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「地球温暖化」論で日本人が殺される!
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ASIN:4062150360
講談社(2008-10-30)
武田 邦彦
売上順位:40917
¥ 1,575(中古:¥ 1,000)

所属カテゴリ:
文学・評論
レビュー総評点:-13
表紙に武田先生と丸山先生及び田原氏の名前があったので、てっきり田原氏が司会で進める
両先生の対談本だと思い中を確認せず買いました。

武田先生は資源材料工学を専攻されて、ペットポトルのリサイクル問題、及び地球温暖化問題
について政府、マスコミの批判を繰り広げている方です。
一方、丸山先生は地球惑星科学を専攻されて、地球寒冷化論で一躍有名になられた方です。

しかし、内容は対談ではなく、両者の意見が1〜3頁ごとに交替に述べられているという
ものでした。
この形式では、両者の特徴がよくわかりませんし、何よりも対談の面白さがありません。
(対談本だと思い込んだ私が悪いのですが・・・・)
内容的にも今までと、さほど変わったものではありませんでした。
また、田原氏の解説も単に『まえがき』程度のものでした。

武田先生、丸山先生を未読の方については、評価の高い本をまず一冊ずつ読まれることを
お勧めします。
両先生のファンの方にもあまりお薦めは・・・ (至高の豚/2008-11-03)
資源材料工学が専門で、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」シリーズで環境対策を批判してきた武田氏と、地質学が専門で、やはり地球温暖化論を批判する本を書いている丸山氏の対談形式を採ることで、地球温暖化論の周りにあるものを大きな視点で俯瞰している。

メインテーマは地球温暖化問題であるけれども、同様の構造で危機が煽られ、無駄な対策がされたとするリサイクル、ダイオキシン汚染の問題にも言及する。
また、国からの予算が付かないと研究を続けることが難しいために、科学的に間違っていても国の望む結果を出さなければいけない科学界の現状を指摘する。
さらに、一旦流れができてしまうと、それに逆らうものが異端視され、正しいことも言えなくなってしまう現状を、「全体主義」と指摘する。

過去の著作に書かれた内容をベースにした対談本であるため、目新しい情報や見解は少ないが、地球温暖化問題にだけにとらわれず、科学界や日本の空気の抱える問題にまで言及した冷静な本である。すでに両者の著書を多く読まれている方にとっては少し物足りないかもしれない。
(本格派/2008-11-06)
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環境問題はなぜウソがまかり通るのか3 (YosenshaPaperbacks(035)) (Yosensha Paperbacks)
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ASIN:4862483321
洋泉社(2008-10-02)
武田邦彦
売上順位:1020
¥ 1,000(中古:¥ 750)

レビュー総評点:70
ウソシリーズ1から読ませていただきました。ゴミの焼却、都市鉱山の形成、食糧生産の重要性など共感できる部分が多く、単なる温暖化論やダイオキシン問題(最近話題にもなりませんが)よりも教育現場で取り上げるべき問題が多い内容です。
日本はすでにかなりの成熟社会に入り、環境問題の元凶である人口増加も克服し、潜在的な環境技術(電気・水など)もあります。普及しないのは政策的・経済的理由からであり、やはり理系を中心とした環境科学を充実させるのが政治の役目ではないでしょうか。ダイオキシンより毒入冷凍食品、金融工学より材料工学が注目される社会をめざすべきです。
リサイクルよりもリユース・リデュースのほうが重要であることが理解できます。 (セルバ/2008-10-27)
環境問題全般への疑問を投げかける良書 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者の「環ウソ」シリーズの第三弾であるが、
これで最後だと書かれている。

内容としては、これまでのリサイクルへの批判に加えて、
第一章にIPCCの結論として有名な、
「温暖化は人間の活動による可能性が高い」という見解への批判があるのが新しい。
その内容は他の多くの自然科学者の指摘と軌を一にしており、

地球の温暖化は太陽活動の変化ではないか、
二酸化炭素の増加はむしろ温暖化の結果であろう、
過去二千年の中でも、平安時代は現在よりも2度も温かかった、
さらに、カンブリア紀以降、6億年にさかのぼると、
もっと暖かな時代が多く、現在は第2大氷河期にある、

といったものである。

私は、この著者の指摘はおそらく正しいのではないかと考えている。
なお、著者の義憤はNHKという組織や役人(同じだが)に対して向けられており、
「なぜ日本人をだましているのか?」という。
それでは日本人の正直な精神に反してしまうだろう、という主張をするのである。

なるほど、その通りではあるだろうが、役人もNHKも「問題がある」ほうがいいのであって、
「問題がない」のであれば、その存在意義が問われてしまう。
著者も繰り返し指摘しているように、
科学の研究者でも、科研費をもらうのに「問題はない」と言ってはもらえないのと同じで、
問題がある方への自然なバイアスがかかるのは当然だろう。

全体として読みやすく、よくまとまっていて良い本であると感じる。
唯一、私が気になったことは、著者の大和魂的な愛国心と、
それに伴う、食料自給率の引き上げの提案だ。
それは私見によれば、エネルギー資源のない日本にとって
現代に大阪城を作ろうというほどの主張であると思う。
(蔵研也/2008-10-02)
ゴミの街 ||||||||||||||||
 環境問題に潜む闇に鋭く切り込んだ一種のアンチテーゼ。TV番組「たかじんのそこまで言って委員会」で取り上げられ,あまりにも今まで信じてきたことと異なる内容だったために話題となった前々作『環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))(洋泉社)』,および前作『環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks (029))(洋泉社)』に続く第3巻。著者によるとこれでシリーズ完結であるらしい。本巻では

・最高気温更新はなんら不思議でも危機でもない。
・ゴミ問題は本来起こるはずではなかった。
・環境問題はメディアのでっちあげだ。

などについて,またもや衝撃的な事実(違う側面から見た提言と言った方が正確かもしれない)が白昼のもとにさらけだされる。それにしても,第1巻の後半ぐらいから感じたことだが,どうも著者の本はスラスラと読める割には,何故か頭に残らない感じがするのだ。色々な矛盾例を持ち出してくるのはいいが,どうも議論の道筋を1対1に対応させにくい。一度図解で端的に示してもらってスッキリしたいところである。しかしそれは著者がよく言うように,メディアの報道を鵜呑みにせず,自分自身で調査し考えようという観点から言えば,与えられるのを待たずに自分で試みてみないとダメだということになるのだろう。

 兎にも角にも,これを批判する関係者はちゃんと反論して欲しい。部分最適化ではなく全体最適化の考え方に基づき,正しい環境対策とは何かを考えなければならない。ほとんど毎日が何かの種類のゴミ出し日で,毎朝の通勤途中の道端に山積みのゴミを見ない日はない,まさしくゴミの街に住んでいる名古屋市民としては切実な思いである。 (櫻前線/2008-10-16)


