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「環境にやさしい生活をするために「リサイクル」してはいけない (プレイブックス)」 とその関連商品
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環境にやさしい生活をするために「リサイクル」してはいけない (プレイブックス)
ASIN:4413017838青春出版社(2000-01) 武田 邦彦 売上順位:60858 ¥ 893(中古:¥ 78) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:91
リサイクルは資源を大切にすることだけが目的ではないわけで… |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
以前廃棄物関係の仕事をしていましたが、リサイクル関係は資源云々よりも
焼却施設の処理能力がこのまま一律に焼却していたらキャパシティを超えて しまうというのが行政がリサイクルを進める一番の理由なのではないかと 感じています。 この本がゴミ分別をしたくない人々の免罪符にさせられてしまわないことを祈っています。 ぜひとも、この本をを読んだとあとで自分の済む地域の焼却炉や廃棄物処理場の現状がどうなっているのか調べていただきたい気がします (environment/2003-11-02) 著者の主張の骨子となっているのは「コスト=環境負荷(エネルギー)」であり、リサイクルに多額のコストがかかっているということは環境負荷を与えているという論理である。もちろん、資本主義社会においては必ずしも当てはまらない場合もあるが、主張として理解できる内容となっている。著者の主張を裏返すと、コストのかからない(=環境負荷の低い)リサイクルが必要といったところだろうか。
しかし、その主張を支えるデータ部分がいかにも弱い。リサイクル推進派を納得させるためには、もう少し科学的に納得が出来るデータを提示するべきであろう。リサイクルを行うためにどれくらいのエネルギーが消費されているか数値で証明できない以上はただの思いつきにすぎない。 また、この本の後半部分は抽象的な概念の羅列にすぎなく冗漫である。 (Udom Rod/2004-07-31) 本書ではペットボトルや紙のリサイクルが環境を悪化させることを説き、本当に環境にやさしい生活とはどのようなものかを提示している。
ペットボトルのリサイクルが悪い理由として、コスト分析を行い、リサイクルボトルのコストが新品ボトルの3倍以上となることを挙げている。この議論にはライフサイクルアセスメントによる評価は避けて通れないと思うが、著者はこの手法は公平性を欠くという理由で採用していない。すでに多くの人が指摘している通り、コストが環境負荷に比例するという前提を置き、コストのみで環境負荷を評価する方法に関してはさらなる議論が必要だろう。他にもリサイクルや環境によいとされる活動が実際には環境を悪化させる例をいくつか挙げているが、いずれも著者の主張を支持するデータが十分でなく、結論付けが乱暴に見える。 後半は、様々なエピソードを混ぜ、「環境にやさしいとはこうあるべき」という著者の理想像を展開しているが、やはり議論が偏っており、精神論の色合いが強くなっているという感は拒めない。著者の主張は共感を得られるものではあると思うが、多面的な分析や主張を十分に支持するデータを提示して議論を展開すればもっと説得力が増していたのではないか。しかしながら、本書は、大学生等が研究活動の中で検証を試みるよい題材にはなり得るだろう。 (タカさん/2000-12-31) 石油からペットボトルを一個つくるコストは7.4円、しかし、使用済みのペットボトルを回収し、分別、移送し、洗浄、樹脂化、再成形して再生ペットボトルを作るコストは27.4円だという。コストが高くとも、地球環境保護に役立っているならば、ペットボトルのリサイクルは奨励されるべきであるが、コストが高いということは、それだけ多くのエネルギーを使用しているということであり、何のことはない、人びとはリサイクルによって、地球を傷めつけていると本書は主張する。
紙のリサイクルも全く同様で、リサイクルに費やされる膨大なコストは、地球環境保護の為には、鉄とアルミといった少数の例外を除けば、全く無駄であるという。 未だ使える車や、家電製品を捨てることを、メーカーも消費者も抵抗なく行っているが、メーカーは現在の表示される使用耐用年数を二倍に伸ばす努力をし、消費者はさらにその二倍の期間、大切に製品を使用するという根本的な資源の有効活用を行うべきだとも本書は訴える。 表面的にいかにも「地球に優しい」ことのように見えて、実はトータルで考えると、とんでもなく地球を傷めつけている行為を我々が行っている可能性を、様々なデーターに基づいて警告している本書は、現在、良く売れているそうだが、警世の書として一読の価値があるといえる。 (ブルーベ・リー/2007-12-27) なぜならリサイクルする事が悪いのではなく、行政や自治体、あるいはリサイクル業者に問題があるわけですから。
それでも他の先進諸国(アメリカを除く)と比べて、国内のリサイクル事情は未だに発展途上で試行錯誤の段階にある事も、 幾分考慮しなければならないでしょう。デンマークでは少々見てくれが悪くても、ペットボトルを洗浄して何度も再利用しています。 本書が良い意味での起爆剤として、役割を果たしてくれればと思います。 (/) 著者の主張は明快だ。 リサイクルは資源をかえって余計に使い、環境を汚すだけ。いま私たちがやらなければならないのは、ものを大切にし、壊れたら修理しながら、なるべく長いあいだ使うこと。ごみは分別せずに集め、市町村で燃やして電力にし、灰は人口鉱山として埋め、将来資源が枯渇したときに取り出せるようにするべき。
エネルギーをたらふく使った「快適な」生活に安住し、リサイクルにだけ協力して事足りると考えていたら大間違い。「環境にやさしいこと」は「自己犠牲」を伴わなければならない、と著者はいう。そして、「AはAである。非AはAではない」という三段論法で成り立っている西洋の論理では、これは不可能であり、「非AはAである」ということを許す東洋の論理でこそ可能になる、という。なぜなら、個人ができる限り文化的で快適な生活を送ることは正しいとされるのが西洋の論理だが、世界中の人々がそうした生活を求めると人類はあっという間に破滅してしまうからだ。 いま全世界の人間がアメリカ人並みの「豊かな」生活をしたとすれば、21世紀の初頭にも石油は枯渇するという。「資源を使う量を減らせ、環境を汚すな」と口でいうだけなら簡単だ。当たり前のことなのだが、それを実際にひとりひとりが自らの生活のなかで実行しない限り何も変わらないということを、改めて痛感させられた本だった。 (ア太郎/2000-12-02) 環境保護に敏感で、環境のためにこれを行っているという民衆も多いはず。しかし、その行動が本当に環境にいいのか、目に見えない部分まで考えさせてくれる本です。環境を守るということは社会を守るということに深く関係しているのだと思いました。
この本を読んで環境のことで知識を増やし、研究をし、社会貢献できる仕事に就きたいと思いました。環境を保護するという形はいろいろな分野、業種でできるので、幅広い職業や学生に読んで欲しいです。 (アマゾン子/2001-03-06)
恣意的な数字遊びにゲンナリ |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
根本的な考えとしてゴミの減量をすべきであるという考えまでは否定しないが・・・
その結論を導き出すためにデタラメな屁理屈を並べ立て返って説得力の 薄い著書となっている。 タイトルだけは凄いかもw ペットボトルをリサイクルする際、回収コストにペットボトル一本あたり26円掛かるということだが、これをトン当たりに換算すると60万円ほどになる。 実際は、フレーク状に加工されたペットボトルの流通価格を回収破砕業者に聞いてみたところ、トンあたり4万〜5万程度とのことであった。 大きな開きである・・・・ 大先生と10倍も差が出てしまった・・・(ノ_<。) こんな感じでかなり恣意的に数字をいじっているので出てくる数字の殆どは疑ったほうがよさそうである。 (まるみみぞう/2005-12-29)
