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「記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)」 とその関連商品
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記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)
ASIN:4062573156講談社(2001-01) 池谷 裕二 売上順位:342 ¥ 1,029(中古:¥ 200) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
【この本との出合い】
長女が進学する高校の入学前課題で「理科の読書感想文」に指定されていた本の1冊でした。 従って中学生にも充分に理解できる内容と言うことです。 それを「文系オヤジ」が娘から取り上げて読んでみました。 【オヤジが変わった】 中高年になると、とかく 「脳細胞がどんどん死んでいるんだから、新しいことが覚えられないのは仕方がない」 と言い訳をしがちです。 実は、脳の記憶を司る神経細胞は、使うことで年齢には関係なく増え続けると言うのです。 年をとると若い頃のように勉強しなくなり、覚える努力をしないだけ、と言うのが著者の指摘で、 中高年が「新しいことを覚えられない」原因なのです。 脳と体の健康を保つ、と言う意味でも「ものを覚えよう」という意欲を掻き立ててくれました。 【英語学習に活かす】 40才を過ぎてから英語学習を始め、毎日勉強しても中々話せない、TOEICスコアもそこそこあがったけど、それ以上伸びない。 「こんなに勉強しているのに俺ってバカじゃねぇか?」 とも思っていたそんな私の学習に唯一抜けていたのが英文の暗記、暗唱です。 「この年で覚えられる筈がない」と、やろうともしていなかった。 でも年齢に応じた脳の使い方がある、記憶に必要な脳の神経細胞は使えば増える、 それに勇気付けられ英文の暗記、暗唱にチャレンジすると、ちゃんと暗記できるじゃん。 英語の通信教育の月例課題のスコアも、やや右下がりの高原状態から脱却し、点数面では短期間にブレークスルーしました。 次回のTOEICが楽しみ。。 【オヤジの共感】 人間は気合と根性、と言っているオヤジですが、この本でも、脳の働きを活発にするには「意欲」と「努力」が必要と言っています。 最先端の脳科学でも、「意欲」「努力」が尊い、とする結論は大変共感が持てました。 いやぁ~、文系オヤジにもこの「脳科学」の本は面白かったし、随分得をしました。本書の著者の若き研究者に多謝。 (ショーン/2004-02-14) 本の帯に、「やめられないおもしろさ」と紹介されてるように、読み出したらとまらない。東大出身で、数々の発見をし、人をひきつけられる文章を書け、しかも氷川きよし似と、著者に若干のジェラシーを感じる部分もあるが、ページをめくるたびベートーベンの「運命」のように驚きと興奮が湧き上がる。(人が記憶する際に、脳の海馬という部分から出すθ(シータ)波のリズムは、この「運命」の「ジャジャジャジャーン」と同じらしい。)この本の素晴らしいところは、「学習はまず大局をつかみ手順を分解して覚えるほうがよい」とか「忘却曲線から考える一番よい復習スケジュール」など科学的根拠に裏づけされた実用的なヒントがあること。これがあるために、「人間のもつファジーな記憶こそ、環境に適応するために生み出された産物」とか、「旨み成分のグルタミン酸は脳内に多く存在する神経伝達物質のひとつ」など、学術的な内容にも抵抗なく入っていける。老若男女問わずにお薦めできる本です。
(新谷/2002-02-19)
だいたい記憶力について、関心をもつきっかけは、自分が「もの覚え」が悪くなったなとか、どうして、あの人は色々と覚えているんだろうとか、そういったことがきっかけになって、「手っ取り早く覚える方法は無いかな?」と考えて、まず、「記憶術」や「記憶法」に関連する書籍を読み始める。そして、記憶術などの書籍を読んで、実践してみても、なかなかうまく活用できず、今度は、「記憶の本質って何だ?」と記憶自体に疑問を持ち始め、記憶に関係する書籍を読み始める場合が多いと思う。
かく言う自分も、このステップを経て、「記憶力を強くする」にたどり着いた。この本は、どのような経過で脳がものごとを記憶していくかということに焦点を絞って、脳が記憶していく仕組みを書いているので、私みたいな経過をたどってから、読む者にとっては、役に立つ。 この本を読んでから、あらためて「記憶法」や「勉強法」の本を読み返すと最初に読んだ時よりも内容の理解が促進される。 「最新脳科学が教える 高校生の勉強法」は、「記憶力を強くする」をやさしく書いているので、勉強法に役立てる目的なら、「最新脳科学が教える 高校生の勉強法」を、記憶の仕組みをさらに詳しく理解したいなら、「記憶力を強くする」を読めば良いと思う。 (トッコ/2006-09-19) この本を読んだあとに「進化しすぎた脳」「海馬」も併せて読んだのですが、そちらがあまりにも素晴らしい内容だったので本書の価値が下がってしまいました。
“記憶力を強くする”というタイトルのわりにはそのことに特化されていないので、専門知識のない人が気軽に読むならあとの二冊の方がいいと思います。 というのも、本書の中身の半分くらいは脳が記憶をするメカニズムについての話で、専門用語が多くあまり興味をそそられない箇所も幾分あったからです。 それでも内容は充実していますし、興味のあるところだけとっても充分楽しめるので、記憶のメカニズムについて科学的なところからしっかり勉強したい人には文句ない内容だと思います。 (N.K/2007-02-28) 近頃、歳のせいか記憶力が落ちたなぁと感じていましたので、題名に惹かれて気軽に購入してみました。しかし、この本は題名とはウラハラに、安易な記憶の指南書ではなく、「記憶」全般についてもっと深く論じられていました。脳はどのようにして物を記憶するのか、そもそも人はなぜ記憶するのか、などなど、記憶について普段から疑問に思っていたことについて明解に答えてくれました。しかも、ここ数年間の最新脳科学の研究成果も、ふんだんに紹介されていてまさにエキサイティングです(いやはや現代の科学は既にこんなにも脳を解明しているのですね)。そして科学的視点から脳の機能を詳しく説明したあとに、この脳の機能をいかにうまく利用して、記憶力を強くするのかを解説しています。説得力100%で!す!そして何より素晴らしいのは、私のような素人でも十分に読めるように、多くの例をあげながら具体的にかつ丁寧に説明してくれていることです。最新の脳科学を理解できる(理解したつもりにさせてくれる)絶品だと思います。受験を控えた学生さんや、私のように記憶力の低下に悩む年輩の方だけでなく、「脳」に興味のある全ての皆さんにお勧めしたいです。これを読まなければ損ですよ!