 私の住んでいる埼玉の町では、どんなものも燃えるゴミで出すことが出来
ます。
 靴、ランドセル、ビデオテープ、ペットボトルすべて燃えるゴミです。はじめ
はびっくりしますが、この本を読むとかえって環境のためにいいことをしてい
るような気がしてきます。
 スーパーのスーパーバックをもらわないことが本当に環境に対していいこと
なのか、ペットボトルのリサイクルが本当にいいことなのか、自分たちは子孫
のために何をしたらいいのか考えさせられます。
 環境を考えているあなたにお勧めの一冊です。 (河岸宏和/2008-10-27)
ツッコミ所満載で面白いです。本書は環境問題検定に最適です。『環ウソ』シリーズの最終巻である本書は、マスコミの出鱈目と対照的な内容になっていて、写真でいうところのポジとネガの関係ですね。この本はマスコミの報道の裏返しで、マスコミの姿勢に似すぎています。『環ウソ3』は、マスコミの出鱈目を否定しようと、大量のデータを未消化のまま動員し、つぎはぎたらけの欠陥建築みたいです、この本が本当に建物だったら怖くて誰も住めません。本書の前半のほとんどは、地球温暖化「騒動」に割かれています。しかも二酸化炭素「犯人説」の冤罪を晴らすために、多くの懐疑論者の本から都合のいい主張やデータ解釈を切り貼りしているため、あちこちに矛盾が生じていてます。山本弘の『環ウソのウソ』で明快に批判されている懐疑理論を平気で使う厚顔ぶりには、唖然とするしかないし。例えば、あるページでは「日本の田舎では温暖してない場所がある」と主張し、別のページでは「温暖の原因は太陽である」と主張する。「温暖化自体を否定する主張」と、「温暖化の犯人を二酸化炭素以外に押しつける主張」は両立しないのに・・・。またあるページでは「北極の急な気温変化のデータを自説の根拠にし」、別のページでは「日本の急な気温変化の原因を測定器変更疑惑を匂わせる」という二枚舌を平気で使う。また20世紀の二酸化炭素の増加が、自然現象では説明できないことは統計的に自明なのに、「温暖化が原因で二酸化炭素が増加したという屁理屈」を主張します。たぶん武田先生は、批判するマスコミと同じ確信犯でしょう。『環3』は、懐疑派の名著『地球と一緒に頭も冷やせ!』(ロンボルグ・著)や『正しく知る地球温暖化』(赤祖父俊一・著)を参考にした跡が随所に見えます。けれど武田先生は多忙のせいか理解が中途半端です。これでは専門家から失笑を買うだけです。
(Ookubo/2008-10-12)
睥睨するヘーゲル ||||||||||||||
この著者は、アル・ゴアなどとは反対の意見を述べていますが、両者とも環境問題で得をする側の人間です。
現在、日本全国で自治体を経営破綻に追い込み、買収しようという計画が進行中ですが、この著者もそういった権力側の人間です。
自治体が経営破綻し、外資系企業などに乗っ取られ、最終的に泣きをみるのは、やはりその土地で暮らす庶民だと思います。
(池田大作/2008-10-23)
第 1 章では地球温暖化への疑問を 100 ページ以上にわたってのべている.著者独自の見解であり,根拠はあやしいが,温暖化に関して「ウソ」も報道されているから,それを指摘することには意味がある.

第 2 章はリサイクルの問題点を指摘している.リサイクル費用は需給関係によってきめられているわけではないから,資源消費量に比例していると主張している.つまり,費用のかかるリサイクルは実は資源を浪費しているということだ.私も以前から高価な「エコ商品」は信用しないことにしているし,費用のかかる家電リサイクルからのがれたいとおもっている.

第 3 章ではこのシリーズ 1 〜 3 全体のまとめであり,さまざまな問題がとりあげられている.1990 年以降の (ウソの) 環境問題は一部の科学者がつくりだしたものだという.そして,シリーズ 1 では朝日新聞がヤリ玉にあげられていたが,この本ではあちこちで NHK が批判されている.著者は最近の子供は「科学技術は悪だ」という印象をもっているという.NHK がウソの環境問題をとりあげて悲観的な情報ばかりを報道して若者に悪影響をあたえているので,NHK をみることをすすめていないという.

1990 年以降,日本人は経済だけでなく科学や歴史など,さまざまな問題に対して自信をうしない,悲観的になっていた.自信と希望,そして著者のいう誠実さをもつことが環境問題のただしい解決のためになるということはたしかだろう.
(Kana/2008-10-19)
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エコパニック:急いては事を仕損じる
 
w:12 h:18 246page
食糧がなくなる!本当に危ない環境問題 地球温暖化よりもっと深刻な現実
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ASIN:4022504692
朝日新聞出版(2008-08-20)
武田 邦彦
売上順位:8308
¥ 1,260(中古:¥ 920)

所属カテゴリ:
文学・評論
レビュー総評点:-14
日本ももっとしたたかに ||||||||||||||||||||
今から6000年前のヒプシサーマル期は現在より2〜4℃温暖で、
貝塚が海岸からだいぶ内側に位置していることからも明らかな
ように、海面は今より数十m高かった。また、時代を少し遡ると、
1万8千年前の最終氷期最盛期には海面は今より約120m低かった。

何が言いたいかというと、千年単位のスパンで見ると海水面が
数十m変動するのは「自然」で、今騒がれている地球温暖化は
その「自然」の範囲内のことであり、たいした問題じゃない
ちゅうことだ。まぁ、それを問題といっちゃうと問題なんだ
ろうけども・・・

それよりももっともっと日本にとって重要で喫緊の問題と言える
のが食糧問題だ。他の先進国は自国の食糧やエネルギーを温存し、
「今のうちに」とばかりに他国から搾取しているが、日本ときたら
ミニマム・アクセスを押し付けられ、国内の農地を疲憊させ、
ますます身動きが取れなくなっている。

本書では他の先進国のしたたかさばかりが目に付く。というか、
日本の愚直さが際立つ。著者にもそろそろ解決策を提示して、
希望を抱かせてほしいと思う。

(もりぞ/2008-09-12)

 お金持ちがパンをいっぱい買い込んで、そのほんの一部の一切れか二切れ
を食べてお腹がいっぱいになった。とっておけば明日、食べられない事も無い
が硬くなるし、その日は肌寒い日だったので残りのパンを暖炉にくべて燃料に
した。
 人間は正常な神経の時にはやらないと思います。人間は本能の中で、食べ
る事の出来るものを燃料に使用することには抵抗があるのです。
 しかし。食べることの出来るトウモロコシを燃料に加工することに対して、本
能的に問題が有るような気がするのは私だけでしょうか。
 トウモロコシを使用して燃料を作るのは人間の歴史が始まって以来の倫理
違反と著者は語ります。
 世界中が支持しているこの論理をみなさんどう思いますか?
 是非、食に関係している方は読んでみてください。 (河岸宏和/2008-09-14)
 「偽善エコロジー」を読んで著者に興味を持ち,この本を購入した。「偽善エコロジー」については,読後からその詳細が事実と異なっているという周囲の指摘を受け,著者の述べていることのどの程度が正しいものなのかを判断しかねていた。この本は,「偽善エコロジー」に比べると,著者の精神論的な面がより多く出ているように感じられる。したがって,この本を読むことによって著者の「人となり」が理解できる。読後の感想としては,やはり武田邦彦は,思慮深い素晴らしい人だと感じた。科学者としての立場から,本当に危険なものは何なのかという意見を的確に述べている。その文脈には,決して人間として目立ちたいとか,優越感とかそのような類のものは一切感じられない。ただただ日本の将来を著者は心配しているのである。
 そして,アメリカのしたたかさや欧州の環境問題に対する戦略を挙げ,それと対比して日本の「戦略のなさ」に閉口している。また,日本のマスメディアがいかに視聴率獲得のために誤った情報を平気で垂れ流しているかを指摘している。内容的には,丸山茂徳の「科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている」と共通点が多い。
 最後に,著者は本当の危険性は確率論で考えなければならないと述べている。日本での最も大きな危険は「交通事故」であり,次に「犯罪」そして「火災」である。私たちは,それらの危険にこそきちんと対処していかなければならないのだ。温暖化は人類の危機にはなりえないということを,一刻も早く多くの日本人に知ってもらいたい。如何に自分たちが平和ボケして迷走しているかを知ってもらいたい。 (長谷川 純一/2008-09-15)
食料問題を含め、危険について書かれた本です。
この本の売りは、著者の論理的な思考にあります。

