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そうだったのか!アメリカ / レビュー総評点:170
『そうだったのか!アメリカ』で画像検索
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ASIN:4834251209 / 売上順位:126961
ホーム社(2005-10)
池上 彰
¥ 1,785(中古:¥ 500)
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レビュー総評点:
170
最近は親米だとか反米とかいろいろあるが、 そもそもアメリカってどんな国?っていう方は少なくないだろう。 この本はそんな疑問に答える本です。サイズも大きくて見やすい。 アメリカは自由の国のイメージが強いがこれを読んだ後は別のイメージが できあがるのではないかな。 これで物足りない、あるいは興味がでてきたのであれば、 専門書を読んでみてください。これで立派なアメリカマスター。 中学生でも読めそうな構成はさすが。 長い間子どもニュースをやってただけのことはある!(西野祭蔵 / 2006-03-24)
池上彰氏の「そうだったのか!」シリーズ第4弾。私同様、「次はどんなテーマの本が出版されるのか」と待ち焦がれていたファンも多いことだろう。「私はアメリカが嫌いです」「私がアメリカが大好きです」その池上氏の率直な気持ちを表現したのが本書である。つかみどころのないアメリカを宗教、裁判、移民、差別、経済、メディアなどをテーマに、独自の視点でわかりやすく表現している。目次とはじめにを読んだだけで、読みたくなる一冊である。これまでのシリーズ以上に図表や写真も豊富で、私のように歴史に疎い者でも理解できそうな気になれる。本書の内容の一部をテーマに、日本テレビの「世界一受けたい授業」の先生として池上氏が出演していたのを見た。う~ん、出来る人というのは、こうも難しい問題を噛み砕いて話してくれるものなのか。次はどんな「そうだったのか!」を披露してくれるのか。今から楽しみである。(シャルルとアンリ / 2005-10-22)
この本は「アメリカ合州国(あえて合衆国とは書かない)」に関する 最高の入門書である。 少しでもかの国に興味がある人であれば、 短時間で実に多くの「目から鱗」が体験できるだろう。 お勧めしたいのは入門者だけではない。 ある程度判ったつもりになっている人でも得るものはあるはずだ。 私は米国で1年間の生活経験があり、現在も米国資本の企業に勤務して ある程度かの国が判ったつもりでいたが、 それでも十分に興味深く読むことが出来た。 作者が前書きで書く 「私はアメリカが大好きです」「私はアメリカが大嫌いです」 がこの本のスタンスを最も端的に表している。 素晴らしい文化や新しい考え方が米国からやって来る。 だから大好きになる。 大好きになったからいろいろ調べてみる。 調べてみるとましてや生活すると、本当に嫌なことにも出会う。 それは本当に大嫌いなことだ。 でも大好きと言う感情は捨てきれない。。。。 好きか嫌いか、結論を急ぐ必要はない。 まずはこの本を読んで事実を確認してみよう。 興味が湧いたら、より詳しい本は、ゴマンと溢れているのだ。 (山田晃嗣 / 2006-05-21)
中学の歴史を勉強し,高校の世界史をかすかに覚えている人なら,この本の内容は簡単に頭にはいる。なるほど,そうだったのか,納得。アメリカが無謀とも言えるようなことをするのはなぜか,それがアメリカ流の善意から始まったことが読み取れる。大人の現代社会を見抜く目を養うのに最適の本。(ナオナオ / 2006-04-23)
「そうだったのか」シリーズ第4作。本作も期待を裏切らず、丹念な準備を経て、細部までよく行き届いた素晴らしい内容になっていると思いました。 アメリカについて、知っているようで、知らないことがたくさんあることを、改めて教えられました。 例えば、以下の質問に全て答えられますか? 1.ワシントンDCはどの州に属していますか? 2.大統領は法案を提出する権限を持っていますか? 3.アメリカの裁判の殆どは陪審制度による---○か×か? 4.アメリカには戸籍制度や住民票はありますか? (答:1.どの州にも属さない、2.持っていない、3.×、4.ない) 詳しくは、是非本書をお読み下さい。おすすめの一冊です。(plateau / 2005-11-02)
レビュー数 10
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平均点:5.0
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No.1-2
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物語アメリカの歴史―超大国の行方 (中公新書) / レビュー総評点:4
『物語アメリカの歴史―超大国の行方 』で画像検索
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ASIN:4121010426 / 売上順位:6865
中央公論社(1991-10)
猿谷 要
¥ 861(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
4
