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我らクレイジー☆エンジニア主義 (講談社BIZ)
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ASIN:4062820366
講談社(2007-01-23)
編集:リクナビNEXT Tech総研
売上順位:52981
¥ 1,680(中古:¥ 586)

レビュー総評点:17
この本は最高レベルのエンジニアや工学研究者15人のインタビューをまとめた本です。ただ単なる生き方ではなく、夢中に自分の興味を追い掛ける熱さは感動的です。学生さんや若い人にぜひ読んでほしい。学校で刷り込まれる精神論ではない生き方がここにあります。エンジニアを目指していない人にも参考になると思います。彼らの考え方の共通点をみつけてみてください。ただし苫米地(とまべち)という危ない脳科学者も載っているので、そこは読まないほうが賢明です。そこを抜かしても充分に星五つです。普通の人間だった彼らが最高のエンジニアになる過程がうかがいしれて感動しました。 (ジブラルタルの風/2007-03-22)
優秀で個性的なモノを生み出しているエンジニア達へのインタビュー集。

好きこそ物の上手なれというのは好きな言葉ではあるけれど、ここの人たちはまさにそれで成功している人たち。好きなだけでは駄目で、そこからどれだけ熱中して、真剣に取り組めるかが大事な気がしました。 (佐藤ムネユキ/2007-01-27)
 いや〜、みんな熱くていいですね!!

 登場する15名の方、どの人のインタビューもいいです。

 その中でも、タンジブル・コンピュータの石井裕さん、
 自分そっくりのアンドロイドの石黒浩さん、
 たった一人でプラネタリウムを作った大平貴之さん、
 特にお気に入りです。

 卓越するために考え抜くこと、
 実現するために粘り強く行動し続けること

 その背中が、素晴らしい!

 元気がでること請け合いです。 (papillon/2007-10-05)
この本を読み「トップエンジニアのものの考え方、パワフルなストーリーに触れ、激しく興奮した。」と言う人がいる。

たしかに自分の好きなもの、楽しいと感じるものにエネルギーを注ぎ続け、それを見事に開花させた彼らの生き方には誰の心にも響く何かがある。

しかし、ちょっと待って欲しい。日本最先端の技術開発を行うエンジニアの取材を行いながら、「○○氏はレーザーとは何かすら知らなかった筆者にも嫌な顔一つせず丁寧に教えてくれた。」としたり顔で言ってのけるインタビュアーに問題はないのだろうか?

取材相手の研究内容に関わるキーポイントも分からずに、果たして彼らのスゴさが本当に読者に伝えられると言えるのだろうか?

メタルカラーという人生がいかにエキサイティングであることを、今を生きる若者に伝えるにはどうすればよいか。もう一度問い直す時期が来ている。 (カスタマー/2007-11-04)
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理系思考 エンジニアだからできること
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ASIN:4270000937
ランダムハウス講談社(2005-09-23)
大滝 令嗣
売上順位:15477
¥ 1,680(中古:¥ 147)

レビュー総評点:67
日本のエンジニアの実情や問題点、それに対するアドバイスが書かれています。著者は東北大学工学部応用物理学科を卒業し、カリフォルニア大学電子工学科で博士号をとり日本に帰って東芝に就職しました。そこで日本のエンジニアに対する実情を目の当たりにし、おもいきって転職していくことになります。本来あらゆるものを創造し、実際それで世の中が豊かになり、これからの発展のためにもエンジニアなど理系の人はとても重要な存在であるにも関わらず、言わば一つの駒としか扱われてない日本のエンジニアの実情は世界から見てかなりおかしいと思います(青色発光ダイオードの問題で注目され始めたけれども)。著者は文系側の人たちだけに責任があるだけでなく、理系の側の人間にも問題があると指摘しています。エンジニア、理系の人間としてこれから生き残るために読むべき本だと思います。
エンジニアの方を主な対象にしていますが、理系に進む高校生、文系理系の選択をしている最中の高校生も読むべき本だと思います。 (UI/2005-09-27)
 書名の印象は「理系思考」そのものが主題のように見えるが、理系人間への「キャリア指南」だと帯にある。エンジニアの仕事の見方、リーダーになったとき、エンジニアを卒業するとき、などのアドバイスが書かれている本。
 著者ご自身が電機メーカーから米系コンサルティングファームへ転身したキャリヤの持ち主だけに、素材は実務的でインフォーマティブである。少なくとも自分たちの上司・先輩からは聞けないような話題が盛りだくさんだ。
 序章で「人間は自分に合った競争原理に身をおくべきだ」と、リスク回避に走りがちな理系人間にカツをいれ、続く各章で、トップやコンサルたちの戦略思考法を引いて、エンジニア自身のためのキャリアプランの手ほどきをしている。
 近頃めずらしく再読させる本に出会った。中韓の追い上げに立ち向かうエンジニア、できればエンジニアの卵たちにも、ご一読をお奨めする。 (一色 通弘/2005-09-27)
 理系でメーカーに就職し、残業代のつかない深夜帰宅の日々を送る、僕ら開発者にとってはイタイ数々のアドバイス。しかし、著者も理系の方なので、全編を通して、理系の味方でいてくれる視点が嬉しい。
 マネジメントというと、理系が疎んじられ、文系が幅を利かせている、そんなイメージもあるけれど、この本は、むしろ理系の方が、最初から必要なことをほとんど知っている、と励ましてくれている。
 思わず苦笑いしてしまうオビ絵、理系出身ならだれもが感じる軋轢のワケ、アメリカと日本の比較、マネジメント理論の琴線、はてはリーダに立った時の心構えから、MBA・英語の勉強法まで。
 理系でありつつ、マネジメントも抑えて、人のつながりを活かしながら、リーダーシップを発揮して、大きな仕事をして行こう、というメッセージのかたまり?のような本。 (ハマのスケボー乗り/2005-09-26)
 政治の世界や経済界のトップは、ほとんどが文系大学出身者で占められています。かたや理系人間は「つぶしがきかない」などと陰口をたたかれ、正等に評価されていない状態が続いている。社会はもっとエンジニアを理解せよ! 理系人間自身も、もっと奮起せよ! というのが本書の執筆動機とのことです。

 大滝氏は自身の理系的思考――論理的に物事を考え、因果関係を理路整然と分析できるその能力――を現在のコンサルタント業にも活かしていることを強調しています。エンジニアを“卒業”した著者が後輩にアドバイスしているという、ちょっと高い位置からの物言いが気になりますが、そこは内容に免じて気にしないことにしましょう。

 本書には、エンジニアの仕事をもっと充実させる「自分なりのテーマを見つけよう」や「エンジニアに役立つ勉強術」やリーダーになった時の心構え、転身や起業のアドバイスなど、後進には参考になる内容がたくさん載っています。著者の「ある日突然リーダーになってしまったときのための処世術」なんていう表現には、エンジニアはリーダーになりたくてなっているんじゃない、とういニュアンスが出ていました。

