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「ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法 (ファシリテーション・スキルズ)」 とその関連商品
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ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法 (ファシリテーション・スキルズ)
ASIN:4532312884日本経済新聞社(2006-09) 堀 公俊 売上順位:2645 ¥ 2,100(中古:¥ 1,700) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:249
仕事上の必要があって、ファシリテーションに関する書籍を漁ったなかの1冊。
著者の堀氏は日本ファシリテーション協会の会長で、著作も多い。 本書は、ファシリテーションの個別スキルであるファシリテーション・グラフィック、 すなわち「板書」について解説したものである。 会議で板書をするのはいちばん下っ端の若い人ということが多いが、 実はそれは大変な間違いで、板書をする人こそが会議において最も影響力を持ちうる、 と本書はいう。 なぜなら、板書をする人が個々の意見をどのように要約するか、整理するかで、 議論の組み立てを舵取りできるから(p2)である。 従って「板書」はファシリテータの最重要スキルのひとつということになるのだが、 実際にはリアルタイムで進行する議論を構造化したりグループ化したりするのは 容易なことではない。 本書では、「朝まで生テレビ!」を聴きながら板書する、という訓練方法を紹介しているが、 想像するだけでへこたれそうである。 ともあれ、これまで板書を会議スキルとして正面から扱った本はなかったように思う。 書かれている内容については、さほどびっくりするようなことはないが、 きれいに板書されたカラーのサンプルは大変参考になる。 なお本書を読む前に、ファシリテーションの全体像は類書で押さえておきたい。 以下をお勧めする。 『ファシリテーション』山崎将志,2007,ファーストプレス 『今すぐできる!ファシリテーション』堀公俊,2006,PHPビジネス新書 (丁三/2007-06-04) 帯のタイトルは「議論を描けば会議が変わる!」である。
巻頭の8頁のカラーページにより各章のポイントをビジュアルで提示。 それ以降のページも2色表示で、「図・絵・写真」が豊富で紙質も良い。 文章もこなれていて非常に読みやすく、楽しく通読できました。 「ビジュアル表示のコツ」を書いた書であるから、 当たり前と言ってしまえばそれまでだが、「看板に偽りなし」といった所。 「色」の使い方について、色相環や補色などの説明はなく、 「著者の好みで言ってる?」と思われ、突っ込みたくなる部分もありますが、 それを補ってあまりある「ビジュアル化」の「コツ」「工夫」を紹介しています。 初心者は最初から読み進めることで、視覚化のコツが分かります。 上級者は「第4章」の「研究編」からの、実際のミーティングを想定して、 白紙に徐々に書き込んでいく過程を解剖した解説が参考になります。 ファシリテーター、プレゼンテーターの「虎の巻」となる1冊ですね。 ちなにに、著者お薦めの、三菱「PROCKEY」は私も愛用の1本。 本書だけでなく、このペンも、私のお薦めです。 (手帳の達人/2007-01-24) 議論を描くということに関して、これほどまでに丁寧で分かり易い上に
内容ギッシリの本が他にあるだろうか?と思うぐらい素晴らしい本です。 ファシリテーション・グラフィックというのは、 ホワイトボードや模造紙等に、文字や図形を使って分かり易く表現し、「議論を描く」ことを言います。 グラフィックというと、何か難しいものを想像される方が少なくないと思いますが、 決してそんなことは無く、アンダーラインや枠囲みなど、 書くことに慣れていない人でも、すぐさま使えるテクニックが沢山あります。 でも、この本で一番優れているのはテクニックの部分では無いのです。 テクニックも満載なのですが、一番優れているのは 「私も描いてみたい」 と思わせる手書きのサンプル(図)が沢山あることです。 一番大切な「やってみたい」を感じることが出来る本なんです! まずは綺麗に描けなくても良いのです。 本書で述べられているように、 『「上手下手」よりも「描くか描かないか」の方がはるかに重要』なのです。 ですので、この本を読んで「上手く描けるか分からないけど、まず描いてみよう」 と思ってもらえる方が沢山出てきてくれると私も嬉しいです。 私も会社で実践していきます。一緒に頑張りましょう! (ノグチョ/2007-03-01) ファシリテーションの中核スキルであるグラフィックスについて、網羅的に解説した本です。
議論を見えるように描き出すことで、議論を活性化し、質を高め、話し合いの成果と参加者の納得感を高めることができます。 とにかくお薦めは第4章。打ち合わせやワークショップの例をもとに、実際に議論をどのように描き出すかを詳細に説明してくれています。 どのような会議で、どこ(ノート、ホワイトボード、模造紙)に描くのか、どのような描き方をするのか、などが懇切丁寧に描き出されています。 読んでいるうちに 頭が活性化してきて、自分でも描いてみたくなる気にしてくれます。 第2章で出てくるイラストも 非常に印象的、かつ簡単に描けるもので、なかなか役立ってくれています。 まずはファシリテーションの入門書(堀氏の『問題解決ファシリテーターがお薦め)を学んだうえで、是非お読み下さい。 理屈だけでなく実践につながる書です。 (plateau/2007-04-06) これまでホワイトボードやノートの使い方を単に
記録する」「意見をまとめる」といった言葉を羅列した使い方から グラフィカルに表現し印象を強く、また分かりやすく会議(議論)を進める方法を解いている。 一見すると、ブレインストーミングの発展系かとも思われたが、 本書は文字の大きさや、色、図形を工夫し使用することが議論のポイントを いかに効果的に理解させやすいかを、いろんなケーススタディを用いて解説している。 これまで議論がなぜまとまらないのか、会議をまとめるということは 多くのことをダラダラと記録するのではなく、いかに分かりやすく理解させるのか ということが本書を読むと良く分かる。 また、上手く会議をまとめるにはファリシリテーターの役割がどれだけ重要かというのもわかる。 いろんな角度からの思考力のまとめ方など 子供の教育からいろいろなプロジェクトまで、実践的に役に立つヒントが多い実用書。 (neeson/2007-01-10) ファシリテーションに興味を持ち、まず読んたでみたのが『ファシリテーション入門』。
それに続いて2冊目に購入したのがこの本です。 内容は盛り沢山ですが、 語りかけるような文章とたくさんのイラストのおかげで、サクサクと読み進められます。 ファシリテーション・グラフィックにちょっとでも興味を持たれた方なら、 入門書として最適だと思います☆ ファシリテーション・グラフィックは「話し合いを見えるようする」素晴らしいツール。 話し合いの質が、間違いなく変わる。 しかも会議だけでなく、日常のあらゆる場所で実践可能だということ、 そしてすぐにでも実践できる方法も、この本は教えてくれます。 わたしはこの本をキッカケにファシリテーション・グラフィックを描き始めました。 すると今度は実用書として大活躍☆ 現場で役立つヒントが満載で、助けられています。 実践していると起こる“ちょっとした困ったこと”に対する、 著者の豊富な経験に基づいたアドバイスが有難い。 何度読み返してもその度に得るものがある。 ずっと手元に置いておきたい良書です。 (ss/2007-04-10) →私はこの技術を
2年間の講師生活で独力で身につけました.. いや、「身につけた」と勘違いしてました.. それどころか、 「オレってなかなかやるじゃん」と自負していました.. →しかしその自信は、 この本を読んで見事に打ち砕かれました.. あぁ.. →私が無意識にやってた「字の色・形・大きさ」や 私が創造して工夫したと思ってた「場の観察・速度対応・要約対処」が どうして、 「視覚的にも」「場作り的にも」 効果的なのか 十分に説明がなされています.. あぁ.. →ちっぽけなプライドは 吹き飛んでしまいましたが その代わりに、たくさんのヒントをもらいました 講師やリーダーという立場の人はもちろん 他の人とカンタンに意見の共有を図りたいと考えている人には お薦めの本です! しかも、技術やプライド、権威は要りません 必要なのは、「紙とペン」だけ!! ぜひ! →議論の「空中戦」を「地上戦」に(P16)変えたい方は ぜひ、ご一読を! 双方の「勝ち」が、ここにあります!! (よこはま こうたろう/2007-10-13) ファシリテーションに関して調べているなかで見つけた本です。
議論を「見える化」することにフォーカスを絞って書いた画期的な本だと思います。 何よりもただ単にきれいに整理して最終的に議論の結果をまとめることを目的としているのではなく、議論を見える化して、むしろ書きながら、議論を深めていく方法について書かれていました。 「見える化」するのは、記録を残すためではないのだと改めて気づきました。書くことによって、話し合いに参加している人が発見したり、アイデアが喚起されることが大切であることがわかり、その具体的な方法を示してくれる本です。 (Experiment & Experience/2007-09-28) 「ファシリテーションをグラフィック化する?」というタイトルに魅かれ、思わず手にとりました。とても読みやすく、かつ、視覚的に楽しい構成で、ストレス無く通読できます。
「会議メンバに判り易く伝えるためにはどうすればいいか」「板書役だけど、意見を上手にまとめられなくて困っている」という悩みをお持ちの方にとっては、今日から使える極意が満載。常に手許に置いておきたい実用書です。 日ごろから仕事や課外スクールで、ホワイトボードを前にプレゼンをしたり、文字通りファシリテーションをする機会の多い方は必見です。 (読書三昧/2006-09-30) 先日、IT講習会に参加したときにはじめて「ファシリテーション」ということばを聞きました。おもしろそうだったので、すぐに本を調べ、購入しましたが、なかなか面白い本でした。
会社ではよく会議の議事進行役をすることが多いのですが、議論内容をホワイトボードに書くだけで、今までよりも議事進行がスムーズにいくので、正直ビックリです。 これは、会社だけではなく、労働組合の際や町内会でもつかえそうなので、今度この手法を使ってみたいと思います。 また、日本ファシリテーション協会というものがあるそうなので、ちょっと参加してみようかとも思ってます。 (PENNY/2007-02-13) ファシリテーショングラフィックとは、話や議論を分かりやすく板書するためだけではなく、それによって話や議論を促進する行動的な技術だと思いました。
本書には、分かりやすく板書するために、ホワイトボードや模造紙に書くときの文字の大きさや書き方、色の使い方、挿絵の使い方などの技術が紹介されています。 しかし、それにも増して私が本書をすばらしいと思ったのは、次の2点を指摘していることです。 (1)分かりやすく板書するためには、的確な要約ができなければならない。その要約は、発言の一部を使ったほうが良い。 (2)ファシリテーショングラフィックを担当する人が、話や議論が進む中で何をどのように考えながら描いていくのかを説明している。 この要約の方法と考え方は、私が普段板書するときに、どうしたらよいだろうと思っていたことだったので、その解決に役立ちそうです。 本書に書かれていることを踏まえて、「よし! 私もまずは描いてみよう!」 (yumewo_katachini/2006-10-09) ファシリテーショングラフィック自体は、著者の他の書籍でも昔から
語られていましたが、議論の見える化だけに絞った点は興味深いです。 最近では会議室にホワイトボードがあることも当たり前になってきており、 議論の内容を書き出す機会も増えてきました。 特に議論の空中戦を避けるためにも、また合意形成を行うためにも、 書き出して、見える化することは非常に有効だと実感しています。 本書は見える化について、多くの事例と活用方法を記載しており、ホワイト ボードの前に立つ自分を想像しながら読むと、書き方等は参考になります。 また、著者も「ファシリテーショングラフィックは、情報をグループ化する 作業の連続だ」と書かれているように、情報を分類・整理するトレーニングを 行うことが、議論の見える化上達における必須条件であると思います。 見える化もあくまでスキルの1つとして、まずは主体的、積極的に ホワイトボードの前に立つことを実践する必要があります。 (本太郎/2008-06-24) 森 時彦著の「ザ・ファシリテーター」という本を読んで、ファシリテーター
という言葉を初めて知りました。 ファシリテーター、会議の進行役であり、議論を円滑に進めるために話の流れ を整理したり、議論の着地点に誘導させる役目ももつ人。 ファシリテーターの技術は、主にコミュニケーションスキルと思うが、そのツー ルとして数々の手法が編み出されている。 この本で語られている「ファシリテーショングラフィック」という技法もその ひとつで、議論を話や議事録だけで終わらせず、ホワイトボードや付箋紙に描 くことで、言葉から図や表、ときには絵にして誰の目にもわかりやすくするた めの手法です。 グラフィカルに描くことで、人と人との言葉による衝突を文字に落とし込むこ とで感情のとげとげしさを和らげる効果もあるので、利用してみることは意義 があると思う。 ホワイトボードに書くことがそれほど新鮮で斬新な作業とは全く思わない。 それは誰もが会議の場では必要であれば行うことだと思うから。 ただ、その書き方に一工夫加えることで和やかにすることや視覚的に印象を与 えることも可能だというサンプルをいくつか紹介してくれます。 会社や机の上に一冊置いておいて、必要なときにパラパラめくる程度でもグラ フィカルなインスピレーションがわいてよいかと思いました。 (Oishiineko/2007-12-06) 話し合いを円滑に進行させる技術を分りやすく解説している書籍。