みんな、温暖化で、人類が絶滅するかのように騒いでいる。
でも、考えてもみなさい。
平安時代は、今より1度気温が高かった。(でも、だから平安時代に日本人が滅亡することはなかった。)
温暖化で、作物が採れなくなるという。では、日本より暖かい台湾で、作物が採れずに、皆が飢え死にしているのか? 明らかに違う。

とまあ、こんな調子で、マスコミや、世界各国の政治的思惑に惑わされている現代人に、論理で警告を発しています。
著者の意見には、必ずしも賛成できないものもありましたが、少なくとも一読に値する本であることは確かです。 (ホウセツ/2008-09-27)
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エコパニック:急いては事を仕損じる
 
w:10 h:16 191page
科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている [宝島社新書] (宝島社新書)
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ASIN:479666291X
宝島社(2008-08-08)
丸山茂徳
売上順位:11750
¥ 680(中古:¥ 335)

レビュー総評点:-7
前半と後半の内容の乖離は何?!! ||||||||||||||||||||||||||||||||||
 前半と後半の内容があまりに乖離しすぎていて、呼んでいて途中で馬鹿らしくなりました。

 前半は確かに、科学的な根拠に基づいて、常識になっている二酸化炭素温暖仮説を明快に論破する内容で、なるほどと納得させられるものでした。
そこから、今の本当の課題は「食糧問題」と「石油問題」だ、と結論付ける展開も、理解できました。

 ところが、後半に差し掛かるとどういうわけか、世界は一つになるべきだ、とか日本は伝統や文化を棄てて世界統一国家の建設に尽力すべきだ、とか、まったく意味不明な方向へ議論が進みます。はっきり言って、それぞれの国が文化をすてて一つにまとまるなど、絵空言以外の何者でもありません。

 およそ歴史や社会情勢には疎いとしか言い様がない偏向した思想には、なんだかがっかりしました。この作者は、ひとときの共産主義的な理想にいまだに取り付かれていて、それゆえ今の中国にも落胆しているだけの、もはや廃れてしまったただの理想主義者の生き残りにすぎない気がしました。

それだけに、前半の話すらなんだかすっかり怪しい気がしてきたのが非常に残念です。 (Vega/2008-09-14)
話が飛躍しすぎです ||||||||||||||||||||||||
 第一章は非常に興味を持って読みましたが、それ以後の章は話が飛躍しすぎです。

 統一国家だとか歴史をひもといてなどなど、科学から逸脱しすぎていて信憑性に欠けます。いろいろと図を多用しそれらしく書いているのですがやはり独自主張のオンパレードという感は否めません。

 最後には「寒冷化がついにはじまった」というような意味深な話もありますが長期的に見てやはり温暖化傾向にあるのは間違いなく、ちょっと暴走しすぎのような気がしました。

 一章だけの評価だと星4〜5つ。その他は星2つといった評価になると思います。 (読書好き/2008-09-16)
衝撃的なタイトルですが |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学会のシンポジウムでアンケートをとったところ、温暖化する:10%、寒冷化する:20%、わからない:70%だったことがこの本のタイトルの根拠となっています。不確定要素が多いことを学者は理解しているという結果でしょうか。
ところが、政府やマスコミは「地球温暖化の原因は二酸化炭素」の単独犯説を信じています。
天候に影響する要因は多様であり、説明変数としてのCO2の寄与率は低いこと、寄与率は高いが予測不能の要因が多く存在することを多くのグラフや数値を用いながら説明してくれます。筆者らは地球は寒冷化すると予測し、5〜10年後にはその傾向が顕著になると考えています。
学会でのアンケートは公表しないとしていた筆者が、あえてそれをタイトルに用いたという悲壮感あふれる警鐘は一読に値するものと考えます。 (vatmideo/2008-08-13)
これって何の本? ||||||||||||||||||||||||||||
最近この手の本が多いので、興味を持って買ってみました。しかし、本のタイトルから伺える「地球温暖化の犯人はCO2か否か?」が説明されているのは第1章のみで、第2章〜最終章までは、やれ「世界統一国家」だの「暴力団国家ロシア」だの「愛と平等の世界の実践部隊アメリカ」だのと続き、宗教、食糧問題、マスコミの愚行、そして地球の温暖化こそが人類の生きるべき、進むべき道であるかの如く主張するかなり偏った「丸山思想」「丸山ワールド」が展開する。せっかく第一章で良い事を書いているにもかかわらず、それ以降がこの調子なら、第一章で展開された科学的仮説までその信憑性が薄れてくるような気がする。純粋に地球温暖化の原因やその仕組み、影響などを勉強したい方は別の本を読まれる事をオススメする。
(リトル・エンジェルズ/2008-09-08)
それは太陽のせいだ ||||||||||||||||||||||||||||||||
著者は地球温暖化説を否定し、今後、地球は寒冷化に向かうだろうと主張しています。
地球の気温に与える要素を大きい順に列挙すると
(1)太陽の活動度
(2)地球磁場
(3)火山の噴火
(4)ミランコビッチサイクル
  (他惑星の重力による公転軌道のブレ、地球の地軸の傾きの変化等)
(5)温室効果ガス
となっており、温室効果ガス以外はすべて、寒冷化に向かって働くことになるとのこと。

寒冷化説は一見、少数派に思えますが、CO2等人為的な温室効果ガスの影響はIPCCの
予測よりはるかに小さいのではないかというのは、学会でもかなり有力な説だそうです。

また、地球温暖化対策の研究者たちについては、寒冷化のリスクが大きいにも拘わらず、
それを言い出すと予算がとれず、今までに行った研究が無駄になるため黙っているとし、
厳しく非難しています。

その心意気や良し。しかし、自分の専門外の歴史や政治について述べた2章、3章については
世界統一国家論等の極端な理想主義に走り、またアメリカの民主主義は全て正しいという
いわゆる自虐史観に落ちいっており、共感する人は少ないのではないかと、一言付け加えさせ
て頂きます。 (至高の豚/2008-08-17)
地球温暖化に関して、これまであまり報道されてこなかった科学的な事実、そこから想定されることが書かれていて、興味深く読めました。第1章だけは・・・
そこから最後まで感想文に過ぎず、現実離れも甚だしい!。愚痴のオンパレードか!