 実際に未来をつくり出すことのできるのはエンジニアだ! 間違いなく現代の錬金術師なのだ! という著者の思いがあふれている一書でした。

 私が個人的に参考にしようと思ったのは、大滝氏が挙げている推薦図書です。特に、ピーター・ドラッカーの『マネジメント――基本と原則<エッセンシャル版>』は、「座右の書として、ぜひ読みつづけてほしい」という力の入れようです。
  ドラッカーの著作のおもしろいところは、読むたびに新しい発見がある
  こと。読者の立場や状況が変わるたびに、それに応じたヒントを示して
  くれている。
との推薦の言葉にはグッと来ました。

 理系人間の方、ご一読あれ。 (くろやぎ/2005-12-26)
~私も理系の学校を出ててっきり技術者になるものと思っていました。
大学卒業後はオペレーターとして仕事をしてましたが、このままじゃ一生、言われたことをやるだけの仕事しかできないよなーと悩んで転職しました。
父親(元技術者)がリストラにあった後の姿を見て、自分も将来こうなるのかなと心配になったりもしました。
今は営業職についています。
~~転職してまだ間もないのですが、理系思考は営業で生きてくような気がします。
対人間で、こういうことしたらこういう反応が返ってくるのかっていうのが体験できたり、今度はそれを企画にして、多くの人に試してみようって考えたりとか。
プラン・ドゥー・チェックは理系の人間が得意とするものではないでしょうか。
最近よく言われる経営者的視点の考え~~方から、技術者はどうあるべきかということも書かれてます。
日本の技術者や技術者以外の人達がみんなこんな考えを持ってたらいいなーと思いました。~ (/2005-09-24)
理系出身者の考え方というのが、いろいろな分野へ応用できるという内容の本です。
本人の体験や知人の体験をもとに書かれてあり説得力はありますが、
体験談が短いために物足りなさを感じるところも多いです。

20代後半のエンジニアで将来に不安を感じている人にはおすすめです。
これを読むと、これからの選択肢が広くなると思います。 (たつた/2005-12-11)
「理系思考」というタイトルを見て、この本に手を伸ばさないエンジニアはいないだろう。
しかし、中身は特に目新しい内容は無く、この手の書にありがちな著者の苦労自慢を読まされただけであった。
本をいかに売るかというマーケッティングに於いては、素晴らしい書であろう。

読書後の感想としては、結局エンジニアで成功出来ない者はさっさと文系職に逃げるが勝ちといった
後味の悪さだけが残った。特に、第四章の「エンジニアを卒業するなら」の内容は、文系は上、
理系は下という思想が根底にあると思う。

「経営者を卒業してエンジニアになりましょう」といった斬新な主張が欲しかった。 (gsyn/2006-03-09)
細かいことは置いといて,この大瀧氏のポジティブな視点に元気づけられる.通勤の往復で一気に読めた.内容に非常に共感できるからだろう.

エンジニア不遇の日本の会社の問題点を挙げ,その中でエンジニアはどのように自己を高めていくべきか,そして人の上に立ったときはどうすべきかが,述べられている.エンジニアからコンサルに転進した著者からのエールである.

確かに,小生の会社でも,役員を見れば事務系出身が殆どで,エンジニアは数名.人数では,エンジニアが圧倒的に多いにもかかわらず.そのエンジニアたちは,競ってMBA留学を狙い,それが一つの昇進のパサポルテになる.MOTについては,まだまだ見向きもされていない.

わかってはいるがなかなかできない,「やりたいことは under the table でやれ」というアドバイス,また,「Don't Burn the bridge」ということで,人脈は大切にしとけよというアドバイスなどは,非常にリーズナブルである.特に後者は,小生も常々大切にしている.大学の同級の飲み会には必ず参加しているようにしているし,あまりアカデミックな仕事はしていなくても毎年の学会だけは参加している.

リーダー論も,頼み事は最小限に,プレイングマネージャーの勧めなどは,同感できる.リーダーの3条件,ビジョンを示す,得をさせる,感動させる,というのも,納得.

著者の自慢話と感じる向きもあろうが,洒脱な語り口が,厭味とは感じられなかった.快活な1冊である.
(yorozuya/2006-01-21)
大手人事コンサルティング会社トップが書いている「理系人間の能力を呼び覚まし鼓舞して世の中おもしろく元気にしたい!」という思いが伝わってくる本。まるで筆者がすぐそこにいるかのようなわかりやすさや対話感があります。筆者のまわりの理系出身者で現在ビジネスを大成功させている人のお話が盛り込まれているのも魅力。苦労談や失敗談に励まされ、その情熱にちょっと目頭が熱くなったりして。。。日ごろの研究仕事に疑問を感じている理系の方、頭をやわらかくし視点を広げてみるのに良いですよ。「技術をコアにしたビジネスを立ち上げ」というところまでいかなくても毎日の仕事にいかせるアドヴァイスも多々。また、文系人間としても、仕事人としての自主独立精神を刺激されます。 (/2005-10-27)
エンジニアとしてのキャリアに悩んでいた僕にとってまさにとずばりの内容だったので僕としてはひさびさに良い本に出会った。なんだか、著者から希望をもらった気がする。(値段は、できればもう少し安かったらよかったかも?)
しかし、アジアの起業家ってすごいんですねえ。われわれも海外に出て行ったほうがいいのかなあ? 日本のエンジニアって、海外就職とかできるのかなぁ。でも、英語できないし、日本でがんばらなくちゃね。 (/2005-09-30)
エンジニアとしてのキャリアに悩んでいた僕にとって、まさにとずばりの内容だったのでよかったです。著者に励まされた気がします。
アジアの起業家ってすごいんですねえ。われわれも海外に出て行ったほうがいいのかなあ? もしかして、海外就職とかできるのかなと思いました。でも、英語できないし、日本でがんばらなくちゃね。 (もなりえる/2007-11-06)
 この本を要約すると、「日本はエンジニアの待遇が良くないので、管理職になるか、独立するか、あるいは理系の素養が活かせる文系の職種(弁理士、フィナンシャルエンジニア、コンサルタントなど)に転職することを考えなければならない」ということです。
 確かにその通りです。一生エンジニアを貫き通すなら独立するしかないかもしれません。アメリカだとかなり年をとった人でも現場のエンジニアとして活躍しているのですが、日本だと現場で働けるのは40歳くらいまででしょう。日本の企業はエンジニアのスキルアップよりもエンジニアの会社への忠誠心を重視します。そんな環境にいても人生の無駄だということを本書は教えてくれます。
 ただし、本書に書いてあることを実行できる人は独立できるような優秀な人あるいはエンジニアから卒業するつもりでいる人に限ると思います。大半の人は結局のところ会社に居続けることを選ぶと思います。私もそうなりそうですが。
 本書の前半の日本のエンジニアの境遇を分析した文章は共感できるところが多く、こう思っていたのは自分だけではなかったのかと勇気づけられます。それだけでも読む価値があったと思いました。 (TAKA345/2006-10-11)
本の内容は、日本での理系の立場が弱い事や、エンジニアとしての心構えの指南と、日本とアメリカエンジニアの扱いの違い、そして、エンジニアを卒業する場合についてなどが書かれていました。
期待していたのと違い内容が単調でめあただしい内容が特にない。 (フレッシュ フィッシュ!/2006-05-08)
昨今の工学部志望者が激減とのニュースを憂慮しており、
大いなる期待を抱きつつ一晩で読みきった。

