リスト:理系・数学読み物(1) を表示しています。(全 9 件)

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No.1-1
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使える!確率的思考 (ちくま新書) / レビュー総評点:110
『使える!確率的思考 』で画像検索
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ASIN:4480062726 / 売上順位:6523
筑摩書房(2005-11)
小島 寛之
¥ 756(中古:¥ 231)
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レビュー総評点:
110
最近の世の中の不確実性は随分と高まった、との意見に同意される方も多いと思いますから(私が就職した頃、まさか公務員がリストラされる社会が到来するとは想像できませんでした)、確率的思考を身に着ける意義は随分あるのでは無いでしょうか。 本書は標準偏差の分かりやすい説明や、ITシステムでベイズ推定がいかに利用されているか、などなど、例え話をちりばめながら書かれているので、読んでいて飽きないです。 また、新商品の価格決定の方法とか、ネットショップでのHPの画面の最適な深さの決定ー等など、確率的な発想が現代社会で如何に有効であるかを再認識させてくれる本だと思います。ゲーム理論で有名な、働きアリと怠けアリの最適比率についても、「何故、一定の割合に収斂するのか」が簡潔に説明されていて面白かったです。 なお、著者は散々、確率的な思考について解説した後、最後に「合理的選択と正しい選択の違いは何か」と問いかけていますが、これに直ぐに答えられる人は稀ではないか、と思いました。(レナード(fourseventy) / 2005-12-10)
高校時代に「数学T(当時)」しか、必修で履修せず、「確率」といえば中学時代に「やったかも・・・」程度しか記憶に無い(記憶から消したい?)ほど、数学嫌いの私でも、途中で引っ掛かりながらも読み進めることができました。個々の事例を考えながら読むと数学への拒否反応が出そうだったので、一部の数式や数字自体は軽く読み流して、その計算式で何が言いたいのか、何が言えるのかを見ていくようにしました。それでもやはり、かなりの数学嫌いの私には辛い部分もありました。でも、確率を論じようとすれば、いくら易しく書こうとしても、この程度は最低限必要なのでしょう。(これはたぶん、私の数学の知識不足が程度を超えているからだと思います。お恥ずかしい) そんな私でも、「標準偏差」と偏差値、貨幣保有の動機「流動性への選好」、成果主義、おみやげ選びなど、ためになるものがたくさんありました。経済も数学ができればもっと楽しく見れるんだろうな〜と感じました。 数学を嫌い、避けてきた私に向かって数学が「もっと勉強しておけばよかったね」と笑っているようで、少し悔しいですが、数学の大切さを感じさせてくれた一冊でもありました。 (のりちゃん / 2006-10-03)
日常生活からビジネスの世界まで、将来の見通しが不確実なことはすべて確率的に 考えることができます。宝くじや株式市場など身近な例をもとに、いかに人々の 日常感覚が確率的には不合理な行動をもたらしているかを前半で説明します。 後半ではそれがもたらす深刻な問題(リスクの見落とし)や、無意識に「人を真似る」 行動が不確実性下での意思決定として選択されるメカニズムについて語られています。 個人的には中ほどの「ベイズ理論」がわかりやすく、また最終章の、主観的確率から みた不確実性下の選択の正しさについての考察も一読の価値があります。(カスタマー / 2006-04-12)
文系の私にとっては、「確率」というと、袋の中の赤玉、白玉というイメージがうかんでくるが、本書はそのような抽象的な確率の話ではなく、社会や我々の日常生活で確率がどのように活かされているか(活かすことができるか)を例を用いながら平明に記述している。 確率の本でありながら、数式は、わかりやすく例示するために用いられているのみであり、文系の読者でも十分読める。そして、多くの豊富なエピソードはとても興味深い。この分野に関心を持つ人にとっては当たり前の話も多いのかも知れないが、このての知識が無かった私にとっては、この本によって、物事を見る際の新しい視座を得たような気がした。(mfhty / 2005-12-06)
例えば宝くじの一等に当たる確率が1万分の一で、100円の投資に対して無限にくじを引いた場合の配当期待金額が40円しかないとする。学生時代に学んだ基礎的な(頻度主義の?)確率の考え方では、「だから宝くじを買うのは無駄」という判断となる。 しかし、万に一つであれ、億万長者になって這い上がる可能性があるのだから買うことに意味がある、という考え方もある。何百万人という大きな単位で考えれば宝くじはあまり意味のあるものではないが、意識を持っているのは個人個人である。当選した人にとっては、当選して億万長者になったという事実があるだけなのである。 また、どの目が出るのも同様に確からしい理想的サイコロを振るのではなく、「仕組みの見えない不確実性」に対してどう意思決定をするか?という難問に挑む事例ベース意思決定やら、「主観的・心理的な確率」であるベイズ理論など、私が知らない様々な確率の考え方があることを知った。 実に刺激的で興味深い本である。 文章はちょっと下手。(人のこと言えないけど)(冬の暖かな鎌倉の海岸で / 2005-11-30)
レビュー数 14
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平均点:4.5