(/2001-01-21)
記憶のメカニズムから、どうすれば記憶力を高められるかということが説明された本。
わかりやすいし、読んでいると脳科学という学問分野は面白そうだな、と、思えてくる。 記憶力を高める、もしくは効率的に記憶するためには、 覚えようとする物事に興味を持つこと、 関連したことを同時に覚えること、 覚えた知識を友達や家族などに説明してみること、 眠ること、 一ヶ月に一回以上のペースで復習すること、 基礎を身につけってから少しずつ難易度を上げるような学習を心がけること、 学習を継続すること、 などがあることがわかった。 あと、年をとって忘れっぽくなるのは、脳の自体の問題というよりも、 学習に対する本人の意欲の問題であるというようなことには、 希望があるなと思った。 (もり/2006-05-05) 難解な脳の科学が一般人にもとても分かり易く書かれており、章立ても明解でとてもリズム良く読むことができました。一般人にとっては第6章の記憶増強に関するノウハウの部分が最も大事なのでしょうが、これを理解するための科学的知識が前の5章でコンパクトにかつ良心的にまとめられています。
この手の書物を読んで楽しかった経験は余りないのですが、本書は例外で確かに「読み始めたらとまらない面白さ」(週刊文春)でした。著者の筆力は相当なものとお見受けします。 (自由通りのフリードマン/2002-06-15) 評価が高い本の共通する特徴とも思うが、まず平易な言葉でかかれているためわかりやすく、頭に入りやすい。
「記憶力を強くする」という本の題名から、記憶力をよくするノウハウを教えてくれるものと期待する向きは他の本を買ったほうがいい。 この本は、海馬の働きを最新の研究成果を踏まえながら、わかりやすく説明してくれる内容であり、受験勉強にやくだつノウハウ本ではない。 一読して小宇宙たる脳の働き、海馬の仕組みには驚嘆するばかり。 改めて人間とはよくできたつくりになっているものだなと考えさせられる。 この本を通じて、今後の脳に対する研究に興味がもてたことは、自分にとって大変有益な一冊であったと思う。 皆様も小宇宙たる脳の探求の旅にお出かけください。旅行代金は驚くほどお安いものです。 (MM/2002-08-27) 過去に行われた記憶や学習に対する実験を紹介すると同時に、脳の解剖学的・発生学的研究から、記憶のメカニズムを記した教養本。最新の情報についても、可能な限り要約して説明しており、広い読者をターゲットとしている。
一般的に発売されている、○○式記憶術や記憶力訓練法などの書は、読者が実践してもうまくいかない場合が多い。これらの書は、うまくいった経験則を根拠に、理論を後付けしているものが多いため、その理論の信憑性に乏しい。これらと本書との決定的な違いは、先に客観性の高い研究結果や実験結果があり、それに基づいて記憶のメカニズムが紹介されていることであり、これによって忘却についてのメカニズムも調べている点にある。記憶と忘却のメカニズムが解明されれば、記憶力を増大させ、忘却を減少させる効率の良い方法が研究できる。しかも、これは多少の個人差はあれ、同じ仕組みを有する全ての人(生物)に共通して有効となる。 詳細は本書を読まれたし。最新の脳医学であるために、どうしても記述がわかりづらい所があるかもしれないが、これ以上の簡略化は無理と思う。多くの読者に勧められる良書で、当然星5つ。 (neurologistsk/2007-11-18) 多くの読者は記憶力を強くしたいという動機でこの本を手に取られると思うが、記憶の脳科学について分かりやすく記載したまじめな本である。多分、本の題名としてはこうするしかなかったのであろうが、記憶の鍛え方に関しては現時点ではこの本を読んで読者が考えるべき問題としかいえず、記憶力を強くしたいと購入した人には当てが外れるかもしれない。
しかし、記憶に関して思索することがこんなに楽しいことであるとは、期待せず読んだせいかかなり特をした気分になりました。お勧めです。 (/2006-12-13)
ハウツー本としてじゃなくって |||||
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難点としては、著者の(一般受けするような) いささか偏った主観的意見が あたかも科学的根拠に基づいているように 述べられていたことです。 (KT/2002-05-06) タイトルから想像されるような、いわゆる「記憶術」の本ではなく、記憶の仕組みについての本。
内容は、まず脳科学の概要を説明し、海馬、LTP、それに関連するニューロンやシナプスの話、神経回路における電気的・化学的な情報の伝達のしかたなどの話で進んでいき、後半では効率的な記憶の方法やその性質、そこから「天才」の定義、記憶力を強化する薬の開発や、これらの研究に対する著者の考えが述べられている。 特に注意を引いたのが下記の3つの点。 「記憶力を強くする」とは、脳のしくみを理解することにより効率的学習方法が身に付くということであり、これはMind Mapの開発者のTony Buzan氏の言うMental Literacyという言葉を思い出させるものだった。 また、記憶とは、ニューロンのシナプス結合により神経回路が構築されていくという構造を持っており、この「関連付け」こそが人間の記憶とコンピューターとの違いであり、このような、まったく関係の無いもの同士を結び付られることにより「創造」することができるというくだりが印象的だった。 そして、何より著者自身の科学者としての熱意というか熱狂のようなものが感じられるのが何より心強く思った。最近読んだ何冊かの本の中で、科学者であろう人が、研究の中で何か神秘的なものを見出しそれをまるで言い訳の様に使っているように感じさせるものがあった。それ自体はロマンティックで惹かれるものがあるが、それで考えるの止めてしまうのではなく、突き進んでいこうとする姿勢は尊敬に値すると思う。著者自身、説明の簡略化のために端折った部分が多々あると書いるとおり、素人の私にもそういう部分が感じられるところがあったが、それらも含めて上記の様な著者の情熱を感じられる部分だと思う。 どこに興味を持つかは人それぞれだと思うが、この情熱こそが多くの人に、この本が面白い、と言わせている核の部分なのではないだろうか。 (ハナミズキ/2006-07-19) 記憶のメカニズムについてミクロのレベルから科学的に解説されている。
効果的なたとえ話を随所に交え、「記憶」全般について非常に分かりやすくまとめてある。 記憶力を強くする実践的な方法についても、その根拠と共に述べられており、非常にバランスのとれた本である。 個人的には、脳とコンピュータの違いについて書かれた箇所が興味深かった。 人間の脳の「あいまいさ」、それこそが人間の創造力の源となっているというのは逆説的で面白かった。 (/2001-04-02) 池谷裕二さんとは大学、大学院を通じての同僚なので、その分差し引いて読んでほしいが、この本は記憶に関する神経科学の最新の知見を興味深く読ませてくれる良い本だ。
75件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。まず、構成がよい。海馬が記憶に重要であることから始まって、最新の知見を散りばめ、スクワイアやタルビングの心理学的枠組みへとつなげる。エピソード記憶と意味記憶の関係とかは本当はいろいろややこしいのだけど、うまいことストーリーが流れている。教科書丸写しではなくて、よく消化してから書いている証拠だ。このあとに神経細胞、シナプスについての記述があって、LTPとは何かが説明される。いきなり本の最初から神経細胞の説明に入ったらうんざりだから適切な構成だ。そして6章の「科学的に記憶力を鍛えよう」に入っていく。 そしてこの6章が面白い。実際のところ、ここで書かれていることは先述のエピソード記憶、意味記憶、手続き記憶などの枠組みを使った話であって、「最新脳科学が語る」というほどのことではない。けれども池谷さんの経験と信念がにじみ出た人間味あふれる文章になっていて魅力的だ。たとえば、「どの科目でも優秀な成績をとることができる学業の優れた人は、一つの科目すらもマスターしていない人から見ると超人的な天才に見えますが、しかし、それは生まれつき頭がよいというよりも、むしろ、いろいろな科目の学習能力が相乗しあった結果なのです。(216-217ページ)」なんてのは家庭教師をしていた学生に教えてあげたいセリフだ。 この本は、2000年あたりの国際科学雑誌の報告までの最新情報を取り込んでいるが、これは他の本にはない特色だ。人やサルの研究に関する言及が少ないのは専門家としては不満だが、1冊の本に全てを詰め込むことはできないからちょうどいい線だと思う。 この本を記憶の脳内メカニズム研究の現状に興味のある全ての人に薦めます。 (/) [16件以降をamazonで見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数:この商品をリストに入れている人:
