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考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
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ASIN:4478490279
ダイヤモンド社(1999-03)
原著:Barbara Minto翻訳:山崎 康司バーバラ ミント
売上順位:404
¥ 2,940(中古:¥ 2,350)

レビュー総評点:202
原書を読みましょう ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ロジカルシンキングに関する先駆的名著。
巷にあふれる、ロジカルシンキングに関する本はこの本を焼きなおしただけともいえる。
著者は、マッキンゼーでロジカルマフィアと呼ばれる部隊を率いた人。
ロジカルシンキングを語るならば何度も熟読するべきでしょう。
しかし、訳があまりにもひどすぎる。
ということで減点2点。
英語が得意な人は原書を読むことをお勧めします。

(HBS卒業生/2007-01-11)
読み終えるのが苦しい本 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 国内外のコンサルティングファームでも新入社員が本書を読まされるらしいことを考えても、この本の内容は確かであり、ビジネス文書をはじめ、会議で発言を求められたときの自分の発言等にも応用できそうである。たしかにこの本を読んだあとに、テレビなどでコンサルタントや比較的若い世代の政治家などのコメントを聞いていてもこの本に書いてある構造で喋られていることに気づく。本書は「マスターすれば」得るところが大きいのは確かなのであろう。
 しかし、正味のことろ本書を読んでスラスラ書いてあることが頭に入った人は何割くらいいるだろうか。文書の書き方を教えている本にもかかわらず、こんなに分かりにくく書かれた本は少ないのではないだろうか?言いたい事が何なのかがその章の中で掴みづらいのである。
救いなのは、巻末に各章のポイントがまとめて書いてくれていることと、この本の内容は確かなものであるというまわりの評価があることで、それがあるから苦しくても読了できたが、なんど前に戻って読み直したか!本書を読了するのはかなりの忍耐が必要である。同じ内容をずっと分かりやすく伝える書き方、訳し方はきっとあるのではないか。 (ny/2001-04-08)
実践しろ、という挑戦と受け取れ ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この本は、2部構成になっている。
一部は、書く技術について。そもそも、この文章を書きながら、思う事はただ一つ。「この本の良さが伝わりますように!」そう思いながら書いている。ただ、もしもこれが100ページに渡る企画書なら?調査報告書なら?・・・100ページという重みのせいで、そういった基本的な気持ちを忘れてはしないだろうか?書き上げる事だけに注力してしまい、読み手が見えていない・・・・
そういった事にならないように、というのが基本的な流れだ。つまり、読み手のために書く、その具体的技術について説明している。
二部は、コンサルティングスキルのひとつである「ロジカル・シンキング」について扱っている。そもそも、ビジネスで文章を書くとき、人はなにかを伝えるため、理解してもらうために書く。それは、プレゼンテーションを紙上で行っている事と全く変わりない。二部では、ロジカル・シンキングの考え方を、紙上で表現するための方法を述べているのだが、それはつまり、ロジカル・シンキング自体でもある。
この本の難点といえば、その翻訳の稚拙さだ。例えば、コンサルタントにとっては常識の概念やよく知ってる業務知識も、知らない人は知らない。そんな些細な事で読み手を置いていってはいけない・・・・読み手を思うのなら。
また、構成にも重複や冗長性が多い。「さっき書いてあった事と似ているようで・・・・どこか違うんだろうけど・・・・」そんな思いを何度となくした。
個人的には、それらは挑戦と受けとり、この本をモチーフに40ページほどのレジュメをまとめた。それにより、ほんの内容を実践できただけでなく、自分が1からほかの人に説明できるようになった。
この本の難しさを嘆くのなら、一度腰を据えて、自分の言葉に翻訳してみると良い。その時、きっと書く技術も考える技術も手に入っているはずである。 (Secondopinion/2004-06-21)
不滅の名著 ||||||||||||||||
ハーバード大学ビジネススクールの教科書にもなっている定番です。著者自らもハーバード大学ビジネススクールを卒業後マッキンゼー社で初の女性コンサルタントとして活躍した経験から執筆されたものです。
本書には論理的に考えるにはどうしたらいいか、論理的に書くにはどうしたらいいかがとても明確に示されています。著者は、トップダウン方式で書きボトムアップ方式で考える事を勧めています。すべての情報をグループごとに要約しピラミッド型に展開する事と、ボトムアップの3つの鉄則、すなわち、
1、どのレベルであれメッセージはその下位グループを要約すること
2、各グループ内のメッセージは常に同じ種類のものであること
3、各グループ内のメッセージは常に理論的に順序づけられていること
が重要です。
そして理論的に順序づけるということは、演繹の順序(大前提、小前提、結論)、時間の順序、構造の順序(北から南、等)比較の順序(1番重要なもの、等)の4つの方法しかありません。私はここまで、本書を参考にトップダウン方式でピラミッド型にレビューしました。
考える方法としては、基本的に状況、複雑化、疑問、答えの4つを組み合わせる事が重要です。例えば、状況(会社は生産能力の過剰問題を抱えていると伝えた)、複雑化(我々は競合相手が撤退するのでこの問題は長期化しないと考えた)、疑問(何を発見した?)という具合です。この点、樋口裕一著の「ホンモノの思考力」で提示されている、定義(そもそもーとは)、現象(今、問題になっているのは)、結果(このままでいくと)が類似していますが、そこで提唱されている3WHAT3W1Hよりずっと簡潔です。
本書は、ビジネススクールの学生ならずとも、考える事を磨いてくれる名著です。同時に原作を読むこともお勧めです。 (satotsuji/2005-06-15)
文章読本や文章の書き方を指南したハウツー本は数多くありますが、本書の様に読んで非常にタメになったと思える本はなかなかありません。本書では最初から最後まで、文章の読み手がどう読み、考え、感じるかを前提にして、どう書けば読み手に分かりやすい文章になるか説明しています。そして、ためしにここで勧められているような書き方をしてみますと、確かにわかりやすい文章が書けることがわかります。文章の巧拙というよりは、読者がわかりやすく感じられるかどうか、という点に関して本書はとても有効な解決策を提示してくれています。本書が旧版を含めこれだけ長い間、支持され読み継がれてきたのはわかりやすい文章を作成する本質を突いているからだと思います。是非、一度ためしに読んで見てくだ!い。きっと貴方の悩みを解決してくれることでしょう。 (/2003-04-12)
ビジネスマンを対象として、平明にして論理的なビジネス文章の書き方を解説する一冊。書くというテーマを通じて、考える本質にまで踏み込んでいる、「ロジカル・シンキング」や「ライティング」部門の古典的名著である。

本書は、もともと経営コンサルタントを対象として書かれたものであり、読むにはそれなりの知的耐久力が要求される。しかし、本書に従い、まず考え、そのあとに書くという作業を続けていくうちに、文書作成能力の向上を実感できるだろう。 (石坂 哲/2008-08-27)
本書は、良書であるが、翻訳が読み難い。 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本書は、文書推敲に役立つが、翻訳が読みにくく、星4つとした。
本書は、文章の章立て方法を明確に示しており、推敲に役立つ。本書は、文章策定の意義や章立ての下部構造の展開方法を解説している。さらに、完成した文章を深い体系へと嵩上げする推敲方法も紹介している。
 本書は、原典の雰囲気を残しているため、翻訳が読み難い。本書の第1章の文頭を見ると、

”仕事をしていくうえで最も面倒だと感じることのひとつに、ものを書くという作業があります。”

とある。原典は、There is構文だと推測される。原典の雰囲気を残すという観点からは、非常に良い翻訳である。しかし日本語の観点からは、主語が無いため、読みにくい。私は、

”文書の作成は、仕事上、最も面倒と感じる作業の一つです。”

と直した方が読みやすいと感じる。
 私は、後正武の「経営参謀の発想法」を推薦する。この本は、「考える技術・書く技術」の内容を踏まえている。網羅性は無いが、重要なセンテンスを半分以上捉えている。文章は、著者の日本語で書かれており、読みやすい。 (木山京介/2006-01-01)
難しい本です ||||||||||||||||||||||
大学の教授に勧められて読んでみましたが、かなり難しかったです。別に読むのが苦痛ということではないのです。実際に実行するのが難しいのです。この本はただ読むだけでは力はつきません。本書の隣にレポート用紙かワープロを置いて、読み進めるとともに自分でとにかく書いてみるという作業を繰り返さないと、この本で書かれていることを自分のモノにすることは出来ないのではないでしょうか? (実用太郎/2007-06-23)
予習が必要かも。 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本書は何度もかみしめるように読んでそこに含まれる栄養を自分の
血肉とするまで使いたおす本です。
ドラッカーの書籍が経営の大系を記したことで尊敬を勝ち得たように、
ビジネス分野における問題解決法と論理的なコミュニケーション法の
大系を記したことがこの本の偉大さです。
しかし、考える技術(問題解決法)を学ぶにせよ、
ロジカルに書く技術を学ぶにせよ、
予備知識なしにこの本を読むと、とっつきにくさを感じるかもしれません。

それは「考える技術・書く技術」が大系を余さず記した本であるがゆえです。
本書のとっつきにくさは、英語をはじめて学ぶ人が何でも載っている
分厚い英文法辞典で勉強するシチュエーションに似ています。
何でも載っているため全てを一度に理解し切れません。
それならば要点だけをかいつまんで理解すればよいかもしれませんが、
予備知識が乏しいほど、どこが重要なのかはわかりづらいでしょう。
最初はもっと分量の少ない平易な文法ワークで、
重要事項に絞ってざっくりと理解するほうが早く上達します。

たとえば、問題解決法なら「問題解決プロフェッショナル」
ロジカルに書く技術なら「論理思考と発想の技術」
解決策を分かりやすくプレゼンするなら「マッキンゼー流プレゼンテーションの技術」
これらをさっと読んで要点をつかんでおくと、
本書をより早くより良く理解できると思います。

個人的には本書の第3部がとくに有益でした。
問題は定義できればその半分は解けていると言われますが、
問題を定義するとはどういうことなのか、
どう定義すればいいのか第3部では詳しい解説がなされています。 (ダイユウ/2006-01-22)
今や、マインドマップも有名になったが、私としてこちらのピラミッドの方が自分に合っている。どれが良いかは、人それぞれだと思う。
上から下に順番に、理論的に考える方法を丁寧に、分かりやすく、教えてくれる本だ。

思考方法を毎日鍛えることは仕事だけでなく、人生の中で最も重要だと思う。すべての人が、自分に合った思考方法を絶対にものにすべきだ。 (/)
全てを気合入れて読まなければ何の事か理解する事が難しいでしょう。
書いてある事は”なるほど。。”と思うことばかりですが、実際、実践でこのテクニックを使うにはかなり馴れが必要と思われる。
しかし、一読(しかも、気合を入れて)しておく価値はあり。
社会人であれば全ての職種に通じる共通的な話題だと思います。
(本来は、このような内容は義務教育中に習っておくべきでは。。) (k-z/2003-02-21)
この本を買ったのはもう3年以上前になる。読んだ当初は、「なるほど、このように考えていけば、このように書いていけばわかりやすい」と思ったが、実際は本の内容の1割も実践できていない。ある程度論理的思考が身について初めて役に立つ一冊かもしれません。 (新谷/2003-01-11)
既に古典的な名著なので、
いまさら書評を書くのも・・・と言う気もしますが。
同書を手に取る方も多いと思うので、
書評というより推薦文という形式で書き記したいと思います。

【同書の構成】
1.考える
  (1)ロジックの順序に従う
  (2)グループ内の考えを要約する
2.書く
  (1)トップダウン型かボトムアップ型かを選ぶ
  (2)演繹的理由づけか帰納的理由づけか
  (3)ストーリーを組み立てる
3.問題解決する
  (1)問題を定義する
  (2)問題分析を構造化する
4.表現する
  (1)ピラミッド原則で構成する
  (2)ピラミッド原則で表現する

文章の書き方を、「翻訳本」で学ぶことに疑問を感じる人も多いでしょうが、
純粋な意味での「書き方」ではなく、「論理的思考法」といった理論を中心としています。
したがって、そういった心配は少なかろうと思います。
逆に、知識として頭に入っても、実際には出来ないという問題が出てくると思いますが、
これは、同書を常に手元に置いて、参考にしていけば改善されると思われます。
常に手元に置くべき本であると同時に、
論理思考を組織内に浸透させる目的で、組織ぐるみで学んで欲しい一冊です。