分別回収が嫌いな著者が編み出した「理論」 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者はリサイクルをせず、分別回収をせず紙もペットボトルも
すべて焼却し、灰は埋め立てることこそが環境に優しいと主張する。 この主張は分別回収など面倒でやりたくない人にとっては 願ってもない理論付けであろう。 著者の主張は独自に定義している「リサイクル増幅係数」なる 係数をもとにしている。「リサイクル増幅係数」は価格をもとに 算出されるが、価格を決定するのは「環境にやさしい」か ではなく「人件費と需要と供給」なのは自明の理であり、 前提自体が既に破綻している。 著者の説には同意するところも部分的にはある。だがくしくも タイトルを似せているように「買ってはいけない」と同じ類いの 「自説を通すためにはうそ、大げさ、紛らわしい、何でもあり」の 本になっていると思う。 (/2002-11-19) 心意気はすばらしいのですが、とにかくデータの扱いと判断に「?」がつきます。
この本は、啓蒙書や教科書としてでなく、読者である皆さんが、武田さんを採点する立場でよまれると、その真価をもっとも発揮するとおもいます。リサイクルは、大事です。「どう」「なぜ」リサイクルするのか、それをデータそのものではなく、データの裏にあるファクトから考えるのに、よい題材です。 (/) 著者の考えとしては、ゴミは分類せず燃やすべきだという。この一見許しがたい意見にそれなりの論拠があることは、長年ゴミ収拾のルールに悩ませられた我々にとんでもない福音だろう。無論不精な人の擁護ではない。
ものごとにはいろんな視点があるわけで、あまり正しくない方針でも続けるとそれなりに成果はある。リサイクル幻想もそれで、これから環境を考えるきっかけにでもなればムダではない。石鹸と合成洗剤のどちらが真に環境に対してやさしいかは誰にも判らないが、そのようなことはひまつぶしになる。それこそが、わたくしは環境にもよいと思う。 (aaa0042/2002-05-23) 筆者は最近よくテレビにも出ては、「リサイクルをしてはいけない」と呼びかけている。
なるほど、最初のうちはリサイクルのもつ負の面がこんこんととかれている。しかし、後半になると、限りある資源を使い尽くしてしまわないようにするには、「節約」しかないというまっとうな意見が述べられている。大変常識的だ。環境問題に関する本は、関心のない人にこそ読んでもらわなければならないのに、そういう本を読んでいるのは関心の高い人である。本書のように、衝撃的なタイトルがつけられていれば、あまり環境問題に関心のない人も手にとって読もうと思うかもしれない。筆者はそこまで考えてこの書物を書いたのだろうか。 (竹本淳一/2008-06-19) 良書。無意味なごみの分別作業を止めさせよう。
環境問題は、常に胡散臭さを放っています。見せ掛けだけ、地球環境に優しい事を やっていますとポーズをとれば特に女性・主婦の層から受けがいいから。 やたらと、環境!環境!という企業に限って、暴力団まがいの押し売り会社だったり、 いかがわしいネズミ講方式で健康食品を売っていたり。 古紙再生紙を使っていますといった名刺や年賀状も増えてきましたが 製紙会社ぐるみで、誤魔化してました!古紙を使うとかえってコスト高になるので! ということがバレました。 そのまま木を使って紙を新規に作るほうが、環境に良い。 古紙を回収したほうが石油エネルギーを余分に使うことになる。 コストが高いと言う事は、恐らくはた目には見えないエネルギーを使っている。 なーんて製紙会社も正々堂々と言えばいいのですが、環境オタクどもに 叩かれるのが怖いから言えない。 私たち日本人は、トータルで見る癖をつけよう。 55ページの表は良いです。 どういう形でアレ、石油を使う=親の遺産を食い潰しているボンボン。 木材など短期で再生が利くエネルギー利用=月給でつつましく生活してる でも結局は、一人一人が、物を購入したら出来るだけ長く長く使う癖をつけるのが いいんですよね。そんなこともきちんと書いてある。 中学生ぐらいからでも読めますので、ぜひ、お子様に! 竹本淳一 (flora/2008-03-11) わたしは持ち物をなるべくすくなくしようと努力していた。
全14件のレビューを表示しています。ある本のレビューを書いたが、その人は少ないどころか 買わないのだ。めからうろこ。わたしもタンスのなかみを 着古しのこりは袋物やパッチワークそのたいろいろ その人と似たような生活をめざしたが、甘い。 まにあわないのだ。 その人はすでに環境の危機が5年後とよんでいたらしい。 ななんとそれよりもっと早いではないか。 もー地球規模本気にならなくてはいけない。 子孫なんて計画している暇はないぞ。阿部さん!! 一読推薦 てか すぐ読んでくれい!!みなさん。 (/2007-05-08) [amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:3.5 はてブコレクション数: |
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リサイクル幻想 (文春新書)
ASIN:4166601318文藝春秋(2000-10) 武田 邦彦 売上順位:38638 ¥ 693(中古:¥ 147) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
武田先生の原点 |||||||||||||||
武田先生の原点というべき本です。今、読み返してみると
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」及び「その2」よりも リサイクル問題については、遙かに丁寧に論じられていることに気がつきます。 リサイクルの矛盾については 使えば劣化する矛盾 「下位の用途」がない矛盾 国際分業を否定する矛盾 「月給」でなく「遺産」を使う矛盾 資源をかえって浪費する矛盾 正反対の価値観が両立する矛盾 毒物が混入する矛盾 等、7つに分け説明しています。すべてが完全に正しいというよりは、全体として リサイクルには大いに疑問あり。という姿勢は充分納得でます。 私は基本的に、武田先生の細かいミスをあげつらうのではなく、疑問について学識者の方々 メデイアの方々等に良く研究して頂き、議論を深めて欲しい。という立場から支持しています。 (至高の豚/2008-01-01) 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」で有名になった著者の前作(H12)である。
循環型社会を実現していくためにはリサイクルが必須である。現在、リサイクル技術の開発や、リサイクルシステムの構築が試みられている。しかしながら、本書は「現在考えられているようなリサイクルシステムを有する将来社会というものが成立するのか」という本質的で根本的な問いかけに答えようとする本である。 一般的な感覚として、現在のリサイクル技術やリサイクルシステムではリサイクルは経済的に成立しない。しかし、リサイクル技術が開発されたり、リサイクルのシステムが一旦構築されれば、循環型社会は実現される、という期待を持っていると思う。 しかしながら、本書では、工学(有益な物質:資源の濃縮に用いられる分離工学)という客観的な手法を用いることで、リサイクルが本当に環境や資源問題に対する有効な手立てとなるのか?という問いに取り組んでいる。 分離工学による検討では、リサイクル技術やシステムは確立されているという理想的な状態を仮定した時でさえ、現在目指しているリサイクルシステム(資源ごみの中に希薄な濃度で含有されている有用資源を分離濃縮して取り出すこと)は成立しない。 一方で、著者は、4つの解決案を提示している。それぞれ、今までとは異なる発想や概念が含まれているため、直ぐには受入れ難い部分があるが、その中の一つの「人工鉱山」が一番実現性があろう。これは、まず、廃棄物を燃焼して有機物からエネルギーを取り出し、残った灰を埋め立てて人工鉱山にするものである。そして、金属資源が枯渇し始めたら、備蓄した人工鉱山から有用な金属資源を採掘する、というものである。 現在、PCや携帯の廃棄物から、金などの貴金属やレアメタルを取り出すことが行われているが、これは本書で著者が提言した、人工鉱山コンセプトと言えるのではないだろうか? (私撰 綜/2007-05-15) 現在行われてるリサイクルがいかに無理であるかを主張している。
