リスト:50年代SFマニアも納得の国産SF新作 を表示しています。(全 24 件)

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No.1-1
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ピニェルの振り子―銀河博物誌〈1〉 (ソノラマ文庫) / レビュー総評点:16
『ピニェルの振り子―銀河博物誌〈1〉 』で画像検索
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ASIN:4257768878 / 売上順位:370080
朝日ソノラマ(2000-07)
イラスト:草なぎ 琢仁/野尻 抱介
-(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
16
未来少年コナンからエヴァンゲリオンまで、女の子のために頑張る少年の冒険物語が大好きな私のツボにはまりました。 今後の少年スタンと少女モニカがどう成長していくか楽しみです。(二人ともよく出来た子供で、いまさら成長っていうのも変な感じもしますが。) 著者の他の本は軽いものが多いようですが、この作品はじっくり読めます。 コンスタントに巻を重ねていって欲しいです。( / )
博物商のラスコーとその助手(生物などをスケッチして記録する画工)モニカが惑星 ピニェルに買い付けにきたところから、物語が進みます。 この画工としてのモニカの観察力と、ピニェルの自然に関するスタンの知識が、物語 の大きなキーポイントとなります。 独自のワールドを持つ少女モニカと、溌剌とした少年スタンの成長物語と言えそうです。 SF的にも特に難しいことはなく、不慣れな方でも問題なく読めるでしょう。 ほのぼのと読みやすいストーリーでも、やっぱり硬派なテイストが見え隠れするあたり、 間違いなく野尻抱介の作品です。(steelydan / 2006-09-25)
レビュー数 2
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平均点:4.0
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No.1-2
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ALL YOU NEED IS KILL (集英社スーパーダッシュ文庫) / レビュー総評点:62
『ALL YOU NEED IS KILL 』で画像検索
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ASIN:4086302195 / 売上順位:11239
集英社(2004-12)
桜坂 洋/イラスト:安倍 吉俊
¥ 600(中古:¥ 210)
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レビュー総評点:
62
意思疎通ができない異世界生物との戦闘。戦術なんていう華麗なものがない消耗戦の中、戦場に叩き込まれる初年兵。あえなく戦死…と思いきや、目が覚めると出撃前だった。 作者の別作品、「よく分かる現代魔法」とはまったく別のテイスト。はじめは重過ぎる出だしに少し躊躇したが、読み進むに従って、その物語に引き込まれていった。 なぜ彼は、彼女は同じ日を繰り返しているのか。その答えと共に物語りは収束する。上下分冊として、もう少し書き込んでも良かったのではないか。それだけの深さのある作品だと思います。(くまくま / 2006-05-08)
なんとなく手に取った本でしたが、一気にのめりこんでしまいました。 特に主人公が強くなっていく過程がよかった。 幾度と無く挑戦し、敵をガンガン倒していくのには燃えました。 私的には「よくわかる現代魔法」よりもお勧めです。 是非呼んでみてください。(spsaku / 2006-02-06)
このライトノベルはありきたりなループもので、同じ時を繰り返す空間から脱却しようと主人公が孤軍奮闘するものです。 それでも、調理の仕方がうまくできていて、とても楽しむことができました。 ループを戦争という題材にうまくリンクさせていて、伏線の張り方が良くできています。 ストーリー自体はとてもおもしろかったのですが、もう少し主人公とリタの関係を掘り下げて表現して欲しかった。(Uzicha / 2006-07-09)
訓練校を出たばかりの初年兵である 主人公キリヤ・ケイジが、常軌を逸した異常で絶望的な 状況に追い込まれ、それでも懸命にそこからの脱出を試みる物語。 この小説で描かれているのは、一見絶望的な問題に直面した人間が 必死になってあがき、苦しみ、しかし決して諦めずに戦う姿です。 この本の登場人物たちの過酷な戦場での戦いは、 『今、自分にできる最上の努力』をするという意味では、 たとえそこが戦場でなくても私たちにとってもリアルな 『人生そのもの』という戦いだと思います。 そういった意味で私はこの本を読んでいると 強く共感して、そして悲しむことができます。 ぜひ一度読んでみてください。 泣けますよ。多分。( / 2004-12-29)
毎日が死と隣り合わせ、そこで死ぬことになりながらも、ゲームオーバーは訪れずに、毎日をループする主人公。 死の意識が薄れていく中、死なないがゆえの絶望と、そこで唯ひとつであった希望との乖離。 薄れていた死の意識の回復をもっと色濃くかけていればよかったのだが、そこがもう少し足りない。設定はありふれたものでありながら、リーダビリティも高く、一気に読める。(するめいか / 2005-10-10)
レビュー数 11
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平均点:4.5
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No.1-3
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スラムオンライン (ハヤカワ文庫 JA (800)) / レビュー総評点:18
『スラムオンライン )』で画像検索
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ASIN:4150308004 / 売上順位:116747
早川書房(2005-06-09)
桜坂 洋/イラスト:toi8
¥ 630(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
18
ミもフタもない書き方をすると、そういう小説です。舞台の半分は 「バーサス・タウン」というオンライン3D格闘ゲームのなか。主人公は そのゲームにはまっている大学生で、かなりの腕前のプレイヤーです。 彼が「辻斬りジャック」という謎の凄腕プレイヤーの噂を聞いて、興味 を持つところから物語は始まります。 ネット上でバトルして買ったり負けたり、情報収集しながらジャックの 正体に迫っていくのがいわばオンラインパート。それだけでは味気ない と思ったのか、同時進行で現実世界での主人公とヒロインの不器用な 恋愛を描いています。こっちがオフラインパートですな。 オンラインパートではとにかくこのゲームが魅力的に描かれていてよい です。対戦中の描写など、ゲーム雑誌の攻略記事を読んでる時のように 脳内に画面が浮かんでくるかのよう。特にクライマックスの対戦シーン では、それまでの細かい描写がまるで伏線のように生かされて、ゲーム システムの限界に挑むかのような熱戦が展開します。センスオブワンダ ーです。かっこいいです。 そしてプレイヤーの描写がいい。ゲーム好きなら一度は自問自答する 「なぜゲームをやるのか?」という問いに作者なりの答えがきちんと 示されています。それは読んでのお楽しみですが、一人のゲーム好きと しての考えを代弁してもらったような気になりましたよ。 格ゲーを知らなくても、ゲーム好きなら楽しめる小説だと思います。 ゲームを知らない人はゲームをやってから読むか、眼鏡っ子ヒロイン 萌えの恋愛小説として読んで見るのもいいんじゃないでしょうか。( / 2005-06-12)
オンラインゲームが舞台。のめり込んだあげくに現実の生活を壊した友人のくだりなんてのもあって現実味のある設定。 しかし作中で語られるゲームの内容が、現実で流行っているようなパーティを集めて経験値を稼ぎ使用キャラクターの数値を育てる RPG ではなく、プレイヤーの正確な操作と反応速度と先読みが全てのリアルタイム対戦。そのせいか作中世界には、むしろ現実のゲームセンターに近い空気が流れる。 習熟しても何の得になるわけでもない単なる仮想環境の中で、楽しみとして遊ぶわけでもなく、自分の考える高みを目指さざるを得なかったどうしようもない連中それぞれの顛末が語られてゆく。 誰よりも高い点数を叩き出す、誰よりも深くシステムを読む、そしてゲームの上で誰よりも強くなる……はたから見れば理解できないであろう気分をかいま見たい方はどうぞ。 そしてもちろん、かつて実際に挑んだことのある人や、今実際に戦ってる人にも。(At.N. / 2005-08-07)
テンポ良く、一気に読み終えることが出来ました。 ゲームをする人って、作中で描かれるようポリゴンのゲームキャラクターに感情移入してプレイしているのでしょうか? ゲームに依存する青年がゲームによって成長していく物語です。 舞台が現在、か、極近未来のオンラインゲームの世界であってヴァーチャルな世界でないのが特徴でしょうか。 現実感のある物語だと思います。(cbjim / 2005-07-15)
アーケードで、対戦格闘をやり込んだ人 には、共感と郷愁を抱かせるだろう作品。
格ゲーとは、ルールを覚え、技の修練を積んでいくことで、 リアルでは実現できない、自由で拡張された身体性を獲得 していく営為だと一応、(部分的ですが)定義できます。 このことは、単に自分の使用キャラに感情移入しているのではなく、 新しい「自分」を創り出しているのだ、とも言い換えられます。
主人公のリアル探しが主題である本作において、 お仕着せの物語をなぞるだけのRPGでなく、 自らの身体性と向き合う格ゲーが題材として 選ばれたのは、そのあたりとも決して無関係 ではないと思います。 (あかね / 2008-04-07)
きっと多くの人は生きる理由を求めている。自分探しというと笑われるかもしれないけれど、探しに行く先は必ずしも現実世界とは限らないのかもしれない。 オンラインゲームで最強の格闘家を目指す少年。新宿の街で青い猫を探す少女。全く違うように見えるかもしれないが、自分の芯となる何かを求めていることには違いがない。それぞれの解答が提出されたとき、きっと世界というパズルの中に彼らのピースがぴったりとはまることだろう。 色々と考えてゲームをしている人もいるんだろうなぁ、と考えさせられるかもしれない作品。(くまくま / 2006-05-08)
レビュー数 10
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平均点:4.0
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No.1-4
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四畳半神話大系 / レビュー総評点:84
『四畳半神話大系』で画像検索
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ASIN:4872339061 / 売上順位:183323
太田出版(2004-12)
森見 登美彦
-(中古:¥ 364)
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レビュー総評点:
84
なるほど。
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おもしろかったです。4つの話があって、登場人物や出てくる物は同じで、結末も同じ。主人公がどんな選択をしたか?で少しずつ話が変わっている。ひねくれた大学生の妄想は、ちょっとひきつつも共感してしまいました。最後まで読めば、あっなるほど。と、にやりと笑ってしまう、そんなお話でした。( / )
