥ 1,575(中古:¥ 207)
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レビュー総評点:
73
きちんとした制度や仕組みはある。でもうまくいかない。 そんなことって多いのではないでしょうか。 それは制度という“器”に、“タマシイ”が入っていないからなんだと思います。 本書で言うところの「氷山モデル」。 海面に浮かぶ氷山の大部分は海面下に隠れています。 表に見える制度や仕組みだけでなく、表にあまり見えてこない風土や体質といった 下の部分も変える必要がある。 会社のビジョンと個人のビジョン(=やりたいこと)を統合できるかどうかが ポイントなんだと思います。 もし統合できれば、会社も個人もハッピー。 本書では、そうした組織をつくるにはどうしたらいいかを、「スポンサーシップ」 「セーフティーネット」「参謀機能」「コアネットワーク」などの概念で説明して います。 著者が最初に出した「なぜ会社は変われないのか」ほどのインパクトはなかったので 星4つにしました。 でも、一読に値します。 まだ著者の一連の本を読んでいない人にはぜひオススメです。 ていうか、ぜひ上司に読んでもらいたい! それと、本のサイズがとってもいいですね。 電車の中で読みやすかったです。(ファイヤーマン / 2007-07-27)
→セーフティネットやスポンサーシップ、 オフサイトミーティングといった 誰もが連想しやすい言葉を使い 「やる気を取り戻す」具体的な方法論を展開しています →今まで会社をひっぱってきた偉い方々に言わせれば 「ここまでやってやんなきゃ 今の若い奴は動かんのか」 というお叱りを受けそうな方法論です →しかしながら、著者の言葉は厚みがあります なぜならそこには、 十分な観察力、優れた時代背景の認識力、 そしてそれを支える確かな論理力があるからです
→おかげさまで、私が所属している会社には、 この本の中で推奨されている 「やる気を醸成する場」=「オフサイトミーティング」 の芽が芽生え始めています この本を読んで私は 推進者の一人として、 この「場」の「速効性」を期待するのではなく 漢方薬のようなじわじわと効く「緩効性」を 期待することにしたいと思いました いずれ大きな花が咲くことを信じながら..(よこはま こうたろう / 2007-07-31)
生き方や仕事に対する価値観が多様化するなか、そこで働く人たちの気持ちのあり方が企業に与える影響がかつてないほど大きくなっている。社員のモチベーションや従業員満足度の向上などを声高に叫ぶ経営者は多いが、「どのようなプロセスで実現するのか」と問われると、途端に精神論ぽくなり、歯切れが悪くなる。 プロセスの核となる部分は、「社員一人ひとりの腹の中から湧き上がる動機(本書では「内発的動機」)を伴うこと」であり、この枠組みのつくりこみがしっかりしていないと長くは続かない。 本書では、この内発的動機を伴うプロセスのつくりこみに必要なものは何かを示唆してくれる。その何かとは「スポンサーシップ」と「セーフティネット」の2つに集約されるのではないか。 前者は「部下が主役になりうる機会を演出し、彼らの知恵を引き出しながら答えを一緒につくっていく、“黒子的・世話的役割”の存在」、後者は「個人が一歩を踏み出す勇気を下支えとなる“経営者や上司あるいは同僚への信頼感”」である。 これまでのリーダーシップが“引っ張るタイプ”とすれば、スポンサーシップは“押し上げるタイプ”といったところか。いずれにしても、もはやIQの高さや知識の多さだけで人を引っ張っていくことは難しく、今後はむしろEQの高い人、メンター的資質を持った人がリーダーに適しているのかもしれない。 このような組織風土変革に対するプロセスのつくりこみに興味がある人にとって、本書は一読の価値が大いにあると思います。一方、個人的には本書の内容に重複する箇所が散見されたのが少し残念 (foxtrot / 2007-06-04)
風土改革シリーズで有名な著者の3年ぶりの著作です。 問題が発生しても、顕在化させない事無かれ主義が蔓延しています。 悪気の無い優秀な人たちが、事を荒立たせること無く一生懸命働いています。 それが、組織を腐敗させて行くということに気付かずに。。。 問題が起こった際に、問題を「ヒト」から切り離し「コト」として扱い、企業の新陳代謝を促す「ゆらぎ」として好意的に捉え、対処して行くことが必要だと著者は説きます。 そのために、経営層は、社員が互いに信頼し合えるセーフティネットを築くことが必要だと。
何のために働くのか。幸せとはどういうことか。会社の存在意義とは何か。 日々の忙しさに追われ、思考停止に陥りがちな状況に警鐘を鳴らしてくれる書です。 読んでうなずくだけではなく、読後に自分で考えつくす事が必要ではないでしょうか。(plateau / 2007-06-30)
バブル崩壊後の長期停滞を抜け出したように見えても、多くの企業では、社員の無理に無理を重ねた頑張りで何とか業績を上げており、このままでは行き詰まる。社員の内発的努力を引き出しそれを生かし、問題が次々に発見され続け解決し続ける仕組み、ビジネスモデルが生まれ続け会社が継続的に業績を上げていく仕組みを作る必要がある。そのためには、正直ベースで誰でも議論のできる体質に会社を変える必要があり、トップ・幹部が率先して自らを変えることが必須。よくぞ言ってくれました!という感動ものの極めて実践的な本。考え方は、野中郁次郎先生の「知識創造型経営」と似ている。自らの実践がベースなだけに非常に説得力がある。トップ・幹部がリーダーシップを発揮していても人を駒としか考えない会社には就職してはいけないという呼びかけも貴重。(パッション太郎 / 2007-11-03)
レビュー数 16
