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ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
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ASIN:4270000708
ランダムハウス講談社(2005-06-21)
翻訳:有賀 裕子W・チャン・キム
売上順位:356
¥ 1,995(中古:¥ 1,379)

レビュー総評点:55
結局は後付けの理屈かも・・・ |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第一部はうんうんとうなりながらページが進んでいく。過去の成功事例をブルーオーシャン戦略として説明していく様は圧巻。
しかし、第二部以降は、急に記述の抽象性が高まっていく。確かに、これからの話は例示はできないし、もしできるなら、こんな本を書いてはいないのだろう。過去の成功事例というのは、分析し類型化すると途端につまらなくなる。こんな抽象化された類型を読み込んだからといって、具体的なビジネスのシーズを着想する手助けにはならないだろう。
結局はブルーオーシャンって成功事例を後付けで理屈化しているだけかもしれませんね。
(まーたろう/2006-05-15)
まったく新しいコンセプトのサーカス、シルクドソレイユの例がすばらしい。分析の枠組み、考え方、ポイントの的確さ、納得性、思わず唸ってしまうほどだ。

著者はこの種の分析には非常に明晰な頭脳を持っている。
しかし、誰でもよく考えれば当たり前ということを凡人は思いつかず、少数の「天才」がたまたま思いついた、という所詮過去の分析にすぎない。

その証拠に、新しいブルーオーシャンを見つけるために何をすればいいかというアクションプランの章に移ったとたん、それまでの自信にあふれた文章が、突然稚拙でまったく説得力のないものになってしまっている。

つまり、何を思いついたかという分析は完璧だが、どうやって思いついたかという部分が完全に欠落しているため、読み物としては面白いが、残念ながらあまり応用の参考にはならない本になってしまっている。 (taquamori/2007-04-12)
事例研究にはなるが何か変な本 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ほとんど結論部のP205から引用します。
「たいていのブルー・オーシャンは、レッド・オーシャンの外ではなく内に生まれているのだ」

・・・でしょ?やっぱり。

「青い鳥」じゃなかった、「青い海」を目指して挑戦する事は素晴らしいですが、ネーミング
が美しい余り、既存の本業を改善する地道な努力を「レッドオーシャン」とレッテル張りして
しまう危険がこのタイトルには潜んでいます。
理論の枠組み自体はまとも、というより本書が批判している当の既存マネジメント論とまっ
たく一緒なので、きちんと読む分には実害はないかと存じます。
また、図式化、視覚化というのは、混み入った問題を整理するのに非常に有効です。
議論が袋小路に入りそうなとき使うにはとても重宝な本でしょう。

ただ、20世紀の自動車産業の隆盛は、やっぱり技術革新と生産性改革の功績だと思います。そ
れも“ブルーオーシャンの功績”とか言ったら、新しい事は何だってブルーオーシャンになっ
ちゃうじゃないすか。便利な新理論だな(笑。

本書で一番ためになるのは、著者の独自の見解より、既存の理論を上手く整理したりコンパク
トに引用した部分でした。学者だったら、ここに書かれてる内容はオリジナルじゃない、と、
先人をきちんと評価しつつ、はっきり認めるべきだと思います。 (yutaka/2006-11-06)
ポジショニング論の言い換えですね |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブルーオシャン戦略、というとまた新しい戦略コンセプトか、という気がするが、なーに読んでみると単なるポジショニング論のおさらいである。
通常、市場というのは開発者(例えばウォークマン)が市場を開き、その後で後発参入者が増えて競争が激化する。この状態を本書はレッドオーシャンと定義しており、要は差別化が難しくて価格競争が常態化した業界をそう定義しただけである。
で、この状況を抜け出るためにどこかのプレイヤーが新しい付加価値を引っさげてリ・ポジショニングを打ち出す。例えば紙おむつの業界で「もれない」という軸で価格競争になったときに「蒸れない」というポジショニングが出たし「蒸れない」というプレイヤーが多くなってきたときには「はかせやすさ」というプレイヤーが出てきた。
こういったユニークポジショニングで一定期間高収益を得ている状態を本書ではブルーオーシャンと定義しているだけで、つまり単なるポジショニング論に名前を付けたに過ぎない。
取り上げられている事例も普遍性に乏しく、日本のビジネスマンに参考になると思えない。
イエロウテイルをワイン業界におけるブルーオーシャンとしているが日本人の殆どにとってはなじみの無いブランドであるし、同様なポジショニングの商品がサンライズ(チリワイン)としてあるのでこれがブルーオーシャンといわれてもピンと来ない。同様に航空業界のサウスウェストも同じようハブ空港を結ぶエアラインと同じ土俵で比較していることにも違和感がある。
また後半における戦略の実現に向けた実行の解説部分ではトランスフォーメーションの方法論をかいつまんで説明しているだけで特に目新しい部分は無い。こういった箇所については三枝氏の「戦略プロフェッショナル」や船崎氏の「戦略ナビゲーション」の方がよほど学びがあるだろう。
総じて、新しいコンセプトを世に出して名を上げるためにいろいろと昔からある経営コンセプトに名前を変えて出した、という感がぬぐえないが、逆に様々な過去のコンセプトをコンサイスに学べる、という点では初学者には良いかも知れない。ただ、これを革新的コンセプトだと思って吹聴すると赤恥かきますぞ。 (アマゾン太郎/2005-10-25)
わかりやすい ||||||||||||||||||
この本の最大の特徴は「わかりやすい」と言うことだと思います。
これだけ話題になったのも、これだけ多くの人がレビューを書いているのも
わかりやすいから。
マーケティングの視点から見れば、「ブルーオーシャン」「レッドオーシャン」という
“言い方”が新しいくらいで、それ以外に目新しいことはとくに無かったように思います。
ただ、目新しくはないが重要なことについて、わかりやすく書き、多くの人に広めた
という点で功績が大きいと思います。 (ファイヤーマン/2006-08-15)
非常に為になる理論でした。
訳本なので多少難解な記述も散見するのですが、
(本当は原書で読むべきなのでしょう)
「既知の市場空間=レッドオーシャン=競争激化」

「未知の市場空間=ブルーオーシャン=競争皆無」
という概念を理解すれば、1900円の元は取れたかと思われます。

レッドオーシャンであっても、何かを「足したり」「引いたり」すれば、
ブルーオーシャンに変貌を遂げることが可能。
その時のツールが、この本でいう「戦略キャンバス」なのです 。