空き缶をリサイクルすると回収、分離などで時間、金、そしてなにより石油等の別の資源を消費する。 これでは本末転倒である。 著者はまた分離の難しさについても述べている。 混ざってしまったものをひとつ残らず分離するのがどれだけ苦労するか。 新しく作ったほうが早いしコストもかからない、そして別の資源の使用を削減できる。 またリサイクルではなく現存の品を有効に長く使うことも主張している。 石油を燃やしてエネルギーを得るのではなく、使わなくなったプラスチック等を燃やしてエネルギーを得るというのは非常に納得できる。 ただ、著者はリサイクル自体を反対しているわけではない。 今の明らかな無理があるようなリサイクルを反対しているのだ。 ではこの矛盾だらけのリサイクルをどうすればよいのか? まず著者はリサイクルをどのようにとらえるべきかを述べている。 それは 現在の生活レベルを落とさないこと 今だけでない将来のことを考えること リサイクルは最終手段で、それよりも有効に、長く使うこと である。この3つは非常に考えさせられた。 これらを考慮した結果どうするかというと、 ひたすら燃やしてエネルギーを得るというのだw さすがに言いすぎかと思うが、詳細は読んでみて欲しい。 なお、そのときにでるダイオキシンについても詳しく述べており、 ダイオキシンについての誤解を知ることができる。 (( ^ω^)/2006-06-10) 著者は材料工学・分離工学の専門家の立場から今のリサイクルシステムが矛盾だらけであることを指摘し、循環型社会がどうあるべきであるかを提案している。例えば矛盾点として、今のリサイクルは資源を浪費する、毒物が混入する、材料劣化を考慮していないなど。著者が展望する循環型社会の方法は、人工鉱山の建設、長寿命設計、日本の風土と気候の利用、情報の物質削減効果の利用。
工学的裏付をもって議論を展開しているのだが、十分な検討をせずに結論が導かれているという印象をもった。例えば、リサイクルを続けるとリサイクルされる物質や食品に不純物が蓄積されるという主張をしているが、これを裏付けるモデルや事例は何も示されていない。不純物の濃度を一定以下に管理しながらリサイクルする方法もあるはずで、もっと議論が必要なのでは。紙のリサイクルは石油(「遺産型資源」)を使って紙(「月給型資源」)をリサイクルしているので無意味としているが、バージン原料から紙を作る場合とリサイクル原料から作る場合のエネルギー消費の比較など、キーとなるデータが示されていない。結局、著者のリサイクルに関する議論の多くが十分に検証されているとは言い難く、仮説であると考える。 全体としては、読みやすい構成になっている。非学術書にはありがちだが、データの出典が完全に明記されていない点は読者がさらなる検討をすることを難しくしており不親切である。 (Udom Rod/2004-08-02) ちょっと前の本だが、その重要性は変わらない。
いや、当時よりもさらに「リサイクル」「エコ」などといった言葉が言われるようになっている今、ぜひ読んでおきたい本だ。 決して読みやすい本ではない。 専門用語は多いし、文章自体もそれほど平易とは言えない。 学術的な、結構マニアックな解説も多い。 しかし、「そもそも金属とは何か?」「石油から別の物質が作られるというのはどういうことか?」といったようなことはなかなか知る機会がないために、ちゃんと読み込めば読み込むほど、知的好奇心を満たしてくれる。 そして、そうした基礎知識を得た上で「リサイクル」というものの虚像について丹念に説かれているため、説得力は抜群だ。 本書の最後で著者の提示する解決方法が、本当に現実味のあるものなのかは、なにしろ専門知識がないからなんとも言えない。 だが、「ゴミを分別すればいい」「ペットボトルはもう一度ペットボトルとして再利用できる」といった我々の「常識」を打破してくれる、非常に刺激的な本である。 (チャックモール/2007-06-06) 本書の内容は我々の常識に大いに反している。事実だとしたら、我々が行っていることは何だったのかと暗い気持ちにさせられてしまう。
現在のリサイクルを推進する行政当局や専門家には是非とも大いに反論して欲しい(実際にそのようなサイトもある。)。そうでなければ現行の政策を見直す必要があるだろう。 (hegelian/2007-06-10) 学校で化学を学んだことのある人間ならきっと覚えている「質量保存の法則」。これを久々に新鮮に思い出させてくれる。リサイクルだなんだと色々とやっているが、結局元々あるものの総量は変わらない。ものをそのまま捨てるより、「加工」であれ、「リサイクル」であれ、手を加えることでエネルギーを消費してしまっていることの方が問題なのだ。そう教える。
実際何をするにもエネルギーを消費する。例えばゴミを処理するとき、僕はゴミを一所にまとめる。そのとき僕の体は運動するので、いくらかのエネルギーを消費する。そして僕が出したゴミは回収業者の方が回収してくれる。そのときトラックを使えば、トラックはガソリンを消費する。 最後に筆者の提言があるが、僕はこう思った。余計なものは買わずに、シンプルに生きようと。 (jinya/2006-01-29) 科学的な、冷静な目でリサイクルを突き詰めて考えた本。
「リサイクルは環境に良い」という漠然とした社会通念に疑問を 投げかけます。 今言われているリサイクルがなぜまずいのか、 多くの例、矛盾点を上げて指摘しています。 「リサイクル」というものに対する考え方を大きく変えさせられました。 良書と言っていい部類に入ると思います。 しかし、全体を通して文章があまり上手ではなく、 なんとなく自分勝手な文章だと感じました。 出てくる用語や量の説明もわかりにくいと思います。 5章では、材料の性質が詳しく書かれてあるのですが、 果たしてここまで掘り下げる必要があったのか…? ちょっと疑問です。 ほかにも冗長だと思われる文が多いです。 内容は良いのに…惜しい! (asaisan2001/2006-07-05) 著者は過去にも、現在の日本のようなリサイクル活動がかえって資源を浪費しているという事実を指摘しているが、その延長戦にあるのが本書である。ちょっと知恵のある人は、リサイクルのために走り回るトラックや、分別の人間の労働、精神的な負担、さらには資源の再利用というものが、全体でどれだけの人間の無駄な活動を増やしているのかを疑っているだろう。
著者の結論は、分別もリサイクルもやめて、すべてを燃やして発電し、その残りの灰は未来への人口鉱山とせよ、というシンプルなものである。これはわかりやすい上に、エネルギー的に見てプラスチックの含むカロリーなどからしても、従来の石炭・火力発電に加えるものとして納得がいく重要な提言である。ドイツや日本でもゴミをペレットにして発電し始めているが、さらに大規模に行うべきだろう。 しかし、材料工学の専門家である著者は、地球に残存する化石エネルギーや金属の埋蔵量が有限であるという仮定に基づいて、将来世代のためのゴミ灰の人口鉱山の作るのが良いという。しかし、サイモンやロンボルグの著作を待つまでもなく、事実は資源は実質的・経済的にに無尽蔵に埋蔵されている。つまり、すべて燃やして、発電した後は、埋め立てにでも使うべきだということになるだろう。 あと、最終章で著者は、長く使う美学を推奨するが、そもそも人間の作る工業製品で30年前のものと現在のもので同じような価値を持ち続けるものがあるだろうか?技術の変革は速いので、10年でスクラップにするというのは、機能主義的な合理性を持っているのではないだろうか。 よって僕の納得する地球環境主義者は、リサイクルする人たちではなく、使わない・買わないという人たちだけである。 (蔵研也/2007-03-21) ãªãµã¤ã¯ã«ã®èãæ-¹èªä½"ã¯æªããªãã®ã ã'ã©ãä»ã®æ-¥æ¬ãé²ãã¦ãããªãµã¤ã¯ã«ã¯ãä½ã¨ãªãç'°å¢ã«è¯ããããªã¤ã¡ã¼ã¸ã ã'ä¸ãã¦ç¡çã»ã ãã ãã'ã§ãæ-©ãä»-ã®é¸æè¢ã'æ¤è¨ã-ãªãã¨ç 'ç¶»ããâ¦ã¨ããã®ãè'-è...ã®ä¸»å¼µã§ãããã¾ã-ã¾ãªãã¼ã¿ã'å...ã«ã大å¤ããããããã"ã®èãæ-¹ã'å±é-ã-ã¦ãã¾ããç¹ã«ãæçµç« ãæ¥ãã¹ã循ç'°å社ä¼ã'èãããã¯æ·±ãèããããããã¡ãã»ã¼ã¸ã¨ãªã£ã¦ãã¾ãã