次に読むと良いと思われる、相乗効果(共鳴)がある本を紹介します。
同書を読まれた方は、以下の書を読んで欲しい。
また、以下の書を読まれたことのある方は、是非、同書を読んで深めて欲しい。
・考える技術・書く技術      板坂元  講談社現代新書
・知的生産の技術         梅棹忠夫 岩波新書
・レポート・論文の書き方入門  河野哲也 慶應義塾大学出版会
(手帳の達人/2006-07-20)
スルメのような本です ||||||||||||||||||
 この本は、噛めば噛むほど味の出るスルメのような本です。
 良いレポート(報告書)を書く秘訣はたった2つだとさらっと書いてあります。これだけでも目から鱗が落ちたようでした。
1.読み手が何に疑問を感じるかを考え同じ土俵にたたせる事
 →答えを用意していない疑問を持たせない
2.考えの並べ方が、読み手の理解プロセスとかみ合うこと
 →理解プロセスには4つしかない(演繹・時間順・構造順・優先順)
 問題定義のフレームワークがまた素晴らしい。「7つの標準的な疑問」を示し、簡単ですが具体例まで書いてあります。文章が簡単なのでついわかったつもりになって読み飛ばしてしまいそうですが、良く考えると確かに通常のビジネス文書でこの7つに合わないものはほとんどないことに気が付きます。
 最初読むと「ピラミッド原則」にばかり目が行きますが、読み返すと徐々に著者のメッセージが浮かび上がってきます。これが必読書と言われている理由だと思います。学生さんから経営者まで全ての層の方にお奨めします。 (hat/2003-01-31)
上級者向けの本 ||||||||||||||||||||||||
私の様な初心者にとって、本書は非常に読み応えがありました。物事を考える上で重要なポイントが、極基本的な事から発展的な事まで系統立てて説明されています。ビジネスの企画書を中心に、多数の具体例が本書で取上げられています。この本の難点は、他の翻訳書同様、日本語が多少分かり難い事です。しかし、本書と格闘する価値は十分にあると思います。本書のポイントを根気よく実践すれば、より明快に物事を考えられる様になると思います。思考が明確になれば、ビジネス文書を書く能力も自ずと向上するでしょう。 (/2000-11-15)
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考える技術・書く技術 ワークブック〈上〉
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ASIN:4478733198
ダイヤモンド社(2006-01)
原著:Barbara Minto翻訳:山崎 康司バーバラ ミント
売上順位:5194
¥ 1,680

レビュー総評点:-49
 新人であれば、コミュニケーションに時間が掛かっても許されるが、忙しい中堅社員では許されない。早く、確実にコミュニケーションする必要がある。
 上司や顧客とのコミュニケーションが早く確実になれば、他の作業に時間が使え生産性も
向上出来る。

 本書の様なワークブックでコミュニケーションの質を高めステップアップを図りたいものだ。

 一つ残念なのは、ページを開きにくい製本になってしまっている事だ。ワークブック形式なのに、書き込みづらい。 (doctor_d/2006-07-30)
このシリーズは読むべき ||||||||||||||||||||||||||||
以前に発刊された「考える技術・書く技術」は何度も読みました。
考え方のフレームワークはすばらしいと思います。
この考え方をもっと実践に活かすために、この本を使うことをお勧めします。自分の考え方が論理的になっていることが実感できます。
どんな職業、どんな立場の人が読んでも、絶対に役に立つと思います。

ただし、いきなり、この本を読んでも、ちょっと難しい。
前の本を読む必要あり。 (ookawaku/2006-03-28)
このシリーズは愛読しています。ワークブック形式で理論を実際にトレーニングして自らのものにしているという実感が生まれてきます。特に、ピラミッド形で思考を体系的にとらえながら、書くことにより表現するというのは理にかなったやり方だと思います。とかく、個性やセンスで片付けられがちな課題ですが、だれもがあるレベルまで着実にスキルアップできるとの確信が生じてくると思います。おすすめします! (ドクター・マッキー/2006-01-29)
論理的思考の実践編 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
以前、社会人になりたての頃、「考える技術・書く技術」を読んで、
ビジネスにおける論理的思考の重要性を認識しました。

数年が経った今、本ワークブックが出版されたことを知り、
基本に立ち返る意味でも、本ワークブックに取り組み、
論理的思考の実践に磨きを掛けたいと思います。 (hiki/2006-01-16)
4件のレビューを表示しています。
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w:14 h:21 142page
考える技術・書く技術 ワークブック〈下〉
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ASIN:4478733201
ダイヤモンド社(2006-01)
原著:Barbara Minto翻訳:山崎 康司バーバラ ミント
売上順位:6541
¥ 1,680(中古:¥ 1,200)

レビュー総評点:20
書く力の自主トレ完結版! ||||||||||||||||||||||||
このシリーズは愛読しています。ワークブック形式で理論を実際にトレーニングして自らのものにしているという実感が生まれてきます。特に、ピラミッド形で思考を体系的にとらえながら、書くことにより表現するというのは理にかなったやり方だと思います。下巻では、完成度の高まっていく様子が手に取るようにわかります。とかく、個性やセンスで片付けられがちな課題ですが、だれもがあるレベルまで着実にスキルアップできるとの確信が生じてくると思います。おすすめします! (ドクター・マッキー/2006-01-29)
1件のレビューを表示しています。
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ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)
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ASIN:4492531122
東洋経済新報社(2001-04)
照屋 華子
売上順位:559
¥ 2,310(中古:¥ 1,000)

レビュー総評点:181
研修テキスト向き ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ロジカルシンキングの独習教材には不向き。理由は3つ。第一に部分的な手法の説明に終始し、全体像がつかめない。第二に、どのようにすればそれができるようになるのか具体的説明が乏しく結局わからない。第三に問題に回答がついていないので、独習に不向き。従って個人的にロジカルシンキングを学習する場合には欲求不満が残る。但し、講師が指導する場合のテキストとしては、これらの欠点を補足できるので逆に好適。 (3q/2004-07-18)
理論よりも現場での実践を重視 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
マッキンゼーのコミュニケーション・スペシャリストによる論理構成の指南書。
ただ、論理構成そのものの解説というよりも、コミュニケーションを効果的にするための手段として論理構成をどのように用いるべきかという点に主眼がおかれているように思います。
それゆえ、非常に実践的な内容になっていると感じました。

まず、コミュニケーションの目的はメッセージを相手に伝えることという内容から始まります。
そのためには、話の重複・漏れ・ずれを無くすことが不可欠であるという主張へと展開し、

・MECE:話の重複・漏れ・ずれを防ぐ
・So What?/Why So?:話の飛びを防ぐ

という論理構成の横(MECE)と縦(So What?/Why So?)の説明およびその実践へと移ります。

各章のポイントには、日常的なコミュニケーションの中で散見される拙い論理構成の例を示し、どのように改善すべきかを訓練する練習問題が散りばめられています。
この点からも、本書は実践的な内容になっているものといえると思います。

本書の欠点は、例えばMECEやSo What?/Why So?もそうですが、いわゆる「コンサル用語」を多用しすぎているところにあります。これらの用語に対する説明が不完全なままに本題へと突入しているために本書全体の構成にやや論理の「飛び」が感じられます。

それを除けば、コミュニケーション上の論理構成の良い問題集と言えるでしょう。 (雷電/2007-01-01)
どっちかって言うと「世界最強」はこっち |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
同じマッキンゼー関連のビジネス書としては「マッキンゼー式 世界最強の仕事術」よりは明らかに役に立ちます。 どっちか迷ったらこちらを買うべし。 (読み物としては世界最強~も面白いんですけどね)
速攻効き目あり、って感じでオススメです。 会社で「MECE」を流行らせよう。
ただ、惜しむらくは、
・この本自体がMECEでない。内容の重複、余事多し。MECEにまとめれば半分以下の厚さで済むと思うのですが…。
・章ごとの例題に解答例がほしい。こういう本って、みんな通勤電車の中で読んでると思うんですけど、例題を考えるためにペンを取り出して階層図書いてなんてできないですよ満員電車の中で。 (iruka/2001-06-11)
ロジカルシンキングの入門書の定番だと思います。これまでに私は5冊以上ロジカル本を購入し、また何冊か斜め読みをしましたが、その中では本書が最も内容のバランスが良いと思います。因みにもう少し詳しい説明が欲しい方には古典的名著であるバーバラ・ミント氏の「考える技術・書く技術」がお勧めです。

【こんな人におススメ】
●就職活動生・新社会人
●ロジカルシンキング本が多すぎて何を読めば良いのか分からない人
●「考える技術・書く技術」を読もうとして途中で挫折してしまった人 (村岡公一/2007-09-30)
世界的な経営コンサルティング会社のマッキンゼー社のロジック・マフィア(ロジックチェック等をする専門家)の書いた本。バーバラ・ミント氏の本をよりわかりやすく実践的にした本と言える。本の中にでてくるチャート(図)とメッセージは実際マッキンゼー社のスタイルであり、参考になる。
注意点とすれば、この類のどの本にも言えることだが、実際にトレーニングしないと身につかない。マッキンゼー社に入社して、マスターするまでは徹夜続きで半年ー1年かかるものでないだろうか。私自身もコンサルティング・ファーム出身で、自分でマスターした経験や学生等に教えた経験からも、「できる」人からトレーニングされないと難しいだろう。米国では企業研修等でピラミッド・ストラクチャー等を取り入れられており、日本でも一般的に企業研修に取り入れられる日は近いのではないだろうか。 (mkoba/2002-01-05)
人とのコミュニケーションは元来難しいものです。
コミュニケーションの目的が、相手に何かを伝えて、相手を動かすことである以上、コミュニケーションでは意見が異なる相手の存在が前提になっています。
いくら自分が正しいと思っていても、相手にそれを伝えられなければ意味がありません。特にビジネスにおいては、一人で完結する仕事というものはありえず、お客様やチームのメンバーなどいろいろな人と接する必要があります。そうした中で、自分が正しいと思ったことを実行するためには、コミュニケーションは欠かせません。

では、どのようにして相手に自分の意見を伝えて、望みうる結果を得るのか?そのために必要な技法を解説したものが本書であると思います。
内容自体は入門書的な位置づけであり、「MECE」や「So What?/Why So?」のような、論理思考を解説したビジネス書には必ず書かれている基本的な事柄から丁寧に解説されています。逆に、非常に多くの類書が出回っていますので、そのような本を読んだことがある方でしたら、既に知っていることが多いと感じるかもしれません(少なくとも私にはそう感じました)。もちろん、そのような類書と比べてもわかりやすく書かれていますので、復習として読んだり、同じ内容でも別の視点から新しい洞察を得たりすることができますので、知っている人が読んでも無駄になることはないと思います。

ただ、本書を読んだだけですぐにコミュニケーション能力がつくかというと、そんなことはないと思います。
本書の中でも述べられているとおり、本当に論理的なコミュニケーション能力を身につけるためには、トレーニングや現場での実践を通じて、数多くの経験を踏む必要があると思います。
ただ、闇雲に経験を積んだだけでは、今までと変わらない。能力を伸ばすための基本として、本書に書かれていることを理解し、それを念頭におきながら、経験を積む。そういった使い方をして、初めて本書の価値が出てくると思います。 (the_world/2007-04-03)
漠然と考えていたこと、なんとなくだが知っていたことを体系的に整理できる本です。類書に比べて圧倒的に読みやすく、一気に読み終えました。企画書・プレゼン資料作成の際には、個別に対処するのではなく、一定の共通ルールに従ってできそうです。はたして、上司・顧客がレポートのロジックを理解してくれるか(ロジカルな脳みそを持っているか)?は別ですが・・・。 できれば、思考の過程だけでなく、レポートにまとめる際の技術や完成後のイメージも解説してもらえれば完璧でした。 (あきひろ/2001-05-01)
様々な場面で、自分の考えたことについて
・ 論理的に考えて相手に説明することが苦手と思っている方
  → ご購入されることをお勧めしますよ。
・ 仕事のOJTなど過去の経験から、すでにある程度の表現力をお持ちの方
  → 本に書いてある内容は、普段から自然とやっていますよ、と感じられるのではないかと思います。
私は前者なので、とても勉強になりました。
照屋さん、岡田さんには続編を期待したいところです。でも、問題に対する解答例はつけて欲しいな。 (む。/2002-01-04)
読み手のレベルによって良書か物足りない書かというのが変わります。
論理的思考という技術について基礎ができている人には(値段の割りに)物足りない書、
初学者にとっては良書となりうるものだと思います。
いずれにせよ諸手で褒められる良書ではないと思うが、"どちらかというと"後者にオススメできる。

練習用の例題・問題が幾つも載っていて、それに対するヒントも書かれているのですが、
模範解答がないのが致命的です。
基礎ができている人にとってはこの点の問題はないかもしれませんが、一方で本文説明部分が
それら対象者には無駄な部分となります。
初学者には本文内容は有用ですが、例題・問題は独習に向かない部分と言わざるを得ません。
結局、どんな人を対象にしているにせよ不親切な本だと感じます。

私は著者のセミナーにも参加したことがあります。
結局この手の技術は理解した先の、その後の実用段階の繰り返しの
(訓練とも言うべき)経験によって本当に身につくものです。
それはセミナーで細かいご指摘を頂くことでも実感しましたが、それゆえに、
本書の解答のない例題・問題には問題があると言えます。
独習向けではなく教本向けというのは他のレビュアーも書かれている通りだと思います。
うまい商売してるなー、という雑感。

内容としては良いエッセンスが含まれているので、社会人・・・というよりも大学生くらいの
うちにこういう思考法を理解しておくことはオススメする。
(その際に本書で学ぶかどうかは要検討・・・、ってところ) (かんおおやま/2008-05-01)
相手に理解してもらえる論理を組み立てるには
どうしたらいいのかを学び始めるのに最適の書だと思った。
本書自体が読者によく理解されるように論理的に
組み立てられている。
ただ、本書を読み進むスピードと
論理力をつけるスピードは同じではない。
私の場合は、途中から追いつかなくなって
消化不良気味になってしまった。
この部分は本書の責任でなく、
個人の問題であろう。
もう一つ、リクエストとしては
模範解答のないトレーニング問題があるが、
入門者には、ちょっと厳しい感じもする。 (/2008-04-06)
思っていることがなかなかきちんと伝わらない。自分でもしゃべりながら、何を言いたいのかわからなくなる。そういう経験は誰にでもあるだろう。この本では、論理的に伝えるテクニック(技術)を解説している。