何かしらの差別性を有することで、競合との競争を回避できる。
これは、ビジネス一般だけでなく、
「人間関係」や「恋愛」にも当てはまる事実ではないでしょうか。 (モンテスキュー/2008-04-05)
この本を読んでかつて読んだ「戦略シナリオ」を思い出しました。今これだけ注目されている本ですが、内容としては前書でも同様の趣旨は当然記されていています。新しい理論を提示しているとは思いませんが、「新たな価値創造」を目的としたツールを明確に提示している点は非常に参考になりました。これらのツールは会社全体の改革をしようとする場合だけでなく、様々なビジネスシーンでも活用できると感じてます。 (戦略 "太郎"/2006-05-02)
著者の語るブルー・オーシャン戦略とは、競合他社に先駆けて新しい提供価値の軸
を導入するということです。 本書は、これまで何人もの戦略論研究者が挑みながら
ついぞ解決できなかった「新市場を創造する戦略の体系化」を解決したという説明が
ありますが、 本質的には従来からのマーケティング論のポジショニングマップと同質
です。事例が馴染みの薄い海外企業が中心であるため、一般論としては分かりまし
たが、完全消化まではでき切れませんでした。 何れにしても、我々が携わる市場に
対してどのような新しい価値の軸を導入するかというWhatの部分は、我々自身で創
造しなければなりません。 (ブックス・ヨッシー・アンド・カンパニーズ/2006-04-01)
ブルーオーシャンとレッドオーシャン。この2つに分けたこととそのネーミングは面白いと思いました。

競争のない市場を見つける・創るということは、だれもが目指すところ。でもそれを忘れがち。その点を思い出させてくれた点は、ありがたかった。でも、そうするために、ポーターは前段階で考えましょうと言っていたと再確認。やはり、ポーターはすごかった。 (Hiro/2008-07-06)
本書の特徴は、理論だけでなく、実例が
豊富に紹介されていることです。
その中に、日本のQBハウス、i-modeも詳しく紹介されてきます。
その他、自動車業界、IT業界、映画館など娯楽業界、サーカス、
ワインと枚挙にいとまがありません。
ブルーオーシャンへの4つのチェックと、6つの代替パスが
詳しく説明されています。
結構、概念的で難しい内容ですが、(企業戦略における)実例が
豊富に説明材料として使われ、その実例の内容は信頼が
おけるものとなっていて説得力があります。
ちょっと残念なのは、最後のほうに、戦略を策定した後、
それをエクゼキュートするため、つまり、企業戦略、組織、
ビジネスモデルを変革するための話が出てくるのですが、
その辺は、特に、ブルーオーシャン戦略を採る
際の特別な注意点でなく、ふつうに、企業変革を行う際
の話になっており、ちょっとだけ拍子抜けです。
総じて、実際の企業にあてはめて採用し、実行する
ことは、大変ハードルが高いと思います。意地悪に言えば、
本書は、ブルーオーシャン戦略と理論が実例分析後の
後付け理論であるので、どんな企業もうまくいく打ち出の小槌
ではないところが、この分野の難しいところだと改めて感じます。
アイデアはいいのですが、実行するには、社運をかける、
全経営資源を傾けるような、経営者と社員の覚悟がいりますね。
まあ、何もしないで、倒産していくよりはいいか・・・。 (佐倉ごるふ/2005-07-27)
マーケティングに関わっている人が読めば、考え方そうは新しくない事が分かります。ブルーオシャンという言葉は新しく聞こえますが。

中身としては、過去の事例を元に、フレームワークに落とし込んでの解説なので分かりやすく参考になりました。

ただ、似たような話が繰り返されている部分もあり、後半は飽きてしまいました。 (マーケ勉強中/2006-06-13)
一読の価値ありです。
特にMBAホルダーでいろいろ戦略について勉強はしたが、いまいちしっくりこない、という方にとっては良い「まとめ」になるのでは。もちろんMBAホルダでない方でも、これまでいろいろな戦略に取組み、ケーススタディーを学んだ方への「新たなフレームワーク」としての価値もあります。
この本で紹介されているそれぞれの「部品」、つまり事例は特に新しいものでもありません。またこの本で言うところのブルーオーシャン戦略自体も新しいものではなく、古今東西、いたるところでその事例(例えば日本ではヤマトの宅急便など)を見つけられます。
では、この本は何が「新しい」のでしょうか?
それは、これまでいろんな方がいろんな方面で、且ついろんな言い回しで断片的に説明、解説してきた「競争からの脱出法」をまとめ上げ、一連の単純で分かりやすい「フレームワーク」として提供しているところです。
漠然として、なんとなく分かったようになっていたことを、明確なフレームワークとして提示しているのです。その点は評価に値すると思います。
市場には
・ポーターの5フォーシーズ論 (外的要因論)
・バーニーのリソースビュー理論 (内的要因論)
・大前の個人力/構想力理論 (個人力依存論)
などがフレームワーク?としてありますが、この本ではそれらをうまく融合して、簡潔に説明されていると感じます。 (興味/2005-07-27)
製品・サービスの価値の革新を起こす為のツールとして、「価値曲線」をコアとして論を展開する。シンプルながら、非常に強力なツールになりうる経営ツールについて解説する本書である。
が、主張の骨格のシンプルさと異なり、本書はやや冗長に記述されすぎているきらいがある。本書のコアは第1部に集約され、第2部・第3部はハウツー的・補足的な内容だが、記載が過剰すぎて「わかった、わかった」といいたくなってしまう。他の方がメリットに挙げている豊富な事例も、同じような例が微妙に異なる主張の引き合いに出され、焦点がぼけている。300頁弱の本を読んだとは思えないほど、疲労感を覚えた。
本としての不満を言えば、対訳が固く英語をそのまま日本語のように舌感じで読みにくい。日本語に訳せば良いはずの単語がカタカナ表記でそのまま出てくるなど、この種の書籍では適切でない訳語が散見される。
著者らの提唱するツール自体は汎用性があり有用と考えられるだけに、少し残念。 (shunkaeon/2005-12-05)
マーケティングを軸とした経営戦略書かと思い購入したけれども、ぼくにとってはマーケティング的な視点は目新しくなく(さもいうと退屈)、むしろ戦略を実行する際のマネジメント(コミュニケーションのあり方など)の実行手法に関する記述が貴重だった。

特にNYPDによる、NYの治安改善に対する取り組み事例は、非常にわかりやすかった。

前半部分でくじけそうになったら、第3部以降だけでも読んでみてほしい。 (masa_yeah/2006-04-16)
ゼロベースで考えるということの大切さを再認識 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スポーツの試合では勝者がいれば敗者がいますが、ことビジネスに関しては、必ずしもそうとはいえません。
しかしレッドオーシャン戦略(旧来の競争戦略)ではゼロサムゲームを前提に供給者寄りの視点で議論されがちでした。
著者のいうブルーオーシャン戦略とは、技術イノベーションではなく「バリュー・イノベーション」を成し遂げ、まだ競争相手のいない新市場を創造するやり方です。
具体的には、顧客視点で、従来まで提供されてきた価値の内、無駄なものは省き、必要なものを加える。これによって競争相手とは異なるユニークさ(コスト削減と価値追加)を獲得して、顧客も自社も利得を得て、市場全体が拡大するという全体にとってハッピーな話です。
シンプルでわかりやすい話ですが、ともすると目先のライバルに打ち勝つことばかりに心を奪われがちになりやすい自分にとっては、啓発されるところの多い本でした。
ゼロベースで考えるということの大切さが再認識させられました。
巻末の資料のパートも、代表的な業界のバリュー・イノベーションの歴史が語られていて興味深いです。 (hidemet/2005-07-07)
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ポケット図解 チャン・キムとモボルニュの「ブルー・オーシャン戦略」がわかる本―競争のない未開拓市場を創る! (Shuwasystem Business Guide Book)
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ASIN:4798014028
秀和システム(2006-07)
中野 明
売上順位:4022
¥ 630(中古:¥ 279)