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「石油は燃えにくい物質である」など特に文系の人間である私には「へ~」と思わされる事柄も数あって興味深く読み進むことができました。 (店長候補/2004-08-02) 自然科学的なものの見方の基本を確認しつつ、中学生や高校生でも問題意識がありさえすれば十分に内容が掴めるよう、著者は非常に心を砕いて下さっています。著者の主張は「世間常識」からは大変かけ離れたところにありますが、自己の主張を通すのに過激で扇情的な言葉を使うことをせず、冷静で暖かな筆運びに徹しているところも共感できます。先入観を排して環境問題を真剣に考えたい人たちには、ぜひ読んで頂きたい、お勧めの一冊です。
(参入者/2003-07-26)
世界の主要都市ではリサイクルによって、資源の有効利用に半ば成功していると言われています。
特にデンマークやスウェーデンでは、ガラスや紙包装といった国内の完全リサイクルに成功しており、 更には廃棄物を輸入してリサイクルをしているため、100%の率を超えていることが、 2008年1月号の「ナショナル ジオグラフィック」に記されています。 環境面を優先するので経済的には採算が取れないケースが多いようですが、商品に使われる原料の発掘や調達から製造のコスト、 また消費や廃棄までの流れ全体からすれば、環境負荷の削減に大いに役立っているそうです。 新しい原材料からではなく、廃棄物から作るのがリサイクルですから、天然資源の浪費を防ぐだけではなく、 ゴミの埋め立てや焼却の量を減らすのにも有効ですし、その分大気汚染を防ぐことができます。 しかし何にもまして解決への一番の近道は、私たちが無駄な買い物を控える事だと痛感させられました。 (flora/2008-01-21) というのは実は農業あるいは花つつくりでは
社会ではないがすでにあるわけです。 苗をそだて食欲にまわし少しだけとっておく 花がさき種ができまた、蒔くというはなし。 しかし、これの最後もあわれです。 やはり病原菌に連作は負けるのですね。 たしかにわたしも物をあまり持たない生活 に近い生活をしていますが 何にもかわないとリサイクルストレスになりかねません。 ひじょーにおもしろい本です、一読推薦。 (荒/2007-03-28) ゴミの分別は意味がない、プラスティックはどんどん燃やすべし、というのが著者の主張。え?と思うが読むと目から鱗。
(/2001-04-28)
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環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)
ASIN:4862481221洋泉社(2007-02) 武田 邦彦 売上順位:1205 ¥ 1,000(中古:¥ 150) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
近年盛んに言われ続けている環境問題の矛盾点を、作者の方の研究を元に示した本です。
ペットボトルリサイクル、ダイオキシンの毒性など当然だと思っていた事の疑問点について図解でもわかりやすくまとめられていて、新たな視点として参考になります。 自分はゴア氏の「不都合な真実」も合わせて読みましたが、どちらが正しいとかではなく、両書ともそれぞれに納得できる部分がありました。資料というものは(この書中でも述べられているように)各論ある場合はそれを併記してこそ意義のあるものだと思うので、読み合わせる事でより思考が深まると思います。 書中でポイントの一つに上げられているのが温暖化問題ですが、昨今日本でも異常気象が頻発している事や、もはや蚊が夏の風物詩ではなくなりつつある事、故郷の積雪量が減り続けている事は、資料を読んだのではなく実際自分が肌身で感じている事です。日本の多様な四季が好きな身としては、石油が無くなる事がほぼ唯一の解決法というのはショックでした。以前から言われている事ですが、こちらの方はなぜかあまり話題に登らないのは、お偉方にとっても棚上げしておきたい事実なのでしょうか。石油節約キャンペーンも是非大々的に行って欲しいところです。 最後に、日本の食物自給率の低さは薄々知ってはいましたがここまでとは思いませんでした。飽食に慣れた自分にとってはこれが最もリアルな恐怖でした。この際、ここで農業の本でも探してみようかと思います。 (千尋/2007-05-05)
正直わかりません(笑) ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・リサイクルすることによって余計に資源がムダ になり、余計に費用がかかっている
・ダイオキシンの毒性は実は薄い ・温暖化してるようで実は大丈夫 などなど、環境問題についての常識を覆す本である。 が、読んでいて一番残念なことは、本書に書かれている内容が事実であるかどうか、一般人には確かめる術がないということだ。 正直正しいのか正しくないのかさっぱりわからん(笑) ただし書かれている内容から、著者も別にめんどくさいからリサイクルをやめよう!とか言ってるのではなくて、環境問題についての真剣さは、今まで「真面目に」リサイクルをしてきた人達と同じものだということが良くわかる。 この本が全面的に正しいかどうかは別として、この本の視点は大事だと思うので、環境問題について考えるのであれば、一度目を通しておいた方が良いかもしれない。 (哲学する河童/2007-06-07)
なぜウソがまかり通るのか? ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ペットボトルやプラスチックのトレーが焼却処分されても
リサイクルに分類されるというのは多くの人が共有している常識なのでしょうか? リサイクルでどのくらい資源を有効に利用できたのか? リサイクルでどのくらいゴミが減っているのか? リサイクルするためのコスト(お金や資源)は誰がどのくらい負担しているのか? リサイクルで誰が儲けているのか? そもそもリサイクル率はどのくらいなのか? そんなことは知らなかった、考えたこともなかった、 という私のような人が多数を占めているとすれば 「ウソ」は真偽すら問われないのだと思います。 本書に書いてあることが全て正しいかどうかは私にはわかりません。 けれども、本書に書いてあることが「ウソ」なのか、 それとも、自分たちが持っている環境問題への認識が「ウソ」だったのか、 その真偽を問うてみる価値はどうやらありそうです。 お昼に買ったお弁当・・・ ビニール袋に入れてまとめてポイ!って人も 箸・生ゴミ・プラスチック・ペットボトル、ちゃんと分別してるよ!って人も そんなの関係なく、みんなに読んでほしい一冊ですね。 (nikac/2007-06-01)
う〜ん |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
う〜ん。。。。どうなんでしょうか。にわかには信じ難いですが、すべてがウソでもなさそうですし逆にすべてが真実かどうかも素人の私にはわからず、とりあえずは調査の余地ありかな、と思いました。
この本を鵜呑みにしてしまわず「そういった考え方もあるんだなぁ」という新しい捉え方を得る機会にしたいと思います。もちろん政治側の考えを鵜呑みにするのはもってのほかですけどね。 (読書好き/2007-11-15)
今度はこれを「教義」にしないようにしないと…。 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「環境問題」の胡散臭さをわかりやすく明かした、正に目からウロコ