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平均点:4.0
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No.1-2
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承認欲求―「認められたい」をどう活かすか? / レビュー総評点:94
『承認欲求―「認められたい」をどう活かすか?』で画像検索
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ASIN:4492532358 / 売上順位:57998
東洋経済新報社(2007-10-25)
太田 肇
¥ 1,575(中古:¥ 830)
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レビュー総評点:
94
昔、私が教師をしていたころ、一人の子供を誉めると、他の子が寂しい思いをするかな〜、なんて気を回し、結局誰も誉めてあげることが出来ませんでした。家庭に入ってからも、「兄弟で差をつけないように」とばかり意識していました。ところが、この本を読むと、周りを傷つけずに誉めることができるんだなってことがわかりました。もっと早くこの本に出会っていたら生徒やわが子に寂しい思いをさせずにすんだのにとチョッピリ後悔しています。(スヌーピー / 2007-11-03)
「部下をもっとほめろ!!」「失敗を責めるな!!」 当たり前だ。そんなことは言い尽くされている。でも、この本はどこかが違う。どこが違うんだろうか? 考えてみたら、わかった。ほかの本は「べき論」だけで理由が書いていない。だから腑に落ちない。しかし本書は一つひとつの言葉に理由がある。すべては承認欲求で説明されている。だから重みがある。本書に書かれていないことでも、自分なりに推論すると答えが見えてくる。とりあえず自分の上司の気持ちがわかった。退屈な仕事への取り組み方もわかった。(ストリートミュージシャン / 2007-11-12)
予告されていたので発売と同時に買って読んでみた。太田教授は承認に関する本を何冊か書かれているが、その中でも本書が最も鋭く日本の組織風土と日本人の内面を抉っている。 日本人はキャリアよりも日常の承認を望んでいて、大部屋のオフィスはそのための舞台だ、けれどもそれが逆に気を遣わせて働きにくくしている。規律を重んじるあまりに個性を発揮する機会が奪われてしまい、やる気を失わせている。etc.・・・・・納得! 第3章と第4章は部下の指導育成にそのまま使えるし、第5章はビジネスパースンとしてキャリアを形成するための指針になる。 全体に「なぜそうなのか」がキチッと説明されているので、「そうなんだ」と腑に落ちる。著者は「ハウツー書ではない」と述べているが、ハウツー書よりも実践に活かせそう。(田舎教師 / 2007-10-12)
京都人といえばイケズで冷たく(失礼!)何を考えているのかわからないというイメージがあった。農村も鬱屈した閉鎖的なイメージしかなかった。ところが著者はその中に独特な承認の文化があり、サラリーマン社会で生きる私たちにとっても参考になるという。本当に役立つか、使えるかどうかは試していないので何ともいえないが、目の付けどころは面白い。京都や農村に対する偏見も多少とれてきた気がする。(トロント / 2007-10-18)
日本社会は基本的に裏の承認で動いている(平たく言えば減点主義、か)。ちゃんとちゃんとそつなく毎日過ごして、定年まで大過なく過ごすことが理想というモノサシでは、どんなにがんばっても良くて0点、なにか問題があればマイナスにしかならず、これじゃあモチベーションもあがらない。ただ、昭和時代までであれば「建前は建前、運用は弾力的に・・」という上役の「腹芸」によって、みごとに運用されてきたのです。 表の承認とは、いわば加点主義。良いことをした人をほめて、賞賛して、さらにがんばってもらおうとする評価法で、いわゆる成果主義は表の承認がなくてはなりたたないはずなのですが、腹芸のような曖昧さを排除して欧米にならって成果主義をとりいれたはよいけど、人物の評価は容赦ない減点法では息が詰まって、本来持っている能力を全く発揮することなく離職する若者は増加する一方です。 つまり、現在の日本の多くの職場では、他者の承認によってはじめて健全に発揮される自己愛が満たされることなくすごすことになります。 自己愛が適切に満たされない場合、最悪の場合他者を巻き込んで自分自身を破壊しようとする衝動すら誘発しかねません。秋葉原事件を引き起こした他者に対する配慮のなさとか容赦のなさは、じつは、日本社会の隅々まで浸透している「容赦ない裏の承認」のグロテスクな縮図に他ならないのです。(OBY亭てえしゅ / 2009-07-30)
レビュー数 10
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平均点:4.5
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No.1-3
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レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術 / レビュー総評点:118
『レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術』で画像検索
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ASIN:4492042806 / 売上順位:1995