読み終わってみると、これから進路を考える人向けではなく、
既に、自分は理系だと信じている人へのメッセージと理解できた。

そもそも、中学や高校で数学の成績が優れていると理系、
そうでなければ文系というように学校教育による刷り込みが強すぎた。
社会の中では、境界が曖昧になりつつあるので複雑な心境だが、
既に理系として社会に出ている仲間には、一服の清涼剤といえる一冊だ。
特に、リーダーになる際の心構えも触れており嬉しい限り。

理系はチャレンジ精神が旺盛であると自認しているので、
本書を読んで、新たな一歩を踏み出す仲間が増えることを期待している。


(クリエイティブFMKTG田作健一/2005-11-06)
新潮文庫だっかたか、かつて「文科の時代」という新書を読んだことがある。それと対比してはいけないのだが、本書は実に前向きだ。
よく、「完全理系、理系の話しかできない」みたいな人とごくまれにだがお話することがある。これは、企業に問題があるのだろう。逆にITによる文理の境界がだんだん不鮮明になる中で、文系だがまるで理系みたいな人にも会ったりする。この区分事態、果たしてこれから意味があるのであろうか?? (/)
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プロフェッショナル 仕事の流儀〈13〉
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ASIN:4140811986
日本放送出版協会(2007-07)
編集:茂木 健一郎編集:NHK「プロフェッショナル」制作班
売上順位:64359
¥ 1,050

レビュー総評点:28
本書で紹介されている3人(※)のプロフェッショナルに共通しているのは、
「時間との闘いが非常に厳しい」という点と、
「他人がやらないこと、やりたがらないことに挑んでいる」という点だ。
よって立ちはだかるハードルはとても高く、それも絶え間なく襲ってくる。

そんな厳しい闘いを自分に課したのはなぜか?
3人を突き動かす信念は何か?
信念はどうやって得られたか?
その答えが本書には載っています。

仕事に人生をかけるとはどういうことか。
3人の言葉を反芻することで少しわかってくる。

(※)

日本では数少ない企業再生専門の弁護士、村上謙一氏。
持ち込まれる案件の数多くは本人曰く「想像を絶するほどギリギリです」。
しかしどんなに厳しくとも再建への道を探り、決してあきらめない。
倒産の淵から救ってきた会社、その数100以上。

週刊、隔週刊と連載を2本抱えており、
月に6回も締め切りがくる人気漫画家の浦沢直樹氏。
彼の作品は、質が高く、独創的なストーリーで読者を長い間魅了してきた。
それでいて原稿が間に合わなかったことは一度もないという。

MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボの教授として活躍する石井裕氏。
メディアラボはコンピュータの世界で知らぬものはいない研究機関で、
インパクトのある論文や斬新な技術を生み出し続けなければ生き残れない。
そんなプレッシャーの下で、過去の実績を捨て新しく研究をはじめ、
コンピュータの未来を切り開くと注目されている、
「タンジブル」という概念にたどりついた。 (anti・・・/2007-08-25)
 本書は、NHKの「プロフェッショナル:仕事の流儀」から3人の出演者をピックアップし、出演者の仕事からプロフェッショナルとは何かについてケース・スタディを提示している。
 13巻では、弁護士(村松謙一)、漫画家(浦沢直樹)、コンピュータ研究者(石井裕)の3分野から、第一線で活躍している人物にスポットを当てている。
(中略) 
 まず、村松謙一氏は企業再生を専門とする弁護士である。弁護士としての使命感と2つの悲しみを背負い、次から次へとやってくる案件に対して誠心誠意取り組んでいる様子が窺える。企業再生の分野は、精神的にもタフでマニュアルが殆ど作れない分野である。その中で、村松氏のプロフェッショナルとしてベストの解を導き出し、相手のメンタル面もケアする様子は異業種でも大いに参考になった。
 次に、浦沢直樹氏はYAWARAで有名な漫画家である。細かい線に登場人物の感情を上手く表現し、反逆の心を失わずにベースを変えていない点に好感を抱いた。

 本書で取り上げているプロフェッショナルの中で、私が番組の内容と同様に最も印象に残っているのは最後に登場する石井裕氏である。石井氏はタンジブル(「触れることができる」「実体がある」)をキーワードに、これまでのコンピュータの概念を根底から換える技術を開発している。
 コンピュータと言えば、誰もがキーボードとマウスを使って操作するものであると考えるだろう。しかし、石井氏は身の回りのモノに触るだけでコンピュータを操作しようと発想し、研究している。

 競歩に近い早歩きにも驚いたが、頭の回転の凄さと「なぜ?」を徹底的に繰り返す研究者としての哲学や、コンピュータ研究者なのに紙を重宝する点を意外に感じた方は多いのではないだろうか? 
 さらに、著者がITが人を不幸にしていると考えている点にも、コンピュータの最先端を極めた人ならではの哲学的な思考に感銘を受けた。石井氏は「ネットをパイプ栓を閉じる勇気を持つ必要がある」と主張しているが、私もこの点には大賛成である。

 ネットに触れないことで、時間という名のワインを存分に味わうことができる。つまり、複数の物事を連動して行うこともなく、ひとつの物事に集中して取り組むことができる。さらに、ネットを中心とした生活では考えられないような事柄を深く考えることができ、回答を導くことができる。
 本書を読んで、私は現在の行き方やライフスタイルが間違っていないことを再確認した。そして、小手先の技術だけではなく、ついつい脇に追いやりがちな哲学、倫理、使命感といった心理的な要素が大切であることを学んだ。

 最後に、以下で印象に残っている出演者の言葉を紹介する。業界が異なるので求められる要素は異なると思うが、仕事としての基本は変わらないので、読み手の心次第でいくらでも応用できるのではないだろうか?