主人公は迷ってます。 薔薇色のキャンパスライフを手に入れるにはどのサークルに入れば良いのか。 気になるサークルは4つ。 しかし薔薇色の大学生活を必死につかもうとしてるのに、 他人の不幸をおかずにして飯が3杯食える男・小津の策略により 望まぬ方向へ転がり落ちていく主人公の滑稽さがたまりません。 第2章を読みはじめると、この作品の仕掛けに気づくでしょう。 パラレルワールドのように展開していくのですが、 もどかしく、やるせなく、悲しみつつ笑えます。 各章、内容はまったく違うのに 起承転結の起と結だけはしっかり形がある。 その組て方の見事さにも注目です! 著者は1979年生まれ。今現在、まだ20代。 この年で言葉をここまで巧みに操れるなんてそれだけで凄い。 1ページ読んだだけでその言葉のセンスにやられるはずです。(夢追い虫 / 2007-09-25)
山上たつひこの傑作まんが『喜劇新思想体系』と遠く響き合う個性的な作品である。作者の母校京都大学、京都が舞台。 文体のリズムが良く、リフレインされる、「人生の定めとも言うべき」口上のパターンが時に五月蠅く感じられるものの、作者の狙いはそこにこそあるのだ。 主人公は大学生活を始めるに当たって、4つのクラブに入る選択肢を持ってるが、一度の学生生活ゆえにそのうちの一つしか選ぶことは出来ない。それら4つのあり得た学生生活をそれぞれ描いているが(パラレル・ワールド風)、どのクラブに入っても常に他の3つのクラブに入っていればなあと悔いる。 そこにはバラ色の学生生活があるかに思われてくるのだ。 しかし、いずれのクラブを選んでも代わり映えはしない。いや、大きく変わると言えば変わってしまうのだが、いずれも不本意なのだ。つまり、不本意である(本当の自分はこうではない)という思いを抱く点において代わり映えしないのだ。 あとは読んでいただくとして、しかし以上のごとき作品ながら陰惨ではない。軽重いずれにしろ学生時代を悔いる人に、読後は苦い、しかし切ない笑いを抱かせ、少々元気も出て来るという、最近珍しい味のある小説だ。それにしても(小生も学生時代を彼地で送ったが)京都は田舎だナー。(野火止林太郎 / 2005-03-02)
京大生なのにダメ男、というバランス感覚が好もしい。ダメな学生のダメダメな下宿生活が延々と綴られるが、不思議と飽きが来ない。古風な諧謔文学を装った文体の中に、時としてほのかなやさしさがにじみ出ているところもいい。この人には本質的な育ちのよさを伺わせる愛と公平さと謙虚さがあると思う。たいした描写が割かれているわけでもない「明石さん」がかわいい女の子であることがなぜか伝わってくるあたりも巧みだ。 一見、コピペを駆使した手抜きとしか見えない同工異曲の「ヴァリアント」を並列させているようだが、実はまさにそこにこそ仕掛けがあるのであって、最終章でそれがあきらかになったときには思わず膝を叩いた。それに、終盤のパラレルな四畳半巡りの旅には、「学生であること」をめぐるいろんな寓意を読み取ることも可能で、意外に深いなと感じさせる。 ただ、事実つい最近まで「学生」であったこの人が、「学生」でなくなったときに何をどう描くのか、という点は気になる。間違いなく実力はある人だと思うので、今後のスタンスの取り方に注視したい。(ゴグマゴグ / 2005-04-02)
妄想力
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これを読み始めて、わたしは電車の中で笑うことに抵抗を覚えなくなった。 同じ設定で、その時々の選択により通る道は違っても、結果として同じ終着点に行き着いたり状況がリンクしていたり。 その点で一般の小説とは異なる面白みがある。 しかし森見さんの麻薬性は、文章自体。 「立腹しすぎて、乱立した腹をよける」とか。 本文は二段組で、森見さんを初めて読む方には、多少の意気込みが必要だろうが文章自体はユーモアに溢れていてよみやすい。 パピルスでの劇団ひとりさんとの対談で、ナイーブさ、妄想力などお二人に通じるところを感じた。 なによりこの人のブログ、小説のまんまの文体でかなりおもしろい。(ぶん / 2006-06-05)
レビュー数 20
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平均点:4.0
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No.1-5
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サムライ・レンズマン (徳間デュアル文庫) / レビュー総評点:74
『サムライ・レンズマン 』で画像検索
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ASIN:4199050922 / 売上順位:327109
徳間書店(2001-12)
イラスト:岩原 裕二/古橋 秀之
-(中古:¥ 288)
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レビュー総評点:
74
レンズマンの正統な後継作というべき作品が今の時期に、日本で書かれている不思議さ それにしてもこの時期、このレンズマンを選ぶという著者の選択にまず驚嘆。一読後、レンズマンの世界を見事に咀嚼し、その後継作として構築していることにまた驚嘆。新キャラを中心に置きながら、本家のキムボールキニスンは言うにおよばず、ウォーゼル、トレゴンシー、バン・バスカーク、クラリッサ・マクドゥガル・・・レギュラーメンバーを多数登場させる大胆さ! セリフ回し、描写、随所に現れる 本家をベースにしながら、本家を超えるような新兵器の登場! 全編わくわく感にあふれるSFをここのところ読んだことがありません。 レンズマンシリーズのファンとして狂喜このうえなし。 惜しむらくはレン!ズマン自体が日本ではメジャーではないことですかね・・・(yuishi / 2003-08-12)
いかにもよくありがちなパロディだろう、と先入観ありありで手にとったこの本ですが・・期待、裏切られました。それもいい方向にぶいぶいと。 今までのレンズマンシリーズのイメージを壊さず、きっちり外伝としてもオリジナリティあふれる作品としても楽しめます。サムライ最高です。 ちょっとばかりアメリカチックなサムライではありますが、そういう誤解のある部分もまた楽し、といった感じ。ほのかにラブあり。 とにかくキャラクターがいいのです。 このキャラクター、このイラストで続編に期待したいところですが、もう出ないんでしょうかね・・。 ぜひ続きが読みたいです~!( / )
この小説には、昔ながらのスペオペの愉しさが満載している。 正義の味方は、常にかっこよく登場し、不屈の精神を持っている。 悪役は憎たらしく、嫌らしいまでに強い。 あっと驚く奇想天外な兵器や、多彩なまでの宇宙種族。 こういうのを読むと、とてもとてもわくわくする。 サムライという題材も上手く、見事にレンズマン世界に溶け込んでいるかと。 これはアイデアの勝利だなぁ。 この外伝、出来ることならまだまだ続けて欲しいと熱望。(ミハイル暁 / 2004-07-07)
まず,創元の新訳レンズマンシリーズを,「レンズの子ら」まで読破しましょう。 そこまで来た貴方には,この珠玉の一冊を読む権利があります。 いや,最高最高。 他の皆さんの激賞で,それは十分ご理解いただけると思いますが, それでも私もやはり言いたい。 この本最高です。 へたすりゃあ,本編より良いかも。 キニスンがなんと生き生きしているのでしょう。 クリスが,なんといい奥様であり,お母様なのでしょう。 キャラがこんなに立ってる小説も珍しい。 それも本家より立ってるカバー小説も珍しい。 それもきちんと本家のキャラ造形をふまえた上で,なお「立つ」キャラ! ほんと凄いですよ。 地球最後の瞬間! そこに!「お待たせ,騎兵隊の到着だ!」 くそーーーしびれるぜ!憎いぜキニスン! 続編に激期待だぜ。頼む,書いてくれ! でも,何千円出して買う本じゃあありません。 あまりにもふざけたプレミアムは如何な物か。 ブックオフを探しましょう。200円で売っています。 多分… (すなフキン / 2008-02-27)
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レビュー数 5
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平均点:5.0
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No.1-6
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マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA) / レビュー総評点:81
『マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 』で画像検索
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ASIN:4150307210 / 売上順位:1880
早川書房(2003-05)
冲方 丁
¥ 693(中古:¥ 64)
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レビュー総評点:
81
冲方丁氏の『マルドゥック・スクランブル』の第一巻です。 少女娼婦であるルーン=バロットは、賭博師であるシェル=セプティノスに囲われている身ですが、ある日バロットは自分の偽造身分を知ろうとしてシェルに殺されそうになります。 瀕死の重傷を負ったバロットは、その後のパートナーとなるウフコックやドクターに助けられますが、生命保持のため "マルドゥック - 09" という緊急法令によって禁忌とされる科学技術を利用した体に改造され、その特殊能力を如何なく発揮します。 誰も自分を愛してくれなかったという傷を負った彼女は、ウフコックやドクターと共にシェルを法的に裁くために動きますが、逆に命を狙われるはめになります。 本書の面白さは、新しい能力を手に入れたバロットの活躍と、ウフコックという特殊な相棒との心の触れあい、シェル側の人間(?)であるボイルドとの対決など息をつかせぬアクションにあります。 『ピルグリム・イェーガー』の原作でもそうでしたが、冲方丁氏の緻密なストーリー仕立ては、決して読者を失望させることはないでしょう。(hiyoko / 2003-08-06)
主人公ルーン・バロットは、一巻終盤でこういう。『Now Here(ここにいる)』と。 著者が脚本その他を担当した、ロボットアニメ『蒼穹のファフナー』でも同種の描写がある。 冲方 丁にとって、『生きる』ということは存在をアピールすることであり、それ即ち価値観を持つことで、それはいずれ『戦う』ことに発展する。 『戦う』のは何も力をぶつけ合う事ではない。 意見を交わすことも、知略をめぐらせる事も、言ってみれば、生きることはそれ自体が戦いだ。 こういう主張が強く渦巻いている。 これは戦いの物語。戦って、感じて、学んで、成長する物語。 虚ろだった少女が、ラストでは立派でかっこいい女性になってるではないか。 それが何より印象的で、緻密な描写もすべてそこに収束する。 その世界、ぜひ一読あれ。(kid0909 / 2006-02-14)
近年読んだ本の中では最高に近い評価を自分の中ではしています。最近今一度読み返してみてやはり物語の熱さに感動しました。個人的にはこうした書き手の熱情が叩きつけられたような作品が好きです。今は表面的に面白いか面白くないか、で本が出版されているように感じるのでこうした「この作品を書くのだ!この作品にこのテーマをぶつけるのだ!」というものがひしひしと伝わってくる本がもっと出てほしいです。冲方さんの作品にはそうした感じがあるのでとても好きです。(ムーミン / 2006-01-17)