東洋経済新報社(2007-06-29)
本田 直之
¥ 1,523(中古:¥ 200)
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レビュー総評点:
118
同じ著者の「レバレッジ・リーディング」「レバレッジ人脈術」の2冊を呼んでから、 本書を手にした。 結論としては、著者である本田氏が多数の本を出している今、他の著作を一冊でも 読んでいれば、特段本書を読む必要はないと思われる。 なぜなら、本書は他の著作内容が一冊にまとまった本だからである。 (それでなくとも他の著作に重複する記述が多い著者であるが。) 逆に言えば、他の著作を読んでいなければ、本書を読む価値はあるだろう。 本書には決して奇抜なことは書かれていない、むしろ「労力」「時間」「知識」「人脈」 についての基本的な事項が書かれていて、ビジネス書を多く呼んでいる人には物足りなさを 感じるかもしれない。 ただ本書の著者もこの基礎とそれに少しの工夫を加えたことを続けて、成功をおさめている のであるから、基礎の重要性を推して計るべし。(ふとあご / 2008-04-17)
レバレッジ時間術を読んだ後にこの本を読んだのだが、これは著者のレバレッジシリーズの上位概念に当たるものだという。 今回もっとも残ったポイントは、「自己投資はトレーニングであり、ほとんどのビジネスパーソンはそのトレーニングが足りない」というものである。本文では、自分資産(パーソナルキャピタル)を、(1)労力資産、(2)時間資産、(3)知識資産、(4)人脈資産 の4つの体系に分けて記述されている。しかし、この4つの資産を構築し、レバレッジをかけるというためには、「トレーニング」が必要ということなのだ。 トレーニングの必要性は、「無意識化・習慣化」にあるという。人の行動の95%は無意識に行われており、意識して考えるから悩んだり、続かなくなったりするというとらえ方は新鮮であった。特に非定型業務(知識労働)に携わっていると、ルーチンじゃないんだから仕方がないと自分に言い訳しつつ、試行錯誤をいつも繰り返してしまっていた。時折手順化するものの、そんなに形にはめられない・・ということを考えてきたのだが、逆に「形にはめることの生産性向上」という発想は確かに・・と思わざるを得なかった。 また、大きなことを習慣化する前に、小さな習慣を徹底することが大事だという。脳科学的にもこれは裏付けられているらしく、小さな習慣を常に徹底していれば面倒くさいと思わなくなり、次第に大きなことが習慣化するという。これも実践してみて検証したいが理にかなっていると感じた。数値を記録するというのは、時間もかかるが、数値管理で達成感を味わうことも継続の動機付けに重要という点は全く同感である。ここでの着眼点は、「記録する」という行為を「労力投資」としてきちんと投資に位置づけていることである。 さらに、自分だけでなく「チーム」にレバレッジをかけるという発想がすごいと感じた。チーム内の判断基準や考え方の共有はしていたものの、「レバレッジをかける」という発想をもっと取り込むべきというのを強く感じた。そのためには、「本というノウハウ」を活用して「レバレッジ・ミーティング」を実施すべきということであった。ぜひ実施したいと思う。 最後に「人脈のレバレッジ」について、基本は貢献(コントリビューション)だという。貢献できる何かがなければ人脈にならないというのは全く同感である。名刺交換をたくさんしても、その後なんのつながりもないということはよくあること。貢献についても、継続的なコンタクトとバリュー提供が重要だという。これは意識してぜひ行っていきたい。 読んでみて4つの体系に重複するものがあったりもするが、全体の上位概念というだけあって、レバレッジをかける対象の全体像が掴める一冊である。生産性向上に悩んでいる人にはお薦めである。 (塩手勝久 / 2007-08-14)
「レバレッジ・リーディング」、「レバレッジ時間術」に続く、レバレッジ・シリーズ第3弾。 第1章で、レバレッジ・シリーズの核となる、「少ない労力と時間で大きな成果を生み出す」ための基本的考え方を示し、第2章以降で、「労力」「時間」「知識」「人脈」という4つの分野に自己投資を行い、レバレッジをかけ、成果を上げるための具体的方法論が紹介されている。 個人的には、「徹底して選択と集中を行い、それを継続するための仕組み化の方法論を読者に提示している」という点において本書の魅力があるように思えた(もちろん他にも素晴らしい点はたくさんあるが)。 本書の位置づけは、全てのレバレッジ・シリーズの上位概念に位置しいわば総論的なもの。であるから、まず本書を手にとって著者の基本的考え方を学び、その後、自分の興味に合わせて、各論である「レバレッジ・リーディング」、「レバレッジ時間術」等を併用されることをお勧めしたい。きっと、他の総論も今後続いて発売されることであろう。また、巻末に紹介されている12冊のおすすめブックリストは、今後の本選びの参考になる。 (石坂 哲 / 2008-04-08)
まずネーミングが上手い。「レバレッジ」って何だろう、何か特殊な方法論かと思うじゃないですか。しかし、ここに書かれているのは特に画期的な理論でもなく、特別な努力家や秀才でなくてもそれぞれのレベルで実践できる方法である。逆に言えば私やあなた、誰でも向上心さえあれば実践でき、明日から効力を発揮することばかりだ。 著者の本は初めて読んだが、年間400冊のビジネス書を読破するだけあって、そこから累積されたエッセンスはなかなかのものである。 「ジムで身体を鍛えることで頭も冴える」など、自分も感覚的に知っていた項目を、新たに理論づけられた部分もあったが、個々のテクニックというより、本書の総論的な考え方を読者が個別に応用していくことで効力を発揮していくと思う。理論書であり、勇気づけのビタミンである。 (blackstar / 2007-09-17)
