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No.1-1
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人類は衰退しました (ガガガ文庫) / レビュー総評点:187
『人類は衰退しました 』で画像検索
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ASIN:409451001X / 売上順位:2792
小学館(2007-05-24)
イラスト:山崎 透/田中 ロミオ
¥ 600(中古:¥ 122)
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レビュー総評点:
187
妖精さんは繁栄しました
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衰退した人類は引退を表明し、妖精さんにその座を明け渡した。今や地球上で人類といえば妖精さんを指すようになったが、当の妖精さんにはその自覚は全くない。そんな世界において、妖精さんの生態・行動を監視する調停官の職に就いた主人公「わたし」の妖精さん観察記。 ストーリー自体はごくシンプルに進むが、「わたし」と妖精さん達のやり取りが面白い。旧人類を凌駕する技術力を持つが忘れっぽくて飽きやすい性格の妖精さんを何とか理解しようとする「わたし」だが、想像の斜め上を行く妖精さんにことごとく翻弄される。そして時には「わたし」の方が妖精さんを翻弄したりする。この辺りが特に面白かった。 あと、妖精さんが口々に発する言葉が面白いが、これは完全にセンスだなぁ、と。一見さらりと書かれているが、言葉の取捨選択がすごく上手い。(田原坂 / 2007-07-21)
今まで色々小説を読んできたつもりだったが、ここまで力の抜けきった小説は初めて かもしれない。 妖精さんたちのメロメロな台詞を聞いているだけで幸せになれる(笑) 良く読めばかなりブラックな事も言っているが、なんにも本筋に絡まないのが素晴らしい。 というか ほんすじというものが ほとんど ないです。 さいこー。(鰺 / 2007-09-05)
妖精さん
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ライトノベルの線引きはどこでするのだろうか。 この作品は一般的に認知されている意味合いとは少し離れたものであると思います。 氏の本職については言わずもがな、ここで語るべくもないのですが、 本作品は氏が後書きで記すとおり完結ととれば完結しており、そうでないといえばいくらでも続投可能な幕切れとなっており、きちんとした終幕を好む方々には不向きかもしれません。 内容としては生物的な進化のピークを既に超え、緩やかに数を減らしてゆく人類に替わり、どこから生まれてきたのか妖精さんが世界中で大発生、その不思議な妖精達と一人の少女の交流、または妖精の観察日記をつける少女の物語です。 至ってシンプルに、和やかでのどかな雰囲気の中、延々とこの交流を描いたこの作品。 人により賛否が分かれそうですが、理論の立たない子供のようでいてなおかつ何故か知的な発言をするアンバランスな妖精達の会話は非常に楽しく読ませていただきました。 本作の続編を期待しつつ本職の方の作品にも期待といったところでしょうか。(nikuross / 2007-06-04)
田中ロミオの小説デビュー作。 序盤の主人公の説明口調がネックでした・・・ ここで下手をするとほとんどの人は読むのをやめてしまうかもしれません。 実際文句が多いのはこの部分でもあります。 しかし、キャラ同士の掛け合いが始まると急に面白さが段違いに!! 妖精さんも非常にかわいいです。 前半のノリとはもうテンションが違います。 そして、意図的に残された伏線の数々・・・ 続きはいつでも書ける。だからみんな買ってくれ!! ・・・と、あとがきで暴露してしまうロミオ氏でした。(M・P / 2007-05-25)
皆様が仰るように、あの田中ロミオのライトノベルです。 一度でもロミオ氏の文章に触れたのなら、何も思わない人はいないでしょう。 (良いと思うか合わないと思うかは別問題として) 僕は星5つという評価を下している辺り、極めて肯定派。右翼派。 あれほどふざけた存在が(一応褒め言葉のつもり) 一体全体どんなラノベを書くのかと、メチャ楽しみにしておりました。
一読した感想は、「流石だなぁ」の一言。 導入部は世界観の説明が多く、軽くダレてしまう所があるのですが、 新人類の妖精さんが現れたらどうでしょう? 面白い。超面白いよー。
かの有名なロミオ節は、多少フィルターかけて押えてる感はありますが、 それでもラノベであることを考えれば十分で、十全です。 誰もが口々に言う、ほのぼののほほんとした世界観は、 どんな世代にも受け入れられる素敵なモノだと思いますしね。 マジ癒されます。 なので、ロミオ氏を知らない人にも、ガンガンオススメしていきたい一品です。 買うべしっ!! 買うべしっ!!