どんな国や民族でも、「現在」を理解するために、 その国の歴史的背景を知っておくことは極めて重要だと思う。 気が遠くなるほど長い中国の歴史や、 複数の国が複雑入り組んだヨーロッパの歴史を知ることは難しいが、 幸いなことに米国の歴史は浅く流れも比較的単純だ。 もしあなたが、少しでもアメリカ人と接する機会があるならば、 是非とも簡単に彼らの歴史的背景をかじっておくことをお勧めする。 おそらく米国の歴史を扱った書物はたくさんあるのだろうが、 私が最初に読んだのはこの本。 実に読みやすく書かれているので、 新書としては少し分厚い250ページも、 あっと言う間に読むことが出来る。 他の本と比べてないので「最適」とは断言できないが、 値段も手ごろなので、読んでおいて絶対に損はない。 読みやすいのは、(本のタイトルにもあるように)この本が 「物語」になるように構成されているからだろう。 単純に歴史の出来事を羅列するだけでなく、 歴史上の人物に読者が共感を感じるように工夫されている。 さらに、時折挿入される作者の現代の米国での旅行記も 読者に歴史を身近に感じさせることを助けている。 もしこれからアメリカに旅行に行くなら、 行きの飛行機の中に読むのにちょうどよい。(山田晃嗣 / 2006-05-21)
著者が「プライベートなノート」と記している通り、本書は学術的な歴史書ではなく、著者の個人的な思い入れが投影されたアメリカ史に関する叙述である。アメリカ史を西洋人の入植当時から1990年に至るまで簡潔にカバーしている。また写真や図、コラムが豊富にある点や巻末に年表が付いている点は読み易い様に良く配慮されていると思う。 アメリカ史に興味がある人であれば、アメリカ史の入門書として気楽に読めると思う。 ただ「物語」であるが故か、全体的に記述が叙情的であり、学者ならではの分析的な考察は浅い様に感じられ、この点を期待していた私には少々物足りなかった(この点を考慮して星3つ)。(次男坊 / 2005-01-26)
筆者から見たアメリカ人像は参考になります。 さてこの本が書かれてもう大分経ちます。 冷戦時代の旧ソ連側の資料もたくさん公開されています。 そのため筆者の冷戦時代の記述は物足りなく思います。(カナブンとスズメ / 2005-02-11)
面白くて一気に読めた。建国期から現代までの歴史を生き生きと描いている。とりわけ著者が生きた同時代のアメリカについては、思い入れたっぷりに描かれている。 本書の中で最も強烈な印象を与えるのは、アフリカ系アメリカ人を始めとするマイノリティの凄まじい人種差別体験について書かれた箇所である。著者の場合もそうだが、人種的・民族的な多様性の中で生きるということの経験が乏しい日本人は、人種や民族にまつわる差別に対して鈍感であるとよく言われる。しかしこれは歴史的・文化的にやむをえない事情であり、また本書からもわかるとおり、差別に対する過剰とも言えるほどの意識が、かえって人種間・民族間の違いを際立たせ、そうでなければ誰も意識することのなかった対立関係を呼び起こしてしまうという側面もあるのである。差別を意識すればするほど、差別をする側もされる側も共に内へとこもってしまい、多様性を成立させる基盤を弱めてしまう。 日米関係のパターンについて、著者は以下のように分析する。 ここにいたるまでの日米関係を整理してみると、幕末の開国から日露戦争(1853〜1905)の第1期は友好関係、日露戦争が終ってから真珠湾(1905〜1941)までの第2期は対立関係、日米開戦から日本の降伏(1941〜45)までの第3期は戦争関係、戦後は一転してオイル・ショックまでの第4期(1945〜73)が蜜月関係ということになるだろう。ここで歴然としてくるのは、先進国と発展途上国とか、勝利国と敗戦国というようなタテの関係のときは友好や蜜月の関係が続き、日米がヨコの関係に近づくにつれて対立が激しくなるという事実である。要約すれば、「日米は対等で仲がよかったことはない」ということになり、1973年以降は「対等で友好」という未知の世界を両国が模索しはじめたことになるだろう。(259頁) 差別の場合もそうだが、このような歴史的パターンを聞かされると、対等な相互承認というのは言うほど易しいものではないことが改めて実感されるのである。(雑読すん / 2003-09-10)
これだけの分量に一通りアメリカの歴史が纏められていることで、 ざっと歴史を知るにはいいと思います。 しかし、やはり分量不足で下記足りない部分が多いので、突然別の 話が出てきて断片的で情報不足に感じる部分もあります。特に、ネ イティブアメリカンやアフリカ系アメリカ人に関する記述に感じら れます。 また、著者の体験が所々に出てきますが、興味を満たせる工夫なの でしょうが、あまり効果を上げていないように思います。(マグネット / 2009-06-22)
レビュー数 5
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平均点:3.5
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No.1-3
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アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書 / レビュー総評点:171
『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』で画像検索