の一冊です。テレビや週刊誌の書評で話題になりましたし、ブログで もさかんに取り上げられています。そうした評判を見聞きしてここに 来た方もいるでしょう。ただ、この本は反環境保護の教典というわけ ではありません。一部のマスコミでそのように持ち上げられているの が気になります。 たとえばあちこちのブログでも引用されている「アルキメデスの原理 で海面上昇は起きない」という説。武田先生は海面上昇はまったく起 きないなどとはおっしゃっていません。熱膨張や氷河などの融解でい くらか上昇するだろうし、問題となりうるとおっしゃっています。北 極の氷の融解など問題なし、ともおっしゃっていません。名大の教授 ともあろう人が、シロクマの生息地を奪うような状況を良しとするわ けはないでしょう。 この本は、環境問題の「是非」を問う本ではなく、「在り方」を問う 本です。特定の思想や政治的イデオロギーに立脚したものではありま せん。あちこちで噂を見聞きして今ここにいらした方、既に賛否が頭 にあるかとは思いますが、そうしたことは横に置いて、一から環境問 題を考え直すきっかけとして、この本を読んでいただきたいと思いま す。 (お茶がうまい/2007-04-15)
市場経済活動の縮小が環境問題の解決 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者は名古屋大学の教授を歴任された方である。以前からHPなどは知っていてたまに見ていたのであるが、それなりに過激な発言をされている。図表などは出典が書かれているものも多数あるが、無いものもあり、果たして本当なのか?という感じもする。言い換えれば筆者に都合の良い結論あり気ではないかと。リサイクル問題、温暖化問題、発ガン物質、環境ホルモン等に実は多くのウソがあるのだが、メディア等ではそれを取り上げないと指摘する。ダイオキシンは猛毒ではない。なるほどと思う。しかし猛毒でなくとも毒性はあるのではないかと誰もが心配する。その点の答えは無い。DTTも同じ論じ方である。ペットボトルは分別するだけ無駄であり、燃やした方が良いような記述しているが、果たして本当にそうなのだろうか?
もう少し感情的に成らずにデータの蓄積による説得力のある文書構成でも良いと思う。 根本的な環境問題の解決は市場経済活動を控える事であり消費を少なくすることであることは間違いない事は良く分かった。車を使わず、自給自足的な生活をする事がもっとも正しいウソの無い答えだろう。 (dream4ever/2007-11-13)
“正論”を鵜呑みにしない視点も必要と教えてくれる ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「環境に優しい事をしましょう」という言葉に異を唱えるのは難しいでしょう。
そんな“正論”が果たして本当に“正しい”のかを、充分に考えさせてくれる本です。 分別回収やリサイクルなど、私達が日頃“良い行い”として実施していることについて、 自分として背景なりを深く考えた事がなかったということが、よくわかります。 “サーマルリサイクル”という、不思議な単語は、この本で初めて知りましたが、 読後、ある自治体のパンフを見ると、しっかりと使われていることに気づきました。 刺激的なタイトルではありますが、環境問題の視点を広く持つ為にも、一読をお勧めします。 (きょうパパ/2007-09-24)
利権構造の恐ろしさを知りました ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「あるある」問題でもわかったように、マスコミは最初に結論ありきで読者や視聴者を
ある方向へリードするような、そのような力があります。 本書では、そのようなマスコミの問題点、またリサイクルを推進することにより 利益を享受できる組織の影響力、それらを意識しないといけないと警鐘を鳴らしています。 本来、このような視点でも環境は取り上げられるべきなので、有意義な本で 我々が盲目的にマスコミの情報をうのみにしないで、科学的根拠について 冷静に判断する能力を持たないといけないと、感じました。 ただし、この本自体、マスメディアの一種。 これが正しいかどうか判断するのも、また私たちの問題なのです。 色々な科学的な判断、他者の意見など、複数の情報から正確性を確認しましょう。 ということで星3つ。 (English learner/2007-04-17)
バランス材として |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
環境保護という絶対「善」に対して、
本書が暴露した事実の価値は高いと 思います。 このような類書が絶対的に不足している中で、 本書の果たす役割は高いと思います。 本書を読んだ上で、さらに 環境問題をどのように解決していくのか? それが読者に課された課題となるでしょう。 (金太郎/2007-03-28)
さらに加速する、日本の政策不況。その原点。 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
環境問題は、昨今問題化している日本の「政策不況」とでも言い得る状況の原点だったのですね。
みなさんご存知の通り、貸金業法改正で消費者金融業者には上場会社ですら破綻に瀕するところが出現、建築基準法改正で新築住宅着工は激減、、、、関連業者達はどうやって生きていけばいいというのか?そして、金融商品取引法改正では「貯蓄から投資へ」というお国の施策までも捻じ曲げてしまう投資商品販売の低迷を読んでいる。 そういった、行政エラーないし政策不況とでも解釈できる状況の原点が、実は環境問題では多々あるようだということが、本書を通じて理解できる。 (mikeexpo/2007-12-08)
利用される「環境問題」 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巷でよく語られる「環境問題」。環境に配慮することは良いことのように
言われているが、その多くはメディアや業者によって利得のために 真実が曲げられており、金儲けのために利用されていることがほとんどらしい。 著者の言っていることが本当なら、私たちは環境問題の名の下に不当な不利益を 被ってきたことになる。 「無理が通れば道理が引っ込む」ということを報道によって実践しているマスコミ。 私たちはもっと疑いの目を持って、自ら調べていく姿勢が必要だと感じた。 ただ、「たまにはスピード違反も可能な法律にしてもいいじゃないか」という 例は、例え話にしても、毎年多くの方が交通事故で亡くなっていることを 考えると、あまり気分の良いものではなかった。 しかし、「北極の氷が解けると海面が上昇する」は、メディアが本気で こんなことを言ったのかと、笑ってしまった。 (トマトなげまくり/2007-05-17) 今まで環境問題にかかわらず疑ってものを見ようともしてこなかった自分を発見したような気がして、考えさせられた。
これまでテレビや新聞等メディア情報を鵜呑みにし踊らされていた部分も少なからずあったと思う。 過激で議論を呼ぶ内容だが、その真偽は別にして少なくとも環境問題を多角的に捉える一助になると感じた。 (Air/2008-01-15)
「環境に良いから」という錦の御旗に対する問題提起 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昨今錦の御旗となっている「環境に良い」という種々の事象に対して
問題提起をした一書です。素人には定量的な真偽の程は判りかね る部分もありますが、一歩引いた目で本当に環境に良いのか、また 背後にある利権構造が何かを考察するきっかけになりました。商品 の過剰包装のつけをスーパーのレジ袋がスケープゴートとして背負 わされているという指摘は成程と思いました。 (according to the conservative/2007-08-01)
何が嘘かは自分で判断すべし |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
例え話や、数字の捉え方が極端かなとも思えるが、
環境問題を取り巻く一方通行な情報とは違った、 別の視点を与えてくれて面白い。 元々の日本は高度な循環型社会であったものが、 官製リサイクルという錦の御旗の元に崩壊し、 税金が投入されることで利権が生まれた話や、 マスコミによって作り上げられた悪の虚像など。 まぁアレだ、金になるからクジラを守る、みたいな。 人は理想ではなく、金によって動機付けられ、 一度手にした利権は手放さなくなるんだよね。 環境問題も、また然り。 (ナカヤンJP/2007-06-11)