まず始めに準備として、自分が相手に伝える課題を確認することから始まる。課題(テーマ)がずれていては話がかみ合わない。そして相手に期待する反応を考える。最後に答えの中身(メッセージ)を考える。メッセージは結論と、根拠と、方法の3つから構成される。そして、メッセージ(方法)は具体的に。自分がやってみろといわれたときにできるレベルであれば及第点。
論理的に思考を整理する技術は、MECEとSo What?/Why so?の2つのテクニックだ。そうして部品を並べる方法(論理的に構成する技術)として、並列型と解説型の2パターンがある。この4つの技術が使いこなせればロジカルコミュニケーションの土台が作られる。

実際に使いこなすためには、この本を読むだけではなく、日々の地道なトレーニングが欠かせない。野球選手が毎日素振りを欠かさないように、自分もこれらの技術を磨くトレーニングを続けていきたい。 (Tokisato/2008-02-07)
「論理的思考」系の本の中では、内容がわかりやすかったように思います。SoWhat?Whyso?、MECEなどは理解を深めることができました。しかし、問題に対する解答例がなく、自分の考え・思考プロセスが的を得ているのかどうかの判断ができず、消化不足です。その点からすると「論理力を鍛えるトレーニングブック」の方が、達成度みたいなものは感じました。 (mybrand/2006-02-12)
論理力 ||||||||||||||
自分の意見や調査したことをまとめる能力が高くても、それらに1本筋の通った論理を与え、主張できるだけの力を持ったプレゼンテーションができないことが多い。自分も含めて。

その時にこの本はMECEという方法を与えてくれた

1本筋となるように「重複・漏れ・ズレ」をなくすというセルフチェックを心がけるだけで質がぐんと飛躍する

筆者も言うように、これは「習得可能な技術」だ

ぜひ本を読みながら、自分の仕事に当てはめて考えて、本を行きつ戻りつしてみると理解度があがると思う (炎野麻毛太/2001-05-25)
バーバラ・ミントの『考える技術・書く技術』のような類の本と思い、手にとってみたのですが、この手の本にしては異常なほど読みやすい。論旨もうまくまとめられているし、クイズがついていて、論理的思考のトレーニングができるのもいい。読み終えて何となく自己満足する本と違って、本当に実力がつく本です。MBA系のお堅い本はちょっと…という人にもおすすめです。 (さとしぃ/2007-03-31)
訓練が重要 ||||||||||
論理的な思考法を学べる良書。

前半は、概念的なもの。
後半は、実践的なものにまとまっている。

訓練を経るごとに上手くなるという。


就職で面接時の質問に対して的確に答えるために必要だった。

が、これをリアルタイムで行う能力を身に付けるには相当厳しい。スピードが格段に違う。


終盤に書かれていたが、学校では「起承転結」しか論理的なものは習わなかったとある。
教育機関で、なぜ論理的な思考法を指導しないのかは疑問。

論理性は日本人に最も欠けているものだと思う。本書の中でも、日本人に顕著な曖昧さに対して否定的な考えが諸所に見受けられる。 (/)
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問題解決プロフェッショナル「思考と技術」
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ASIN:4478490228
ダイヤモンド社(1997-01)
齋藤 嘉則
売上順位:664
¥ 2,447(中古:¥ 1,100)

レビュー総評点:246
ロジカルシンキングの入門書にして決定版 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ロジカルシンキングに興味があるけど、どう考えるのかよく分からない。
バーバラ・ミントを読んだけれどもさっぱり分からない。
そういう人はまずこの本を読破するのがよい。
網羅的でありながら、コンパクトに、かつ分かりやすく書かれてるからだ。

本の概要を記すと、
第1章でゼロベース(先入観にとらわれず)に、仮説思考することの重要性を説明する。
第2章ではMECE(因数分解)とロジックツリー(因果関係)について解説する。
第3章ではソリューションシステムとして、1、2章の考えを統合する。
第4章は実際の事例を通じてソリューションシステムを実践する。

ソリューションシステム=ロジカルシンキングの具体的手順と考えてよい。
また、いきなりソリューションシステムについていくのは難しいのだが、
1章、2章と順を追って丁寧に解説してくれているため、初学者でも脱落せずに3章に到達できる。
4章は余力があれば読んで損はない。

この本の内容を身につければロジカルシンキングの「基盤」は身につけることはできる。
但し、内容が初歩的なので、この本のみでロジカルシンキングができるようになったと判断するのは危険である。
各章の内容をより深く理解するために、他の関連書籍も読んでおくほうが良い。

関連書籍を順に挙げる。
第1章のゼロベース思考については、「クリティカルシンキング」上巻が、仮説思考については「戦略脳を鍛える」が良い。
第2章のMECEとロジックツリーについては、「戦略思考コンプリートブック」と「ロジカルシンキング」が良い。
ロジカルシンキングの全貌を概観したいなら、「論理思考と発想の技術」、「思考・論理・分析」が良い。

以上の関連書籍の内容を身につけたならば、ロジカルシンキングの理論をおおむね押さえたといえよう。
(アサヒ飯店/2006-04-06)
7年ぶりに本書を読み直した。

ビジネスの場で発生する課題を、どう合理的に解決するのか?

・ゼロベース思考
・仮説思考
・ロジックツリー
・MECE
・ソリューションシステム

という5つのツールを使ったフレームの中で、解決に到達するまでのプロセスを、コンサルティングの名手がわかりやすく解説した本。

自分の手がけてきた仕事が、果たしてこの本で教えるような合理的なプロセスを踏んできたのか、読みながら客観視してみると、昔読んだときとは違う発見があった。

再読、再々読に耐えうる名著だと思います。また7年後に読もうかな。 (黄金丸/2009-01-26)
悪い本ではないが |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
問題解決の技法についてわかりやすく書いている本だと思う。
だけれども、ロジカルシンキングにしても問題解決にしても誰もが身につけてある一定以上のレベルに持っていくことができるかといったらそうではない。
マッキンゼーの採用でもそうだが、元々問題解決に対する適正のある人は少しコツを教えるとすぐ問題解決能力を高めることができる。
しかし適性のない人間にはいくら教えても言葉を暗記するだけで仕事で使えるロジカルシンキング、問題解決能力を身につけることができないという現実を多く見てきた私としてはこの本がこれほどたくさん売れるのには疑問を感じる。
野球の才能がない人間がどれだけ野球の技術書を読んでも意味がないように、素質のない人間が読んでもあまり効果は少ないのではないか。
誰もがマッキンゼーのコンサルタントになれるはずがあるまいし、かつ、マッキンゼーの同僚でこの本を読んでいると聞いたことがない。
もっと実践的で高度なトレーニングをしているし、常にロジカルにMECEで考える習性を強いられる組織になっている。
これを読むことは全体の1パーセントでしかないんですよということは肝に銘じたほうがいいと思う。
(HBS卒業生/2007-08-17)
ツール先行は危険である ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この本はコンサルティングファームでは配られるほどの有名な書である。何を隠そう私も会社からあたえられた一人である。しかしながら、その内容には実効性を感じない。問題解決のための手法を非常に体系的にまとめており、ある意味教科書的な読み物であるし、その内容はうわさにたがわず素晴らしいものであることも確かである。しかし、同業者としてこのようなパターン化した手法を「解決法」と考え、まさに血の通っていない解決案を提示する昨今の業界の風潮に警報を鳴らす意味でもあえて星を一つはずして評価したい。 (河合 拓/2002-05-14)
10年前に出版された本にもかかわらず、すぐに仕事に活かせる内容が書かれています。
私はコンサルタントとしてこれまで10社以上の様々な製造業におけるの製造現場の
問題解決にあたってきましたが、現場最前線での問題解決の方法、心の持ち方の
ヒントがちりばめられており、共感する内容が多かったと感じました。
方法論自体は、特に目新しいものではないですが、問題解決のフレームワーク(型の
ようなもの)としては基礎中の基礎なので、原点に返って思考を整理するのによいです。
非常に読みやすく、取りかかりやすいためロジックツリーやMECEや4Cなどといっても
ピンと来ない方はぜひこの本をきっかけに学んでみるといいのではないでしょうか。
問題解決の基礎を学び始めるのにとても良い本なので、コンサルタントの卵には
お薦めです。 (ボルボ850/2008-03-08)
誰でも問題解決力が確実に50%アップする本。 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
視野を広く持って、過去にとらわれずに、焦点の定まった戦略を立てて、それを実行すること。言葉で言うのは簡単だけれど、これがなかなか難しい。
この本では、プロの経営コンサルタントが平易な事例を使って、問題解決に必要な『思考法』と『技術』を徹底的に教えてくれる(例えば、頭が痛いのを治すには?とか、やせるための具体的解決策は?など)。読んでいる途中から、いま自分が直面している仕事に当てはめて使ってみたくなるような、そんな本だ。何度も繰り返し読んで、使っているうちに、自分なりに物事のどこを見て結論を出すのか、勘所が次第次第に見えてくる。と言うよりは、実はある時から急に、霧が晴れたように勘所が見え出す本だ。 今では、どんなことでも考え抜けば一応の結論が出せる自信がついた。 (パワー/2001-04-12)
 何年か前に、マッキンゼーのコンサルタントに参加してもらったプロジェクトのキックオフで、プロジェクトを進める上での基本的な考え方のレクチャーを受けたことがあります。その後、この本が出版されたときに立ち読みをして、レクチャーを受けた内容を含めてとてもわかりやすく解説されていると思って購入しました。掲載されている図は、どれもわかりやすく、それらを読み返すだけで基本に立ち戻れます。
 お聞きしたとき最も感心したのが、<仮説思考>という考え方です。その時点で、自分もある程度はそういう考え方で仕事はしているなあ、と思いましたが、それを明示的に<仮説思考>という言葉で意識することで、より仕事のスピードを上げられるのではないかと思いました。たとえば、「情報収集に時間を使いすぎない」といったわりきりです。 
 コンサルタントがフィーをもらってプロジェクトをこなす場合、期間内で成果を出すことにきちっとこだわると思いますが、企業内で企画的なプロジェクトを行う場合は期間や費用のしばりがあいまいになって、ついつい調査段階が延々と続いてしまうことがあるのではないかと思います。そのときに、自らを律してプロジェクト全体のバランスを考えて、特定の1タスクの成果物の精度がどこまで必要か(逆に言えば、どの程度以上は不要か)を判断することはなかなか難しいものです。<仮説思考>という言葉にポンと背中を押されてその迷いを振り来ることができたように思います。
 本書は、私がリーダーを勤めるプロジェクトに若いメンバーが加わるときに基本勉強のために薦める本の中の一冊です。今後も齋藤氏の著作等には注目しています。 (jimmy/2002-09-28)
平易だが奥は深い ||||||||||||||||||||||||||||||||
個々の細かい問題解決手法を書いてある本は、それはそれで具体的で助かるのだが、結局本に書いてあるのと同じ問題なんて起こらない。要はどんな問題にも論理的に考えて対処できる力を付けられるかが問題。この本は、あまり細かい「手法」的なことには踏み込まず、全体の流れと基本となる考え方を徹底して説いている。ただし、読むと分かったような気になるが、実践するのは当然そう簡単ではない。これは、この本が表面的なテクニックではなく、本質的な「考え方」に踏み込んで記述されているため。かといって、理論偏重なところもなく、バランスが取れた好著。「これって、MECEじゃないな」が口癖の人にお勧め。 (foo/2001-07-22)
こういう系統の本は、とっつきにくく、論点を難しく説明してあるものや雲をつかむような抽象的なものが多いのですが、この本は、簡単なケーススタディがあったり、著者がビジネスに実際に取り組んだサクセスストーリを盛り込んで説明してあるので、大変取っ付きやすく、読み進むうちに時間を忘れて集中して読んでしまいました。
日本の戦後の経済発展には「改善」が大きく寄与しました。それが欧米で評価され「KAIZEN」という形で、論理的且つ学術的に体系化し、整備されたものが続々と世に出たように思います。この本も原点は「改善」にあり波及したものと思います。
論理的且つ学術的に体系化されたことにより、今まで抽象的にとらえていたモノの考え方をロジカルに整理することができるということに気付けば、この本の読んだ価値があると思います。
ビジネスモデルのシチュエーションにより、実践で使えるケースがいろいろあるようですので、基礎をマスターした後は、ぜひ現場で活用したいですね。 (happybear0823/2005-04-23)
問題解決の基本ツールについて、非常にわかりやすく書かれています。
前職(某コンサルティングファーム)でもよく読まれていました。
ただし、本の後半に、著者のファームが買収したソフトの宣伝が散見されるのがちょっと残念。
なお、この本よりもさらに初歩的な入門書として同じ著者の「戦略シナリオ 思考と技術」があります。(某コンサルティングファームの大卒新人の必読書) (chocola3/2003-02-04)
・ロジカルシンキングの基本を身に付けたいという方にはお勧めできる本です。仕事やプライベートで起こる様々な『答えのない問題』に挑むための基本的スキルが学習できると思います。
・『ゼロベース思考』、『仮定思考』、『MECE』、『ロジカルツリー』などの基本的なフレームワークを、実例を通して学習できます。実例では仕事の例だけでなく、プライベートでの例(ダイエットなど)を使っているため、非常に読みやすいです。
・同様の書籍を何冊か読みましたが、本書は内容がコンパクトにまとまっており、量もそれほど多くないので読みやすいと思います。
(ノエル/2009-01-16)
類似書は多数あれど、これさえあれば全て解決できるというくらいの基本〜応用まで網羅された良書です。バイブルです。 (SUPER FLYER!!!/2008-12-20)
ていたこの本、実は私の机のすぐ脇に置いてある本のひとつだ。
中身は思考編と技術編、プロセス編、実践編と分かれている。
思考編では、ゼロベース思考と仮説思考で考える
技術編では、MECEロジックツリー
プロセス編では、ソリューションシステム
実践編では、実際どうするのか
という構成で書いてある。
表面だけ読めば、そうだよなあと納得するのだが、これは実際に手を動かして実践しないとなにも意味がない。
またこの本には書いていないが、実践する手段が”筋がよい”ものでないといけない。
”筋がいい”とは、可能性の高いものということだ。
例えば、風が吹けば桶屋が儲かるのような可能性が低い手段をとってはいけないと言うことだ。
風が吹けば砂が舞う確率は50%とすると
砂が舞って目に砂が入る確率は1%ぐらいだろう
,,,,,,,,
という風に確率を考えると桶屋が儲かる確率は10億分の1ぐらいになる。
ということなどいろいろ考えさせられるいい本である。 (taizo16/2005-05-01)
~特殊な場合をのぞき、職場環境にて選べないのは「部下」と「上司」。
新しい部下と仕事で組む時、「何かいい本がないですか?」と聞かれたら必ずこれを紹介します。
何が良いって、技術的な話だけでなく、考える”アツさ”といった温度感が伝わってきます。こんなビジネス書はあまりみません。
~~
書き出しにある「ゴキブリ駆除剤の市場規模を考える」のくだりは、これから考える技術が必要な若手は、かなり引き込まれると思います。
これを読んだ前と後では、部下の物事の考え方が変化しているように思うものです。
もはやギフト用で購買してます。
~~
この本で、「考える」ことが得られたあとは、同じ著者の青本、「問題発見プロフェッショナル」を読むと良いようです。~ (wat306/2004-06-10)
何らかの解決したい課題に直面しており、その問題及び問題解決に対して有効なアプローチを探る際、本書は数多いロジカルシンキング系の書籍のなかでも最も役に立つものの一つであると言えると思います。
私の場合は、次のような状況において本書に触れ、本書は非常に大きな助けとなりました。
勤務する社内において、ある時期多くの社員から大問題と認識されている事柄があり、多くの同僚が「これは問題だ。大変だ。」と声高に主張し互いに混乱している状況において、本当に問題はあるのか?、また有るならそれは何か? といった建設的な議論への契機作りや、「顕在化している問題」と「本当の問題」との切り分け、また「問題の分析」、「原因の分析」、「解決案の検討」を行う局面などで本書は非常に参考になりました。どこの会社でも多かれ少なかれ問題と認識されている事柄は有ると思いますが、そのような問題に対するアプローチ検討時に本書は有効な指針を与えると考えております。お奨めです。 (masashi_imada/2004-04-14)
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問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」
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ASIN:4478490341
ダイヤモンド社(2001-12)
斎藤 嘉則
売上順位:2817
¥ 2,520(中古:¥ 1,797)