いま、この研究がおもしろいの著作一覧 おすすめ 新書で脳科学 脳科学に関する書籍 脳科学 マインドマップを身につける 独断おすすめ書籍01 本当の良書(だと思う)脳科学書 ver.1.0 勉強法を考える ブックマーク3 |
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だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法
ASIN:4844062034ライオン社(2001-12) 池谷 裕二 売上順位:1702 ¥ 750(中古:¥ 392) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
確かに手抜きだった・・・。 |||||||||||||||||||||||
すでに書かれていますが、みなさんの意見を読みながらも結局は購入しました。本当に手抜きといえる本です。僕も「記憶力を強くする」を読んでから、こちらの本を読みましたが、この本の大半は筆者が書いた本からの抜粋です。内容については「記憶力を強くする」より説明が少しやさしく省略されています。あまりミクロな所までの話はなく、必要な部分だけを抜粋したという感じです。ちょっとした問題などもほしかったです。この本に「この本でもLTPという専門用語を使いましょう」という文章がありますが、やさしく書くつもりだったのかななどと、いろいろと想像しました。納得もできるし、活用したいという気持ちも盛んにありますので、使えるかどうかという点では星は5つです。いろんな勉強方法を知っている方も自分の方法が裏づけられているかも知れないという事を実感してほしいとおもいます。
(タツノオトシゴ/2006-09-14)
脳科学の最先端で研究をすすめている池谷さんが、脳の仕組みと効果的な勉強法をわかりやすく解説している。内容としては、「最新脳科学が教える 高校生の勉強法」とほぼ同じだ。題名どおり、脳の仕組みと科学的勉強法を知りたい方はこちらをお薦めする。
体験的に何となく感じていたことが、現代科学で解明されていることを知って安心した。効果的な記憶のためには、手や声を使うこと。100暗記しようとするなら、50を確実に暗記した方が効果的なこと。こつこつ勉強すべきこと。中学から高校生にかけて記憶の質が変わること。呆けても言葉や服の着方を覚えている理由。 などが最新の脳科学の視点からとてもわかりやすく解説してある。 自分自身が勉強しなければいけない人や子どもや身近な人を勉強させなければならない人は、ぜひ読んでほしい。一時間程度で簡単に読めてしまう。そしてぜひ、実践していってほしい。 (motofji/2002-10-21) この本は、『記憶力を強くする』という本より分かり易く書かれている
ので読みやすかったです。そして、大きな気付きが3つありました。 ①勉強するなら食事をする前(空腹時)にすると記憶力が向上する。 ②勉強する部屋の温度は低めに設定すると学習効率がアップする。 ③学習には、『復習』が非常に大切で、この復習方法にもコツがあり、 2ヵ月に4回行うのがベストで、学習した翌日(1回目)、1週間後(2回 目)、3週間後(3回目)、1ヶ月と3週間後(4回目)といったように、間隔 を少しずつ広げながら行うのがGOODです。他にも、色々載っていま したが、個人的に『収穫有』と思えたのこの3つです。でも、イイ本に 出会えて良かったです♪ (ameotoko/2003-03-27)
大人もも子供も、できれば先生も知っておきたい、学習の仕組み ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最近、脳科学が流行っていてたくさんの本が出ています。この本の著者、池谷裕二さんの著書も、何冊かベストセラーになっているようです。
本書は、そんな脳科学の視点から、人間の記憶の仕組みにのっとった効果的な「勉強法」を提示してくれます。非常に薄いブックレットながら、要点がとてもよくまとまっていて、説得力のある内容だと思いました。 試験のための一夜漬け的な勉強にしても、将来に役立てる学習にしても、それぞれ脳がきちんと処理するための道筋があって、それは頭のいい悪いではなくて誰にでも共通しているということです。 ただ、効率よく学習したことは長続きするだけでなく、他のことを学習するのにも役立つため、どんどん差がついてしまうというのも脳の仕組みから説明できるそうです。 多くの人が、詰め込み教育の苦痛から勉強嫌いになって本来の能力を活かせないとしたら、社会や歴史にとってもったいないことです。 本書は中学、高校生向けに書かれていますが、大人、特に親や教育者の方々には広く知ってもらいたい内容だと思います。 (Tack/2002-07-28)
インド人もびっくり! ||||||||||
同じ著者のブルーバックス「記憶力を強くする」が脳の仕組みの科学的解説に力点があったのに対し、こちらはノウハウをストレートに書いているので、要は記憶を増すノウハウを知りたいのだという人向きです。
途中”衝撃的な”記述が出てきます。筆者はなんと九九ができないのです。しかしながら、10倍すること、倍すること、半分にすることという3つの方法で、2桁×2桁も瞬時に計算できるといいます。2桁×2桁を暗記するというインド人もびっくりです(具体的な方法は、本著の66ページをご覧下さい)。 ここの箇所を含めて、「方法記憶」の重要性を強調しています。「だれでも天才になれる」というサブタイトルは、出版社の誇張だと思いますが、確かに天才とは方法記憶を使っているはずです。学校で役に立たない勉強をするのも、学習の仕方という方法記憶を覚えるためだといわれれば、なかなか説得力があります。 (じゃま/2004-07-13) 勉強法に関して、私の知る限り最上の本である。
よって万人にお勧めしたい本である。 しかし、内容は池谷氏の「最新脳科学が教える 高校生の勉強法」と9割は同じである。 しかも、他のレビューを見ると「記憶力を強くする」ともほぼ同じ内容とのこと。 買う方の立場を考えると、ほぼ同じ内容の本を異なる出版社から出すのはいただけない。 内容が素晴らしいのであまり責められないが、今後の著者の努力に期待したい。 (medicine_man/2007-01-19) タイトルに偽りなし。本書の特徴は、最新の脳科学の知見に基づいた「脳の仕組みと科学的な勉強法」が、実にコンパクトにまとめられ、読みやすく、わかりやすいことです。
最も効果的な学習方法や教え方のヒントがたくさん詰まっている著書で、学ぶ立場の人にも、教える立場の人にも参考になると思います。 この本の中で、非常に興味を引かれたのは、小学校のとき勉強嫌いで「九九」をほとんど覚えていない著者が、東大に現役で合格したと言う話です。そして、「九九」を覚えていなくても、なんら不都合がない理由を明らかにしています。 このような著者の経験を踏まえ、勉強するということを「方法の記憶」の習得としてまとめているところは、とても説得力がありました。 (万事hu徹底/2006-02-22) 個人的に、How to本は好きではないし、批判的に読んでしまうのだが、この本は間違いなく良書である。