レビュー総評点:16
「ブルーオーシャン戦略」と一緒に読みました。本書の要約が簡潔にされていて、かつ、価格(600円)も手頃。自分の頭の整理に役立ちしました。

#ただ、「ブルーオーシャン戦略」では”戦略キャンバス”なのが、こちらでは、”戦略キャンパス”となっており、この言葉は繰り返し出てくるので気になりました。意識的に変えたのか、単なる誤記なのか。。。。 (IT系企画職/2008-07-13)
ブルー・オーシャン戦略についての解説本。著者(この場合、解説者)の中野明氏は、明快な図解でわかりやすい本を多く出している。原書のブルー・オーシャン戦略(W・チャン・キム、レネ・モボルニュ著)については、既存の理論の寄せ集めでオリジナリティが無いとの批判もある一方、既存の理論の組合わせに価値があるとする意見もある。確かに戦略立案〜実行までスルーに、各フェーズ毎の各種のツールを提示しているものは珍しいかもしれない。当ポケット図解は、ポイントが簡潔に整理されかつ定価も600円と手頃でありがたい。この本の中では、数箇所にコラムがあるが、ここに著者独自の見解なり要点が示されている。たとえば、最初のコラムで、「ブルー・オーシャン戦略とは、新市場創造戦略」とも言い換えられるといった明快さなど、私にとっては理解が進みありがたかった。
他にも次のようなコラム内容があった。ドラッカーの主張の引用で「顧客創造のため企業が持つべき機能はマーケティングとイノベーションの2つだけ」というポイントを引用した上で、ブルー・オーシャン戦略は、マーケティングに振れ過ぎている企業の軸足をイノベーションの側に引き戻そうとする狙いがある、とか・・・ブルー・オーシャン戦略は、ドラッカーが何十年も前に語った、イノベーションの重要性を再認識させてくれる理論・・・とも述べている。 (中小企業診断士 國米泰弘/2007-03-23)
ブルーオーシャン戦略を、ポーターの競争戦略論との比較も含めて
図解で説明しており、非常によくまとまっている。
ただ、「ブルーオーシャン戦略」本文の方が
やはり事例の種類も豊富でわかりやすいところもあるので、
そういう意味では、本文が講義であり、
この本はそれをまとめたノートという感じであわせて押さえると良いかも。 (showtime/2007-07-06)
原著ブルーオーシャン戦略をぱらぱらとめくって、冗長だったので、こちらを先に購入した。

ともすれば、ブルーオーシャン戦略が単なる新規事業の構築方法と押さえがちだが、マイケルポーターの「競争の戦略」との対比で、ブルーオーシャンのレッドオーシャン化(ブルーオーシャンの限界?)を分かり易く把握できる。

私は、コトラーのマーケティングベースであったが、戦略面の整理に役立った。 (ろんめる/2008-12-27)
うまくまとまっている。以上。

ポーターやらの戦略論をくどくど説明して
いないところがすごくいい。

千円ぐらいと思ったが、意外と安いのね。 (豪腕税理士/2008-12-14)
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急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1) (SB文庫)
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ASIN:4797338121
ソフトバンククリエイティブ(2007-06-23)
翻訳:高橋 啓マルコム・グラッドウェル
売上順位:157
¥ 819(中古:¥ 699)

レビュー総評点:48
マルコム・グラッドウェルの「ティッピング・ポイント」の廉価版。

バズマーケティング、バイラルプロモーション等々、WOM(Word Of Mouth)周辺のマーケティングに対して、ネットワーク理論から切り込みを入れている名著。

この手のクチコミ関連書籍には3種類くらいあって、

1.クリエイティブ視点のバイラルプロモーション
2.PR視点のバイラルプロモーション
3.その他(ネットワーク理論、伝染病など)視点のバイラルプロモーション

本作品は「3」にポジショニングするんだけれども、その中では明らかにトップクラスの内容。

事例と原理・原則の部分が程よいバランスで含まれていて、読みやすく、わかりやすい。

この本を読んでから、上記分類「1」「2」の本を読むと大分客観的に読むことができると思います。


特に世に言う「インフルエンサー」言う概念を、

1.コネクター
2.メイヴン
3.セールスマン

という3つにカテゴライズしているのは秀逸。

正直この値段でこの内容はマストバイだと思います。

また、これからネットワーク理論に興味をもたれたら、アルバート・ラズロ・バラバシ氏の「新ネットワーク思考」を読むと、この世界にどっぷりはまれます。 (adman/2007-10-20)
予想に反して科学的 |||||||||||||||
タイトルから推測すると、商品のマーケッティングに関する内容と思われますが、そうではなく、いわゆる「感染理論」が詳細に検討されています。全体の構成をしっかり掴んでおかないと、今何が議論されているのか混乱してしまうくらい、個々の議論は深いものとなっています。とにかく知的好奇心をくすぐられる本です!お勧め!
(加納 裕/2007-08-19)
本書は伝染病のように流行が広まる現象を明らかにした書籍である。特に印象が残ったのは「粘り」についてである。感染を継続させるためには、メッセージに「粘り」が必要とする。情報を記憶に残すための工夫である。「粘り」をもたらすものとして、人気テレビ番組『セサミ・ストリート』や『ブルーズ・クルーズ』を例に繰り返しの効用を指摘する。
一見すると繰り返しは退屈である。同じ経験を何度も追体験させられるのはかなわないと考えがちである。しかし、体験する度に全く異なる受け止め方をすることもできる。これは私にも思い当たることがある。私は複数の市民メディアに東急リバブル・当給付土讃とのマンショントラブルについての記事を書いた。
読者の中には「もう東急批判はいらない」と反発のコメントを寄せる人もいた。しかし、新たな記事で東急批判が繰り返されると、「それでこそ林田記事」と喝采される。たまに東急批判を言及しないと「林田記者の記事は東急不動産との紛争に関連づけなければ読者は納得しないよ」とコメントが寄せられる。表所の表現を借りるならば、東急批判は飽和点に達する。それからノスタルジアが始まるのである。
(林田力/2008-10-10)
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w:13 h:18 356page
人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書)
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ASIN:4788504480
新曜社(1993-06)
原著:Thomas Gilovich翻訳:守 一雄翻訳:守 秀子トーマス ギロビッチ
売上順位:302
¥ 3,045(中古:¥ 2,999)

