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思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)
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ASIN:4480020470
筑摩書房(1986-04-24)
外山 滋比古
売上順位:1176
¥ 546(中古:¥ 22)

レビュー総評点:421総評点300以上の注目商品
思考を育てる本 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
入試問題にこの思考の整理学の文章を見つけました。「時の試練とは、時間のもつ風化作用をくぐっているということである。風化作用は言いかえると忘却にほかならない。古典は読者の忘却の層をくぐり抜けたときに生れる。作者自らが古典を創りだすことはできない。」この部分が気になって購入したのですが、初版が20年前だったことを知り、とても驚きました。文章がまったく色褪せておらず、この本自体が、時の試練を越えているように思います。
よいアイデアは、ひらめいた時に書き留めること、そしてそれを一旦頭から外して寝かせること。そして育ってきたアイデアは別の場所に移すということが、著者の具体例と共に書かれていて、実用書として機能する良書だと思います。 (めぐ/2004-08-20)
忘却のススメ。 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
考えること、思考の整理方法について、体系的に書かれた入門書。
最初の「考えを醗酵せよ。寝かせろ」と書かれた章は、
ジェームス・ヤング著「アイデアのつくり方」と全く同じ事を言っている
ので、驚きました。
1986年に書かれた本なので、インターネットに関する記述が無いなど
いささか古い面もありますが、
それでもなお今でも通用する部分が多々あります。
目からウロコだったのは、「忘却する努力をせよ」ということ。
これからは、人間の頭は知識を詰め込む「倉庫」ではなく、
新しいものを創り出す「工場」であるべきだ。
そして、思考の整理という観点から眺めると、
倉庫でいう整理とは、考えをまとめること。
工場でいう整理とは、いらないものを捨てること。
つまり、これからの私たちに求められることは、忘却することだ。
目からウロコでした。今まで詰め込み教育をされており、
知識を得ることが重要だと思っていた私にとって、
「忘れていいよ。いや、忘れなさい」と言われたのは初めてでした。
また、著者はこんなことも言っています。
「話を聞いて、つまらないと思ったことをノートに書きなさい。
 そして、大切なことはノートに書くな。」
どういう意味だと思いますか??かなり逆説的な意味ですが。。。
詳しくは、本文を読んでみてください。
「考える」という本当の意味を示唆してくれる本だと思います。 (Think!/2004-02-08)
二十年以上前、学生の頃に読みました。私が持っているのを知らずに家族が買って来たので、今の視点で読み返してみました。著者は大学教授ですが、思うに、詰め込み暗記型の受験教育による若者の思考能力の硬直化を懸念してこういう本を書いたのではないかと思えます。冒頭のグライダーと飛行機の喩えにそれが見て取れます。それぞれのエッセイは短く読みやすいし、それぞれのタイトルが物事を考える時の方法についてのヒントになっています。多くの人は「寝かせる」ことに注目しているようですが、他にも「発酵」「アナロジー」「捨てる」「触媒」などなど沢山のヒントが隠されています。そしてこれらは「思考」についてだけでなく、「クリエイティブであること」についての普遍的なことでもあります。昔読んだ時のことはほとんど忘れていたので、これは嬉しい再会でした。 (スーダラ親父/2008-03-21)
著者が一番書きたいことは、情報や思考を整理する方法ではなく、考えるとはどういうことなのかということのようです。本書の出版は1986年。本格的なコンピューター社会を迎える前兆が感じられつつあった20年前にあって、コンピューターにまかせられることはまかせ、自ら考える主体的なアタマをとなる必要性を問いています。

「とにかく書いてみる」という章には深く頷いてしまいました。

《書き進めば進むほど、頭がすっきりしてくる。先が見えてくる。もっとおもしろいのは、あらかじめ考えてもいなかったことが、書いているうちにふと頭に浮かんでくることである》

「自分が何を話すか自分で分かっていない」と言ったのは内田樹氏。「思考の整理法」とかその手の類書とは一線を画しているようにも思え、氏の考え方は充分に現代でも通用するのだと思います。
(clala-flala/2007-07-07)
昔の人は特に創意工夫がうまい、見倣うべきところが多い、そう思う。 
これは広義において満足からは何も生まれず、不足しているからこそ人は創造的になれるからではないだろうか。では、あり余るほどの情報、しかもすぐに手に入る現在、我々はどうすれば創造的になれるだろうか。それはまさに本書で述べられているような方法で、ちょっとした工夫もして試行錯誤し、または自分の得意分野だけでも能動的に問題を発見し解決策を想像してみる、考える習慣をつけること、そう言うことではないだろうか。本書のタイトルだけを見るとロジカルシンキングだけの内容かと思い購入したが、内容はもっと多岐に渡り実に深い。現代人にとって何か忘れかけていた大切なものを改めて考え直すきっかけになる。これからますます情報化が進む一方で創造的人間であることが問われてくると思う。いつもカバンの中に忍ばせて折にふれて読み直したい。しかし本書は発行以来20年以上も経つが、その当時に本書と出合っていたら、いったい自分はどう感じていたであろうか。 (Tomo-Papa/2008-04-21)
思考の熟成 |||||||||||||||||
頭の中にある何かを「整理する」ということは必ずしも常にそれ自体を見つめておくことではない。いやむしろ「見つめる鍋は煮えない」ということわざにもあるように見つめ続けるからうまくいかない。
この本の前半で著者は「忘れる」ということを大きなテーマに、人間の脳における思考の整理とはいったいいかなるものかということを解いている。
ここでいう忘れるというのは決して完全な忘却ではなく、一度記憶したものを片隅に置いておくこと。つまり一時的な忘却である。
この一時的な忘却を大きく活用するためのインプットの仕方。
そして後半では忘れることによって熟成させた思考をどのようにアウトプットするかが各題4〜6ページの読みやすい形式で書かれている。
そのほかにも思考にかんするさまざまな意見が述べられており、とくにことわざの章は感心してしまった。
読み応え十分な一冊。 (日本団子/2008-04-09)
”思考の整理学”というので、主に手帳の付け方などを扱った本なのかなと思って読み始めたが
実際は、まさに自分の”思考”そのものをいかに整理し活用するかといった内容だった。
アイデアは良く浮かぶのに一度も生かしきれたことがないとか、
何か書きたい気持ちはあっても、いざ書き始めると、いっこうに筆が進まない
といった経験のある人は一度は読んでみることを、おすすめします。
20年も前に書かれた内容であるのに、パソコンなどのハードやソフトが急速に発達した現在でも
ほとんど旧さを感じさせない。
いかに物知りであるか、いかに多くの事柄を記憶しているか、いかに計算が速いかは
パソコンで代用できるようになった現在、生身の人間にしかできない思考能力を高めることが
いかに大切かを説いているようにも思う。 (MH/2008-03-19)
初版が1986年なので、さすがに内容に古さを感じるところが多いです。しかし例えば「生産的な仕事は朝がよい」、「アイデアは一旦忘れて寝させるのがよい」といった、今はやりの「仕事本」で取り上げられているノウハウのエッセンスは、もうこの時期にほとんどが確立されていたのだなぁ、ということに気づかされます。 (えめふろ/2007-07-21)
寝かせることが大切 |||||||||||||||||
種々のテーマについて、筆者の経験をもとにストーリー立てられ、具体的な行動を説明している。
特に印象深かったのは「寝かせること」。
 ・長い間、心の中であたためられていたものには不思議な力がある。
つまり、しずむべきものは沈む浮かび上がるものはより鮮明となって浮かんでくる、ということだ。そうなるには、
 ・幸運は寝て待つ
そう、無意識の時間を使って考えを生み出そうというわけである。
僕なりに補足して考えると、あたためるためには意識することが必要であり、その志向は、実は、既に知っているものがある無意識の領域にむけられるってこと。これは言語学の普遍的テーマである、どの人種にもすべからく言語を知りうる、というのを想念させられる示唆でもある。
では、それらを実際どのように認識せしめるのかは、各テーマに沿い簡単な実例をもとに述べられている。視点のおきかたで整理することにより、認識する幅は広くなり、認知能力はどんどん深くなるということである。効率よく情報を得るという類の本ではないのでご注意を。 (きたまくら/2004-04-03)
どこをとってもわかりやすいのは、外山氏の優れた比喩表現のためであろう。
忘れるための努力や、アイデアのもとを寝かせる・・・など、発想や知的生産のために欠かせないノウハウが書かれている。
初版から何年かたってしまったが、発想で勝負する現代、情報化社会を予測したかのような内容であり、全く色あせていない。 (五島一郎/2001-09-30)
文章を書く前に、「考えること」についての貴重なアドバイス本。