一方的に伝達するためだけの会議ではなく、様々な視点、切り口から意見を集約して合意形成する、まとめるための会議を作り上げるための指南書。 ホワイトボードや模造紙に意見を書き込み際のヒントや、レイアウト、図解の解説に至るまで懇切丁寧。 (とつきとうか/2007-10-31) 「議事録の書き方」を習ったことがあるでしょうか。私はありませんでした。先輩の書き方を真似する程度にしかやってきていませんでした。あるときから議事録の書き方で会議の進め方が大きく変わることに気づき、それ以来、自分が議事録の取り方を教えられるよう努力してきました。
18件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。そんなときに出会った本がこれ。ファシリテーションをテーマとした本はたくさんありますが、「グラフィック=板書」に着目した本は数少ないと思います。 本書からファシグラの価値を改めて実感させられました。そしてその機能をより広げてくれました。図解、ロジカルシンキング、マインドマップなど様々な要素を取り入れて、いかに「議論を見える化」するかというテクニックを披露してくれています。 もうひとつ注目すべきところは、「楽しさ」が伝わるところ。さらにたくさんの図例、たくさんの推進例によって「議事録を描く」ことが楽しいことなんだと教えてくれます。 最近、私の部署では3色をつかって議事録を取ることにしました。ファシリテーショングリップを活用して。まわりのメンバーにも良い効果を与えています。みなさんも「楽しむ」ファシグラを実践してみてください。 (多ぁ忙@新習慣クリエーター/2009-04-04) [16件以降をamazonで見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数: |
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問題解決ファシリテーター―「ファシリテーション能力」養成講座 (Best solution)
ASIN:4492531580東洋経済新報社(2003-02) 堀 公俊 売上順位:5816 ¥ 2,310(中古:¥ 1,150) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:223
組織を動かすためのコミュニケーション技術 |||||||||||
最近、ビジネスに関する書籍にはコミュニケーション技術に関する書籍が増えてきた。説得、交渉術、リーダーシップ、コーチングなどなど。無論、昔から、コミュニケーション技術関係を取り扱った書はあったが、多くは対顧客活動など対外的なコミュニケーションや上下関係が主で、企業内など組織内を取り扱ったものは少なかったように思う。それだけ、企業内でコンフリクトになり易い、対立的なコミュニケーション場面が増えたということなのだろう。
特に、企業業績が芳しくなく、変革の実現に向け、合意形成とコミットメント獲得のためのコミュニケーション技術は今後重要性が増して行くと思われる。 本書は、こうした創造的な合意形成とコミットメント獲得のためのコミュニケーション技術として『ファシリテーション』を紹介する実務書である。 企画関係の仕事に携わっていると、「なんで解らないんだ!」という想いを抱くことがある。不理解は各人固有の背景が影響している、言われてみればなんということはないが見落としていることも多い。また、その不理解を如何に理解と合意に変えていくか、より創造的な合意形成を促進しチームの力を最大限に発揮させるにはどうすれば良いのか、そんな視点を探すことさえ忘れてしまうこともあるのではないだろうか。 本書は、こうした悩みに対して、オーソドックスではあるが体系化された道具「ファシリテーション」の用い方を示してくれる。 コミュニケーションは平素付き合い続けている道具であるだけに、一朝一夕に変えられる技術ではないが、他者に原因を見出すよりも自己のコミュニケーションの改善点を見出し、より良いチームワークを引き出すため、場面場面でコミュニケーションスタイルを意識的に使いこなすために参考になると思う。 (ダチョウ平雅作/2005-07-15)
分かりやすい解説書 |||||||||
読みやすく分かりやすい印象を受けました。
・文章が横組みである。 ・解説の文章と、見開きにほぼ一つある図表が互いに補完し合っている。 ・用語の定義がきちんとされているため、私のような初心の者にも分かりやすい。 ・エクササイズとその解決策という形で解説がされている。 ・こうした場面ではこうする、という対応策が、順序立てて解説されている。 ・発言者、相手をしっかりと受け入れるという姿勢が強調されている。 ・問題解決の主体が組織であるという立場をとっている。 ビジネスにおける問題解決場面でのファシリテーションが主体です。 そうした場に馴染みの薄い私には、第3章「応用編 ファシリテーションを支援するツール」の1「創造的な問題解決と学習を生み出す ワークショップ」は難しい印象を受けました。 第4章「実践編 ファシリテーションの現場から学ぶ」の2「市民参加のまちのビジョンづくり―合意形成型のケーススタディ―」で取り上げられていた、すべての人に受け入れられる答えを見いだすための協働作業でのファシリテーターの役割に学ぶところが多かったように思います。 (makip/2006-09-18)
スキルとツールを学ぶ |||||||||
カルロス・ゴーンは優れたファシリテーターと言われる。「マネジメントの責任とは、会社が持つ潜在能力を開発し、それを100%具現化することだ」と言う言葉がそれを象徴している。問題解決や合意形成、教育研修など、様々な場面で有効な技術としてファシリテーションが活用されているが、必ずしも従来それを技術として習得・応用して来なかった面がある。
本書はスキルとツールを学ぶことに主眼を置いたものである。 会議の場でファシリテーターは何処に居るべきか、意見の広がりと絞込みをどうコントロールするか、会議でのコンフリクト(対立)をどう解消するか、 などなど、会議に一人訓練したファシリテーターが居てくれると助かると思うことは多い筈である。 (hbspmd/2006-01-03) 述べられている個々のツールなどノウハウについては、必ずしも新規性のあるものではないですが、局面ごとにとっても上手に整理されており、チェックリストとして役立ちます。早速自分なりに整理し直し折に触れてチェックできるものを作成しました。
それから、豊富な事例の紹介は非常に役立ちます。 例えば、「頑固な抵抗者にどう対処するか」「何度も同じことを言う人にはどうするか」などの細かいテクニックから、議論が散漫になってきた時の対処法、改善案を現場に落とし込むための要点等、非常に参考になりました。 (southern crest/2003-08-10)
ファシリテーションを行うためのノウハウが満載 ||||||||
本書は、「ファシリテーター」というあまり聞きなれない役割を実践するためのノウハウが記載されている本です。
ファシリテーションは、問題解決方法の1つで、「協働・創造」の解決スタイルです。組織間の問題など「妥協・調整」、「説得・譲歩」といった解決が行われがちな問題に対して、ファシリテーターが自律的な問題解決を促していくことで、より良い解決方法を導き出すことが可能となります。 本書では、いろいろな例文を載せながら、ファシリテーションを行うためのノウハウを説明しています。 経営者から、漠然とした課題を与えられ、課題抽出や課題解決の進め方に困っている方、コンサルタントで、文化の違うお客様の打ち合わせでの論点のずれた発言に困っている方など、本書の中に解決のためのヒントがあるかもしれませんよ。一読してみてください。 (ヒロゴン/2006-08-02)
最強の入門書 |||||||
日本だと「会議進行役」というイメージの強いファシリテーターですが、
実際はそうではありません。全てを黒子としてうまく調整していくリーダー的存在。 専門用語についてもひとつひとつ丁寧に説明されていて、 図や表で示されていてわかりやすい本です。 ファシリテーターについて知りたいという人はまずこの本をぜひ! (RLeaders/2007-09-06)
とてもうまくまとめられている ||||||
ファシリテーションという概念は新たに生まれたわけでは
なくて、ロジカルシンキング、グラフ化、社会心理学、各種 問題解決技法などを実践の場でうまく使いこなす方法を体系 化したものであるといえる。 本書は、ファシリテーションの体系的なテキストであると 同時に、いままでバラバラにあった上記のような技法を見事 に位置づけてくれた。 堅苦しくない文章、図表もきれいにまとまっており、とて も良心的な教科書だと思いました。 (ny/2005-05-31)
これは分かりやすく内容も濃い! |||||
概要からスキル習得〜ケーススタディの構成となっています。
おそらく、企業で行われている会議の8割は不要なもので、 せっかく雁首揃えて時間使うんだから、もっとましな事がしたい と思いこの本を読みました。 社員のレベルの高低もあるけれど、困った人の対応方法なども 具体的に書かれており会議を仕切る人、これから必要になる人 には読んで損はありません。 (rokusan-1/2007-02-10) 【概要】
本書は「経営企画スタッフの大きな勘違い」という刺激的なパラグラフから始まる。多くの人が経営企画スタッフの仕事を、トップの影武者として組織を動かす参謀だと勘違いしているが、本来の姿は組織の潜在力を引き出し問題解決を促進することだというのが著者の主張である。 本書ではファシリテーションの定義を他書や著名人の発言に依っているが、やや乱暴に要約すると「自律分散協調型(ネットワーク型)組織での協働・創造と組織活力最大発揮のための技術」とでもなろう。 著者は、ファシリテーションを構成するスキルを、 (1)プロセス・デザイン:チームの力を問題解決に結集させる (2)プロセス・マネジメント:コミュニケーションを組み立てる (3)コンフリクト・マネジメント:対立を解消して創造性を引き出す という3つに定義している。 そしてファシリテーションを支援するツールとして、 (1)ワークショップ:創造的な問題解決と学習を生み出す (2)ファシリテーション・グラフィック:議論をビジュアルに整理する の2つを紹介している。 よく構成された体系的な教科書になっている。 【コメント】 本書は同様のファシリテーション解説書の中では先駆け的存在であり、また良質な本格的テキストである。同じ著者の「ファシリテーションの技術(PHPビジネス選書)」や「ファシリテーション入門(日経文庫)」に比べて言い回しなどが硬いところがあるが、ビジネス書を読み慣れた人にはかえって読みやすい面もあると思う。 一部まちづくりでのファシリテーションについての記述も含まれているが、基本的にはビジネスにおける問題解決でのファシリテーションに焦点を当てている。 個人的には特にファシリテーション・グラフィックについてp.183~185で基本から理想型までの例が示されていて、目指す姿を具体的にイメージすることができた。 また、他書の引用や参照が多くあるが、本書をきっかけに勉強を広げるのに役に立つと思う。 本書では、[エクササイズと解説]というスタイルが取り入れられているが、特段優れた問題演習という訳ではなく、地の文にQ&A形式での説明が含まれていると捉えた方が良いだろうことを添えておく。 (ブッシー大統領/2005-08-21)
問題解決の現場で必要なスキル |||||
実際の仕事の場面で、問題解決を行うために必要なビジネススキルがこの能力だと思う。ファシリテーション能力は、個人の経験や得手不得手で大きく左右されるものだが、本書は体系的にかつ具体的に記述されていることから、読んでわかりやすく、かつ現場で活用できる良書だと思う。単なる知識だけでなく、人を動かすためのビジネススキル獲得を狙う方にお勧めです。
(takashimatooru/2004-03-25)
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紹介されている主要参考文献を見れば分かるが、本著では、リーダーシップ、ロジカルシンキング、議論の技法、質問力、交渉術、コーチングといったスキル・ツールを「ファシリテーション」という概念で統合している。 個々のツールについては別途お薦めの本はあるだろうし、この本だけではマスター出来ないだろうが、逆に「組織の潜在能力を引き出し問題解決を促進させる」という目的においては他に類を見ない。 流行の論理的思考が個人をベースに展開しているのに対し、この本はあくまでも組織をベースにしている。 あらゆる組織のリーダーにお薦めする上級参考書と言える。 (SSFN/2003-10-26)
秀逸 ||||
シンプルで説得力のある表現でファシリテーターとは何か、そしてどうすれば優れたファシリテーターになれるのかを解説している。ファシリテーターに関する本は翻訳されているものが多いが、翻訳されてないからこそ、これだけ明快に表現されているのだと思う。ちょうど会議の運営に悩んでいた時にこの本を手に取り、その内容がドンピシャだったのでとても重宝しています。
(ウツミトオル/2006-04-04)
ファシリテーション=「促進する、容易にする、円滑にする、助長する」を