(那須塩原のペンギン/2008-09-18)
この本は、現在、急速に注目されているヘンリク・スベンスマークの説を詳しく解説した本です。現段階では仮説の域を出てないため、IPCCのコンピュータ・シミュレーションには採用されていませんが、次回のIPCCの報告書では主流になる可能性が高いです。日々、地球圏外から宇宙線がやってきています。スベンスマークの仮説は、地球に入る宇宙線の量で、(低層の)雲の量が大きく変わるという仮説です。雲が減れば、地上に入ってくる太陽光線は増えます。丸山教授によれば、雲が1%減るだけで、1℃上がるそうです。この地球に入ってくる宇宙線の量は、太陽と地球の磁場の強さで決まるそうです。そして丸山教授は、近い将来寒冷化することを予測しています。
タイトルでは二酸化炭素「犯人説」を否定していますが、丁寧に読むとそんなことはありません。38頁の「IPCCの地球温暖化予測を信じるな」では、温室効果の最大は水蒸気であることを説明し、二酸化炭素が増えれば、水蒸気の温室効果が増えることも紹介しています。だから二酸化炭素の温室効果は小さくても(丸山教授によると1ppmに対して0.04℃の温度上昇)、それに伴う水蒸気の温室効果は大きいのです。ただ水蒸気が増えると雲が増えるという事実をIPCCが軽視していることを、丸山教授は注意しています。水蒸気が増えても、必ずしも温度が上昇する場合だけではないのです。
この本を読むと、地球の気温予測の難しさが実感できます。IPCCのコンピュター・シュミレーションを詳しく解説した住明正の『さらに進む地球温暖化』 (ウェッジ選書 28) と併読すると、より理解が深まると思います。
(Ookubo/2008-10-16)
東京工業大学教授による、世間の「常識」に真っ向から反論する本。勇気あります。

さまざまなデータや学説を検討しながら「二酸化炭素で温暖化」どころか、「二酸化炭素の温室効果は非常に小さく、むしろ地球は寒冷化している」という説を導き出し、温暖化とは別の意味での2020年問題、石油の枯渇と食糧危機に警鐘を鳴らします。

常識的な「温暖化説」が正しいか著者の唱える「寒冷化説」が正しいかは、あと5年もすれば実際の気候変動が証明してくれるでしょう。
信じる人も信じない人も一読の価値はあります。(星5つ)


ただ、途中の国際政治っぽい内容の部分は余計だと思います。
「民主主義国は戦争しない」「これからのリーダーはアメリカ」などの主張には賛否が分かれるのではないでしょうか。
この部分のおかげで全体がサブカルっぽく思われないか心配です。宝島社だし。

せっかく他の部分の説得力が素晴らしいだけに、残念です。(星マイナス2)

差し引き星3つ。 (サティ/2008-09-12)
著者の専門分野については非常に示唆に富んでいる。しかし、専門分野外のことになると、残念な内容である。前半は専門家の意見として耳をよく傾け、後半の思想的な面については、一人のオジさんの話として聞いた方が良いだろう。そこに興味がある人は、その道の人が書いた新書をまず読むべきだろうと思う。ただし、後半についても、何も提議しない科学者よりはずっと良いと思う。 (あちょー/2008-08-28)
この新書は,前著に比べて洗練され,自説の気候変動メカニズムが詳細に紹介されている.宇宙線から雲ができるメカニズムや今後の寒冷化の予測根拠などについて,出典も明確にされていて,丁寧に解説されている.この,全体の3分の1を占める第1章は,科学的な議論に終始しており,非常に有益である.一方,それ以降の著者の専門外となる社会科学的な分野(解決策など)に関する議論は面白いが,私論であり,ひとつの見識として受け止めるべきと思われる.このことを含めて,多くの示唆や知見がぎゅっと凝縮されていて価値が高い良書と思う.文章もこなれていてとても読みやすい.ただ本のタイトルは誇張しすぎで,主に日本の地球科学者の7割は判断がつかず,2割が寒冷化すると予測している,というべきところである. (モンゴル系宇宙人の父/2008-09-18)
CO2地球温暖化説に対して、太陽活動等による寒冷化説を唱えている前半は科学的データが豊富で納得させられる部分が多い。ローマクラブの「成長の限界」をイントロとして始まる後半は、人口増、石油枯渇、食糧不足などの要因を元に、戦争、民主主義、マスコミの無知などを含めた科学者目線からの社会・政策論を展開している。 

確かに後半の質は前半に比べ持論的で未来論的だが、科学者が自分の専門を元に社会システムや政策論を堂々と述べている点は、日本のタコつぼ科学者が見習うべき重要なことであると思う。今のリーダー国家アメリカの特質として、「科学と政治の一致」を挙げている点も、著者が、科学者がもっと政策にかかわるべきだ、という主張が読み取れる。

コペルニクス地動説、ダーウィン進化論、そしてIPCCのCO2地球温暖化説と並べてみて、温暖化論の正否は今主張している人が生きている間に結論が出るという点で、多額の公費を費やしての対策が良かったか悪かったか、私たちも見張ってゆく必要がある。 (スーパーts/2008-09-11)
1章を読み始めたときは非常に面白い説だと思っていた。
地球温暖化は二酸化炭素だけが犯人ではないとする説。
太陽活動と宇宙線量によって左右される雲と気温の関係。
地磁気や火山噴火によっては寒冷化に向かうという説。

科学者の1割しか温暖化説を唱えていないというが、では残り(9割)の科学者らはすべて寒冷化の説を唱えているのだろうか?
答えは曖昧だと思う。それを読者に勘違いさせるような手引き方で書かれているのには納得できない。
水蒸気が最も強力な温室効果ガスであると言われながら、その濃度が増して雲になれば太陽光の反射率が高まって気温を下げてしまうという、一見矛盾だらけの解釈になってしまっている。
もっと細かいレベル(粒子レベル)での実験なり、データを示しながらの説明を付け加えて欲しい。
著者や東工大理学流動機構が訴えようとしている内容にインパクトが感じられない。