レビュー総評点:96
目から鱗が。 |||||||||||||||||||||||||||||
厚い本でしたが、一気に読んでしまいました。特に記憶に関することは
いかに先入観で汚染されやすいか、また、何故に短絡的に関連付けてしまう性質が人間にはあるのかが実験例と共に説得力をもって語られています。故に裁判などでは文章などの物証が証拠として重要視されるのだと改めて納得。日記をつけておいてよかった、と思ったことが私の実体験であったので。小難しい本かもしれませんが、読んでおいて損はしないです。ものの捉え方が確実に変わります。特にトンデモのもにはまりやすい人はぜひお読みください。(トンデモものにはまる人がそもそもこの本に出会うこと自体、まれかも。私も、もっと早くに出会いたかったです。しくしく・・。) (ハニーサックル/2003-10-22)
誇大広告はなぜいまだになくならないのか。迷信、ジンクスと呼ばれるものが、先進国でも幅を利かせているのはなぜか。怪しげな民間信仰が現れるのはなぜか。超能力者が減らないのはなぜか。
これらの疑問は全て人間個々が生み出す「信念」による誤解の結果である、と筆者は説く。実験社会心理学・認知心理学の準教授を務める筆者の主張の展開は非常に示唆に富んでいて、興味深い。また、「こうであるかもしれない」というあいまいな(この「曖昧性」が筆者の攻撃目標の一つでもあるのだが)論理展開で話を進めていくこともないため、科学教養書として安心して読むことができる。
人間も動物である。進化の過程で、外界から全ての情報を得ようとし、それを元に推論を立てたり、その後の行動の予測につなげたりすることは実際的ではない。そのため、必要最小限の情報に基づいた判断(=信念)を確立し、それに則って行動を行う。その情報の取捨選択の中にこそ、「誤信」の生まれる余地があり、冒頭に述べたような、第三者的に冷静に見た場合、眉唾的なものに走ってしまうことになる、と筆者は述べている。
「ものを幅広く見て偏りを排除する」ことが大切だとよく言われる。しかし、本書を読むとなかなかそうしたことは現実には難しく、「誤信」がいかに生まれやすいものであるか、ということが良くわかる良著である。 (ぶれぐま/2005-11-04)
迷信や誤信に引っかかるのは、人間の知性が拙いからではなく、実は極めて優れているからであるというい逆説的な事実が本書によって理解できると思います。事象が複雑に絡み合った世界の中で、因果や秩序を人間が如何に巧みに洞察するか、ということが「ヒューリスティクス」という概念によってわかりやすく説明されています。
生存のためには(とりわけ人間が進化した原環境である野生環境下では)物事の因果関係を見逃すことは即致命的なミスにつながることがあるので、因果の兆候を検知するとそれを確証する前に速やかに「実在する因果」として同定してしまうという(野生環境下では「正確さ」よりも「迅速さ」のほうがより重要になります)、いわば「生存知」とでも言うべき知性を人間は備えています。この知性は通常は極めて適切に「因果」を見出すのですが、それでも百発百中というわけにはいかず、実際には存在しない「因果」を存在すると誤認識することがあります。これがつまり迷信・誤信の由来なのですが、こうした迷信発生のメカニズムを身近な実例をもとに(例えばツキのような)丁寧に解説してくれています。
ロジカル・シンキングの入門書としての用も果たしているのではないか、と思います。本書の内容を理解すれば、「ルルドの泉」や「宝くじの当たる神社」、「地震雲」、あるいはテレビでよくある「性格テスト」のような迷信やインチキ実験のからくりを看破できるようになって、小気味よい気分を味わうことができるでしょう。 (マクシ/2005-05-26)
どうしてギャンブラーは繰り返し損をしても「今度こそ儲かる」と信じるのだろう...。
どうして占いは当たる(当たっているように感じる)のだろう...。
どうしてルーキーには「2年目のジンクス」がつきまとうのだろう...。

 人の心はさまざまな情報を自ら統合しつつ外の世界を認識しています。情報量は膨大ですから効率的に処理しなければならず、要らない情報は取り除かれ、重要な情報は他の情報と一緒にまとめられて単純な形にされます。この合理化の機能こそ、コンピューターには到底真似のできない、人の心のすばらしさです。

 ところが、この優れた仕組みがあるが故に、無いものを認識したり、意味の無いものに意味を見出したり、人はしばしば迷信や誤信や過度な自信に、極めてあっさりと陥ってしまいます。

 そんな人の心の不思議な性質について、本書は認知・社会心理学の視点から考察をしています。著者は学術的な心理学のエキスパートであり、多くの実証研究を踏まえながら説得力のある論を展開していきます。

 訳文の質の高さもあって文章は判りやすく、内容の充実具合とは裏腹に無味乾燥な学術書からほど遠い読みやすさです。アメリカでの話題が多いものの、心理学には縁遠い読者にも馴染みやすいトピックスが散りばめられており、読後には冒頭の問いの答えに気づくでしょう。

 人の心についての知的好奇心を満たすだけでなく、迷信や誤信にできるだけ陥らない為にも大いに役立つ本だと思います。 (阿楠/2008-09-03)
本書では、人間が思考のプロセスをスキップして、無意識に信じがちな迷信や超能力と言ったものを、唯物論的立場から考察、解説した本です。

人間がなぜ騙されてしまうのか、を追及する事は大変意義深いと思いますし、本書で例に挙げられた、湾岸戦争時のイラクによる原油放出ニュース(後に誤りだった事が判明)などは、その間に実際に起こっていた事が記録として残っている為、”どのように世界の人は騙されたのか”という著者の結論にも説得力があります。

しかし後半で例として挙げられた、信仰及び超能力と言ったテーマに於いては、「始めに結論ありき」(つまりそんなモノは存在しない!と言う考え方)で話が進められているように感じます。
ルルドの泉で、「めがねや、補聴器、杖は捨ててあるのに、なぜ義足が無いのだろう」と言う表現は、本書で奇跡や超能力を否定する立場にある著者自身の考え方と自家撞着を起こしています。