レバレッジリーディング+レバレッジ時間術+レバレッジ勉強法 のすべてをまとめてあるような内容。(実際には勉強法の方が出版は後だが…) 非常に「時間の投資」というものについて、分かりやすく解説されており、 これを一冊読んでおけば、あとの3冊については、立ち読み程度でよいと思う。 本田氏の意見がひとつにまとまった、おすすめの一冊。(常夏 / 2007-10-23)
レビュー数 79
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平均点:4.0
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No.1-4
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となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ) / レビュー総評点:96
『となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 』で画像検索
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ASIN:4121502442 / 売上順位:3544
中央公論新社(2007-05)
関根 眞一
¥ 756(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
96
「生協の白石さん」にも通じるコミュニケーション力に関する良著です。また実際の応対の記載は非常に臨場感があります。 「感情労働」の時代だそうです。代表的な職業は旅客機の客室乗務員や著者の職業である「お客様係」ですが、対人関係が必要な職業ではすべて、自分の感情をコントロールできる技術、「大人力」が必要です。 私自身、病院の勤務医師として、リスクマネージャー係を担当して来ましたが、20年ほど前と比べると苦情やクレームをつけてくる患者や患者家族などは明らかに増加しています。しかしそれと同時に、コミュニケーション能力があまりに低く、稚拙な応対しかできない医師・看護職員なども明らかに増加しているようです。クレーム発生の発端は顧客だけではなく、初期段階で顧客に「火をつけてしまう」職員の問題も大きいのではないかと思うのですが、本書はそのことについてあまり掘り下げられていないことが残念です。(OBY亭てえしゅ / 2007-06-13)
苦情社会への変化
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本書は、クレーマーと呼ばれる、商品やサービスに難癖をつけて何らかの見返りを要求する輩たちの実態を、デパートで苦情処理係の室長をしていた著者の体験を元にして紹介したものである。実例が面白く、さらりと読めるのがいい。但し、どれほど実際の苦情処理などに有用かどうかは判断に苦しむ点がある。というのも、苦情社会に至ってしまった根本的な原因を掘り下げて議論していないので、どうも結局はその場限りの対応になってしまい、(理不尽な)苦情などを根本から無くすための考察が抜け落ちているように感じられたからだ。 ところで、自然食品の通信販売をしている人が、自分の取り扱う商品の冊子の小さなスペースでこの本を取り上げて、かなり本質的なことを述べていて感心した。曰く、苦情社会になった原因は、「サービス過剰」にあるのではないか。つまり、競争社会の中で、客の利便性の追求ばかりが企業努力という名のもとで進められ、その延長線上に「サービス依存症」という病理としてクレーマーが出現するのではないか、と。短い文章なのに説得力があると思った。(カラグラ / 2007-10-13)
苦情処理のプロフェッショナルが、1300件以上の対応から得た結論は 『相手の「人間」を知る。解決への足がかりは迅速と誠意である。』 の2点が、苦情処理のポイントであるということだ。 そうして 『どこまで話を聞き、どう対応するのか。どこから毅然と臨むか。 「まともな苦情」とそうでないものを、どう見分けるか。』 といった「苦情処理の提要」を、実例を通して解説したのが本書である 三章構成で、第一章が9つの実例、続いて第二章は苦情が増加してきた社会的背景の考察、 そして最終の第三章がクレーム対応の技法となっている。各章の間には、コラムがあって、 さらに細かなポイントが記載されている。 読み物として面白いのは、なんといっても実際の事例であろう。特に「その筋の人々」との やり取りには、緊迫感とコミカルさが隣り合わせの面白さが感じられた。 しかし、実務者が必要なのは「対応の技法」であろう、メモにして携帯したい。 もし伊丹十三監督が存命なら、この本を読んで、「お客様相談室の男」という映画を撮って いたかも知れない。 (フクロウ探検隊 / 2007-09-20)
消費者意識が高まってきており、反面、売るほうにもアメリカナイズしたやり方が増えてきたように思います。 アメリカは消費者優位のお国とのことを聞きます。洋服を買って数日着てうっすらと汚れてきた頃に返品を要求するとごく普通に返品できるそうです。 顧客満足という観点からいえば、顧客と販売の双方がいやな思いをせずに済みますから、そういったサービスは企業ブランドを高め、そのことにより経営に貢献することだと思います。 だからといって、無理難題、恫喝、過剰な要求や酷い苦情をいってくる人に対しては、いくら消費者優位であると言っても、それを逆手に取った高飛車な行為は、現在の社会ではまだまだ許されるべきことではないと思います。 クレームの処理に基本的なスタンスはあっても、人相手であるのでマニュアル化できるような一定の法則はなく、その場の状況に応じて臨機応変な対応を求められるようですね。 本書は実名の入った百貨店のお客様相談室として対応してきたいろんなパターンを取り上げ、クレームの発端から解決に至る顛末がよく分かります。 接客サービスの方々はもちろんのこと、一般消費者としても一読の価値はあると思います。(happybear0823 / 2007-11-27)