「主人公の女の子が蘇生する」ところから物語は始まる。 マルドゥック・スクランブルO9という緊急法令の下、特別に許可された科学技術によって。 生きることを自らの意思で選択したバロットは、「生き抜く」ための戦いを強いられる。相棒は、ネズミ型万能兵器のウフコック。彼女が生きるためには戦うしかなかったのだ。敵は、自分に未成年娼婦をさせ、挙句、殺そうとした男シェルと、過去にはウフコックの相棒であり今はシェルの担当官であるボイルド。交錯する関係のなか戦いは繰りひろげられる。ときに非情に、ときにせつなく。 注目は、電子干渉能力を得たバロットのカジノでの激闘。ただし、血なまぐさい戦いではなく、あくまで客とディーラーの立場で。ゲームが進むにつれて感覚が研ぎ澄まされ、静かな淡々とした表面とは裏腹に血の流れを感じるような緊張感がはしる。そして・・・。 カジノでの闘いを終えたバロットは・・。少しずつお互いの気持ちを通わせるバロットとウフコックの関係は・・。 SFの戦闘ものですが、そんな枠にはまらない、繊細な雰囲気の漂う素敵な物語です。(こう / 2004-06-02)
・・・・と、著者があとがきで述べていた。 この「銃」ってのが曲者で、武器であると同時に少女の相棒(金色のネ ズミ!)だったりする。少女は銃を取る理由を探していて、銃は自分が 武器たる理由を探している。そして、二人は自分がそこにいる自由を守 るため、それぞれの理由で、お互いのために戦うことを決意する――― きっちりと組み上げられたSF的な世界観とあわせて、どっぷり浸かると 元気が湧いてくる作品。幸い(?)もう完結しているので、リアルタイ ムではない読者の特権として3巻まとめ買いして一息に読むことをお勧 めしたい。2巻以降のカジノのシーンは堪らない。( / 2004-02-24)
レビュー数 22
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平均点:4.5
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No.1-7
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クロニカ―太陽と死者の記録 / レビュー総評点:50
『クロニカ―太陽と死者の記録』で画像検索
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ASIN:410450601X / 売上順位:463864
新潮社(2001-12)
粕谷 知世
-(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
50
たまたま購入したのですが、読み終わった後、何とも言えない優しい気持ちになれました。話自体はインカが征服されていく過程を背景に持っているため、決して明るい内容ではないはずなのですが、ミイラの何とも言えない温かい語りや少年とのやり取りを通して、人々は何を大事にすべきか、何を誇りとして生きていくべきかを考えさせられる本でした。征服される側で書かれた話しでありながら、ただ一方的にどちらかを非難したり賞賛するような偏った部分がなく、とても公平に客観的な歴史的事実を踏まえており、その部分にも大変好感が持てました。インカや中南米を知りたい人はもちろん、歴史に全然関心のない方でもお話として楽しめる小説だと思います。最近、あまり良い小説に出会えずドキュメント系に走っていたのですが、久しぶりに良い小説に出会えてとても嬉しかったです。( / 2002-01-10)
京極夏彦の隣にあったので手に取りました。冒頭「文字をもたなかったのである」の一行に引き付けられてそのまま序章を読み切りました。なぜインカは文字を持たなかったのか。その理由が興味深く納得できて気持ちがよかったので買うことにしました。 知らない世界の物語、でもそれを語るのはどこかで会ったことがあるような親しみ深い優しい老人の木乃伊(ミイラ)ワマン。小さいアマル(アマルがふたり出て来るので少年のアマルをわたしは勝手にこう呼んでいました)の悩みと行動。スペインの巡察使に対して村の大人たちがとった行動と決意。インカの語り部である大きいアマルの知りたい欲求とそれが招く結末。インカの幼い王様の弱さと苦悩。相対する神、人の意識の対決が形となって現れる語りのクライマックス。 インカ(国名としてはタワンティンスーユと表記するのがふさわしいそうです)の話の結末は悲劇ですが、わたしは読み終えた時、目頭を熱くしながらも清々しい開放感を得ました。生きることは過酷な体験をつなぐことである。しかし耐え抜いて生き切ったならば救われる時が来ることをタワンティンスーユの人々が生き生きと表してくれているからと思います。 征服されるタワンティンスーユの人々に寄り添って物語に入りつつも、征服者側のルイス・ペレイラ神父の徹底した信仰への忠実さ、それ故の冷酷で狡猾な態度に少々心惹かれたりもしました。 随所にちりばめられる、タワンティンスーユの言葉とスペイン語の響き、歴史の事実、そして最後にちょっとしたおちゃめ(とわたしは思いました)な落ちもついて、とてもとても楽しめた一冊でした。( / 2002-03-12)
木乃伊の独特の喋りに何故か魅せられた方は多いようですね。 名古屋弁と勘違いしていらっしゃる方がいますが、 あれは間違いなく三河弁であります。 (著者の粕谷女史は愛知県豊田市で幼少時代を過ごされたそうですし) 三河弁の特徴は、語尾に「じゃん・だら・りん」がつくことです。 「**だら」とワマンさん何回もおっしゃってますね。 なお、知り合いの三河人によると、 「三河弁は味があって優しいのよ」とのこと。 以上、愛知県は尾張と三河の狭間に住む者の戯言でした。 クロニカに関しては、ファンタジーノベル大賞受賞時の 「太陽と死者の記録」のままのタイトルのがよかったような? 気もするのですが、内容はぐんぐん引き込まれる感じでとてもよかった。 インカ帝国に新たに興味を持ちましたね。 そういった意味でこの本との出会いは強烈でした。 (いつかクスコやマチュ・ピチュ遺跡に行ってみたいな・・・) それでは。( / )
著者は南米に関して深い造詣があるのだということは理解できる。 ただ、物語りの最初から退屈な話が延々と続くのはどうなのだろう。 ミイラが普通に面白おかしくしゃべり出すことくらいでしか引きつけられない。 読み進めるのにかなりな苦痛を伴ってしまった。(ぷーやん / 2009-11-09)
レビュー数 4
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平均点:4.5
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No.1-8
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老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809)) / レビュー総評点:115
『老ヴォールの惑星 )』で画像検索
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ASIN:4150308098 / 売上順位:68843
早川書房(2005-08-09)
小川 一水
¥ 798(中古:¥ 77)
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レビュー総評点:
115
「オチ」に説得力
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過酷な環境の惑星に発生した特異な知性生態系と人類のファーストコンタクトを描く表題作をはじめ、魅力的な中編4つを収載。 他の三作はいづれも、極限的な環境における人間の反応・適応を通して、ヒトが社会を作るのか、社会がヒトを作るのかを問う。中編集という形式ではあるが、ある意味でオムニバスもしくは同じテーマの変奏曲集といった趣きである。舞台はそれぞれに、食べ物も水も限られ他人を信じられない闇の世界(「ギャルナフカの迷宮」)であったり、生存を脅かすものは何も無い代わりに刺激は一切無く全くの孤独(「漂った男」)、あるいは望むものが全て具現化される仮想空間(「幸せになる箱船」)と様々であり、その結末も三様である。私はどちらかと云うとややユーモアのセンスさえ感じさせる「漂った男」が一番おもしろかった。 80〜90年代の日本SF界の主流であった神林長平や栗本薫、大原まり子などの作家たちは、それこそ卓越したアイデアや世界を見せてくれたが、正直やや難解な作風が多く読破し消化するのに随分とエネルギーを要す傾向があった(高校時代ならばともかく、今となっては読み進める自信はない。とほほ)。読後に妙な「ザワザワ感」が遺り、時に不快だったりもした。それらと比べ小川一水は読み易い。アイデアが安易だったり、「センス・オブ・ワンダー」が先の作家に劣るというわけではない。あえて簡潔に述べるなら、「オチ」に説得力があるというところか。 今回私は初めて著者の作品に触れたが、もう1つ2つ手に取ってみたいと思う。(quilin / 2006-05-09)
ツボでした
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本作の中の一遍「漂った男」が自分のツボにハマりました。 これは宇宙船の事故で海しかない惑星で漂流することになった男のお話 そこは何もしなくても生存は保障されているが、孤独で刺激もないまっ平らな世界。 そんな中で救援が来るかもしれないというほんのわずかな希望があるばかりに、男は生きようとします。しかし本当に一人になったとき、虚無に負けそうになります。 いったい生きていくには何が必要なのか、男は虚無とどう戦うのか、一応そのへんのことが書かれています。 無茶苦茶で大袈裟なレビューですが、たいてい一人で変化のない毎日を過ごしている自分には印象に残るお話でした。(きいろ / 2006-01-02)
この中篇集のレヴューとしてはノンフィクション・ライター松浦晋也氏による本書の解説がすばらしいと思います。 実際の書店で手に取ることが出きるならば読むことをお薦めします。 以下は個人の感想。 「ギャルナフカの迷宮」 あまりにも若々しい理想的な感覚が少々恥ずかしい。人工洞窟を利用した牢獄に投獄された主人公が、そこで人々をまとめあげ、自分たちを追放した世界を改革するために旅立っていく。謎解きも、心の動きの描き方も、平均的な気がします。 「老ヴォ-ルの惑星」 異星人コンタクトの物語。ハードSF風の味付けの中に、感動の物語が仕込まれている。表題作としてふさわしい位置にある。 「幸せになる箱庭」 タイトルがネタばれかもしれません。そこそこ面白いので、それが残念。 「漂った男」 都合の良い設定の中でのサバイバル物ですが、タテルマ少尉とタマリ中尉のやり取りは、心を動かします。物語の締め方はやや凡庸ですが、それも許してしまうかも。 以上4編、決して悪い作品ではありません。 自分は星五つ付けさせて頂きます。(cbjim / 2005-08-29)
あまり普段日本人作家のSFは読んでいませんが 最近の洋物の不作続きにあらすじに誘われて手を出してみました。 アーサー・C・クラーク の短編集を思い出させるような 面白さ、読後感のよさがありました。 ハードSFの好きな人にもお勧めです。(chabo / 2005-08-24)
作者の小説を初めて読みましたが、和製SFでありながら、久しぶりに洋物に負けないセンス・オブ・ワンダーを感じさせてくれる作品でした。この水準であれば、英語に翻訳すれば欧米でも相当な評価を得られると思います。翻訳者の力量にもよりますが。 どの話も非常に完成度が高く、テッド・チャンやグレッグ・イーガンの短編集と比べてもひけを取らない内容だと感じました。特に迷宮の話と漂流の話は、小説を読んで久しぶりに深い感動を味わえました。 また、本書はSF的アイデアが優れているだけでなく、リーダビリティも抜群です。収録話数が少ないのが寂しいですが、SF好きな方でしたら必読です。 (injunjoe / 2005-10-26)
レビュー数 16
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平均点:4.5
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No.1-9
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歩兵型戦闘車両OO(ダブルオー) / レビュー総評点:64