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No.1-2
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文系のための数学教室 (講談社現代新書) / レビュー総評点:32
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ASIN:4061497596 / 売上順位:87901
講談社(2004-11-19)
小島 寛之
¥ 756(中古:¥ 323)
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レビュー総評点:
32
意識の転換
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本書は、数学を好きになるための本なのである。 好きこそ物の上手なれというように、何かを学ぶためには、 それを好きになることが一番である。 つまり本書は、数学の入り口になる本といえる。 難しいが、入り口から先は自分で探すことになるだろう。 具体的内容は次のとおり。 1、学校では習わない微分積分。数学嫌いを直す第一歩。 2、昨今の流行、論理的な思考について。 そもそも論理的とはどういうことなのか。 数理論理学を用いて解説。 3、距離という概念。ただ長いとか遠いとかいうだけでなく、 これを数学を用いて説明することで、 従来の発想にとらわれない、考えの自由度を得る。 4、パスカルという研究者は、バクチから見出した確率論を用いて、 神の存在を証明してしまった。現代の確率論は格段に進歩したが、 その最たる理論であるブラック=ショールズを、 中学生レベルの数学で説く。 5、数学的感覚は、われわれの中にすでに潜んでる。 今後の数学のあり方を、教育問題も絡めて述べる。 本書をきっかけとして、僕は数学を学びたくなった。 数学の力は多岐に渡り、決して役に立たない学問ではないことがわかった。これほど応用力を持った学問は他にないのである。 そして、数学は苦手だが、苦しいとは思わなくなった。 なぜなら、本書で数学を好きになったからである。(vrio228 / 2005-01-19)
微分・積分の記号が出てきたら、それをどう理解すればよいか、論理式って何、数学での距離とは、民主主義を数学で考えると、オプションの価格決定、哲学者たちは数学をどう考えたか?等を材料に、「数学とは?」を探っていく本です。 数式も少々出てきますが、方程式を解くとか、何かを証明する、という点は少ないです。むしろ、その意味とか、背後にある数学的な考え方を説明している本です。ですので、教科書・参考書とは、全く違ったものです。「数学を勉強する」本ではなく、「数学とは、本当はどんな学問のだろう」という本でした。 「数学が使えるようになる」とか「XXXレベルの数学が理解できるようになる」本ではないですが、数学に対する考え方を、変えてくれる本です。 ちょっとヤヤッコシイところも、さすがにありましたが、飛ばして読んでも、十分楽しめるし、筆者の言いたいことは伝わってくる本でした。(lemonerika / 2005-01-20)
いわゆる文系のための本である。 数式はいくつか出てくるが、それを解くということはない。示されるのは始めの数式ひとつだけであり、それを理解することに重点が置かれている。数式をいかに自分のイメージとして理解するか。そして、数式があくまでモデルであることを含め、現実社会へ当てはめるとどのように用いることができるかに触れている。そのなかで、意外に身近な例に触れることもできるだろう。論理式も書かれているが、民主主義の数式も避けてはいない。 経済学における数学の発展という印象だろうか。解く本ではなく、あくまで読む本である。(おぎはら / 2004-11-21)
「数学嫌い」から「数学下手」へ。 この本を読んですぐに数学が上手になるわけではない。数学が好きになるための第一歩になればというスタンスで書かれている。 「文系のための」と題打たれているが、ここでの文系とは経済学・政治学といった社会科学の分野である。 数学を好きになるための肝はイメージ化と論理と法則といえようか。数式・数字からグラフなどを用いてイメージを形成する。無味乾燥に見える数式から具体的なイメージをいかに引き出すかのヒントを著者は多く提示している。また、何にでも法則を見いだすことの面白さも紹介している。一見、数学とは縁遠いような民主主義や神の存在証明にまで数学が使えるとは。大学の講義で数学と論理学の違いは数字を使うか言葉を使うかの違いだと聞いたことを思い出した。 一つおすすめのトピックスをあげるとすれば、セマンティックとシンタックスである。 「正しいこと」と「証明できること」は別である。なるほど、論理的に話しているように見えても全く話がかみ合わない議論とはこのセマンティックな議論であるのだと納得。お互いシンタックスに依拠した話を展開すれば、賛同するかは別にしても理解はできるだろう。日本ではセマンティックな論理学が教授され、シンタックスな論理学はまだまだのようである。ディベートが苦手なのもセマンティックに議論を展開させようとするからであろう。 (糸音 / 2007-12-12)