○プロフェッショナルとは
・「困りきって私どもを頼ってきた方々を見捨てない。守りきる。何としてでも守りきるという強い使命感、これが一番大事な部分だと思っています」(村松謙一)
・「締め切りがあること。そして、その締め切りまでに最善の努力をする人のことではないでしょうか」(浦沢直樹)
・「自分がこの世からいなくなったあと、その未来の世界にどういういい影響を与えられるか、インパクトを残せるか。そこまで真剣に考えられる人」(石井裕) (mocobaka/2007-09-27)
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読んだ本(絵本以外)2007年11月
 
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ものづくり革命 パーソナル・ファブリケーションの夜明け
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ASIN:4797333146
ソフトバンククリエイティブ(2006-02-11)
ニール・ガーシェンフェルド
売上順位:46087
¥ 1,890(中古:¥ 1,370)

レビュー総評点:2
 タイトルにある”ものづくり革命”は日本の製造業で言われている、<いわゆる、ものづくり>という概念とは全く異なる。この本でいう「パーソナル・ファブリケーション」とは、『(ほぼ)あらゆるもの』をパソコンを利用して自分でつくることを意味している。現在、我々は消費者が設計者・製造者となれる(なってしまう)ような社会で暮らしているのだが、このことに気が付いている人が少ない。【ものづくりとは】の章から引用すると、

  パーソナルファブリケーションを実現するうえで
  最大の障害は、技術的なことではない。
  …中略…
  最大の障害は何かといえば、
  パーソナルファブリケーションが可能であるという
  知識の欠如だ。
  本書を書いた理由はそこにある。

という事で、本文中に豊富な写真入りで具体例が紹介されているので、写真を見ているだけですくなからず楽しい。カラー図版ではないところが実に惜しい。
 現在の日本でパーソナルファブリケーションを理解するキーワードとなるのは、『オープンソースハードウェア』ということになるだろう。オープンソースハードウェアという言葉にココロが震える人は是非購入すべき一冊。

 オープンソースハードウェアなんて聞いた事ありません、と言う人達に本当は読んでもらうべき本なのに、本のタイトルが残念。書店でも、どのコーナーに置くべきか悩む本ではないでしょうか?


(Stroll/2008-04-01)
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Making Things Talk -Arduinoで作る「会話」するモノたち
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ASIN:4873113849
オライリージャパン(2008-11-17)
監修:小林 茂 (監訳)翻訳:水原 文Tom Igoe
売上順位:12476
¥ 3,990

所属カテゴリ:
文学・評論
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w:12 h:19 107page
グループウェアのデザイン (情報フロンティアシリーズ)
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ASIN:4320026780
共立出版(1994-02)
石井 裕
売上順位:282873
¥ 1,523(中古:¥ 791)

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スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書)
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ASIN:4087203956
集英社(2007-06)
伊藤 智義
売上順位:64737
¥ 714(中古:¥ 36)

レビュー総評点:37
作者はコンピュータについて何も知らない0の状態からGRAPE−1の
ハードウエアの開発をなしとげました。
その時の、開発の内幕を書いています。
また作者が病気で高校を1年休学し、また浪人、大学での留年、
父親の事業がうまくいっていなかった為、学費を稼ぐため漫画
のシナリオの賞に応募して賞金を稼ぎ、賞を取った後もようやく
得たシナリオの仕事をしたり羽陽曲折しながらも前に進んで行った
事もふれられていました。

個人的には、順調な歩ではなくても一つ一つ着実に実績を積み重ね
ていく作者の人生に素直に感心しました。

自分も見習わなくてはと思いました。

図書館で借りて読みましたが、1冊買い求めてこれからの人生行き
詰ったら読み返したいと思わされる本でした。 (てとり/2007-09-09)
星の運動のシミュレーション専用計算機 GRAPE の開発のドキュメンタリーである。

いわゆる汎用の計算機の CPU では各瞬間に働いている部分はわずかだ。何でも出来るように作ると、様々な命令に対応しないといけないので、一つの命令で働く部分はわずかになる。問題を限定することで、命令を限定できて、しかも、その順序も決まる。それで、全部の部分が常に働いている状況を作ることが出来る。著者らは1989年にこの発想で、スーパーコンピュータに匹敵する性能の専用計算機を、一から手作りした。

考えてみれば、いい時代だったものだ。もう少し前ならこの程度の複雑さでも素人の手に負えるものではなかっただろうし、もう少し後なら、必要なツールは大掛かりになっていて、やっぱり素人の手に負えるものではなかっただろう。著者が計算機の設計を始めた時には、本当に素人で、それでも、ロジックは追えるほどの規模だったし、ハンダ付けの数も素人の手に負えるほどだった。

そんな状況での開発はいかにも「プロジェクトX」的面白さはあるし、しかも、世界レベルのものが出来上がるのだから、話として面白くないはずがない。私は同時代の雰囲気を知っているので、面白く読んだし、ちょっと嫉妬もした。

本書の魅力のもう一つは文体である。著者は開発の中心人物であるのに、第三者的な視点でまさしき「ドキュメンタリー」に仕上げている。助教授の戎崎氏との確執も上手に客観的な記載に昇華させている。これは、彼が漫画のシナリオを書いていたからであろう。文章がうまいのだ。

と言うわけで、いい食材を上手に料理してあって、あと言う間に読んでしまった。大変お薦め。 (shibchin/2008-03-09)
自己宣伝が過ぎる |||||||||||||
 スパコン製作物語と言うよりも、大半がニッポンの最高学府東京大学の内輪ネタ+著者の自伝で構成されている。それはそれで(通学したことの無い自分にとっては)知らないことも多くあり、一読の価値はあった。
 ただし、「スパコン開発の面白さ」、なおかつそれを「20万円で作った創意工夫」が伝わるかと言うと、それは無い。やはり自分のことを語るというのは相当に難しいのだということが、この本を通じて理解できる。他人の伝記では一定の評価を受けている著者が、こと自分のストーリーとなると冷静では済まされない部分を垣間見ることが出来る。
 逆に、GRAPEプロジェクト黎明期の、個々メンバーの個性の強烈さと、それをプロジェクトとしてまとめあげた杉本先生の偉大さが分かると言えば分かる。その点においては日本人として知っておきたい話ではあった。 (ガンダリウム合金/2007-09-19)
新書でしかもコンピューターの話。
「難しそう!」と思ったけれど読んでみると、グイグイ引き込まれます。
著者は漫画「栄光なき天才たち」の原作者でもあるのでその文章力は
文系の人も楽しませてくれます。
「コンピューターのことはサッパリ…」という方でも、
開発にいたる様々な人間模様や熱い思いを感じることが出来ます。

また所々に散りばめられた『名言』を探すのも楽しみ方のひとつになると思います。

「本当にものごとを理解している人というのは、
誰にでもわかる当たり前の言葉で説明できる人のことを言う。
偉そうに難しい言葉を並べていると、一見頭が良いように思われるが、
そんなヤツはたいてい何もわかっておらへんもんや」

本の一節ですが、この本もこの言葉に則っていると思います。

理系の方なら更に面白く読めると思います。 (クリフ/2007-07-13)
 ヤング・ジャンプに掲載されていた漫画「栄光なき天才たち」の原作者でもある著者が自ら東大大学院の研究所で携わったGRAPEという重力計算に特化したコンピューターを開発する物語です。

 スーパーコンピュターに伍す演算能力の計算機をコンピューターの素人が汎用品の部品で組み立てるというのは興味深く、たびたび現れる障害を発想の転換で乗り切るところは大きな醍醐味である。ただその描写があっけないので分らない人には、その機微が伝わりにくいであろうが。