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ASIN:4198615284 / 売上順位:322332
徳間書店(2002-06)
坂本 康宏
-(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
64
子供の頃に、誰しもが憧れた、あの話です。 巨大ロボのパイロットになって、謎の敵から平和を守る。 作者はきっと、いい大人になっても、そんな夢を忘れないでいたんでしょう。 様々な現実も織り交ぜながら、リアルと空想の間を絶妙なバランスでかかれた作品だと思います。 オススメです。(Keiji Nagai / 2002-06-21)
子供の頃に読んだ冒険科学小説といわれる作者も覚えていない作品達 なぜか、その頃のことを思い出しました。 この作品は日本SF新人賞受賞作品であり、たしかに練られた文章とは言い難い面も見受けられますが、なによりも、作者の読者に楽しんで欲しい...そして自分も精一杯楽しむ....そんな気持ちがひしひしと感じられる作品でした。読み終えた後、作者がニヤッと笑いながら、”どう?楽しんでもらえました?”と言っているような気がしました。そして、自分の子供にも読ませてやりたい。そんな気持ちになりました。 まずは、作者に感謝!です。(YOU / 2002-06-18)
普通の男たち…(厳密にはちょっと違うけど)が、あの日合体ロボットに乗せられてしまい、悪(かなぁ?)と立ち向かうお話。適度にストレートな筋立て、読後の涼感、キャラへの感情移入度…まさにザ・佳作。 最近読んだ本と言えば経営本、ノウハウ本、マニュアル本あぁぁぁぁ、俺は『小説』が読みたいんだぁぁぁ!!!…でも通勤の途中に読みたいからあまり難しいのはなぁ…それに面白くても若者向けすぎるのもちょっとなぁ…という貴方!これです。読みましょう。(jg / 2003-11-25)
謎の生物が地球を襲う!自衛隊でも歯が立たない。地球を救うのは、合体でロボットになる、3体の「歩兵型戦闘車両」~いろいろあって、管轄は「環境庁」。操縦するのは、わけありの素人3人。地球は救えるのか、そして謎の生物の正体は・・・。 読んでて楽しい作品です。ユニークな怪獣、合体ロボットのいろいろな武器、操縦する3人の掛け合い、「へんしーん」、お役人さんとのやり取りなど、ユーモアあふれる内容です。笑えます。しかし、どこか物悲しさが漂います。操縦者達の立場だったり、かかえるモノだったり・・。 大きく3話に分かれてます。ダブル00の活躍が気になって、途中で読むのをやめられなくなる本でした。(lemonerika / 2004-08-25)
『ダブルオー』と言っても、キカイダーやガンダムとは関係ありません。日本が誇る世界初の3体合体メカです。「熱血筋肉マン」、「天才的ひねくれ者」、「実直な妻子持ち」の3人が操縦し、文明が生んだ怪物と戦います。かっこよくも強くもありませんが、3人の操縦者、また、彼らを支える個性豊かな人達の見上げた心意気が勝利をもたらします。現代の日本でどうしたら合体ロボが存在できるか、どんな戦い方をするかというスペキュレーションにとどまらず、主人公3人の熱く、悲しく、心温まるエピソードがていねいに描かれています。多くの苦難を越えて合体しダブルオーが怪物に立ち向かった時、勝ち目のない戦いでもあきらめることなく勝利をつかんだ時、一緒になって血がたぎり、汗をかき、涙してしまいます。エキサイティングにして、エモーショナル。これほど燃えさせてくれる作品は本当に珍しい。読んでよかった。★10個はあげたいです。雨月、妹尾、胡子と一緒に叫んでしまいました。「ちぇええええんじ! ダブルオーっ!!」(って、神谷さんの声が聞こえてきそうですね。)(ゾンビ / 2009-09-25)
レビュー数 7
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平均点:4.0
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No.1-10
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猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫) / レビュー総評点:118
『猫の地球儀 焔の章 』で画像検索
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ASIN:4840213887 / 売上順位:150919
メディアワークス(2000-01)
イラスト:椎名 優/秋山 瑞人
-(中古:¥ 72)
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レビュー総評点:
118
天才、ってのはなんなんだろうか・・・。そういう小説です。 読み手を少し選ぶクセのある小説だとおもいます。 私は最高におもしろかったです。 HNはこの小説っからとったくらいお気に入りです。 内容は、かなりつっこんだとこが要所にあるので、理解できないひとにはちとおもしろくないかも。私は結構この本のなかでも、哲学的な要素に惹かれました。 まあ、こう書くと堅苦しく感じられるかもしれませんが、本そのものは簡単です。簡単に書いてあるところがよかった。 是非幽の章といっしょに。( / 2004-05-20)
『ピーター・アーツVSガリレオ・ガリレイ』 この本は、そんな話です。 猫のピーターは猫のガリレオと分かりあえるでしょうか? それとも二匹は我が道を一人行くしかないのでしょうか? それを確かめるのはあなたです。( / 2003-01-15)
すばらしい
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人間がまったく出てこない話だけれど、それでも読ませる読ませる。 閉ざされた街で、人々が信じて疑わないものを疑ったとき、僕らはどうするのだろう。 力を求めてやまない彼。負けても死なないで生かされ続けた彼。そんな彼は、自分を負かした親友に対してどう対応するのだろうか。 アクションシーンは面白いし、哲学的な内容がいいエッセンスになっていて素晴らしい。もう何でラノベなんでしょう。こんな表紙じゃ誰も買わないでしょ。(するめいか / 2005-11-23)
立場の異なる二人(匹?)の天才、焔と幽の話。 従来の価値観の中での天才と、従来の価値観を破る天才。 そんな二人の衝突や友情のお話です。 内容をかいつまむと。二人が天才過ぎるために、周りへの影響を危ぶむ風紀機関によって 監視されるわけなんですが、それさえもが二人を加速させる歯車になってしまうほどに 天才の業は強い。 というのを、愛らしい猫と女の子をモチーフに描いているのが本作です。 流行り廃れの激しいライトノベルにあって、この本は今読んでも本当におもしろいですね。 安易な萌えやキャラ造形がほとんどないからでしょうか。 硬派なライトノベル。それだから、いつ読んでも時代錯誤な寒気がしない傑作です。(はたち / 2008-06-02)
ぶっちゃけるとそんな感じのお話です。 もし、イリヤの空・UFOの夏から読み始めた方には良いかも。 二人の天才がそれぞれの目標の為に交差しあう運命。 誰もあがらう事が出来ない出会い。 それでも、目標を追い続ける内に戦う運命に陥ってしまう。 「このライトのベルはすごい」にも掲載されていたと思います。 楽(かぐら)がいいアクセントになってます、この巻はね。(syu-n-t / 2005-04-21)
レビュー数 14
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平均点:4.0
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No.1-11
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火星の土方歳三 (ソノラマ文庫) / レビュー総評点:40
『火星の土方歳三 』で画像検索
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ASIN:4257770341 / 売上順位:316254
朝日ソノラマ(2004-05)
吉岡 平/イラスト:末弥 純
-(中古:¥ 400)
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レビュー総評点:
40
新撰組の土方歳三は好きだ。 火星シリーズ(by E・Rバローズ)はとっても大好きだ。 あまりのベタな題名に気づくのが遅れたが、土方歳三が「あの」火星、バローズが描いた火星(バルスーム)で活躍する!という小説。 いやぁ、そうくるかぁ・・・。正直そう思う。 だが考えて見ればジョン・カーターだってインディアンに追い詰められて火星に転移するのだ。函館で戦死した土方歳三の魂が火星にいったとしてもおかしくはない。それに南北戦争と戊辰戦争はほぼ同じ年代だ・・。 ストーリーはオリジナルと同じく主人公の一人称で語られる、つまり土方歳三自らが語る冒険談ということになる。江戸弁調の口調がややすわり心地が悪い(もう少し工夫があればなぁ)。展開も、新撰組ということにこだわりすぎたかもしれない。個人的にはもう少しヒロインとの二転三転の上、ラストでの「わたしの族長さま~」というバローズ風展開(ワンパターンとも言われるが)があればよかったな、とは思う。 赤色人、緑色人だけではなく、マイナーな黄色人、黒色人も登場する。ジョン・カーターやデジャー・ソリスが登場するかは、ぜひ読んで確認してほしい。 あの火星シリーズの世界を舞台にした小説がいまさらながら読めるとは、その題材の選び方がただただうれしい。少なくともバローズファン、火星シリーズファンならチェックしたい。 E・E・スミスのレンズマンシリーズに材をとった古橋秀之の「サムライレンズマン」といい、本作といい、スペースオペラ時代の名作SFを舞台にした小説が、こうして日本で書かれているのはとても驚きだし、ファンとしてとても光栄に思う(yuishi / 2004-07-10)
いうことなし! です。 私(40台なかば)のように、「またかよ、原作をおちょくるだけの オマージュものか!」なんて早合点している人こそ読んでみてください。 ここには、バロウズを愛した私たちと同年代の著書ならではの原作への 尊敬がいっぱいつまっていることが実感されるはずです。 頁をめくるたびに、ツボにはまること間違いなしです。 いやー、日本人にうまれて本当によかった。というのが 心からの感想です。 ある意味、日本限定・火星シリーズ外伝といって言い過ぎでは ないと思います。(59ers読者 / 2004-06-08)
バローズと一言いってから この題名を聞いて、ピンときた人は、迷わずに 買いましょう。後悔することはありません! オマージュではありますが、パロディではありません。 多分、バローズの火星シリーズに一度は夢中になったことのある (現もしくは元を問わず)少年へ夢のようなひと時を約束できます。( / 2004-06-07)
バローズと一言いってから この題名を聞いて、ピンときた人は、迷わずに 買いましょう。後悔することはありません! オマージュではありますが、パロディではありません。 多分、バローズの火星シリーズに一度は夢中になったことのある (現もしくは元を問わず)少年へ夢のようなひと時を約束できます。( / 2004-06-07)
レビュー数 4
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平均点:5.0
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No.1-12
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金星のZ旗 (ソノラマ文庫) / レビュー総評点:2
『金星のZ旗 』で画像検索
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ASIN:4257770457 / 売上順位:410698