クレーム処理は、おそらく皆できることならばやりたくない仕事の 一つだろう。その現場は一つ言葉づかいや対応を間違えると修羅場に なることは容易に想像できる。 その過酷な環境の中に身を置いてきた筆者が、実際に百貨店現場であった クレームの内容とその対応をいくつか紹介した本。 想像以上のクレームと、またそのクレームへの巧みな対応が目を引く本 である。 本の後半では、クレーム全般に対する対応の仕方、心構えなどを紹介して いるため、医療現場や学校現場など、今様々な場でクレーム対応に悩んで いる人や、クレーム処理を勉強したい人にも向いた本である。 内容も読みやすく、新たな世界を知ることができる本である。 (ミヤコ / 2009-04-20)
レビュー数 63
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平均点:4.0
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No.1-5
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さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書) / レビュー総評点:-100
No.1-6
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ダメなら、さっさとやめなさい! ~No.1になるための成功法則~ / レビュー総評点:-99
『ダメなら、さっさとやめなさい! ~No.1になるための成功法則~』で画像検索
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ASIN:4838717938 / 売上順位:40402
マガジンハウス(2007-08-30)
セス・ゴーディン/神田昌典:解説/翻訳:有賀裕子
¥ 1,260(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
-99
本質ですが・・・
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確かに参考になるし、本質をついています。 要は運命ならやり続けろ 運命ではないならさっさとやめろ これだけです。 これに色々肉付けして説得力を持たしている。 ただ、一般人は自分がやっていることが 運命かそうではないかで悩んで 切り捨てるか続けるか悩むのであって 続けることと切り捨てることのメリットをグダグダかかれても かえって悩むだけな気がします。 その見極めに関してもっと参考になることが書かれていれば 良かったのですが・・・(mike / 2007-09-06)
何かを始めようとしているとき、 壁にぶち当たっている時に 読むと、きっと トップを目指して続けるべきか、 さっさと辞めるべきなのかが 自然と判断できるような気がします。 時期が来たら読む本。(マストロヤンニ / 2008-04-11)
返って妨げに
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言っていることは、もっともであるが、 この本を読むことによって返って妨げになりはしないだろうか。 運命という言葉一つにしても、非常に奥が深いものであるし、 自分で認識できるレベルにあるのであれば、 とっくに成功を掴みとっているような気もする。 神田氏解説ということもあって、期待したのであるが、 少し残念な内容であった。(常夏 / 2007-10-12)
続けるべきものは粘って続け(「運命の谷」)、成長しない分野は思い切ってやめなさい(「行き止まり」)という内容。 内容自体は興味深いのですが、肝心の「運命の谷」と「行き止まり」の見分け方が漠然としすぎているので、この本だけでは不十分な印象をぬぐい切れません。 (「行き止まり」については、「頑張って、頑張って、頑張り抜いても、まったく“のれんに腕押し”という状態。」という表現などでしか解説せず) 訳者とは別に、後半に神田昌典氏が自説をからめて「やめどき」を解説をしていて、ここが一番わかりやすいです。 神田氏の解説とは、プロダクトサイクル理論に絡めて、はじめの準備期間は「運命の谷」だからあきらめず、成熟期を過ぎたら「行き止まり」だから諦めようというもの。 詳細については神田氏の著書「60分間・企業ダントツ化プロジェクト(企業のやめどき)」「『春夏秋冬理論』で今日から運が開く(人生のやめどき)」に詳しいそうなので、そちらを買ったほうが参考になりそうです。(pencat / 2008-08-09)
自分がナンバーワン、オンリーワンになれる分野で あきらめず頑張れ、 見込みの無い分野は無駄な努力はせずにとっとと見切りなさい。 という話です。 で、その先の頑張り続けるべき分野と見切る分野の 見分け方を教えて欲しかったです。 解説の神田氏の話は自分の理論とむりやりこじつけているだけで 解説になっていません。(かけふ / 2007-10-07)
レビュー数 26
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平均点:3.5