 また最高学府東大の中で、かつて話題となった教養学部内論争の内輪話や学部間格差の問題、博士課程後の身の振り方を巡る話なども興味深かった。

 GRAPEという一つのProjectを通して日本の「学」で何が起こっているのかを垣間見ることができた。 (在星猫/2007-08-05)
伊藤智義一代記 ||||||||||||||||||||||
 著者は計算機科学の研究者。もともと天文学上の問題を解決しようと、安上がりなスーパー・コンピューターを開発することからはじめ、次々と新機軸を開発、たちまちスパコン界の英雄となったことで知られる。
 本書は、自身による半生記であり、スパコン開発の経緯を中心に、漫画『栄光なき天才たち』の原作を手掛けたこと、銀河に関する理論などが語られている。天才の人生とは、こういうものかと思わされる。
 まさにサクセス・ストーリーを地で行くものであり、高校生などが読めば、将来への希望とやる気が湧いてくることだろう。
 一方で、自分語りが強烈すぎる、東大の内輪ネタに走りすぎているなどの欠点もある。 (志村真幸/2007-08-17)
熱いです! ||||||||||||||||||
暑い日には冷たいジュースなんかより熱いお茶が一番。
真夏の熱帯夜にピッタリの『熱い本』です。

「小難しいコンピュータの本だろ」と早合点するなかれ。

ページをめくる指がとめられず頭のなかの田口トモロヲは朗読を続け、
ペルセウス流星群が夜空を駆け巡るころ、
中島みゆきの歌声(もちろん脳内)とともに、一気に読み終えました。

そう、まさに『プロジェクトX』。

その場が思い浮かぶような文章。
熱いセリフ。
天文学の明解な説明。
各キャラクターのたちかた。
そして菅野美穂への想い(読めばわかります)
本を読む楽しさが詰め込まれていますよ。

私の「この夏の一冊」です!

(しばらく/2007-08-16)
課題解決の物語 ||||||||||||||||
私自身は技術者ではないが、本書はとても楽しめた。

私にとって本書は、「コンピュータ開発」を描いた本ではなく、
「課題を克服するためのアイディア」本として読むことができた。

その創造性、アイディア、情熱に敬意を表したい。 (Webマーケター/2007-08-17)
内容が物足りない ||||||||||||||||||||
 書名に惹かれて買った。このGRAPEプロジェクトは、天文学者たちが手作りで専用のスーパーコンピュータを作成し、種々の結果を得たものであり、当時話題になったものである。
 しかし、開発の経緯等が書かれていてある程度は興味深かったが、プロジェクトの応用の話は少なく、さらにカバーに書かれているような「熱い人間ドラマ」は感じらず、どちらも物足りなかった。

 これは登場人物の一人である著者の筆の所為であるといってよく、形式的に第三者的な視点から見たように書いてあるが、内容は全くそうなっていないのが原因だろう。つまり、一人の視点からのみの内容で、臨場感がないのだ。第三者の専門のサイエンスライターが取材して書けば良かったのではないかと思う。 (yoshik-y/2007-07-01)
内容は、天文学のために学者や学生達がスーパーコンピューターを作る奮戦記なんですが、どこか物足りなかったです。テレビの「プロジェクトX」にも取り上げられたという話しがあったが、この本だと、なんか内容に濃さを感じず、薄っぺらい印象を受けた。描写が簡潔すぎるのと、スーパーコンピューターがあっという間に出来てしまって、本を読んだ気分がそんなに無かったからだろう。
それと、実際に20万円でできたスーパーコンピューターは、我々が普段使っているパソコンと比べてどれくらいの性能なのかよく分からないです。例えば、CPUなら、ペンティアム4の○倍だとか、Core2Duo△台分だとか、具体的に書いて欲しかった。
せっかくいい本なのだが、肝心なところが押さえられていないのが残念です。 (smil427/2007-12-22)
宴会には出席しません ||||||||||||||||||||
ぼくは酒を飲めないので、5年くらい前から忘年会など宴会には出席しないことにしています。
5年より前には1次会くらいはつき合っていたんですが、止めてしまいました。

時間とお金がもったいないからです。
それより家族とのんびり過ごした方がいいですからね。

「そんなんじゃ出世できないぞ」と脅す酒飲みのおじさんもいました。
そういうおじさんもそれほど出世してないじゃん。
あはははは。

ま、確かにつき合いが悪いと日本の会社では出世できないということもあるのかもしれません。
ノミニケーションって言うんですか、コミュニケーションが悪くなる。
でも本来、コミュニケーションは普段の仕事時間の中でちゃんと取ればいいものでしょう。
飲み会につき合うことによって多少出世するかもしれませんが、ノミニケーションで出世したってたかが知れていると思います。

もちろん宴席が好きならどんどん出席すべきです。それを否定するつもりはありません。
でも好きでもないのに「おつきあい」で出席するのはばからしい、とぼくは思うのです。
他にやりたいことがあるなら、そっちを優先した方がいい。

伊藤智義『スーパーコンピューターを20万円で創る』集英社新書¥680-にこう書いてありました。

###
杉本(大一郎)が研究者として一流であることは述べてきたとおりであるが、大学の実務も人一倍抱えており、多忙な大学人であった。そのためもあってか、当時は、学生たちとは校務を超えてまで自分からコミュニケーションを取ろうとはしなかった。
例えば、ある学生が杉本に、「たまには先生も、ぼくたちと一緒に飲みに行きましょうよ」と誘ったことがあった。杉本はにべもなく、こう答えている。
「飲み会というものは、見知らぬ者どうしが知り合うためにするもんや。すでに知っている者どうしで飲んでどうなる?そんな時間があるなら、勉強でもしておきなさい」(151p)
###

まったくその通りだと思います。
嫌な飲み会につき合うくらいなら、勉強したほうがいいです。
同僚とのコミュニケーションは仕事を通じてすればいいと、ぼくは思っています。

「あいつ、よく勉強していていい仕事するな」と思ってもらう方が、ぼくにとって嬉しいことなんです。
飲み会に出ないで節約した時間とお金で、本を読み、腕を磨き、家族と過ごし、休息を取る。
それを次の日に活かす。

まー、変わり者の言い分なんですがねー。
(練馬のよっちゃん/2007-12-29)
技術者魂か? |||||||||||||
コンピューター物語というよりも一般化学者が問題を解決するために
試行錯誤をしているドキュメンタリーといった内容になっている。

パソコンが一般社会に普及浸透し、日常生活で当たり前のように使っている。
そんな中でもスーパーコンピューターという名前はまさに別格。

本物の計算機という憧れのような印象を持っていた。

そのスーパーコンピューターを20万円で! とはいったい!!
中身を確認せずにはいられませんでした。 (ニャンゴロ/2007-07-15)
を、あつかったわたしとしては、スパコンをいまや
その値段で創れてしまうというのは、さほどおどろきはしないが、
やはり少しは感心をもって拝読しました。
 昔は機会という感じでしたがレミントンユニバックの初期は
ほんとうにたのしかった。 伊藤さんの創られたものはそれよりずっと
おもしろく、なんだかあやうい気もしました。今の若者は
PCなんてかんたんに創るし、わたしはいまでも改良してよりよい
自分のスペースにおさまっている。
 とにかくとてもゆかいで、みなさんも是非どうぞ、一読推薦いたします。 (flora/2007-08-03)
これは面白かった。3時間くらいで一気に読んだ。