朝日ソノラマ(2004-10)
吉岡 平/イラスト:末弥 純
-(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
2
相変わらずの吉岡節炸裂です。 しかし,ネタがあまりにもマイナー。 最低限,「坂の上の雲」もしくは「日露戦争物語」あたりを読んでないと, 主人公がまず持って不明でしょう。 それでいて,バローズときたものだ。 まあ,バローズはいいでしょう。読んでなくても。 (金星シリーズ,読んでいたらもっと面白いのでしょうね) でも,「火星の土方歳三」に比べると,やはりストーリーのノリが今ひとつ。 というか,頭3分の1部分のノリが悪すぎます。 後半は,かなり良い調子で盛り上がっていきますし, お約束の日本海海戦ネタは,お約束と分かっていても,やはーり血湧き肉躍ります。 お約束を,お約束としてきちんと血湧き肉躍るストーリーに載せられる, これが吉岡節の真骨頂。 それが読みたいのだ!という方なら文句なくお薦めできます。 でも,バローズも,日本海海戦も,秋山真之も知らない方には, やはりお薦めするわけには行きません。 その意味で,読み手を選ぶ小説です。 御覚悟を。 (すなフキン / 2008-03-05)
吉岡平による、『バローズ作品+日本の偉人』ものの第二弾。前作が「火星シリーズ」+土方歳三という(比較的メジャーな)組み合わせだったのに対し、今回は「金星シリーズ」+秋山中将という、どちらかと言えばマイナーなコラボレーションであります。 しかし、文句なしの傑作です。前作同様、バローズの味を保ちつつ、なおかつ原典を遥かに凌ぐ面白さ。バローズの良い所のエッセンスだけを抽出し、さらに独自のアレンジを加える事により最高級のエンターテイメントを作り出した作者の手腕にはただただ感服するばかりです。 かつてSF少年だった全ての人々に――かつてE・R・バローズの異境冒険SFを読みふけった全ての人々に、自信を持って本作をお勧めします。(勿論、そうではない人でも結構楽しめると思います。) 因みにこの「金星のZ旗」は(某国とか某国とかに対する)風刺要素も強烈です。そこらへんも、読みどころの一つでしょう。 (five-toed-sloth / 2006-04-14)
レビュー数 2
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平均点:4.5
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No.1-13
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南軍騎兵大尉ジョン・カーター (ソノラマ文庫) / レビュー総評点:-3
『南軍騎兵大尉ジョン・カーター 』で画像検索
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ASIN:4257770619 / 売上順位:678605
朝日ソノラマ(2005-07)
吉岡 平/イラスト:末弥 純
-(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
-3
バローズ・ファンの、バローズ・ファンによる、バローズ・ファンのための小説ですね。前作「金星のZ旗」、前々作「火星の土方歳三」と比べると更に読み手を選ぶ作品です。 アレも、コレも、とファンサービスがてんこ盛りでありまして(と言うよりファンサービスが本作の主成分です!)、作者が想定していた対象読者の端くれと言えるであろう私からすれば楽しく読めました(クスクスしたりニタニタした頻度は前作・前々作と比べて倍以上になるでしょう)。 ただ、部分部分(個々のネタ)は良いのですが全体として(小説として)見ると前作・前々作よりは一段階落ちるかもしれません。基本的にSFではないことも個人的にはマイナス点です。(five-toed-sloth / 2009-04-26)
レビュー数 1
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平均点:4.0
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No.1-14
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やみなべの陰謀 (ハヤカワ文庫JA) / レビュー総評点:29
『やみなべの陰謀 』で画像検索
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ASIN:4150308454 / 売上順位:297069
早川書房(2006-04)
田中 哲弥
¥ 651(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
29
確かに「時間SF」で「傑作」かも知れないが、この2つを合わせて使うのはどうだろう、というか、本書の著者田中哲弥もこの表現を見て絶対に噴き出したはず。 そこまでカッチリとした、燦然と輝いていそうな表現は決して当てはまらない。冒頭の数行を読んだだけで「ああ、あの商品説明は読者と作者の両方をおちょくってるんだな」と分かるのだが、しかし嘘をついているわけではないし、かといって誇張でもない。あくまで“おちょくっている”のであって、もしかするとその外見と中身の温度差も、本書の最大の特徴である「関西の笑い」にのっとった「フリ」と「ボケ」なのかも知れない。 要するにこの本は、一見すると(タイトルと表紙が既に怪しいのだが)ドラマチックな娯楽映画の原作にもできるくらいのカッコイイ超大作‥‥ではなくて、基本的にめちゃくちゃ笑える喜劇なのである。 田中哲弥はもともと吉本興業で舞台の脚本を執筆したりしていたので、ノリというか手触りは関西的なお笑いの魅力が詰まっている。だから昨今のお笑いブームを受けて復刊されたのかなという気もする。 その魅力の理由の一つは文体。口で話すのではなく文章で笑わせることに関して、田中哲弥の右に出る者はあんまりいないんじゃないかと思う。並々ならぬセンスと知性を必要とするこれらの文章は、ほとんど馬鹿馬鹿しいこと(ナンセンス、ではなく馬鹿)の表現ばかりに費やされているのだが、その筆致がひとたび人間的な魅力の表現に向けられると、これが不思議なくらい胸を打つのである。 本当に可笑しいとは、本当にカッコイイとは何であるか。この「時間SF」の「傑作」には、現代の作家、読者が忘れかけている“本物の”何かがある。 深く考えず、お笑い芸人のコントでも見るつもりで読んで笑って、ついでにホロリとして欲しい。(nmd / 2006-08-03)
7年ぶり、待望の復刊です。 まさに埋もれていた名作、ハヤカワからの刊行ということで、やっと本来の読者層に向けた土俵に立てた作品だと思います。 題名に惑わされず、1度手に取ってみて下さい。笑いも涙も愛も…すべてがこの一冊に詰まっています。 日本SF界待望の傑作だと思います。(冥王星 / 2006-04-24)
それぞれの話は、そこそこおもしろい。 第一話は『ある日突然〜』というSFには定番のサプライズで物語がはじまる。ある日突然アロハシャツを着た大男に千両箱を届けられるのだ。 第二話は千両箱を届けられた男の子が体験する不思議なボーイ・ミーツ・ガールのお話。 第三話は、千両箱の出自が明らかになる悲恋の時代物。ここでタイムトラベルの原因も説明される。 第四話は、少し未来の変わった世界。大阪府知事の独裁政権により大阪が大阪らしくあるために「大阪 特有の文化を失わせる」と見なされる行為が条例によって禁止されるようになってしまったのだ。その世界で静かに進行するレジスタンス活動が描かれる。 第五話、ここですべての話が円環となってつながる謎の解明がなされる・・・・はずなのだが、このパートで明かされる事実がすべてを網羅しているわけではない。どうも、この部分が弱い。 それが少し不満だ。すべてのピースがピタッ!とはまらないのだ。 でも全体的にどうかといえば、それほど悪くない。吉本の台本作家として活躍していた著者の繰り出すギャグもおもしろい。いかにも吉本的だ。 どうだろう?保留だな。この人は他の作品も読んでみて判断したいと思う。(ベック / 2006-05-15)
タイムスリップネタとは言え、つっこむことなど思いもつかせぬ有無を言わせぬスピード感が爽快。最終章でも解決されたのかされてないのかよくわからないけど、別にそんなことは気にするような話ではないので、ただただ楽しむべし。(冨永哲(sr何でも相談室管理人) / 2006-05-09)
レビュー数 4
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平均点:4.0
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No.1-15
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ミッションスクール (ハヤカワ文庫JA) / レビュー総評点:22
『ミッションスクール 』で画像検索
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ASIN:4150308500 / 売上順位:244375
早川書房(2006-05)
田中 哲弥
¥ 693(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
22
異才田中哲弥7年ぶりの新刊は学園を舞台にした連作短篇集。連作といっても『やみなべの陰謀』ほど緊密につながっておらず、ミッション系の学園であることがほぼ唯一の共通点。 本作品集の個人的ベストは第二話「ポルターガイスト」。登場人物が自らの恥を無意識に叫ぶとともに、回りが破壊され続けるというあほとしか言いようのない展開が続く、不条理そのものの怪作。 また、最も凄みを感じさせるのは第五話「スクーリング・インフェルノ」。贅を尽くした講堂で入学式をしていると学園が沈没を始めた!。地底へ落ちた主人公は、怪力お嬢様女子高生と出会ったことで悪夢のような状況へ巻き込まれることになるというあらすじ。意識の流れを効果的に用いた田中哲弥の超絶文体で、シュールでかつホラー的光景が描かれた作品。 全体的には、これまでのライトノベルレーベルから出た作品と比較すると、エンターテイメント色はやや後退し、不条理色が強く出ており、より大人向けになっている。(t.h / 2006-06-10)
「大久保町シリーズ」「やみなべの陰謀」を発表し、特異な文体とギャグセンスで一部に熱狂的なファンを獲得しながらも長く作家としては仮死状態にあった田中哲弥。その田中哲弥の新作がついについに発売されました。 本作「ミッションスクール」は学園を舞台に、スパイ小説・ホラー・ファンタジー・アメコミ・純愛ロマンという5つのジャンルの定型をもちいて書かれた作品集です。そう聞くとバラエティ豊かな作品群を想像するのですが、実はどの話も「よーこんなくだらないアイデアで小説書くよなー」といった種類の発想をもとに、説明するのも馬鹿馬鹿しいストーリーが展開するという点では同じです。 あえてジャンル分けするなら奇想というか不条理というか、とにかくまともな意味でのストーリーは存在しません。それではわけがわからなくて読むのが苦痛かというとそんな心配はありません。むしろわけがわからないのにぐいぐい読めてしまう点に田中哲弥の天才はあるわけで。 とにかく文体がすばらしい。軽くてコミカルであると同時に強烈な中毒性のある文章はまさしく天才のなせる業。そして書き下ろし最終話「スクーリング・インフェルノ」が示すように、お笑いの裏側に潜む不気味さもたまりません。「笑いと恐怖は紙一重」とはよく言われますが、田中哲弥はその言葉を体現する作家で、実際ホラー短編の分野でも独特の味わいで存在感を示しています。 まさか読めるとは思っていなかった天才の新作に驚喜しつつ、過去の作品の復刊および次回作への期待も高まります。お願いだから小説書いてくれ田中哲弥。(通りすがりの大学院生 / 2006-06-08)