非常に良いと思った点は、まず、いますぐに実践できる内容ばかりだということ。それも、けっこうたくさんある。もう一つは、無駄がなく、読みやすい本になっていること。 この二点は、How to本には必須の条件であるが、実際にはこれを満たしている本は少ない。 内容で特に参考になったのは、方法記憶(簡単に言えば、物事のやり方の記憶)の項。他にもたくさんのポイントが記載されており、得るものは多い。 興味をもたれた方は読むべきだと思います。 (anti・・・/2003-08-12) 脳科学に基づく記憶力増強法、に関する池谷さんの本がいくつかありますが,本書は最も簡潔であり,図などを使って書いてあります。勉強法のポイントをさっと思い出したい忙しい時は,本書でいいんじゃないでしょうか。
(とん太/2004-02-24)
予備校の先生に薦められて読んでみました。一時間ほどで読み切れる分量ながら、なかなか役に立つことが多かったです。さっそく今日から実践してみます。ただもう少し具体例・応用例を多く挙げてもらえたらより実用的になったと思います。
一見無意味のように思われる学校の勉強の本質は、表層的な知識の習得ではなくて、方法記憶の修練であるという記載には、とても勇気づけられました。 (豊田孝昭/2002-01-05) 人が学習する = 脳が学習する ということ。
だったら脳が理解しやすいように、知識を噛み砕いて、吸収しよう というのがこの本の趣旨でしょう。 感情が絡むと良く覚える、ストレスは天敵、1ヶ月以内に復習、 失敗で記憶が強化される、得意分野が伸びれば、苦手分野もつられて 伸びる、など、脳の特徴を踏まえて、より効果的な学習方法が 説明されており、説得力があります。自分の脳って、騙されやす過ぎ! (エンリケ・平賀/2003-06-25) 本文わずか90ページ。『進化しすぎた脳』には興味があるけど、厚さを見て伸ばしかけた手を引っ込めてしまった方にもお薦め。池谷さんの本を初めて読む方の最初の一冊としてもお薦め。さらに興味をもったら他の著作物に進めばよいでしょう。きっと進むと思います。
(すずのお父さん/2007-08-18)
資格の勉強にさきがけて読んでみました。
脳の仕組みから勉強法を説明してくださってるのですが、それほど大したことは書かれてないように感じます。 20年以上生きてる人にはそんなこと経験から知ってるよっていうことが大半です。 まぁ2,3時間で読めるので気になる方は読んでみては?という程度です。 (白い地図/2006-02-25) この本を読むだけで勉強が苦手な自分にもできるような気がしてくる。
とても分かりやすく小学生にもわかると思います。 (将軍様/2005-06-22) 本書のコストパフォーマンスはきわめて高い。もくじから内容をちらり。→復習は1ヶ月以内でないと効果なし。失敗が多いほど記憶が強化される。耳の記憶は目より強い。方法記憶イコール魔法の記憶。勉強の効果が表れるのは3ヵ月後。2ヶ月に4回の復習がベスト。喜怒哀楽が記憶を促進させる、等々。 読めば絶対得する本です。自分の勉強方法に自信がつきます。なぜなら科学的な裏づけがあるからです。是非この本で確たる自信をゲットしましょう。表紙の「誰でも天才になれる」はきれいごとではなく、真実です。読後に池谷さんありがとうと言いたくなります。
(海馬/2005-12-02)
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海馬―脳は疲れない (新潮文庫)
ASIN:4101183147新潮社(2005-06) 池谷 裕二 売上順位:1213 ¥ 620(中古:¥ 138) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:240
専門家の言葉をフツーの言葉に翻訳する名手、糸井重里が東大首席卒業の新進気鋭
の脳研究家池谷祐二に「脳」について聞く対談です。 本書で明かされる脳の知識は知らないことばっかりで、それをここに書いたら「本」になってしまうくらいのもの。 池谷氏は、小さい頃、九九もできず、漢字も覚えられなかったというのがおもしろい。 脳には、単なる暗記(WHAT記憶)と方法暗記(HOW記憶)があるらしい。 「頭がいい」とか「独創的である」あるいは「名人の極意」「センス」というのが、 この方法暗記(HOWの記憶;経験メモリー)の組み合わせでできているということで、 そういうものもテクノロジーであって「学べる」ものだということには驚いた。 発想力や想像力も方法記憶の話になるわけで、新しい記憶のネットワークを つくることが、クリエイティビティということ、と言うくだりには唸ってしまった。 大事なことは、幾つになっても「自分にとって何が快適なのか」 「しあわせとはどういうものか」ということを考えないと 「何が面白いのか」もわからない。 そう考えていくとボディと世界観が初めてジョイントするという。 すごく元気と希望のでる話だ。 すごいな〜、人間のポテンシャルって!!! (麟太郎/2007-01-22) 本書を読んで、ああそうだったのかと納得しました。何も行動を起こしていない状態では、やる気が起こらないのは当然の事だったのです。
<従来の誤解> 従来、私は「やる気と行動」に関して以下のように考えていました。 ・当初はやる気が無い状態。 ↓ ・積極的な考え方をして意識的にやる気を出すように努力する。 ↓ ・次第に行動的になる。 <今回分かったこと> やる気を出すには以下の流れになるようです。 ・当初はやる気が無い状態。 ↓ ・何かを手始めにやってみる。 ↓ ・やっているうちに興味が湧いたり興奮したりして側座核(そくざかく)の神経細胞が刺激を受け、次第にやる気が出てくる。 ↓ ・行動的になる。 つまり、何も行動していない状態では「やる気」が起きないのは当然であり、何かをやる前にやる気が出ないと悩むことはあまり意味が無いことになります。 やる気が出ないからといって、自分は駄目な人間かも知れない、などと悩む必要は無いのです。 従って何かに手を付けてみる、取りあえず少しやってみるということが、今後の生活を行動的にするのに役立つということです。 消極的に生きるのも人生。積極的に生きるのも人生。回り道をしてしまった方がいるかも知れませんが、一歩前に踏み出してみませんか。 (個人投資生活研究所 管理人やすまろ/2008-01-20) こんなに読みやすくてためになる本はそうそうないと思います。
一つ一つの対談にまとめが設けられているくらいですから。 かなり目からウロコな脳の情報を得ることが出来ました。 旅が脳によい、とか、累乗で能力は上がる、とか、30から頭はよくなる、とか... 読んでよかったです。 とりあえず旅をしようと思います(笑) (marpsjournal/2007-08-24) 感想はとにかく「糸井さん、しゃべり過ぎ。」ってことに尽きます。
池谷氏が興味深い脳の話をして盛り上がってきたときに、糸井さんの 「俺って感性鋭いでしょ」的な例え(脳ってハリウッドに似てますよね、みたいな・・) で、話の腰を折るってパターンが延々つづく。 池谷氏も本心からか気を使ってるのかイチイチそれに感心してみせて、読むほうは シラけてしまいました。 途中から池谷氏の部分のみ読むようにしたら、そこそこ楽しめました。 難しい脳の最先端の研究を聞き上手な聞き手が噛み砕いて聞き出す、みたいな対談パターンを 期待してる人は、無理にこの本を読まなくても池谷氏の他の著作をお勧めします。 (ちなみに対談中に糸井氏は、その手の対談本にするつもりはなかったと自己弁護?してます) その方が中身も濃いし、池谷氏は上手な聞き手なしでも分かりやすい説明が天才的にうまい人ですから。 池谷氏も自身のそういう稀有な才能を、中身の薄い対談本やら監修本やらで使い回して 才能の無駄遣いをしないよう期待したいですね。 (ジェネシス/2008-05-18) 1)脳の研究者の池谷さんと、何にでも興味を示すコピーライターの糸井氏という異例のペアが「脳」について語りあったもの。2002年に糸井氏が運営するインターネット・サイトで連載され、出版されたものの文庫版であるが、文庫版出版にあわせて、1章追加された。この章が、この3年間に内容が陳腐化していないことを保証する役目をして、この本を前にも増して生き生きさせた。この3年で、「脳」の研究があまり進展していないという状況を物語るとも言えるであろう。2)副題の「脳は疲れない」もそうだが、我々が常識と思ってきたことと反対の「エッ!ウッソー」という事実が多く語られる。疲れた時にはよく睡眠をとって、頭を休めるのが常識と思っていたのが、「脳は疲れない」なんて本当だろうか。「30歳を過ぎてから頭がよくなる」というのもある。大体、脳細胞は20歳を過ぎるとどんどん死んで減少するので、30歳を過ぎれば、もの忘れが始まり、歳とともに「頭は悪くなる」と信じてきたがそうではないと言う。他にも眼から鱗的な話が随所に出てくるので、一気に読んでしまった。3)この対談は、研究者である池谷さんは、「脳」について深いところまで研究していろいろな事実を知っている。一方、糸井氏は、「脳」を研究している訳ではないので殆ど知識はないが、人を見る中で「脳」の働きには、大いに関心があるので、二人の対談が進むと、池谷さんが気づいていないようなところまで、「脳」の機能、事実が統合されてくることに、この本の面白みを感じた。4)読み物としては、秀逸である。