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ASIN:4902928000 / 売上順位:11531
ジャパンブック(2005-01)
著:James M. Vardaman Jr./村田 薫
¥ 1,575(中古:¥ 989)
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レビュー総評点:
171
アメリカの歴史に興味があり、和書、洋書問わず色々集めましたが、どれも1/3も読まずにいつの間にか本棚に溜まっていきました。しかしこの本に出会い、毎晩寝る前に読むのが楽しみで、いつの間にか半分読み終わりました。どこからでも読め、英語もとても分かりやすく簡単なので、読めることが楽しく、どんどん読めてしまう魔法の本です。(バーニー / 2005-05-28)
アメリカ史入門
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オリジナルは小学生向けなので、前提知識を必要とせず、手軽にアメリカの歴史を学べます。 英語学習書としてみた場合、独立宣言、上院、下院などの単語を文脈の中で学べるといったメリットがありますが、歴史に興味がなければこの本を読む必要はないでしょう。 しかし、歴史に関心がある人であれば、アメリカ史の入門書としてお勧めできると思います。私は歴史の専門家でもアメリカ史に造詣が深いわけでもありませんが、この価格。分量でアメリカの通史がまとまった書籍は、なかなかないのではないでしょうか。(hoge2 / 2005-07-21)
この本は3つの点で有用だ 1点目:英語学習教材として素晴らしい。 私たちのような非ネイティブが英語を書いたり喋る場合、 洒落た表現よりも出来る限り平易な表現を使ったほうがよい。 しかしながら、「平易な表現だけ」を学習しようにも、 受験用参考書のような「寄せ集め」になってしまう。 生きた英語には、初学者が使うには難しい表現が どうしても混ざってしまうのだ。 その点でこの本は理想的な「英借文」用のテキストと言える。 平易で日常使える表現が満載なのだ。 とは言っても大抵の日本人には難しいかもしれない。 「小学生が読んでいる」と言うことでモチベーションを維持してほしい。 それも実に効果的な勉強だ。 2点目:歴史教材として使える 確かに単純に合衆国の歴史を勉強するなら 日本人の興味を引くような面白い本があるかもしれないが、 この本の内容も決して悪くはない。 歴史上の重要なポイントを教科書らしく簡潔に抑えてある点が良い。 3点目:アメリカ人を理解するのに役立つ 中国や韓国の歴史教科書ほどではないが、 日本人の感覚で見ると偏向した歴史がかかれているように思うだろう。 その是非はともかく、 「多くのアメリカ人がこのような教育を受けている」 と言う事実に目を背けるべきではない。 時に彼らが行う傲慢な行動の背景の一つに、 このような歴史教科書があることを知っておくのは悪いことではない。 (山田晃嗣 / 2006-05-23)
分かりやすいです
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アメリカの立場で書かれたアメリカ史に、久しぶりに接しました。小学生向けのためか、雑学も入っており、読みやすいです。 「(コロンブスに船と船員を与えた)スペインのイザベラ女王とフェルナンド王は・・・新しい大陸を発見することには興味はありませんでした。彼らはアジアのコショウと香辛料が欲しかったのです・・・。そう、肉を腐らせないようにする冷蔵庫はなかったし、彼らの夕食はとてもおいしいとはいえませんでした。彼らは、コショウが肉を新鮮に保ち、香辛料が味の悪さを消してくれると考えていたのです」 のクダリでは、「そうだったのか!」と思いました。(nobuhiko9 / 2005-02-08)
アメリカの小学生が使っている歴史教科書に対訳が付されたもので、アメリカの歴史について学ぶのと同時に、英語も勉強できてしまうという贅沢な本。やはり小学生用の教科書というだけあって、英語は語彙的にも内容的にも(例えば本格的な英字新聞の記事などと比べると)比較的易しい。しかし、本書の帯の広告にあるような『こんなに易しい英語で』という文句は、少なくとも平均的な日本人の英語力を視野において考えるならば、正鵠を射た表現であるとは言い難い。実際、『易しい英語』という文句に惹かれて手にとってみたが、意外に歯応えがあって狼狽してしまったという話も聞いたことがある。それもその筈で、本書の英文、特に6年生用の教材から採られたと言われる大戦以降を扱った章の英文などは、日本の中堅以上の大学の入試英文と比べてもそれほど遜色がない程度のものであり、ゆえに、中堅くらいの大学の入試英文なら問題なく読めるという人でなければ、これを『易しい』と感じることはできないからだ。 ただ、易しくはない、とは言っても、それはあくまで一般の日本人の視点から見ての話であって、アメリカの小学生がこの教科書を使って歴史を学んでいるのは嘘ではない。大学入試の英文をやたらと難解であると非難したり、あるいは『長文問題』を会話には役に立たないなどといって揶揄したりする人にとって、本書は、そういった見方が極めて楽観主義的で根拠のないものであるという事実を叩きつけるであろう。(g-head / 2005-07-27)
レビュー数 21
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平均点:4.5