『大久保町』シリーズの田中哲弥氏の新刊! 『やみなべ』が復刊になって喜んだら、新刊が出たよ〜。みなの衆、喜んでくれい! 『ミッション・スクール』では、アメコミだのホラーだの、さまざまなジャンル小説に田中哲弥が挑んだ!という惹句だったのだが、これはもう「田中哲弥」という一ジャンルになっちゃってるので、いまさらホラーだ何だといわれても、という感じ。こんな小説、他の誰にも書けませんて。 とにかく笑いたい人は読むべし。 (足のきれいな女の子は健在)(kazuyo / 2006-06-03)
例えば火浦功とか岬兄吾とかの80年代ドタバタコメディを彷彿させる文体とストーリー展開(まあ、あってないようなもんですが)を許せるかどうかで評価は決まりそう。私は懐かしさもあってOKだけども、人によっては「今さら・・・」かも。(冨永哲(sr何でも相談室管理人) / 2006-06-12)
著者の7年ぶりの新刊。2001-06年に発表された5篇が収められている。 7年も沈黙せざるを得なかったのは、電撃の読者から見放されてしまったためらしい。2001年に発表した2篇が不評、04年に復活掲載した1篇も冷遇を受け、早川に移って何とか出版までこぎ着けたらしい。じゃあ、これから活躍を期待と行きたいところだが、どうだろう。私には、著者が方向性を間違えているような気がしてならない。ドタバタ、お約束、美少女、脈絡のないギャグなどが著者の持ち味なのだが、それだけで突っ走ってしまいストーリー性を放棄した結果、読者が置いてけぼりになっているように思う。簡単に言えば、わけのわからない話ばかりなのだ。 それでも、ある種の魅力があるのは確か。コアなファン向けの一冊だと思う。(志村真幸 / 2007-10-16)
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平均点:4.5
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No.1-16
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マリオネット症候群 (徳間デュアル文庫) / レビュー総評点:13
『マリオネット症候群 』で画像検索
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ASIN:4199050787 / 売上順位:281284
徳間書店(2001-10)
イラスト:あるまじろう/乾 くるみ
-(中古:¥ 378)
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レビュー総評点:
13
二人の人物の精神が入れ替わる、というのは(マンガや小説では)良くある話。 またそれ?飽きた...と思われるかもしれないが、 「乾くるみが書くとこうなるのか~!」と感心する面白いヒネリ具合。 精神が入れ替わるのではなく、誰かが自分の体に引っ越してきて、 その相手は、「私」の精神も同じ体に残っていることを知らないのである。 このへんのじれったい感じが一味違います。 最後まで楽しめる、意外な名作。(グラム / 2004-08-13)
表紙のイメージからなんか軽いラブコメものを想像してましたが、「そうくるか!?」といった感じです。個人的には楽しめました。 なんともシニカルでブラックな笑い。主人公が女子高生(!?)の語りべということで、なんとみお気楽に描いてあるのですが、内容的には結構どぎついものです。最後の○○家系の一家という落ちの笑いも、ブラックだなあ・・。 ただのパラサイトものではありません。良くも悪くも裏をかく小説家乾くるみを楽しめる一冊であることは間違いありません。(tkselement / 2005-07-14)
ある日、目が覚めたら自分の体が動かせなくなっていた。勝手に動く自分の体。そして、体の中に入っていたのは…。 小説の設定としては、決して珍しくは無い設定なのだが、こう来ますか…。 乾くるみの小説は、『Jの神話』『塔の断章』の2つをこれまで読んだのだが、その2作に比べると、かなり素直な印象を受けた。また、読者層を意識してなのかもしれないが、作品自体の重さも控えめで、確かに「ライトノベル」という感じがする。よくよく考えてみると、かなりヘビーな終わり方なのに、物凄くハッピーエンド風な締めだし。 いつもの「クセ」が良い、という意見もあるとは思うが、このくらいで丁度良いのではないかと思う。(たこやき21 / 2005-04-29)
真夜中に目を覚ました高校一年生の御子柴里美は、自分の意志と無関係 になぜか身体が勝手に動き出すという不可思議な事態に直面させられる。 どうやら、里美が憧れていた森川先輩の意識が、里美の身体を乗っ取ったよう なのだが、森川や他の人間に里美の言葉は届かず、里美は傍観するしかない。 のちに、森川が何者かによって殺され、それがきっかけとなって 里美の身体に彼の意識が乗り移ったことがわかるのだが……。
《人格転移》もののお約束を底意地悪くズラした作者の巧緻な演出が冴えた本作。
身体を乗っ取られた人物の“意識”(しかも、他者といっさい交流できない) が視点人物となるというのは、お約束の裏を行く斬新な趣向だと思います。 また、森川を殺害した犯人については、軽いノリで(笑) 早い段階で明かされるのですが、本作はそこからが本番。 本作独自の人格転移にまつわるルールのために、登場人物たちのミステリ的 な立ち位置が、事件が起きるたびに目まぐるしく入れ替わっていく、シュールで シニカルな展開が秀逸です。
そして何といっても作中で、一番こずるく立ち回っていたある人物が迎える末路 には、同情とともに黒い嗤いを誘発させる、作者らしい“毒”が横溢していますw
★『クラリネット症候群』
(カナン / 2010-02-02)
レビュー数 4
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平均点:4.0
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No.1-17
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小説探偵 GEDO (SFシリーズ Jコレクション) / レビュー総評点:0
『小説探偵 GEDO 』で画像検索
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ASIN:4152085819 / 売上順位:511726
早川書房(2004-07-22)
桐生 祐狩
¥ 1,890(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
0
ミステリ、耽美小説、翻訳ミステリ、ノワールバイオレンス、時代小説、SF、ファンタジーとあらゆるジャンルが描かれるのだが、それがうまく反映されているかといえばそんなことはない。いまいち乗り切れないのも、そこらへんが影響しているのだろう。かといって、まったくおもしろくないわけではなく、この作者の本は初めてなのだが、他の本も読んでみようかなという気になった。それというのも、名前から察するに作者は女性なのだと思うのだが、本書のところどころに顔を出す鬼畜系の醜悪さは他に類をみないもので、まずそれが目を惹いた。どういったらいいのか困るのだが、とにかく気持ちいいくらいブッ飛んでいて、こんなあけっぴろげな印象をもったのは久しぶりだったのだ。本書も小説探偵という特異な職業と、それを取り巻く世界の成り立ちにおいて数々の謎が解決されないまま残されており、作者自身も続編を必ず書くと公言しているので、これはこれで楽しみだったりする。主人公である三神外道のキャラはいまいちはっきりしない感じで、少し印象に薄い気もするが、それはまあ気にしないでおこう。とにかくこの作者こんな物語書いているなんていったいどういう人なんだろう?という興味はつきない。(ベック / 2007-06-18)
レビュー数 1
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平均点:3.0
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No.1-18
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バガージマヌパナス / レビュー総評点:10
『バガージマヌパナス』で画像検索
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ASIN:4104019011 / 売上順位:559679
新潮社(1994-12)
池上 永一
-(中古:¥ 73)
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レビュー総評点:
10
池上永一さんの本とはじめて出会ったのがこの作品でした。 少女と老婆の友情という型破りなところも、生き生きとした文章も、 せつないところも、ちょっぴり毒のあるところもとっても私好みでした! 普段、本を読むときは無口なのですが、この本を読んでるときは 大声で笑ったり、泣いたり、かなり喜怒哀楽がはげしかったです。 池上永一さんの「風車祭」は私のこれまでに読んだ本の中で だんとつの1位なんですが、ページが多すぎるのは苦手…という方には 「バガージマヌパナス」を読んでみて欲しいです☆(melon_ju / 2004-08-25)
出版から10年以上経っているけど今の時代に必要な何かが隠されていると思います。それと同時に懐かしさもあり本でこんなに笑ったり泣いたりしたのは生まれて初めてでした。この本と出会えて心から感謝します。できれば続編も読んでみたい気もするのですがそれは各自読者が想像していくのがいいんですかね。(匿名 / 2010-01-25)
なんで死んじゃうのよオージジャーガンマー!!!!! わんわんわんわん泣きました。 綾乃もいっぱいいっぱい泣いたし 池上さんも6時間ぐらい泣いたらしいです 生きるとか死んでしまうとか 理屈を超えて教わりました 大事なものだけで出来てるきがします
(歌 / 2006-05-30)
レビュー数 3
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平均点:5.0
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No.1-19
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ペロー・ザ・キャット全仕事 / レビュー総評点:14
『ペロー・ザ・キャット全仕事』で画像検索
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ASIN:4198613494 / 売上順位:397330
徳間書店(2001-05)
吉川 良太郎
-(中古:¥ 271)
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レビュー総評点:
14
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主人公ペローの回想録として話が進みます。 彼の性格からか、劇中どんなに大変な・緊迫した場面でも穏やかに文章が流れて行きます。 それが悪いのではなく、これがこの話の魅力の1つ。 比喩がとても分かり易い反面、少しばかりアジア・日本を引っ張り出し過ぎかな、とも思いました。 同じ【第2回日本SF新人賞受賞作】「ドッグファイト」とは、また違った面白さ、是非もう一度読みたいです。 ペローが偶然手に入れたのはサイボーグ動物に人間の意識を転移させて、自在に操れるエジプト秘密警察が開発した新システムだった。 覗きとゆすりの歓びに耽るペロー。しかしそれは長く続かない。 「フラノ」の組織幹部に目を付けられ、自由の身から一転、組織に忠誠を誓う「犬」の塊½¹!割を強要される事に・・・・。(朱華 / 2002-05-22)
猫は良い。 何よりも自由だから。飼い猫といえど、あの気品を失わない態度が素敵だ。 パリも良い。 パンの焼ける匂い、煙草の吸殻、笑い声、娼婦の口紅、そしていつでも不機嫌な空の色。 そんな魅力がたくさん詰まった本。 退屈な毎日から、そして肉体という檻から抜け出したい青年・ペロー。 ひょんなことからエジプトの秘密組織から電子の幽体を猫に憑依させるプログラムを入手する。 しかし彼を待っていたのは、肉体からの解放かと思いきやギャングの力が支配するパリの裏世界だった――