内容は、著者を主人公としたノンフィクション。
著者が東京大学の大学院生時代に立ち上げに関わった「GRAPE」という
スーパーコンピュータの開発話。

コンピュータの専門家が一人もいない大学の研究室から、
ン億円もするスーパーコンピュータ並みの計算力を持ったコンピュータが生み出される。
その予算はたった20万円。開発メンバーもたったの4人。

著者はその4人の中でもハードウェアの設計部分を担当した方。
設計経験はおろか、電気回路も満足に読めない状態からの出発。

何か啓示的な出来事がプロジェクトを成功に導く・・・ではなく、ひたすら努力。

開発された1990年前後は今のようにインターネットで情報を収集できるわけでもなく、
他の研究室メンバーも、天文学者の教授、ソフトウェア担当の博士課程生、
広報担当の助手、といったふうに役割が異なっていたため、まさに孤軍奮闘。


最初の方は天文学の専門用語や説明が続き、読みづらく感じたりしましたが、
それもドラマのテイストとして楽しめます。

著者はマンガのノンフィクション作家としてデビューの経歴もあるようで、
大変読みやすく感じました。


チームプレイに見える開発や研究も、細かく見れば個人の作業の集約であって、
その過程には孤独な努力、試行錯誤が必要とされる。

しかし、個人の孤独な作業に見えた開発や研究も、振り返ると周りの協力なしでは
なし得なかった、まさにチームプレイの結果だと感じる。

そう振り返ったような内容でした。


きっと第三者のノンフィクション作家が書いていたら、4人のメンバーに当時を振り返って
もらうようなインタビューを新たに取っていると思うのですが、それはありません。

それが著者の思いをどう表しているのか分かりませんが、
ノンフィクション作品という形をとりつつ、非常に回顧録的な内容で面白かったです。 (電島電気/2008-10-13)
 この本の著者(今は某大学の教授)が漫画の「栄光なき天才たち」の原作者というのは驚きでした(ファンでした)が、この本は栄光あるお話です。
天文計算専用のスーパーコンピュータを作った学生と先生方の実話。材料費は20万円ですが、決して「20万円」だけでこんなものは作れません。必須条件は、何よりも自分の作りたいものを作る情熱とそれを作れる環境、それなりの能力、仲間である、ということがこの本からは伝わってきます。
(guatemalan.water/2008-06-14)
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小飼弾のアルファギークに逢ってきた [WEB+DB PRESS plus] (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
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技術評論社(2008-04-15)
小飼 弾
売上順位:101605
¥ 1,554(中古:¥ 666)

所属カテゴリ:
文学・評論
レビュー総評点:-10
「アルファギーク」というのは、「優秀なコンピュータ技術の中でも、先駆者となる人」「最先端のプログラマー」のこと。
 自身も「アルファギーク」を自認する小飼弾氏が、ウェブの世界で先駆的プログラマとして有名な人々をインタビューしたのが本書だ。

 話題が話題だけに、IT業界の人間にしか読まれなさそうな本なのに、それなりの売り上げがあるようだ。小飼弾氏は『404 Blog Not Found』というブログを書いている「アルファブロガー」なので、多くの小飼ファンが買い求めているに違いない。(小飼氏自身も自分で内容紹介のエントリを書いている)

 しかし、本書の内容は徹底的に尖ったエンジニアを相手に書かれており、業界外の人には何が何だか分からない話だろうし、ページ下の注記を読んでますます混乱するかもしれない。

 僕自身はどうかというと、少しは分かった気がする、という読者レベル。受託開発ソフトをとりまとめるSEだったので、あまり最先端の話題に着いていく必要がなかった。枯れた技術を中心にしてソフトウェア作成を行い、少しだけ先進的な取り組みができればうれしい、という立場だった。本書に出てくるような、産業を変化させる力を持つかもしれないエンジニアというのは、遠いあこがれの世界に住む人だ。

 そんなギークたちと対等に対話し、時に逆インタビューされる小飼氏は、ものすごくカッコ良く見える。
 株式会社はてなの近藤社長夫妻と小飼夫妻の夫婦対談や、「きたみりゅうじの小飼弾に逢ってきた」で小飼氏の日常生活や経歴を知ったが、やはり常人ばなれしていた。

 普通の人に真似できない人だし、よい子が真似をしてはいけない人。それが分かったのが本書の一番の収穫かな。 (くろやぎ/2008-05-02)
完全に印象批判なので御容赦下さい。発言の正しさよりも、彼自身の存在の意味に価値があると思うので、多少辛辣な書き方をします。

小飼弾の冗談はつまらないと思うのだが、どうか。それだけで、本棚に置いておきたくない本となってしまう。ブログの文体然り、若者に媚を売るような文章レトリックも嫌い。内容は悪くないので、彼の文体が好きであればいい本であると思う。はてな界隈が大好きであるならば、もっと楽しく読めるであろう。

いいヒゲと悪いヒゲがあるならば、彼はいいヒゲだと思う。例えるなら、サンタクロースの冗談はつまらなくても許せるが、一般のいいヒゲのつまらない冗談は、鼻に付く前に、やるせない気持ちになる。はてなのサービスが嫌いな方(僕もそうであるけれど)は、先ず、あら探しをするような気持ちで読む事になるでしょう。

ただ、彼のセンスでいいなーと思ったのは、彼の発言は一冊の本の中でもコロコロ変わるが、それが許せてしまう何かがある事だ。そして、考え方自体には啓発される事は多い。しかし、冗談がつまらないのが許せなくて、フォローする事が出来ないでいる。

しかし、冗談がつまらないと思って尚、僕がこうしてレビューを書くのは、何故だろう?それは、僕が彼の冗談をつまらないと思っている事自体、誤解であるかも知れない、と僕が思っているからだろう。会ってみれば面白い人なのかも知れない。こう、彼の存在は、言語とか行為を超えた何かがあるかも知れない。少なくとも彼の経歴は、それを寡黙ながら語っているのではないだろうか?