ていうかロミオ氏が売れる様を一度で良いから見たいだけの信者の発言なわけですが……。(katoh / 2007-05-31)
レビュー数 33
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平均点:4.0
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No.1-2
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人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫) / レビュー総評点:64
『人類は衰退しました 2 』で画像検索
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ASIN:4094510443 / 売上順位:9082
小学館(2007-12-19)
イラスト:山崎 透/田中 ロミオ
¥ 630(中古:¥ 1,188)
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レビュー総評点:
64
ひたすらおもしろく、一気に読んでしまった。 一巻よりもロミオさんがはっちゃけていて、特に最初のパロの嵐は凄い。 (アルジャーノン、ショーシャンク、ガンバ、スプーンおばさん等) さらにSF的な要素(特に後編)も所々に見られ、かなり懐の深い作品になっていると思う。 また後編では「他者の認識によって自己が形成される」という田中ロミオが他作品でよく扱っていたテーマも組み込まれており、旧来のロミオファンも納得の出来だと思う。 3巻も楽しみだ。(あほの子 / 2007-12-18)
ゆっくりと人類が衰退した『たそがれ』のような世界で 妖精さんと人間とのトラブルを解決させる調停官の 少女の妖精さんとのお話。 今回は新キャラとして助手の男の子が登場します。 秀逸なのは前作よりふえた妖精さん語。 田中先生新しい言語を作っちゃいましたね。 でも小難しいくありいません。 「つくるです」「いっぱいでずぞ」「夢のようです」などなど 作中に出てくるときは、この言葉がかわいいだけでなく この妖精さん語のやり取りでちゃんと、お話がわかるからすごいです。 今回は二つの中篇から出来ていて お話はちゃんとしたSFです。 ゆったり優しい気持ちで楽しい読書でした。 これはお勧めできます。 (あゆむや / 2008-01-10)
だいぶメートルが上がってる感じです。 田中ロミオ氏が携わっているゲームをプレイしたことがないんですが(というか、このシリーズを読むまで寡聞にしてロミオ氏を知らなかった)、徐々に本領発揮という感じなのかなー、と思いました。 難解というか複雑というか色々とレベルの高いプロットで、2回読んでようやく納得できた感じです。とはいえ、独特の言葉選びと語り口調は健在ですので、第1巻を楽しめた方はこちらもきっと満足できるはず。かく言う自分も堪能させていただきました。 今から3巻が楽しみです。(壱丸 / 2007-12-18)
ギャルゲー、エロゲー界では、かなり有名なシナリオライター。 作品としては、加奈、家族計画、CROSS†CHANNEL等(どれも泣ける) ただし、感動できる話として評価の高いわりには 作品が売れないために害虫ライターや赤字ライター自嘲することも あるようで、色々苦労しているようだ。 もともと、ドラマの脚本家を目指していたそうで、 恋愛というよりも、絆(きずな)的な内容を描く作風が特徴だ。 いうなれば、エロ無しで作品を描きたくて仕方がなかった作家なのかも知れない。 1巻のあとがきでは、天下の小学館から仕事きましたヨと大喜びの様子であったが そこから考え見るに、今作品シリーズは力が入っているように感じる。 内容は他のレビューにて記載されているので、特に記載しないが実に面白い。 多忙の中、結構無理して小説を書いているようなので 一ファンとしては、体を壊さぬよう頑張って欲しいと願う。(らいとのーべる♥ / 2007-12-25)
出遅れたけどようやく2巻読みました。 って、今回凄いじゃないの!1巻があの田中ロミオとは思えぬほど 控えめな内容だったから、このまま衰退はまったり路線で行くのかなと思ったら… 2巻でいきなり毒撒き散らしまくりやがりましたよ!? もう面白すぎ、難解すぎ!妖精さんのじかんかつようじゅつは内容が複雑なんで 数回読んでようやくあの小生意気な少年が祖父の若い頃だと分かりましたよ… 若い頃の祖父「おうさ、西部劇はいいぜ!見なよ!濡れるぜ!」 私「濡れる?」 若い頃の祖父「繁殖したくなるってことだぜ!」 で大爆笑。 人間さんのじゃくにくきょうしょくは 不思議の国のアリスとガンバの冒険とアルジャーノンに花束をが入ってるなぁ。 思いっきりノロイ様な挿絵があるし(笑 127〜128ページの「あはは…」私は笑いながらぼろぼろ涙を〜のくだりでうるっときて、 「助けて…」で不覚にも涙が出てしまった… まさか衰退で泣くことになるなんて。(永遠 / 2008-01-21)
レビュー数 17
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平均点:4.5
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No.1-3
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ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫) / レビュー総評点:154