何よりペローが猫に執着する気持ちがよくわかる。 彼の他にも多数登場する魅力的なキャラクターに、心地よいテンポに進んでいく話。 こういう風に世界がきっちりと構成されている本は好きだ。 ノワールでいて、ノワールじゃない。 そんな近代的なネオ・ノワールがここに在る。(灰徒ムクイ / 2006-08-28)
自分の精神を改造猫に憑依させ、スーパー猫として、パリの街を疾走する主人公は 、暗黒街を支配するギャングに捕まり、その命令どおり動くことに。爆発的なスピードと攻撃力を誇る「スーパー猫」になり、敵とのバトルを繰り広げます。勝ち残ることができるのか、ギャングの権力から逃れ、自由を獲得することができるのか?そして、ギャング間の抗争の裏にあるものは・・・? 映画のマトリックス的な世界が広がります。 読みごたえ、満点です。スーパー猫VS改造軍用犬、スーパー猫VS凄腕テロリスト等の格闘戦、 怪しげな未来のパリの暗黒街の様子、タフで怪しげなの殺し屋、探偵、ギャングなどなどの登場人物。また、人との接触を極度に嫌い、精神のみの存在になりたい、と望む主人公、バトルを繰り広げるうちに、その考えにも変化が・・・。 スピード感もあり、ぐいぐい引き込まれます。同じ作者の次の作品を読みたくなる本でした。(lemonerika / 2004-08-17)
読んでいてとても楽しい!なんていうか、そこには自分とはかけ離れた人生が待っていて実際そんなことになったら嫌なのですが、ワクワクします。きっと現代人が忘れている何か・・・スリルとかそういうのが魅力なんでしょうかね。 刺激が欲しい人に!一寸変わった人生が味わえます!( / 2002-02-17)
レビュー数 8
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平均点:5.0
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No.1-20
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アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) / レビュー総評点:30
『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記 』で画像検索
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ASIN:4152085088 / 売上順位:292640
早川書房(2003-08-28)
深堀 骨
-(中古:¥ 663)
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レビュー総評点:
30
今年読んだ本の中で、恐らく最もヘンな本です。ヘンと云っても、否定的でなく、「どうしたらこういうテイストになるんだろ」という、とっても不思議な本です。 「芝刈天神前風土記」とある通り、「地場産業」「交通手段」「裏社会」「植生」「隠れた名店」「環境衛生」「風俗、若しくは芸能、若しくは別の何か」「歴史」というサブタイトルが付けられた、「芝刈天神前」についての様々な短編によって構成されているのですが、ほんとうに「著者の頭の中って、そして言語感覚ってオカしいなぁ」(誉め言葉)と思える作品です。 「ミステリマガジン」「SFマガジン」掲載の短編が元になっていますが、はっきり云って、 「ミステリ」「SF」では括れません。というより、括りたくても括れないような不思議な品。感覚が新鮮なだけでなく、パロディあり、駄洒落あり、ギャグあり、兎に角楽しいです。 しかし、あまりのおかしさに、私の言葉などでは内容を語れず、それが残念!本の後ろの紹介文を読んでも全くぱっとできませんでしたし。しかし、それぞれのタイトルだけでも、そのおかしさの一端が見えるのではないかと思いますので以下、掲載。「バフ熱」「蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼」「隠密行動」「若松岩松教授のかくも驚くべき冒険」「飛び小母さん」「愛の陥穽」「トップレス獅子舞考」「闇鍋奉行」。 というわけで、このタイトルで読みたくなった方は、是非どうぞ。(xzr / 2003-09-26)
レビュー数 1
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平均点:5.0
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No.1-21
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リターナー〈スタンダード・エディション〉 [DVD] / レビュー総評点:20
『リターナー〈スタンダード・エディション〉 [DVD]』で画像検索
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ASIN:B00007J59X / 売上順位:34814
アミューズ・ビデオ(2003-03-07)
俳優:岸谷五朗/俳優:鈴木杏/脚本:平田研也/監督:山崎貴/俳優:樹木希林/金城武
¥ 4,489(中古:¥ 380)
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レビュー総評点:
20
日本でマトリクス的なのを作るとどうなるかっていう作品。お金のかけ方を考えたらとても良くできていると思う。金城武は十分カッコイイし岸谷五朗もハリウッドぽく笑いを誘う悪役を演じていて良かった。何よりも鈴木杏ちゃんが好演してます。この頃が旬だったのでは? 宇宙人とかタイムマシンとかはもう少し日本の独自色が出るとよかったかなあとは思いますが、ハリウッドのB級程度はいってます。日本ではSFと言うとみんなアニメになっちゃうので、実写のSFをもっと作って欲しいですね。そしてDVDはせめて三千円台に!!(JIMY-M / 2006-09-24)
僕は金城武が好きである。男にもかかわらず。セクシーだと思うから。 (通常は女が好きである。当然。)香港映画も当然好きである。金城の 出演している映画はほとんど見ている。 ◎オススメは『暗黒街』『恋する惑星』『天使の涙』(これ最高) それで、この映画を見ようと思った。夏に見れなかったのは日本にいなかったため。 感想としては。なかなかやるんじゃないの、日本SF映画。と思った。 ストーリーやCGの使い方が多少アニメチックである。しかし、よくわから ないがアメリカのCGを使った近未来映画にも同様のステレオタイプが 見られるような気がするから、日本だってがんばればある程度のレベルに 達することも不可能ではないかもしれない。 中国、チベットなど絡めて近未来を描くところが、わかりやすくはあるが ちょっぴりうまいと思った。 鈴木杏、岸谷五郎の演技も注目!芯が通ってる。(mbookdiary / 2003-05-27)
僕は金城武が好きである。男にもかかわらず。セクシーだと思うから。(通常は女が好きである。当然。)香港映画も当然好きである。金城の出演している映画はほとんど見ている。◎オススメは『暗黒街』『恋する惑星』『天使の涙』(これ最高)それで、この映画を見ようと思った。感想としては。なかなかやるんじゃないの、日本SF映画。と思った。ストーリーやCGの使い方が多少アニメチックである。しかし、よくわからないがアメリカのCGを使った近未来映画にも同様のステレオタイプが見られるような気がするから、日本だってがんばればある程度のレベルに 達することも不可能ではないかもしれない。中国、チベットなど絡めて近未来を描くところが、わかりやすくはあるがちょっぴりうまいと思った。 鈴木杏、岸谷五郎の演技も注目!芯が通ってる。(mbookdiary / 2003-05-25)
この手の作品は妄信的なファンが多くて、良い評価がされていても実際に見てみるとろくでもない作品であることばかり。 普段痛い目にあっているのでまったく期待はしておりませんでしたが、テンポのよい展開、よく練られたプロット、出演者の演技とどれをとっても一級品。 "これほんとに邦画?"って感じです。 ハリウッド製のC級大作と比較しては失礼ですね。(sepalclave / 2004-01-10)
公開当時「未来の戦争を回避すべく現代にやってきた少女が、孤独な殺し屋(だと思ってましたが、ちょっと違うみたいですね)と出会う」というなんだかターミネーター2とレオンを足して2で割ったような設定、そしてマトリックスを連想させるアクションシーン(と金城武の衣装)・・・。その設定を聞いただけで、この映画を見てみようという気がなくなりました。結局DVDを購入したのですが、やはり見てみる様々な映画を連想してしまうシーンが多々ありました。しかしながら、一方「日本のSFXもずいぶん進歩したな。」と感じました。ハリウッドのクオリティーにはまだまだですが、山崎監督はやはりVFXに関しては優秀な方だと思います。 ただし、出てくる設定や背景なんかがもう時代遅れなのかもしれません。未来に出てくる人たちはなぜかみんな白人だったり、悪役がチャイニーズマフィアだったり、、 そもそも、どんどん観客がリアリティを作品に求めるようになった昨今、「タイムスリップ」という手法を映画に用いるのはとても難しいことだと思います。「リターナー」はその辺のクオリティがすべて、一昔前のSFもののレベルです。 ストーリー自体は組み立ても良くできてると思います。斬新なものはないのですが、それなりに楽しめると思います。 役者さんに関しては、やはり金城武はかっこいいですね。雰囲気も最高なのですが、やはり日本語の台詞はちょっと難ありです。 鈴木杏に関しては、序盤の演技が固い気もするんですが、いいと思います。14歳でこれだけの役をやれる子はそうそういないと思います。そして、樹木希林と岸谷五郎はいい味出したいました。最近の映画やドラマはすぐに個性派脇役に頼る傾向(竹中直人とか)にあるような気がするんですが、、、 山崎監督は中学生のころスターウォーズを見てSFに憧れ、卒業文集に「将来は特撮監督になる」と書いたそうです。この映画はそんな監督の憧れがそのまま形になったものなのでしょう。 少なくともこのページを見てレビューを読んでるくらいの興味があるなら、一回ぐらい見て損はないと思いますよ。(tachocomb / 2003-05-15)
レビュー数 31
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平均点:3.5
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No.1-22
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銀河帝国の弘法も筆の誤り (ハヤカワ文庫JA) / レビュー総評点:70
『銀河帝国の弘法も筆の誤り 』で画像検索
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ASIN:4150306583 / 売上順位:265382
早川書房(2001-02)
田中 啓文
-(中古:¥ 154)
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レビュー総評点:
70
この本は、私の読んだ、著者の最初の作品でした。一気にはまりました。以後、彼の本を読みあさっています。(あの、これ、声変えてありますよね?)田中啓文は、日本SF史において、画期的な新ジャンルを確立しました。それこそ「脱力系ダジャレ・ファンタジー」と呼ばれるものです。これまでのも、横田順弥氏のように、ダジャレの多いSFはありましたが、それは作品の随所にダジャレを散りばめる程度で、田中氏のように、たった一つの馬鹿馬鹿しいダジャレのために、綿密にストーリーを構築するような事はありませんでした。今後、彼のような作家が続々と……出てきたら、日本もお終いだなぁ…… (褒めてるんです!)(ドクトル・バールフュージック / 2004-08-24)