ケーススタディー形式で習得できる一冊です。 ファシリテーターに必要なことはプロセスをコントロールして組織の意思決 定の質を高めることで、そのために必要なスキルについて書かれています。 「ふむふむ」と感じさせられた言葉が多くありました。 ◆優れた問題解決のためには、思考を発散させるステップと収束させるステ ップをワンセットにしなければいけない。 ◆ビジネスにおける分析は、科学的なデータ解析を通じて新しい真理を見つ けるのとはわけが違う。 (⇒分析のための分析に陥ることが時としてありますよね。いけないいけ ない。) ◆「どこを起点に」「どこを通って」「どこに到達するか」が基本の要素と なる。これを論理の3点セットと呼んでいる。 (⇒論理的思考に欠かせません。) ◆ファシリテーターには文学的な素養も必要なのである。 (⇒発言者の心のメンタル・イメージを表現できる能力が必要。) ◆ファシリテーターの思考の枠組みが目的思考と全体思考になっていること が求められる。 ◆複数の立場から問題を眺めるからこそ幅広い選択肢がうまれ、その中から ベストな答が選び取れる。 (略)「どちらが正しいか」という見方を捨て、「両方が正しい」ことを出 発点にするのだ。 ◆ファシリテーターは、話し合いの場の質を高め、前向きな気運をつくって いくことに専念すればよく、とりたてて議論を整理したり、意思決定を助け たりする必要はない。 ◆ホワイトボードをキャンバスにして、記録にはデジタルカメラを使えば よい。 (それまでの模造紙を使った記録から、道具の普及でやり方が全く変わるのですね。) (宇都出マサ/2004-08-22)
網羅的に整理されて分かりやすい ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
私はコンサルタントとしてたくさんのプロジェクト会議を仕切ってきました。
28件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。現在はトレーナーとして、トレーニングやワークショップで、 いわゆる「ファシリテート」しています。 その私が読んで、とても網羅的にうまくまとめられた本だと思います。 この本では3つのスキルと2つの技法というカタチで、ファシリテーション 技術をまとめています。それと問題解決サイクルを組み合わせています。 3つのスキルと2つの技法について、簡単に紹介しますと 3つのスキルとは 1.プロセス・デザイン 2.プロセス・マネジメント 3.コンフリクト・マネジメント 2つの技法とは 1.ワークショップ技法 2.グラフィック技法 となっています。 1のプロセスデザインは、システム思考とMECE思考からなります。 システム思考とは問題解決のフレームワークを押さえていくこと。 フレームワークを構成する要素は 1.目的(ミッション) 2.アウトプットイメージ(ビジョン) 3.プロセス(目標・行動計画) 4.役割分担 5.行動規範(メンバー共通の価値観) を挙げています。 MECE思考は、マッキンゼーなどのコンサルタントの思考方法に 関する本がたくさん出ているので、ご存知の方も多いでしょう。 ●漏れなく、ダブりなく、検討する方法● です。 プロセス・マネジメントは、ロジカル・コミュニケーションと論理の構造化 から成ります。 ロジカル・コミュニケーションとは、つまり、論理的に話そう、ということ。 筆者は、「論理の3点セット」というカタチで、論理的であるための 基本要素を紹介しています。 1.事実(起点) 2.根拠(経路) 3.意見(終点) ここから、ファシリテーターの役割が出てきます。 1.事実(起点)を共有化させる 2.根拠(経路)の乱れを正す 3.意見(終点)を明確にする です。さらにそれぞれのために、細分化して、質問例があげられています。 「マネジメント・コーチング」という名前で、コーチング手法を企業の 会議に使う動きがありますがこのロジカルコミュニケーションのところ とかなり重なると思います。 そして、論理の構造化。こちらは4つに分けられています。 1.意見をハッキリさせる(議論の先鋭化) 2.意見の固まりをつくる(議論の組織化) 3.意見のつながりをつくる(議論の体系化) 4.議論すべき論点を並べる(論点の設定) オープン・クエスチョンや、クローズド・クエスチョンを使い分け、 ディシジョン・ツリーやマトリクス図で図解しながら、構造化していく わけです。 たくさんの図を使って、説明しているので、分かりやすいです。 3つめのスキルのコンフリクト・マネジメントは目新しいものです。 これは、コンテクスト(文脈)の共有化とウィン・ウィン・アプローチ から成ります。 コンテクストに対するものはコンテンツ(内容)。コンテンツはコンテクスト の中で位置付けられ、はじめて意味のある情報になるのです。 コンテクストはなかなか見えにくいものなので、これが話し手と聞き手とで 違うことも多く、違ってもなかなか調整できないという難点があります。 ここからコンフリクトが生じるわけです。 コンテクストは次のような3つに分け、それぞれにコンフリクト解消の方法 が対応します。 1.目的→より高い目的から見る 2.視点→より広い視点から見る 3.立場→第3者の立場から見る このあたりは、コーチングにおける質問ととても共通性があります。 人間も複数の自己から成っていると考えれば、その複数の自己間の対話を ファシリテートするのがコーチングであるともいえます。 ウィン・ウィン・アプローチについては、コヴィー博士の「七つの習慣」 でご存知のかたも多いでしょう。 「相手も勝って、自分も勝つ」ことです。 このためのアプローチとして、 1.創造によるアプローチ 2.交換によるアプローチ を挙げています。 また、ウィン・ルーズ型の次善の策として、 3.分配によるアプローチも挙げています 1の創造によるアプローチだけ、さらに詳しく紹介すると、このために 3つの要素が必要だと言われています。 1-本質を見極める力(互いの真の目的を見出す) 2-協調的な関係(互いの利益に向けての意欲を高める) 3-柔軟な思考(多面的な角度からアイデアを出す) これを促すのがファシリテーターの役割というわけです。 とても網羅的に整理されて、分かりやすい本です。 (/2003-04-08) [16件以降をamazonで見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数: |
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ワークショップデザイン――知をつむぐ対話の場づくり(ファシリテーション・スキルズ)
ASIN:4532314038日本経済新聞出版社(2008-06) 堀 公俊 売上順位:2663 ¥ 2,100 これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:52
目的設定を一番強調しているのがポイント ||||||||||||||
アイデア出しのための集まりや、チームや組織のコミュニケーションの促進を図るのには、「ワークショップ」が効果的です。エンジニアであれば、プログラミングや設計のスキルを、実際に手を動かしながら実践的に学ぶ場としても有効でしょう。私も同じ内容を学ぶのであれば、ただ講師の人が話をして聞いているだけの勉強会よりも、ワークショップ形式で行われている方に参加します。もちろん、自分の主宰する勉強会などのイベントもワークショップ形式にすると、参加者の方にとっても充実したものになります。
そんな参加型・体験型の場としてのワークショップを組み立てるには、いろんなノウハウが必要です。 これまで、社内外でワークショップをやってきましたが、もっとスムースに進めるには、もっと参加者の人に楽しんでもらうには、もっと確実に内容を習得してもらうにはどうすれば良いか、ということはずっと悩んでいます。回数を重ねることで得るスキルもありますし、これまで参加したことの無かったワークショップに参加することで得られるノウハウもあります。逆に、ワークショップをやってみたいと考えている人にとっては、これらのノウハウが無いために、開催に踏み切れないという状況もあるのではないでしょうか。 本書、「ワークショップデザイン」には、ワークショップを運営する側のノウハウがぎゅーーーっと詰まってます。マニュアルというよりも、辞書に近い。この内容をすべて習得する必要は無いが、この本に書いていることの中から、自分のやりたいワークショップの型を探して、コンテンツを当てはめていくという使い方をする本です。 ワークショップの全体構成の組み立て方から始まり、アイスブレイクのやり方や会場のレイアウトといった、場の作り方、意見を活性化するためのスキルや、様々なツールの活用方法、そして、ファシリテーターの心構えまで。何より、ワークショップの目的設定のところを一番強調しているのは重要だと思います。目的さえぶれなければ、少々、進行が拙くても参加者には得るものがある。 これからいろんな勉強会やイベント運営で活用していきたい一冊です。 (mnishikawa/2008-08-14)
場づくりの方法が、具体的にわかる! |||||||||||
よい議論にはよい場づくりが必要。そして、その場づくりには「デザイン」が必要。いまままで、ワークショップの重要性はわかっていても、そのやり方のコツは、教えてもらわないとなかなか得ることができませんでした。本書では、場づくりの方法が豊富な写真とともに紹介されています。ファシリテーターの必読書と思いました。
また、著者は日本語が上手です。特に、「問いの日本語を練り上げる−問いは思考と行動の起爆剤だ」に惚れました。 (平鍋/2008-08-15) ワークショップ開催に必要な知識・ノウハウ・ツールが、必要十分条件的に満たされている良書です。
全3件のレビューを表示しています。ツールの数は数えてませんが(小ネタから大ネタまで100近くあるでしょうか?)、これだけツールが揃っているので目的に応じていろいろ使い分けできます。 また、ツールの話以上に、ワークショップを成功に導くための考え方・心構えなどもきっちり書かれているので、これ1冊で十分ワークショップの企画ができるはずです。 この本を参考にした上で、しっかり構想を練れば、きっと充実したワークショップが開催出来るでしょう。 (y93/2009-06-14) [amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:5.0 はてブコレクション数:この商品をリストに入れている人:
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チーム・ビルディング―人と人を「つなぐ」技法 (ファシリテーション・スキルズ)
ASIN:4532313406日本経済新聞出版社(2007-07) 堀 公俊 売上順位:9005 ¥ 2,100(中古:¥ 2,100) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:-16
レビューを拝見すると評価が分かれるようですがツール集としてはよくできていると思います。
ただ、タイトルを「チームビルデング」と少し大袈裟にしてしまったために誤解を招く結果になっているのでしょう。価格も専門書並に高いのは気になります。(できれば1400円くらいにして欲しかった) 著者の意気込みはわかりますが、以前出版した「組織変革ファシリテーター」と同じような誤解を与えているようです。 著者は研究者ではありませんので、この本の内容は必ずしも効果が実証されたものばかりではないかも知れません。実際の職場でチームビルディングを行うには、他にも様々な条件が必要ですからテクニックだけでは上手く行かないのは当然です。 ただ、研修担当者が研修でアイスブレイクやゲームとしてすぐに活用できるものが多いので一度試してみる価値はあると思います。 (ねこねこ/2007-08-12) この本には現場という言葉がよくでてきますが、どこの現場を指すのかわりません。
書かれているアイスブレークは、企業の会議では使えないものが多いと思いますが、実際の企業で活用され効果をあげているのでしょうか。 本に掲載されている写真を見ると、どこかのサークル(またはカルチャーセンター?)で実施された風景のようですが、恐らくそのような場所であれば楽しい場づくりに活用できるかも知れません。 他の方のレビューを見ると研修で活用できると書かれた方が多いですが、確かに研修の最初の肩ならしのツールとしては、効果があると思います。 ただ、この本のねらいは企業のチームワークではなく、地域社会での街づくりを視野入れているので,私の期待には合わなかっただけなのかも知れません。 (カスタマー/2007-08-27) 表装、価格は「専門書」のようだが、内容は、前半部分が研修用のアイスブレイク、ゲーム、後半はファシリテーションを使ったプロジェクト会議の進め方を書いた、ビジネスハウツー本の域を出ていない。
チームビルディングを学びたい、特に、企業の職場でチームワークを構築したいと考えている方々にとって、大いに失望する内容である。残念ながら☆二つの評価が適当であると考える。 むしろ、気になるのは本書の中に、実際には検証されていない著者の思い込みと思われる記述が散見されることである。 一例をあげれば、著者は「ダイナミズム」と称してチームの力を1+1=3や4にすることを強調している。 しかし、集団での問題解決が必ずしも個人での問題解決よりも優れた答えを導き出さない、という研究結果があることは産業・組織心理学の基本である。(例えは、Taylor&Faustや亀田達哉氏の研究など) また、紹介されているゲーム(ワールドカフェなど)のベースとなった、オズボーンのブレーンストームングについても、集団でのブレーンストーミングで出されたアイディアの数は個人のアイディアを、重複を除外して人数分集計した場合と比較して、多いとは言えず、質の面から見ても、集団の方が優れたアイディアが出やすいという事実も検証されていない。 そのため。この技法の有効性は必ずしも支持されていない。 (ただ、集団の場合はエラーに対する耐性が高まるという研究結果もあり、例えばQCサークルなどのように、実際の企業で活用することの有効性は確認されている。) このような記述が多いことが本書の信頼性を著しく低くしていると言わざるえない。 結局、本書はハウツー本として活用され、「組織のダイナミズムを引き出す」といったセールストークを売り物にした怪しげな研修講師を輩出することになりはしないだろうか。 (カスタマー/2007-08-08) 著者の堀氏は日本でファシリテーションを精力的に広めている