レビュー総評点:206
良いビジネス本の代表格 ||||||||||||||||||||
本書は良いビジネス本の代表格であると思いました。以下の点で優れています。

1. 基本が明確になっている。

1. 基本部分が太字で書かれている。

1. イメージ図が描かれていて、基本を視覚でも理解することができる。

1. 上記の基本部分とイメージ図を追えば、1時間以内で全体・概要を理解することが出来る。

1. 具体的事例も書かれていて、あとで読み直して、深い理解が得られる。

1. 分かり易い日本語で書かれている。

本書は、ビジネスの現場はもちろんのこと、学校や病院、公的機関などに勤める方でも流用できる内容になっております。

後半の4章から6章までの分析手法については、実際にご自身の職場にある問題分析に使われてみて使い方に慣れることが肝心だと思います。

忙しい方でも直ぐに読み終えられますので、是非、ご活用されてはいかがでしょうか。 (satotsuji/2007-05-17)
「問題発見」ツール |||||||||||||||
問題解決ツールは巷に多いが、問題発見ツールは余り体系だって整理されたものは少なく、そういった意味ではなかなか面白い試み。エッセンスとしては、①問題発見のとっかかりの視点を提供し、②問題の定義の仕方や分析・アプローチの方法を紹介する、という内容になっている。
欠点(というか、これは当たり前のことだし、ここまでは求められないのだけれども)は、これを読んで問題を発見するヒントが見つかったり、プロセスが効率的になるのかも知れないけれども、本質的な問題発見力が高まるとは思えないこと。(繰り返すが、本一冊にここまで求めるのは酷である)
以上の制約を念頭に置くと、何かの問題発見をしたときや問題を提示する際のプレゼン時に本書をチェック用として使用することが、実際的と思!われる。
その点、著者の本の良いところは非常に論理構成が分かりやすく、目次を読むだけでさっと知りたいポイントが探せること。これだけも、なかなかまとまったものはない。 (omr/2003-05-04)
本書は課題に対する解決策を見出すその一歩手前のプロセス、すなわち、課題設定を適切に行う術を説いています。
事業会社のマネジメントに携わっており、日常業務に忙殺されがちな方が経営課題の本質を考察する際に手にすべき一冊といえると思います。

問題発見はあるべき姿と現状との差分から始まる。その障害を4つのパターンにわけています。
1.あるべき姿をイメージできないあるいは間違っている
2.現状の正確な把握ができない
3.あるべき姿と現状の差分の構造化、具体化、優先順位付けができない
4.実行可能な解決策から問題を捉えるために短絡的

あるべき姿を描くために身に着けるべきは4つのPからなるフレームワーク。
Purpose:そもそも何のために
Position:誰にとっての問題か
Perspective:問題はどこまでの拡がりをもつのか
Period:どの時点の問題とするのか
4つのPは相互作用を持ち、連動させることによって問題を把握させることが必要。

問題の分析には、拡がり、深さ、重さが必要。
・拡がり:ギャップを生み出す重要原因を特定する
・深さ:問題を構造的に把握し、具体化する
・重さ:取り組むべき問題の優先順位をつける

それぞれの分析には適切な手法・論理を持ってあたる
拡がり:MECE(モレなくダブリなく)、トレンド分析(時間軸)、差異分析(問題の発生要因)、集中・分散分析(ズレとバラツキ)、付加価値分析(顧客への価値に対するコスト)、CS/CE分析(バリュー)
深さ:ロジック、因果関係分析、相関分析、シェア分析
重さ:感度分析(問題の重み付け)、パレート分析(貢献度の違いを見出す)、ABC分析(優先順位付け)、ピーク分析(平準化か集中化か)、リスク・期待値分析(不確実性の中で期待値を高める)

以上のように、非常に体系的な構成となっており、いつでも適切な場所を参照できます。
仕事場のデスクに是非一冊。 (雷電/2007-01-01)
まずタイトルである「問題発見」が新鮮。問題を解決する前に、その問題が本当の問題なのか?この点を気づかせてくれるだけでも、読むに値する良書です。さらに、コンサルタントが分析のツールとして実際に活用している数多くのテクニックがわかりやすく説明されている「第3部問題発見分析編」も、自分の仕事の視野を広げる意味で非常に役に立つものばかりです。このパートだけでも十分に読む価値があります。 (考える人/2001-12-28)
「問題」とは何か。 ||||||||||||||||
経営コンサルタントが書いた問題の解決法の本がブームのようです。
論理思考、フレームワークに基づいた解決策思考が中心です。
しかし、その問題が本当に「問題」なのかを発見するための一冊です。
前半は大局的に問題全体を構想する「問題発見構想編」、後半は問題を構造
的に分解するテクニックを網羅している「問題発見分析編」です。
同シリーズで、「問題解決プロフェッショナル」がありますが、こちらをあ
わせて読むとより理解しやすいです。

気になった言葉です。

◆まず、自分がどうしたいのか、目標となる「あるべき姿」を明確にし、「
現状」を把握し、その間の「ギャップ」を今後の取り組むべき問題として認
識すれば、その後どんなに複雑な状況が訪れても、少なくとも解決に向けて
進むべき道を見失うことはない。
◆「あるべき姿」とは、言い換えると企業や個人が達成すべき「ビジョン」
や「目標」である。このビジョンや目標が構想・設定できなければ、現状と
のギャップが認識できず、今後の取り組むべき問題は見えてこない。
◆「あるべき姿」はパラダイムの変化に伴って変質する。
◆ミッドライフ・クライシス(中年期の危機)を克服できる企業とできない
企業の差は、問題が変化してしまったことを認識できるかどうかによる。
◆業績悪化が逼迫すればするほど、企業の多くは「実行可能な解決策」に走
る傾向がある。
◆Plan-Do-Seeのマネジメント・サイクルで見ると、その問題発
見上の特長は取り組み課題が常に与えられているところにある。
◆オペレーション的問題発見と戦略的問題発見は、「あるべき姿」が所与で
あるのか、自ら「あるべき姿」を構想する必要があるのかという点で、思考
のスタンスや発想の難易度においては相当異質だからだ。
戦略的問題発見には、「観察力」、「判断力」、「分解力」、「統合力」の
4つのスキルが必要で、そのバランスが大切とのことです。
そのためのツールとして4Pを何とか使えるようになって「今」に活かした
いな。 (ウツミトオル/2004-09-15)
前著、「問題解決プロフェッショナル」は衝撃的内容だったが、本書はその前段階とも言える、「問題を発見する能力」について解説をした本です。

「MECE」、「C/S、C/E分析」、「コーザリティ分析」などは前著とかぶっていますが、本書が問いかける問題提起は前著を超えています。

そもそも、「問題が何か」を理解しなければ、「解決策を模索する」事も無いわけです。
そしてそこで検討されるべき問題が、真の問題であるのか、という考察もまた、解決策の模索以上に、重要な視点です。