別の視点を提供してくれたということに意義がある ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本書によると、ペットボトルが出回り始めたとき、環境問題を手がける市民グループは「ゴミが増える」「資源のムダづかいにつながる」として大反対したそうだ。ペットボトルを売りたい飲料メーカーは窮地に追い込まれた。そのとき救世主が現れた。“あの”朝日新聞である。ペットボトルをリサイクルすればいいじゃないか、と呼びかけたのだ。
118件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。地球温暖化によって、日本の沿岸部は水没するとよく聞くが、本書によると「北極の氷が全部溶けても、海水面は上昇しない」そうだ。理科で習ったアルキメデスの定理を思い出せば、確かにそうなのだ。コップに入れた氷が溶けても、コップの水は溢れない。それと同じだ。そんな科学の基本を無視した未来予測を広めて、日本国民を恐怖のどん底に陥れたのは誰なのか。またしても“あの”朝日新聞なのだった。 このように、環境問題の常識とされている事柄(ペットボトルのリサイクル、ダイオキシンは猛毒、地球温暖化で北極・南極の氷が溶けて海水面が上昇する)などを、先入観を捨てて科学的な視点から再検証し、そこにひそんだウソを暴いていくという内容で、大変興味深かった。 この本から教えられることは、物事を一面ではなくいろんな方向から客観的に見ること、そして情報公開の大切さである。 (飛田カオル/2007-06-16) [16件以降をamazonで見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.0 はてブコレクション数: |
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環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks)
ASIN:4862481825洋泉社(2007-09-12) 武田邦彦 売上順位:2889 ¥ 1,000(中古:¥ 348) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
論点の整理 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本書の論点を整理して見ました。ご参考にどうぞ。
1 過去の環境問題 ・1940年〜1970年半ばまでは、気温が低下し続け、寒冷化が問題とされていた。 この期間、二酸化炭素は増え続けている。なぜ、二酸化炭素が増えているのに寒冷化が 進んだのかは、明らかでない。 ・1980年代〜1990年代は「オゾン層の破壊」が問題とされていた。 今は、温度が低くなるとオゾン層が減るという説が有力になり、「オゾンホール」の 報道はすっかり影を潜めた。 =>過去の環境問題は誤りだった。 2.現在・将来の環境問題 IPCC=地球温暖化に関する政府間パネルによると ・1906年〜2005年で地球の気温は0.74度上昇した。 今後100年で2.8度の上昇を予想。(平均シナリオ) ・1961年〜2003年まで約40年で海面水位は7センチ上昇した。 今後30年では約11センチの上昇を予想。 =>過剰な悲観論は不要。 3.報道の問題 ・メディアは誇張的姿勢が強すぎる。 ・権威ある報道機関が、100年間で気温は6.4度上昇し、30年間で海面水位が 59センチ上昇という、極端なシナリオに基づくものを予想値として報道している。 ・南極の氷が解ける映像は南極の一部を撮ったにすぎない。 ・道路やスーパー、小学校が水浸しになる環境問題PRのCMがあったが、全く根拠がない。 ・ツバルの水没、ハリケーン・カトリーナは、地球温暖化との関連性は立証されていない =>メディアの偏った報道が環境問題への誤解を生んでいる。 4.リサイクルの問題 ・ペットボトルを焼却することは何の問題もない。 ペットボトルのリサイクルはかえってエネルギーを無駄に使っているだけ。 ・ゴミは焼却する方が良い。 ダイオキシンの毒性は今まで考えられていたより低く、危険なほどにはでない。 =>現在のリサイクルは、問題の解決の方向とは逆に向かっている。 本著は、環境問題への疑問提示が、うまく論理展開されていないため、一読して怪しい印象 を受ける。 重要な指摘事項は極めて多いが、残念ながら傑作とはなっていない。 著者の次作を大いに期待したい。 (至高の豚/2007-12-14)
マスコミの情報に流されやすい日本人に警鐘を鳴らす ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第1章第1節から衝撃だ。
温室効果ガス排出量削減のための京都議定書は、EUが使ったトリックにより、基準年を1990年とすることでドイツとイギリスは1997年の会議の時点ですでに目標を達成済みで何の障害もなく批准、アメリカはそのことに加えて発展途上国が対象外という議定書の不公平を見抜いて批准せず、日本だけが1997年比で19%という達成不可能な約束をしてしまうという言わば不平等条約であったこと。そしてそれをまったく説明してこなかった政治家とマスコミ。 ロシアが批准したことで議定書が発行したことをマスコミはこぞって歓迎したが、全く喜ぶべきことではなかったのだ。 危機が叫ばれている地球温暖化の問題自体も、じつは環境問題ではなく作られた政治的問題なのではないかということ、ペットボトルのリサイクルは石油から作ったペットボトルをたったの1回余計に使いたいがために、石油から作るときの何倍ものエネルギー(要は石油)を使って再びペットボトルにして貴重な石油を浪費してしまっている、など我々の頭の中の常識・思い込みを気持ち良くぶち壊してくれる。 物事の本質を見抜くことができずに杜撰な政策を推し進める日本政府の分析能力のなさにも大きな失望感を感じさせられた。 (本格派/2007-11-22)
環境対策も利権撲滅も大事 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
私は科学者ではないので、
巷でよく云われる環境問題のデータと 著者が掲げるデータのどちらが正しいのか 残念ながら確認する術を持たない。 しかし公的な研究資金を、エコ推進派に すべてつぎ込んでしまうのではなく、 推進派に8割、反対派に2割出し バランスをとっていけばよいのではないか、 という対談での意見は利権撲滅などに 非常に効果があるように感じた。 環境対策はもちろん大事である。 しかしそれを隠れ蓑に反対意見を封殺し 利権をむさぼる勢力があることだけは確かであろうから。 (アジアの息吹/2007-11-06)
評価すべきは勇気 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
他のレビューや反論を見て、それを含めた感想です。
何よりも評価すべきは勇気です。 環境問題、環境問題と聞かされ続けてきた我々は、何が「環境」で、どういった過程が「問題」なのかを、いつの間にか「環境問題」「地球温暖化」という単語によって科学的根拠や論理を二の次に、思考停止(脳死)していたように思います。洗脳と言ってもいいかもしれません 本著に記載された論理的事実もさることながら、評価すべきは、一度「思考停止」してしまった環境問題から、再び「考える」機会を与えてくれたこと。 そして何よりも、その機会を提供するために、国家・報道レベル、大衆の常識という「反論」を恐れず、調査結果と持論を展開したことです。 重箱の隅をつつく様なレビューや心ない反論も少数ながらありますが、匿名だから出来るのではないでしょうか。 議論が起これば「リサイクル率などの数値・情報の真偽」が議題になっていますが、武田教授の言いたい事、それは情報がまず先に民に下りてくる真に日本人たる民主主義と、子孫のために環境を守りたい、その一心だと感じます。 未来のために、そのための議論をしましょう!! (太郎!太郎!/2007-11-14)