「考え」は、まず、寝させてから醗酵させ、またしばらく忘れる。
「見つめるナベは煮えない」ということだ。
すると「熟したテーマは、向うからやってくる」。

「考え」に浅い、深いがあるというのは、整理、抽象化の進行の程度であり、
深くなるほど高度の思考となり、普遍性も大きくなる。
要は、思考の整理には平面的で量的なまとめではなく、
立体的、質的な統合を考えなくてはならない、ということだ。

また、知的活動とは、
理解→想像力→解釈→難解本は体当たり読み→思考的読書→抽象的理解力を高める。

読書については、作者の意図をたどりながらの読み方ではなく、
あえて、自分の新しい解釈を創り出していくことを勧めている。
当然、作者の意図と衝突してもひるまない。
汗のにおいのする思考が本当の独創、想像を生むというのが印象的でした。

本書のテーマ「思考の整理法」としては寝させるほど大切なことはないそうで、
それは日々生活していく上でも素晴らしい名言だと思いました。
感情的になったときには、とりあえずその問題から意識を遠ざける工夫を
こらすのが常套手段だと感じました。
なにごとも、むやみに急いで得られるものは少なく、失くすものの方が大きいですから。。。
(101/2008-05-09)
最近、
本屋には、考えること、論理的思考、問題解決力、
そんな類の本が賑わい、
さすがに、もう考えることが、とても重要なことだというのは分かっている。
仕事だって、もっと深く考えなさい!みたいなことを
言う上司が増えているはずだ。

でも、考えるって、なんだろう!?
深く考えてるつもりだし、本だってけっこう読んでるほうだ・・・。
と、思っている方には、読んでほしい本です。

筆者・外山滋比古氏の言葉を流用させて頂きながら、
自分なりに本書を表現すると、、、、
限りなく皆が知っているであろう周知の機知情報をベースに、
一部未知の情報を付加し、
そして、考える、という行為そのものに自覚を与える
未知への世界へと誘ってくれる。

夜書いた手紙は、朝読むと、愕然とするひどい内容だ。
朝になると天使が降りて、難題を解決している。
ギリギリと机に向かっていても思いつかなかったことが、
ふとトイレにたった瞬間にひらめきがある。
たくさんの関連本を濫読していると、何か本質が見えてくる。
考えてみる、声に出して読んでみる、そして、人に話してみる過程で、
徐々に鮮麗された考えになる。


あぁ、あるよなぁ・・と思う体験こそが
考えること、思考の整理学には必要なんだと問われておられる。

というわけで、
私も、ここら辺で切り上げて、
睡眠時の脳による自発的な思考の整理へと委ねたいと思います。 (サクラネコ/2008-03-16)
帯に書いてあったとおり、もっと早く読んでいればと思わずにはいられませんでした。
思考方法の基礎的な態度を学べます。
今になって読むと「そうなんだよなあ。最初からわかっていればなあ。」
大学の学部生が読んでこの態度を身につけ、社会にでても思考していくと
いうのがいいのではないでしょうか。
もちろん社会人も必読ですが。
著者の文章を読んでいるだけで、頭が整理されるので
著者の書いた他の本も買って読み始めています。

(気分上々/2008-05-23)
外山滋比古氏による、初版1986年の超ロングセラー。
八重洲ブックセンターにて平積みされていたため、思わず手に取った一冊。

しばしば論文へ取り組む学生を例に挙げてはいるものの、その手法は全ての「思考する人」に通ずる。
「思考」という抽象的なテーマではあるが、具体的な例を豊富に用いていて内容は解りやすい。
「セレンディピティ」や「インブリーディング」「三上・三中」などが特に印象深かった。
三章と四章については何かを書こうとする人にとって参考になる点が多いだろう。
五章と六章については、全ての思考する人に読んで欲しい。

時にユーモラスな著者の表現が本書を身近なものにしてくれている。
間違いなく「出会って良かった」と思える一冊。 (Z?/2007-12-11)
初版は1986年。最近刊行された梅田望夫氏の「ウェブ時代をゆく」で紹介されていたのがきっかけで、20年以上も読み続けられているロングセラーを手に取りました。
私なりの解釈では「『知』をいかにコントロールするか」というのが本書に貫かれた論旨であり、モノゴトを「知って」から、それを「整理し」、「考え」、「表現」するまでのそれぞれについて、具体的なアイデアを提示しています。
文体がやや古く硬くて読みにくい面もありますが、パソコンやインターネットが普及し、「知ること」や「整理すること」のツールが進化した現代であっても、本書で紹介されている考え方は十分通用する内容で、そのあたりがロングセラーたる所以かと思います。
真新しいことが書いてあるわけではありませんが、タイトルにあるとおり「思考」方法をおさらいするのに適した内容となっています。
(おがよし@CSS/2007-12-06)
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ちょっとした勉強のコツ
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ASIN:4840300895
みくに出版(2000-09)
外山 滋比古
売上順位:42132
¥ 1,470(中古:¥ 372)