(よわたり/2005-09-29)
本書でいう海馬(かいば)とは、脳内の記憶を制御する部位を指す。この海馬について、脳科学者の池谷裕二氏と作家の糸井重里氏が行った対談を収載した書。平易な言葉でまとめられており、広い読者層が対象。人の思考を決定している因子で重要なものが、記憶情報であるという観点から、これを司る海馬研究の立場から述べ、それをわかりやすく他の言葉に置き換えて解説している。各章ごとに要約を記載している。
第一感はとにかくわかりやすい、次に内容が厚い、にもかかわらず数時間あれば読破できるという良書である。著名人と科学者の対談の組み合わせとしては、最近では羽生善治氏と金出武雄氏の対談を収録した『簡単に、単純に考える』が知られているが、本書の糸井氏は言葉のプロであることで、池谷氏の説明する科学データを一般の出来事に喩えて確認する作業が抜群にうまいため、この2人の組み合わせは絶妙である。逆に、糸井氏が日常の出来事を話し、池谷氏がそれを科学的に解説する部分も多い。ただし池谷氏の言葉もきわめて平易でわかりやすく、一般の読者(と糸井氏)が理解できるよう配慮されている。さらには、読者が実際に誤認や錯視を体現しながら説明される部分も多く、いやが上にも納得させられる仕掛けになっている。内容の一部を紹介すると、30歳程度を境に頭脳の発達する部分がかわるため、30歳以降でも十分に能力を伸ばすことが可能な点や、刺激によって海馬の細胞が増殖することなど。ほぼ全てに科学的根拠となる研究データ、または引用文献が紹介されていて、一般的な学習法を紹介する書と比較しても群を抜く完成度であり、本書の中にこそ望ましい勉強法のヒントが満載されている。当然一貫性も保たれている。敢えて減点材料を挙げるとすれば、糸井氏がしゃべりすぎかなと思える部分や少し脱線している部分、喩え話が的をはずしている部分がある点か。ただし、話が意外な方向にそれることも、池谷氏は新たな視点が生まれるとして容認している点がすばらしい。驚くことに、池谷氏は小学校での成績がビリだったとのこと。科学的にも経験則でも他の学習法本を圧倒している秘密がここにある。 わずかに減点材料があるものの、他人へのお勧め度は星5つ。文庫分では後日談も掲載されており、単行本ではなくこちらを買うこと。海馬についてさらに詳細に学びたければ、重複は多いが池谷氏の『記憶力を強くする』がお勧め。 (MM/2008-01-06) 本書は、池谷氏と糸井氏の対談を書籍にまとめたものである。対談のテーマは、脳についての学術的な話というより、脳の有効的な使い方ないしは、生きかたについての話が多かったように思います。
これからは、私が重要だなと思ったところを列挙します。 ・ネットワークを作る(物事の関係性・関連性を見つかる)ことは、年をとってもできることだ。 ・「海馬」の神経細胞は、成人になっても増える。 →記憶力がアップすることができる。 ・やる気が出ないときでも、何とかやり続ければ、やる気が起こる。 ・複雑な問題を解かなければならないときは、まず問題を列挙して、一つ一つ問題を解いていこう。 ・言ってしまったことが未来を決める。 →できると思えばできるし、できないと思えばできない。 →言葉は暗示になる。 (itchy1976/2005-12-04) 脳の話というと難しそうな気がするけれど、
著者の二人の対談形式で文章が進んでいくので、 とても分かりやすく、面白いです。 記憶とか脳とか人の心のメカニズムについて 解説していますが、ぜんぜん難しくないし、夢を壊さない。 ちょっとロマンチックですらあります。 脳って不思議の塊だなぁ。 (RLeaders/2008-01-17) 脳科学についての対談です。
高度な内容についても、池谷さんが専門外の糸井さんに分かるように説明しているので、 同時に読者にも理解しやすいというのが、本書の特徴だと思います。 オジサンには心強い内容もあり、勇気づけられました。 ・30歳を超えてから、つながりを発見する能力が非常に伸びる ・脳細胞は死んでゆくが、一生かけても使い切れない程、残っている ・側坐核の神経細胞が活動することでやる気が出る。ここは、やり始めると刺激されるので、結局やる気がなくてもやり始めるしかない。 ・海馬が大きいとストレスに強くなる。 頭脳の衰えに対する不安が消え、むしろ可能性は無限大だと思いました。 (シュー/2007-08-24) 人文学的な糸井重里と科学を考える池谷祐二の対話はかみ合わないのは当然。
科学的な厳密な例を糸井が適当に解釈に話を濁すのが多かった。 それが素人だから仕方ないということになるのかもしれないが、 どこまでが科学的に正しいのか話を聞いているうちに分からなくなってきた。 へんな例えに持ち込むのはやめてください。 もっとインタビュアーが科学を知った人だったら的確に伝えられたかもしれませんね。 (脳細胞/2008-04-29) 『「年を取ったからもの忘れをする」というのは、科学的に間違いなんです。』
この本は出だしから、今までの考えをくつがえすような内容で始まります。つまりこの本のテーマは「脳の使い方がわかると、もっと素敵に生きられるんじゃないか?」ということ。 実際、私も“『年を取ったからもの忘れをする』わけではない”という上の一文を読みながら、「自分の年齢に関係なく、新しいことを始めてみればいいじゃん」と、勇気づけられたのを覚えています。 高度な内容なのに気軽に読めて、しかもちょっぴり勇気づけられたりする一冊。今回文庫化されて、さらに気軽に読める、おトク感の高い一冊になりました。 (なまず太郎/2005-07-03)
なんのための対談なのか? ||
他のレビューアーの方もかかれていましたが、読んでいてとても苦痛でした。
理由は簡単で、糸井さんに問題があるためです。 一読すればわかると思いますが、一線の研究者と本一冊分の対談をすると決まっているにもかかわらず、事前に全く準備をしていない。それも専門書を読むどころか、池谷さんがなにを研究しているのかについてすら、おそらくほぼ知識ゼロの状態で対談が始まってしまっている。 池谷さんの、研究分野を上手に説明する能力というのは、研究者としてとても珍しいんですよ。それぐらい上手なんです。それが無駄になっている。それぐらいゼロで無関心なんです。 (ぴこ/2008-11-15) 英語のやり直し学習をはじめてしばらくたちますが、35過ぎてから、「あ〜、物覚えが悪い」
「さっぱり定着しない」などと、自虐的に追なっていた時に買った本です。 糸井さんと池谷さんのホワーンとしたやりとりがなんともいい感じで、内容的にも易しく噛み砕いて わかりやすかったです。「年を取ってからのほうが賢くなる!」というコトバに何度勇気を貰ったことか。 池谷さんの語り口が、夢があるというかとてもキラキラしててステキだなーと思いまして、ファンにな りました。対談形式なので読みやすいです。勉強なんか嫌だ、と思っているひとは読んでみてください☆ (amazon★マニア/2008-04-11) 勉強なんて嫌いとか、自分は記憶力ないからとか、そんなこと言ってる人はいませんか?