方で、わかりやすい著書もたくさんありますが、本書は一体どうした ことか。 ブレストの内容など役立つものも多いですが、いわゆるゲーム系も ごちゃまぜになってしまっているため、全体として散漫で、現場の 泥臭さの感じられないものに仕上がっています。 また技法に注力しすぎて、実践する人のマインド面に触れられて いないのは、いただけない。全ての起点は実践する人の問題意識です。 技法に溺れて、アイスブレイクに熱中している人ほど寒いものは 無く、巻き込まれる方はいい迷惑。 結局、研修で行えば楽しく盛り上がって、受講生の評価はやたら 高いが、その後の発展はほとんど期待できない単なる研修テキスト (ネタ集)で終わっています。 同シリーズの『ファシリテーショングラフィック』が良かっただけに 残念です。 (COR/2007-08-03) ワークショップを運営する上での大事なことが体系的に書かれています。
よくぞここまでまとめてくれたと感動しています。 僕自身が実践で学び身につけてきたことが、まとまって書かれていることにびっくりしました。 ワークショップを開催している人にオススメな1冊です。 アイスブレーク&チームビルディング・エクササイズ120も実践で試そうと思ってます。 これだけでも価値があります。 (まぁちゃん/2007-09-23) ファシリテーションに関して調べているなかで見つけた本です。
とても多くの1時間以内にできるシンプルなものから多少時間をかけてやるものまでいろいろなやり方が載っています。 使えそうなテクニックはすぐにやって試してみたい方なので、いくつか実践してみたいと思うものもあります。 ただ、たくさんのやり方が載っている分一つ一つの説明の中でどのやり方にどんな意味や人間の心理・感情があるのかというところの深い説明が少なかったため、実際にどういった効果があるのか本からはあまりイメージがわきません。 少し物足りなさを感じるので、星1つ減です。 (Experiment & Experience/2007-09-28) チームビルディングの“場”を仕切る立場の人向けに、ヒントになる手法を満載した本です。
どんな場面でどんな手法が役立ちそうか、「実践編」でケースとして説明されており、 試してみたい人には参考になると思います。 逆に、この本でいきなりチームビルディングの何たるかを理解しようとするのは、難しいかもしれません。 実際にチームビルディングをリードした経験がないと、手法がいくら示されていても、 一体何をしていきたいのかがイメージしにくいと思われます。 読む人の意図によって、評価の割れる本だと思いますが、“使える”内容だと思います。 (きょうパパ/2007-11-02) 関係を築き、コミュニケーションを促し、そして、成果を出すための考え方や着眼点、場を作るためのテクニックが満載。
これは使える。 一見、平凡に思えるタイトルですが、「チーム」の意味が広い。 日ごろの会議はもちろん、プロジェクトの立ち上げの際の場作り、ワークショップや、地域の集まりまで。人とかかわることをすると、そこにはチームができる。 チームビルディングとは、プロセスのデザインです。 デザインには、材料とか道具、知識がたくさんあったほうが幅が広がる。 ここには、そのための知識・技術、そして事例がぎっしり詰まってて、自分の所属してる組織やプロジェクト、さまざまな活動の状況に合わせて、いろんなことに取り組むための強力なヒントになります。 たとえば、「準備編」 ・机、椅子の並べ方 ・人の集め方 ・部屋の作り方 といった、空間の演出から、場を作る技術を学べる。 次に、「実践編」 充実したアイスブレイクの事例集は、場面にあわせて使える。 ・SWOT ・ジョハリの窓 といった、ビジョンや目標を分析・共有する技法の解説。 『ザ・ファシリテーター』で駆使されていた分析手法が、わかりやすく説明されています。 図や写真も多用されていて、わかりやすい。 後半には、いろんなシーンに合わせた各種技法の実践例が紹介されています。 「困ったチャン」の対処方法など、実際の場面でぶち当たりそうな面白い対処法も。 「リーダーシップ」に頼ったチーム作りの本は山ほどありますが、メンバーの力を引き出し、チームを創っていくという、コミュニケーション重視の、新しいチームビルディングの形が、実践的な技法の習得を通して、はっきり見えてきました。 (mnishikawa/2007-07-30) 研修講師または社内インストラクターが研修を進める上で活用できる技法が満載で役に立つと思います。(特に、別冊のアイスブレーク集は重宝します。) ただ、この本の内容は現実から隔離された研修会場(安全な場)だからこそ成立することでしょう。 紹介されているゲームは楽しそうですから、参加者は大変満足してチームワークを築けたような幻想に囚われるかも知れません。 しかし、職場に戻ればすぐに醒めてしまうでしょう。(そのため、このような研修は“砂漠に水を撒く”ような現場で成果が見えない研修と言われています)
特に、実践編は、前半の技術編にみられた活き活きとした説明が影をひそめて、教科書的マニュアルになっています。 恐らく筆者が研修講師として活躍している方々で、実際のチームビルディングに携わった現場経験に乏しいことが原因だと思います。 研修マニュアルとしては大変よくできているので残念です。 (CUSTOMER/2007-07-27) ファシリテーションがブームになっていると聞き、人材開発担当者の端くれとして著者の本も含めて十数冊読みました。これらの本に共通しているのは、著者の表現力の問題なのか、経験の問題なのかはわかりませんが、現場で活用した実績(抽象的な表現ですが“肌触り感”)がほとんど感じられないことです。
技術編の内容は,まちの自己啓発セミナーの講師がよく使っているチームビルディングのゲームですが、これらのゲームにより、本当に企業のチームづくりができるのか疑問に感じます。 我社でもこのようなゲームを多用する研修講師に研修を依頼していましたが、受講者の感想が素晴らしいにもかかわらず、ほとんど現場の行動に変化が見られません。 これは人材育成に携わるものとして最も大きな課題の一つです。 残念ながらこの本は、この研修の場と仕事の現場との間をつなぐことに成功していません。 ただ、補足資料(アイスブレーク集)や技術編は要領よくまとまっているので、研修講師または社内インストラクターになりたいと考えている方々にはネタ本として役立つと思います。 (松井 健二/2007-08-01) チーム・ビルディングのための「知恵」や「工夫のしどころ」が満載。それでいて単なるTIPSの羅列にとどまらず、理論の部分も丁寧に解説されているから、読者の個々のケースごとに応用を利かせることもできそうだ。挿入されるエピソードや実践編の各シーンもヴィヴィッドで要点を突いており、著者らがいかに数多くの「現場」で実際に叩き、練り上げ、磨いてきた内容であるかがわかる。本から伝わってくるこの「場数の多さ」から、多くの人が「勇気」や「きっかけ」や「気づき」を得るに違いない。特に、初めてサブ・リーダー的な立場に立たされた若手社員が、「組織って、自分の役割ってなんだろう」とふと疑問を持ち始めたようなときに手に取れば、心強い味方になってくれるだろう。また、ある程度経験を積んだ中堅社員が、なんとなく組織の人間関係に疲れたときにもおすすめしたい。実際に現場で暗中模索しているときに一番ありがたいのは、「こんな方法もあるよ」という提案、方法の力である。
全11件のレビューを表示しています。なお、索引の作り方、参考文献の紹介のしかた、別冊にまとまったエクササイズ集など、本当に役に立つ本にしたいという熱意と気配りが行き届いていることも付記しておきたい。 (こたつ猫/2007-08-05) [amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:3.5 はてブコレクション数: |
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ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49
ASIN:4478003963ダイヤモンド社(2008-03-14) 森 時彦/ファシリテーターの道具研究会 売上順位:2316 ¥ 1,500(中古:¥ 1,100) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:53
GEのワークアウト経験者の森さんの書籍の1つです。
ファシリテーターを務めることになった後輩に概要が まとめられた「ファシリテーター養成講座」と一緒に 参考図書として渡しました。 「道具」が見開き2ページ完結でまとめられているので 読みやすく、必要な道具を随時参照する形で使えます。 ただ、内容自体はどれもあくまで「ヒント」なので、 各項目について他の人の意見や他の書籍の内容等を 書き加えることで、「自分の道具」になると思います。 私も各項目について、実際のやり方を先輩に教えて もらって、イラスト部分に書き込んで利用しています。 「さらに使いこなすためのヒント」に文章だけで書かれている 部分に重要なポイントがある部分も多いようにも感じます。 入門書を読んだ上でテクニックの例を知るには良い1冊だと思います。 (本太郎/2008-06-24) お客様先のビジョン策定会議のファシリテーテーションや
セミナー講師をすることなどが多いので、非常に役に立つ1冊でした。 図も多く読みやすいこともお勧めポイントです。 組織やチームって、同じようなテーマで議論を始めても その会議に参加するときのその人たちの心理状態も毎回違うし、 それによって議論の中身も変わってくるし、 パターン化するのが難しい。 会議って、生き物なんですよね。 ゆえに、なかなかうまくコントロールできない日や、 発言がメンバーから出ない日などがあったりするものです。 そんなときに、道具を少し知っているだけで、 きっといい方向に議論を進められるなと思わせる、 ヒント満載の本だと思います。 なかなかいい議論ができないなぁとお困りの経営者の方も、 会議運営に携わる方、研修講師の皆さんにもきっとお役立ちです。 (齋藤めぐみ/2008-03-18) PMBOKとか、プロジェクトマネジメントの体系から本格的にやりたいわけじゃない・・・
実際に、使えるツールだけ知りたいのよ!という実践編には、この1冊。 ファシリテーターとは、会議を促進される、進行係+議事録係のような存在です。 でも、この本のツールは、自分の頭の中を整理する一人プレスト(ブレイン・ストーミング)にも最適です。 特に、重要な案件をかかえていて、気軽にいろんな人に相談できない内容で お悩みの経営者の方(あなたです!笑)にも、実用レベルで利いてきます。 また、見開きで1つのツールを紹介しているので、速読の練習にも良いですよ。 構成は、左ページの上部がタイトル(太字、大きいフォント)で、その下が解説。 右ページはイラスト&解説補足です。 著者は、日本ファシリテーション協会の理事の森時彦さんですから、折り紙付! (るんるん系マインドマッパー/2008-09-11) オーソドックスな手法も含め、目的別にシンプルに道具がまとめられています。
さくっと読めますが、機会ある毎に、開きなおして、会議の準備辞書として使うのが良さそうです。 色々試してみて、自分にあった道具を見つけていきたいですね (じゅん/2008-04-21) ファシリテータって日本語にしたら世話人のことではないでしょうか。
いろいろ陰日向になって、世話をしてくれる人がいるから、世の中が成り立っています。 しかし、アメリカやプログラマの世界では、行きすぎた個人主義から、わざわざ、「ファシリテータ」といって、役割分担をしないと世話ができない世界もあるようです。 もちろん、問題解決には、経験的な根回しだけでは十分でないことも多いと思います。 また、相手がアメリカやプログラマだったりすると、体系的に対策を立てた方がよいこともあると思います。 そういう時に、役に立つ道具箱だと思います。 (kaizen/2008-04-21) ファシリテーション、ファシリテータという言葉は定着してきたように感じるが、企業研修などで学んだ方法論のほとんどが実用的ではないと聞く。
実際に使うためには、色々な手法(道具)を手元に置いて、必要な時に読み返すことが必要だと考えている。 そういう意味でも、一度読み終えた後は、手元においておくことを薦めたい。 (momonga/2008-03-15) すでに規模がある程度大きい企業であれば、ファシリテーションの専門家を招いたりする資金もある。
だが、中小企業には、ファシリテーションの知識もなく、問題解決が出来ないままに苦しんでいるケースも多いのではないか? そんな会社の中間管理職に是非読んで、会議を改善するのに役立てて欲しいと感じた。 前書きで、ファシリテーターをサッカーの審判員にたとえているがわかりやすい例えだと思った。 (microwave2000/2008-03-28) 自分がファシリテーターに近づくために何ができていて、何がたりないのか、会議時でのテクニックなどを知りたくて購入、通読