著者は数学科を卒業後、予備校や受験雑誌等で数学を教えていたが、最近は経済学の研究者として活躍中の人。言うまでもなく予備校は日本の社会で「教える能力」について競争が成立している唯一の場であり、そこで経験を積んだ著者の説明は極めて明快で、門外漢にも理解できるよう良く工夫されている。 ただ、本書のコンセプト自体に若干無理があった感は否めない。理系の人から見れば「文系」は皆同じに見えるかもしれないが、同じ文系でも法学と経済学と哲学と心理学では物の見方や思考方法が全然異なる。本書では著者はなるべく幅広いトピックを取り上げようと努力したようだが、その結果やや散漫になっている。 内容を個別に見ると、冒頭の「微分積分読解法」は掴みとしては良い。次の論理の話も悪くない。続く距離空間の話になると、私には理解不能な「数学の美しさ」が強調されてガックリ。その後の民主主義とオプション取引の話は分かりやすくて良い。最後の哲学モドキは正直「?」で、他の章とは明らかに異質な感じ。著者が数学道具主義に反発を覚える気持ちも分からないではないが、そうした「数学の美しさ・楽しさを他人に啓蒙しようとする態度」こそが数学嫌いの人には趣味の押し付けにしか感じられなず、反発を生んでいるのだということも理解してほしい。ツールとしての有用性を強調した方が、「文系」の人間にはよほど広く受け入れられるのではないだろうか。 ともあれ、価格分の値打ちは十分にある。週末に一日で読み切る本としては、オススメもできる一冊である。(world3 / 2005-01-24)
レビュー数 11
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平均点:4.0
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No.1-3
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世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書) / レビュー総評点:67
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ASIN:4480687114 / 売上順位:5259
筑摩書房(2005-04-06)
著:小川 洋子/藤原 正彦
¥ 798(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
67
数学アレルギーなのに志望している学部が理系であるという 不幸な受験生である私が 本書を読もうと思ったのは、少しでも数学に親しみを持ちたかったからです、 そしてあわよくば数学の成績が上がればいいなという下心もありつつ…そんな願いからでした。 買って半日で読み終わった今、 後者の願いは未だ実現されてはいませんが、まあいずれするとして(笑) 前者の望みは間違いなく叶ったと言っていいでしょう。 ただ、親しみを持ったというよりも それまでの数学に対する無知な偏見が気持ちいいほどあっさり裏切られ、 数学の持つ崇高で純粋な美しさに感動を覚えたと言った方が正しいかもしれません。 この本に出会って、理系を選択して良かったと思えました。 神様がこの果てしない宇宙にそっと隠した美しい真実。 それを見つけるのが数学者の仕事であり、 そして彼らが長い歴史の中で並々ならぬ努力と執念と気高い志で 辿り着いた真理を、後世の私たちは学ぶことができる。 とっても幸せなことですね。 限られた時間内に問題を素早く解くテクニックや結果重視の数学教育では、 決して知り得ることのなかった大切なことがこの本には書いてあります。 また圧倒的な知性とユーモアのある藤原正彦さんの話は決して難解でも堅苦しくもなく、 心地よく私たちを数字の世界に招きいれてくれます。 また聞き手を務めた作家の小川洋子さんも、 数学が苦手だったとはちょっと信じられない鋭い数学的センスと 文学者としての美的感受性で、 まさにこの二人はベストの組み合わせだと思いました。 数学を敬遠しているそこのあなた。 この本を読んで、学校では教えてくれない数字の世界をのぞいてみませんか??
(missundaztood / 2006-06-17)
模様のアラベスクに興味があり、幾何学にたどり着いた。 すると、数学という学問に興味が出てきた。 この本は、私のような数学素人が、学者に素朴な質問をする形で 行われており、とても気軽に読み進められる。 しかし、なぜ気軽に読めるのかというと、小川氏の鋭い質問に よるものである。 いろいろな公式や、藤原氏がおっしゃった言葉を見逃さず 次の会話につなげている。 それは、作家ならではの記憶力と視点であり、 私だったら「へぇ・・・、なるほど」で終わってしまう会話を 見事に咲かせている。 ますます数学という学問に興味が出てきました。 学生時代にもっと勉強しておけばよかった、と思う反面、 年を重ねて新たな視点で数学という学問を知ることができ、 人生の面白さを知る。(chance / 2006-11-06)
・・・アジアでもヨーロッパでも、天才が生まれる場所は決まっている。 決して人口に比例してはいない。 藤原さんの考えでは3つの条件がある、と。
そして、日本は、天才数学者を輩出していること。 世界的にみても、文学と数学が突出しており、 優れた独創性・美的感受性を持っていること、
人はパンのみにて生きるにあらず、 数学や芸術にとって大切なことは、「美と感動」・・そして、人生にとっても、 という藤原さんの持論が、小川さんとのやりとりの中でごく自然に伝わってきます。(papillon / 2007-04-04)