何かを学びたい、または何かを学んでいる最中である、あるいは単に頭をよくしたい、利口になりたいという人には大変有意義な1冊です。 脳や神経細胞の癖がわかるので、あとは彼らの性質を活かして「やってみる」だけです。 実は、本書の重要なメッセージのひとつが、この「実際にやってみる」なんですね。 覚悟を決めてとか、準備ができてからとか、そんなことはどうでもいいです。 モチベーションとか必要ないです。 ただ機械的に作業(勉強、旅行、仕事など)を始めるだけです。 やる気はやっている最中に生まれます。 他にも、大事なこと忘れたくないことを寝る前に勉強すると、寝ている最中に脳が勝手に情報を整理してくれたり。 他にもシンプルで効果抜群の知見が満載です。 かのドラッカー先生がいう「知識社会」が実現して久しい現在、本書のようなわかりやすく実効性のある本は、各自自己責任で発掘し独学する必要があります。 誰も他人の脳の面倒は見てくれませんから。 「かわいい子(脳)には旅(体験)をさせろ」。 至言です。 頭を良くするのに、年齢なんて何の障害にもなりません。 むしろ年齢を重ねれば重ねただけ得です。 理由は読めばわかります。 (vega/2008-02-27) 池谷さんの切り口も面白いけれど、
51件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。それを引き出す糸井さんが最高! この二人のハーモニーでこんな素敵な本が 生まれたのです。 というのも。 池谷さんのほかの著書を読んだら、正直言って この本ほどは面白くなかったので・・・。 寄藤さんのイラストも含め、とてもいい本でした。 そして、10代を過ぎれば脳の細胞はどんどん死んでいく、とか 年をとってるから覚えが悪くて、などとよく言いますが、 それは迷信みたいなものに過ぎず、 脳は使えば使うほど磨かれていく、 鍛えがいのあるところだと知り、とても勇気がもてました。 読んで損のない本です。 単行本で買いましたが、文庫ならなおよし。 いつもかばんの中に入れて、 時々読み返すのにいい本だと思います。 何度も読みたいいい本です。 (/2008-02-18) [16件以降をamazonで見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数: |
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進化しすぎた脳 (ブル-バックス)
ASIN:4062575388講談社(2007-01-19) 池谷 裕二 売上順位:2111 ¥ 1,050(中古:¥ 469) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:276
大脳生理学者が、「脳の組成はどうなっているのか」「どのように機能しているのか」といった解剖学的な視点から、「脳とコンピュータの違いはなにか」「心とは何か、心がどこから生まれるか」「心がそもそも存在する意味は何なのか」といった、心理学や哲学の領域に至るまで、現在の脳研究の最新の成果を、高校生(理科系)レベルでも分かるように平易に解説する。
普段、あまり脳関連の書籍は読まないのですが、本書は本当に刺激的でした。しかも、専門的になりすぎず、「ロボットネズミ」の話や「視覚の偏見」の話など、専門外の人でも興味をかき立てられるお話がつまっています。お話の展開がうまいです。好奇心旺盛な高校生ならずとも、大人の自分でも知的興奮を覚えます。 僕が印象に残ったのは以下のような点です。(特に最後の点は非常に好感がもてました) ・脳は体をコントロールしているが、体も脳をコントロールしている。 ・「悲しい」といった感情は単に脳の副産物、脳の活動の結果にすぎない。 ・「見る」とはものを歪める行為である。 ・ヒトの脳は柔軟性を生むために発達した。 ・部分と全体は互いに不可分で、相互に影響を与えている。脳も複雑系。 ・人間の脳がそんな簡単にわかってたまるか 脳という器官についての知的好奇心をかき立てられると同時に、世界の見方を変える本。大脳生理学の入門として、また、認知心理学や哲学にも繋がる本として、高校生には是非読んでもらいたい。大人も今からでも遅くないですよ。 (ぷりうす/2007-03-04) 脳に関する本をちゃんと読んだのは本書が初めてです。
高校生向けのレクチャーということで、 殆ど予備知識なしに読めました。 テンポの良い語りは、読むものを飽きさせません。 内容的には、理系の人には少々物足りなさを 感じさせるかもしれません。 本書の内容そのものも、もちろん面白かったのですが、 あとがきに記されているこのレクチャーを行った当時を 振り返ったコメントが、同年代の者として、 共感をおぼえました。 しかし、ブルーバックスも高くなったものですね。 石浦「遺伝子が明かす脳と心のからくり」と 似たような価格ですから、買う前に見比べて 合う方を選ばれたほうが良いと思います。 神経細胞については本書の方が深く、脳機能 としては、「遺伝子…」の方が深いようです。 (kaz-p/2007-02-10)
ひさびさにわくわくした! ||||||
ブルーバックスです。
大脳生理学の最新成果を中高生を相手に講義するというコンセプトの本なんですが、これが文句なく面白い。 何かを知るわくわくどきどき、興奮、そして知的好奇心が満たされる満足感。どれをとってもひさびさに学術系で大ヒットの本でした。これは、著者の軽快な語り口調と話の展開の上手さによるところがかなりあると思いますが、内容そのものも、ただ単純に「脳とは何か」「脳の機能」といったものではなく、「無意識と意識の違いに脳はどう関わっているのか」とか「脳と精神の関係は」などの哲学的なテーマにまで踏み込んでいて興味深いです。 どれもこれも興味深い記事なので、例を一つ挙げるのが難しいですが例えばこんな話が出て来ます。猿の実験ですが、猿にテレビゲームを覚えさせます。テレビゲームの中でロボットアームを操ると、実際にバナナがご褒美に与えられるようにする。そうすると猿は結構器用にコントローラーを使ってゲームをします。その猿の指の神経に電極をさして、コントローラーではなく直接ゲーム画面の中をコントロールできるようにする。猿は気付いてないかも知れないけれど、コントローラーは全く機能させないでおいても、猿はゲームをコントロールできます。次に、コントローラーをコントロールする指の神経を使う腕の神経に電極を指して、実物の猿の手は動かなくする。それでも、猿は自分の手やコントローラーが機能していると思い込んで、ゲームをする。実際には腕の電極から直接コントロールしているのにも関わらず、そうできる。つまりは、電極をあるべきところに仕込んでおけば現実にはそこにないものをあるようにコントロールしている感覚で動かせる。これを更に進めて行くと、本当にやった実験なんですが、脳に電極をさして手が動かないようにしていても、猿はあたかも自分の手がそこにあるようにゲームをできるのだそうです。つまり何がいいたいかというと、この猿は(というかすべての動物は)脳でイメージして身体を動かしているということの完全な証明ができたのと、脳からの電気信号を拾う装置があれば(電極でもいい)、神経を直接つながなくても義手や義足を動かせるように出来るということです。このような事がいろいろ書いてあります。 文才がないので、書くと面白さの万分の一も伝わってないのが残念ですが、このような感じで脳について色々な話がなされていて本当に面白かったです。 (樽井/2008-01-11)
読んでおかなければならない本がある。 |||||
本書の面白さ、読みやすさについては、これまでのレビューに書きつくされて
いると思うので、別の観点から本書の価値を紹介する。 工学系に進むものの多くは、高校理科として物理と化学を早い時期に選択し、 生物を学ぶ機会はほとんどない。書評者もその一人である。 ただ、世の中を深く理解し、(大げさに言えば)人生を豊かにするためには、 生物学に対する基本的な知識は不可欠である。なぜなら、進化論やDNAの 理解なくして、人間の本質に迫る思考が出来ないと考えるからである。 本書は、脳科学分野における、そのような基本的な概念や知識を、 最先端の成果を踏まえながら、再整理してくれる本である。 私のように生物学について、十分な知識がないものでも理解できるまで、 内容が噛み砕かれて説明されていた。ここまでわかりやすいのは、 筆者のこの分野における理解力・知識が図抜けており、文章力が 優れてるからであろう。 今後、自分が思考する際、「現在私がこのような理不尽な欲求をするのは、 脳のこのような特性に支配されているのかもしれない..」、 などときっと考えるはずである。 本書を読み、自分の思考を形成する脳について、ますます知りたくなり ました。私のように、脳や自分の思考に興味をもつ人に強く勧めます。 (錆びたろう/2008-05-25) 『記憶力を強くする』『海馬』の著者で脳科学者である池谷裕二氏の著作。中高生を対象とした数回の授業での話をそのままの言葉で活字にしている。最新の脳科学の研究成果をもとに、記憶とは何か、思考とは何かを論じ、個性や心とは何かといった究極のテーマについての考察を述べている。平易な言葉を用いており、少なくとも理系の高校生以上の知識があれば誰もが理解可能と思われる。