そこまで思いを巡らせると、彼が人気である意味とか、彼を支持しない(僕のように)人の「考え方の意味」が、ぼんやりと見えてくるような気がしてきた。 (はんてふ/2008-09-29)
 まず、出演しているギークが豪華。Larry Wall氏から近藤淳也氏まで、"イマ"を駆けるギークたちが勢揃いしています。個人的に、Matz氏との対談がなかったのが残念でしたが、やはりこのラインナップは文句の言いようがありません。
 中身も非常に濃いものとなっていますが、対談ということで"DanKogaiその人"を見たい方にとっては少々物足りない感じがするはず。本書では、彼は彼らしさを殆どと言っていいほど出していません。メインはインタビュイーなので。
 かと言って、現代のIT事情を勉強するにも専門的すぎて不向きであり、私のような「なんちゃって高校生プログラマ」のような人間にはGoogleがない限りちんぷんかんぷんです。

 しかし、じっくり読めば彼をはじめとするイマのギーク達が何を考え、何をしようとしているのかが自ずとわかってくる一冊。
 DanKogaiファンにとっては、特に必須とは言えないけど、将来役に立つことは間違いないので買って損はないでしょう。 (vocs/2008-08-04)
弾さんは1969年生まれ。なんと15歳で大検を取っている。
ライブドア問題の時には、かなりメディアに露出していてガンガンと発言していた事を記憶している。
プログラマと言う職種に関して自分は何も知らないいし、「コードを書く」って何?って人種なのだけれど、技術者としての彼の態度は全うだと感じた本である。
それは、技術者だから技術だけ先んじていれば良いと言う態度ではな無いところである。その辺の知的バックグラウンドは弾さん自身のブログでの読書量と書評にも現れている。
本書は卓越したIT技術者(コード書きの人々で良いのかな)との対談をメインに構成されている。脚注も多いのだが、それでも、IT素人の自分には理解が出来ない部分が殆ど。
逆に「はてな」の近藤さん夫妻と小飼夫妻の対談なんかは「生き方」と言う文脈で非常に面白い。
次回は是非ともITが未来をどの様に作るのか、ITは地球を幸せに変えうるのか等を小飼哲学で論じて欲しい。 (dream4ever/2008-06-09)
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読み物系コンピュータ書籍
 
w:10 h:17 272page
おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55)
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アスキー(2008-03-10)
中島 聡
売上順位:49493
¥ 790(中古:¥ 37)

所属カテゴリ:
レビュー総評点:-76
著者のいう「おもてなし」とは端的にいうと、
スティーブ・ジョブズのAppleにおける経営理念、思想の翻訳に過ぎない。

著者の頭のなかで日本人になじみの深い概念である「おもてなし」として咀嚼されて、それを読者に伝えたい、ということなのだろうが、結構このあたりは特にMac愛用者、Apple製品愛用者は感覚として理解していることであり、さらに一歩そこから踏み込んでなぜ良いのだろう?と考える人たちにとっては容易に分析できてしまうレベルにとどまる。

もし、アップルの経営哲学などに本当に興味があるのならば、創業者本人であるスティーブ・ジョブズの言説、スピーチを追うほうがおもしろいし、その観点ではこの本はあまり面白くないと思う。

著者は理念がある一流の技術者であり、アルファブロガーであるが、骨のある著書を読ませるという意味では失敗している。本の大きな割合を対談という水増しとしてしまったのは、初著作としてはまずかっただろうと思う。(対談集なら対談集として別個出せば良い)どうせなら、あまり大風呂敷を広げずに、技術者なりの技術周辺での著者自身の気づきなど一般にも伝わるはなしを「地道に」展開していれば逆に評価を得たのではないだろうか? (kenokabe/2008-07-04)
残念 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブログを日ごろから読んでいたので予約までして楽しみにしていた本だが、271ページの本書の123ページ以降、すなわち半分以上のページ、が特別対談で占められているというなんとも期待を裏切られる作品。

第一章「おもてなしの経営学」は、ほぼブログと同じ程度の情報量しかない。経営にはおもてなしが重要という主張に対して、同意・反対できるだけの論理が展開されていないため、本として出版するレベルにまで昇華されてないように感じられた。ブログでは、その程度の内容でエントリーしてもいいだろうが、本として出版する以上、もうすこし踏み込んだ考察がほしかった。

続く、第二章「ITビジネス蘊蓄」は第一章との関連が薄く、これを掲載している筆者の意図がわかりかねた。筆者の経験などが語られた内容自体は、興味深いものがあるが、まったくもって「おもてなしの経営学」な話ではない。

第三章の特別対談も同様に、内容としては興味深い。しかし、対談のためのページ数があまりにも多く、ページ稼ぎとしかおもえなかった。

おもてなしの経営学というキーワードによって本書に興味を持たれた方は、本書を買う必要はなく、ブログのエントリーを3つか4つみれば十分である。筆者のIT業界に関する経験・洞察が知れるという程度でしか本書の価値はない。 (tigerbird/2008-03-19)
ブログ本です。著者は Windows95, 98, Internet explorer 3.0, 4.0 の設計者である天才プログラマー中島聡。そんなIT世界の第一線で活躍されている著者が、ITビジネスの成功・失敗を大きく運命付ける「おもてなし(user experience)」について語ってくれます。

これが面白くないわけがない・・・と言いたいところなのですが。

実際には、正直かなりサボって書かれた(編集された)本だと思います。中島さんのブログを読んでいる人にとっては、前半はほとんど読む価値なし。彼がブログで書いたことを単に集めただけで、そこから一歩踏み込んだ議論は全くありません。こんな低級な本を出すなんて、わざわざ自分の評価を自分で下げているようなもの・・・。もったいない。

ところが、じゃあこんな本買う必要はないかというと、実はそんなことはない。このつまらなさを埋め合わせるかのように、後半(第3章)には著名人との楽しい対談集がガッツリ収められています。対談した相手は西村博之・古川享・梅田望夫の3人。ね、ここは読んどかなきゃ、でしょ。

「おもてなし」というキーワードを軸に、彼らが何を考え、何を行ってきたのか、そしてこれから何を行おうとしているのか、盛りだくさんの対談集になっていて、一読の価値はあると思います。前半部分はサクッと流し読みして、後半の対談集をたっぷり楽しんでください。 (のいのい/2008-04-16)
期待はずれ ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者のblogを愛読しているので、期待していたが、雑誌の記事の採録や対談の記録で、資源の再利用を見ている感じ。"じゃないですか"という癇に障る物言いをそのまま収録しているのが気になる。対談者のお里が知れると言うことでもあるのだが。 (px4/2008-03-16)
「パラダイス鎖国」の後に読みました。

ともにブログからスピンアウトした本ですが、
「鎖国」のほうがブログの内容を精査して
筋道だった理論を展開しているのに対し、
こちらはほとんどブログの転載のような印象を受けました。
そして、同じようなことを見方を変えて書いていたりするので
ときどき「あれ?前のページでも同じことを
言っていたような」という気分になります。

また、全体的に注釈がつきすぎているような気がします。
出典を明らかにしたり専門用語を補足したりという
意図は分かりますが、少し読みづらく感じました。
(というか注釈を追うのは途中であきらめました)

ただし、後半3分の1程度は3つの対談が掲載されていますので、
そちらに興味のある方にはオススメです。
対談相手はアスキーの古川さんという方、
2chのひろゆき、web2.0の梅田さんという方
(ひろゆき以外はうろ覚え)でした。
古川さんとの対談は情報処理技術に明るくないと
わからない部分もありますが
鼻っ柱の強い筆者とのやり取りが面白いです。