「どうやって解決させるか」を論じた本はたくさんありますが、その前の段階で、「本当にそれが問題なのか?」を問い、そこに向けての解答を導いてくれる本はそれほど多くありません。
(jiateng4/2008-03-22)
出るべくして出た本だ ||||||||||||||||||
問題発見と問題解決は表裏一体、コインの表裏のようなものだ。身近な例で考えても、何が問題かがはっきりすれば解決策はおのずと出てくる事って多くない?ところがビジネスになると、ソリューション志向とか言って、勝手なノウハウを振り回して煙に巻いていないか。”問題解決のカリスマ”と呼ばれる筆者をしてこの本を書かせたのは、実は自然な流れなのだろう。あるべき姿が描けないから、問題が何かがわからない。あるいは間違った問題設定をして、すぐに安易な解決ノウハウに頼ってしまう・・・。例によって著者お得意の豊富な事例で、平易に読み進む事が出来るが、その意味するところは、深くて熱い。 (パワー/2001-12-25)
問題を解決するのに巷の本を参考にしてみたが、何故かうまくいかない。うまくいないのを本のせいにもしていたが、ばかなのは私であった!そう私は問題の捉え方を間違えていたのである。とかく問題に対して解決策は?、対応策は?と考える前に、じっくり腰を据えて「何が問題なのか?」を問い直す必要がある。本書の「問題発見の4P」は、問題解決を急ぐ私に、問題を把握する「ゆとり」を与えてくれた。 (河合 拓/2002-05-14)
良書ではあるが.... ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前書「問題解決プロフェッショナル」以上に本質的なインパクトを狙った書であると思う。「思考や技術」を作り上げるのは、「構想力と分析力」であると考えればその位置づけは明快になる。とくにこの本の前半は、考え方の大前提を問うているもっとも重要な部分だ。我々のすべきことは「あるべき姿」から「現状の姿」を引いたものであるという考え方は、経営コンサルティングの第一原則といってもよい基礎中の基礎である。さらに、既成概念の呪縛から逃れるための思考法や本質的な解に近づくための分析法、評論家型から問題解決型への提案など、コンサルティングの基礎を一通り網羅していると思われるが、前書同様ツール紹介として感は否めない。このような思考法や分析手法は教科書から学ぶものではなく日頃の「問題意識」から芽生えるものだと私は考えており、この手の本は、そうした思考法を整理するための本であるべきと考える。そのポジションが明快でないところが残念だ。 (くにたち蟄居日記/2005-06-28)
まず 問題を見つけよう |||||||||||||||||||
 この本がシンプルでよい点は 「問題を発見すること」に絞っている点である。
 小生自身仕事を振り返って見ると 一番まずいのが「何も問題を発見できない」状況である点を痛感することがある。これは 要は 自分のやっている仕事に対して何も考えておらず ただ与えられた与件のみで だらだらと仕事をしている状態である。これでは状況/環境の変化についていけない点は言うまでもない。
 その意味で「問題を見つけよう」という本書の指摘は 「考えましょう」ということであり 誠に基本かつ重要である。「問題を見つけてからどうする」という点に気をとられる前に まず その問題を正しく見つけましょう ということだと思う。 (/)
問題解決の前提には問題発見がå¿...要であるが、前è'-「問題解決ãƒ-ロフェッショナル」はじめ、多くのロジカルシンキング系の書籍ではMECEやãƒ"ラミッドストラクチャーなど問題解決ツールのç'¹ä»‹ã«ã¨ã©ã¾ã£ã¦ã„る。それに対ã-、本è'-は、問題発見ツールのä½"ç³»åŒ-にチャレンジã-た意欲的なè'-作である。
問題発見のために「あるべき姿」の構想力の重要性ã‚'強調ã-ている点は、非常にå...±æ„Ÿã§ãã‚‹ã€‚
ã-かã-ながら、本è'-後半において、トレンド分析、集中・分散分析、感度分析など、ï¼'5のツールがç'¹ä»‹ã•れているのは、ã"のå†...容では、消åŒ-不良æ°-å'³ã¨ãªã‚ã†ã€‚
優れた問題発見è€...は、ã"ういったツールã‚'使った結果、問題ã‚'発見するというより、経é¨"やæ'žå¯ŸåŠ›ã«åŸºã¥ã„ãŸç›'感により、問題があるã"とã‚'かぎつã'、ã"ういっã!Ÿãƒ„ールは、本å½"に問題かどうかã‚'検証ã-、また、第三è€...に説明するために使う、というã"とだと思う。
だから、ã"ういったツールは、本è'-ã‚'読ã‚"だだã'では、理解はできても使えるようにはならず、まã-て問題発見ができるようになるわã'でもない。ã"ういったツールã‚'自ら使うã"とã‚'繰りè¿"すã"とで、自分のものにã-ていくå¿...要があるのである。
その意å'³ã§ã€ãã®ãƒ„ールã‚'使うã"とã‚'前提とã-て、おまã'のように解ç­"例もないæ¼"ç¿'ã‚'つã'るよりは、そもそも、どういうときに、そのツールã‚'使うと発想するのか、というè¦-点の記述ã‚'厚くã-てほã-かった。
なお、æ-‡ç« ã¯èª­ã¿ã‚„すく、前提知識も特段å¿...要ないã-(前è'-ã‚'読まなくても理解できる)、ä»-に優れた類書があるわã'でもないので、おè-¦ã‚ã§ã‚ã‚‹ã"とには変わりない。!個人的には、実践編・æ¼"ç¿'ç·¨ã‚'期å¾...ã-たい。 (アマゾン太郎/2003-08-28)
問題発見というのは、実はとんでもなく大きな課題設定である。さ
まざまな条件の中でどうやったら問題を発見できるのか。ある意味
このフレームワークを提示することは不可能で、ある程度羅列的に
使える考え方を並べるということになる。
問題の所在があるべき姿と現状のギャップにあるというのは旧聞に
属するが、現状の分析は言うほど簡単ではない。事業の今後の伸ば
し方についてよく議論をして入るものの、どうしてもその際直感的
な分析に飛びついてしまうことがよくある。何が悪いのか見当をつ
けてから分析をすすめるため、問題の深堀が足りないと思われるケ
ースが散見される。分析前から対症療法的な方策を導くための問題
設定をしてしまいがちなのである。
この本は分析の心構えについて語っているし、その手法についても
ふんだんな手法が載っている。この手法を使えば本当に問題が発見
されるのかといえば、それは決してそうではなく、問題発見は依然
として難しいのだろうが、手がかりがないときにこれらの手法をま
ずは適用してみるということによって、一歩でも二歩でも前進がで
きるという安心感がうれしい。 (obachannel/2004-02-22)
呆然とすることが多いのだが、さまざまな会社で「問題発見」が正しく行われていないことが多い。「問題発見/定義など常識」というのが一般的な感覚だと思うのだが、それがうまくいっていない現状は確かにある。IT の分野に限ってみても、導入したシステムのどこに問題があり、何を解決すれば良いのかをまったく把握せず、いたずらにミーティングを重ねている会社も多い。
本書は、会社が機能していくための「常識」とも言える「問題発見」の分野に「ツール」を持ち込もうとするもの。
構成面から見れば本書は非常によくできている。「問題発見」という概念およびその重要性を説明し、そして実際にどのように「問題発見」を行うかを説明する。紹介されるツールはメジャーなものばかり。既知のツールの新しい用法に気付かされることもある。
但し。紙面の都合もあったとは思われるが、各ツールの具体的な説明は、いまひとつインパクトに欠ける。同じような説明が何度も出てきたり、やや的外れと思われる説明もある。
もちろん、本書で説明される各種ツールについては読者側が既に知っていることも多いし、また本格的にツール自体の勉強をしようと思うなら、それぞれのツールに関する本を読めば良いだけの話。「問題発見」という体系の中で既存の知恵をいかに活用していくかというきっかけになる本だと思う。 (とりさん/2002-02-26)
新鮮味に欠ける ||||||||||||||||||||||||||||||
著者の書籍は、『問題解決プロフェッショナル「思考と技術」』「戦略シナリオ 思考と技術」と、どちらも興味深く、というより目から鱗の状態でした。
当然にこの書籍にも同様の期待をしていたんですが、前2作の焼き直しのような感が拭えません。
というのも、「問題解決」という観点から「問題発見」という観点に代わっておりますが、書いてある本質は「いかにロジカルに思考し実践に移すか」ということで同じような気がするのですが、、、 (kotty/2002-04-22)
優秀な人でもよく犯す間違いとして、本質的な問題が何であるか、あるいは問題のマグニチュード(大きさ)がわからないまま性急に問題解決に走ってしまうということがある。
我々コンサルタントでも犯す可能性が無いとはいえないミスである。
著者は本書でそのような態度を戒め、性急な問題解決とこれに起因する資源のむだづかいを避けるための具体的な方法をふんだんな例を用いて紹介している。
例は豊富だがこれがもちろんすべてではないから、これのどれかがいつもあてはまるとは限らない。すなわちあくまでもこれを参考に自分で考えろということだ。
読者が「どれが解くべき問題なのか」を見出すことに十分な時間と頭をつかうことこそ、問題解決の近道であることが理解できたとすれば著者の目的は!!ほぼ達成されたといえるのだろう。 (jim11/2002-05-07)
17件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。
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ロジカル・ライティング (BEST SOLUTION―LOGICAL COMMUNICATION SKILL TRAINING)
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東洋経済新報社(2006-03-24)
照屋 華子
売上順位:12736
¥ 2,310(中古:¥ 1,380)

レビュー総評点:85
ちょっとものたりない。 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
内容的には、学ぶべき点は多く「読む」価値はあると思うが、この値段で買う価値があるかは、考えどころ。ロジカル・シンキングと重複している点が多く(特に肝となる部分はロジカル・シンキングで十分)、また、とにかく本の分量を稼ごうとしている感じがしてならない。恐らく、ページ数は半分で十分だし、よって値段も半額程度なら「買う」価値があると思う。 (ちょっとひとこと/2006-04-09)
良い入門書 ||||||||||||||||||||||||||||
この分野の類書で、問題解決への筋道をおさえる上で最も包括的かつ
深く書かれた本は、バーバラミントの 「考える技術・書く技術(新版)」
と考えられます。
また、多彩なフレームワークの使いこなし例をしりたい場合は、後正武
先生の、「意思決定のための分析の技術」 が良い様に思います。
照屋先生の本の位置づけとしては、バーバラミント本の入門書。
分かりやすいと思います。不満な点は参考文献が書かれていない事です。

(岩根のなおまさ/2006-05-13)
新入社員からある程度の経験のあるビジネスマンが読んで非常に勉強になる良い本ではないでしょうか?バーバラミントの考える技術・書く技術は難しくてよくわからなかったという方でも、さらさら読めるように平易に書かれていると感じました。

本書を読むことで、論理的に伝える技術を身につけることができます。特に、

MECE、So what?/Why so?といった、論理的思考の基本技術を理解することが出来ます。
上手な書き方の基礎の重要な要素(読み手、書き手、伝えたいことのテーマ、テーマに対する答え、伝えたことに対して読み手に期待する反応)を理解できます。

これらに加え、良い例、悪い例を本書に載せてあり、それらの違いを上手く説明し、上述のMECE等の概念を分かりやすく教えてくれる良書です。

メールを書くと相手に上手く伝わらないことが多いという悩みのある方にもお勧めできる本です。 (Wolfpack/2007-01-08)
より入門的 ||||||||||||||||||||||||||||
前作ロジカルシンキングと基本的に同じ内容なので、格別新しいことはありません。戦略的思考が出来る人にとっては、既に身についていることばかりだと思います。が、より平易&汎用的&実践的に書かれているので、初めてこの手のコンサル本を読む人や文章が書くのがホントにつらくてしょうがない人には、読むと最初の成長曲線がぐんと加速すると思います。職種を選ばず全般的に活用できる入門書です。 (esuesu/2006-04-16)
うーん・・ |||||||||||||||
私見ですが、良書とは言えません。
すぐに外来語や自己定義語を使いたがるところが、
「読み手に解読を迫っています。」
専門書では、いくら難しい外来語を使って脳に緊張を強いても結構ですが、
(広い意味で)日本語の表現法について書かれた本なんでしょうから、
せめて本の内容も自然な日本語に気をつけて書いていただければと思います。

(すぺリオン/2006-12-03)
ロジカル・ライティングと言っているだけに、非常にロジカルに書かれている分かりやすい本です。How Toの部分についてはそれ程ボリュームがなく、例題が多い印象を受けました。それだけに、じっくりと文章を見つめなおすことができます。

例題についても、筆者が提唱しているフレームワークをどう活用しながら組み立てるのかが分かりやすく書かれていると思います。このフレームワークをうまく活用できればビジネス文章については非常に分かりやすい文章になると思います。

逆に言えば、例題が多いのでHow To部分を中心に期待する方にとっては役に立つ部分が少ないと思います。 (AN-K/2006-11-24)
ロジカル・シンキングの続編 |||||||||||||||||||||||||
定評のあった「ロジカル・シンキング」の続編。
論理的に整理した内容を論理的に「伝える」ための方法論が丁寧に解説されている。
これで、分析=ロジカル・シンキング、伝達=ロジカル・ライティングとそろい、
論理についてインプット→アウトプットのプロセスをひと通り学ぶことができる。 (アサヒ飯店/2006-03-28)
 ビジネスでは限られた時間で、最大の成果を上げる必要がある。そのためには、過不足無く情報を効率良く伝達する事が求めれている。

 本書は文章での情報伝達に必要な技法やノウハウをまとめた物。この手の本では「考える技術・書く技術 / バーバラ・ミント著」が有名だが、最初に読むには難しい。その点本書は平易であり、入門書として適している。良い例、悪い例が両方挙げてあり、具体的にどうすれば良くなるのかが判りやすい。

 前半のMECEの概念や、文章構造の部分は大変有益。中盤以降は珍妙な文章のテクニック(?)が大半なので、半分だけ読めば良い。 (doctor_d/2008-12-18)
読書の目的:
 「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 」を読んでからしばらく経っているので、その復習のため。また、真新しい表現方法などあれば、その実践方法を吸収するため。

読後感、感想:
 二番煎じ。だが、第6章は日本語特有の表現について触れられており、有用な内容だった。

 本書は、メッセージの組み立てとメッセージの表現の2本立てで構成されている。メッセージの組み立ては、組み立ての準備、本論の組み立て(1)(2)、導入部の組み立て、の4章構成である。メッセージの表現は、組み立ての視覚化、メッセージの日本語表現、の2章構成である。

 「考える技術・書く技術」を読んだことがある方は、メッセージの組み立てについては、特に読む必要はないだろう。
(kabukaku/2008-07-27)
部下にプレゼンの仕方を教えてみて、共通理解がないことに驚いた経験から本書を見つけて読んでみました。
まず、自分の指導してきたことをみごとにまとめてくれているので感動。

MECEを意識してSo what?, why so?を繰り返してプレゼンの論旨を確認していくわけですが、
・悪い例と添削後を提供している
・練習問題があって自分で考えてみることができる
・なぜ悪いかを解説している
という点が普通のhow to本より優れていると思います。
6章のメッセージの日本語表現は今更ながら注意しなければならないことをよくまとまっていてためになりました。

プレゼンの章立てなどに悩んでいる人にとっては発見があると思います。
上級者にとっては復習になるだけで、「ここはもっとひねるよな」というような印象を感じてしまいますが、よくまとまった入門書です。 (がっくん/2007-09-01)
微妙。。 |||||||||||||||||
おしつけっぽいところがある。

悪例、よい例と併記しれある点、ロジカルシンキングが学べる点
この2つについてはよい。

文章本であれば山田ズーニー先生の作品のほうが日本人の気質
(情にうったえるあたり)をうまく捕らえていると思う。

この本は若干杓子定規に感じた。 人によってそれがまたいいのかもしれないが。。。 (rokusan-1/2007-01-17)
論理的な記述を意味する『ロジカルライティング』を行うには、
前書のタイトルにもなっている『ロジカルシンキング』をする必要があります。