ロジックに凝り固まった人には痛快な本でしょうが、全てを素直に受け入れる事は出来ませんでした。 (jiateng4/2008-04-24)
魅惑的な目次通り、本文も人間を知りたい者にとっては魅惑的な内容。
人間がいかに信じやすく、自分に都合よく考え、あいまいな生き物かを、実験と例文で淡々と述べてゆく様がなかなかに好み。
読み続けると、何故情報が人づてに伝わると次第に変化するのか、その答えまでおぼろげに浮かんでくる。 (mitinoku_r2d2/2005-03-21)
 湾岸戦争(1991年)の時の事である。アメリカがイラク空爆を開始した直後、或る衝撃的な映像が、テレビを通じて、世界に流された。それは、原油にまみれた真っ黒な水鳥の映像であった。そして、その際、その映像に加えられた解説は、イラクが、ペルシャ湾に原油を放出した為に、ペルシャ湾が原油で汚染され、ペルシャ湾では、この様な深刻な環境汚染が発生して居ると言ふ衝撃的な物であった。
 この映像に、世界各国で、イラクに対する怒りの世論が湧き上がった。そして、一部の国では、「イラクに対して、戦術核兵器を使ふべきだ。」と言ふ声すら上がったのであった。--この「イラクに対する戦術核兵器使用の声が上がって居る。」と言ふニュースを聞いた時の衝撃は、今も忘れられない。
 ところが、それから間も無く、海流の速度などからして、その映像が撮影されたとされる場所で、報道が伝えた日に、「イラクが放出した原油」が海岸を汚染するとは、到底考えられない事が、指摘された。それから、テレビは、その水鳥の映像を伝えなくなり、更に後、湾岸戦争が終結して数ヶ月後、その海岸が原油で汚染された原因は、実は、何と、アメリカの空爆によって破壊された油井から原油が海に海に流れ出し、そこに流れ着いた為らしい事が、確認されたのであった。つまり、「イラクがペルシャ湾に原油を放出した」証拠は全く無く、それどころか、アメリカこそが、その水鳥を油まみれにした張本人だったらしい事が明らかに成ったのである。ところが、それにも関わらず、その映像が放送された直後には、世界中でイラクへの怒りが巻き起こり、一部では、イラクに対する戦術核兵器使用の声すら上がったのであった。--もし、あの時、あの水鳥の映像に関する解説がそのまま信じられ続けて居たら、一体、何が起きて居ただろうか?
 人は、騙されやすい。そして、騙されやすいが故に、「国際世論」すらもが、この様に、核兵器の使用にすら、容易に傾く事を、この水鳥の事例は語って居る。--人間は、どうして、これほどまで、騙され易いのだろうか?
 本書は、そうした人間の騙され易さを、様々な事例から分析した、アメリカの心理学者トーマス・ギロヴィッチ(Thomas Gilovich)の著作の日本語訳である。--心理学者である訳者(守一雄、守秀子、両氏)の日本語は、読みやすく、明確である。--本書を読むと、容易に騙され、踊らされるのは、カルト教団の信者ばかりではない事が、痛感される。この情報過多の現代社会で、人がどの様にして騙されるかを理解する為に、この名著が、多くの読者に読まれる事を切望する。
(西岡昌紀・内科医/オウム真理教信者による坂本弁護士一家事件から
 16年目の日に) (西岡昌紀/2005-11-04)
 The Skeptic's Dictionaryの自己欺瞞の項目にある「大学教授の94%は、自分が同僚より良い仕事をしていると考えている。大学生の25%は、自分が他人との協調能力では上位1%に入っていると信じている。大学生の70%は、自分が平均以上のリーダーシップを備えていると信じている。平均以下だと考える学生は、たった2%にすぎない。」は本書からの引用である。
 ほかにもテレンス・ハインズが書いた教科書、カール・セーガン最後の著作などにも、本書を参照し、引用して書いた章があるほどだ。
 
 これらのことからも本書の重要性は判るだろう。もちろん普通に認知心理学の領域でも古典的名著である。とくに人間の認知の機能そのものが、ニュートラルだと誤信を積み重ねてしまう仕組みになっていることを、実験を交えながら力強く示しているのだから。

 まさに誤謬・誤認・誤信形成の専門書なのだ。さらに読み物としても面白いのだから、もう大変だ。

 懐疑論者必読なのは当然である。実際に教材として採用している大学もあるようで、特別な知識が必要というほどではない。超常現象領域に関心を持つ向きは、立場に関わらず一読を推奨する。とはいえ昨今ではさらに洗練された類書も登場しているの、必読とまではいわない。 (ワカシム/2008-10-18)
論旨も明確で読みやすい。人間がいかに騙されやすいか、信じ込みやすいかということを科学的
に紹介してくれる。
超能力の問題、総合的健康法と呼ばれるものなど、具体例も豊富に解説されている。

マスコミなど、無数の事実の中から商業的に受ける内容、側面だけを故意に選んで、歪んだ
情報を流すというのは良くあることでしょう。

これだけたくさんの情報が氾濫し、インターネットの普及によって誰もが簡単に情報にアクセス
できる時代、社会科学者の役割は大きい。物事を正確に判断するための良書と言えます。 (モト松田/2008-12-23)
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イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
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翔泳社(2001-07)
クレイトン・クリステンセン
売上順位:559
¥ 2,100(中古:¥ 1,100)

レビュー総評点:157
HDDやパワーショベル、デパート業界での新規参入と古参の移り変わりの事例を元に、顧客のニーズを超えすぎてしまう高性能製品の行く末と、新たに別の土俵から登ってくるシンプルな製品(と企業)の世代交代についてまとめられています。

2007年の身近な事例を挙げるとすると、Windows VistaとGoogleのサービス、SONYのPLAYSTATION3と任天堂のDS、次世代DVD(両陣営)とネット動画配信事業 あたりが良い例でしょうか。

あと、似たようなパターンの例を繰り返し提示ながら主張を述べるのは、アメリカの論文の基本です。少し冗長に感じられるかもしれませんが、我慢しましょう。 (とろやん/2007-08-27)
全3部作を読みました。自信家の技術屋が読み物として読むだけであれば退屈な本でしょうが
事業を立ち上げ、攻める側に立っている人にとっては大変参考になるでしょう。イノベーションは遂行されなければ社会に価値を問うことも、生活者が抱えている問題も解決することもできません。業界内に存在するルールは自然発生的に、実績ある企業が取り決めている場合が多く、ルール自体も破壊しなければ、深刻な諸問題が解決できないケースが確実に存在しています。実践することが前提でなければ、ただの退屈な理屈になってしまいます。現在の企業の研究所も同様の状況と推測されます。 (五島列島/2007-10-09)
 ハーバードビジネススクールの講義を一般向けに分かりやすく解説した本です。

 著者のクリステンセンは、トップ企業の入れ替わりが激しい業界に注目し、かつて業界でナンバーワンだった企業がなぜ新興企業に負けてしまったのか、経営者はどんな間違いをしてしまったのかを研究しました。
 当初の予想では、業界の激しい技術革新の動きについていけなくなったのではないか。また、経営者の“怠慢”や“驕り”が原因ではないか、と著者は考えていました。

 ところが実際に調査してみると、著者が予想した「技術泥流説」や「経営者無能説」は間違いであることが判りました。視点を変えて調査しなおした著者は、意外な答えを発見します。

 それは、経営者が優秀で、優秀な社員を抱えた優秀な企業からは、業界の地図を塗り替えるような新技術(破壊的イノベーション)は生まれてこない。気がついたときには、予想もしなかった新技術を開発したかつての弱小企業の勢いを止めることはできない、ということでした。
 優良企業は、現在の顧客の声に耳を傾け、現在の顧客が求める要望を実現する技術開発を行い、生産設備に投資します。しかし、このような現在の顧客の要求に応えるための通常の開発は、持続的なイノベーションであり、その中に「破壊的イノベーション」のヒントはありません。

 優良な企業、優秀な経営者ほど「破壊的イノベーション」に遅れをとってしまう。著者は、このイノベーションのジレンマの由縁を丁寧に解説し、後半ではこのジレンマを抜け出す方策も教えています。