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No.1-4
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ライジング・サン (Hayakawa Novels) / レビュー総評点:8
『ライジング・サン 』で画像検索
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ASIN:4152077514 / 売上順位:911923
早川書房(1992-06)
翻訳:酒井 昭伸/マイクル クライトン/原著:Michael Crichton
-(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
8
今から13年前、日米間の経済摩擦が問題視されている時代の作品。ストーリー展開のみならず、アメリカから見た日本がとても興味深い。バブル経済崩壊直後の1992年に出版されており、『日本人=金持ち』という描写がされている。なお、当時のアメリカ国内での日本バッシングの中、著者はわりと中立の立場でこの作品を書いている。時代ギャップは少なからずあるが、この作品により、他国から見た日本の良い点、悪い点が多少は理解できる。 TOEIC750以上にオススメ。(機関車トーマス / 2005-09-14)
読んでいる最中に、私自身が知っている人物や建物に酷似する箇所が出てきて妙な既視感にとらわれました。それもそのはず、著者がこの小説を書く上で世話になった人の名を挙げて巻末で謝辞を述べていますが、その中に私が90年にロサンゼルスで一緒に仕事をした人の名前が含まれているのです。 このことからもわかるように、この小説は著者のCrichtonが綿密な取材を行なった末に練り上げた虚実がないまぜの一級サスペンスです。事実に即した日米関係が生々しく描かれています。あまりに生々しすぎたようで、原作にあった「竹下首相」の名前が日本語版では削除されています。 映画化にあたっても日米関係に配慮してラストがこの原作小説のとおりにならなかったといういわくつきの作品です。ラストを変えざるをえなかったほど日米関係が当時は緊迫したものだったということが、今となっては懐かしく思い出されま!す。 なお、英語の難易度はペーパーバック中級者向けといったところでしょうか。(yukkiebeer / 2003-03-15)
この小説は美女の殺人から日本企業のアメリカ不動産・技術の買収が浮かび上がってくる・・・と言う内容です。この本は1992年に書かれているのでかなり古いですが、このときの日本企業の戦略(対米経済戦略)に焦点を当てられています。当時のアメリカ人が日本人にたいしてどのような感情を抱いているかや日本人の傲慢さも描写されているので日本人としては複雑ですが、アメリカ人の日本の捉え方の一つとして参考になると思います。物語は殺人事件やその捜査、背後関係というように進んでいくので非常に面白いです。当時と今の状況を比較してみるのも面白いかもしれません。(読書大好き人間 / 2004-10-01)
この作品は、殺人事件の捜査=推理小説、ではないですね。 アリバイや凶器には、重点が置かれていません。事件の過程 についても、素直に楽しむことは出来ませんでした。 が、”日米関係を、どのようにクライトンが描写するか”が 焦点では、とても興味深いです。読みながら、「日本人って、こういう風に 理解されているんだ、へぇ」と感じました。特に、先輩と後輩の 関係あたりは、それがコミカルですね。(prehis / 2004-02-12)
Tom Clancyの“Debt of Honor”(邦題『日米開戦』)で荒唐無稽な日本と日本人の扱いに少しだけ疲れたので、ある意味作風がその対極にあるクライトンの目には日本がどう映るのかという興味で購入しました。 兎角外国人作家の日本と日本人の取り上げ方には閉口することが多いのですが、本作は巻末の参考文献からも窺える通り豊富で綿密なフィールドリサーチに基づいて作品化されており、西洋人には珍しかろう日本の文化、伝統が実態以上に奇異に描かれることなく正確であることは勿論、経済やサラリーマン社会、果ては同和問題にまで幅広く言及しているのに驚かされます。だからこそ「日本人を嫌いになる理由は幾らでもあるが、本当にそれを理解している人は少ない」との台詞も素直に響きますし、「米国が世界に占める割合は人口4%、経済18%なのに、弁護士は実に50%」といった指摘も相変わらず核心をついていて、参考になります。 後半のディジタル技術を駆使した謎解きも、92年の発表当時は斬新だったことでしょう。こうした努力と工夫が非常に知的でありながら、且つ誰にでも楽しめる一流の娯楽作品に仕上げているのでしょう。大学等で日本の文化を勉強している外国人にも相当程度役立つ筈です。でも表紙だけはやっぱちょっと変?(オーナーオブ・ロンリーハーツクラブバンド / 2007-01-24)
レビュー数 10
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平均点:4.5
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シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土 (ちくま文庫) / レビュー総評点:28
『シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土 』で画像検索