2章・3章は著者自身の勝手な自己主張の内容であり、こんなことはどうでもいいから、1章に書かれている内容をもっと深く掘り下げてデータの解説なり今後の科学的な対応説を述べて欲しかった。 (akira/2008-09-09)
「偽善エコ」が確かな数値と現実調査に基づくまっとうな説だとしたら、「地球温暖化」嘘説も同じかもしれない。科学者が綿密な数値を基にした宇宙的理論と歴史的データを駆使しての地球の今後を予測するのはあながち不可能ではないが、なぜ政府とマスコミは「暑い」とか気温のわずかな上下だけで「地球温暖化」に結びつけてしまうのだろうか。政府国益や企業利権がからんだ宣伝に一般国民が踊らされているようにしか見えない。寒冷化→食糧が減る→人口抑制=少子化万歳、これでいいのだ。「京都議定書」問題に関しては日本はハメられたとしかいいようがない。石油は枯渇に向かう、国民は様々な値上げで気付き始めた。まっとうな研究者たちよ、もっと声をあげてほしい。 (水時計/2008-08-30)
本の題名が既に大嘘 |||||||||||||||
「科学者」と一口に言っても温暖化・寒冷化について論文を書けるほど専門的に研究している科学者は一握りに過ぎない。そして学会の規模が大きいと他の分野の研究者が増えるので特定分野の研究者の割合は当然減る。どうもこの本でアンケートを取ったという学会は、万年単位で気候変動を見ている古気候学者や気候変動とほとんど無関係な地震学者などもいるようである。専門外研究者の立場に立ってみれば、街頭で一般人として質問されるのとは違い、学会という公式の場で専門外の質問を受けたら「分からない」と答えざるを得ない。これを「CO2犯人説は嘘だと知っている」と喧伝するのは統計を悪用した嘘である。「はじめに」を読んだ時点で題名の大嘘に気付き価値無しと判断した。 (D. Tom/2008-10-15)
地球温暖化に関しては色々言われております。ゴアの『不都合な真実』に関して、色々と突っ込んだことが言われたり、中部大学の武田教授なんぞがぶちかましまくっております。
で、まあ、この本、多分、武田教授の感じで編集部がオファー出したんだろうが、途中から残念なことになっている。
第一部に関しては、まあ、いいだろう。寒冷化するという説もあるぐらいだから、こればっかりは一つの仮説として読むに値する。
しかし、その後はどうか。
はっきり言おう。
人文系、特に政治学・歴史学方面の学者が読んだら、まず間違いなく「お前はアホじゃー」と叫んでしまうだろう。いや、もうね、途中から我田引水で面食らいましたよ。政治学やら経済学の知識が根本的なまでに欠けていて「あー、ご愁傷様です」としか言えなくなってくる。

結論

餅は餅屋
なぜ餅屋で餅頼んでパスタが出てくる (電気鰻の蒲焼/2008-10-06)
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CO2温暖化懐疑論
 
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日本人はなぜ環境問題にだまされるのか (PHP新書)
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PHP研究所(2008-11-15)
武田 邦彦
売上順位:3274
¥ 735(中古:¥ 700)

レビュー総評点:4
「二酸化炭素の増加は温暖化に繋がる」という「常識」を見事に覆してくれる本です。
森林はCO2を吸収しない。温暖化は歓迎すべき現象である。京都議定書の履行は日本だけが馬鹿を見る。欧州では環境問題を政治問題と捉えている。などなど。
このようなことがらを、わかりやすい図やグラフを用いて説明しています。化学、生物学、地学、物理学だけでなく、歴史、政治、経済、人類学など多岐に渡る分野を総合した解説が繰り広げられます。結局のところ、経済学でいう「合成の誤謬」という各論は正しくても、それだけで全体(地球環境)を説明することは出来ないことを明らかにしてくれます。 (vatmideo/2008-11-23)
武田氏の著作はいつもそうだが「エコロジー」「リサイクル」といった一見聞こえがいいキャッチーな話題について警鐘を鳴らし、「安易な、もっともらしい当局・マスコミの論調に対する異議申し立て」を論理的に構築する部分に於いて長けた部分は結構なのだが、翻って「では結論として我々は如何に為すべきか」が明瞭でないのが相変わらずで舌足らずである。
「CO2が温暖化の原因ではない、そもそも温暖化は悪いことではない」ならば「今後も化石燃料を浪費して排ガスを垂れ流し、冷暖房をフル稼働して(うわべの)快適さを享受する(先進国だけの)特権を保持する」のがいいのか、「環境変化はやむを得ない事態だから安んじて現在の境遇に安住すること」を旨として現代人は生きていいのか、という問いに対して何らの回答も導いてはいない。
何より、「化石燃料はいつか枯渇する」だが「未来は予見できないものだから、その時はその時代の科学と創意でなんとかなるだろう」的オプティミズムで未来を語るならそも何ゆえ斯様な書物を記す必要があろうか。現状是認は未来から現在を省みた場合都合のいい言い訳に終わること、その可能性も十分考慮の上発言する勇気がおありだろうか。
モアイの像なんて無用の長物を運ぶため、木材の乱獲をしたイースター島では深刻な環境破壊が起きたことも現在では明らかになってきていることを、よく噛みしめた上判断しないと、この本も著者の散々非難したNHK同様無責任な言説に繋がる危険性のあること、留意する必要がある。 (佐藤雄司/2008-11-26)


 環境問題は様々な事が言われています。環境を考えてマイバックを持って
買い物に行くこと。北極の氷が溶けてホッキョクグマが減少していること。
 毎日のように氷山が溶けて崩れてしまっていること。本当にいろいろな事が
報道されています。
 環境問題を考えるには、一方的な考え方だけではなく、武田さんの本も是非
読んでみてください。
 「環境問題を何故考える必要があるのか」少なくても明るい未来のために
どうしたらいいかを考えさせてくれる一冊です。
 少なくてもゴアさんの考え方と、武田さんの考え方、両方を読んで見てください。 (河岸宏和/2008-11-29)
この本を読むまでもCO2環境論の不透明な部分を指摘する声はあった。でも私は完全に洗脳されていた。
この本を読んで少し周囲が見えてきた気がする。

怖いのは、日本の中枢が情報統制を本格的に行っている可能性があるということで、そのこと国民はを頭の片隅に置く必要が絶対にある、ということを教えてくれる。 (やしぴ/2008-12-11)
この本は活字が大きく、易しく科学的な説明がなされています。要点は
○温暖化はホントなのか。炭酸ガスは空気中で0.04%しかない、これが2倍になっても気温上昇への寄与度は小さい。太陽の活動や水蒸気や微小水滴の影響の方がよほど大きい。
○NHKや朝日などの客観性に欠ける報道で多くの市民は温暖化論が脳に刷り込まれてゆく。
○心やさしく、真面目で、気配りがあって外交下手な日本は炭酸ガス規制を過剰に押し付けやすいカモ

そういえば、内分泌かく乱化学物質への過剰な反応、またダイオキシンは猛毒だけどウクライナの大統領ユーシェンコはこれを飲まされて、すごくハンサムな顔があばた面にはなったものの死ななかったし、アルツハイマーの原因はアルミニウムイオンとか言われたこともあったなぁ。

最後の「おわりに」の次のような趣旨は同感です。
特に、現在の知識で物事を判断するのは仕方ないけどそれがずっと続くという前提で判断しては間違える。科学の知識は30年たつとずいぶん変わる。 (光が丘/2008-12-13)
 内容的には、『偽善エコロジー』や『環境問題はなぜうそがまかり通るのか』といった既刊の書物と同じような内容である。
 書き出しのところで、「二酸化炭素は重い気体である…」という記述で「はっ」とした。なぜ、重い気体が上空高くに層をなすのか? 確かにおかしい。
 安易に「環境保護活動は無意味だ」と言ってしまうのは大変危険であるが、わたしたちは本当のところをもっと知らなければならないと思う。 (aaa0042/2008-11-25)
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地球温暖化対策が日本を滅ぼす
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PHP研究所(2008-09-27)
丸山 茂徳
売上順位:59830
¥ 1,470

所属カテゴリ:
文学・評論
レビュー総評点:0
丸山氏の今年の第3作目。内容は

・二酸化化炭素は温暖化の原因ではない。
・そもそも地球は温暖化していない。今後、寒冷化に向かう。
・寒冷化の要因は多数あるが、そのなかでも太陽活動の変化が最も大きい。
・多くの学者は温暖化説を疑っているが、利害関係があるため声を上げない。
・IPCCは少数派が実権を握っており、多数の科学者の意見が反映されていない。     
   それと例の・・・・民族移動は寒冷化により起きた。               
             寒冷化を乗り切るため日本は人口縮小すべき。
             等々の、まさにお寒い社会観。 