だから、前書と重複する部分がけっこう出てきます。
考えずして、文章を書くことは出来ませんから、
当然だといえるでしょうが、ロジカルやMECEの説明が重複しています。

ただ、損をしたとは思いませんでした。
前書『ロジカルシンキング』で理解しきれなかった点も、
今回の『ロジカルライティング』も参考にすれば、
事例が増え、ロジカルの理解がいっそう深まりそうです。 (kench/2009-07-03)
私はしゃべりが下手だから・・・という人にお勧め。
文章作成の本ですが、しゃべりベタな人は緊張するという以前に、話がまとまっていないことが多いので、この本で活字レベルで話を整理する方法を学ぶと良いです。
当然、転職または就職の面接にも役立ちます! (ハンジロウ/2007-11-22)
最近のビジネスの場では、Eメールでも、プレゼン資料でも、書いて伝えるコミュニケーションが圧倒的に多い。その「書く」ということに絞り込んで、ロジカルシンキングの運用方法を用例を多用しながら解説されているので、かなり使える一冊だと思います。 (s・ハマー/2007-10-16)
14件のレビューを表示しています。
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平均点:4.0
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w:13 h:19 341page
ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?
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ASIN:4791760468
青土社(2003-06-15)
翻訳:松浦 俊輔ウィリアム パウンドストーン
売上順位:2321
¥ 2,310(中古:¥ 667)

レビュー総評点:81
他のレビュアーも書かれていますが、就職対策として読むなら後半のパズル問題から
読み始める方がいいと思います。前半の歴史部分は正直言って私には退屈でした。
また、外資面接対策本としては、最近出版された『外資系企業がほしがる脳ミソ』
を併せて読むことをおすすめします。こちらの本はパズル問題と解答のみにしぼって
あり、問題数も多くて、何よりも安いのが助かります。
(PONTA/2007-10-11)
なかなか面白い本だが、やや読みづらい |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
~アメリカでは、マイクロソフトといえば、30歳までに1億稼げる会社というイメージがあり、成功のパスポートとして多くの優秀な学生がその門をたたくそうだ。日本では、就職先の企業としては安定性やブランドなど、昔ながらの有名企業が上位に名を連ねるが、合理的なアメリカでは事情が違うのである。そういう事情を理解してこの本を読めば、一攫千金をねらう志~~望者と、優秀な学生を獲得しようとする企業の熾烈な駆け引きをかいま見ることができ、日本の採用事情と照らし合わせることで、いろいろと考えさせされることがある。
~~
 通り一遍等の面接やペーパー試験では優秀な学生はなかなか獲得できない。一流企業を一流たらしめるためには、あの手、この手で人をふるいにかけて将来の金の卵を!絞り出すのだ。ここに上げられた数多くのパズル試験は、答えがはっきりした設問を如何に早く正確に解くかではなく、難問奇問を頭をフル回転させて発想力と論理力を試すものであろう。「ビルゲイ~~ツの面接試験」は、先の見えないビジネス環境で、競争相手より有利な打ち手を取るための採用戦略と言っても良い。
~~
 なかなか面白い本ではあるが、そもそもこの本の目的がハッキリしない点がこの本を読みづらくしている。単に、難問奇問をあげつらえ、知的好奇心を沸き立たせるための本なのか、これらの設問に、マイクロソフトの競争優位の秘密があるのか、なにが言いたいのかよくわからない、とらえどころのない内容にやや退屈な感じがする。もう一つ苦言をいわせてもらえ~~ば、翻訳が直訳的で非常に!読みづらい。もう少し意訳をまぜて歯切れの良い日本語にしてほしかった。私の評価は3である。~ (河合 拓/2003-07-27)
パズル式面接の歴史をたどり、マイクロソフトの面接例などを紹介した一冊。
ショックレー式面接や IQテストなどにも触れ、マイクロソフト式面接について
出題される問題例はもちろん、候補者側、採用側の視点なども交えて解説しています。
面接問題の例とページの多くを使って解説された解答編は非常に面白いです。
個人的にはパズル面接に関する問題点と改善方法の提案について興味を持ちました。
マイクロソフトや他の会社の面接パズルに触れることのできる一冊です。 (タイムカプセル/2006-04-29)
読み方いろいろ ||||||||||||||
一部企業で行われているパズル面接について、(1)パズルの歴史 (2)問題と回答 (3)有効な活用法 をまとめたものです。
パズル面接は一部の外資系企業では実際に今も行われているものであり
外資系企業の面接を受けた友人によると「新幹線で一日に売れるコーヒーは何杯ですか?」など
実際に出題されているそうです。
外資系企業などを志望する学生にはひとつの参考書となるかもしれません。
パズル問題自体には面白いものもあり、パズル本としても楽しめるかもしれません。 (poox3/2003-12-24)
一緒に買った「中途採用即戦力度を見抜く面談・面接」というノウハウ本なんかよりも、よっぽど大納得。
マイクロソフトの話が軸になっているとはいえ、そこを超えたスタンスで「面接」という命題を解きほぐしている。
業種業態関わりなく、面接担当官に示唆多き一冊です。
マイクロソフト面接に出題されたパズル問題を解説する後半は、文系頭にゃちょいと辛く、半分寝てしまったので星ひとつ減。 (本田今日子/2003-12-06)
→マイクロソフト社という世界的に有名な会社が
 世界のトップであり続けるために、世界中のエリートを集めています
 ..いや、実際は「集めている」というより、
 「集まってくるエリートを、ふるいに落としている」
 という表現の方が正しいかもしれません

→本書は、その「超エリート」を「ふるいに落とす」ために
 「面接時の限られた時間の中で、難問・奇問のクイズを出し、解答させる」
 という手法を使っている、この会社の背景と現実に迫ります
 
→もちろん、その難問・奇問のクイズと解答は知的好奇心を大いに満足させてくれます
 ただ、その問題群の前にある背景も見逃せません
 ハイテク産業の短くも激動の歴史
 公平性を保ちつつ優秀な人を雇いたい会社側の論理
 短い時間の中で自分の評価を下げずに解答にたどり着きたいというエリート側の心理、
 そして、そもそもこのような面接方式が妥当かどうかの考察も..

→多湖 輝先生の「頭の体操」シリーズが好きな読者にはたまらないでしょう! 
 副題の「富士山をどう動かしますか?」の解答は、あまり面白いものではないですが
 「秤を使わずジェット機の重さを量るにはどうしますか?」や
 「鏡を上下でなく左右を逆転させるのはなぜでしょう?」の
 問題&解答&「駆け引き」は秀逸です!
 
 億万長者になってやる!という気迫で(実際の面接を受けている気分で)、
 40問を超える問題に挑戦してみるのも楽しいと思いますが、いかがでしょうか..
(よこはま こうたろう/2007-05-11)
マイクロソフトの求人活動を切り口に現代のカタカナ企業で求められる能力をかいま見ることができる。
この本の一番のうりはマイクロソフトの面接試験で実際に出題されたパズル(パズル的な論理問題)を掲載していることであるのだが、
それだけにとどまらず、採用プロセスから見えてくる彼ら(IT企業etc...)の人間に対する考え方、奇妙なほどの自負心と、時として理解しづらい彼らなりの哲学にふれられることがこの本の魅力であろう。
もちろん、カタカナ業種に就職を希望している人たちにとっては実戦的な参考書として使うのも悪くはないだろう。 (mana/2003-07-13)
この本は何が言いたいのか。 ||||||||||||||||||||||||
いまいちどういう目的で書かれているかがはっきりしない。ただ、この本をマイクロソフト関連の本だとか就職の対策本と考えると必ず後悔する。あえて言えば、いわゆる外資系コンサルティングファームのケーススタディ対策とすれば理解できなくもないが、訳者にその意思がないので、かなり気合を入れて読み込まねばならない。
いずれにしても、アメリ力はともかく日本のマイクロソフトはこれほど八イプロファイルな企業ではないことは確かである。若干時代錯誤の印象。 (チューリキ/2003-08-24)
面白いです。
大きく分けると2部構成になっていて、
前半はマイクロソフト社で、どのような面接が行われているのか、
そのメリット・デメリットをかなり中立的な立場で書いています。
後半はずばりパズル集。
コンサルティングファームの面接などでは、
この手の(正解のない)問題がよく出されます。
(「東京にガソリンスタンドは何軒ありますか?」など)
こういうパズルが得意な人っていますよね。
マイクロソフト社の社員の思考パターンを
垣間見ることができたような気がします。 (レビュア/2005-07-24)
このビルゲイツの面接の本当の目的は「最高水準の性能を必要とされているプログラム業界の中で、たとえ普通の人からしてみると絶対に無理だと思われる問題や、そうゆうプログラムを必要とする時が来た時、どんな知識や発想を使ってそのトラブルを解決して、そこからどんなまったく新しい答えを導き出す力がその人にあるのだろうか。」実践的な試験を実施することで、就職後の、問題および課題の発生時本番の時のその人独自の発想力の才能を、試験官はこのビル・ゲイツの面接試験の質問の答え方からそれを導き出す。この本を読んで、絶体絶命の時でも決して諦めてはならないことを学びました。 (/)
外資系企業への就職活動で、なんでこんな質問をするんだろうと、腑に落ちなくて行き詰っている人に朗報。採用側のメンタリティーを知るのにいいと思います。クイズは練習になるけど、読まなくてもいい。前半のさらに前半を数回読み、就職活動に役立ちました。 (フルハウス/2007-02-07)
どうしても興味をそそられる問題に目を通した感想は昔流行った「頭の体操」としては面白いが、面接の質問として意味が有るとは思えないという感じ。
問題は大きく分けると2種類になる。論理パズル(正解が有る)と解けない問題(設計問題も含めて正解は無い)。どんな問題かは読んでのお楽しみなのであまり触れないが、解けない問題の代表例を一つだけ「世界中にピアノの調律師は何人いるでしょう?」この問題には本当は答えが有るはずだが、正解を求めることはほぼ不可能なので解けない問題になっている。
面接でこんなことを聞いてどうするのというのが正直な感想。面接の時の質問は採用するかしないかの判断の資料となるものでなければ意味が無い。
この問題で何が解るのか疑問であったが、さすが!はビル・ゲイツただの変人ではない。
解答が正しいか誤りかはともかく、その解答を導き出す過程の着想や論理性や面接官にもっともだと思わせるだけのプレゼン能力等を測るのだそうだ。
そしてその目的は、採用すべき人を落としてしまっても良いから採用すべきでない人を採らないこと。
なるほど!
では、普通の会社の面接で使えるか?否。
面接ではどんな人を採る時にどんな質問をするかも考えなければならない。これはマイクロソフトのそれも一部の人材の採用に適した質問で、どこでもマッチするというものでは決して無い。それに当社の面接には丸一日かかりますなんて普通は言えない。
面接が終った人との話のネタにはなるし、頭の体操として挑戦するなら手ごたえ大いにあり。一読の価値は十分ある。 (pentagram/2003-09-04)
パズル本としても、、 ||||||||||||||||||||||
この本を読んでまず思ったのは読みづらい、翻訳されているからでしょうかものすごく読みづらいと思いました、結局何がいいたいんだろうと思うことばかりです。
それとパズルに関しても分かったような余計分からなくなったようななんだか知らないほうが良かったと思うところもあり、パズルが好きな人が純粋にパズルの部分を楽しむために読むのならばいいかもしれません。
あまりパズルに慣れていない人や翻訳された本を読みなれていない人にはきついと思います。 (sabotensan/2004-01-05)
正直、前半は読んでいて段々飽きてくる。
ところが、後半にクイズの実例と回答例が豊富に出てくると、俄然面白くなる。
前半は1章だけ読んで、あとはいきなり後半の「クイズの実例」に飛ぶことをお奨めする。
そのあとで、興味があれば、前半の残りをちらちらととばし読みすればよい。前後を逆転するともっと良い本になると思う。 (Cassino/2005-11-16)
閃き ||||||
世の中を公正に見る力のつく画期的な本だと思います。
なぞなぞとして楽しんだり、芸術を感じさせる仮説をたてたりする感覚で問題を解くと、思いがけない論理構成を絶妙なタイミングで導きだせそうな閃きの宝庫です。 (あいとるい/2005-03-19)
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w:12 h:18 347page
「経験知」を伝える技術 ディープスマートの本質 (Harvard business school press)
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ランダムハウス講談社(2005-06-23)
翻訳:池村 千秋ドロシー・レナード
売上順位:2502
¥ 2,310(中古:¥ 3,900)

レビュー総評点:86
 製造業はじめ多くの企業の現場は、伝承された経験知・暗黙知で支えられてきたが、今、団塊の世代が会社を去る時がやってきた。上場企業の多くが新卒採用を急激に増やし学生採用数はバブル期並みまで回復、就職氷河期が嘘のようでさえある。そんな今だからこそ有用な知見と方法論が米国輸入の本書には垣間見られる。前著『知識の源泉』でも見せたドロシー・レオナルドの洞察力は、今更ながらにわが国企業経営の課題に直結するのである。
 ディープ・スマートとは、経験によってのみ獲得される経験的な智慧である。ディープ・スマートの持ち主達は、余人には識別し難い特定の問題を発見でき、迅速かつ懸命な決断を下す。その判断は直観でありながら凡そ正しい。著者は、大半の企業でなされている人材開発プログラムには人間の学習方法に関する洞察が欠けていると説く。目に見える技能や経営知識ばかりを詰め込み、ディープ・スマートを継承する仕組みがなっていないと論じるのだ。
 そのための方法論として、システマティックな徒弟制度の有効性を訴える。即ち、単に「俺の背中を見て技術を盗め」ではなく、学ぶ者がレセプター(脳内の受動器)を形成しつつ経験させることを促すのである。その方法論が、Guided Experience(指導の下での経験)、Guided Observation(指導の下での観察)、Guided Problem Solving(指導の下での問題解決)、Guided Experimentation(指導の下での実験)である。徒弟と言うと、その効果の高さは理解されながらも、決してコスト効率は高くない。ましてや3K職場的な暗いイメージが付きまとう。しかし、著者は、システマティックな徒弟が、無駄な教育プログラムやナレッジマネジメントシステムに投資をするよりもどれだけコスト効率が高いかと再考を促すのである。
 戦略コンサルファームのパートナーと以前話をした際、コンサルの技量は最終的に徒弟でしか伝えられないと言っていた。また、わが国では古来より「守破離」、風姿花伝に曰く「秘すれば花なり秘さざれば花ならず」、山本五十六曰く「やってみせ、言って聞かせてさせてみせ、誉めてやらねば人は動かじ」という言葉がある。全て伝承の哲学と言える。
 本書は、伝承においてわが国で語り継がれてきた知見を、現代経営学的に再整理したものであり、教育プログラムの再開発において一考の価値ある知見だと思える。 (ダチョウ平雅作/2005-07-21)
マネジメントに関する知識は,製品や製造に関する知識より暗黙的・経験的であり,簡単には伝えることができない.ここではそれを「ディープスマート」と命名している.