読んでみると、会議時のツールとしてのファシリテーターというよりも、組織を円滑に動かすためのファシリテーターとしてのツールを多々記載されている感じがあった。当然会議上でのツールも多々紹介されている。期待課題マトリクスなど次のステップに具体的に進める表になっていると思うし、PPMなどは組織としてのあるべき姿、それを推進する方法を具体的に見せてくれる気がした。自己ファシリテートも是非とも一度やっておきたい。 非常に面白い内容になっていた。焦点が会議の進行よりも、組織運営に対しての具体的なツールを紹介してくれている。組織の状態を変えるために何かしたいが、どうすればいいか分からない人にとっては非常に魅力的な本になると思う。 (sickboy/2009-03-15) 業界18年のITコンサル・プロマネの視点でのコメントです。
この本を買って満足するだろう人は・・・ 私はたまにセミナー講師を請け負うので参考に買ってみました。講師としてはベテランとは言えないレベルの私としては、「使えるネタ」が7〜8個あったので、一応満足レベルです。 この本を買って満足しないだろう人は・・・ もしかしたらベテラン講師、ベテランファシリテーターには当り前の内容かもしれません。それでも2つ3つでも知らなかったネタが見つかれば、御の字だとは思いますが。 私がこの本に支払ってもよいと思う金額は・・・ 1500円 (pluto/2008-11-13) 著者の言うファシリテーターとは、
「ここにいる人たちのアタマをフルに活用するために考え、支援する人」(P2)です 本書は、そのファシリテーターの道具を紹介し、 「得意ワザを5つほど持って」(はじめに) ファシリテーターをやってみよう!と励ましてくれる本です 私は社内の研修講師を行ってますが、研修の場はもちろん 通常の会議の場でも、本書の以下の5つの道具を駆使して 「その場に参加している人のアタマをフル回転させる」ことに成功しています アイスブレークT(他己紹介)・・・P22 アイスブレークT(マイブーム)・・P23 グランドルール・・・・・・・・・・P26 マインドマップ・・・・・・・・・・P86 できていることチェック・・・・・・P89 私がこれから試したい道具は以下の3つです パーキングエリア・・・・・・・・・P28 トークボール・・・・・・・・・・・P44 メンバーの取扱説明書・・・・・・・P96 提示されている50個ほどの道具には、本質的に近しいものもあります しかしそんな小さなことは気にせず 面白そうだなぁと感じたことを、片っ端から試してみることをお奨めします #もちろん私も、日々、小さな失敗を重ねています..(^^;) (よこはま こうたろう/2009-05-22) チームを促進させる技術、ファシリテーション。
全11件のレビューを表示しています。一流のファシリテーターには、経験や要約力や発問力などのスキルが必要なわけですが、これからファシリテーションをはじめる人にとっては、誰にでもできて、すぐに効果を発揮するようなツールが必要です。そんなツールや小技を集めたのが本書。 * グランドルール * パーキングエリア などは、議論を脱線せずに進めるのに有効。 特殊なスキルはいりませんし、すぐに試せるはず。 * アイスブレイク * トークボール はメンバーを引き出して、議論の活性化に役立ちます。 * ジョハリの窓 * SWOT分析 などの分析ツールも紹介されています。 できることから一つずつ。まずは、皆さんのプロジェクトで役立ちそうなツールを見つけてみて、使ってみることからはじめてみてはいかがでしょうか。 (mnishikawa/2008-08-14) [amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数: |
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ファシリテーション入門 (日経文庫)
ASIN:4532110262日本経済新聞社(2004-07) 堀 公俊 売上順位:2894 ¥ 872(中古:¥ 525) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:221
【概要】
「問題解決や合意形成を促進する技術」としてアメリカで生まれたファシリテーションを、著者は「集団による知的相互作用を促進する働き」としている。単に会議の運営方法にとどまらず、ファシリテーションを組織に働きかけるものとして捉えている。 本書は以下のような内容になっている。 (1)ファシリテーションの技術とは何か ファシリテーションがもたらす効果として、ア)学習スピードの向上、イ)チームの相乗効果の発揮、ウ)メンバーの自律性の育成が挙げられている。 (2)ファシリテーションの活用分野 ビジネスでの問題解決、組織変革、まちづくり、教育など幅広い範囲に応用可能であることが示されている。 (3)ファシリテーターに求められる4つの技術 ア)場のデザインのスキル、イ)対人関係のスキル、ウ)構造化のスキル、エ)合意形成のスキル、の4つを基本スキルとして定義し、詳細に紹介している。 (4)実践のショートストーリー ショートストーリーでファシリテーションの実践場面が紹介されている。 (5)章別のブックガイド 本書の章別に参考文献が挙げられている。 【コメント】 訓練されてない者でも一時間半ほどで読了することができる手軽なテキスト。ファシリテーションに関して、最も体系的かつコンパクトにまとまった良書と思う。まさに日経文庫の面目躍如、入門のため教科書としては最適ではないか。ファシリテーションの基本的な要素については十分なものが含まれている。 ただ、日経文庫の紙面の中では語り尽くせなかったり、説明不足になっているような点は、著者の他書「問題解決ファシリテーター」や「ファシリテーションの技術」を参照することが求められる。 特に便利なのが、巻末についているブックガイドで、これから学習を深めようとする者にとっては、非常に便利な参考文献一覧になると思う。 誰にでも薦めることのできる基本書である。 (ブッシー大統領/2005-07-30) 「入門」書としては、大変よい出来映えだと思います。
「ファシリテーション」というはやり言葉を知りたくて本書を読みました。「また米国流のはやりのひとつなのか?」と、少し疑ってかかっていました。 本書では、最初に、「なぜこういう考え方が出現したのか」を、「組織論」「戦略論」にからんで、 「リーダーシップ」「マネジメント」との違いを解説してくれており、ここが一番よかったです。 「リーダーの役割は目的をたて、組織の方向性を決めること(Whatを示す)」、 「マネージャの役割は目標を達成すること、それをどうやって達成するか(How)を示すこと」です。 でも、環境変化が複雑さを増し、変化のスピードも加速度的な今日、リーダー、マネージャが組織を引っ張っていくのも困難になってきました。 少数の人間が組織を率いるのが現実に会わなくなってきました。 そこで、個人一人一人が考え、相互作用で物事を組織全体で行っていくことになります。 ところが、個人個人は価値観、意見、バックグラウンドなどがバラバラです。そこで、ファシリテーション(意志決定支援者、創発支援)が注目されることになった、とのことです。 米国は他民族、多人種国家ですし、営利組織だけでなく、非営利組織活動も活発だと聞いていますので、 明確な概念や方法論などが米国から日本にきた背景も納得できます。 ですが、本書を読むと、ファシリテーション、ファシリテーターの必要なスキルは、広くで深く、人間力が必要なようです。 日本も、個人の自由と価値観の多様性が早いスピードで変化していますので、会社だけでなく、地域社会、友人関係など、 ファシリテーションが必要な場面、機会は多いと思いますので、一度は、この分野を整理しておくのも損はない、と考えています。 でも、なんとなく、ファシリテーションの役割は、 「世話人」「まとめ役」など、呼称はなんでもいいのですが、 日本には昔から存在していた、という感じもします。 概念に名前を付け、それを学問的に体系化するのは、やっぱり米国流は上手ですね。 本書に言及されている参考文献も、今後の勉強に役立ちますし、 「ロジカルシンキング」「図伝える」など、思考技法のガイドがあるのも役に立ちます。 (佐倉ごるふ/2004-11-30) アメリカで生まれ、最近急速に認知されている
「ファシリテーション」とは問題解決や合意形成を促進する技術です。 その入門書です。専門用語も少なく非常に分かりやすい本です。 また、 「必要不可欠なことは全て盛り込んであり、一読後はともかく実践すること を強くお勧めします。」 とはじめにの部分で著者が強力に勧められてますので、まずは実践してみた いです。 ファシリテーションの考え方として、 ◆個人の集まりとして組織を動かそうという「構造(システム)的なアプロ ーチ」ではなく、人と人との相互作用の集まりとして組織を考える「関係( プロセス)的なアプローチ」が重要になってきます。 ファシリテーションの効果として、3つの効果があげられます。 ◆できるだけ短い時間に、チームが生み出せるであろう最高の成果に導いて いく。学習するスピードを上げる。 ◆メンバーの相乗効果(シナジー)が発揮できる。 ◆メンバーの自律性を育み、個人を活性化すること。 ファシリテーターに求められる技術として、4つの基本スキルがあります。 ◆場のデザインのスキル-何を目的にして、誰を集めて、どういうやり方で 議論していくのか。 ◆対人関係のスキル-しっかりとメッセージを受け止めると同時に、そこに こめられた意味や心のそこにある本当の思いを引き出す。 ◆構造化のスキル-図解を使った構造化手法を用いて、議論を分かりやすい 形にまとめる。 ◆合意形成のスキル 会議の席へ必ず持っていってすぐに使うことがこの本の一番の活用法かなと 思いました。 ◆部は本書からの引用です。 (ウツミトオル/2004-07-22) 本書の冒頭で、筆者はファシリテーションの重要性について説明している。
昨今の変化のスピードが激しい環境では従来型の組織運営が行き詰まりを見せている。現場で起きていることがリーダーやマネージャーに届かなくなりFB機能が働かなくなるため、リーダーシップの不在とマネジメントの過剰が発生する。少数の人間が組織を率いていくのは難しく、組織の構成員一人ひとりがそれぞれの持ち場でイニシアティブを発揮することが重要となる。つまり、一人ひとりが組織の存在意義(Why)となすべきことを考え、関係する人々を巻き込み、その連鎖で組織全体を動かすことが必要となる。 従来の、個人の集まりとして組織を動かす「構造主義的なアプローチ」ではなく、人と人との相互作用の集まりとして組織を考える「関係的なアプローチ」で「協働」を促す手法がファシリテーションである。 本書では、ファシリーテーションの四つの技術を説明している。それぞれで参照されているスキルや知識について簡単に紹介すると以下の様になる。 ・場のデザイン:場をデザインする五つの要素、会議体の種類(ダイアログ、ブレーンストーミング、ディスカッション)、会議進行スキル、チームデベロップメント ・対人関係:コミュニケーションやカウンセリング(聴く、訊く:質問する、観る、応える)のスキル ・構造化;ロジカルシンキング&プレゼンテーション、アウトライン化 ・合意形成:意思決定手法、Win-Win、コンフリクトマネジメント 本書は入門書として、とても分かり易く良く纏まっている。また、本書を読むことで、ファシリテーションには多くのビジネス関係のスキルが必要とされることが理解できる。 ・リーダーの役割:組織の方向性を決める。組織のミッションを明確にし、組織が目指す目標ビジョン)とそこに至る道筋(戦略)を示す。 ・マネジャーの役割:定められた目標を達成する。リーダーが明らかにした「What」に対し、「How」を決める。 (私撰 綜(市川聡:さとる)/2006-03-21) 日本におけるファシリテーションの第一人者の堀さんの書籍の1つです。
著者の「ファシリテーションの技術」より本書の方が良いです。 やや、コミュニケーション系のスキルの比重が大きいように感じましたが 主に以下のスキルについて語られており、それぞれ右側のような観点に ついて概要を学べることができると思います。 ・場のデザインスキル: どんなシナリオにするか? ・対人関係スキル : どうやって意見を引き出すか? ・構造化スキル : どう整理するか? ・合意形成スキル : どうまとめるか? 文字通り入門書として、ファシリテーターに求められるスキルの概要を 知るためには良い1冊であると思います。 (本太郎/2008-06-24) 同シリーズはたくさん買って読んだが、本書は出色の出来で
あると思いました。 ファシリテーションということを必要十分な記述、図表、コ ラムなどを使い分け、簡潔に説明しきっている。 相手に深い理解を促すファシリテーションの目的を地で行っ た1冊。こんなのがこの価格で買えることはすばらしい。 (ny/2005-03-17) 1章「脚光を浴びるファシリテーションの技術」ではファシリテーションの考え方やファシリテーターの役割について解説しています。
例えば、次のような言葉でです。 あらゆる知的創造的活動を支援し促進していく働きがファシリテーションです。 権威によって意見を調整するのではなく、メンバーの「多様性」を尊重し、異なる意見のなかから創造的な問題解決を図ろうとします。 2章3節「求められる技術」では、問題解決活動の流れに従って「場のデザインのスキル」「対人関係のスキル」「構造化のスキル」「合意形成のスキル」の4つのスキルがあることを紹介し、続く3456章では、それぞれを詳しく解説しています。 この3456章は、実際に問題解決活動や会議の場で直面する内容の順に解説がされており、自分が置かれていた状況と重ね合わせながら読み進めることができました。 これまで、4章「対人関係のスキル」で解説されているような、相手を受け入れ、意見を引き出すための聴き方や質問の仕方、非言語のコミュニケーションなどを学んできましたが、なかなかうまくいきませんでした。今回、5章「構造化のスキル」に解説されているような、ロジカル・シンキングのスキルが会議での話し合いの際には大きく関わるのだと改めて分かりました。 7章「ファシリテーションの実践に向けて」の1節「ファシリテーションで会議を変える」では、実際の会議のような「仮想ストーリー」にもとづいて、前述のそれぞれの技術の活用の仕方を示しており、大変分かりやすかったです。加えて、その場で本書のどこに立ち返ればいいのか、丁寧にページが示してありましたので、どう対処すればよいのか確かめることができました。この7章だけ先に読んでもよいかもしれません。 巻末に「ブックガイド」があります。各章毎に3冊ずつ紹介されていますので、さらに深く学ぶために役立てられそうです。 (makip/2006-07-21) ファシリテーションの全貌がざっと分かる内容になっているので、「ファシリテーションって一体何?」という質問に答えてくれる。
