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伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)
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ASIN:4569617360
PHP研究所(2001-11)
山田 ズーニー
売上順位:851
¥ 693(中古:¥ 199)

レビュー総評点:530総評点300以上の注目商品
伝えるだけじゃない「伝わる」んだ! |||||||||||||||||||||||||||||||||
本書は、単に「文章を書く!」ためだけに役立つノウハウ集ではないことを始めにお断りしておきます。私の読後の印象は、まさに「伝わる・揺さぶる」コミュニケーションに関する珠玉の書ではないかと思いました。
勿論「文章を書く!」ことを主題に、具体的な方法・実践例が紹介されているので、間違いなく今まで書いていた自分の文章が相手に伝わるものになると思います。
その上で、私がレビュアーとして伝えたいのは、ここで紹介されていることは「書く」ことだけに当てはまるのではなく、「話す」ときは勿論、相手とのコミュニケーションの場面すべてに当てはまるということ。
エピローグで著者が書いている言葉を引用します。
「相手という個性に、自分として向き合ったとき、自分の中に湧き起こってくるものがある。その相手だからこそ言いたいこと。自分にしか言えないこと。そういうものに、私たちはもっと忠実になっていいと思う。」
この言葉に触れたとき、書きたい!と思いました。そう、「自分という存在が関わることで、相手の新たな引き出しを開けるのだ。」という著者のように、自分自身も「伝「わ」る・揺さぶる」コミュニケーションの一つの方法として「文章を書く!」んだと。
出来る限り多くの人に読んでいただきたい、一冊です。お薦めします! (三鬼なるたろう/2003-11-15)
アマゾンの評価が高かったので、読んでみた。
評価通りのいい内容だったと思う。
この本のいいところはまず、読みやすいところ。2~3時間ぐらいですぐ読める。
しかし、内容は深い。
この本は「文章を書く」技術的なことを扱っているのではない。
どちらかといえば“自分の考えている事を伝える能力”つまり「コミュニケーション力」「説得力」についての内容である。
個人的に一番印象に残っているのは最後の方に記載のある「思考停止のポイント」である。
はっきりいってそんなことは考えてみたこともなかった。
そういわれると私の「思考停止ポイント」は非常に多い。重要な指摘をしてもらった気がする。
私は社会人になって4年目だが、とても参考になった。
今ちょうど就職活動している人には、もっと参考になるだろう。
自己分析・エントリーシートを書くときに、生きるヒントがたくさんある。 (new_river22/2004-03-01)
この本に揺さぶられる ||||||||||||||||||||||||||||
「伝わる・揺さぶる!文章を書く」という本から、何も伝わらず、揺さぶられなかったら、洒落にもなりませんが、そんなことはありません。本当に、いろいろ伝わってくるし、揺さぶられます。
文章の書き方について、すごく多くの論点について書かれています。だから、人によって、揺さぶられるところは、違うでしょう。でも、どこかに揺さぶられることは間違いない。アマゾンのレビューでは星の多さも大切ですが、れビュアーの数も大切だと思っています。レビュアーの数が多いのは、揺さぶられた人が多いことの証でしょう。
私は、受験生からある質問を受けたときのエピソードに一番揺さぶられました。受験を間近に控え、不安な受講生が望んだことは何か。質問に対する答えではない。それは、「安心だ」と。だから、そういう答え方をするんだ、と。
他にも、多くのヒントが隠されています。とても読みやすい本ですし、著者自身は受験小論文の指導者ですが、この本は受験小論文を超越していますので、誰にでも楽しめると思います。 (アマゾン太郎/2004-05-15)
真剣に他人へ自分が思っていることを伝えるにはどうしたらよいか。
考えることを放棄していてはそれは出来ないのです。
そしてそれはとりもなおさず、生きてゆくこと、に直結している
のだとこの本を読んで感じました。単に「文章を書く」ことのみ
にとどまらないものが読み取れます。
他人に理解してもらうために自分を偽る必要はありませんが、
最大の努力をすることは人間関係のためにも良いことなのでは
と思います。 (ginaz_fc/2003-07-28)
日本の学校では
漢字や文法などは教えてくれますが
書く内容をどうやって考えるか、それを論理的にどうやってまとめるか、
はよくわからせてくれません。
この本はそこのところを丁寧に教えてくれます。