 本書の最初の版がアメリカで発売されるや、二つの大きな賞を受賞し、ベストセラーになりました。アメリカのビジネスのやり方を革命的に変革したとも言われます。

 名著の評判に間違いはありませんでした。

 経営者はもちろんですが、技術者も興味深く読める一書でした。 (くろやぎ/2007-11-07)
MBA関連で有名な本があると聞いて、読んでみました。
読まれる方のバックグラウンドがそれぞれ異なりますので、受ける印象も異なるのだと思いますが、自分の場合は、いまの自分の会社・商品が置かれた立場をより深く知るためにとっても役立っています。ついつい続編も買ってしまいました。簡単に内容を書くと、「抜本的な新しい商品や、新しいサービスを生み出すためには新しい顧客を探さなければならない。」ということなのですが新しい商品の中でも、自分の事業領域を将来侵しそうな商品について資本を投下しなければならない。それが無駄・ノーリターンに終わる可能性があっても。だそうです…。
これを読んだから成功するというわけでもないと思いますが、自分の視点を広げるにはとても役に立ちました。仕事といっても日々の業務ではなく、もう一歩進んで、会社経営について学びたい人におすすめです。 (beagle_jpn/2004-01-13)
技術革新を極め、会社として発展し続け、そのため設備投資や人員の増加を推し進めてきた。
そして気がつけば既存のレールから降りられなくなっている。
そんなジレンマに追い込まれる前に何ができるかを述べている本です。
本書は、そんなジレンマに陥ってはいけませんよ、と警告するだけではなく、なぜジレンマに陥るのかというプロセスを説明し、プロセスを解明することで浮かび上がる対応策を紹介しています。
本書で使われる用語、「破壊的イノベーション」という市場を変化させるような新しいアイデアは、後発企業が開発する以前にジレンマに陥る企業がすでにその芽を出している可能性があると述べています。
しかし、新しいアイデアの発案当初は同意してくれる人は少いでしょうし、同時に既存の収益構造を脅かす可能性が高いため受け入れられないのです。
したがって、新しいアイデアを認めることができる環境を企業内に構築すべきであり、そのためには同一組織で異なる収益構造の事業を運営せずに収益構造に応じた事業運営を行うべきという主張には同感できるものがありました。重厚ですが読み応えのある本でした。 (まさきー/2002-11-13)
2年前に米国のビジネススクールに留学していたときには、この本の話題で持ちきりでした。どうして優秀な経営者が経営しているにもかかわらず、大企業が新市場参入に失敗するのかをデータを用いてアカデミックに、しかもわかりやすく説明しています。
当時、米企業を訪問すると、どの経営者もこの本を読んでおり、話が通じたことが驚きでした。日本の大企業の経営者の何人がこの本を読んでいるのでしょう。
日米の企業の業績逆転の原因はこの辺りにあるのかもしれません。やや古くなりましたが、今でもビジネスマン必読の本だと思います。 (oaktree/2003-03-21)
一見、技術職者のための本に見えるが、気を張って読めば読むほど
どんなビジネスにも応用のできる「チャレンジと創意工夫」の
物語だということが見えてくる。

そのことは裏を返せば、挑戦者精神を持たない人にとっては
単なる技術革新本にしか見えないということだろうが、
そういう人に本書はおすすめできない。

むしろ、技術職にないが起業家精神、チャレンジスピリットにあふれる
人たちこそが、本書のメインターゲットだと思う。

そういう人が読めば、目から鱗の話ばかりのはず。おすすめです。 (Webマーケター/2007-10-27)
優秀な頭脳が集結した巨大企業が、なぜ業績不振に陥るのか?不思議に思っていました。本書を読んで納得。
ハイテク技術の話しかと思いきや、マネジメントで、参考にできました。
わたしは、発展前の会社に勤めています。が、成長に従った障害を予測できる知識を得ることができたのはラッキーでした。
業界を問わず、勉強になる本です。
おすすめです。 (社内自由人/2005-08-31)
まじめなレビューはほぼ出尽くしていて評価も定まっている本ですので、内容云々はしません。 ビジネス書としてだけでなくパソコン好き、というか、その歴史などを含めてのカルチャーとしてのコンピュータ好きには、懐かしいハードディスクメーカーの名前が出てきて、それだけでも楽しめます。
SEとかの職業の人が、マネージメントおよびビジネスストラテージへのとっかかりとして読んでみてもいいのかぁ、なんて思ってみました。
ちなみに、私には読みにくい訳だったので、★3つです。 内容はもちろん文句無しですけど。 (matshi34/2004-03-13)
ハーバードビジネススクール(HBS)で教鞭をとるクレイトン・クリステンセンによる名著。本書は、業界をリードする優良企業が、「破壊的イノベーション」の出現により、その地位を失う原因を理論的に分析したものである。

優良企業は、顧客の意見に注意深く耳を傾け、既存製品の性能を向上させる「持続的イノベーション」を目指す。しかし、時として、製品の性能や価格を引き下げる効果を持つ「破壊的イノベーション」が現れ、やがてそれが優良企業のシェアを奪うことがある。

本書では、ディスク・ドライブ業界をはじめとする各種業界のイノベーションの成功と失敗を例にとりながら、「破壊的イノベーション」が巻き起こす効果について帰納的に法則を引き出す。

日本語初版は2001年度だが、その本質は現代でもいささかも色あせることはない。技術経営やイノベーションを学ぶ際の必読の書である。 (石坂 哲/2008-08-10)
一言でいうなれば「必読」これしかありません。
基本的に良書に当たるケースが多いですが、これもまた良書の一つです。

「優良企業がなぜ失敗するのか?」

というインパクトの大きな冒頭から始まり、IBM,HP,DECのディスクドライブ事業を事例に取り、3Cの自社、競合、市場をイノベーションという切り口から、分析しています。

市場に対して、持続的イノベーション、破壊的イノベーションを展開するケースがありますが、この際のオプションとして、過去の事例を引っ張りつつ、論理がブレないまま議論がなされています。

また、技術革新による、競合、市場に対する戦略オプションの特定について、細かく議論されているのは当然ですが、
一部人的資源の話についてもふれられています。
マッキンゼーカンパニーには、年間にMBAホルダーの新入社員がかなりの数で採用されますが、同じように年間で同じくらいの数の者が辞めます。しかしながら、マッキンゼーは優良企業として生き残っています。
ここは、ヒトが会社を創ります。という言葉はあるけれど、会社にヒトがいなければ成り立ちません。は成立しないということになります。ヒトで仕事をするのではなく、会社でプロセス通りに仕事をする⇒ノウハウは会社に残す。

このグッドサイクル見ることで、企業が優良企業である続けるための施策みたいなものもうっすら見えました。 (ma-ri/2008-04-06)
大企業の持続的イノベーションは小企業の破壊的イノベーションには対処できないという本

すばらしすぎです!古典になりつつありますが,輝きを失わない.
いままでに無い「バリューチェーン」という考え方を持ち出して
破壊的イノベーションを説明していること.多くの事例が広い範囲で見つかること.
そして,何よりほとんどの大企業がこのジレンマを解消できない.