レビュー総評点:88
著者はお茶の水女子大名誉教授の言語学者。本書は勉強にかかわる38篇のエッセーから成る。初出は1996年4月から2000年4月の雑誌「合格レーダー」(生憎知らないが)。著者は1923年生まれだから、73歳から77歳にかけて書かれたエッセーということになる。
文章は平易で読みやすい。しかし、内容の質は高く含蓄がある。また、具体例が豊富で、"serendipity"(偶然の発見)の挿話(p130、科学者などが実験中に思わぬ発見をすること)やプラシーボ効果(p171、偽薬効果ー例えば、ただの砂糖水であっても妙薬だといわれ信じて服用すると効果があったりすること)の話などはいずれも興味深い。それぞれの内容は難しいことではないが、その由来や正確な呼称を私は知らなかった。
「三つのことば」というエッセーでは、日常使用するアルファー語、物語や小説のベーター語、論理的なガンマー語の3種に分け、勉強するとはガンマー語を勉強することだと、至って判りやすい。体で覚える暗黙知と知識としての言語知のエッセーも示唆に富み、暗黙知を軽視してはならないとの指摘は文化評論でさえある。
本書の書名は、一見ノウハウ書のようであるが、実は内容は極めて濃い。私は食い入るように耽読してしまった。 (yoshi_inoue/2005-02-15)
すこしでも、外山さん考えを知ることができればと思い購入、通読。内容的には、思考の整理学と同じような形で、生きていく上で、少しで外山さんが感じた内容を知的に分析してその結果を解説してくれている。内容は「思考の整理学」とかぶる部分もありますが、「思考の整理学」を読んだ上でも、読み終わった後、充実感があります。小脳を利用しての勉強、頭の働かせ方の二種類の定義、脳への刷り込、小刻みに結果を出し脳に安心させるなど面白かったな。「思考の〜」も間違いなく面白かったけど、こっちも名作だと思います。日常生活からの問題定義能力、発見能力、それに対する抽象化、分析力、定義化の能力は尊敬するしかありません。脳の使い方が上手いのかな・・・少しでも見習いたい日々です。 (sickboy/2008-02-23)
勉強法のヒントが満載 |||||||||||||||||||||||
身近なエピソードを平易な語り口でつづっているので文章が読みやすい.
それでいて,けっこう奥深い.
氏の文章が,小学校や中学校の国語の題材に選ばれるのはよくわかる.
小学生を持つ親は読むとよい.
興味を引いた例
・ある学校での時間割をなくした試み.
・立って仕事をすると効率がよいということを著者が聞いて,
 それを実践した顛末.
・2つのグループに本を書き写す作業をさせた.
 一つは,背筋を伸ばして正しい姿勢で作業した人たちのグループ.
 もう一つは,猫背で作業した人たちのグループ.
 さて,作業効率が高かったのはどっち. (弾丸ロケット/2004-04-17)
勉強には集中力は欠かせないが、どうやったら集中力を持続することができるかが問題だ。そのための具体的な方法が書いてある。
たとえば、満腹の時は集中力がとぎれる。アナウンサーは仕事時は空腹にして、自分をハングリーにしておくのだそうだ。
人間の生理に逆らわずに、生理にそったやり方をすれば、集中力を持続させて勉強がはかどるのだとわかった。 (練馬のよっちゃん/2005-08-26)
著者はいわゆる学者だが、そういう専門家視点の本か?と思っては読まないほうがいいと思います。9割「経験則の本」です。いまこの著者の本はすごく売れていますが、私としては「目からウロコ」と言うレベルではなかったです。ただ、2、3点、特に後半で「使えるなぁ」と言うものもありました。
学歴等を見ても著者は才能型よりも努力型と思われます。よって「デキない人目線」があるように感じられます。そのせいで他の本よりはすんなりと入ってくる気がします。心の清涼剤と言うか安心感のある本です。

具体的に今、使用しているのは「目を閉じて(イメージして)卵を左右の手でお手玉して頭に
乗せる。」と言う集中法。要は「呼吸と姿勢を正す」ってことなんですが非常に効果があります。特にこれは年齢や性格に関係なく使えると思います。けっこうやってます。(恥ずかしいので外でやる時はお手玉はせず頭に乗せるだけ。)


(アマゾネス愛子/2008-06-15)
本を読むときに書いてあることに対して「それはなぜ?」という問を繰り返しながら読む癖のあるひとはこの本は避けた方がいいかもしれません。なぜなら、例文、語呂、言い伝え、著名人の話を多様しわかりやすく書いてはあるものの、一つの話に対して解説程度ですませ著者の明確な答えを示さないまま例え話つながりでさらに新しい話に切り替わり結局なにが言いたいんだろうと思ってしまう箇所が多く、なにかしらの「答え」を求めている人には向かない本だと思います。また言葉の置き換えも理論的に解いているように見せかけているだけであまり意味があるとは思えません(p75の時間の量をxとしている箇所などは、条件の悪い時だと、良い時の半分で〜と言えば済む等)。さらに著者の意見が出ていても「かもしれない」などと言う言葉で結んで主張が弱い所も見受けられ全体的に著者が長年の間に培った「勉強に関する話」を集めた雑学書と考えた方がいいかもしれません。文学博士が書いた本なのであまり明確なデータを載せて書かれている物では無いため、多様される事例、例文も結果的に精神論っぽく受け取られてしまいます。
意味も分からず勉強をさせられている世代の人達に息抜きとして読ませるのは良いかもしれません。書いてある事に間違いは無いと思いますが、「どこかで聞いたことがある話」が多く、少なからずなにかしらの目標をもって勉強をしている人がさらなる効率化を求めて読んでためになる本ではありません。あくまでも著者が思う「ちょっとしたコツ」です。 (えどのど/2006-11-07)
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中学受験−日能研−学習情報
読めば差が付く本
 
w:10 h:14 222page
「読み」の整理学 (ちくま文庫 と 1-3)
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ASIN:448042380X
筑摩書房(2007-10)
外山 滋比古
売上順位:116855
¥ 588(中古:¥ 284)

所属カテゴリ:
文学・評論
レビュー総評点:0
「思考の整理学」を読んで心に響くものがあったので同様の体験をしたくて購入し通読。
内容としては、読書、言葉を理解という側面から見た、著者の分析、考え方が記載されている。「アルファ読み、ベータ読み」「ベータ読みのすすめ」「教科書の役目」「離乳語」「テレビの罪悪」「新しいものの学習におけるベータ読み」など面白い話が多々あります。特にベータ読みの修練方法の教科書として、古典、英語を進めてくれていますが、ここに私だったら「数学」「技術書」を追加したいなぁ。数学は原典としては自然がベースだし、技術書はいままで培ってきた文化が原典になっているので、自分は上記2つの教科書でベータ読みを鍛えていきたいと思います。未知と既知との関係を乳児、教育、大人に対してそれぞれのケースを充てているのは面白い。
難しい本を読むことに対して抵抗がある人、なぜだか面白さを感じている人はその理由がわかるかもしれません。 (sickboy/2008-04-19)
近年、若者の活字離れが甚だしいと言われているが、インターネット・メールの普及
によってむしろ彼らにとって活字はより身近なものになった。
というのが現在通説ではないでしょうか。

また、糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」より刊行された『日本人の思い』のなか
で各世代・男女総合して八割の日本人が自分は読書(何を読書としているかは不明)を
する方だと答えているとありました。日本は大変な読書家国家です。