何か大きなひとつのメッセージを、という本ではないですが
筆者が普段どんな風にものを考えているかを知るには
いい本だと思います。 (緒佐奈綾/2008-03-19)
 私は本を読んでいて感銘を受けた箇所は本の角を折るようにしている。この本を読み終わって,それが一つもないことに気が付いた。最近では珍しいことである。なぜ,そうなってしまったのかは明確にはわからない。しかし,この本を読み終わって,「内容が軽い」という印象を受けたことがその一因であろう。確かにアップルやソニーのことについて触れられているのだが,今まで私が読んだ本以上のことは特に書かれておらず,雑誌を読んでいるような感覚であった。参考になったことといえば,私は中島聡という人物を知らなかったのだが,彼がウィンドウズのGUIの開発をされていたこと。純アメリカ産と思われていたウィンドウズに日本人がこんなにも深く関わっていたのかと驚いた。ただ,この本というのはまるで中島聡氏の自叙伝のような構成になっており,彼がマイクロソフトでどのように活躍したのか,なぜマイクロソフトを退社したのかというエピソードが多く綴られている。確かに読んでいて面白いのだが,しかしこちらはそれが知りたくてこの本を購入したわけではない。結局著者のこれまでの人生が延々と語られていることが,読んでいて不満といえば不満だった。そのため,内容も1990年代から2005年頃のものとなっており,古めかしい。また,著者の言っていることも理解はできるが,33歳の私にはジェネレーションギャップを感じ得なかった。著者自身が述べている「何か新しいもの」こそが私の知りたいものであったが,それに関してはそのヒントすら書かれていない。そういう意味で,この本から新しい発想が生まれことはなかったのが残念。 (長谷川 純一/2008-05-24)
著者の言わんとするところの、おもてなし(=ユーザーエクスペリエンス)
の重要性については私も同意見なのだが、なぜ重要かという点について
もう少し掘り下げが欲しかった。調査、考察を重ねた見解というよりは、
思ったことをそのまま書いている印象であり感想文の域を出ていないと感じた。

また、おもてなしや経営についての内容は少なく、
特別対談やIT業界にまつわるブログ的散文(これはこれで面白いコンテンツ
ではある)が多くを占めている。
全体的には最近のIT業界について思うところを記した本であり、
その一つの話題としてアップルを取り上げている印象であった。

特別対談においても、著者の発言に対談相手に比べて思索の浅さを
感じる部分が散見され、掘り下げの不足を感じたメインの部分と相まって、
全体的な物足りなさを感じた。逆に、肩肘張らずに読み流す分には
これくらいのほうが良いとも思う。 (りんじゃあ/2008-07-27)
ワタシは、氏のブログを読んだことはないのですが、結構おもしろかったです。
レビューのタイトルは、後半の対談で中島氏が語る言葉ですが、この辺が、
日本企業の組織の中の歯車として生きていくのと、その対極として、生き馬の目を
抜く、ハイテク、シリコンバレーで、自分の存在と成功と仲間での成功を目指して
仕事をしていく人種の違いなのか?そんなことを強烈に印象づけられる、おもしろい
視点の本でした。

グーグル、アップル、ソニー、マイクロソフト、IBMや、その他、ハイテクベンダー
の名前が登場しますが、第一章で、はやりの、ユーザ・エクスペリエンスを「おもてなし」
という経緯は興味深かったです。

アスキー、マイクロソフトで働き、ハイテクの潮流の、まさに中心で生きていた氏
が語る、産業の世代交代、IT成功モデルの交代劇の分析は、一種、梅田氏の一連の著作と
通じるものもあり、この業界の栄枯盛衰と、しかし、磐石にも思えるグーグルの今後
の不安も、なるほどと読める、業界ものでもあります。

どの産業にしろ、ビジネス社会で生きていくうえで、硬くない対談も含めて、
一度読んでおいて損はない佳作です。

ただ、ちょっと昔の最盛期や、自分たちのやってきた仕事を、なつかしむくだりも
対談などには特に、多く登場し、その時代を知らない若い世代は、ちょっと
辟易するかもしれないな、とも思ったりしました。 (佐倉ごるふ/2008-05-25)
ゲイツ率いる当時のマイクロソフトは、目的が「勝つ」。

対して、
ジョブズ率いるアップルは、製品に”ソウル(魂)を吹き込む”こと
だそう。

どちらが正解ではなく、スタイルや傾向の違い、だと思うが
その時代に受け入れられ、多くの人々に長く支持してもらうことが
答えのように思う。

ゲイツの言葉に「こんないい物を世界に広げたい」と、あったように
思うが、そのための手段は、かなり戦闘的なシェア拡大策ものだったの
かもしれない。
拡大期のマイクロソフトが社員の個性重視よりも、高度成長期の
日本企業のような軍隊的効率化集団
かのように感じれれたのが面白った

著者のブログはこれから読んでみたい (かっちょ/2008-04-30)
おそらく、本書の評価は大きく二分されることと思われる。一つは、既に著者の blog で読んだ内容の反すうないしはキーパースンとの対談に新たな発見はないというもの、二つ目には、ユーザエクスペリエンスを「おもてなし」と定義した(ちなみに、この定義は著者によるものではないと本書中に記されている)慧眼への評価、である。
前者の評価を加味することは避け得ず、星5個に満たない部分はそこから来る不満を反映したつもりだ。しかしながら、後者の評価、本書で言えば前半部分、これは今後につながる「慧眼」であると言って良い。
人間工学(エルゴノミクス/アーゴノミクス)という言葉がある。ヒューマン・インターフェースを優れたものにしつつ使い勝手を向上させるのがその主眼である。それを追う形で、例えば企業組織で人が働きやすい環境とは何か、あるいは居心地の良いeコマースサイトとは何か、といった要件を語る際の人間工学(当初の人間工学をミクロ・エルゴノミクスと捉えるなら、組織やサイトの「居心地」はマクロ・エルゴノミクスと捉えられる)に昇華させ得る理論である。さらには、トヨタの「カイゼン」に言及する際の現場主義に関する考察など、実に示唆に富んでいる。このあたりの評価を星3つとしたい。
構成を再考するならば(学問・研究上の)工学的要件を備えたであろうと思うと、いささか残念なところはある。次作に期待したい。 (藤田/2008-03-29)
中島さんのブログの熱烈ファンの間では「ブログ記事の寄せ集め」としてあまり評価は高くないが、中島さんのブログを読んだことがない人、また僕のようにたまにしか読まない人にとっては非常に価値の高い本だと思う。
だいたい優れたブログの書き手がたくさん現れてきたので、面白いブログを全部読めるはずがない。こんな風にブログのエッセンスをまとめてくれるのは非常にありがたい。これからもこんな感じで人気ブログをどんどん新書にしてほしいと思います。
この本はいろいろな読み方があるのかと思うが、僕自身は中島さんのこれまでの生き方や現状認識に学ぶことが多かったです。
http://it.blog-jiji.com/0001/2008/03/post_ca66.html (つるあき/2008-04-24)
元マイクロソフト中島氏の日米IT比較論。
タイトルにある“おもてなし