学術的な精緻さ,体系と,コンサルタントが持つ説得力の両方を兼ね備えています.

教科書を意識したのか,後ろの方の討論の手引きは余計だと思えるほど
すばらしいと思います.読むには時間がかかりますが,その分の価値は
充分あると思います.またこの手の本にしては安いです. (親カッパ/2008-01-23)
今、この瞬間に役に立ちます |||||||||||||||||||||||||||||
顧客の意見に広く耳を傾け、彼らの声に忠実に従った製品を開発し、十分な規模を
もった市場を相手にビジネスを行う・・・
経営の基本に忠実に従った、一般的に優良とされている経営をしていても、
破壊的技術は知らないところからやってきて、いつの間にか市場をのっとっている・・・。
経営者なら誰もが自分の企業が市場から追い出されてしまうことを恐れて常に対策
を行っている・・・にも関わらず競争に敗れてしまうことがある原因について解説しています。
何より筆者は自分の仮説に対し膨大なデータによって検証しているところが説得力
があり、その対象にあげているものも、市場を支配する企業の移り変わりが非常に
早いハードディスク業界というところがさらに興味を引き立てます。
そしてこの本の理論が現在証明されようとしているところです。
現在アップルがiPod nanoという新しいiPodを発売しましたが、このiPodは記憶媒体
にフラッシュメモリを使用しています。
iPod = ハードディスク
というイメージも定着していると思いますが、アップルは攻勢にでて先月まで
売り上げの上位を占めていたiPod miniを商品から消しフラッシュメモリ型のnanoで
勝負をしてきました。
ここでフラッシュメモリはこの本でいう"破壊的技術"だと考えられます。当初は
USB接続の記憶媒体や低容量のメモリーカードとして使用されてきました。
それが毎年のように容量を増やしてきて既に16Gの容量のものも開発されています。
このままの速度で容量が増加し続けるとやがて現在のノートパソコンが必要としている
容量をカバーできるようになり、パソコンからハードディスクが消えフラッシュ
メモリになるかもしれません。そうなると消費電力が低く、軽量コンパクトで起動
も早いフラッシュメモリがパソコン市場で主流になり、ハードディスクは一掃される
可能性もあります。
このような流れはその他の市場でも起きています。
アップルはうまく対応しているのかもしれません。
今後の流れに注目していきたいと思いました。
ハードディスク業界が予想通りに移り変わったときはこの本の評価はもっと上がる
ことでしょう。 (junior-san/2005-09-20)
合理的で優れた経営のトップ企業は、「合理的で優れているからこそ」破壊的な技術革新が起こったときに必ず没落してしまう、という事実。この刺激的でにわかには信じられないような理論を、詳細な論述と豊富な事例を用いてほぼ完璧に例証してしまっているのが本書である。さらに、そういった破壊的技術革新が起きたときには、どのように対処すべきか、という部分も述べられており、恐ろしいほど示唆に富んだ内容になっている。あらゆる「企業」に務める人は、必ず読んでおくべきではないかと思う。 (osa2001/2002-06-20)
この本は、ある人々にとっては非常に評価が高い。そのような人が、「この本はとても面白かった」と他の人に勧めているところをよく見る。そして、その何ヶ月か後に聞くと、「やっぱり面白くなかった」という人も少なからずいる。総じて考えると、この本は、国内の大手メーカー(東芝や日立のような)にいる人に非常に人気が高く、外資系や商社の人には評判が高くない。つまり、その人自身がイノベーションの中にいない人にとって憧れの存在なのではないだろうか。ちなみに筆者は非常に好きです。 (ともや/2004-02-16)
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誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか
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NTT出版(2006-08-30)
翻訳:山形 浩生ジョージ・エインズリー
売上順位:1589
¥ 2,940(中古:¥ 2,200)

レビュー総評点:80
わかりやすい |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
人がなぜ矛盾をはらんだ行動をしてしまうかを双曲割引の理論でもって説明している。理論は完璧のような気がするが、その著者の言っている双曲割引の信憑性を裏付けるデータがほしかった。というのも、矛盾した存在である人間の愚行は特にこれだけのページを読むまでもなく一般人にも周知の事実すぎて、あまりにもあたりまえのこと読まされすぎた感があったからだ。しかし、この理論から、さまざまな可能性を予見させる考え方は大変おもしろく、一般的な読み物として結構おもしろいと思う。それから、訳者の山形氏は訳者としてすごいのかでネットの自由は進化するを読んでも感じたが、文章が大変ポップな感じがして、こういう分野の本を読むのに肩がこらずによめる感じもとてもいい。本論を読む前に、訳者の解説を読んでから読むこともお勧めする。 (kidd/2006-10-05)
双曲割引一本槍の怪書 ||||||||||||||||||||||||
ヒトのもつ限定的合理性に関し、友野典男は「行動経済学」の中で、網羅的、横断的に
様々な議論を紹介している。その中で双曲割引は少々批判的な紹介に留まる。しかしエ
インズリーはまったく逆に、双曲割引ひとつでどこまで行けるか、やってみようじゃな
いのというアプローチをとっている。その辺は、学問の領域に目配せしなきゃいけない
経済学者と臨床的に使えるものは使っちまえという精神科医との差なのかもしれない。

エインズリーは驚くべきことに、意志の発生すら双曲割引との関連から説明してしまう
のだ。さらに意志の持つデメリット(満足度を減らす場合等)まで検討している。

しかし、本書はプロットも一本槍で筋が通って読みやすいのかといえば、さにあらず。
訳者も述べるように、枝葉が伸びすぎ(枝葉も面白い話が多いのだが)、いったい自分
は何を読んでいるのか、著者に置いてけぼりにされるような箇所が少なくない。

また最初に訳者解説を読むべきかどうか判断に迷う(私は最初に読んでしまった)。な
ぜなら第10章にあるように、それは報酬消費のピークにはやく到達しようとする「い
けてない」拙速な行為だからである。(逆にいえば、本書の読みにくさは、読者の満足
を最大化するために最適化されたプロットなんだろうか。なんて考えたが、多分それは
考え過ぎ。)しかし普通の読者であれば問題は無さそうである。双曲割引という概念に
初めて触れる場合や、本書の押さえるべき主脈は何かについて水先案内を受けたい場合
は、むしろ先に読んでおいた方が、適当だろう。 (ori_pupa/2007-02-17)
著者は、未来の報酬の心理的な割引は、
合理的な指数関数ではなく、双曲線型であるという、
ハーバードにいた心理学者ハーンスタインの
仮説を研究してきた。

この事実はいまでは実験経済学の中で広く知られていて、
最近でも阪大のCOE研究でも使われているほどである。

双曲割引では、異時点間の選好に矛盾が生じる結果、
ダイエット中なのに、つい食べてしまう、とか
禁煙したいのにできない、とかいうような人間的、
あるいは日常的な悩みを説明できるのである。