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No.1-7
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人は「暗示」で9割動く! / レビュー総評点:99
『人は「暗示」で9割動く!』で画像検索
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ASIN:4883996255 / 売上順位:40251
すばる舎(2007-03-06)
内藤 誼人
¥ 1,470(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
99
コミュニケーション促進のルール
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著者は「説得学」の専門家で心理学者ではありませんが、実践できる「心理誘導」を57のルールに分類して分かりやすく解説していますので、1日で読んでしましました。ルールのほとんどは共感できるものであり、仕事のいろんな場面で使うと効果があると思います。ひとつだけ気になったのが、文中で引用されている調査結果がほとんど欧米の学者のものだということです。日本人と欧米人(これもひと括りにできませんが)ではベースとなるメンタリティーが違う部分もあると思いますので、日本人を対象とした調査結果があるともっと説得力があると思います。裏を返せばこの分野での日本の心理学が遅れているのでしょうか。(だじゃれ / 2007-04-08)
あとがきに「本書はわりと正統的な方法ばかりが並んでいて、読書をがっかり させてしまったのでは・・・」と書かれていたが私としては、その通りの内容でした。 筆者の言う通り、簡単に人を動かせれる方法はないのだが、本のタイトルが 「人は暗示で9割動く」なのに、タイトルと中身の矛盾を感じる様な気が・・・ 内容についても当たり前の事がよく見られました。また言いたい事を はぐらかして良好なコミュニケーションを作っていこうというのがよく 見られた。そういったテクニックは大事なのかもしれないが、その様な コミュニケーション方法は、疲れるし私としては疑問に残る事も多々ありました。 コミュニケーション本として読むのならいいが、暗示のタイトルに 惹かれて読めば期待外れです・・・ (まこっちゃん1983 / 2007-09-12)
「暗示」といってもあやしい話ではまったくなくて、読みやすかったです。人にいい印象を与えることの大切さとか、相手をリラックスさせたり、いい気分にさせることで自分の要望を聞いてもらえるようにしようとか、 反論するときも、出来るだけ相手に嫌な思いをさせない言い方をしようとか、読んでいると、やっぱり相手に対してどれだけ気遣いができるか、が大切なんだな、大きな影響力があるんだなと思いました。 「言葉そのもの」よりも、その人の「顔の表情」だったり、「しぐさ」だったり、「声の調子」だったり、そういうものの方が影響を持っている。 だから、明るい表情を心がけたり、大きめの声を出すように心がけたり、笑顔を大切にしたり、ハキハキ話すようにしたり、そういうちょっとした「気配り、気遣い」が大切なんだなと感じました。 私は、そういう気遣いに欠けてたなと反省したし、「なるほど、だからうまくいかなかったんだ」という気付きもあって、読んでよかったなと思います。 とくに第6章が気に入っています。「プラスの自己暗示」で自分をパワーアップさせる方法が11個書かれていて、よいです。 「楽観的に生きれば幸運が訪れる」 「明るい表情をすれば、たくさんの人が集まってくる」 「暗い考えがよぎったら、すぐさま最高に楽しいシーンを描いてみる」 「自分に“負の暗示“をかけていないか」 「次々と目標を立てれば、叶う夢も増えていく」 「ご褒美の幸せ感が、暗示効果を高める」 「物事はすべて自分の思い通りになる、という思い込みを持とう。こういう信念を持つことは何にも増して重要である」 パワーアップできると思いますし、ビジネスで応用できることもけっこう書いてあるので、参考になると思います。 (ちー / 2007-09-21)
人間は知らず知らずのうちに暗示にかかっています。他人と自己からの暗示に。「暗示をかける」というと何か悪いことをするようですが、自分のお願いを聞いてもらうのに使えます。自分も相手もハッピーになれる頼み方、素晴らしいです。まずは自分を騙すことから始まります。ある意味自己啓発に近い、というか自己啓発そのものの内容だったりします。結局、お互い人間ですから、自分に魅力を持たせて相手に好感を持ってもらうことが第一です。まずは与えよ、さらば与えられん。(つーにゃん / 2007-05-11)
人は「暗示」で9割動く…………見事なタイトルだと思う。 しかしこの本のいいところは、こういうある意味であざといタイトルにもかかわらず、 中身はしっかりしたコミュニケーション術が、 タイトルに比べると意外なほど誠実な文章で、 きちんと論理的に描かれている点だと思う。 タイトルは表札のようなものだから、読者にとっては買うか買わないかの大きな判断材料になる。かといって、最近どうも、タイトルだけで「ひっかける」ような本が少なくない。 この本もそのたぐいだと思うと、「嬉しい誤解」だったりする。 そもそも前書きに「催眠術のような心理誘導のほんではありません」と謳っている。 つまり、しぐさや言葉づかいで、コミュニケーションは円滑にもなるし ぎくしゃくもする、ということをこの本は書いているのだ。 人との接し方に悩んでいる人などは一読の価値がある。(辰巳 / 2007-07-26)
レビュー数 13