無理に難しい表現を使わないで、平易に書いてあるところも好感が持てる。 後半は、MBAでよく使われる問題解決(PSA)のフレームワークやバーバラ・ミントのピラミッドストラクチャーなどのが紹介されていたり、協調的交渉術の基本的なフレームワークが取り入れられており、単なるファシリテーションの入門書を超えた内容になっているのがよい。 この本を起点にして、各分野を掘り下げていくとよいと思います。 (s・ハマー/2006-05-11) 入門書として、ファシリテーションスキルの全体構造を丁寧にまとめた本。
わかりやすく書かれているし、これから身につけたい人は、ファシリテーションの全体像をつかむのにさらっと読んだら良いと思います。 ファシリテーションは、会議に限らず非常に適応範囲の広いスキルです。この内容をすべて習得しようとは思わずに、自分の現場にあわせて、できるところからやってみましょう。 ある程度ファシリテーションに通じている人にとっては、考えの整理にはもってこいじゃないでしょうか。 私も今読んでみると、発見がたくさんありました。 * 場のデザインのスキル * 対人関係のスキル * 構造化のスキル * 合意形成のスキル というファシリテーションスキル分類は、ファシリテーションに取り組む人の基本だろう。 (mnishikawa/2008-08-14) 日本人は、みんなでうまくいくように協力するのが得意だったはずです。
例えば、プログラマの世界では、個人中心主義が広がったので、こういう本が必要になってきたことが推測できます。 全員がファシリテータであれば、ファシリテーション入門もいらないはずです。 そうでない現実があるために、本が売れるのだと思います。 内容は、あたりまえのことから、参考になることまで、人によってはいろいろ感じることが違うかもしれません。 (kaizen/2008-01-17) 仕事で使える一冊です。
理論と実践の両方がバランスよく記述されています。 会議の前など、時々、読み直しています。著書に感謝です。 (しんのすけ/2005-10-30) 最近ファシリテーションという単語に非常に魅力を感じている。様々な書籍で紹介されている技術だが、本当のファシリテーターに必要な技術を自分がもっているかが少々疑問に感じて、基本から学べればと思い購入。通読してみると、様々な段階における、ファシリテーションの役目が明記されている。ファシリテーターを意識して実行しているチームにおいて自分ができていない行動も多々あたったので非常に勉強になりました。「プロセスの認識」「メンバーの特性」「発言の自由の保障」「ファシリテーショングラフィックス・サークル型」「オープンクローズの使い分け」「コンフリクトに対する考え」「意志決定技術」などなど・・・意識しておく必要のあることが多々ありました。組織で何かを前向きに進めていくための手法、考えを学びたい方は読んで勉強になることが多々あると思います。書名の通りファシリテーションへの入門書として最適と思います。
(sickboy/2008-03-20)
「ファシリテーション」。最近この言葉はよく本屋で目にしていましたが、実際のところその中身を今まで知りませんでした。
という訳で、とりあえずの一冊に本書をチョイスし読んでみました。 ファシリテーションとは、「集団による知的相互作用を促進する働き」、もう少し具体的にいえば、「中立な立場で、チームのプロセスを管理し、チームの成果が最大となるように支援する」ことだそうで、これを習得するには心理学と経営学の幅広い知識と、対人系と思考系の深いスキルが要求されます。 つまり、本を読んだり研修を受けたりしただけで、簡単に身に付くものではなく、実践体験を積むことが唯一の上達の方法だそうです。 ファシリテーションについて書かれた本はこの本が初めてなので、本書の評価は難しいですが、著者は「日本ファシリテーション協会」なる協会の会長をされており、類書も多く出していますので、とりあえず概要を把握したい方にはぴったりの本だと思います。 (成功者への道/2006-05-03) 日々の現場で決断のスピードがあがらないことを悩んでいる人は多くいると思います。
また、メンバーのパフォーマンス、組織のパフォーマンスをあげていくのにいままでのやりかたでは限界を感じている人も多いでしょう。 私もその中のひとりです。 いろいろな方法の中で、ファシリテーションは場の醸成と納得感、最適な解を導き出すのにはよい方法のひとつだと思っています。 本書は多くの書籍の中でも簡潔にまとめてあります。 人の感情の動きを受け止め、生産的な会議にしていくには、ファシリテーターの言葉や考えの引き出しが多くなければいけません。 実践してみて、ふりかえってみて、またこの本書を読み直す。 平易な書き方と適切なボリュームも手伝ってそれを可能にする一冊だと思います。 (パタ/2006-06-18)
入門書として |
題名にもあるとおり、入門書なのでしょう。
25件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。少しだけ使用している単語が分かりずらいと感じますが、 内容的には、非常に分かりやすかったです。 表や事例などが豊富なので、実行する上で役立つと思います。 導入書として、非常に良いのではないでしょうか。 (西音寺/2008-09-18) [16件以降をamazonで見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数: |
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今すぐできる! ファシリテーション (PHPビジネス新書)
ASIN:4569658849PHP研究所(2006-11-18) 堀 公俊 売上順位:56723 ¥ 861(中古:¥ 375) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:56
「現場を知る人が本音で語る、血の通った実務書」
という文句でスタートしたPHPビジネス新書の18冊目にあたるのが、 最近よく耳にする「ファシリテーション」に関する本である。 ファシリテーターの使う35のフレーズという事でまとめているが、 本書では、「フレーズの使い方を覚える」という事ではなく、 そのフレーズの前後を学んで欲しいという著者の想いが読み取れる。 つまり、その「フレーズ」の前はどのような「場(空間)」で、 このフレーズを使うことによって、どのような「場(空間)」に変えるのか。 35のフレーズというキーワードを使用して、 ファシリテーターとして構築すべき「場」の空気を教えてくれる良書。 ファシリテーターを、単なる進行係と捉えている人。 重要な会議の前にファシリテーターを任された人。 そもそも、ファシリテーターって何?という人。 なんとなくファシリテーターと名乗っている人。 必読書です! (手帳の達人/2007-01-23) 日本におけるファシリテーションの第一人者の堀さんの書籍の1つです。
著者の「ファシリテーション入門」も、コミュニケーション系のスキルに 重点が置かれていましたが、それを具体化したような位置づけです。 フレーズ集として、テクニックとして言い回しの集合の要素が強いですが、 それぞれの言い回しの活用シーンの後に書かれている内容が、 ファシリテーターが意識すべき観点として非常に参考になります。 フレーズに目を通す前に観点だけを読み進めることでも、 テクニックとしてのフレーズ集とは違った活用の仕方ができます。 35のフレーズには、それぞれ「応用フレーズ」が3つずつ付いていますが、 そのまま使えそうな物も多いので、暗記しても良い位だと思います。 テクニック集の中でも実践的な良い1冊であると思います。 (本太郎/2008-06-24)
うまくわかりやすくまとまっています。 ||||
とってもわかりやすい。
ただ、実践はとっても難しい。 ここに書かれていることを意識して 会議運営をしていきたいです。 本の中に会話というか 会議の場面が描かれていて、参考になる部分がありました。 社内にもなかなか困った方はいるものですが この本の内容に近いコメントをすると かなり円滑に会議が進められるようになり 私個人というより、その方にとっても、皆にとっても 良い結果になりました。 一読の価値あり!だと思います。 (沢辺敦志/2007-10-14) 仕事上の必要があって、ファシリテーションに関する書籍をざっと漁った中の1冊。
著者の堀氏は日本ファシリテーション協会の会長、ということである。 ファシリテーションは比較的新しい言葉で、まだしっかりした定義もなく、 本によっては扱っている対象がまちまちだが、 本書ではずばり、会議を円滑に進行させるスキル、と的を絞っている。 それも、社内の現場の会議が主たるターゲットである。 堀氏によれば、ファシリテーションの基本的な4つのスキルとは 1)場をデザインするスキル。場を作り、議論を活発にする。 2)対人関係のスキル。人の話を引き出し、受け止める。 3)構造化のスキル。議論の内容をかみ合わせ、整理する。 4)合意形成のスキル。結論をまとめて参加者で共有する。 である。 4つのスキルを堀氏自身が常用する35の決まり文句に置き換えて示していて、 具体的な場面で使えるように配慮している点が極めて実践的だ。 会議の効率化については昔からよく言われていることで、 会議設計は重要なビジネススキルのひとつだが、 これまではメンバの選定方法や案内の出し方、議事録の書き方など 物理的な特性に着目した方法論が主であった。 ファシリテーションも会議の効率化を図るという目的は同じだが、 これまでとは観点がちがう。 会議内容=コンテンツと、会議進行=プロセスを切り離して考えることで、 新しい枠組みでの会議の効率化を目指している。 考えてみれば、ファシリテーションは チームワーキングのもっとも基本的なスキルといっていいかもしれない。 いままで誰も着目しなかったのが不思議なくらいだ。 ぜひ、明日からでも、本書を実際の会議に応用してみたい。 (丁三/2007-06-01) 会議やプロジェクト推進の各場面に応じた、ファシリテーターとしての対話テクニックがぎっしり詰まってます。
* 対話を円滑にする * メンバーの意見を引き出す * まとめる、合意を形成する これらは、すべて質問の仕方(発問)や受け答えの内容でうまく導くことができます。 経験でカバーできるところもあるが、本書にあるような対話方法は覚えておくと、チームをファシリテートする上で強力な武器になるだろう。 (mnishikawa/2008-08-14) 会議という言葉を聞くと、この本の各種書評や前書きでも書いてあるとおり、大方、「大して意味のない」、「すでに結論が見えている」、「あのヒトがこう言ってこのひとがあんな感じで突っ込んで」、「結局、部長と過疎の上あたりの適当なさじ加減で適当に落ち着いて」とか、「アリバイ作りの品評会」、「嘘と虚構と欺瞞の仮面舞踏会」、「予定調和大作戦の涙ぐましい芝居ごっこ」というイメージが私にはあります。皆さんはどうでしょうか。要するに退屈なんですな。全く生産が上がらないというか、事務処理作業以上の生産すら持たないことが多い・・・・
全6件のレビューを表示しています。しかしながら、課長や下っ端の部長からすれば、上役向けのアピール大作戦といった意味がエベレスト級に大きいから、それはそれで、大変意義深いことなんだろう。一生、フキダマリにしがみついているしか脳がない人にとっては。。 では、本当に意味のある時間を過ごし、短期的にも中長期気的にも組織として結果を出すことができて、尚且つメンバーのモチベーションを高く長く保つために、会議という手段はいかにして貢献できるのかをその手法の面からとらえたのが本書ではないか。 この本は新書本らしく、初心者にも分かり易く書かれ、即効性を持たせることを主眼に置いている。「ファシリテーション」とはなんぞやといったような抽象論にはあまり多くを割かずに、ファシリテーションの技術を場面、段階に応じて、「35のフレーズ」に分けて解説してある。そのため、読後にもピンポイントで目的の個所を読み返すことができるのも大きな特徴だと思う。 いかにも、習うより使ってナンボのファシリテーションという感じある。この本で、ファシリテーションとは何ぞや、に多くを割かなかったのは、ファシリテーションを日常的に実践する姿を通して、自分なりのファシリテーションを築きあげなさいと言いたいからではないだろうか。 会議の場でもビジネスの実践の場でも常にキーマンでありたいと思い、やがてはリーダーになりたいと思っている人にはお勧めします。この本で書かれているようなストーリー展開でまずは自分自身をマネージメントできるようになりたいと思います。 (the kankichi/2009-02-07) [amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数: |
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ファシリテーター養成講座―人と組織を動かす力が身につく!