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ASIN:4480422536 / 売上順位:120756
筑摩書房(2006-08-10)
梅田 望夫
¥ 672(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
28
この本の大部分は、1996年から2001年のシリコンバレーの空気の中で書かれた文章だ。 初め、「ちょっと古いかな。。」と思った。 というのも、ネットの世界の出来事は半年、いや3ヶ月もすると 何もかも様変わりして、古いものはまったく忘れさられる世界だからだ。 しかし、この本の魅力は別のところにある。 それは文章の力だ。 前作「ウェブ進化論」を読んでみるとよくわかる。 ネット世界の変化の様子を情熱をこめて語る、その語り口に魅了された人は多いだろう。 この本のあとがきに、著者の父は作家の梅田晴夫だと書いてあって、 やはり、文章にこだわりを持つ人なんだと、妙に納得してしまった。 “ハイテク・ベンチャー企業の集積地シリコンバレーの気候が最高で、 自然環境にも恵まれ、 できれば仕事などしないですごしたいなぁ、 と心から思うような場所であることは、 案外知られていない。 シリコンバレーは天才たちが夜を日に継いで働き、 富を創り出している場所であることは間違いないのだが、 「華やかさと殺伐とした雰囲気が同居した」 ウォール街のようなところとは対照的な 「天気のいい田舎町」なのである。” そんな「天気のいい田舎町」が、 今や世界を動かすおおきなうねりの発信地となっている。 マイクロソフト裁判、ベンチャービジネスのしくみ、ナードと呼ばれる人たち。。。etc どの項目も簡潔でわかりやすい文章で書かれ、しかも面白い。 (rizy / 2006-10-22)
「ウェブ時代をゆく」が面白かったので過去にさかのぼって本書を読んでみた。2001年8月に出版された「シリコンバレーは私をどう変えたか-起業の聖地での知的格闘記」の文庫版として2005年に出版されている。2001年の記述はそのまま再録されていて、2005年から振り返った長いあとがきが追加されている。 本書のよさは、その時点で格闘している梅田氏の濃密な時間を感じることができることだと思う。新しいものに触れて格闘しているとき、人は輝くと思う。 シリコンバレーの流儀や日本とのビジネス環境の違いなどが紹介されている。シリコンバレーで資金集めに成功し起業したら、その資金が果てるまで徹底的にがんばりつくす、どんなに困っても自分の資産には手をつけない。調達した資金がなくなったらアウト。また再出発。 中でもマドル・スルー(muddle through)という言葉が気に入った。「行き先が見えない中、手探りで困難に立ち向かう」意味らしい(P.266)。アングロ・サクソンには「マドル・スルー」の状態自体をプロセスとして楽しむ骨太の行動文化があり、その文化の存在こそが「霧の立ち込め始めた時代」にアメリカやイギリスが活力を保持している所以だという。 (mbookdiary / 2007-12-09)
20世紀の終わりから21世紀の初めにかけて、シリコンバレーで 何が起こっていて、著者が何を考えていたのかが書いてある。 自分がいる日本とのあまりの違いに衝撃を受けた。特に、個人 の財産は個人のもの、会社の借金は会社のもの、と分けている 部分には文化の違いを感じた。 著者がその当時考えていたことの記録に近いものだが、今になって 読んでみると当たっていたこともあれば、はずれたこともある。 都合の悪い話もそのまま掲載してあるところに、著者の真摯な姿勢 を感じる。 長いあとがきを読み終えて、次の本が読みたくなった。(しんちゃん / 2007-02-14)
読んでいて楽しくなる本である。徹底した楽観主義、希望が出てくる。明るくなれる。著者の文章力もあるだろう。一介のベンチャーキャピタリストが書く文章ではない。蛙の子は蛙の子。藤原正彦に通じる物がある。父上は有名な作家とか。 人のお金を借りて、好きで好きでしょうがない仕事を徹底して楽しみ、失敗してもお金は返さなくていい。シリコンバレー精神!、何とすばらしいと思う。私も20歳若かったら、挑戦してみたくなる。今の若者はいい時代に生まれた物だと思う。 でもこのシリコンバレー精神が生まれるのは、パソコン、通信などのハードの技術が完成期に達し、インターネットが急速に普及して、それに乗っかれたからだ。蒸気機関が産業革命につながったように、インターネットの勃興期の特殊な時期だから、シリコンバレー精神が生まれたんだと思う。これがずーっと続くとはとても思えない。(著者はずーっと続くと楽観的だが・・) 好きで好きでしょうがない仕事をやりたい人は沢山いる。でもそれでは飯が食えず、泣く泣くワーキングプアーをやっている人が大勢世の中にはいるんだ。現実はそれほど甘くはないと思う。シリコンバレーでも、この本に書いてあるように成功している人は少数ではないだろうか、多くは落ちこぼれてるのではないか、その辺の所はほとんど書かれていない。でも読後感はすがすがしい。(カッツ2007 / 2007-05-18)