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平均点:3.5
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No.1-8
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食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書) / レビュー総評点:-24
No.1-9
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ハーバードでは教えない実践経営学 (BEST OF BUSINESS) / レビュー総評点:19
『ハーバードでは教えない実践経営学 』で画像検索
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ASIN:4532313368 / 売上順位:46231
日本経済新聞出版社(2007-06-23)
マーク マコーマック/翻訳:樫村 志保
¥ 1,000(中古:¥ 450)
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レビュー総評点:
19
MBAはビジネス入門書で、実践では何の役にも立たない。 ハーバードでは実践を教えない、又は、教えれない。 本書をビジネスで応用して実践して欲しい。 これが著者の想いではないでしょうか。 書いている内容は、正直ありきたりの内容です。 色々な本に書かれていることです。 が、 それらを一冊の本に集約した感じです。 色々なビジネス書を読む前に、この本を一冊読めばかなり勉強になると 思います。(西瓜頭 / 2007-08-08)
読んでみればわかりますが、『実践経営学』と言うよりは『ビジネスマンの心得』的な 本です。書いてある内容も目からうろこ、的な内容は少ないです。 でも、これを本当にやり遂げるのはかなり大変だと思います。 という意味ですごいのかすごくないのか評価に困る本。(浪速のスライサー / 2008-04-17)
IMGの創業者マーク・マコーマック氏の書かれた 人間心理などを考えた、ビジネス・交渉のやり方を説明した内容の本になっています。
IMGとはA・パーマー、G・プレーヤー、J・ニクラウスのマネジメント契約を結び、 スポーツマネジメントという新しいビジネスを確立した会社です。 最近はT・ウッズ、日本では安藤美姫や浅田真央など あらゆるスポーツジャンルの選手と契約を行っている。 さらに、オリンピックの公式映像や世界選手権の企画運営まで 幅広くビジネスジャンルを広げている会社です。
この本書で言うハーバードでは教えないとは、 ハーバードなどMBAではロジカルや数値で説明できるテクニックを教え、 本書は人と人との心理をビジネスに活かした点であると言っていると思われる。
そういった意味では、本書の第一部と第二部を読むと著者の言いたいこと ビジネスには数値だけではなく人間心理も必要なのだということがわかる。
目次 第一部 人間 -1章 人の心を読む -2章 印象づける -3章 優位に立つ -4章 出世する 第二部 営業と交渉 -5章 営業とその問題 -6章 商機 -7章 沈黙 -8章 市場性 -9章 戦略 -10章 交渉 第三部 企業経営 -11章 起業する -12章 会社を維持する -13章 仕事術 -14章 起業家たちへ おわりに(もれしゃん / 2007-09-22)
本書はスポーツ選手のマネジメントとマーケティングを行う会社を起業し、 大成功を収めた著者が、戦略や財務等MBAで学ぶこととは全く違う 人間の心理に焦点を当てています。 少し時代が違うことと、著者のビジネスの特殊性から 所々分かりにくい部分があるものの、 人間の心理についてのするどい考察がなされており、 学ぶべき点が多い一冊でした。 本書は、 第1部 人間 第2部 営業と交渉 第3部 企業経営 と3部構成になっています。 実践経営学というからには第3部は外せないのかもしれませんが、 個人的に第3部はMBAでも取り上げられているようなことかなと思いました。 (tamkiunraom / 2007-07-14)
経営方針を説くものではなく、主にビジネスにおける心理戦で勝つためのいくつ かの方法がつらつらと語られている。 人が結びついてビジネスが創り上げられるので、その中で人をうまく使うために は人とうまく結びつくことが重要。 ハーバードで教えてくれなかったかどうかはわからないが、どうもとても基本的 なことのように思えて、大学で講義をするほどのことではなかったのではないか、 と思う箇所も多い。 ページ数は多いがすらすら読める、その代わり書いてある内容もすらすら通り過 ぎてしまうような、ビジネス書籍だった。(Oishiineko / 2008-01-03)
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経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門 / レビュー総評点:58
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東洋経済新報社(2007-06-29)
伊丹 敬之
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レビュー総評点:
58