ASIN:4478002312ダイヤモンド社(2007-09-29) 森 時彦 売上順位:23835 ¥ 1,890(中古:¥ 1,534) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:73
企業改革を実現するファリシテーターへの近道★ |||||||||||||||||
企業改革の実現するファリシテーターを目指す人の必読本だと思います。
オススメです。★★★★★ ■ファシリテーションの手法が総括されていて大変実践的 ザ・ファシリテーター1、2はストーリー調で大変読みやすく 面白かったですが、いざやってみよう!とすると困難な事が多いなぁと、 どうやったらあの主人公みたいになれるかなぁと思っていたところに この本は本当に実践的な手法を提示してくれていると思います。 章立ても使うシーンや目的に分けて書かれていて、すぐにでも活用できる のではと感じました。 ■具体的なケースでの説明がわかり易い 章ごとに具体的なシーン・ストーリーが描かれているのがとっても 理解しやすいです。テレビ講座でのスキットをベースにと書かれておりましたが すんなり頭に入ってきました。 色々とファシリテーションの本がありますが、一番理解しやすく、活用までの 道・アプローチが最短な書だと思います。 ■活用における難しい点、留意点が明示されている。 自分も日々ファシリテーションを努力していますが、色々なつまづきがあります。 面白かったのが、コラムの「ネガティブに響く中立的な質問」でした。 そうそう、あるんだよなぁと共感してしまいました。 ■その他 ビジョン作りについて書かれている部分も大変参考になりました。 最近、自分でもこのテーマを考えることが多く、自分の頭の整理にもなりました。 (ksmaru/2007-11-01)
実践的で、職場で役立つ内容 |||||||||
著者の実体験に基づいて、理論書というよりも、より実践的な「どんなツールをどう使うか」「こんな時はどうするか」といった点を重視した内容となっています。
これまでの「ザ・ファシリテーター」と「 ザ・ファシリテーター2―理屈じゃ、誰も動かない! 」を読んだものの、「では、自分はこういう場面でどうすればいいのかな」と、行動までには踏み込めなかった人が多いのではないでしょうか。 ですが、本書では、いろいろなシーンを例にして、そこで大切な考え方とテクニックをうまく整理して、教えてくれています。実際のファシリテーションはもっともっと奥深いものだろうと推察しますが、とにかく「これならすぐ試せる」と思えるものが、いくつもあって、役立つ内容です。 (鉄五郎/2008-02-08)
最初の1冊(入門書)として最適 |||||||
GEのワークアウト経験者の森さんの書籍の1つです。
「養成講座」というタイトルはビジネス・ブレークスルーの 内容がベースになっているためです。 これまで会議に「参加」していた若手にファシリテータを 任せることになった際に参考図書として手渡した1冊です。 章毎に講座形式の構成で、簡単なケース(シナリオ)とそれに基づく 気付きの観点や実際の対処法を示しているので読み易いです。 特に『プロセス』を重視しており、テクニックありきで 書かれていない点が入門書としては良いと感じました。 色々と書かれているポイントについては、別の書籍等を利用して それぞれ深堀していくことでスキルアップにつながると感じます。 そのため、まずは概要として、ファシリテータの位置付けや心構え、 意識すべきポイントを理解するのには良い1冊だと思います。 (本太郎/2008-06-24)
まさに実践のための本 ||||
いくつか同種の本を読んでみたが、アイスブレーク等が強調されていて、”なんだかなー”という本が多かったが、本書は実践的で、なるほどファシリテーションとはこんな風に進めるのかということがよく分かる。
ビジネスブレークスルーの番組から再構成したということである。ビジネスブレークスルーからはいくつかの番組が本となっていると理解している。この講座は見ていないが、まるでテレビを見ているようによく分かるので、おすすめだ。番組でいうスキットにあたる事例の物語が、臨場感があり、よい実践例になっている。さらに、基本的な考え方、ツール等も紹介されており実用的である。 ”ファシリテーションの本は読んだけど、どうやって実践するのか?”、あるいは、”そもそもファシリテーションて何?”とか思っている人に最適だ。 (norie3/2008-02-29) 本書は『ザ・ゴール』シリーズに対する『ゴールドラット博士のコストに縛られるな!』のようなもので、『ザ・ファシリテーター』シリーズ読後に読むと思考回路やノウハウが非常にスッキリと整理されます。
(一読者/2008-01-25)
全5件のレビューを表示しています。[amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:5.0 はてブコレクション数: |
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ザ・ファシリテーター
ASIN:4478360715ダイヤモンド社(2004-11-12) 森 時彦 売上順位:3007 ¥ 1,680(中古:¥ 800) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:112
具体例からファシリテーションを見る |||||||||||||||
小説形式をとってファシリテーションについて解説した本。フィクションではあるが具体例なので、ファシリテーターが何をやっている人なのか理解しやすい。一般的なファシリテーションの解説書だと「ファシリテーターっていろんなことやらなきゃならないな」としか思えないことでも、リアルに何をするのかが見える。
・・・ただね。一流のファシリテーターがやるとこんな感じです、というのを見せられても、これからファシリテーションをやってみようとする人にはいま一つ実感に欠けるわけです。いわば、イチローのスーパープレイ集(時々珍プレー集)を見せられているような印象で、物語としてみるのはよいかもしれないが、これをもとにファシリテーターをやろうというのは、ちょっとどうかな、と思われる。蛇足になるが、そういう点からみると、「ファシリテーション・リーダーシップ」は未熟なファシリテーターが成長していく過程を描けていて有益です。 著者が理事を務められている協会の宣伝がそこはかとなくされていたり、解説とストーリーがごっちゃでわかりにくい、などの突っ込みは入れられますが、個人的に一番気になったのは上述のストーリー設定です。わかりやすいけど、その点で減点一。 (mayaya/2005-05-24) 「ザ・ゴール」と同様にストーリー調で大変読みやすく
とっても惹きつけられました。 活気を失いつつある組織、仕事に情熱を持てない人々を 如何に「燃えさせ!」目標に導いていき、 組織を再生・活性化させるか?! そんな具体的な手法を教えてくれた本でした。 自分のこれまでのファシリテーションの印象 (=「単なる会議効率化のためのツール」程度) をガラっと変えてくれました。 「人の良い部分を引き出し、積極的に高いパフォーマンスを出せるよう導くための手法」 だと感じたのです。 また、これまで自分が考えていた「リーダシップとはこうあるべき」 という思い込みを打ち砕いてくれました。 それはとても爽快なパラダイムシフトでした。 「押し付けでなく、人に納得感をもって、「目標・ゴール」を共有する」 理想的な形だと思います。 「やらされ感ではなく、やりたい系への導きにより、 その人の人生を輝かせるお手伝いができる手法=組織をHappyにするための手法」 だと感じたのです。 読み終わるとすぐに「ファシリテーター2」も購入してしまいました。 組織において、 「何かおかしい!」「このままでいいのか!」と思っている人は 是非読んでほしい一冊です。 なにかの原動力を与えてくれる本です。 (ksmaru/2007-02-26)
10倍の「抽斗」と、はずれない「梯子」 ||||||
組織や事業の変革にファシリテーターを強力な武器にすることはできるでしょう。そのイメージトレーニングに役立つ本だと思います。実際のファシリテーションの場面にもリアリティを感じます。
もし、自分がファシリテーションを担うとしたら、現実に必要になる道具の10倍分くらいは抽斗を持つ必要があります。最低限で安心せずいつも抽斗を増やし続ける努力をしておかないと間に合いません。ストーリーを読んで追うだけであれば簡単そうに見えてしまいますが、実際の場面で「次にどのタイミングで何をするか」を選択し準備し成果を上げることを想像すると胃液がこみ上げてくるほどの緊張を感じます。 リアリティについて考えると、ファシリテーションを行う主役の登場人物よりも、彼女に大きなミッションを持たせて最後まで梯子をはずさない社長の存在のほうが興味深いところです。ファシリテーターという道具を使って物事を成功させるには、使えるだけの能力と意志を持った人を逆に選ぶ必要があるかもしれません。 (jimmy/2006-09-04)
ファシリテーションの良さを疑似体験出来る ||||
ファシリテーションを理解するのに単なるハウツーだけではなく、それによってどのように人が変化し、組織が変化するのかを描かなければならないという筆者の思惑は十分に実現されていると思う。ある程度大きな企業に勤めている人なら、組織変革の難しさは十分に理解出来るだろう。「また何かやっている」「改革計画を立てて後は棚上げ」などの発言は良くあることだ。安きに流れる。これはやはり人間の習性なのだろう。本書は、小説仕立てでこうした良くある組織がファシリテーションを通じてどのように変化して行くのかが描かれている。舞台設定が結構リアルなので十分に実感が沸くのではないか?また、本書を読んでいて、小説の登場人物がファシリテーションに抱くのと同じ思いを、自分も実体験していることに気がつくと思う。ファシリテーションは、必ずしも特殊な技術ではなく、人々の意見をまとめるのが上手い人は、その技法を知らなくても自然の似たような手法を取っているように思う。そうした卑近な例と重ね合わせてファシリテーションを見ることが出来るのも本書の良い点だ。
(walkingdictionary/2005-12-26)
ファシリテーションについて5-6冊読みあさりましたが、この本が最もわかりやすく表現してある本でした
(sugasan/2005-04-18)
GEのワークアウト経験者の森さんの書籍の1つです。
ファシリテーションの学習が目的である場合には、 入門書等のノウハウ本に先に目を通してから、 本書を手に取る方が良いと思います。 著者の書籍であれば、ファシリテーター養成講座と ファシリテータの道具箱を先に読むと、この小説を 書いた意図等が掴めると思います。 もちろん、他の著者の書籍でも良いと思います。 入門書を読むことで、ストーリー中の発言の意図や 関係性等も理解しやすくなると思います。 学習目的ではない場合には、新幹線や飛行機の 移動時間等の読み物としては良いと思います。 (本太郎/2008-06-24)
繰り返し読みたくなる一冊 |||
私もクライアントとのワークショップにおいて、
ファシリテーションを何度か経験している。 この本には、「こういう時ってあるある」というシチュエーションと それを発展あるいは打開する理論やフレームワークが一体となっており、 これまでの経験を内部化できると共に、新たな知見も得ることができる。 完全に自分の中に消化したくなる、 ビギナーにも経験者にもお勧めの一冊 (ルイス/2006-01-05) 2003年に上海に来てから、部下を持つ立場になり、会議を
開催したり、部下に指示をする必要が生まれてきました。 また、日ごろの会議が不毛なものが多いこともあり、専門 書で勉強する必要があると思い、この本を手にとりました。 小説形式で、やさしくファシリテーションを勉強することが できます。重要なことは、「わかった」だけでなく「やって みる(実践する)」ことだと思います。 ◆感銘を受けたところ p.ⅲ ファシリテーションとは、「人と人とのインタラクショ ン(相互作用)を活発にし、創造的なアウトプットを引き出すもの」 →会議は、偉い人の独演会ではなく、出席者全員の知恵を絞り、 色々なアイディアを組み合わせて(ブレインストーミング)、 一つの結論を導き出し、実行するためのものである。 p.11 リーダーズインテグレーションの部分は、新任のマネージャー がいかにすばやく新しい組織に溶け込むかをサポートする方法の 一つ。是非、やってみたい。 (くりぴょん/2005-11-05) 皆さんの会社でも無駄だなぁと思う会議や打合せって多くないですか?自分の開催する会議でも、なんの成果もあがならい会議を実施してしまったりしてしまう事がたまにあります。営業と言う仕事がら、自身に専門性がないため、それぞれの専門化を集めて、必要な知識を出してもらって方向性を決めていく必要があり、効果的な会議を実施する能力は、ある意味営業必須の能力ではないでしょうか?そんな中、最近会議の活性化方法などで注目を集めているのが「ファシリテーション」。
最近、良く耳にするファシリーテーション、ファシリテーターという言葉。皆さんもお聞きなった事あるかと思います。会議や打合せを適切に進行するのに限らず、ゴールに到達するために中立的な立場にたち、人、組織をいかに円滑に動かす事、そんなところかと認識してますが、詳しくは日本ファシリテーション協会のサイトなどで そんな、ファシリテーションをビジネス小説仕立てで描いたのが本書、ファシリテーションの道具箱と呼ばれる中から、各種様々なツール(アイススブレイク、ウィッシュリスト、デシジョンツリー等々)を用いて、主人公の女性が年上の幹部や、若手を集めたSWATと呼ばれるプロジェクトチームを活性化させ、企業変革を行うってなストーリー。そのストーリーにそって、ツールの使用例や、ファシリテーターの役割、課題を学べるようになってます。 小説仕立てで分かりやすく、楽しく勉強できました。ただ、個人的にはストーリーがうまく行き過ぎて、ちょっと物足りない感がありましたが、それは本書の目的でもないでしょうから、良しとしましょう。また、表現が非常に説明チックなのも、すぐに読者が活用出来るための気配りなので良しとします。 これからファシリテーションをちょっとかじりたいな、という方には良いのではないでしょうか。 (shut_row/2005-11-05) 小説仕立てにして、ファシリテーションの効果、威力を説こうとしたビジネスストーリー。
ファシリテーションは「智恵を生む場」を促進する集団的コミュニケーションの促進手法であるから、その臨場感のイメージを掴む意味では、今風な小説仕立ては面白い試みだと言えるだろう。 ただし、無理繰り作ったストーリーという感も否めず、気分転換に読むにしても、ダレた印象が強い。一方、スキルとしての「ファシリテーション」を伝えるのであれば、ストーリー展開とスキル解説などに分けてあった方が理解はし易いのではないか。一つのストーリーに小説としての面白さとスキルの伝播という両方を狙っているためか、虻蜂取らず、二兎追うものは一兎も得ず、そんな感はある。 「場」というものをスキルとして教科書的に学ぶのは難しいだろうから、「イメージ」を形成する意味では、こういう一冊も面白い一冊だと思う。 (ダチョウ平雅作/2004-12-11) 小説形式で、ファシリテーションについて楽しく学ぶことができます。
ストーリーは、ある企業の組織改革がテーマですが、町内会や学校など、いろいろな場面で役立つと思います。 楽しくて為になる!そんな1冊です。 (KEN/2005-07-24) 【感想】
ファシリテーションをテーマにしたビジネス小説。主人公とストーリー展開に魅力があるため、純粋に読み物としても楽しめるのではないか。前書きの文章が硬いことでだいぶ損をしているのではないかと思うが、非常に読みやすく内容も盛りだくさんの本だ。 小説形式で読書を楽しませながらファシリテーションを解説するという目的は十分達せられている。また中途半端な解説書よりも手法・技術の紹介も充実している(例えばp.216の「ファシリテーションの道具箱」)。教科書的な他書を読んだ後にもう一度本書を読むと、一層理解が深まり新たな発見が得られることと思う。 (ブッシー大統領/2005-07-17) わくわくしながら読み進めました。
ファシリテーションに関係する本の中で、最初に読んでおくべき本だと思います。 私自身は、ファシリタティブ・リーダーの章で、主人公のリョウが、 「・・・結果に対する責任をとるのは私ですからね。・・・」と言い切って、 ビジネスリーダーがファシリテーションを使う姿勢を端的に示したシーンが、 非常に印象に残りました。 "ストリーを楽しみながら・・・ファシリテーションのスキルとマインドが確実に身につく” という宣伝文句にも、ほとんど嘘がないと納得できる内容です。 リョウの今後の活躍を見たく、次作も早速購入して読んでみることにしました。 (きょうパパ/2007-03-21) この本はストーリー仕立てになっていますので、書かれている内容の全てが参考になるわけではありません。
しかし、他の本ではあまり扱わっていない「実際、問題がぶつかった時にどう解決するか」といったことが贅沢に盛り込まれています。 (それも、実際ファシリテーターとして進めていく時に、必ずぶつかりそうな問題です) 思考ツールを使って解決したり、喧嘩腰や弱気の議論を良い方向に転換させたり、視野を広げさせる等・・。 あらゆる問題に対して、適切な解決方法を実行していきます。 全てを実践で活かすことは難しいかもしれません。 ですが、著者の生きた知恵が一つの本にこれだけまとめられているのは、この本をおいて他に無いかもしれません。 それ程素晴らしい内容でした。 私は、本書を読んで「ファシリテーターへの憧れ」と 「こんな組織にしてみたい」という気持ちが強く湧き上がりました。 一人一人が本書を読むだけで、組織が変革していく。 そんな力が込められていると言っても過言ではありません。 (ノグチョ/2006-04-02) 企業の現場におけるファシリテーションのあり方が、リアリティある物語に載せて紹介されています。ファシリテーションの技術などについては、同じく日本ファシリテーション協会から出ている”問題解決ファシリテーター”(←ファシリテーションのポイントが丁寧にまとめられている良著です)がベースになっているが、そこにさらに「現場でありがちな上席メンバーの参加にともなうやりにくさ」などの問題がからんでおり、自分が問題解決にリーダーとして取り組む際の参考になりました。
46件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。ただ、この本には現在注目されつつある、組織の自己組織化的な要因(ファシリテーターが場を設定すれば、参加メンバー同士が主体的に問題解決に動き出す原理や手法)があまり紹介されていないため、こういった側面をAIやOSTといった手法関連の書籍で補完できればいいかと感じます。 (gambler17/2007-01-01) [16件以降をamazonで見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数: |
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ザ・ファシリテーター2―理屈じゃ、誰も動かない!