本書はヴォリューム的には物足りないかもしれない(2時間あれば読める)が、数学の素人である小川氏に対して、抽象的で何の役に立つか分からないが美しいとしか言い様がない数学の諸定理と証明の魅力およびその美を発見した数学者の劇的な生涯のさわりを実に熱く語る藤原氏と、小説家の勘で打てば響くような感想を述べ、質問をする小川氏という、分野は異なれど美という価値観を共有する二人だからこその対談が実に楽しい。友愛数、完全数と江夏の背番号の話など、傑作「博士の愛した数式」完成に至る舞台裏を覘く面白さもある。醜い定理の紹介も興味深い。国民性と数学の発展の歴史の関係もコンパクトにまとまっている。俳句に代表される美的感受性に富んだ日本人数学者の偉業は、日頃創造性に欠けると自己嫌悪に陥りがちな日本人に自信を与えてくれる。 フェルマーの定理の証明に関する説明等、抽象的すぎて藤原氏の自己陶酔に終わり我々素人が共感しにくい箇所があるのは残念。しかし、実際に式で説明される定理は、自然数の和、2乗及び3条の和、あるいは素数の個数は無限であること等証明つきのものも、n以下の素数の個数を求める式、なぜかπが出てくる無限級数の和、ビュッフォンの定理のように証明は省略されているものであっても、複雑な計算の結果が簡単な解に収斂することに驚く。未解決だが6以上の偶数はすべて二つの素数の和で表せるというゴールドバッハの問題には素数の世界の底知れぬ深淵を覘く興奮を覚える。そこに神の隠していた数学の面白さというか美がある訳で、私などは感動に震える。そのような数学の魅力、あるいはそれを生み出した数学者とはどんな人たちかに関心を覚えた人は、藤原氏の「天才の栄光と挫折」「心は孤独な数学者」等に読み進めばよいだろう。本書はそれら著書と「博士の愛した数式」の格好の架け橋になる本である。 (ともぱぱ / 2007-08-03)
先ずは、『博士の愛した数式』(新潮文庫、05年)の著者でもある小川洋子さんがよい。さすがに、よく数学を勉強されている、と感心する。その小川さんがボールを投げ、藤原正彦教授が受け止める、といった数学に関するキャッチボールで本書は構成されている。全体的に小気味よい対話で、思わず引き込まれてしまう。決して、数学についての入門書とか概説書とかではないのだが、少し「数学の美しさを鑑賞」(藤原氏)してみようかな、という気にさせる書物である。(仮面ライター / 2005-12-14)
レビュー数 70
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平均点:4.0
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No.1-4
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99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書) / レビュー総評点:-56
『99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 』で画像検索
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ASIN:4334033415 / 売上順位:22466
光文社(2006-02-16)
竹内 薫
¥ 735(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
-56
科学的な記述は相当面白いと思うが、 (へーそうなのか、という科学的興味) 『理屈的には筋が通っていても、そうとは思えないことを屁理屈 という』、といった概念が忘れられている気がしてならない。 読者に訴えかける場合の記述の仕方を間違っていると思う。 主観と科学的記述は違う。売れる本を目指すのなら、 読者に納得させる書き方を心がけるべきだと感ずる。 なんで、どの歴史文献も正しいとは限らないと書いておきながら、 忠臣蔵を怪しいと決め付けたような書き方をするのか。 しかも祖父の話側に寄っているではないですか。 著者の仮説により書かれたものだと理屈上は理解できるのだが、 どうも偏っている気がする。つまり読んでて反発を覚えるんです。 宗教上の意見を述べた上でカトリックであると言っておきながら 偏見はないです、てそりゃ無理があるだろ、言い逃れですわ。 宗教を選び、属している時点で狭義の偏見ではあるわけでしょ。 どうも何もかも上から見ているような書き方なので、 正直読んでいていい気がしない。「実は〜なんです」 とボールド体で記述されたとしても、どうして断言口調なんだ、と もう少し婉曲的に書かないと、歴史の上で、そう分かってきたことなのだから、読者は動かせないのではないか? また、『天才でないわたしたちは』みたいな書き方、これもある意味、 読者を冒涜するようなものだと思う。(学者の著作にたまに見られるが。)どうして読者の中に天才がいないと断言できるんですか。 難しいテーマで本を書かれたと思うが、この本は、冒頭だけでなく、全部が『つかみ』な気がする。(shabby53 / 2006-07-28)
「理科離れ」が叫ばれる中、「科学的なものの見方」を解説した本が売れていると聞き、期待して読んでみた。取り上げられている話題自体は「飛行機はなぜ飛ぶか」から地球温暖化、フラクタルまでと豊富なのだが、個々の記述が断片的な上、「科学」という大きな枠組みの中で互いがどう関連するのかも不明確で、分かっている人には「今さら」、分かっていない人にはやはり分からないままではないかという、まとまりのない印象が残った。仮説に対する「検証」の重要性をなおざりにしたまま「全ては仮説」を繰り返すだけでは、それは単なる思考停止に過ぎない。 「科学」に対するスタンス自体にも疑問符が付く。大手家電メーカーが大まじめで「マイナスイオン」を謳った商品を売り出すことを笑い(これについては私も異存はない)、「素粒子を作ったのはアラーの神」というアルジェリア人留学生の発言を「科学をやっていたのではなかったのですね」と切り捨てる一方、近年米国で勢力を拡大し、理科教育に持ち込まれることの是非が論議を呼んでいるインテリジェント・デザイン論(主にキリスト教保守派が主張する、宇宙や生命は「何らかの知性」の意志によって生み出されたという説。むろん科学的な根拠はなく、形を変えた創造論にすぎないという批判が科学者を中心に強い)に対しては、「ぜんぶ教えればいいだけの問題」という乱暴な議論で、学校教育への導入を肯定している。キリスト教徒としてはともかく(著者はカトリックらしい)科学者の態度としては、はっきり言ってバランスを欠いているのではないか。 雑談のネタ元としては役立つかも知れないが、「科学」の手法や考え方に触れる本としては、残念ながらお勧めとは言えない。少なくとも、この本1冊を読んだだけで「科学」が分かったつもりにはならない方が良いだろう。(時事無斎 / 2007-07-29)