本書では,「ディープスマート」の体系化を行うとともに,「ディープスマート」の継承に最も有効な方法は「指導のもとでの経験/コーチング」であると主張し,具体的なコーチングのパターンを示している.

登場する具体的事例は,2000年ごろのシリコンバレー等のベンチャー企業の創業者が,経験豊富なコーチ(ベンチャーキャピタリスト,インキュベータなど)からマネジメント知識をどのように獲得し,それが企業の成長にどのように影響したかを,著者らが直接インタビュー調査した研究成果に基づいており,臨場感が伝わってくる.

技術移転や継承に関する文献は多いが,マネジメントに関する知識の移転や継承を体系化したものは少ない.実際,企業においても,技術や市場に関する知識共有・移転はある程度システム化されているが,よりディープなマネジメント知識の移転・継承に関しては,まったくの人依存・属人的であるケースがほとんどである.その意味で,読者の頭の中にデープスマートの継承に関する体系的な「レセプター」を構築できるだけでも本書の意義は大きい.
(ナレッジベーストビュー/2006-07-31)
 ディープ・スマートとは、経験によってのみ獲得される経験的な智慧である。ディープ・スマートの持ち主達は、余人には識別し難い特定の問題を発見でき、迅速かつ懸命な決断を下す。その判断は直観でありながら凡そ正しい。著者は、大半の企業でなされている人材開発プログラムには人間の学習方法に関する洞察が欠けていると説く。目に見える技能や経営知識ばかりを詰め込み、ディープ・スマートを継承する仕組みがなっていないと論じるのだ。
 そのための方法論として、システマティックな徒弟制度の有効性を訴える。即ち、単に「俺の背中を見て技術を盗め」ではなく、学ぶ者がレセプター(脳内の受動器)を形成しつつ経験させることを促すのである。その方法論が、Guided Experience(指導の下での経験)、Guided Observation(指導の下での観察)、Guided Problem Solving(指導の下での問題解決)、Guided Experimentation(指導の下での実験)である。徒弟と言うと、その効果の高さは理解されながらも、決してコスト効率は高くない。ましてや3K職場的な暗いイメージが付きまとう。しかし、著者は、システマティックな徒弟が、無駄な教育プログラムやナレッジマネジメントシステムに投資をするよりもどれだけコスト効率が高いかと再考を促すのである。
 製造業はじめ多くの企業の現場は、伝承された経験知・暗黙知で支えられてきたが、今、団塊の世代が会社を去る時がやってきた。上場企業の多くが新卒採用を急激に増やし学生採用数はバブル期並みまで回復、就職氷河期が嘘のようでさえある。そんな今だからこそ有用な知見と方法論が米国輸入の本書には垣間見られる。前著『知識の源泉』でも見せたドロシー・レオナルドの洞察力は、今更ながらにわが国企業経営の課題に直結するのである。 (ダチョウ平雅作/2005-07-19)
知識とは何か |||||||||||||||||
「経験豊富な人間はどうやって初心者に知識を伝えるか。」
この疑問からこの本は生まれた。
情報化社会は知識社会を生み出した。
知識が社会的、経済的価値を持つ時代になった。
そして、知識労働者という概念が浸透した。
知識が大きな価値を持つ現代において
経験を含む専門知識を次世代にうまく伝えるとは
一体どういうことなのか。
様々な側面から知識について検討し
その全貌に迫っていく。
エキスパート、またはその卵にとって
自らの持つ専門的な価値を考える最高のきっかけとなるはずだ。 (respiration23/2005-07-12)
原題である「ディープスマート」とはその人の直接の経験に立脚し、暗黙の知識に基く洞察を生み出し、その人の信念と社会的影響により形づくられる強力な専門知識、と説明されている。掴みどころが難しく、如何にしてこれが生まれ、移転させることが出来るのか、過去から様々な研究がされているところである。
本書は特に2000年前後のITバブル華やかな頃のシリコンバレーを中心としたベンチャーキャピタル(コーチ)とベンチャー企業の経営者(教え子)の事例を中心に研究されたものであり、2年に満たない短期間に知識の誕生から死に至る過程を実験の様に見て来た点が興味深い。
ドットコム・バブル期の「群集についていって、それが正解ならば、実に結構。群集についていって、それが不正解でも、それほど悪いことではない。だが独りぼっちで不正解だと、間抜けに見えてしまう」という言葉は当時の群集心理の状況、人間の考えに及ぼす社会的な影響を端的に言い表している。
「知識」とは信念に基づいた主観的なものであり、それが故に本人を取り巻く環境にも左右されながら形成される。なかでも自らのアイデンティティーと結びつき、周囲の人物に支持され、直接の経験に基いたものは中核的な信念となり、少々のことでは揺らがない。如何にして「正当化された真なる信念」である「知識」を会得するのか、原題と同様に極めて「ディープ」な課題の様に思われる。 (hbspmd/2005-07-20)
 多くの研究者に読んでもらいたい学術書という位置づけなら、目次をもっと詳しくする、索引、引用・参考文献一覧を付けるなど手を抜かないことだ。原著には、索引と文献一覧がある。はじめから気合が入ってない。読み終えて、振り返るにも本文だけではいかにも。

 本書の中心テーマである「ディープスマート」とは、「直接の経験を土台とし、時間をかけて蓄えられた暗黙の知識から引き出された洞察を生み出すもの」(p.265)である。直接の経験とはどの様なものを指すのか、それが有効であるためには何が必要か、時間をかけてとは誰が誰に何年かけるのか、引き出すとはどういうことか、洞察・直感とは何か、それが組織の持続と成果を挙げることとどう関係があるのか。フィールドワークをベースに地道な探索と仮説・検証に取り組むが、読んでいて明瞭さに欠ける。

 全9章のうち、第7章から本題が始まる(p.223)。それまで忍耐して、ドラッカーも野中郁次郎先生も引用されているが、研究の議論を構成する概念・事例のいわば暖機運転を延々と述べる、という章立てである。各章末に「ポイント」をまとめてあるのが救い。
 日本の自動車会社の効率の良さを浮き彫りにしている箇所があるが、労働者は一日中、機械音など人の声も聞き取れぬ環境の中で、思考力を失った頭で改善提案も提出せねばならぬ。レナードは参与観察もアクションリサーチもやっていないだろう、こういう点には触れずじまい。日本の自動車屋の目標・プロセスすべてが、万歳三唱ではない。米国メーカーだっていい車を作っている。

 ディープだからスマートというのではないか。シャローなものはなんというのか。ディープスマートに対して大きな意味を持つ「中核的信念」について議論は展開する。KMのその後、に興味をお持ちの方、ご一読を。
 索引なし。 (空也 苦惑子/2006-06-24)
畑村洋太郎先生の著書「技術の創造と設計」で提示された3現主義の重要性を米国的に表した良書です。

綿密な調査のすばらしさ、そして章立て構成からくる使いやすさと、海外のこの手の本にある良さが満載されています。内容的には2000〜2001年のネットバブル崩壊を中心に調査しているので個人的にで時代を体感していたのでとても分かりやすいです。そしてネットバブルから流れ出した負の遺産を、まさしく失敗学として次世代に活かしていこうとする姿勢が素晴らしいと思います。 (camperpapa/2008-06-16)
企業の生産現場での経験知や暗黙知をどう技術委譲するか?トヨタ生産方式に事例を見るように、図面や文書に明文化できない知識をどう伝承するか?が本書の記述の出発点である。企業経営には、投資的側面と財務情報の管理等、不確定要素があり、これを上手に遣り繰りすることが求められる。著者の提示する「ディープ・スマート」の委譲により、コーチが部下に経験を再創造させる「実験的知識獲得」が重要だと説く。これは、一定の年数を経なければ培えないノウハウである。実際、個人の資質と考え方に経験が加味されて、これが企業運営を上手く運ぶ人材を抜擢するしか仕方ないように個人的に感じる。著者の示したい点が不明瞭で、分かり辛い書籍だと思う。技術上のボルトが何故疲労破壊するか?車体の柱がどの箇所で折れ易いか?等、実験的に経験することで、知ることもあり、シミュレーション至上主義では何ともし難い事例もあるが、経営的観点からは、社会の基盤やニーズと企業体の存立理由や運営上の問題点等の噛み合わせの問題で、自然に儲かる企業もあり、わざわざ「ディープ・スマート」と称して固有の問題にしなくても良かったのではないか?と思う。以上 (happysmile/2009-06-04)
タイトルが示すとおり、
言語化が難しいが、経験的に獲得される重要な知識・技能について
伝える方法をまとめた本。
本書にある「ディープスマート」とはこうした知識・技能の事を指す。

この本で「ディープスマート」として表現されるものは、
職場での生活の中でOJT方式で獲得されるものが多いと思われる。
OJT方式は言語化(マニュアル化)が難しい知識・技能でも獲得させられる反面、
効果的に養成することが難しい、とみなされやすい。
よって、OJTを重視する環境では
マニュアル化された知識・技能が軽視されるばかりか
新しい知識・技能のマニュアル化そのものが軽視される、
そんな風潮を生み出す可能性がある。
現代の職場社会で
そうしたOJT方式を重視する風潮がどこまであるか定かではないが、
そうした風潮に一石を投じる刺激的な一冊だといえる。

なお、肝心の「ディープスマートを伝える技術」そのものについては
ディープスマート自体の言語化そのものが難しいためか、
どこかつかみどころのない感じもぬぐえない。
しかし、本書で「ディープスマート」として定義される数々の知識・技能を
意識的に言語化し、マニュアル化しようと努めるだけでも
職場の発展のためには有益なのではないかと考えさせられる一冊であった。 (ozean-schloss/2009-05-30)
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ロジカル・プレゼンテーション―自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」
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ASIN:4901234439
英治出版(2004-02-01)
高田 貴久
売上順位:3216
¥ 1,890(中古:¥ 1,347)