山田ズーニーさんは名前こそ変な名前ですが、
真剣に「考え方」「書き方」「伝えかた」について考えている作家さんです。
あえて言えば
「あなたの話はなぜ「通じない」のか 」を先に読むと、
すんなり頭に入ってくると思います。 (Shumai4649/2007-04-15)
 最近自分の文章が気になっていた。カサカサしている、訴える力が弱い、リズムが悪い、そして何より読みにくい。そんな時、たまたま立ち寄った書店で手にしたのが本書である。
 プロローグは、「あなたが切実に受け止めるのはどんなことですか」という設問に「とりあえず」の多い文章で解答した17歳の少女を著者が指導して、心のこもった文章が出来あがる体験からはじまる。そして、訴える力のある文章は自分の頭で考えたもので、自分の頭でものを考えないことは「不自由」なことなのだと説く。
 続いて、文章の7つの要件、意見・望む結果・論点・読み手・自分の立場・論拠・根本思想が、実例を交えながら解説される。
 実践編では、上司を説得する、お願いの文章を書く、議事録を書く、自薦状㡊??書く、お詫びをする、メールを書く、というようにそれぞれのシチュエーションに応じた書き方が解説される。私は仕事柄詫び状をいくつも書いたが、ここで例示された詫び状は大変参考になった。議事録の書き方も使えると思った。
 上級編では「引きの伝達術」、「動機を作る」、「やる気をわかせる指示の出し方」、「思考停止ポイントを発見する」という4つのノウハウが披露される。
 さらに著者のコミュニケーションに対する考え方、エピローグと続き、自分の思いを殺して表面的な結果を得るのではなく、自分の偽らざる想いを相手に伝えて人とかかわって行く大切さを説く。
 本書を構成する一つ一つの文章は、借り物でなく、自分の頭で考え抜かれたものである。文章のリズムも良い。例えば「今日も、ち?うした教科書にのらない名文が、どこかで書かれている。おかげで、電車は走り、ビルは建ち、宅配便が届き、世の中が回っていく。」といった調子である。ハウツー物の域を越えてコミュニケーション論・人生論までの広がりを感じさせる、入魂の一書である。 (もうすぐ年金がもらえるおじさん/2003-08-10)
小論文試験」の経験もなく社会人になり、日頃書いているのは「ひな形」を上書きすれが事足りる
稟議書や連絡文書だけ。「その先の結果」が必要でない単純な社内手続き、単なる記録文書は「考えて書く」文章ではなく、「適当に見繕った」文章だ。そこには「意見」などなくてもいい。
一部のビジネスパーソンを除いて、こんなサラリーマンが多いのではないだろうか。しかし、この状況に甘んじていてはますます「考えて書く」能力が錆び付いてしまう。簡単なメモ、メールにも伝えなくてはいけないメッセージがある。著者の主張する文章を機能させるために必要な「7つの要件」を意識して使えば、伝えたいことを相手が受け容れ易いように伝えられる・・そんな印象を持った。考えて書く癖がつけば会話もスマートになり「お願いします!!」「すみません!!」を連発するだけの営業・陳謝から自分を解放できるだろう。そんなヒントがたくさん詰まっている本だ。 (コビ/2004-04-27)
出会えてよかった ||||||||||||||||||||
自分の文章能力の低さをなんとかしなくてはと感じ、HowToモノの本を数冊買い求めたうちの一冊です。
「山田ズーニー」という著者の名前と本の薄さからそれ程期待することなく(失礼)読み始めたのですが、読み進めるうちに、この本は文章を書くと言う行為の根本問題を扱っている事に気づきました。
文章を書く動機や根本思想、社会や世界との関わりなど、「とにかく文章を書きたい!」という気にさせてくれます。