間違いではないが、読者の誤解を懸念
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タイトルにあるように、世間で言われていることのほとんどは真実であるとは限らない、という教訓を、例を挙げて示した一冊。 比較的平易な文章で読みやすく、広い読者層をターゲットにしている。 『99.9%は仮説』は誇張としても、大まかには頷ける。しかしながら、このように科学の根幹に関わる前提を否定的に述べる場合は、非常に注意しないときわめて重大な誤解を読者に与える可能性がある。本書を読んで、科学データの99.9%がインチキであるかのように読者が誤解する可能性を危惧する。そもそも、『真実を明らかにする』という究極の目標に対し、どれだけ客観性の高い実証方法を示すかが科学研究の目的である。したがって、無数にある客観性の高いデータから低いデータまで検証された結果、より客観性の高く、実際の現象に沿ったデータが採用され、現代社会を支えているのである。99.9%が真実でない可能性もあるが誤りであるともいえない。さらにはどこから正しくてどこから誤りであるという境界線も示すことは不可能である。 本書を読んで『飛行機が浮く原因は未だ不明である』と勘違いする読者も多いであろうが、『翼に前方から風があたると揚力が発生する』という大きな仮定についてはは疑いようのない事実であり、それについての詳細な部分にいくつかの仮説が存在しているにすぎない。したがって、いい加減なデータや議論にもとづいて飛行機を製造している訳ではないし、現実にこの仮定が覆ったことなどはただの一度もない。 また、科学的仮説が覆された例を挙げるべき部分で『倒産しないはずの会社が倒産した』という全く説得力のない例を挙げているなど、論理的にずさんな展開が多すぎる。おそらく、日々の新聞記事などをウェブで検索し、思いついたことを文章にしてまとめたのだろうが、このような手法で教養書を構成して一貫性を保てないのは、もとの発想に問題があるためと感じる。 著者の言っていることが、99.9%の側に含まれるのか、0.1%の側に含まれるのか興味深いが、書の最後に、それ自体が単なる仮説にすぎないことをほのめかす文章があり、そうであれば本書はただの茶番であり無責任きわまりない。そうであれば単なるパラドックスとなってしまうが、本書を読んで、科学に対する屁理屈の口実が広まらないことを祈る。(MM / 2007-09-29)
もう少し物理学大家のわかりやすい説明に期待したが、ちょっぴり手抜きかと。著者の本をもう一冊読みたくなる。ここまで先を読んでの出版なら脱帽だが。多くの科学的説明が仮説であり、絶対ではないことは説明尽くしているが、その根底に、ときどき宗教観の記述が出てくるとき、氏はカトリック信者を標榜する。本文中の「インテリジェントデザイン論」への肯定的に思える記述には、違和感を感じた。たまたま、キリスト教異端派のことを記述した「ダビンチコード」が話題になっているから、よけい気になったのか、それこそ頭が硬くなっているのか。早速、氏の本をもう一冊読むことにした。(笑)(A・佃崎 / 2006-05-06)
「飛行機はなぜ飛ぶのか? 実はよくわかっていない」というプロローグで 始まっていたのでトンデモ本かと思っていたら、「ガリレオの望遠鏡」「コペル ニクスの地動説」「エーテル宇宙」「冥王星の惑星定義」「アインシュタインの 宇宙論」「ホーキングの宇宙論」「超ひも理論」と科学史を摘み食い。 疑似科学を否定するようでいて、一部肯定するように読める部分もあり、読ん でいて不安。 読みやすかったが、物足りなさ一杯。 (TAKE / 2008-04-25)
レビュー数 162
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平均点:3.5
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No.1-5
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数学の遺伝子 / レビュー総評点:36
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ASIN:4534035942 / 売上順位:200180
日本実業出版社(2003-06-05)
小島 寛之
¥ 1,575(中古:¥ 407)
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レビュー総評点:
36
この著者が書かれた本の中では一番魅惑でお薦めの本です。 最近映画化で話題になってた「博士の愛した数式」で紹介された素数の不思議な魅力をこの本で再認識させられました。この本に引き続き「オイラー、リーマン、ラマヌジャン」黒川信重著を読めばこの本の内容がより一層おもしろい理由がわかります。きっと素数の世界にどっぷりはまるでしょう。整数論のp進解析のわかり易い解説が同じ著者の「数学で考える」「文系のための数学教室」で書かれていて楽しめました。(雑学家 / 2006-02-25)
「本格的数学」の知識が無くてもRSA暗号,カオス理論,量子コンピューターの概念が理解できる.各トピックの説明の判りやすさもさることながら,極めて巧妙な章立て(ストーリー)に魅せられた;一見バラバラな各章の話題を楽しんだ後で,最終章にクライマックス~大団円を迎えられる.何度でも読み返したい本である.(Takeshi Nagae / 2005-09-29)