ところがそんな読書の九割九分が本書で言う「既知の読書(アルファ読み)」であるよ
うに思われます。
文学青年が取扱説明書の無味乾燥な文をのみ込めない理由はそれが「未知の読書
(ベータ読み)」であるからで、わからないから読まない。わかりにくい文章が悪い。
あるいは、この文章は間違いだ。と断念・早合点してしまうことはよくあります。
いくら活字慣れしていると自負していても、文字が理解できる限り誰にとっても容易い
アルファ読みばかりでは知的進化はありえないということは大いに納得しました。

本書自体はエッセイ風の平易な文章でアルファ読みできるものですが、読書を自己探求
の拠り所にする人であればかなり刺激になる内容です。
(アヒル/2008-03-16)
同じ著者の『思考の整理学 』にある「既知・未知」の項(6ページ)を文庫本1冊にふくらましたかのような内容です。オリジナル作品の順番はどちらが先なのかわかりませんが・・・。
こうした類の作品をよく読まれる読書好きの方なら、『思考の整理学 』6ページ分で十分な内容だと思います。 (slan_magic/2007-10-30)
 本書は読書法について書かれている。
ただし、すぐに何かを得たいがために本を読む人には向かない。

 渡部昇一「知的生活の方法」(ハマトン「知的生活」でもよい)
に刺激を受けた人ならば、この本は読書の本質を問う内容なのでおすすめだ。

 著者は読むという行為を2種類に分け、
既にわかっていることを確認するような読書と
未知を知るための読書があると定義する。

 未知を知る読書とはどういうことか。それは考える読書と言ってもいい。
これこそが本書の主要なテーマである。
前述の渡部著を読んだ人なら、知的生活との関連を色濃く感じるだろう。

 本書では古典についてこう述べている。

>昔のことは古い。だからと言って古くさいとはかぎらない。
>新しいことはおもしろそうだが、時の試練をくぐり抜けていない。
>新しいものごとは古くなるが、古いものはもう古くならない。

なかなかにすぐれた言葉ではなかろうか。 (dejima2001/2008-03-12)
内容は「思考の整理学」を膨らませたような感じです。古典を繰り返し(たとえ意味がわからなくても)読めば、得るものがあるという主張ですが、ビジネスの世界では無理だと思います。「教養」としての読書をしたい方にはおすすめです。 (ヨミビト/2007-11-15)
最近突如として再評価が進んでいる外山氏による読書指南本。とはいえ、内容的には読書を通じた教育論、知識論にまで広がっているようなものでした。
まず外山氏は読書を、既に知っていることを読むアルファ読みと、知らないことを知る、理解するために読むベーター読みに分類します。そして、比較的ラクなベーター読みに満足することなく、未知なるものを知るためのベーター読みを身につけるべきと論じたうえで、具体的な読書技術について指南します。
昨今はベストセラーなど中心の読書になりがちですが、ベーター読みに耐えられるクオリティの本がどのくらいあるのか…。一方で、難解で高質な本をがっぷり四つで「読みこなす」ことをどこまでしているのか…。
そんなことも考えながら、質の高い読書をしなければ…と改めて思い直した次第です。 (おがよし@CSS/2008-08-19)
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w:10 h:14 222page
ことわざの論理 (ちくま学芸文庫)
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ASIN:4480090886
筑摩書房(2007-07)
外山 滋比古
売上順位:20568
¥ 819(中古:¥ 699)

所属カテゴリ:
文学・評論
レビュー総評点:22
一度読んだことのなる作者の本を手に取る時には、同じようなことが書いていないか少し不安になるものだが、この人の著作は同じことが書いてあったとしても、780円の価値は間違いなくあるとおもい購入。読んでみると、思考の整理学、ちょっとした勉強のコツと共通するコンテンツは多々あるが、いままでと自分自身の感じ方が変わっているためか新鮮な内容も多々ありました。「立体交差的に展開されていることわざ」「時氏の活躍」「憧れを抱くパターン」「3という数字の意味」など魅力的な内容が詰まっていました。少しでも人間の思考について考えてみたことがある、頭の回転のさせ方をちょっとかえてみたい人などにお勧めです。 (sickboy/2008-03-02)
まるで科学者が研究をしているように「ことわざの論理」が展開されています。
ことわざの起源がわかる本ではありません。
実社会背景に基づく「ことわざの論理」が探求されており、人間の普遍的な習性が浮き彫りになります。
非常に興味深く、また勉強になりました。 (ラシャヴェラク/2007-08-29)
本書は24個のことわざにまつわるエッセイをおさめた
ものだ。書名に「論理」とあるが、決して小難しい話で
はない。

 本書を読んでことわざについて見直した。
手垢のついた古臭い人生訓だと思っていたことわざが、
人生の本質をとらえた実に奥深いものと思えるようになっ
た。
思想や宗教とは違い、重々しくないのでとっつきやすい。
一言でスパッと言い切る爽快さがいい。

いつ誰の手によって作られたかはわからない。
まさに現代まで生き抜いた庶民のえい知の結晶である。
 人間の本質をぐぐっとえぐったことわざ。もっと重宝
してみようと思う。

 ただ、本書を完全には読破できなかった。
ことわざの意味するところは興味深いのだが、それにま
つわるエッセイが読んでいるとだんだん退屈になってき
たのだ。

結局、ことわざの意味は確認するものの、エッセイは斜
め読みで済ませてしまった。

本書にこんなセンテンスがあった。

「灰色はまわりが黒い所で見れば白と見えるが、周囲が
白ければ黒く見える。それと同じようにことわざも相対
的である。」

 価値観とは相対的であることをうまく表現している
ことばだと感じた。人より劣っている、または優れている
と思ってもそれは比較している相手によって変わるのであ
って、それにより一喜一憂するときはこのことばを思い出
したいと思った。“灰色の法則”と名づけたい。
(胡蝶/2008-07-21)
3件のレビューを表示しています。
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w:10 h:14 208page
知的創造のヒント (ちくま学芸文庫 ト 10-2)
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ASIN:4480091777
筑摩書房(2008-10-08)
外山 滋比古
売上順位:21229
¥ 588(中古:¥ 450)

所属カテゴリ:
文学・評論
レビュー総評点:14
【主要目次】1.忘却のさまざま、2.自力と他力、3.着想、4.比喩、5.すばらしきかな雑談、6.出家的、7.あえて読みさす、8.書くスタイル、9.酒をつくる、10.メモ、11.ノート、12.頭の中の料理法