また、日常の忙しさにかまけて普段の生活では深く考える事をしてこなかったことに気づかせてもらい、考える事の重要さや考えない事の不自由さを学びました。
ビジネス文章がうまくなりたいという単純な動機でしたが一生モノの本に出合えた事をうれしく思います。 (ninochi2002/2004-02-02)
一言、感銘を受けた。
理由は、著者の「人」に対する思いやりがあふれていたから。独自のアイデアを出せないとか、意見が言えないと悶々としている人は多いはず。そういった人々に「あなたは悪くない。あなたは書き方を知らないだけなのよ」と救いの手を差し伸べている。
進路に悩む高校生から社会人まで幅広くおすすめです。 (northan/2003-11-23)
私はこの本を読んだ後、自分の書く文章が、
確実に相手を意識して書かれたものになったという
実感を持ちました。
私の書く文章は、会社では上司、同僚に向けて、
そして友達に向けて、またインターネットで広く
読んでいる方に向けてと、
読み手を意識せずには書けないものばかりです。
この本では、とても丁寧に読み手を意識した文章の
書き方を教えてくれます。
ほかのレビュアーの方も書かれていますが、
私もこの本を読んだ後に、こんなことを思いました。
本書では小論文の書き方、日常にありふれた文章の効果的な
書き方がとても丁寧に書かれていますが、
全体を通してとても哲学的な、
あなたが、だれかに、なにかを伝えるためには、
どうすればよいのだろう?という問題!提起と、
具体的な手段が提供されていると。
私は、具体的な手段を、
自分の心の底にある意見を、筋道を立てて、
誰が読むのかを意識して書く、と理解しています。
あなたがもし自分の意見をうまく伝えられないことに
悩んでいるとしたら、
この本はとてもやさしく、その気持ちをサポートしてくれると
思います。 (/)
揺さぶられた ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
良い文章を書くというテーマで本屋を漁り偶然出会った一冊だ。
他の本は退屈で今ではタイトルさえも思い出せないが、本書は最初の数ページを読んですぐに釘付けになった。共感、感心することしきり。
無防備なままHowTo本のつもりで読んでいると、著者の言葉が自分の一番深いところに届く。もちろん、著者は文章の書き方について解説している。しかし、心に残ったは文章の書き方だけではなく、それを超えた著者の素直な生き方・考え方のメッセージだ(本人が書いているように根本思想は隠せないのだ)。
切ないような不思議な読後感。そして書くことの意味の再確認。ここ数年読んだ本の中で一番感動した。今後、著者の本が出たらきっとまた買うだろう。 (グレース/2002-05-22)
この本を読むと、自分の心の中のもやもやが、晴れていくのがわかります。
心を相手に伝える時、顔の表情で、しぐさで、手の暖かさで、声の優しさで、伝わるものを、文章で表すとしたら・・・。
途端に、言葉という便利で不自由なものに、悩まされます。
書けば書くほど、ちょっと違う!ニュアンスが違う!と、納得いかない。
この本は、「伝える」事のコツを、シンプルに教えてくれました。
私の心から、相手の心に橋を架けること。
それには、どうしても必要な言葉と、考え方があったんです。
この本は「コミニケーションのマナーの本」だと思います。 (machiko/2005-06-19)
目からウロコ |||||||||||||||||
ライターの元上司からいただいた本。
実践編の「議事録を書く」を読んだ後は、私の議事録が別人のように
わかりやすくなったとのこと。
機能する文章とは、読み手に期待するリアクションをとらせる文章。
議事録のほかに、「お詫び文」や「自己推薦状」などもとても役に立ちました。
おすすめです。 (渡邉輝/2003-03-28)