今回は図表を多く使ったこと。政治問題が重視されていること。等の部分は変わってきて
いますが。前2作とのかぶりは相当多いです。

丸山氏の寒冷化論のような説もあるのだと知っていれば、温暖化対策などへの見方も、
また変わってくると思い、1冊目の方には強くお勧めいたします。

(既に1冊読まれた方には、あまり・・・・・) (至高の豚/2008-10-04)
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「地球温暖化」論に騙されるな!
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講談社(2008-05-30)
丸山 茂徳
売上順位:13830
¥ 1,470(中古:¥ 900)

所属カテゴリ:
文学・評論
レビュー総評点:362総評点300以上の注目商品
地球温暖化の真実が理解できる本 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者は地質学者で地球科学に関する本を何冊か出しています。
本書は、地球温暖化の二酸化炭素・原因説を否定して、「宇宙線と雲の因果関係」で地球温暖化を説明しています。この「宇宙線と雲の因果関係」の理論は魅力的で、過去千年間の気候変動も説明可能みたいです。雲の量が変われば気温は変化します。地球圏外からやってくる宇宙線の量と雲の量は関係するそうです。
「宇宙線と雲の因果関係」については、渡辺正&伊藤公紀・著『地球温暖化論のウソとワナ』(ベストセラーズ)でも詳しく紹介されています。
気になったところは、丸山氏の地球寒冷化を予想なのですが、科学的な根拠は弱い気がします。現在、太陽は新しい周期に入っていますが、活発化するか沈静化するか判りません。宇宙線が地球に入ってくる量も増えるか減るか判らないと思います。
また山本弘・著『環境問題のウソのウソ』(楽工社)で、明快に間違いが指摘されている槌田敦と根本順吉が主張する「1950年以降の二酸化炭素と気温変化の因果関係説」を掲載しているのは問題ではないでしょうか?本書の価値を下げることはありませんが、改訂版では削除または訂正されることを望みます。
二酸化炭素・原因説の否定の根拠だけに関して言えば、デニス・T・エイヴァリー&S・フレッド・シンガー著(守岡桜&山形浩生:翻訳)『地球温暖化は止まらない』(東洋経済新報社)の方が説得力あると思います。
本書は、池田清彦&養老孟司・著『ほんとうの環境問題』(新潮社)と問題意識で共通点が多く、読み比べることをお薦めします。 (Ookubo/2008-05-30)
本書の6割程度を占めると思われる、著者が専門知識に基づいて
書かれている「これから地球は寒冷化する」との論は、なかなか
説得力があるもので、面白く読めました。

しかしながら、他のレビュアーの方も書かれていましたが、
残り4割の専門分野外のことについては、事実誤認などが多いようで、
注意して読む必要があります。

例えば、輸送中に電気を約50%もムダにしている、などと書かれてありますが、
エネルギー工学をほんの少しでもかじった事のある人にはびっくり仰天な事実誤認です。
確かに熱効率を含めれば熱量の50%程度しか電力にできないというのは事実ですが、
電力輸送の損失は約5%であるというのが常識で、おそらく両者を混同されたのでしょう。

またそれに続く文章で発電効率そのものは高いといえないコージェネを手放しで
歓迎しているところなど、どうかと思います。自動車の例を引くまでもなく、
小型の熱機関の効率が低いのは、工学の常識といえるでしょう。

また人間の生み出しつつある新物質についての記述も、実際には有機物質が多くを
占めると思われますので、元素の数を単純に掛けていって説明するというのも、
いかがなものかと思われます。

(kaz-p/2008-07-16)
未来予測は過去の事実から ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者は地質学に革新をもたらした著名な学者である.断片的に聞こえてきた著者の異説地球温暖化論がここに詳述されている.一般書なので,細かな出典などはないが,説得力は十分にある.スーパーコンピューターによる数値解析の限界,それよりも地球に残された豊富な証拠に基づく気候分析のほうがはるかに信用できる.そこから導かれる寒冷化の予測に対して,我々はどうすべきかについての具体策にも言及されている.

今の温暖化防止対策のほとんどはムダではなく,それに加えて人口抑制とエネルギー,水,食料の確保を指摘している.興味深いところでは,化学物質の乱造によって生態系,人間に未知の危機が生じていることを警告している.これも地球進化と生物進化の知見に基づいている.