自然数,有理数,実数,虚数と世界を広げながら,RSA暗号,確率論,カオス理論,量子力学といったトピックを本格的数学を用いずに平易に説明している.各章の説明の判りやすさもさることながら,全体の構成・ストーリーが非常に優れており,各章を順に楽しんだ後,最後にクライマックス,大団円を迎えられる.(Takeshi Nagae / 2005-10-01)
小島寛之さんの初期の小説「数学迷宮」は美しい物語で、数学と深く絡んだ思想も興味深かったので、この本も期待して読んでみましたが、その期待はちょっと外れ。対象は「それほど数学になじみの無い読者」のようです、その枠に当てはまる人たちにはお奨めです。「判りやすい解説」ってのは少なからずありますが、非現実な例で説明してあるものが多い中、この本は(中学・高校時代意味の掴めなかった)数学が生活に密着しているということを解らせてくれる、という意味で。 ネピア数(自然対数の底)eのことを「オイラー定数」として紹介してあったのは頂けないなあ。全く別の定数ですから。後書きも謝辞もないし、第三者の査読を経ていないんでしょうね。(あっは / 2006-03-15)
この本は基本的なことを簡単に説明しています。 素数、平方根、虚数など説明がわかりやすいです。 習ったことだが、なぜそうなるかが良くわからないという事が良くわかります。(てとり / 2005-05-23)
レビュー数 5
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平均点:4.5
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No.1-6
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確率的発想法~数学を日常に活かす / レビュー総評点:77
『確率的発想法~数学を日常に活かす』で画像検索
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ASIN:4140019913 / 売上順位:23668
NHK出版(2004-02-29)
小島 寛之
¥ 966(中古:¥ 300)
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レビュー総評点:
77
平凡な題名が惜しまれる知的刺激に満ちた本。確率や不確実性をめぐる最新のトピックが手際よく紹介されるが(もっとも、語り口の平明さにもかかわらず、本質的な点を把握するのは結構難解)、その最終目的はロールズ流の社会原理を確率論の観点から裏付けることにある。ロールズの社会理論を構成する「無知のヴェール」や「マクシミン原理(最も不遇な人が最も有利になるよう分配を行う)」は、これまで様々な批判に曝されてきたが、それを本書では最新の確率理論の観点から擁護しようとしている。「過去への責任」から分配の在り方を論じる終章は、今後論議を呼ぶだろう。ですます調と、各章冒頭に引用される歌詞の選択が、玉に瑕。(六条ひとま / 2004-04-10)
なんと刺激に満ちた面白い本でしょうか。確率論の本質を私たちの日常の現象と絡めて説明しているので、とてもイメージが掴み易い。7章以降はジョン・ロールズへのオマージュとして読みました。ロールズの思想を大変うまく説明しています。また、それに対するロバート・ノージックの思想にも言及しており、リバタリアニズムに関心のある人にも面白く読めます。さらに、株の期待値戦略や株価暴落のメカニズムにも触れており、相場関係者にも刺激的な本です。 私たちの生き方そのものを問い掛ける本でもあり、このような廉価で面白い本はそうないと思います。確率論、正義論、リバタリアニズム、相場論、環境問題に関心のある人にはぜひお勧めします。(orientstar / 2007-10-01)
タイトルと内容がまったく一致していないのが非常に残念. 前半に確かに様々な確率の考え方について述べており,数学に苦手意識を持つ人でも非常に面白く読める内容になっています.序盤で紹介される Bayse理論や大数の法則などは高校まででは習いませんが,平易に解説されており初学者でも理解しやすいでしょう.また,リスクに対する考え方も卑近な例を用いて説明されており,金融の考え方の一端に触れることができます.特にリスク論に関しては,自動車社会の外部不経済の評価についての紹介があり,大変,興味深い内容でした. しかし,後半はいきなり社会学や社会選択についての話となります.つまり,どうすれば公正な社会を設計できるか,最適な所得分配法などについて述べられており,記述は平易ではあるものの専門的な内容となっています.僕は面白く読めましたが,少なくとも発想法や日常というレベルの話ではないため,本書のタイトルに惹かれて手を取った読者はがっかりするのではないでしょうか. 内容に沿ったタイトルとすると,おそらく『数理社会学入門』,『やさしい社会選択論』,『厚生経済学概論』などになると思います.このようなタイトルだと間違いなく売れないわけですが,もう少し工夫してもにいたかったと思います. とはいえ,厚生経済学などに触れたことがない人は,本書の一読をおすすめします.最近の経済状況による派遣切りなどか問題となっていますが,低所得者への所得再分配の必要性が理論で説明されており,勉強になるでしょう.(こーいち / 2009-01-10)