▼文章を書く目的は、読み手の心を動かし、望む結果を出すことであり、

 そのためには、どのように表現をするべきか【考えること】が重要であると著者は言います。

 本書は、その【考えること】の重要性というベースラインが徹底されており、

 どのような道筋や方法で考えたらよいのか、その具体的方法まで言及しています。


▼私たちは、生きていく上で、常に表現しながら外界とかかわっています。

 この本で指摘されている【考えること】の大切さは、

 書くことにおける重要性にとどまらず、そういった生きていく上での表現における【考えること】の重要性を示唆していると思います。


▼【考えることを通して、自分の内面を顕在化できないとき、人は静かに傷ついていく】

 この言葉は、とても心に響きました。
(miyatatsu/2007-05-27)
ただ単にうまい文章を書くための本はたくさんある。これはコミュニケーション、人と人との係わりを考える本。ぜひ多くの人に読んでもらいたい。本がこれほど安いと思った事は今まで無い本です。 (/2004-04-22)
69件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。
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w:10 h:15 249page
あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)
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ASIN:4480422803
筑摩書房(2006-12)
山田 ズーニー
売上順位:1343
¥ 504(中古:¥ 10)

レビュー総評点:207
手っとり早く役には立ちませんよ。でも五つ星 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ハウツーもの」と呼ばれるジャンルがありますね。初学者に方法論やテクニックを教え、手っとり早く身につけさせるための。そういう本の効用は認めるし、自分で買って読むこともあります。
でも、後々ほんとうに「自分の血となり肉となった」と、感じさせるものはめったにない。べつにその本や著者が悪いってわけではないのでしょう。本書にもあるように、自分が工夫し、努力し、時間をかけて経験したことからしか、けっきょく本当の意味で人は学ぶことはできない。わずかな金と時間しか費やさず、他人様が書いたものを読ませてもらって、それをちゃっかり自分の経験に加えよう、なんてわたしのさもしい根性がいかんのだと思います。
ところが、ごく稀に、そんな理屈を飛び越えてこちらの胸に迫ってくる本がある。
著者の山田ズーニーさんは、「硬骨漢」と呼びたいくらいまっすぐな人(女性のようなので、漢はないなあ)。「こうすればラクにうまくやれるよ」的なものは一切なし。小気味よいくらいの原理原則論、そして正面突破。たしかに方法論も書かれてはいますが、それよりももっと大事な、「人と関わろうとする姿勢」を教えてもらいました。
とくに「正論はなぜ人を動かさないのか」の項、勉強になりました。正しいと信じる自分に思い上がって、著者のいう「自分のメディア力」を下げている自分が、はっきりと見えました。 (きっちょ/2006-12-23)
良い印象を与えるためのうわべだけの表現でもなく、
自分の思いをただぶつける自己満足な表現でもなく、
“思いが伝わり、自分も相手も納得できるコミュニケーション”の方法がわかります。
ついついやってしまいがちな伝え方について、
どうして伝わらないのか?どう変えていけばいいのか?が具体的に書かれています。

自分のメディア力(相手からどう思われてるか)が説得力を左右するというのはすごく納得。
他にも、なんとかしたいけど、なんか引っかかるけど、何故だかわからない・・というような
コミュニケーションについて普段から感じていた疑問の答えが
沢山見つかりました。
特に何もしなくても皆に絶大な信頼を置かれる人、
自分を好意的に捉えてくれるけどなぜかその言葉が納得できない人、
それらが何故なのかもわかりました。

何度も読み返し、自分のものにしていきたい本です。
ただ、文章だと一息ついて冷静に考えられるけど、
瞬時に頭の中で判断して会話にも活かすのはなかなか難しそう・・
それができる人=話していてすごく聡明だなぁと感じる人なのでしょう。
小手先の技ではなく、本当のコミュニケーション上手になりたい、と感じている人には
本当にオススメです!
(blueribbon/2008-01-11)
自分に嘘をつかない方法 ||||||||||||||||||||||||
ステレオタイプ、というか「こうすれば人はこう反応する」的な本が多い昨今
山田ズーニーさんは、自分を偽らずに人と真摯に接する大切さを教えてくれます。