ASIN:4478360952ダイヤモンド社(2007-01-27) 森 時彦 売上順位:70140 ¥ 1,680(中古:¥ 1,034) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:40
評論家っぽい登場人物たちに、すこし辟易 ||||||
面白いことは面白い。
だが、前作のようにファシリテーションの現場を リアリティをもって疑似体験できるような効果は、薄らいでいる。 その分テーマがよりダイナミックになったともいえるが。 前作にあった 「こういうのあるある」「これはヒントになるなあ」「こんなときこうすればいいのね」 などといった、実際のファシリテーション現場にいかせるネタは少ない。 あと、登場人物たちが妙に物わかりがよく、 かつ分析的、評論家的コメントばかりしていて凄みがない。 本当に困っている感じがしない。 (ルイス/2007-02-07) ファシリテーションに興味を持って読みましたが、この本自体がファシリテーションを使ってビジネスを切り開く主人公二人の物語になっており、読みやすいことに加え、大変プラクティカルな小説です。
ファシリテーションの入門書などは、効果的な声のかけ方や図の書き方などテクニックに走ってしまっていて、ファシリテーションの本質を理解することができないものが多いのですが、この本を読むことによってファシリテーションの本質を理解することができました。 この本の中で使われるフレームワークの用語解説やアイスブレーク集など、『「ファシリテーター」の読み方』のような続編が出ることを期待しております。 (3214/2007-03-08) 本書は、一見米国風企業改革の手法を紹介しているようだが、実は現在の日本企業の有り様を考えさせてくれる触媒になる名著と思う。 前作は、ファシリテーションの紹介本という位置付けで読んだ。 本書は、ファシリテーションは、ツールでありその狙いは、日本企業における”研究開発”の有り様、存在意義を考えさせてくれる。企業の中央研究所の時代は終わったとか言われる昨今、日本の産業リーダーは真摯に時代を先取りしたリーダーシップをとっているのか? と本書を読んで考えさせられた。自らリスクを命がけでとり時代を切り開いていく矜持をもった経営者が何人いるのだろう、この国に。 単に問題の先送りをしているだけの経営者が日本企業にあふれてはいないだろうか? 米国型企業改革手法を鏡として自らを再考するきっかけを本書は与えてくれた。
(馬小屋練習/2007-03-15)
最近注目を集めるファシリテーションの手法や組織変革について小説形式で描いた「ザ・ファシリテーター」の第二弾となる実践応用編。
ロジカルな思考の重要性を強調する一方で、サブタイトルが「理屈だけじゃ、誰も動かない!」とあるように、人を動かすためにはロジックを突き詰めるだけではなく、コンテクストを共有することが重要であることを説く。文化人類学者の学説も使いながら、その国際比較も試みる。企業の最前線でビジネスに携わる物には、つね日頃経験していることを、非常に分かりやすく整理し、その具体的な対応策を提示してくれている。 また、著者は「クリスタルシンキング」という言葉を出しているが、その内容は、主人公の口から語られるところによると 「思考のプロセスや結論を誰が聞いてもすぐに理解できるような端的な言葉で表現できるまで考える」とのこと。頭では理解しているつもりでも、改めて定義づけられると、自分がいかに「クリスタルシンキング」をしていないか、反省させられる。 多数の図表や具体的な手法を盛り込みながら、小説としても楽しめる本書は、あらゆる組織のリーダーとなる人にぜひとも読んでいただきたい。本書の終わりのエピソードの展開は、次作を期待させるだけに、早く第三弾が発表されることを望む。 (ロルカ/2007-02-12) ザ・ファシリテーターの続編。前作を読んでいないと、やや分かり辛いです。
前作は、読んでいてどんどん引き込まれていくほどの素晴らしい内容でしたが、本作はそれほどではありませんでした。 恐らく以下の理由だと思います。 ・「前作の主人公が買収先企業の建て直しに取り組む」という難題な話に加え、 別の会社の話(全社的な技術開発への取り組み)も盛り込んでしまい、 個々の内容が中途半端になってしまた。 ・ファシリテーションのツールやフレームワークの説明を多く取り入れようとした為か、 説明口調の会話が多く、不自然。 ・人と人との軋轢が解消していく記述がなく、ちょっと拍子抜け。 読んで損はないとは思いますが、前作が素晴らしかっただけに、今回はちょっと物足りない感じでした。 (plateau/2007-03-03) 前作を読んでいなくても、この本だけでもストーリーは完結しているし、内容も理解できると思います。ただ、前作の登場人物が再登場しますので、前作を読んだ人はより楽しめますね。刻々と変化していく社会のなかで、常にスピード感と高品質を維持していく事は、事業をする者にとっては年々難度が増していくような気がします。そんな環境下で成長して行くには、組織やそのメンバーの意思統一や意識改革が不可欠だと感じています。そんなときに、ファシリテーションの知識は有効でしょうが、特別なものと捉えず組織のメンバー全員で共有するのが良いと思うので、読み終わったら周囲の人に回覧してみようかと思います。
(andy23/2007-02-18)
ザ・ファシリテーターの第2弾です。
今回は、帯に「実践応用編」と書いており、 より、濃く・深い内容になっています。 「実践応用編」という名の通り、 多くの企業で悩みの種となっているものがテーマになっている気がします。 私が読んでいて、特に重要なテーマだと感じたのが 「危機感を演出する」 ということでした。 非常に難しいテーマです。 そんな難題に、物語の登場人物がどう挑んでいくのか。 息をつかせぬ展開に思わず読みふけってしまいました。 そして、読み終わった後には、 「強い組織にしたい!」、「組織を変えたい!」という気持ちが溢れ出てきました。 楽しみながら学びを得ることができる本です。 是非、多くの方に読んでいただきたいと感じました。お勧めです! (ノグチョ/2007-01-31) ストーリーの展開に力が入っており、物語としてはいろいろ考えさせられる箇所が多かったのだけれど、いわゆるファシリテーションのノウハウ本としては、前編の「ザ・ファシリテーター」の方が役に立ったかな、という印象です。
ファシリテーションそのものの話もさることながら、組織変革の方法論がいろいろ引用されており、そちらに関心ある読者に有益な内容になっています。 (benkeiu/2007-03-31) 「理屈じゃ、誰も動かない!」というのが、ずばり本質を突いている。世の中に沢山の組織改革論や組織行動力強化を説く本は多く存在するが、大多数が問題点の抽出とそれに対する解決方法のフレームワークの提示で終っている。現場の泥臭い世界を知っている人間にとっては、「そうはいっても、そんなに単純ではないんだよね」といった消化不良が残ることが多かった。しかし本書では、登場人物のやり取りや会話の中に、現場で実際発生しうる葛藤や問題をかなり忠実に再現しており、如何に多様な問題を解決していくかというプロセスのダイナミクスを感じることができる。
ただ、組織変革をするためには、ファシリテーターが必要で、そのファシリテーターは社内から自発的に育つわけではない。それ故、外部の専門に仕事を依頼しなければならないケースがほとんどだろう。根本的な自助努力による組織改革手法を提言しているわけではないと思った。そう考えると、ファシリテーターの営業本という見方もできる。 (nothing but the truth/2008-02-06) 前著とあわせて読んだ。
本書では、ファシリテーションを学んだ人が持つ共通の疑問、たとえば、 ・ファシリテーションとコーチングの違いは? ・ファシリテーターは議論の中身は知らなくてよい、というが知識がなくて仕切れるのか? ・結果に対する責任はチームのものでファシリテーターではない、というが無責任ではないか? などに答えながら、ファシリテーションの心構えや理論面を補強している。著者の「ファシリテーターとしての」だけではなく、人間としての経験の深さが感じられてこのあたりはかなり納得感がある。 ほかにファシリテーションの具体的進め方やツールについても、前著よりもかなり踏み込んだ内容になっており、セットで読んでおくのがよいと思う。ファシリテーションをいくつかの教科書で学んだあと、座学の仕上げとしてお勧めしたい。 (丁三/2007-09-30) ファシリテーションの理論に関する本は色々出ています。しかし理屈は分かりながらも実践ではどのような感じになるのかが、分かり難く本を探していました。
そんな時「ザ・ファシリテーター2」に出会いました。 よく企業でありがちな出来事を物語調で書いており、ファシリテートするとはどのような事なのか?コーディングとの違いは?ファシリテートすることによる効果は? またファシリテートするために必要な学習は何かを考えされてくれる、そんな本。 大変参考になりました。 (岳人/2007-02-26) ファシリテーションを題材としたユニークな小説の第二弾。前作に続いて組織の改革を中心話題に如何に組織を、人を、人心を変革して行くか、その為の要素・スキルとしてのファシリテーションの重要性を説いている。
前作同様に小気味良いストーリーで話が進展する中で、要所要所に誰でも使えるファシリテーションの技術、或いは組織の仲間として持っていると便利な「共通言語」を散りばめている。 日本の大企業が陥りがちな個別最適を如何に打破するか。その為にクロスファンクショナルな組織が有効と考えられるが、何故それが機能するのか、またそれを機能させる為に必要な要素は何か、そうした問いに答えを用意してくれる。 組織の改革仕事の大変さ、実行する責任の重さとそれを自覚し、実践することの喜びを垣間見せてくれる作品である。 (hbspmd/2007-02-26) 前作に感動して、迷わず購入した本です。
今回は、"実践応用編”というこで、ファシリテーションが経営の場面で、 どれだけ機能するのかに焦点をあてた内容になっています。 その分、読者のハードルは高くなっているようで、主人公のリョウの悩みも、 「背負っているもの・・・」を考え抜いて決断しなければならないほどになっています。 経営を担う層が、参考書として読める内容が盛りだくさんで、その分ストーリー展開が 窮屈になってしまった気がします。 前作のような読みやすさが少し薄れたのが残念ですが、間違いなくお勧めの良書です。 リョウの次の活躍を見せていただけることを期待して、 あえて星を一つ落としました。 (きょうパパ/2007-04-08) 私もどちらかというと深山さんタイプで、分析したからあとは誰かが対応するだろう程度に考えることが多い。
確かに人をどう動かすのか、「人の心と体を動かすのか」に現在も苦慮している。 「あいつがやらない!」とか「上司が動いてくれない」とか困っている人にはいいヒントが書かれている良書である。 また、年功序列で困っている身としては、中高年の方に是非読んでいただき、若者に試練とチャンスを与える機会を是非設けていただきたいものである。 チャンスは掴み取るものだとはいえ、あまりにも機会がなければ人の気持ちは萎えてしまう。そんなものだと思う。 (S-BOND/2007-02-14) 前作「ファシリテーター」が結構おもしろかったので、とりあえず購入。ザ・ゴールみたいに小説仕立てでファシリテーションのフレームワークなどを説明していて楽しみながら勉強できる!?
19件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。(とし☆/2007-01-29) [16件以降をamazonで見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数: |
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