ただ,本来の気候変動の鍵とされる,宇宙線が雲をつくるメカニズムは,この本でもイマイチよくわからない.今後の学際的な気候変動研究の進展に期待したい. (モンゴル系宇宙人の父/2008-06-06)
IPCCへの批判や炭酸ガス説否定を超えてさらに寒冷化に対する強い警告を行っている。2035年という比較的近い将来に寒冷化を予測しているのは、かなり冒険的に思います。レビュアは、なによりもまず炭酸ガス説から国民が目を覚まして欲しいと思っているので、少し危惧を感じました。予測通りにならなければ、社会の信用を得られませんから。地質学的な気候の歴史に根拠を求める点は赤祖父博士の著作と共通するが、宇宙線や磁場の変動からさらに仮説を展開し、大胆な予測を試みている。プルームテクトニクスというコンセプトを大胆に学会に提示した著者の面目と個性が反映しているとレビュアは肯定的に思いたいが、少し割り引いてみておく方が良かろう。しかしいずれ寒冷化に向かう点についてはレビュアも疑いを持たなかった。最終章は圧巻である。地球と生命の歴史を大きく俯瞰してある種の文明論にまで展開し、人口減少政策を訴える。先の個性を反映しやや行き過ぎも感じるが、その思索の大きさと深さに感銘を受けた。減少政策とまではいかなくとも、現在の少子化を肯定的に進めエネルギーと食料の盤石な安全保障を計るという点は疑いないはず。本著も特に要路の方はからなず目を通すことをお勧めします。 (コモンセンス/2008-08-01)
CO2増加は温暖化の結果 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 温暖化したからCO2が増加したのでその逆ではない。これを証明するわかりやすいグラフが掲載されている。原因と結果を逆にするとおかしなことになる。温暖化防止対策も無意味なものになる。しかも日本人は非科学的なものに情緒的に突っ走る傾向にある。著者はそれを憂慮し、憤っている。
 将来、巨大台風が続出し、100年に一度の集中豪雨も多発し、膨大な水害の被害が出る。だから防災の公共土木工事を大量発注しなければならない--そのとき喜ぶのは土建国家日本の関係者--というのは評者の見方だが、外れてはいないと思う。
 著者は温暖化は10年くらいで終わり、次は自然の周期にしたがって寒冷化する。そのほうが生活への悪影響は大きく、今から対策を立てなければいけない、という。同感である。
  (Salaam THR/2008-06-02)
2008の年明け多くのエコノミストは予測した。TOPIXは年末には1800〜2000になると。そして9月多くのエコノミストは10月中1000〜1300くらい。エコノミストも専門家。
地球温暖化の主因が炭酸ガスと言っているのも専門家。著者は少数派で炭酸ガスは主たる原因でないと自信を持って主張。そして言う、5〜10年たてばどっちが正しいかわかると。
著者の言う気候変動の主因は
○太陽の活動が活発なら気温は上がる・・これから太陽の活動は弱まる方向
○地磁気が強ければ宇宙線が地球に到達する宇宙線が少なくなり、宇宙線が少ないと雲の発生が少なくなって気温は上がる。・・地磁気は弱まっている。
○火山の噴火活動で微粒子が空中を漂うと光がさえぎられ気温が下がる要因
○地球の軌道が太陽だけでなく、木星、土星との位置関係で変わり気温に影響
○炭酸ガスなど温暖化ガス
この中で太陽の活動、地磁気、火山噴火微粒子の要因が大きい。炭酸ガスは毎年1.4ppmくらい増えているがこれでは毎年0.004℃しか上昇しない。炭酸ガス主因説には無理がある。これに比べて雲が1%減れば1℃気温上昇。
炭酸ガス主因説で利を得る人が政財官学にいて、その人たちはニュートラルではいられない。
地球は45億年前に誕生。全球凍結は23億年前。恐竜の栄えた白亜紀は非常に温暖だった。
現人類が出現してからは12000年前はすごく寒く、ニューヨークの迷い石はこの時の氷河が運んだもの。6000年前は暖かく三内丸山遺跡がそのころ。気温の変化は先に述べた要因が複雑にからむ。これから、地球は寒冷化に向かう。
人類の歴史を見ても温暖化の弊害より寒冷化の弊害がずーっと大きく、このままでは地球は人口が増え深刻な食糧、水不足に陥る。
もっとも、化石燃料の消費を抑えて核エネルギーにうまくつなげてエネルギー不足にならないようにとの深遠なはかりごとであれば炭酸ガス説も分からないではない。 (光が丘/2008-09-20)
タイトルがよくない |||||||||||||||||||||||
タイトルを見て、いわゆるトンデモ本の類かなぁと感じて購入をためらっていましたが、やっぱり気になってしばらくの後に買いました。タイトルが「騙されるな!」というようなセンセーショナルなものでなかったほうが広い読者を得られるのではないかと残念です。内容は、地球環境と人間の真の危機とは何かについて、極めて冷静に説いていて好感が持てました。昨今の「地球温暖化防止」の大コーラスに何か怪しさを感じていましたので、かなり納得がいきました。ゲルマン人の大移動が地球の寒冷化によるものという話など、歴史上さまざまな事件が地球の寒冷化と深い関わりがあるという説は、とても興味深いものです。 (ワンワン/2008-07-04)
論旨に説得力あり ||||||||||||||||||||||||||||||||||
いわゆる地球温暖化論と二酸化炭素犯人説に対する冷静な批判の書。「太陽と地球、そして宇宙の三者の相互作用の物理プロセスを解き明かし、太陽と銀河と地球をめぐるエネルギーの変動原理を解明することによって初めて、未来の気候変動を含む地球環境変動予測が可能になる」(47頁)という立場から、地球温暖化は、基本的に太陽の活動活発化(黒点の増加)や現在の地球磁場による宇宙線放射量の低減傾向などに起因するものであり、地球大気の0.04%を占めるに過ぎない二酸化炭素の増加は極めて影響軽微なその「結果」であって「原因」ではないとし(筆者によれば、コーラを温めれば二酸化炭素が出てくるのと同じ原理とのこと)、むしろ今後はそれらの要因が逆転することによる地球寒冷化(そして人口抑制)こそが喫緊の課題になるであろうと説く。詳細は一読してもらうしかないが、論旨には説得力があり、さすがは名著『生命と地球の歴史』の共著者であると感心させられた。(直感的にいっても、複雑な気象現象が単なる二酸化炭素の増減で説明できるという方がおかしいのは明らかなように思う。)だが、一方で個人的には、現在の地球温暖化論と二酸化炭素犯人説を中心に動いているかのように見える国際政治やビジネスの世界をこれから本当にパラダイム・シフトさせることができるのか否か、暗澹とした気分におそわれてもいる。いずれにせよ、丸山氏のような冷静な観察眼をもった方々を中核として、例えば政府が責任をもってわが国の英知を集め、真偽の検証や対策等に集中的に取り組むべき問題であることを痛感させられた。 (麒麟児/2008-06-02)
この本の内容は2008年日本地球惑星科学連合大会でも取り扱われている。実際の研究者の話にあたりたい人はそちらから。(abstractのみ)
http://earth.jtbcom.co.jp/session/j235.htm

いま流行の温暖化対策の根拠を吟味する上で読んでおきたい一冊
細かい点はこのチームのこれからの研究の進展に期待。
(しん/2008-07-05)
本書では、海水が温められることにより、海水に溶けていた二酸化炭素が放出され大気中の二酸化炭素の濃度が上昇すると解説されていた。このことについては、高校程度の化学の知識があればすぐ理解できるだろうが、ここでIPCCの説が正しいと仮定した場合ひとつの問題が生ずる。それは、ひとたび気温が上昇すれば、海水からの二酸化炭素の放出と太陽光線の吸収による気温上昇が繰り返され、気温が延々と上がり続けることになる。ということで、IPCCの説が正しくないことは明らかと感じた。
また、IPCC説のスパコン予測で二酸化炭素が増えたことによる森林の二酸化炭素吸収量の増加や気温上昇による雲の量の変化が与えるエネルギー収支の変化がパラメータに入っていないという問題点が指摘されていた。著者は、そもそも地球にはある程度一定の温度に保つ機構があり、それをIPCCの説および計算では無視している主張している。この主張は至極まっとうなものと感じた。 (たこ/2008-07-28)
単純な事実誤認が多すぎます ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
例えば、CO2の増加ペースが鈍っているとか。NOAAのサイトに行けば世界各地のCO2測定結果を総合したデータがありますが、とてもそうは見えません。あるいは、CO2は高々0.04%だ、それっぽっちが重要とは思えないとか。この僅かな量だからこそ変化が影響する、もっと濃ければ最初から飽和していた、は本格的な温暖化の講義の最初に出てくるかなり込み入った、厳密な理解には大学レベルの物理の知識がいる、最終決着まで長い論争があった話です。一般向けの温暖化の本で、これを誤魔化さずに述べている本はごく一部というお寒い状況は認めますが、「あまりに僅かだ」の一言で片づけるのは、不勉強です。 (suburu/2008-06-26)
これも作為的扇動本の一種? |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 そもそもCO2犯人説という考えそのものが変。「CO2だけで
温暖化することに疑問を持つ人間が増えているのは心強い」
などとあったが、知識のない人はともかくこの犯人説を信じ
ている学者がいるとは思えない。この言葉は筆者が説得力作
りのために持ち出したもので、ワラ人形を完膚なきまでに叩
きのめしたようなものであると思える。
 宇宙線による雲の発生については初耳で面白かったが、地
球温暖化に関して言えば、人類の力ではどうにもできないも
のを議論することにどれほどの意味があるのだろうか。
 また、参照した論文や報告を書いた人間に何らかの意図が
潜んでいるかも知れないというIPCC批判も疑問だ。「不都合な
真実」は科学書ではなかったが、この本も科学書というよりは
扇動的なもので、またIPCCの報告書以上に公正という証拠は何
一つない。少数の学者の見解を真実としているだけ。
 氷期が来るというのは昔から知られていたことだが、それが
温暖化をチャラにするわけではないはず。これでは石油がなく
なれば温暖化は止まるという「環ウソ」の武田氏と同レベル。
「本当の脅威」だって?