レビュー総評点:311総評点300以上の注目商品
分かりやすい、その一言に尽きます。

実践に必要な知恵がつまっていると思いました。
よい提案という目的に沿って書かれており、無駄な知識がないのも特徴
だと思います。非常に実践的です。

やはり、講師というだけあって、多数の人に分かりやすく、実践しやす
く書かれていると感じました。一章あたり30分で読め、読みやすいで
す。

一応自己流でもなんとかプレゼンできるけど、自分の提案やプレゼンに
多少なりとも違和感を感じている人は一読の価値ありです。違和感の理
由が分かります。よろしくない提案やプレゼンには必ず理由あり、その
理由が理解できます。
(カニ歩き/2006-07-06)
この書籍は、1冊があるストーリにより構成されている。
ハードウェアメーカが、新規事業の立ち上げを行う事を決め、あるコンサルティング会社に支援を依頼し、事業を徐々に具体化する。
関係者である、ハードウェアメーカ・コンサルティング会社の中心人物が、提案技術として、論理思考、仮説検証、会議設計、資料作成をどのように使い、事業を具体化していったのかが書かれている。
提案の技術というものを、体系的にきれいに整理している為、非常にわかりやすい。仕事上提案を行う方には、お勧めの一冊である。 (シュバ/2005-07-15)
いかに論理的に相手に伝えるかを書いた本ですが、とにかくわかりやすく書かれています。
ロジカルシンキングの本では、難解なビジネス上の例を出したり、やたら難しい言い方で書いた本が多い中、この本は本当にわかりやすいです。
なので、苦も無くスラスラ読め、容易に繰り返し読むことが出来て、論理的に伝えるための考え方を身に付けることに繋がると思います。 (石屋川乱読/2006-09-16)
非凡は平凡を装う |||||||||||||||||||||||||||||||||
この手の本を読むと途中で失望して放り出してしまう事が多いのだが、久しぶりに一気に読めた。
ストーリーを絡めて難しいビジネスの概念を読者に理解させるというのは「ザ・ゴール」以来食傷気味で、日本人が書いたこの手の本ではそのストーリーや文章が拙くて読む気を喪失させるものが多い中で、この本は何だか奇妙なバランスの上に立って成功しているように感じた。
しかしこれまで読んだコンサルタントになる為の本、経営企画部員の為の本、ロジカル・シンキングの本、プレゼンテーションの本と比べて際立っているのは、もちろんストーリーの面白さではなく、読者に「これは、多分正しい」と思わせる「何か」である。
それはおそらく、この本がそういったテクニックを教えるだけではなく、正しい修行の「方法」をも教えようとしているからだろう。
実際、よくある「なんとかコンサルティング」みたいな本では、プロのコンサルタントのちょっとしたコツというものを「こうすれば誰でもできますよ」という顔をして教えてくれるわけだが、この本の著者はそういったコツを読者が自ら編み出せるようにする為、読者に対して執拗に絶えざる訓練を要求する。
それは例えば道を極めた者が「悟り」そのものを教えるのではなく、「悟りに至る方法」を教え、怠ることなく鍛錬するように要求するのに似ている。
この本を読めば、すぐに論理的に考えることができるようになったり、プロのテクニックを身に付けられるわけではないと思う。
けれども著者の示す方法に従って訓練すれば、誰でも或る程度はプロフェッショナルと呼ばれるに相応しいスキルを身に付けられるかも知れない、と思わせる説得力の有る部分が随所に見られた。
但しその記述や表現は極めて平凡である。
「適切に考え、適切に伝える」、「検証不能な作業設計をしない」、「人間の感覚に逆らわない」と、並べてみれば特に目新しいことを述べているわけではない。
しかしこの本を一気に読み進める内に、そういったアドバイスが自分の経験に照らし合わせて「目から鱗が落ちる」感覚に変っていくのが心地よい。
最後に、著者の略歴を見て「これは一本取られた」と思った。
若いが、なかなかやる。 (/2004-03-01)
プレゼンテーションよりもロジカル・シンキングの基本についての説明が3分の2を占めています。従ってすでにロジカル・シンキングに通じプレゼンのスキルを期待している読者はやや失望するかもしれません。しかしながら、ロジカル・シンキングの解説は類書に比べるとかなり充実しており、入門者には勧められます。MECEや仮説思考、データスキルなどについて明瞭な理解を得られるでしょう。 (/2007-02-18)
ロジカル(あるいはクリティカル)シンキング系の本は今となっては山ほどあふれているが、非常に難解な理論書のような仕上がりであったり、逆に平易すぎて薄っぺらいないようであったりするものが多く、どれもしっくり来ないものであったが、この本は高度な内容も非常に分かりやすく書かれている点に好感が持てる。

著者が文中で語る「論理的か否かは相手が決める」の言葉通り、相手に伝わってこそこの本の価値があるという心遣いが感じられる。
特にやたらとカタカナ英語を交えず可能な限り日本語で表現しているのもその心遣いの表れであろう。

ロジカルシンキング系の本としては照屋華子さんの『ロジカル・シンキング』やバーバラ・ミントの『考える技術・書く技術』もお薦めであるが、高田氏の本を何度か読み返して内容をしっかりと理解できる人にはこれ一冊でもよいのではないか。
何冊もの本を読みロジカル・シンキングのそのものに必要以上の磨きをかけるよりも、むしろそれをいかにビジネスで使いこなすかを助けてくれる本を読むことをお薦めします。

(readers_leader/2006-04-12)
確かに荒削りで、筆者の独りよがり感のある本だ。

しかしそれ以上に、「論理的に考え伝える」ということを、
地道に積み上げてきた筆者の方法論を学べることが、
大変自分の為になる。

既に仕事の出来る人には役にたたないかもしれない。
だが暗中模索中で、何とか自分を鍛える手段を探している人には、
間違いなく一読を勧めることのできる本だ。 (ハイオン/2005-06-21)
論理的か否かは相手が決める |||||||||||||||||||||||||||
提案することを徹底的に掘り下げた本。前提となる考え方から実行まで、ここほど深くかつ詳しく書いた本は他にない。著者が業務を通して気づいたことを書き留めたような内容で、類書で「そこを教えてよっ」と思ってしまうポイントに答えてくれる。
本書のコアは、「論理的か否かは相手が決める」という考え方にある。例えば、自分は論理的に説明しているつもりなのに、相手はまったく理解してくれないと嘆く人が結構いる。これがなぜ起きるのか。それは、「論理的」、本書の定義で言えば「話がちゃんとつながっている」状態とは、話を聞く人の立場や価値観によって異なるからだ。だから何か説明する時には、相手が論理的と感じられるように話を組み立てなければならない。単純なことだが、実行できている人は少ないのではないか。
そのような前提の下、どう話を組み立てるか、どう相手の疑問に答えるかが深く考察され、会議のやり方と資料作りという実践的な内容が続く。どの項目も具体的且つ実行可能な内容であり、何度も見直して体得したいものばかりだ。日頃から「なんで私の話は理解されないのだろう」と悪戦苦闘している方なら、そういうことだったのかと目からウロコが落ちるに違いない。過去の文献をまとめ直していることが多い類書に比べ、著者の体験に基づいてあらゆる方向から解説されており納得感が高い。
問題解決をテーマとした続編も出るようだが、最初のテーマに「提案」を選んだところに著者のポリシーを垣間見ることができる。それは、企画や戦略立案は第一に「通す」ためにあるということだ。相手に理解され、承認されなければ何の意味もない。全てはそこを目指して行われるべきということなのだろう。続編にも期待したい。 (764hero/2004-03-04)
小生久しぶりに本書を手に取りました。プレゼンテーションの納得感を欠く原因として、横の理論、縦の理論のつながり不足からきているとの指摘から始まり、それぞれの不足の典型パターンとそれに対する解決策、などなど、日々仕事を進める上での、提案や会議設定に対する考え方の礎がこの本に内在していることを、改めて実感しました。本書の内容を体得するためにも、2年間くらいは、傍らにおいておきたい良書だと思います。 (T.Chikara/2007-02-12)
今の仕事とは別の業態で書類を作成することになり、初心に戻って久々にこの手の本を読みました。

提案をそもそも「通りずらい」ものと認識して、わかりやすいプレゼンを行うために必要なスキルとして「論理的思考」「仮説検証」「会議設計」「資料作成」を上げ、それぞれについてのテクニカルなことを、仮想のストーリーの検証を通じて判りやすく説明してくれています。

この手のものは、実践してナンボのものですので、最後は自分自身の実践で検証しなければならないと思います。ただ、まず概念の理解が難しい本より実践しやすい感じですし、それが入門書として最適なように思います。

入門書としてお薦めです。 (itgaki/2007-07-15)
昨今話題のロジカルシンキングの本です。タイトルはプレゼンテーションとなってますが、本書では、コミュニケーション=プレゼンテーションと位置づけ、上司への報告や、会議の設定、当然プレゼンの資料作成も含め解説しているので、プレゼンをする機会のない人でも、ロジカルシンキングを学ぶのに良い本だと思います。

本書の構成としては、ストーリーとして1章ごとに業務提携の推進を舞台とする小説があり、その中で主人公達がいかにしてロジカルに上司や、社内、提携先企業に対して提案するかを描いています。

このストーリーにそって、解説されてるのですが、解説もポイントを絞ってあり、演繹法だとか、帰納法といった難解な言葉を用いずに「縦の論理」「横の論理」と分かりやすい言葉で書かれているので、すっと頭に入りました。これまで何冊かロジカルシンキング系の本を読みましたが、これは非常に分かりやすかったです。(既に読んでいたおかげというのもありますが)。実務レベルですぐに使えそうなので、会社の机に置いておきたいと思います。 (shut_row/2006-01-02)
他のロジカル本やプレゼンノウハウ本だと情報が多すぎて、読み終わった後に脳みそが飽和状態に陥ってしまうので困ってしまうと言う人にお勧めです。
この本では、例えば、「プレゼンでの反論は実は2種類しかない」とか「こういう場合は原因は実は4つしかない」とか、私達がよく陥りがちな状況下での要因をざっくりと分けてくれているので要点が押さえられるし、大まかに分けられているおかげで逆に応用が利いたりします。
また、架空のプロジェクト話をベースに進んでいくため、それをケーススタディとして、どこがいけなかったのか、それをどうすればよかったのかを自分も考えることができ、対処法が直球で頭に入ります。
プレゼンのためだけではなく、日常のコミュニケーションなどにも応用できる部分が多いので、普段何故かミスコミュニケーションが多いと思っている方もぜひ読んでみてください! 絶対ためになります。 (ばとぞう/2005-05-10)
「ロジカルプレゼンテーション」と聞いて、「ああ、またコンサルの書いたロジックものか」と考えた読者はいないだろうか。この本はそれらの類書とはひと味違うテイストを醸し出している。まず、「プレゼンテーション」と聞いて、パワーポイントで饒舌に語るイメージを思い出しがちだが、この本で言う「プレゼンテーション」とは「伝える技術」に他ならない。職場環境が人も組織も従来とは比較にならないほど多様化し、極めて短時間に、そして、正確に伝えること必要とされている時代に、「伝える術」はすべてのサラリーマンにとってのビジネスウエポンになることは間違いないだろう。
 この本が一種独特の雰囲気を醸し出しているのは、筆者の思考のプロセス、考える手順を時間軸で公開しているからだ。類書は、できあがった規制の理論を体系的に、そして、綺麗にまとめているものが多いが、この本は、実際のビジネスケースを想定し、様々なステークホルダーと遭遇する中で生じるインタラクションの中に事細かく「うち手」を(くどいほど丁寧に)解説してくれているのがユニークだ。その解説の手法は、筆者自信が体験した感覚、手順、順序になっているため、筆者の頭が乗り移ったような感覚になるときがある。
 この本は、マニュアル本である。しかし、今まで出会ったことがないマニュアル本である。筆者は「使用前と使用後にハッキリと違いを感じてもらいたい」と強烈に思って書いたに違いない。 (河合 拓/2004-03-10)
最強の実戦書 |||||||||||||||||||||||||
私は現在、コンサルティング会社を退職し、一般事業会社で論理思考・
パッケージング・プレゼンテーション等のスキルを移転するために
いろいろな形で教育を行っている。資料の執筆もその一つだ。
その際「ロジカル・シンキング」や「考える技術・書く技術」等の書籍群
は確かに参考になるのだが、実戦で使うために留意すべきことはいくら
でもあり、それを思い出しながら内容を作り込んでいた。
ところが。
この本にはそうした実戦でのチェックポイントがほとんど余すところなく、
かつ非常に平易に書いてある。
他の著者が字面で済ますことの多い論点の整理にこれでもかというくらい
チャートを使っているのが印象を強くしているのかもしれない。
自分の思考をこの書籍を読みながら確認すれば(できれば同じようにこの
書籍を読んだ同僚と読み合わせれば)、月500万円レベルのコンサルタント
にも負けないパッケージング能力が身に付くはずだ。
過去に出版されたあらゆる「論理」系の書籍の中で最高の実戦書であると
思う(おかげで私の執筆での付加価値はほとんど吹っ飛んでしまった)。
少しでも自身のパッケージング能力に不安のある人にとって、これより
先に読むべき和書はおそらく存在しない。私ももう一度復習しようと思う。
ただ、著者も書いているように分析する力=示唆を出す力はここでは言及
されていない。
あくまで「パッケージする力をつける本」であって「内容を作る力をつける本」
ではないので念のため。 (hide/2004-03-12)
仕事をしていると様々な場面でプレゼンを行ったり、上司に資料を提出したりする機会が出てきます。自分では一生懸命作ったつもりなのにイマイチ相手に伝わらなかったり、思ったほどリアクションを得られなかったりした経験は無いでしょうか。
この本はタイトルにもある通り「自分の考えを効果的に伝える」ための「提案の技術」について書かれた本です。プレゼンテーションを行うに当たっての論理的なモノの考え方から、紙に落とし込む作業までを、各項ごとにフィクションのストーリーによる事例を交えながら解説してくれます。
特に「本当にそうなの?」「それだけなの」というプレゼン構築の際に考える帰納法と演繹法についてのくだりは非常に分かりやすかったです。独りよがりの資料作成に陥りやすい私にとっては目から鱗の本でした。アマゾンなどで低評価を付けている方々は既に様々な書籍を読み、私などでは足元にも及ばないような知識と経験を備えた方なのかもしれませんが、知識も経験も少ない私にとっては非常に学ぶべきところの多い本でした。
プレゼンテーション以外の部分でも応用の利く内容が沢山書かれていますので、流行(らしい)のロジカル系の本をまだ読んだことの無い方や、ロジカル系の本を読んでもピンとこなかった方は一度読んでみてはいかがでしょうか。
著者の年齢が私と大差ない(私より2つ年上)ことを知り・・・(以下略) (kohisama/2005-01-02)
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