経済学よりも実学的で馴染みやすい経営学のほうに学生の人気が集中するといわれて久しい(経済学でも企業や組織の話は随所に登場するのだから、経営学に関する基礎知識が必要であることは当然であり、経済学と経営学とを機械的に二分しないほうがいいと思うが)。共著の『内部組織の経済学』を以前に読んだことがあるが、伊丹先生の単著を読んだのは本書が初めてだ(別の単著を買ってはあるがまだ読んでいない)。全5部計21章から構成される本書は、経営学の入門書としても最適であるように感じた。筆者が本文で述べているように、あまり肩が凝らない平易で明快な文章が印象的であり、経営学を学ぶことの面白さを自然に理解できるような構成になっている。大いに勉強になったというのが最初の読後感である。中でも特に第5部の「経営を見る眼を養う」は示唆的だった。著者独自の5つのキーワードもユニークだ(「当たり前スタンダード」、「神は細部に宿る」など)。「目に見えないものを見えるように眼を養うことが、経営を見る眼を養うことである」(255頁)という主張の背後には、むろん、技術、ノウハウや顧客の信頼、組織風土といった「目に見えない資源こそ重要である」という経営観がある。最終章「経営の論理と方程式で考える」は、繰り返し読み直すに値する箇所である。最後に書かれた文章、「経営には、人間の総合判断力の幅と深さを鍛える、絶好の知的行為である」(268頁)は是非とも今後の読者のために銘記しておくのがよい。記憶に残る一文である。「企業とは何か」や「企業とは誰のものか」といった基本問題にも丁寧な解説がされており、これから経営学を学ぶ学生のみならず多くの社会人の方にも本書は有益な内容を提供している。時間ができたらまだ読んでいない伊丹先生の著者に挑戦してみたい。本書は私にそうさせるという別の効果もあったようだ。多くの人に本書を推奨したい。 (TKMT / 2007-07-18)
「経営とは何か」という、説明の仕方によってはいくらでも難しくできる内容について、極めてわかりやすく解説されています。 全体的にとても満足のいく内容でしたが、個人的にはとくに前半部分(第1部〜第3部)が秀逸だと思います。 人はなぜ働くのか、企業とは何か、リーダーの条件など、これだけ端的にわかりやすく納得のできる説明は見たことがありません。 なぜこれだけわかりやすくできるのかというと、伊丹さん(著者)が経営の本質を見極めているからだと思います。 この本はマネージャーやリーダーになることを目指している人たちのために書いた本のようですが、経営層にも十分通用するのではないでしょうか。 経営の本質を見極めて書いているという点からすれば、むしろ経営層にこそ読んでほしい気もします。 逆に、(繰り返しになりますが)とてもわかりやすく書かれているので、著者の主張どおりリーダーを目出す人はもちろん、新入社員研修なんかでも使える本だという気もします。 しかも、大企業はもちろん、ベンチャーも含めた中小零細企業にも通用する内容と思います。 新入社員から経営層まで、しかも、中小零細から大企業まで・・・。 本質を見極めているからこそ、ビジネスマン全員に通用する本になっているのだと思います。 本当にオススメです。(ファイヤーマン / 2007-08-20)
企業とは何か、誰のものか、組織とは、組織の中で人々はなぜ働くのか、戦略とは、リーダーとは、組織・人を動かすには、事業システムとは、などについて述べた本です。 経営学の理論を説明する本ではなく、その考え方から企業の見方を説明した本です。 「人」という面が強く出ています。会社の中で普通に働いている人から見えるだろう、視点から、ジョジョに高い視点に上がっていくような印象です。 専門用語も少なく、やさしい言葉で書いてあり、読みやすいですが、内容は本格的。 読んでいて、「そうだったのか」「そんな見方が・・・」と目が覚める本でした。 ある程度知っている人でも、「新しい発見」があるかも、、そんな印象の本です。 自分の会社の見方が変わりました。(lemonerika / 2007-08-04)
ご存知、伊丹センセイが、中堅マネージャーとその予備軍をターゲットに、経営センスを磨くための視点を提供するために書いた指南書。 序盤の「会社とは何か」「利益とは何か」といった普遍的なテーマから、後半はリーダシップ、マネジメント、経営戦略といった実践的な内容に至るまで、「経営者の視点」を網羅的に解説しています。それでも、大きく6部、更に21章に分けた構成によって論点がすっきりと整理されていて大変読みやすくなっています。 個人的に深く共感できたのは、第2部と第3部。第2部では、「会社は誰のものか」の問いに対して極めて明快な(というよりも私の考えを適切に表現してくれた)解説があり、頭のなかがすっきりしました。また、第3部のリーダーシップの項では、日ごろ部下を持つ人にとっては非常にためになる言葉がふんだんに盛り込まれていて、日々の仕事や部下に向き合う時の心構えを再確認できました。 そのほか、伊丹センセイがこれまで提唱してきた「日本型コーポレートカバナンス」や「場のマネジメント」などおなじみの内容もちりばめられています。 本書が伊丹センセイの著作で初めての人で、内容に少しでも共感するのであれば、是非、センセイの他の著作(「経営戦略の論理」など)も読まれることをお勧めします。(おがよし@CSS / 2007-09-04)
非常にわかりやすい、とてもいい本だと思います! いわゆる「経営学入門」のような本は、どうも文体が固くて、抽象的でわかりにくい印象があったのですが、この本は文章も平易で、書いてあることがわかりやすいと感じました。 普段、仕事をしていて「俺は何のためにこんな仕事をやってるんだ?」と思ったならば、この本を手に取って、ぱらぱらと読んでみると、気がつくことがいろいろあると思います。 とてもおススメできる本です!(30代会社員 / 2008-03-04)
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