話の荒唐無稽な展開に引っぱられて読んでいった挙げ句が、お、おい、これかよと絶句、呆然としてしまう短編ばかりである。前フリのやたら長い話にうんうん、それでどうしたの?と耳を傾けていたら、すとんと落とされた……いや、ずごーんと深淵に突き落とされたような、そんな話ばっかである。こ、これだけ引っぱっといて、そんでもって、オチがこ、これかあああと、怒りを遥かに通り越して脱力してしまう作品集だった。 と、これはけなしているかに見えてそうではない。誉めているのである。なんとなれば、著者は確信犯的に、そして真剣にふざけてこれらの作品を書いているように思えるからである。玩具を手にした子どものように、駄洒落を駆使して遊んでいるのである。それは、「田中啓文に捧ぐ」「アイザック・アシモフにも捧ぐ」と記した献辞から明らかだし、タイトルからしてアシモフの「銀河帝国興亡史」の洒落だし、とても魅力的な装丁イラストを描いている「フランク・Y・パウル」というのも洒落である。 フランク・Y・パウルというのは、米国のアメージング・ストーリー誌などにイラストを描いていたフランク・R・パウルをもじったもので、実際に描いているのは、日本の現存するイラストレーターではないかと推測される。 徹頭徹尾、最初から最後まで、著者の駄洒落魂が楽しめる一冊。万人にはとてもお薦めできる本ではないが、SFが好きで、でもって頭のこりをほぐしてみたい、があああーっと脱力してみたい(なんじゃそりゃ?)方には、強力にお薦めしたい。(風(kaze) / 2004-09-15)
タイトル、解説、帯…。 「確信犯」…はっきりいってこれです。 こういうものは、外すととっても寒いのですが、 この作者の巧さもあって、きっちり成功しています。 確信犯的には喜んで星ひとつ…なんですが、 さすがにそれではなんなので…。(niemands / 2003-05-26)
SFにはStupid Fictionの意味もあることを気づかせてくれる一冊。 「読者諸氏のご意見を待」ってはいるが、そもそも批評を拒否する作品だし、表題からして読者を選んでおり、著者と編集者の企みは見事に成功しています。 読み出すと「この程度であれば自分でも一丁・・」と思われて「公募ガイド」を買いにいったのですが、読了すると「著者はとんでもない芸達者だ。」ということが得心されます。(hjk / 2001-05-10)
表題作を含む短編五編で「人類圏」の興亡を描いたSF連作短編集。 その書名を見てもおわかりでしょう、作者が得意のダジャレが満載、作品のみならず、解説や著者あとがきなどにもダジャレ精神が横溢、凝ったつくりになっています。 宇宙服の中で嘔吐、その大量のゲロとともに宇宙を駆け巡った男の話、宇宙の彼方から送られてきた通信は禅問答、それに立ち向かうは復活した弘法大師 空海、などなど、あきれ返るを通り越して怒り出してしまう人もいるのではないかと心配してしまうような内容、本当にどうしようもないダジャレ、くだらないの一言で済ましてしまう人もいるでしょう。が、自分はこういうの大好きです!おもしろかった〜。 で、作者にお願い。ずっとこの路線で突っ走ってください!(ピエロ / 2006-01-31)
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平均点:4.0
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No.1-23
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火蛾 (講談社ノベルス) / レビュー総評点:52
『火蛾 』で画像検索
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ASIN:4061821490 / 売上順位:282683
講談社(2000-09-06)
古泉 迦十
-(中古:¥ 369)
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レビュー総評点:
52
イスラム教を題材にしたミステリー。 単純な謎解きではなく、自分自身の精神世界を 漂うような幻想的な雰囲気が漂う小説です。 従来のイスラム教の印象とは違うせいか、 私はむしろ『禅』的なイメージを持ちました。 ぜひお勧めしたい一冊です。( / )
イスラム世界で起こる殺人という、非常に珍しい題材で書かれたミステリー。 端正で隙のない文章が読んでいて心地よい。美しいとすら言える。 イスラム教の信仰や思想に関する部分を読んでいるだけでもかなり面白いが、この作品はそれにとどまらない。 殺人と、その謎を解いていく過程に、何やら宗教的な「昇華」の感覚があり、読んでいて深い酩酊感を感じさせる。 面白いです。少しでも興味を引かれたなら読むべきです。 (m・モスマン / 2004-02-15)
この作品はイスラム神秘主義の幻想的な雰囲気が全編に満ちています。この雰囲気はイスラム教の知識の羅列だけでなく、幻想的な情景や内面の描写などによって醸し出されていると思います。この作品はミステリ小説としてだけでなく、幻想小説としてもとても面白く読めました。( / )
イスラムの世界をテーマにした幻想的な雰囲気が漂う作品。作者は当時確か25くらいで、その歳でこれを書いたのは驚愕。 メフィストファンの中でもめちゃくちゃ評価が高い作品で、ぜひ一読をお勧め。これ一作でなぜか消えたことが最大のミステリかも。 ただ、ちょっと読みにくいので注意が必要(するめいか / 2005-08-19)
第17回メフィスト賞(2000年)受賞とのことで、購入しました。 帯には、「2001本格ミステリ・ベスト10」2位、とあります。 イスラム教という、ミステリとしては非常に珍しい題材を扱った作品で、 カバーの内容紹介には、 「未だかつて誰も目にしたことのない鮮麗な本格世界を展開する」 と書かれています。 「本格世界」とは聞き慣れない言葉ですが、 おそらく「本格推理の世界」という意味で使われているのでしょう。 このような特殊状況下での殺人を扱ったものとして、 山口雅也の「生ける屍の死」や 西澤保彦の「七回死んだ男」が思い出されますが、 この作品も日本人には馴染みの薄い イスラム教の世界観であればこそ起きた殺人が描かれており、 作品独自のルールに従った展開を扱ったミステリとなっています。 この作者の目論見は見事に成功しているといえるでしょう。 イスラム教というとっつきにくい題材も、 巧みな文章により頭に入りやすく表現されていますし、 タイトルの「火蛾」も実に象徴的で、 作品の核心部分を如実に表しています。 イスラム教の世界観と、事件の真相の見事な融和は、 深い読後感を残します。 次回作にも期待・・・といいたいところですが、 2000年の本作品受賞後、 このレビューを書いている2008年12月まで、 作品は発表されていません。 あるサイトでは、「超一発屋」と評されていました。 じつに惜しいことです。 この作者の、恐らく最初で最後のミステリを 是非とも味わってください。 (悶 / 2008-12-20)
レビュー数 6
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平均点:4.5
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No.1-24
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人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫) / レビュー総評点:64
『人類は衰退しました 2 』で画像検索
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ASIN:4094510443 / 売上順位:5482
小学館(2007-12-19)
イラスト:山崎 透/田中 ロミオ
¥ 630(中古:¥ 1,168)
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レビュー総評点:
64
ひたすらおもしろく、一気に読んでしまった。 一巻よりもロミオさんがはっちゃけていて、特に最初のパロの嵐は凄い。 (アルジャーノン、ショーシャンク、ガンバ、スプーンおばさん等) さらにSF的な要素(特に後編)も所々に見られ、かなり懐の深い作品になっていると思う。 また後編では「他者の認識によって自己が形成される」という田中ロミオが他作品でよく扱っていたテーマも組み込まれており、旧来のロミオファンも納得の出来だと思う。 3巻も楽しみだ。(あほの子 / 2007-12-18)
ゆっくりと人類が衰退した『たそがれ』のような世界で 妖精さんと人間とのトラブルを解決させる調停官の 少女の妖精さんとのお話。 今回は新キャラとして助手の男の子が登場します。 秀逸なのは前作よりふえた妖精さん語。 田中先生新しい言語を作っちゃいましたね。 でも小難しいくありいません。 「つくるです」「いっぱいでずぞ」「夢のようです」などなど 作中に出てくるときは、この言葉がかわいいだけでなく この妖精さん語のやり取りでちゃんと、お話がわかるからすごいです。 今回は二つの中篇から出来ていて お話はちゃんとしたSFです。 ゆったり優しい気持ちで楽しい読書でした。 これはお勧めできます。 (あゆむや / 2008-01-10)
だいぶメートルが上がってる感じです。 田中ロミオ氏が携わっているゲームをプレイしたことがないんですが(というか、このシリーズを読むまで寡聞にしてロミオ氏を知らなかった)、徐々に本領発揮という感じなのかなー、と思いました。 難解というか複雑というか色々とレベルの高いプロットで、2回読んでようやく納得できた感じです。とはいえ、独特の言葉選びと語り口調は健在ですので、第1巻を楽しめた方はこちらもきっと満足できるはず。かく言う自分も堪能させていただきました。 今から3巻が楽しみです。(壱丸 / 2007-12-18)
ギャルゲー、エロゲー界では、かなり有名なシナリオライター。 作品としては、加奈、家族計画、CROSS†CHANNEL等(どれも泣ける) ただし、感動できる話として評価の高いわりには 作品が売れないために害虫ライターや赤字ライター自嘲することも あるようで、色々苦労しているようだ。 もともと、ドラマの脚本家を目指していたそうで、 恋愛というよりも、絆(きずな)的な内容を描く作風が特徴だ。 いうなれば、エロ無しで作品を描きたくて仕方がなかった作家なのかも知れない。 1巻のあとがきでは、天下の小学館から仕事きましたヨと大喜びの様子であったが そこから考え見るに、今作品シリーズは力が入っているように感じる。 内容は他のレビューにて記載されているので、特に記載しないが実に面白い。 多忙の中、結構無理して小説を書いているようなので 一ファンとしては、体を壊さぬよう頑張って欲しいと願う。(らいとのーべる♥ / 2007-12-25)
出遅れたけどようやく2巻読みました。 って、今回凄いじゃないの!1巻があの田中ロミオとは思えぬほど 控えめな内容だったから、このまま衰退はまったり路線で行くのかなと思ったら… 2巻でいきなり毒撒き散らしまくりやがりましたよ!? もう面白すぎ、難解すぎ!妖精さんのじかんかつようじゅつは内容が複雑なんで 数回読んでようやくあの小生意気な少年が祖父の若い頃だと分かりましたよ… 若い頃の祖父「おうさ、西部劇はいいぜ!見なよ!濡れるぜ!」 私「濡れる?」 若い頃の祖父「繁殖したくなるってことだぜ!」 で大爆笑。 人間さんのじゃくにくきょうしょくは 不思議の国のアリスとガンバの冒険とアルジャーノンに花束をが入ってるなぁ。 思いっきりノロイ様な挿絵があるし(笑 127〜128ページの「あはは…」私は笑いながらぼろぼろ涙を〜のくだりでうるっときて、 「助けて…」で不覚にも涙が出てしまった… まさか衰退で泣くことになるなんて。(永遠 / 2008-01-21)
レビュー数 17
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平均点:4.5
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