確率論の中でもベイズ理論や期待効用理論がメインテーマ。 期待効用理論は大学で習ったことがあるけれど、わけのわからない数学記号ばっかりで非常にとっつきにくかった記憶がある。だけどこの本では、いろいろと具体例で解説してくれるところがよい。大学の時は「効用分析の数理と応用」(コロナ社)を使ってたが、数ページで撃沈したので、これを機に再チャレンジしようかと思った。またナイト流不確実性やコモンナレッジなどの解説もありなかなか新鮮な感じがする。 さらに、いろんな社会問題に確率論(経済理論)を適用し考察しており、原発問題や株価暴落のメカニズムなど、深い洞察を示してくれていると思う。(mikioです / 2007-03-06)
私には確率論の難しい話はさっぱりわかりません。 でもこの本で言っているのは、世の中の事象の多くは確率論的に起きている、ということ。 それならば、発想も確率的に考えて、対処すればよい。 簡単なようでいて、実は大きなパラダイムシフトを含む課題ですね。 でも超えることができれば実に面白い世界が広がると思います。 珍しく、新聞の書評欄で興味をひかれて購入した一冊。お勧めです。(america_kabura / 2005-04-28)
レビュー数 9
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平均点:4.5
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No.1-7
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算数・数学が得意になる本 (講談社現代新書) / レビュー総評点:162
『算数・数学が得意になる本 』で画像検索
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ASIN:4061498401 / 売上順位:49424
講談社(2006-05-19)
芳沢 光雄
¥ 756(中古:¥ 14)
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レビュー総評点:
162
この本は、私のように家で子供の勉強をみている者には、すごく助かります。やり方は教えられても、学校の先生と違って根本的に理解できるように説明するのは、本当に大変なことです。それで、いつもどうしたら子供にうまく説明できるか悩んでいましたが、この本のおかげでこの悩みも解決しそうです。本当に助かりました。(きょういく母さん / 2006-06-12)
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私はふだん数学にかかわる仕事をしています。答案を採点したりもしていますが、最近「きちんと見直しや検算をしている人が少ないな」と感じることがかなり多いです。私は子どもたちに公式を覚えることよりも、見直しや検算ををすることをまず身につけさせたいと感じています。この本は検算の大切さを唱えている、数少ない貴重な本だと思います。それ以外にも、この本は算数・数学の問題を解くテクニックではなく、算数・数学を学ぶ上での「基本姿勢」を重視しているように感じます。あらゆる人に必見です。(ジャック / 2006-06-12)
本書の主な読者対象は親、社会人、教育関係者と学生でしょう。しかし中学生高学年でも小学生の算数が理解していないところがいろいろあるものです。その場合は1章だけ読んでも参考になるでしょう。(あとはいずれ読む?)高校生でも小学生の算数や中学生の数学が理解していないところがいろいろあるものです。その場合は1章と2章だけを読んでも参考になるでしょう。(あとはいずれ読む?)理系の大学生でも中学や高校の数学を理解していないところがいろいろあるものです。その場合は2章と3章を読むと参考になるでしょう。(1章は子育てのときに読む?)そんなように各自に合っている章で、思い違いや誤った解釈や学習法に気付くことができる本でしょう。共通してわかることは、誤りを見つけて直すことの大切さとノウハウ的な学習法だけに頼る危険な面でしょう。また小学校から大学まで、算数と数学のつまづきは密接に関係していることの認識をいろいろな具体例からわかり、国語と数学、理科と数学などの境界の学習の重要性もいろいろな例からわかります。一般の教育書がわりと高価なので本書は安いので良いと思います。1章の最初の項目に書かれていることは1,2,3...という整数は、ものの個数などの生活を通して理解する、ということです。ただ単に数を言えることではダメということで、ここからスタートしている勇気は評価できます。ただ理想としては、3冊に別けて執筆された方がよかったのではないでしょうか。そうすると合計価格はやや高価になるか?(価格太郎 / 2006-07-04)
算数と数学の教育で一番大切なことは他人の気持ちや立場にたてる思いやりがあることだと痛感しました。勉強だけできても教育がダメな人はたくさんいると思います。とくに数学にはそういう先生が絶対に多いはずです。しかし本のあとがきを読んで次にまえがきを読めば、人を思いやる優しい気持ちがあるからたくさんの生徒や学生のつまずきもすごく良く分かると思いました。は・じ・きを間違えて暗記して速さの問題で失敗したこと、往復の平均速度でいつも間違えたこと、方程式を解いたら2=4という変なことになったこと、2時関数の完全形とかいう式でXとYのずらし方が正と負の逆になること、などなどの思い出が優しくわかるように書いてあってよいと思いました。(はな / 2006-05-22)
本書は、自分の身内だけに教えて本当は公にしたくないような大切なことを堂々と書いています。3桁×3桁の計算をしないと縦書きの掛け算はマスターできない、3項での計算をたくさん行なうことで計算規則が理解、3次の多項式で積分を学習しないと多項式の積分はマスターできない、1,2,3・・・という帰納的に成り立つ性質の理解では3が大切、というような「3」のこと。「すべて」と「ある」の用法は方程式と恒等式の違いや基礎的数学の概念理解に大切であること。図形の錐体の体積公式にある1/3を理解する立方体の切断の試み、などなど。そのような話題が満載なので、話題の書になったと思います。分数で割るとひっくり返して掛けるとか、マイナス掛けるマイナスはプラスになることなどは、ある意味では人目を引く宣伝用の項目のように思いました。(Math Teacher / 2006-12-26)