「思考の整理学 (ちくま文庫)」を通読された読者の方には既にお馴染みの話題(アイディアの作り方、発想を生むための習慣、常に心構えを柔軟にしておくコツ、忘却の効用、雑談のすすめ、メモをとる是非、本の読み方、など)が、知的センスあふれる文章で綴られています。(「思考の整理学」を読んでいない方/読み切れなかった方にオススメできそうです) アイディアの作り方を"酒造"で例えたり、編集を"カクテル作り"で例えたりする【比喩(アナロジー)のセンス】は見習いたい処です。(その意味では、書評は"カクテル"ですね(^_^);;)
本書の内容は「アイデアのつくり方」・「アイデアのヒント」と内容的に共通する処が多いので、これらの本も併せて読むと自分の"創造力"を高めるヒントが得られることでしょう。(併せて「思考のレッスン (文春文庫)」・「「知」のソフトウェア (講談社現代新書)」も面白いです)
ここで列挙した本は"元祖Lifehack本"とも言えるでしょう。あとは現代風/自己流にアレンジすれば良いでしょう。私の場合、紙のメモをテキストファイル化し、Google desktop/デスクトップ検索/Spotlight(or grep)を活用して「ネタを思い出せる準備」を整えています。ネタとネタの繋がり(ストーリー)が頭に残っていれば検索で芋づる的にネタを思い出せます。 (ゴルゴ十三/2008-10-15)
「コンピュータがあらわれて、知識の記憶や蓄積が人間の独占ではなくなった」

人間らしい活動の核である「考える」ということを考える本である。英文学者らしく、平易だが論理的な文章に加え、ところどころ含蓄のある比喩をちりばめながら、「知的創造のヒント」について語っている。

たとえば、創造を行うということは新しい酒を作ること、創造のためのヒントはその酵母にあたる、カクテルを作るということは創造のバリエーションを生むこと、としている。また、大樹は遠目から見るにはいいけれど、その下は影になっていて他の植物が育ちにくい、という例えは、いろいろなところで使えそうだ。

知識を詰め込まれただけの人間は誰かに引っ張ってもらえないと飛べず、やがて落ちてくるグライダーのようなもの。我々はエンジン付き飛行機、つまり自分で飛べるようにならなくてはらないという主張も、わかりやすくて面白い。

考えるタイミングと時間、多少拘束のある環境の方がよい理由、メモの取り方やまとめ方、何かを書くときの工夫、本との付き合い方、他の人との交わり方とそこからのヒントの取り出し方などについて語っている。思考論として読むとちょっと物足りないが、半分エッセイとして読めば楽しく読める一冊である。

以前新書でベストセラーになったものを新しく文庫で出版し直したもの。あとがきによると、文庫化に際して、ほとんど手直しはしなかったとのことだ。実際、このままでも全体的に特に古くは感じない。ただ、「英語の"レコード"」というのは、せめてMP3ファイルとかCDに修正しておいた方がよかったと思う。あと、「朝飯前」の理論は、個人的には大いにうなずける考えではあるけれど、これを実践することはお勧めしない。

尚、この著者の本は内容に重複が多く見られる場合がある。すでにどれか1冊を読んだ方は、一度中身を確認してから、購入された方が良いと思われる。 (FreshAir/2008-11-10)
 読みはじめてすぐに感嘆したのは、「ちっとも古くない」ということです。

 本書が発売された1977年を和暦になおすと昭和52年です。当時、ケイタイもインターネットも無いのはもちろん、ワープロもパソコンもまだ発売されていませんでした。紙媒体で手に入れた情報を保存、整理しようと思えばスクラップブックを使うのが当たり前で、やっとコピー機が普及してきたころです。

 この本が古さを感じさせない理由は、最近読んだ本と共通する内容をいくつも見つけたからです。

たとえば、外山氏は睡眠の効用を次のように述べています。
  眠りは肉体の疲れを休めるのはもちろんだが、頭の中の整理をする
  時間でもある。目をさましている間に入ってきたおびただしい情報、
  刺戟が仕分けされて、当面不要なものは忘れるルートへ載せられる。

 茂木健一郎さんの本で同じことを知ったのはつい最近でしたが、脳科学が注目を集めていない30年前に、サラッと教えてくれていたのです。

 茂木健一郎さんつながりでいうと、「セレンディピティー」という、茂木さんがよく使う言葉も出ていました。当時から科学者には親しまれている日常語のひとつだとか。

次は、散歩の効用について。
  散歩という言葉はぶらりぶらりのそぞろ歩きを連想させるが、それ
  ではカタルシスはおこりにくい。相当早足に歩く。はじめのうち頭
  はさっぱりしていないが、20分、30分と歩きつづけていると、霧が
  はれるように、頭をとりまいていたモヤモヤが消えていく。

 おお! 『脳が悦ぶと人は必ず成功する』で佐藤富雄さんが言ってたことと同じじゃありませんか。

 2年前に出した同じ外山氏の復刻版『思考の整理学』は50万部のベストセラーになったそうです。

 いろんな気づきを与えてくれる今度の『知的創造のヒント』も、きっと多くの人に支持されるでしょう。 (くろやぎ/2008-11-02)
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一研究者として、人生の幅を広げる読書11
 
w:10 h:14 265page
本を読む本 (講談社学術文庫)
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講談社(1997-10)
原著:Mortimer J. Adler原著:Charles Van Doren翻訳:外山 滋比古翻訳:槇 未知子モーティマー・J. アドラー
売上順位:727
¥ 945(中古:¥ 590)

レビュー総評点:536総評点300以上の注目商品
本質を読む・・欧米式読書技術 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
欧米には、学校教育の中で読書技術を指導する伝統がある。物語を語り聞かせて自分の言葉で語らせるところから始め、要約、分析、解釈、批判の技術などが段階的に指導され、高校生ともなれば、全ての技術を駆使して難解な哲学論文や言語学関係の論文、高度な内容の文学作品を本当の意味で「読める」ようにカリキュラムが組まれている。さらには、歴史、社会学、経済学、政治学などあらゆる教科で必要な情報分析の技術にも応用される。芸術分野ですら読書技術教育の中で培われた技術が適用されるのである。欧米各国で名称は異なるが、読書のための技術はほぼ同じである。さらに欧米の読書技術教育では、ただ「読む」だけでなく、読後に必ず作文(小論文)を科せられ、最終的に自分自身で本に向き合い、自分の考えをまとめ上げることを要求される。アドラーの「本を読む本」は、日本の国語教育の中で実施されていない欧米式の読書技術教育の本質を、非常に分かりやすく説明している。本書は、教養人の必読書にとどめるべきではなく、日本の国語教育をどのような方向へ持って行くべきかについての、有効な資料として活用すべき本である。 (佐藤円裕/2003-07-25)
意欲的な読書のために |||||||||||||||||||||||||||
この本は、読むに値する良い本を知的かつ積極的に読むためのの心得を述べたものです。
読書には段階があり、それは初級読書、点検読書、分析読書、シントピカル読書とだんだんと高度な読み方になるということです。
この本を読んで、納得したのは以下の部分です。
意欲的な読書のためには「読んでいるあいだに質問すること。その質問にはさらに読書を続けているあいだに、自分自身で回答するように努力すること。」という約束事を守らなければなりません。そしてその質問とは、全体として何に関する本か、何がどのように詳しく述べられているか、その本は全体として真実か、あるいはどの部分が真実か、それにはどんな意義があるのか、という4つの質問です。
最後に、この本にこの4つの質問を適用してレビューを終わりたいと思います。
この本は教養書や解説書をどのように読んだらいいかという本です。
読書には段階があり、ひとつひとつの段階の読み方について、どのようにして読んだらいいのかという実際の方法が述べられています。
この本にかかれていることは全体として真実です。(と思いました。)
この本を読めば、今までよりも有意義な読書をする方法がわかります。 (コンシステンシー/2007-03-15)
この本は「読む」ことによって知識を得、理解を深め、すぐれた読書家になりたい
と思う人のために書かれた本である。