シリコンバレーにどっぷり浸かった著者の人生哲学が興味深いです。 ・変化していく自分を楽しむ ・「わかっていないことの面白さや混沌」の方へ踏み出す生き方 ・自分一人で判断して行動に移す ・限られた情報と限られた能力で、限られた時間内に拙いながらも何かを判断し続け、 その判断に基づいてリスクをとって行動する ・「好きで好きで仕方ない」こととは、自分にとって何なのか。どうせ一生仕事を続けていくのなら、 そのことを突き詰めていくしかない。 シリコンバレーという特殊な場所での所感とはいえ、 人生を豊かにする大切な考え方がきらめいている気がした。 (watanabe8760 / 2007-09-02)
レビュー数 15
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平均点:4.5
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No.1-6
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スティーブ・ジョブズ-偶像復活 / レビュー総評点:183
『スティーブ・ジョブズ-偶像復活』で画像検索
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ASIN:4492501479 / 売上順位:16045
東洋経済新報社(2005-11-05)
翻訳:井口 耕二/著:ウィリアム・L・サイモン/ジェフリー・S・ヤング
¥ 2,310(中古:¥ 899)
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レビュー総評点:
183
内容は面白いです。ただ非常に気になるのは著者がある種の偏見を持っているのではないのかなという想いです。スティーブ・ジョブズは確かにこういった人間なのかも知れませんがそうでないかも知れません。そんなところがちらちらかなり多く垣間見られました。たとえば、「トイ・ストーリー」が大ヒットして栄誉に輝いたイベントでジョブズが監督のラセターを壇上にあげずに自分で栄光を独り占めしたと書いてありますが、実際にそのシーンを映像で見たのですが全然そんなことはありませんでした。壇上にはジョブズのみ呼ばれて賞を受けその次にラセターのところに行って彼の手を持ち上げて観衆に応えていました。だからちょっと偏見があるのか、エキセントリックなだけの人物表現をしたいのか戸惑います。(joshua5 / 2006-11-29)
スティーブ・ジョブズやアップルコンピュータに関しては、既に多くの出版物があり、語り尽くされている感があるが、何度読んでも面白い。 本書もその例に漏れず、多くの魅力に溢れている。際立っている点は、スティーブ・ジョブズのプライベートな部分を大胆に記述している点と、関係者への取材結果を踏まえて、スティーブ・ジョブズの人となりが良くわかる表現をしている点である。その結果、スティーブ・ジョブズのカリスマ性や偏執性等々、非凡な部分が浮き彫りになっている。 中でも特に感心したのは、1970年代、アップルIIを開発している頃から、ユーザーインタフェースに最大の関心を払っていたことである。このこだわりはその後も変わることなく、iMacやiPod等のヒット商品の源泉となっていると思うが、市場の隠れたニーズにいち早く注目する先見性と、製品として実現する行動力はすばらしいと思った。 一方、性格面で興味深かったのは、「過去をきれいに忘れる」という得意技である。人間、過去の失敗やいやな出来事はなかなか忘れることができない。イチローも、「忘れなくてはならないことを、忘れられるようになったらこれは武器です。」(日経ビジネス、2005.12.26)と言っていたが、この点を見習うことができたら、人間一皮むけるのではないだろうか。 また、本書は、翻訳も良かった。例えば、「古参社員たちは、この事態を「まぬけの増殖」と呼んでいた。」(90ページ)、「まぬけの増殖」とは、まさに妙訳である。 さらに、「我々は、不満をもらすだけで十分でした。ドーベルマンを放すような感じでした。びゅんと飛んでいって、そいつにかみついてくれるんですよ。」(118ページ)なども、その場面がまざまざと浮かんでくる。原文ももちろんすばらしいのであろうが、軽妙な日本語訳も、本書の魅力の一つと言える。 本書は、業界を問わず、製品開発に携わる人にとって非常に示唆に富んでおり、参考になる点が多いのではないだろうか。(littlejohn / 2006-01-02)
この本を読んだジョブズが激怒。出版社に販売中止を要請。出版社が言うことを聞かないと 見るや、アップルのオンライン・ストアからこの出版社(ちなみに、かなりメジャー)を追 い出した! この過激な一幕を聞いてしまっては読まずにはいられないだろう。 初めての「一般人でもつかえるパソコン」マッキントッシュ、iPodとiTunesStoreによる 音楽配信産業の開拓、PixarでのフルCG長編映画という分野の開拓と大成功。3つの分野 で「アイコン」となったジョブズ。その半生記。その軌跡も凄まじいが、それよりさらに 面白いのは、ジョブズという人間の人格そのものである。どこまでが事実で、どこまでが ストーリーテラーの腕なのか分からないが、とにかく、すさまじい。詳細はここで語って も意味がないので、是非本書を読んでいただきたい。著者のヤングは、ライターや雑誌編 集者として長年Appleやシリコンバレーに関わってきているらしい。以前に別のジョブズ 本も出版している。また、多くの周辺人物にインタビューも行っているようで、内容の信 憑性はかなり高そうである。(そうでなければ、ジョブズ相手なら裁判沙汰になるだろ う。) とにかく、このページに辿り着いて、このレビューまで読んだ人なら、この本は読んで 損はないと断言できる。(Thoreau / 2006-09-24)