本書は、『高校生レベルに話して理解させられなければ、その人は科学を理解していることにはならない(ファインマン)』という理念にたいする著者自身の挑戦である。本書のすばらしさを列挙すると、最先端の脳科学が網羅的に述べられ、かつそれぞれの情報が相互に結びつけられているため、一貫性と整合性が保たれていること。多数の引用文献はすべて権威ある国際誌に掲載された論文であり、著者自身の研究データも含まれていること。話が面白く、読み出したら次が気になってやめられなくなること。学生と対話形式で授業を行っていること。これによって学生のレベルを量りながら、次の言葉のレベルを考えていたり、途中で発生する疑問に即座に答えることで、理解力を向上させることが可能となっている。このような形式で授業を行うことによって学生の能力を最大限引き出していると思われる。これらによって著者の知識量、機転などのほかに、教育者としての能力の高さが読者に伝わってくる。 最近、数名の学者と称する著者の書を集中的に読んだが、すばらしい書からとんでも本まで千差万別であった。思考や教育姿勢においては、菊池聡氏や安斎育郎氏もすばらしいが、池谷氏の能力の高さも際立っているように感じた。他の低レベルな書において『論旨は矛盾しているが著者の心意気を買う』という理由のみで高い評価をするレビューが散見され、たいていそれらの著者はマスコミによく登場する者であったりする。しかし、真に買うべき心意気というのは、池谷氏や菊池氏のような真摯な挑戦をする学者に見いだされるものだと実感する。池谷氏の著書は3冊読んだが、どれもすばらしく、世界の最先端をリードしているのは、間違いなく本著者のような科学者である。星5つ、万人に勧められる良書。 (MM/2008-01-09) 面白い!
自分も持っていながら、神秘の器官である脳。 正確をきして専門的に説明しようとすれば、いくらでも難しく説明できるのでしょうが 高校生相手ということもあって、とってもわかりやすく書かれています。 とは言いながら、よく考えると「レセプター」や「神経伝達物質」あたりの所とか 結構専門的に解説してたりする気がしますが、不思議とすんなり頭に入る。 説明がうまいんだろーなー、きっと。 この本の著者池谷さんと、糸井重里さんとの対話形式で書かれている「海馬〜脳は 疲れない」もオススメですよ。 (ファイヤーマン/2007-08-01) 脳科学の最前線にいらっしゃる研究者が、中高生を相手に講義をするという形式で、最新の話題を盛り込み、脳科学の面白さを紹介している。そのため、つい難解になってしまう最新の研究成果の説明も、わかりやすくなっている。
講義中にフューチャーされた研究報告については、巻末で文献紹介もされているので、原著論文を辿れるのは、理系の読者にとってはありがたい配慮といえるだろう。 こうした書籍製作の手法は、難解になりがちな最先端科学の話題を一般にわかりやすく紹介するのに適しているわけで、本書が取り扱う脳科学に限らず、他の研究分野でもトライしていただきたい(頼みますよ。ブルーバックスさん)。 (理科系読者/2007-06-07) 科学者の著者が高校生に向けて行った講義を文字化したものです。
講義の形式はアメリカ式の所謂「双方向授業」であって、一方的な授業がまだまだ一般的な日本の教壇に、一つの理想的な授業の仕方を提示するものでもあります。 内容に関しては、最初から最後まで知的好奇心を刺激せずにはいられないような驚きの内容の連続であって、読んでいて全く飽きがきません。 この本を読んだ方はきっと、その後何度も読み返すことになるでしょうし、そのたびに新しい発見が得られるはずだと私は信じてやみません。 (読書くん/2007-06-10) 最新の脳科学について平易に解かれた本.
どの話も面白かったのだが,動物は感情によって行動するわけではない,という話が面白かった.たとえば,(人間も含め)動物はあることをして身に危険が及ぶような経験をすると「こわい」と感じ,それからその行動を避けるようにするわけだるが,実は「こわい」と思うことと,その行動を避けようとすることは別の脳の部位による活動なのである. 危険な行動を避けるのは「扁桃体」と呼ばれる部位でそこが活動すると,その情報が大脳皮質に送られてそこではじめて「こわい」と感じる.だから,怖いから○○しない,のではないという. あと,付録にある行列を使った記憶のモデルもおもしろかった. (御猫大明神/2007-02-06) →久しぶりに出会いました
読みすすめていくうちに「怖い」と思った本に.. →その「怖さ」は、 脳が少々グロテスクであるというような「外見上の怖さ」ではありません 人間が最初に、そして最後に信じる「自分=脳が認識している自分」が ひどく不安定で、信じられなくなってしまうような「怖さ」です →脳とコンピュータの比較、イルカと人間の脳の大きさとシワの数の違い、 ミツバチの8の字ダンスの限界、あいまいな記憶がもたらす功罪・・ 誰でも思う「なぜ」に対し、簡易な言葉と豊富な事例で語ってくれています 膨大な知識と深い見識とともに.. →知的好奇心をこれだけ揺さぶられ、喚起させられたのは 本当に久しぶりです! (特に第1章〜第3章は 何回も読みなおしました) (よこはま こうたろう/2007-04-17) 「進化しすぎた脳」は、ベストセラー「海馬」の著者と高校生が対話式の講義を行った記録です。
「高校生レベルの知識層に説明して伝えることができなければ、その人は科学を理解しているとはいえない」とは物理学者ファインマンの言葉です。 一方的に専門用語を駆使して行う授業ではなくて、生徒からの意見を聞いて、常にフィードバックを行っているため、文系の私にも確かにわかりやすい内容でした。 受験勉強の範囲を超えて、こうした勉強ができることは、ひいては学習意欲につながるのではないかと思います。 (yukaricoffee/2007-04-03) 純粋にすごくわかりやすく、最新の脳科学研究に関するトピックがてんこ盛りで非常におもしろかった。
興味深い話ばっかりであったが、特に印象的なトピックとしては、 ・意識に反応する神経の特定(ねずみやさるなどに関して、意識に反応する神経が特定され初めていて、それを利用して(それらの動物が)意識によって考えるだけでロボットアームを動かせるという装置が作られているという話) ・脳による認知の埋め合わせ(視覚による二次元情報などは脳によって、三次元に補い、解釈されなおされているという話) ・体による脳の発展(脳は体によって、支配されていて、脳の力はもてあまされているという話。いるかは人間以上に高度な可能性を持った脳をもちながら持てあましている!) ・言語による抽象的概念操作性の獲得(言語があるからこそ、概念といった抽象的なものを扱うことができるようになったという話) ・他の動物とは違い、人間は自らを進化させるのではなく、自らの「環境」を進化させている話 などがあげられる。まさに目から鱗だった。 また、最後に追加されている少し高度な内容を取り扱った章も嬉しかったし、各章の始めや、最終章(第四章)など、たびたびそれまでの内容のレビューを行っていてくれるので、内容の整理もすごく行いやすい。 理系向けの狭いものではなく、まさに一般向けの良著であると思う。 このような最新研究動向について、わかりやすく説明してくれている本がもっと他の様々な研究分野でもあったらいいのにと思った。 (misty/2007-09-20) 脳科学研究の最先端に身をおきながら、(いかに有名大学付属在アメリカ高校の理系生徒とはいえ)初学者を相手に、噛み砕いて、ごまかしなく、興味をひきつける著者の語り口・力量・人間性に、魅了されました。難しいことをわかりやすく、楽しく、率直に…簡単そうでなかなかできないことです。こういう先生に学びたいものですね。この場で連続講義を受ける幸福に出会えた高校生たちに、おめでとうと言いたくなりました。本の内容自体も大変楽しめましたが、若々しい講義の風景も楽しかった。こういう機会を演出した高校の企画力にも感服です。日本国内津々浦々で(地方公立校には国が少々援助をして下さるとよいのですけれど)、こういう試みがどんどん実現するようになれば、日本人の理系離れなど、あっというまに解消するのでは?