レビュー数 18
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平均点:4.0
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No.1-8
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算数の発想―人間関係から宇宙の謎まで (NHKブックス) / レビュー総評点:11
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ASIN:4140910607 / 売上順位:151685
日本放送出版協会(2006-06)
小島 寛之
¥ 966(中古:¥ 777)
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レビュー総評点:
11
算数の範疇に属する素朴なアイデアからはじまり、自然科学・社会科学の理論にいたる語り口は巧妙かつ爽快である。 扱っている内容もレベルを下げることなしに、しかし、平易な説明がなされており、数学科出身で、現在経済学研究者である著者の経歴が活かされた本である。 膨張する宇宙、市場均衡と市場の失敗、フラクタル、経済成長、協力ゲームのシャプレー値など、トピックスも満載。 経済学部生は、専門課程に上がる前に、本書を読むことで、学習効率が増すかもしれない。一読をおすすめする次第である。 また、同じ著者の「確率的発想法」も学生から社会人まで広くお薦めできる好著である。(10009(マンキュー) / 2006-08-30)
算数のロジックが、大学で学ぶ経済学に生きているのだという話が具体 例を用いて展開されます。 ガウス算をつかって、エッジワースボックスを読み解くところ、ニュー トン算からソローの経済成長モデルへの展開がみごと。ソローモデルに よれば、人口の成長率が減少するほうが長期的には経済的に有利だ、と いう著者の見解は刺激的である。 一番おもしろかったのは、メビウスの反転公式の著者の新しい解釈のと ころだった。これは、協力ゲームに応用可能であり、シャブレー値がこ こから、計算できるというところである。 刺激的な著作である。 学生諸君に読んでもらいたいです。(八王子狭間タウンズシニア / 2009-05-17)
レビュー数 2
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平均点:4.5
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No.1-9
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時そばの客は理系だった―落語で学ぶ数学 (幻冬舎新書) / レビュー総評点:32
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ASIN:4344980417 / 売上順位:341323
幻冬舎(2007-05)
柳谷 晃
¥ 777(中古:¥ 1)
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レビュー総評点:
32
「問題を解くことだけが数学だ」という狭い固定観念から実は数学は身近で面白いものなんだ、という考え方が変わる一冊です。数学についての落語の話なので、興味を持ちながら数学を学べる良書です。難しい数式は出てこないので理系の人だけでなく文系の人や、数学に対して苦手意識を持っている人にもおすすめです!(kamecchi / 2007-06-04)
落語のネタから数学に話をもっていくのですが、 なんだかその所作が強引で私にはあわなかったです(^^;)。 あと上方落語ファンの私には落語ネタが江戸落語と言うのも あわなかった原因かと思います。(生命体8472 / 2007-09-05)
落語と数学なんて関係なさそう,と思いながら読んでみたが,意外や意外,結構落語の中に数学が潜んでいました。 身近な話題について解説してあり,面白く読めました。オススメです。(とし / 2007-06-12)
本書は語り口調形式でつづられているので,数学という言葉を聴いただけで拒絶反応を起こす人や,これまで数学が苦手だったという人にとってはもってこいの本です.何より日常の話題を扱っているので,私のように元来文系の人でも読める本です.また,落語という日本文化の真髄ともいうべき古典芸能を通して,数学に興味を持てる本だと思います.きっと何度読んでも飽きないでしょう.おすすめです!!(StudentTeacher / 2007-06-04)
副題に書いてあるとおり、落語を通して身近な数学についてわかりやすく書かれています。 内容についても既存のありふれた数学の歴史やテクニック本ではなく、平均寿命など身近な話題について書かれているのでうなずきながら読み進めていけます。落語も非常に面白く笑いながら数学とはどういうものか学ぶことができる一石二鳥の本だと思います。(じーのぶ / 2007-06-04)
レビュー数 9
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平均点:4.5
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