『ダンス・ダンス・ダンス(上) 』で画像検索
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ASIN:4062749041 / 売上順位:5962
講談社(2004-10-15)
村上 春樹
¥ 680(中古:¥ 194)
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レビュー総評点:
154
村上春樹にしては珍しくミステリーっぽいこの作品。 『羊をめぐる冒険』もなかなかスピード感があったが、今作はそのミステリー感の影響でさらにスピード感のある作品となっている。 あんまり書くとネタバレになるので書かないが、今作のテーマは『死』と言っても良いと思う。 ある場面で主人公はこんなことをユキと言う不思議な少女に語りかける。 「人の生命というのは君が考えているよりずっと脆いものなんだ。だから人は悔いの残らないように人と接するべきなんだ。公平に、できることなら誠実に。そういう努力をしないで、人が死んで簡単に泣いて後悔したりするような人間を僕は好まない。個人的に。」 良い台詞だ。 80年代後半に書かれたとは思えないくらい新しい。 一読の価値アリ。(たろう / 2007-02-19)
初期三部作の続きで最後の作。もちろん 今後村上が更なる続編を作る可能性は排除しないが おそらく 作らないと思っている。 村上にしては珍しく後書で 本書の主人公は 「原則として」三部作と同人物であると言っている。逆に言うと そう言わないと それが分からない読者が多いのではという村上の懸念かもしれない。 それほど 前の三つの作品との断層があるのだと言う事なのだと思う。 この作品では村上はひたすら「死」を扱っている。出てくる登場人物達は 現実からのやり直しを求めながらも どうしようもなく死に取り付かれて死んでいく。 本書を書いていた頃の村上は 40歳程度で 欧州で「常駐的旅行者」という立場で 放浪していた頃だ。そんな疲れと影が どこか本書に漂っている気もしてならない。 本書は評価としては分かれているようだ。むしろ 元々の村上ファンからは 幾分かマイナス評価を得ている趣もある。確かに 話がきちんと完結しておらず 答えを出さないというスタイルが本書あたりから 村上には出てきたような気がする。その点で 読んでいてもどかしさがある。 但し 初期三部作、特に 始めの二作に見られた村上のスタイリッシュな軽さの中に おりのようによどんでいたものが はっきりと主張され始めたという点では貴重な一作だと僕は考えている。ストーリーテリングの冴えも申し分ないと思うからだ。 (くにたち蟄居日記 / 2007-04-01)
「ダンスダンスダンス」は「風の歌を聴け」から始まる、ぼく(主人公)が活躍する第4作品目です。(タイトルだけではシリーズ第何作目か分かりませんので始めて購入する方は注意が必要です。) 本作では、タイトルが現すように、主人公(ぼく)はかなり積極的な動きをする。北海道、ハワイなどでの生活、また深い謎を解くためにも時には攻撃的なコミュニケーションをとる。それらは、ダンスを踊り続けるという羊男からのアドバイスにもよるのだろうが、ストーリーも奇想天外でこれまでの作品以上に奇想天外で楽しい。 個人的には、4作品の中で一番面白く読みました。(サトマン / 2007-08-16)
20年ぶりに読んだ。きっかけは「謎とき村上春樹」。 20年前読んだ時は村上春樹の中でも「ダンス・ダンス・ダンス」が一番面白かった。「ノルウェーの森」が映画化されるという話があるが、「ダンス・ダンス・ダンス」の方が、映画的な感じがするように思われた。 で、今回読んでみて、20年前より注意深く読んだつもりだが、読み物として面白い分、逆にメッセージがダイレクトに届いて来ない気がした。 いや、いろいろなメッセージがちりばめられているが、「僕」が前の3作よりも軽やかで、その分、前の3作に共感した人も「ダンス・・・」に対しては共感が薄くなるかもしれない。 村上春樹がこんなにも売れた理由と言うのは何なのか、私が考えるのは、読んでいると、「この主人公の気持ち私(だけ)はわかる」とかみんな思うのではないだろうかということ。「村上春樹の小説は私(だけ)はわかる」というような読者の気持ちをくすぐるのでは。 それだけ多くの人が、誰にも言えないけどコミュニケーションに苦労して、苦しんでいて、自分だけ苦しんでいるように思っているんだけど、実は苦しんでいるようには見えない周りの人達も同じように苦しんでいる。その苦しみを共有できない。そんな人達がみんな村上春樹に魅かれる。そんな構図があるのではないだろうか。 村上春樹の小説の大きなテーマとして、そのコミュニケーション、もっと広く言えば言語というものがあげられると思うが、構造言語学の思想にも通ずるものがあるように思う。 「ねじまき鳥・・・」あたりからとっつきにくくなってくるので(エルサレム賞授賞式のスピーチで「壁抜け」の意味がわかった気がしたが)、やはり「風の歌・・・」から「ダンス・・・」までの4作品をおすすめしたい。なかでも「ダンス・・・」は読み物としては一番おもしろいと私は思う。(みのっち / 2009-02-19)
何回も読み返した。 村上春樹の小説には数え切れないくらい女性が出てくるが、その中でもユキは一番魅力的だ。(レイ / 2009-02-07)
レビュー数 27
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平均点:4.5
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