脳科学は著しい発展をとげ、その成果を読むたびに、脳とは? 心とは? 人間とは? といった、むしろ哲学的な問いが次々湧き起こってきます。「脳のなかの幽霊」や「マインド・タイム」、「感じる脳」など、ずいぶんと苦労しいしい読み進めたのですが、本書の方を先に読んでいたら、もう少し楽だったのじゃないかなあ。心地よい知的興奮を存分に堪能しました。読んでよかったと強く感じる一冊でした。 (helleborus/2007-07-13) 理系専門書というととっつき難いイメージがあります。
が、これはとてもやさしく書かれていてサクサク読み進められました。 自分で支配していると思っていた脳が、実は全然そうではないみたいですね。 今までよりもずっと、脳のことがわかったようでわからない不思議な気分になりました。 (mocheesecake/2007-03-19) 脳、神経、医学、記憶のメカニズムといったものを、これだけ平易に、イメージをわかせやすく説いた書はない。まるで、立体的に、断面的に、脳を見るがごとく、脳の命令系統の手順の動きが色や形であらわれるがごとく、想像力をかきたてさせられる。
(ベンジャミン/2007-02-03)
31件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。[16件以降をamazonで見る][amazonでレビューを書く] 平均点:5.0 はてブコレクション数: |
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最新脳科学が教える 高校生の勉強法 東進ブックス
ASIN:4890852425ナガセ(2002-03) 池谷 裕二 売上順位:1364 ¥ 945(中古:¥ 442) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
『勉強法』というタイトルにもかかわらず、抽象論ばかりで具体的な方法論にかけた本が多い中、本書は、脳科学という観点から具体的な方法論を提示してくれます。
たとえば、 ・復習はどのタイミングでするのが一番よいか? ・記憶には、どれくらいの睡眠時間が必要か? ・勉強の教材はどのように使えばよいか? ・記憶力を最大限に高めるためには、どうすればよいか? ・暗記がきかない科目は、どうすれば攻略できるか? などなど、私たちが勉強する際に常々感じていた疑問に、片っ端から答えてくれます。 「高校生の」というタイトルですが、これは高校生以上になると棒暗記が苦手になってくるということを意味しているので、大学生や社会人でも十分通用する内容です。 これまで勉強法に関する本を十冊以上読みましたが、この本がベストでした。 上記の問いの答えが知りたい方は、是非一読することをお勧めします。 (兵卒/2006-05-03) 別に私は著者の回し者ではないが、この本を絶賛したい。
一言でこの本を要約すれば、「徹底した復習こそ王道。勉強に王道なし。」であり、勉強において何も魔法は無いことを改めて確認した。 逆に、この言い古された「勉強に王道なし」を確認出来た点で読んで価値ある本だった。 しかも、非常に噛み砕いて書かれているのでスッと理解出来る。 タイトルでは「高校生の勉強法」と書かれているが、高校生以上でも十分活用出来る内容だ。例えば、医学部学士入試、司法試験等。 (medicine_man/2006-11-27) この本は、前著「記憶力を強くする」の実践編にあたります。前著では記憶のメカニズムについてわかりやすく解説してありますが、この本では、最先端の研究結果を利用し、いかに効率的に勉強していくかが書かれています。従来のハウツーものとは一線を画していて、大変しっかりした内容になっています。特に、体験談などは非常に参考になると思います。現在、脳の研究結果をどのように教育現場に応用するかが議論されていますが、その答えがこの本に書かれています。また池谷先生の賢さの秘密もこの本の中に隠されているように感じました。高校生以外の人にも是非お薦めしたい一冊です。
(バロータ/2002-05-01)
高校生にはちょうどいい! |||||||
この本は語呂を用いるような暗記術の本ではなく、勉強をスムーズにするためのやる気増強剤のようなものです。この本を読んでいきなり能力が上がることはまずあり得ませんが、長い目で見ると、実力がつくような内容になっています。
取得に長い時間を要するような資格などには素晴らしい効果を発揮します。 池谷さんの著作では一番よいものであると思います。 (ジブラルタルの風/2004-03-17) 池谷裕二さんは『記憶力を強くする』や『海馬』という本で有名ですが、この本が一番実用的です。高校生の、と題名にありますが、高校生以上だと大人の脳になるので一生使える本です。僕は三十代ですが、この本のやりかたで英語学習を再開したところ、短期間で英語力が付きました。すべて忘れていたところから、大学レベルまで独学で身につけることができたのです。勉強だけでなく、ギターやイラスト等の趣味を上達させるのにも使える本です。ドンドン使い倒してみてください。
(/2007-01-19)
大学受験のための受験勉強で苦労した人は多いことだろう。よくあるアドバイスに「勉強法などはない。とにかくコツコツやることだ」というものがある。コツコツと努力してやっと志望校に合格する。その一方で、犠牲になることも多いだろう。それに気づいた時、こんな疑問が思い浮かぶかも知れない・・「もっと効率的な勉強法は、本当に無かったのだろうか?」
筆者は記憶を司る「海馬」の第一線の研究者であり、専門の大脳性理学の見地から回答の一つを提供してくれる。例えば、 ・最も効率的な暗記(復習)の仕方はどういったものか? ・最も効果のある参考書はどのようなものか? ・急に上手になる「レミニセンス」現象とはどういうものか? そして、大脳生理学の見地から、なぜ「復習」が決定的に重要なのかを明快に解き明かしている。難しい本と思われるかも知れないが、決してそんなことはない。説明は大変平易で、予備知識が無くてもスラスラ読める。これは逆に、よく分かっているからこそ、かみ砕いて平易な言葉でも説明できるのだと思う。 大学受験をひかえた方であっても、社会人であっても、「頭を使いきる」必要がある方は、ぜひ一読をお勧めしたい良書である。 (femto/2002-08-19) |


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