積極性の高い読書ほど、良い読書だということをとくに指摘し、
読書にはらう努力が大きいほど良い読み手であり、読み手自身が浅い読み
から深い理解へと読み手自身を引き上げていく方法を解説している。

「高度な読者を相手に書かれた難解な本こそ、積極的な読みかたが必要
であり、また、そのような読み方に値する。」と本書に述べている通り
本書自体、部分的に積極的な読みを必要としている。

構成は読書レベルを段階に分けて、そのレベルごとに解説されている。

第一レベルは初級(小学校レベル)「その文は何を述べているのか」

第二レベルは点検読書「その本は何について書いたものであるのか」
短時間内に出来るだけ内容をしっかり把握する。「拾い読み」「下読み」
などの解説。

第三レベルは分析読書「理解を深めるためのもの」
徹底的に読むことについての解説。

第四レベルはシントピカル読書「一つの主題について複数の本を相互に関連
づけて読むこと」について解説されている。

全般的に実用書であるにも関わらず哲学書的な硬さに違和感を感じた。
そして翻訳本であるためか文体にぎこちなさを感じ、和訳に不信感を持つ
箇所もあった。ので、少し辛口になってしまうが星3つ。 (ny/2004-11-14)
大変参考になる技術論 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 読書の「技術論」です。こんな本が1960年代に書かれてたこと
が純粋な驚きでした。
 「楽しいからする」読書は、読み方も自由だ。しかし、効率的に書か
れていることを読み取ったり、いろいろな意見や主張を比較しながら読
み進める読書というのはそれなりに「技術論」を押さえておくというの
は重要。
 本書は、そんなニーズをお持ちの方に一読をお薦めします。この通り
にやる必要は必ずしも必要ありませんが、本というのはすべからく1ページ
から順に読んでいくという読み方に何の疑問を持たずにきた人もぜひ
一読を。
 「フォトリーディング」の講座を受講した人は、講座の中で聞いたと
思いますが、この本は何を隠そう「フォトリーディングホールマインド
システム」のネタ本なのです。
(アームストロング/2008-03-12)
本の読み方を解説している本です。

読書を
1.初級読書
2.点検読書
3.分析読書
4.シントピカル読書
の4段階に定義して、それぞれのノウハウを解説しています。

私なりの理解では、
本を読む際は、まず本に何が書かれているかを、タイトルや帯、目次、はじめになどを読んで、
・作者が何を伝えたいのか?
・自分はこの本を読んで何を得たいのか?
を考えてから読書を始め、作者の解説する結論とその根拠を明確にして批判することにより、知識を深めることが出来る。
そして、これらの技術の集大成として、複数の本を読書し、自分の求めるテーマの導きだしていくことが重要だと
述べている。

良書です。

ただ、翻訳のせいなのか、言い回しなどが理解しにくいところがあり読むのに根気がいります。
その点を差し引いて星四つ
(/)
 まず、題名が面白い。『本を読む本』。原著は、”How to Read a Book”という名前である。
 内容は、読書という行為を、4レベルに分け、字を読み始めた頃の幼い子がする浅いものから、研究者がすると考えられるような深いものまで説明している。
 中でも、『点検読書』と『分析読書』については、とても参考になった。本が持っているポテンシャルを点検読書によって効率的に見きわめ、その中でも読むに値する良書については、分析読書によってポテンシャルを最大限に引き出す読書法が紹介されている。
 「本を読んで効率的に知識などを得たい」「本を読んで人間力を高めたい」というような、成長のための読書を、これから本格的に行おうと考えている人、また、すでに行っている人は、一度読んでみるといいだろう。
(りとるぐりーんめん/2008-03-05)
もっと早く出会いたかった本です。
主にノンフィクション・良書といわれる本をいかに読み解くかの本を読む技術を初級か学究活動まで
段階を追って理論整然と解説されていて、大変読みやすい本にまとまってます。 また、書かれてい
るスキルが実践的で実用性が高いのも魅力です。 僕の場合、タイトルに曳かれて買ってはみたもの
の読んでみて失敗したと思ったことがありますが、本屋での短時間の立ち読みで本の良し悪しを判断
するのに、点検読書のスキルがすぐに使えます。
 欧米では、本書が学校教育に使われてそうですが、日本でも採用して欲しいと思いますし、自分の
子供に対しての読書力を着けさせる上での指標になると考えます。
非常にお勧めの本です。 (本が好き/2006-09-26)
本や通信講座で速読をマスターしようと四苦八苦し、「やはり速読などマヤカシだったのか?」とあきらめかけていたところに、書評でこの本を見つけました。

まだ半分しか読んでいませんが,ここに書いてある「点検読書」は,「右脳を使う」という表現が無いことを除けば、まさに昨日まで読んでいたフォトリーデイングなどの速読の本に書いてあることそのものですし、「シントピカル読書」は、「レバレッジ・・・」等のビジネス書などにも良く書かれている、「多読の勧め」に相当するものとだと思います。

私は、速読を習得しようとしていろいろ本を読んだり、通信講座にまで手を出したけれども成果が上がらず、「もしかして自分が悪いのか?」と、速読のセミナー受講まで考えていたのですが、この本に出会うことができたおかげで、右脳やら潜在意識やらを持ち出さなくても、自分でも理屈が十分納得できる、実用的な速読法的読書法を習得できそうです。

この本を読めて本当に良かったです。高額の速読セミナーを申し込まなくてもよさそうですから。 (とっぴ〜/2008-02-10)
積極的な読書とは? ||||||||||||||||||||||||||
まず、こんな本がある事も知らずに
本を読んでいた自分は何? という思い。。
次に、本書を読んだ後、自身の本に対する接し方に変化が現れた
と感じられるので、レビューにあげます。
いつものように、これで全てが解決というものではないが、
大いなるヒントではと感じる。
書き手の精神を理解するための読書とは? 
受身ではなく積極的な読書をするためには?
著者と議論するためには?
古典らしいが、良い本であった。 (kensan23/2005-05-02)
本書は『正しいプロセスで適切な質問をし、自分で回答を見つける』がコンセプトの積極的読書術について書かれた本である。

著者は「大半の読者は初級レベルの読書術しか教わっていない。良書から真の学びを得るためには、もっと高度な技術を習得する必要がある。」と課題を提起している。そして、その課題に対して『概略→解釈→批評』というプロセスとプロセスごとの『質問セット』で構成された分析読書を提示している。