自信をもってススメられる一冊 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大学でも工学などの理系の学部で環境問題のウソを教える授業が多くなっています。環境学科などもいかに非科学的な環境対策をしているかを説明するといった授業が多いと聞きました。こうした大学で習ったことについてより理解を深めさせてくれる本です。
入試の小論文や社会科など教育の中においても環境についてはウソが生徒、児童に刷り込まれています。もちろんメディアや科学知識をもたない教師、塾講師が助長したのは間違いないでしょう。真の環境を考えるならば正しい知識を教えなくてはいけない。 環境問題に矛盾が孕んでいると思っていたがいまいち理解できないという人にオススメです。 (リュータ/2007-11-19) 前著に続く本だが、色々と論争を巻き起こしているようだ。罵り合いでなく、健全な論争となるのなら、ある意味著者の意図は達成されていると言って良いだろう。
重要な点は、誰と誰のどちらが正しいとか、賛成・反対とか、どこのデータや説明が不足とか言う点ではないだろう。それは二の次である。「唯一の正しい事実」を誰も示していないからだ。例えば、著者が良く引き合いに出すペットボトルリサイクルについて言えば、関係者が、ペットボトルリサイクルの資源の使用実態やリサイクルPETの再資源化状況に関して、上手く行っていようがいまいが正直なデータと計算条件を説明すれば済んでしまう話である。もし原理的に破綻しているなら、推し進めるのは無謀だから、早いうちに修正した方が良い。現在は成り立たないのなら、一時中止しても良い。原油価格や人件費、流通量、技術、回収システムなど、条件次第ならそれを示せば良い。もちろん、上手く行っているのなら堂々とそれを示せば良い。 温暖化に関しては「気候変動やその結果起こることについては現在はまだ良く分かっていない」というところだろう。このこととは別に、倫理的な意味でも資源やエネルギーの節約は重要である。企業等は、組織体の維持や飯を食う心配が目の前にあるが、それに束縛されない国・公共機関・研究者は、「本当に資源・エネルギーの総量を減らしつつ、こころの豊かさを達成する社会の設計」という研究・検討テーマに、そろそろ心から没頭すべきと思えるのだが。また、経済活動やグローバリズムに捉われ過ぎずにしかも食って行く、という意味では、もっともっと農漁業が振興されてしかるべきと思う。 本当のところ日本においては、50〜100年スパンの温暖化よりも、20〜40年スパンの一部資源の枯渇よりも、政治や経済や学問や産業技術が空洞化してガクッと来ることの方が、私には実感として怖いと思うのだが。 (環境太郎/2008-01-07) まさかとは思いました。が、もはや環境問題だけではないでしょう。
全てに通じる、人の上に立つ立場の人間の精神の問題。 景気低迷の中、こんな偽装も「消費が美徳」とされる世の末の姿でしょうか? 本当に国も世界も、一部の過剰な私利私欲のために、 その他大勢の弱者を消費奴隷の如く扱うような 心無い世の中になっていく様に思えてならない。 (↓本の内容とはずれますが、世相を考えさせられます) 企業の販売促進のための洗脳的な宣伝や偽装、 メディアの情報操作、年金問題、新興宗教、ホワイ○バンド?など。 景気の長期低迷やサブプライムは世界を不況に陥れて何か欺こうとでもしているのか? 世界のピラミッドの頂点に君臨する大本は一体何なのか? ・・・もはや作為を疑えば切りが無い状況。 そんな疑いを常に持ち続けなければ搾取されるだけなんて、 もう国は守ってはくれませんね。 本当の意味で大勢の人を目覚めさせ、教訓となる本ではないでしょうか。 世界規模でこんな事になっていると知ったら、 若い人は国や政治に対してどう希望を持てというのか。。 この本を発表した著者の勇気、すばらしいです!! (katu/2008-01-22)
自分の愚かさに気がついた ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ガソリンに変わる燃料としてバイオエタノールをどんどん作ればいいじゃないかと思っていたが
現在ではまだ食べ物で生産してる状況(研究はされてて将来的には変わるかもしれないが) 世界で食べ物が満足に取れない人々への影響を忘れてました そして、深くも考えずにリサイクルと言っていた自分が恥ずかしい 京都議定書=日本のM性を表してるような気がする 知ることの1冊としてはいいと思います (竹坊(百合に目覚めてしまった人/2007-11-14)
メディア・バイアス |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前作に続いて、今作も武田先生の説に賛成である。
どこかで利権が絡んでるとしか、言いようがない点が多すぎます。 特に、レジ袋の有料化、マイバック持参の促進に対して言える。 「環境」という言葉に踊らされ、逆に石油消費量が増加の一途を辿りそうである。 また、レジ袋の削減・有料化により、マイバックの使用者が大幅に増加したとする、 そうなったら、かなりの石油消費量になるであろう。 それよりも、最近の風潮である、スーパーの24時間営業などの方が、 電気の浪費など、環境面での配慮に欠けると言えるのではないか? ここに利権が絡んでるのではと、疑いたくなる。 なぜ、ディテールをメディアは問わないのか? また、京都議定書による削減目標に到達するために、 日本は排出権取引で他国から、排出権を購入も視野に入れているが、 一国の経済力に物を言わせてお金で解決するという、 単に削減目標さえクリアすれば良いというのは、 世界的側面から「環境」を考えた場合に間違いであろう。 他国に数兆円を支払い、一時を逃れても、 発展途上国の経済成長の際に生じる排出量を考えれば、意味のないことであろう。 他国から購入するよりも、中長期的な視点で考えた場合には、 その数兆円を途上国のインフラ整備費に使用した方が、良いのではないか? と、倫理観を問いたい。 (STZX/2007-09-16)
メディア・リテラシーの本 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1冊目に引き続き購入。1冊目と重複部分が多いのが気になりますが、しかたないか。2冊を通して読んでみて感じることは、この本は、環境問題の書籍ではなく、メディア・リテラシーを学ぶための本として読むのが正しいのではないでしょうか。環境問題は、各メディアのレベルと意識を測るのに最適な話題ということです。
(iima/2007-09-27)
山本弘はこの本に対してどのように反論できるというのか(笑) ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
と学会の山本弘さんも大分もうろくしてきたようです。
前著をトンデモ本だとしてミランカで武田先生と討論していましたが、 見事に撃破されていました。 前回に懲りずに今回の本でもまた論争をふっかけて、 撃退されている姿を拝謁したいものです。 京都議定書は日本だけが著しく不利な条約だというのは、 各種公的数値を見ても明らかです。 イギリスとドイツは1990年の二酸化炭素排出量を基準とすることで 既にマイナス8%以上の目標を自動的に達成していたというのは常識です。 つまり、バカな日本はその経済的成長を抑制される足かせとして 喜んで京都議定書を批准したのであり、老練なEUの国際交渉の罠に はまったわけです。 こうした経緯を、信頼できるデータつきで明らかにしている本書は 多くの日本人に読まれる必要があるでしょう。 また、議論が沸騰しているリサイクルの是非についても わかりやすく書かれています。 「週刊ダイヤモンド」もその特集「リサイクルの罠」で明らかにしてくれましたが、 海外へのゴミ輸出を肯定する安井至氏のような「海外リサイクル」派の主張がおかしいことは もっと糾弾されるべきだと考えます。 生ゴミだけではカロリーが不足するために燃えず 重油をかけて燃やしている現実を知り、 そろそろ意味のないリサイクルを止めるきっかけになってくれれば と思います。 (DDT/2007-09-15) 前著に引き続いて読ませていただきました。