 内容的には他の類書より優れてはいるが、扇動的な色が濃く
軸がブレている所は大差なし。脅威じゃないと言いたいなら何
が原因で温暖化してもいいはずである。 (スティーヴ/2008-06-04)
でたらめな論理 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 著者は「二酸化炭素は地球大気の0.04%しか占めない。それがわずかに増えても影響はない]と書く。
 しかし、そもそも温室効果ガスは大気中にわずか(多く見ても0.1%程度?)しか含まれておらず、その温暖化ガスが近年急激に増加しているのだから、これは大事である。
 同じ温室効果ガスであるフロンや一酸化二窒素は排出規制のおかげで排出量を激減できたが、二酸化炭素については、化石燃料の消費、新興国の思惑などがあり、なかなか規制できないのが現状である。
 この現状を見れば、二酸化炭素削減は必定命題であり、それを諸説でごまかして削減しなくて良いとは著者の暴論としか思えない。
(ごろんた/2008-07-28)
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CO2温暖化懐疑論
 
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間違いだらけのエコ生活
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主婦と生活社(2008-08)
武田 邦彦
売上順位:11118
¥ 1,050(中古:¥ 661)

レビュー総評点:35
武田先生は、「環境問題はなぜ〜」を始めとする一連の著作により、環境問題を
ある種の信仰から科学の場に取り戻した方だと私は思っています。

しかし、本著は武田先生の他の本と、内容の重複が極めて多いようです。
例えば、最初の三項目は「偽善エコロジー」と順番が違うだけです。

・レジ袋よりエコバックを使うほうが環境に良いのですか?
・ペットボトルのリサイクルは、エコではないのですか?
・マイ箸を使えば、森林を守ることができますか?

(題名、出版社「主婦と生活社」等から、主婦層を対象にしたものと思われ、
 全体にやや柔らかい語り口となっています。)

武田先生の本をまだ読まれていない方には、強くお勧めしますが、既に2〜3冊
読まれた方は、避けられたほうが賢明だと思います。 (至高の豚/2008-09-02)
本書は材料工学などを専門とする著者が、学術論文のように、序論、検証方法、
現状と考察、結論(著者の主張の確認)といった流れに沿って各章、各項目で
背景から現状把握、そして展望などを探っていきます。

取り上げている内容としては、エコ生活、地球温暖化、エネルギーと食料、
「こころ」、のそれぞれと環境問題に関する考察が各章に割り当てられています。

本書を通じて、ほぼ全ての内容が現在の主流として語られている「エコ生活」を
否定することになるので、読んでいる側としては、何を信じてよいのか分からない
状況に陥ります。

その根底にあるのは、業界団体と政府(国際機関)の一方的な経済的視点から
消費者を躍らせることに力点が置かれていることで、本当にエコであるかどうかの
議論を他所に、国民の「非エコ生活」を改めるように誘導されている、と著者は
述べています。

家庭でのCO2削減を強要し、エコ生活のために新たに商品を売りつけ、そして
環境対策のための天下り先を提供する、という現在の状況では将来的な環境に
対しての改善を図れないと切り捨てます。

既に議論には決着がついていると一般に言われる、地球温暖化の実態を再度
見直すなど、前提から考えていく姿勢には共感できますが、本書の結論として
述べられる、自然との対峙する理想が「人間以外の生物を生き物として認め、
それらに生存権と所有権を与え、都会の真ん中に牧場をつくり、従来のエコ生活から
少し距離を置く」ことを実践していれば、私達の求めるもの、本当の人生が
見えてくるというのでは、余りにも楽観的、かつ安直に過ぎるのではないか
という気がしました。 (daphnetin/2008-10-22)
また出たこの類いの本、という感じですが、
ざっと読んだだけでもいかに子供だましの本か
分からないとかえって危険だと思わせる本です。

中程に書かれているように、
確かに石油と等しく電気もCO2を出します。しかし出すか出さないかが
問題なのではなく、排出の「量」の問題であることは著者は「わざとなのか」触れていません。

確かにホッキョクグマは著者の言う通り、今のデータ上、増加量も減少量も
同じ15%かもしれません。だから熊は人が言うように「減ってない」との事。
しかし以前は減少に対して増加の方が多かったのでは、という点に関しては
著者は触れたくないのか、話はそこで終わっています。

太陽エネルギーのための設備には確かにコストがかかるかもしれません。が、
つまりそれだけ多くの労働力が必要になるのなら、
それはむしろ良い事なのでは、という
疑問には何も答えてはくれません。

一方では日本は今まで通り国民は「正直な生活」を続けていれば
良いのだ、という強い著者の主張もありますが、この論で言えば、
その「正直な生活」とはどうやら今まで通りの生活を未来永劫続けて行く事を
意味するらしいです。

要するに色々な意味で現状を維持したい、というのがどうやら著者の主張らしい
です。それこそ「今の日本」を維持する産業のあり方なのだ、という話に
誰がついていけるのでしょうか。

結果、「お上さま」と変わらない思考が根幹にあるとすれば、著者の
偽善的エコロジー批判それ自体が偽善としか思えません。 (twilight/2008-12-08)
わかりやすかったです |||||||||||||||||
『偽善エコロジー』も『環境問題のウソ〜』も読んだのですが、
インパクトは強かったものの、数字や専門的なことが多く
私には内容がちょっと難しく感じました。
それに対して本書は、身近なエコ生活に即して
環境問題の問題について解説が加えられており、
やっと自分の頭で理解しながら読むことができたように思います。
私の周囲にもまだまだエコ=よいこと、と
疑いもせず考えている人が多いので、
読みやすい文章で主張を述べた本書のニーズは高いのではないかなと感じました。
武田教授の一連の著書を読んでいない人、
読んだけれどちょっと難しかったな、と感じた人には
とてもおすすめしたい一冊です。
(pontneuf/2008-09-06)
間違えだらけのリサイクル |||||||||||||||||||||||||||||||
確かに世の中のさまざまなリサイクルには間違えが多い。
しかしこの本のネタのほとんども同著者の他の本からのリサイクルにすぎない。
二重の意味で間違ったリサイクルをしていますね。 (どんべえ/2008-09-04)
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エコパニック:急いては事を仕損じる
 
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環境活動家のウソ八百 (新書y)
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洋泉社(2008-08)
原著:Riccardo Cascioli原著:Antonio Gaspari翻訳:草皆 伸子リッカルド カショーリ
売上順位:25564
¥ 798(中古:¥ 490)

レビュー総評点:57
環境破壊って本当? |||||||||||||||||||||||
世の中には環境保護や環境破壊に関する著作が溢れています。だけど、それに疑問を呈する著作物は、あまりお目にかかりません。

今、声高に叫ばれているエコ。二酸化炭素による温暖化、深刻な森林伐採、絶滅していく動植物、遺伝子組み替え食品の危険性、大気汚染、人口過剰に