この『全体像の把握→詳細の理解→〇△×の判断』というプロセスには違和感や不足感はなく、多ジャンルの本を安定的に読みこなせる読書の型として十分に評価できる。さらに、インプットだけでなく批評という形でアウトプットするスキルも習得できたことは意義深い。今後は概略と解釈をしっかり行った上で、積極的にレビューを書いてみようと思う。 (ほんじん/2008-03-07)
本の読み方がいまさらながら、
よくわかりました。
読むという行為が真剣であればあるほど、
読まれる本もそれに耐えうる良書でなければ
なりませんね。
読むということをいい加減にやっていると、
結構、読まなくてもいいような本を読んでしまいます。
そんな反省をしながら、
「点検読書」の位置づけと技法は参考になりました。
分析読書は、ロジックツリーで構造化をするみたいな感じですね。
最後の比較する読書法では、
主体が「読み手」におかれていて、
ものの見方が主客転倒するような感覚におそわれました。
読書人にはオススメの本です。 (フジオ/2008-02-27)
読んだらわかるのだが、決して読みやすい本ではない。
原因は、まず筆者が哲学者であり、論理性を重視したこと。 
そして第二に、日本人にとってはこれが主な理由だと思う、
例として取り上げられる書籍の内容に親しみがないことだと思う。
ギボンの「ローマ帝国衰亡史」を読んで、例として挙げられる内容をふむふむと納得して読める人にはこの本を読む必要はないだろう。

この書籍については、いろいろとレビューが出ているので、
今までにコメントされていないことを記述しようと思います。

それは、原書(How to read a book)の第13章及び19章を
ぜひ読んでいただきたいということです。 

なぜか? 

まず、13章及び19章は翻訳されていないこと。

そして、本を読む本のような実用書の読み方が13章に述べられている。
実用書は、理論書と違って著者が取り上げた問題は読者の実践によってのみ解決されるなど。

また19章では、シントピカル読書をする前提である、
ひとつの課題に対してなぜ複数の本を読まなければならないのかが、
提示されているからです。

原書の13章及び19章を読むことによって、
著者の論理の流れがよどみないことに気付かされるでしょう。 (○○/2008-02-12)
・論理的に構成されている
・著者の真剣さを感じる
・学校教育書として利用されないのが不思議
・中高年者でも目からウロコ落ちる
・人生哲学書としても通用する
 (本、読書を○○に変えても不思議に意味通じるのは・・)
・成長への真理が簡潔に述べられている
 単なる読書技術を得る以上のものが含まれている 超おすすめ!  (suiny/2004-06-11)
読後の率直な感想は、『もっと早く出会っていたかった・・・』でした。

この本に載っているように読書をするのは大変だと思う。

だけど、
  【本から多くのことを学びとりたいっ】・【得たモノを自分の血肉にしたいっ】
と思うなら、
この本を参考に『本を読む』ことがベストに近い選択だと思いましたッッ

※この本は『暇つぶし』目的の読書には必要ないと思われます。


【訳者あとがき】的な部分にあるが、
  ざっと目を通すだけでよい本、じっくり腰を落ちつけて精読すべき本、
 一部はていねいに一部は流し読みすればよい本、とさまざまである。
 それを有効に読み分けるためにも読書の技術を身につけておかなくてはならない。
 ↑
 納得。
(いいいい/2007-07-17)
読むに値する良書を、知的かつ積極的に読むための規則を書いた本

まず、自分は本を読むのは苦手だ、本を読むのは遅いと思っている人は
速読法を手に取る前にこの本を読むことをお勧めします。
速読法は「どのようにして」(HOW)が書かれているのに対して
この本は、「なぜ」(WHY)本を読まなければならないのか
読むべき本の選別の仕方、読むべき本の「なに」(WHAT)を
読むべきなのかが書いてあります。

読むべき対象の本を選び、読み取るべきの内容を考えさせて
くれるこの本は、とても希少価値があります。 (親カッパ/2008-02-06)
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人に聞けない大人の言葉づかい (中経の文庫 と 5-1)
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中経出版(2008-03-26)
外山 滋比古
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文学・評論
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調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)
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講談社(2008-04-18)
野村 進
売上順位:1286
¥ 777(中古:¥ 376)

レビュー総評点:240
野村氏の著作には以前から注目していた。特に「千年働いてきました」は、小生の大好きな本である。とにかくテーマ設定の視点が面白いのだ。テーマ設定も興味深いのだが特筆すべきは、丹念な取材と魅力的な文章にあると思う。またどうしたらあのような取材と表現ができるのか、その秘訣を常々知りたいと思っていた。本作は、野村氏自身の編集者としての方法論が定まってきたこと、最近非常識な編集者が増加してきたとの問題意識から世に出ることとなった。特に個人的には、第5〜8章の「原稿」「人物」「事件」「体験」の書き方が実践的で参考になった。モノ書きが本職の人でも仕事の質をあげるという点で、大変参考になると思う。一読をお薦めしたい。 (Carlyle/2008-05-05)
実用に役に立つ実用書なのに、なぜだかべらぼうに面白い! ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本書はノンフィクションライター野村進氏が、「調べて書く」ことの「技術」についてまとめた本である。
つまり「実用書」として企画され、じっさいに「実用」の役に立つ本である。
4章までの「取材」についてのプラクティカルな解説は「ものを書く」ということに具体的に有益である。

「読みやすくてわかりやすい実用書だな」というのが前半を読んだところでの感想だった。
ところが後半、本書はとんでもなく面白くなるのである!

5章の「原稿を書く」については、古今のノンフィクションの名作の例文が紹介してあるのだが、これがべらぼうに面白い。
その本を読みたくてたまらなくなるのだから、すぐれた書評でもある。
このへんから、加速が始まる。

6章の「人物を書く」でさらに加速した本書は、7章「事件を書く」でクライマックスになる。
筆者の短編ノンフィクション「5人の少女はなぜ飛び降りたか」が全文紹介され、その取材過程が明らかにされる。
評者には「5人の少女〜」は未読であったので、このノンフィクションだけでも十二分に衝撃的であったのだが、
さらにそれに加えて「取材の舞台裏」が明らかにされる。
「ああ、これはこうやって取材されたのか」ということが分かるのだ。
例によって野村氏の達意の文章で。
一流のミステリを読むのと同じ、「ぞくぞくっ」を何度も感じた。

断言する。この7章を読むためだけでもこの本を買う価値がある。
最後は8章「体験を書く」で余韻を漂わせて終わる。
このへんもなんだか良くできている。

役に立つ上に、べらぼうに面白い。実に希有な本である。 (馬場伸一/2008-04-28)
この本は題名の通り、一通り、「調べる技術」と「書く技術」について書いているが、読んだからといってすぐに身になるものではないと思う。ノウハウというよりも仕事に対する「姿勢」、すなわちそれがアマチュアとは全く違うという意味で「プロ論」について記述したものであり、どんな意識を持って仕事に対して取り組むべきかを吸収すべき本である。