エキサイティングな展開に、時を忘れて読み切ってしまいました。が、叩かれても屈辱にまみれても果敢に挑戦を繰り返す、そうして一人前の男が造られる、というアメリカ社会に好まれる物語だと断定してしまうとシニカルに過ぎるでしょうか。 著者(と訳者)の筆力には感嘆するものの、一気に読み終えた後に、割り切れないものを感じてしまいました。スティーブ・ジョブズの偏執狂的な性格とガッツばかりが目立ってしまい、別の重要な面を見逃している(又は軽視している)のではないかと感じた次第です。 それは新生アップルにおける(恐らく)最大の挑戦であったOS-Xの開発についてきちんと触れていないこと、この不思議にも現れています。OS-Xが早い時期からインテルで動くように考えられていたこと、我々はそれをOS-Xの発表から5年も後になって知ることになったこと、などの事実から推察できるスティーブ・ジョブズの長期的視野に立った行動、用意周到さ、深謀遠慮、老獪さ、高度なインテリジェンスなどです。 実際OS-Xの発表から5年を経て実現している豊かなマックの世界を見ると、その構想の大きさに身震いするほどです。これほどの偉業がガッツだけで成し遂げられる訳がありませんから。(WSSF / 2006-01-23)
Appleコンピュータの共同設立者でありながら数々の挫折を乗り越え、MacintoshでPC業界を、Pixarでアニメ映画業界を、そしてiPodとiTunesで音楽業界を制し、3つの業界のiCon(偶像)になった スティーブ・ジョブスの人生の軌跡を描いた書である。500ページを超える本でありながら、スティーブ・ジョブスという男の人間性にスポットライトを当て、そのジェットコースターのような 人生を追っているので一気に読めてしまう。 彼がテクノロジーと60年代のサイケミュージックの中心地カリフォルニアで生まれ育ち、ボブ・ディランとコンピュータを愛して「僕たちをアホにする」とテレビを嫌ったという彼の人間性を見ていると、読んでいて共感する。 特にNeXTコンピュータの失敗から復活し、Pixar のアニメ映画の成功でディズニーと渡り合い、著作権の障害を乗り越え音楽業界を説得して、iPodとiTunesで巻き返しを図る後半部分は読んでいると気分が高揚してくる。 「インターネット関連の起業ラッシュで問題なのは、会社を起こす人が多すぎるのではなく、すぐにやめてしまう人が多すぎることなんだ。やめたくなる気持ちもわかるよ。社員をクビにしたり、あれこれキャンセルしたり、難しい問題に直面したりなど、絶望するときや苦しいときが多いからね。でもそういうときこそ、自分がどういう人物で、自分にとって何が価値を持つのかわかるんだ」という彼の言葉は本当に彼の人間性からにじみ出てきたもので深く共感した。 翻訳も非常にこなれていて読みやすい。(オールグリーン / 2006-01-17)
レビュー数 35
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平均点:4.5
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No.1-7
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Google誕生 —ガレージで生まれたサーチ・モンスター / レビュー総評点:58
『Google誕生 —ガレージで生まれたサーチ・モンスター』で画像検索
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ASIN:4872576446 / 売上順位:17266
イースト・プレス(2006-05-31)
デビッド ヴァイス/翻訳:田村 理香/著:マーク マルシード
-(中古:¥ 818)
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レビュー総評点:
58
常識を常識と思わない創業者ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンが歩んできたストーリーに、出てくるアドレナリンがとまりません!! ・「世界中の知識や情報をすぐに手に入れる検索エンジンを作りたい」目的達成への強い意欲。 ・世界中のWebページを集める...不可能と思わないで取り組んだこと・・・。努力の量(汗)と発想が突き抜けたこと。 とにかくすごい。できないことはないと考えずに行動しているところが素晴らしい。大きなことを成し遂げるために何が大事なのか、学ぶところが多々ありました。 『不可能に思えることにはできるだけ無視の姿勢で』 大成功に必要なのは表層的なビジネススキルなんてものではなく、 強烈な情熱とそれを裏付ける行動、そこに行き着くのだということがよくわかる。 表面的なノウハウをまとめているだけのビジネス本よりもよほどおもしろく、中身があると思います。(GTL / 2007-05-02)
2005年現在、誰もが恐らく使っているであろうサーチエンジンのGoogleが現在の姿になるまでの若い歴史を描いルポです。これまでに見られなかった企業体というべき姿がそこにあります。キーワードは"Don't be Evil"で、これは創立者の2人の天才が心に留めた基本姿勢です。これが驚異の成長率を遂げてきたGoogleを支えていると思います。頭脳明晰さと良心が、絶妙なタイミングで時代をつかんだ感じです。これからのGoogleの方向にも触れています。英語はとても読みやすく、快調に読めると思います。お勧めです。(インプットランナー / 2005-12-17)