今回は京都議定書も採り上げており、前著以上に興味深く読ませていただきました。京都議定書については以前からかなり疑問視しておりましたので大変参考になりました。 環境問題がなぜ正しく伝わらないのかということで第4章にまとめてくれています。政治家、専門家、メディアの問題点を述べておられますがこれは環境問題だけに限った話ではありませんね。政治・メディアの世界全般にわたるお話であると思いました。 政治・メディアの問題が大きいため仮に全国民が環境問題のウソを理解していたとしても日本は何も変わらない可能性も高いと予想します。環境問題としては武田氏の本が出ておりますがあらゆる分野でこのような問題提起の出版がなされることを望みます。 信憑性や論理展開など批判はあるでしょうが、前著に引き続いて世間に問題提起をしてくれているということで星5つとさせていただきました。 (読書好き/2008-01-11)
クールビズ? レジ袋の廃止? それは本当に環境のためか ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「たかじんのそこまで言って委員会」で取り上げられて、ベストセラーになった前著の続編。前著でも触れられていた地球温暖化について、京都議定書に仕掛けられたトリックを明かしながら、それが本当は環境問題ではなく政治問題であることを明らかにしていく。
さらに、リサイクルをはじめとする様々な環境政策にメスを入れ、それが本当は環境のためではなく、様々な利権のために利用されていることに言及してゆく。 こと環境問題に関しては、人々の危機感をあおり、不安を駆り立て、よいことをしたいという良心につけこんで、疑問や反論を許さない風潮がある。しかし、私も身近に経験したことだが、地元自治体のゴミの回収に、指定のゴミ袋を使わなければならなくなったときには、「レジ袋をゴミ袋に使ったって、一緒じゃないの? むしろ、専用ゴミ袋の方がもったいないし」と思ったものだ。さらにプラスチックの分別が始まると、毎日のようになにがしかのゴミの回収日があり、これはちょっとヘンじゃないかと思ったりもした。 この本では、そういう普通の人が抱く「本当に環境のためになってるの?」という素朴な疑問が、実は意外に的を射ていることを教えてくれ、前著に引き続き、目から鱗の面白さがある。 では実際に、私たちには何ができるのか。環境問題で問われるのは、常にそのような個人の努力だ。しかし武田氏は、環境省が政策としてなすべきことを何もできないから、個人の努力におしつけているだけ、と看破する。それでもなお、「じゃあ私たちには何ができるの」と自分自身に問いかけることは、大切なことだろうと思う。環境が政治や利権に利用されている現状を打破して、本当に環境のためになることが行われるためには…。 (飛田カオル/2007-09-17) 科学的なことについては全くのド素人の私でも十分に理解できるほど、非常にわかりやすく丁寧に専門的な説明をされている。
議論が稚拙との評価もあるが、紙数との関係ゆえの簡略化もあるのでは。 問題提起は日本人必読だと思う。 読み手を専門家だけでなく、一般の人々も想定してくれているのだろう。 そこに学者の独りよがりではなく、「多くの人が知るべき事実」をより多くの人に提示する真摯な姿勢がうかがえる。 環境問題を語るときに、傍らに必要な一冊だ。 従来的な環境論に固執し、頭が固く、自分の意見を変えることができない人間たちにとってはこの本は「不都合な真実」だ。 とくにまだ染まっていない小中高生に読んでほしい。 自分の頭で判断することの大切さを痛感した。 (モジョ/2007-11-03) 恐らく...この本を批判している人は,この人と論戦しても勝てないだろうなと思います.この本は,前著に対する反論・批判に応える形で書かれているのでしょうが,“感情論”に終始した話ではなく,むしろ限りなく冷静に書かれている印象です.
47件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。ただ,評価は星5つ付けましたが,この方はまだ出し渋っているような気がします.その意味では“満腹感”はありません. 前著に納得いかない方は,コレを読んでみるといいと思います. それでも納得いかない方は,納得いくまで直接著者に論戦を挑むといいでしょう. もっとも,(ある意味)平行線のままのような気がしますが. (しがない写真家/2008-01-20) [16件以降をamazonで見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数: |
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暴走する「地球温暖化」論―洗脳・煽動・歪曲の数々
ASIN:4163698906文藝春秋(2007-12-12) 武田 邦彦 売上順位:64555 ¥ 1,600(中古:¥ 730) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
行き過ぎた環境問題を引き戻せ、ということですかね。 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本での環境問題のあり方を問う良書。著者らは、別の専門分野を持ちながら環境に関心を持った人達だが、それ故に「シンドローム」にかからずに冷静に分析できるのだろう。日本の行政や企業が、当事者の善意は兎も角、国益をしっかり踏まえた国家戦略、国際環境条約に秘められた他国の意図への洞察、科学的な考察を欠いたまま、余りにも性急に動いてしまう現状の危なさが説かれている。
例えばアル・ゴア氏の「不都合な真実」に書かれている主張、京都議定書の各国の意図や戦略に関する武田氏の記述は、同氏の意見ではなく単なる事実の整理に過ぎないが、同氏よりもはるかに「当事者」であるはずの政治家、官公庁、マスコミ、そしてこれらをかついで来た人々が、本当に何も知らなかったのだろうかと思うと、暗澹とした気持ちにさせられる。薬師院氏や渡辺氏の指摘する「全球温度の測定精度」の話も、素朴に考えれば当たり前の疑問だ。 確かに汚かった40年前の公害時代とは違い、地球規模で、感覚には希薄で、複雑系でトレードオフがあり、しかも時間スケールも長い環境問題を扱おうとするとき、環境分野自体がたかだか40年の若い学問であることに加え、人類はまだそれを十分に扱えるだけの手腕を持っていないようにも思える。 環境問題の殆どは、詰まるところ、省エネ・省資源と、適度に(極端は必ず、何かを犠牲にする)毒物を管理することに尽きるのではないか。それと同時に、右肩上がりを絶対善とする現在の仕組みに変わる、“足るを知る”新しい経済の仕組みを発明することが必要だろう。自虐的にならず、日本がトップランナーの省エネ・省資源の技術を、そしてこれだけの工業生産力を持ちながらも十分にきれいになった日本の空気や水を、もっと誇りにして良いだろう。日本が真の意味で、世界の環境のイニシアティブを取れる可能性をこの本は示唆している。 (環境太郎/2007-12-20)
冷ますのは頭-あくまで議論の土台として- ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
私は、二酸化炭素による地球温暖化は非常に怪しいと考えています。
しかし、そう考える人にも、そう考えない人にも、立論の土台として本書は 踏まえるべきかと。 薬師院仁志氏の『地球温暖化論への挑戦』は、データの検証過程が、ちと辛い。 ビョルン・ロンボルグの『環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実 態』は、分厚すぎるし網羅的すぎて、敷居が高い。 そういう場合は、簡便に論点が整理されているのでお奨めです。 対談の中で、一部不穏当な発言が「(笑)」付きで記載されているのは、やや本来 の主張を損ねるものかと思いますが、提示されている立論は非常に重要なものだと 考えています。 追記:引用されている原文を確認のうえで・・・、橋爪大三郎氏は、本当に社会学者 なのか非常に訝しみます。 (kogonil_35/2007-12-16)
環境問題に挑む七人の侍 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
環境問題に挑む七人の侍をご紹介しよう。
薬師院 |


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