書中に現れるノンフィクション文章を読んでみると、すぅ〜っと体に入ってくるが、そのためにどれだけの調査を行っているのかがポイントである。単に読みやすい文章を作っているのではない。構成そのものが練りに練られており、それが故に理解しやすいのである。そのためには「調べる技術」が重要であり、さらに印象深くするために「書く技術」が必要なのだ。

本当にノンフィクション作家になろうとしてこの本を手にする人は少ないであろうが、それなりの「書き手」になろうとするのであるならば、書中に紹介されている本は、今すぐにでも読むべきなのだろう。

こんなにがんばっている人がいる、そう感じられるだけで自分もまた頑張ろうと思える一冊である。

(希望を探して/2008-06-16)
読んでいて「そうそう、そうなんだよ」とうなずく部分がなんと多かったことか。ノンフィクション界のトップランナーの一人である著者も、取材・執筆の技術でなにか特別なマジックがあるわけではなく、企業内の一兵卒記者だった自分と同じことに悩み、努力をしているんだなと感じた。

印象に残ったのは、「相手を構えさせないように2時間ほどのインタビューは丸暗記」というもの。記者なら警察、政治家、役人の夜回りなら誰でもやっている。私もインタビューでノートを取ってもあくまで記憶の目印や固有名詞、キーワードのメモで、原稿は記憶から内容を引き出して作っていた。また、インタビュー記事で取材内容のうち、字になるのは1割以下という点もまったく同感。取材内容の半分以上を使ったと時の原稿は、読む人が読めば明らかに内容がスカスカな原稿になっている。共感できる点が多く、また、手紙で取材を依頼する、著者の取材の丁寧さに感銘を受けた(自分の場合、お礼は掲載媒体を同封して封書で送ることはあったが、依頼は電話でしかしない)。著者を含め、名手を名手たらしめるのは、技術ではなく、着想力と努力によるものと感じた。

自分自身にとっては一線で取材していた時のことを思い出し感慨深かったとともに、「入社したころ本書があったら、学ぶべきところが多かったのに」とも思った。例えば「取材相手との待ち合わせで遅刻は厳禁」という基本中の基本は本書でも繰り返すが、私は多忙を口実にずいぶん遅刻して、恥をかき続けた。遅刻は社会人の常識なので、取材経験のない人でも知っているだろうけど…。2.3年も取材経験を積めば分かることは多いが、未経験だったり、ジャーナリズムのキャリアが浅いという人にとって、すぐに役立つ有用な知識は多く、著者の短稿も含め、ノンフィクションの名文が多く引用されている。若手に一読を勧めたい。 (革命人士/2008-05-19)
いい本に出会った時、その本を読んでいる間に残りのページが気になる。「後これだけしかない、ああ残念だ…」「もっと読んでいたい」。こういう本に限ってアッという間に終わってしまい、もう読むところがないのか、ひっくり返して探してしまう。

この本はこういった本だ。

何気なく読み飛ばしている雑誌の中にあるルポルタージュにこれだけの労力がかけられているのか、と感動すると同時に頭が下がる。
野村進は最近のルポの中には労力がかけられていないものが多くなっている、という。人間関係の構築を含めた労力がかけられていない、という。
しかし、現在の日本の社会が抱えている問題ではないか、とは言っていない。
ここに頭が下がる。自分の意見の押し付けではないのだ。

野村進の書いた文にこの本で初めて出会った。
この本を読まずとも彼のかけた労力が行間から滲み出ていることが感じられる。

素晴しい作家と出会った。
もっと早く出会いたかった。
なぜなら、ジャーナリストを目指したくなるからだ。
(よっちゃん/2008-05-22)
知的生産術という響きに非常に興味を持っている。正確には知的生活術になるのだろうと思うが・・・そんなときに、書店でこの書籍を発見。帯にはプロの知的生産術の一言・・・迷わず購入してし通読。
読んでみて、本書はノンフィクション作家の著者が実際に作品を仕上げるための様々な過程、その過程における技術を包み隠さず記載してくれている。ノンフィクションの作家を目指す人にとってはすべての章の技術が非常に有用だと思う。ただ部分部分の技術は読書をする上で、ノンフィクションを書かないまでも文をアウトプットする時、本や資料を選ぶ時など様々なシーンで利用可能な技術が記載されている。あまり、意識してノンフィクションを読むことはない人だが後半に書かれていた、実際に著者が取材して書き上げたノンフィクションはどれも吸い込まれる魅力にあふれていた。見つかっていない「チャップリンのステッキ」は多々ある、「テーマ決定のチェックポイント」「書き上げた文は声に出して読んでみる」「叫ぶ人」などはノンフィクションまではいかないまでも文としてアウトプットするタイミングや情報を集める時に気をつけたい内容は多々ある。
知的生産術としてノンフィクションのアウトプットを考えている人は是非通読しておくべき書籍だと思う。 (sickboy/2008-06-28)
野村進氏の本は「コリアン世界の旅」や「千年働いてきました」を読んで以来、その誠実な筆致に大きな信頼感を寄せている。

野村氏が北野武氏をインタビューした際、最初はずっと顔を上げず言葉少なかった北野氏が、野村氏の「好きなボクサーは誰ですか?」との質問に「林拳児かな」と答えたのに対し、『「ああ、あの福岡中央(ジム)の。腰をやら(痛め)なかったら、最低でも日本チャンピオンになってたのに残念でしたねえ」そう言った途端、下を向いていたたけしが、初めて顔を上げた。ちょっとびっくりしたような顔をしていた。しかし、そのことはおくびにも口に出さず、「うん、東海林博に勝ったんだけどね・・・」(後略)」(P.38)という話が紹介されている。これはインタビューの時に先入観をもちたくないので相手のことを一切調べずに行く、という人もいる中で、自分(野村氏)はそれを薦めない、という話から続くものだ。

野村氏は、ノンフィクションライターとして仕事を進めるにあたって当たり前の心構えや礼儀作法を欠いた若いノンフィクションライターが沢山いることに不安を覚え、敢えて自分の仕事部屋をすべて公開した・・・それがこの本。

読んでみると、それはノンフィクションライターに限らず、すべての社会人が応用できる、応用すべき仕事術であり、常識であり、より豊かに生きるための智恵だ。

3年前のソウル日本人学校秋祭りの古本市で千Wonで買った「コリアン世界の旅」。僕はこの本で野村進氏と出会ってよかったと思う。 (韓国の龍/2008-06-01)
「超」がつく著名ジャーナリストによる「ノンフィクションの書く技術書」です。著者の20代からの経験を豊富に盛りこまれ、都度出会った書き手からのアドバイスを加えているので実戦的アドバイスがふんだんに含まれている。

 「調べて取材をしたものを書く」ノウハウと技術論が大変参考になりました。立花隆「「知」のソフトウェアー」と併せて読むと、記事の集め方、書庫の整理などから始まり書籍発刊のポイントが非常にわかる。
(サトマン/2008-05-14)
著者はノンフィクションライターとして著名な人ですが、本書では彼が文章を書