これはすでに行動経済学のすべての教科書に書いてあるので、
詳しくはそちらを読むのがいいだろう。
本書は教科書に比べて、あまりにも話題が散発的で、
あまりまとまっていないため、エッセイというべきだからである。

著者は第一人者であるため、
私は双曲割引の基礎となる神経科学的な基盤について
示唆しているのではないかと期待して読んだが、
それは全くなくて、
過去の人間の知見と双曲割引仮説がいかに整合するかに
の説明に終始しているのは残念である。 (蔵研也/2008-01-19)
心理学は人間を機械とみなす傾向がある。コンピューターのアナロジーで脳や心を語るのはその典型だろう。本書で言うところの効用理論と認知理論はどちらもこの代表打者だ。しかし、人間という機械は情報処理装置を備えているだけではない。エンジンなのかモーターなのか知らないが、動力源だって備えている。一般には「欲求」や「意志」と呼ばれていながら、何故か心理学からはほとんど注意を払われてこなかったその動力源をつぶさに解き明かしている。しかし、その解き明かし方がすごい。「ある動物の行動がより低次のプロセスや心的能力で説明できる場合は、高次のプロセスや心的能力を持ち出すべきではない」というモーガンの公準を体現しているからだ。

説明に使う「低次のプロセス」は、ハトやマウスやサルの行動実験から導き出した「双曲割引関数」という原理だけ。あとは、それを補強するための枠組みとしてゲーム理論とカオス理論を少々。これだけの道具で、文学や哲学が長い年月をかけて洗い出してきた「意志」の性質と、それが個人の中で形成されていくプロセスを描き出し、「意志」にまつわる「それってあるある!」というエピソードの多くを説明してしまう。しかも精神科医らしく、フロイトの概念まで説明してみせるというおまけつきだ。そして話は、「意志」の功罪とあしらい方、「意志」と社会環境との相互作用にまで広がっていく。

もちろん、著者も指摘しているように、ここで描かれたストーリーが全て正しいと言い切れるわけではない。この本の一番の意義は、「双曲割引関数」という世間一般にとって目新しい知見を広めたことでも、結論として提示された「意志」にまつわるストーリー自体の面白さでもなく、その間をつなぐ論考そのものにあるのではないかと思う。つまり、一般的な概念や合理論的な推論だけでは演繹できないミッシング・リンクを、行動実験から実証的に得られた帰納的原理を用いることで補ってみせるという痛快さだ。

決して読みやすい本ではないが、興味深い小ネタも満載である。(個人的には、現在の自分と将来の自分との間の異時点間交渉という反復囚人ゲームが面白かった。)巻末にある長めの訳者解説がくどいくらいに親切丁寧なので、まず先にこれを読み、折に触れてそこに立ち戻りながら本文を読み進めるのがいいと思う。 (gomame/2008-11-24)
訳者の解説が長く本論をかみ砕いて解説しているために、意志という掴みづらい事柄にもかかわらず、どんな人でも面白く読めるのではないでしょうか。癖や痛みにまで言及しないほうがわかりやすくてよかったと思いますが、人文科学を研究している人にはぜひ読んでいただくといいかと思われる一冊です。 (尻顔足太郎/2007-10-21)
宮本武蔵を気取る訳では無いが、私は此処10年以上に
亘って「後悔」をした事が無い。「燃え尽き」以前の30代半ばより
若かった頃は、後悔した事もあった様な気もするが、もう良く覚えていない。
他人はどうかは知らないが、少なくとも現時点までの私にとって
「後悔」と言うのは、左程重要な感情では無いらしい。
・・但し、「過去の失敗から学ぶ」為に、定期的に「フィードバック」は行う。
だが、この時「後悔」と言う感情は殆ど全くと言っていい程、発生しない。・・

双曲割引については、グラフをイメージした方が判り易いだろう。
双曲線グラフの平面座標第一象限のみを考える。
X軸は時間軸であり、Y軸が割引率である。「儲かる・得する」と言う
経済的な「利得」の考え方で言えば、自分が金貸しか不動産経営の大家と
考えれば良い。賃貸マンションの大家だと仮定して、話を続けると
今すぐ、マンションの借り手が現れた時は、高い家賃で設定して
年利回り12%以上を取りたいと思っているが、一年間に亘って
空室状態が続いた場合は、もっと家賃を安くして、年利回り9%でも
構わないか、と思ってしまうし、更に3年間に亘って空室が続いたら
余程立地その他の条件が悪いのだろうから、もっと家賃を安くして
年利回り6%でも仕様が無いか、と考えてしまう「フツーの人間」の
「気持ち」を表したものと考えて良いだろう。
勿論、この場合は「素人の感覚」であり、「不動産投資のプロ」だったら、
例え資産デフレで売るに売れない状況でも、他に「打つ手」は幾らでも
あるだろうに、と考えるだろう。実は、相場も同じである。
「金融危機」云々が言われる昨今であっても、「儲け方」自体は
それこそ、山ほど沢山あるのだ。

どうも、双曲割引理論の提示する「フツーの人間の不合理性」
と言うのは、「投資に失敗する素人」を「正常な人間」と
考えたがる節がある様だ。

・・・
此処で敢えて、極論めいた事を言わせて貰うが、
少数であれ、ダイエットや禁煙に成功した者、トレーディングや
不動産投資に成功した者、更に消費者金融のビジネスモデルとしての成功
と言った事を考えると、資本主義ゲームの勝ち組プレイヤーは「『超』正常」であり、
負け組プレイヤーは「正常な人間」となり、「異常者」=「病人」が存在しない。
精神医学的に「治療の対象」が存在しないとなると、一気に「精神科医不要論」に
まで、帰結してしまうのでは無かろうか。勿論、トンデモ理論なのは充々承知で
こんな事を言ってるのだが。

行動経済からアプローチして「格差社会」の文脈で考えると、成功者を
「『超』正常人間」として、設定せざるを得ないだろう。だって、現実に
存在するのだから。精神医学的問題を抱えた「病人」と言うのは、この考え方では
「後悔」と言う「感情的問題」に極端に悩んだ挙句、鬱病になった人間くらいしか
いないだろうし、それが唯一の「治療対象者」なのかも知れない。

「医学的問題」中心と言うより「経済的問題」中心で考えると
「医療のプロ」である精神科医自身の出番が無くなってしまい、
著者は自分で自分の「存在意義」自体を危うくしている様にも見える。
単なる「老婆心」かもしれないが。

・・・
このレヴューも「線形的モデルの限界」の文脈の
中で書いている。

続きはまた書く。 (grayfalcon/2008-11-30)
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キャズム
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ASIN:4798101524
翔泳社(2002-01-23)
翻訳:川又 政治ジェフリー・ムーア
売上順位:1073
¥ 2,100(中古:¥ 1,500)

レビュー総評点:162
待望の翻訳書 |||||||||||
この本の翻訳書が出るのを待っていました。米国のMBAに2年前に留学していたときに、マーケティングの授業の参考図書として原書で読みました。今回、やっと翻訳が出て手にとってみると、とてもうまく訳