グーグル設立者の二人の出会いから、設立、そして成長の過程をエピソードを交えながら紹介している一冊。 ありとあらゆる情報を整理して使える状態にするグーグルの目標。 そして世界帝国を目指すグーグル。 その哲学、「邪悪になるな」という言葉を信じて、 グーグルの成長を応援したいです。 § ちょっと気になるのは日本語訳についてでしょうか。違和感の覚える文章もあれば、コンピューター用語にも聞きなれない言葉が見受けられます。 #ワイヤレス検索機能ってなに? それが気になりつつも楽しめるくらい、グーグルストーリーは面白いです。(ニャンゴロ / 2007-01-11)
Googleがすごいのは周知の事実なのですが、読んで改めてわかったこと 「管理部門がすごいんだなあ」 設立から10年足らずで世界10ヶ国以上に社員4000人を超える組織になってるのに、組織が破綻するどころか逆に成長が加速している。 技術陣のみならず、経理・人事・総務といったいわゆるAdmin機能も世界トップクラスなのだろう。日本では会社の成長に管理部門が追いつかず急減速する企業が目立つが、アメリカのビジネス界の層の厚さを感じる。 残念なのは誤訳。訳者は人文系が主体で経営・経済には疎いか。 ×融資 → ○出資 または 投資 ×株式会社 → ○公開会社 または 上場会社 ×投資会社 → ○投資銀行 または 証券会社 など、この分野に通じる人が読めば一発で校正できるレベルの誤訳が興をそぐ。 旬を逃さぬよう急ぐあまり時間がなかったか。第2版以降に期待。(iruka / 2007-01-03)
細かく小見出しがついているので、目次からおもしろそうな ところを拾い読みをしている段階。たとえば、上場時に調達 しようとした資金の総額が「e(自然対数の底)」の数字だったとか、 大成功してなお「数学オタク」な創業者の顔がのぞけるエピソード など、新聞記事などでは読めないGoogleの素顔が新鮮だ。初めての 現地発のGoogleドキュメント(アメリカの新聞記者が本社に立ち入り を許され、徹底取材して書いたらしい)として、ネット・ユーザーにはうれしい本だと思う。(円周率パイ / 2006-06-09)
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平均点:4.5
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No.1-8
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ゲノムの方舟 上 徳間文庫 さ 27-1 / レビュー総評点:21
『ゲノムの方舟 上 徳間文庫 さ 27-1』で画像検索
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ASIN:4198919259 / 売上順位:602705
徳間書店(2003-08)
佐々木 敏
-(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
21
こわい。この小説はかなりこわい。昔からこの種のスパイ小説の悪玉は、人類皆殺しをたくらんで強力な兵器を発明すると決まっている。ところが、この小説の悪玉は、意図的にそうはしないのだ。 こういうことをされると、どう対応していいかわからないし、悪玉がそう簡単には悪玉に見えなくなってくるから、こわい。(転職希望ol / 2004-08-30)
著者が主宰するメールマガジンやWebサイトをきっかけにして 小説も読み始めた読者は多いのではないか。もちろん私もその一人。 2002年サッカーワールド杯での「審判誤審騒動」を事前に予言したり、 プロ野球ダイエーホークスの身売りや、ライブドア騒動などへの ソフトバンクの介入をいち早く予言したり、知る人ぞ知る存在だ。 (一方で、福田康夫をポスト小泉一番手とするなど、ハズすことも多いが) 「予言的中」で話題になる著者のWebサイトだが、 実はその本質は「陰謀論」にある。 陰謀論とは、歴史上や現在の出来事が、通説とは異なった 何らかの陰謀や策謀のもとに起こったとされる考えのことで、 たいていはネガティブなイメージで見られることが多い。 しかし、松本サリン事件のオウムの関与など、 当初は陰謀論のひとつとして語られたことが 明確な事実と判明することも往々にあるので、決してバカにはできない。 また、2002年W杯の「誤審」なら、「陰謀など無い」と思う人のほうが 少数派といってよいだろう。 この本の本質も、やはり陰謀論。 米国の一部の保守的な白人の集団が、自分達の利益を守るために 様々な「陰謀」を行っているらしいのだ。 以上の説明だと、単に「陰謀だ!陰謀だ!」と叫んでいるだけのように思えるが、 決してそんな生易しいものではない。 著者は相当に深い政治や遺伝子工学の知識を持っているので、 フィクションとは言っても、いかにもありそうな話ばかり。 手に汗にぎる攻防も、最後まで結末の予測もつかないまま読者を引き付ける。 時間が経つのを忘れさせてくれるばかりか、 国際政治に関する知識量も増やしてくれる。 読んで損はない。 (山田晃嗣 / 2007-01-21)
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