かぎられた時間で表面だけきれいなものを出すことに慣れてしまっている現代人には
ほんとうのコミュニケーションのしかたを教えてくれるこの本は目からウロコでしょう。

マニュアル本を片手に、クチコミ情報で人と安易に接する前に考えること。
自分はどうしたいのか。そうするためには何が必要なのか。
そして、相手を操作しようとこころみるよりも、どうすれば自分を偽らずに
相手に分かってもらえるのか。

「断りづらいから嫌だけど引き受ける」という態度で人と接していては
誠実に断る方法をいつまでたっても身に付けられない。
そんなあたりまえのことに気付かせてくれる本です。
(さらら/2007-04-22)
自分の想いを伝えるには ||||||||||||||||||||
 コミュニケーションは人間の基本である。それなしでは生活は成り立たないと言ってもいい。就職の面接では、コミュニケーション能力が重視されるようになってきている。なぜだろうか?それは、言葉には人の心を大きく動かす力があるからではないだろうか。思わぬ一言が、人の気分を害したりする。しかし、本人はそういうつもりはない。そこがコミュニケーションの難しいところだと思う。自分の想いがなかなか100%伝わらない。
 本著を読んでまずわかった事は、コミュニケーションは、キャッチボールのように一見シンプルに見えても、実に奥深いものだという事だ。相手の心理状況や自分の地位等、さまざまなことが絡んでくる。でも、簡単な事に気をつければ、自分の想いが相手に伝わるようになるのだ。
 自己紹介では、未来へのベクトルを示す事で、信頼感が増す。上司と部下の間柄のように、モノを見る目線が違う時は、「共感」を意識する。そんな感じで相手に話が通じるようになれば、自分の「メディア力」もアップする。それによって、自分の想いが伝わるようになる。そして、信頼されるようになる。
 上記は本著に載っている内容のごく一部だが、それらは実に単純なものだ。本著は、コミュニケーションというつかみ所の無い行為の、ごくシンプルな部分をわかりやすく説明してくれる。 (furafura/2007-02-09)
本書では著者の山田ズーニーさんの経験という具体例を豊富に散りばめるつつ、コミュニケーションの本質でもある、「相手目線」でのコミュニケーションを徹底して詳述しています。とかく自分目線になりがちな私たちにとって、「メディア力」という語呂の良い言葉で、自分を客観視するハウツーを詳述しています。文庫本というコンパクトな中に、エッセンスを凝縮していることから、コミュニケーションに自信のない、または一層高めたい方には好適な良書といえます。 (xjunで〜す/2007-06-30)
 話し手が聞き手に与える信頼性を「メディア力」と称し、そのメディア力を高めることに主眼が置かれている。話を通じさせるためには、相手の望んでいる「話」は何なのか、自分の伝えたいことは何かを明確にすることに始まる。
 文体や論の進め方に筆者の情熱が感じられ、読んでいるうちに「自分にもできる」という勇気が沸いてくる。 (aaa0042/2008-06-18)
色々と書かれていたが最も印象に残っている言葉は、
「自分の根っこの想いにうそをつかない」、というものです。

当然なのかも知れませんが、実行するのは難しいと実感している。
技術を磨いて自分の想いを伝えるためには訓練が必要である。

当たり前のことを気づかせてくれる本である。 (通りすがりのバイオ研究者/2008-07-17)
いかに話すかは、その人の個性がいかせるかどうか、笑えるネタを
準備しておくかにもよります。
具体的に誰が何を知らせたいのか?
時系列でめもることが、へたなもので、役に立ちました。
わかりあえるといいと思いました。 (hiro1186/2008-11-27)
第1章 コミュニケーションのゴールとは?
第2章 人間を「説得」する技術
第3章 正論を言うとなぜ孤立するのか?
第4章 共感の方法
第5章 信頼の条件

著者の基本属性(出生年や出生地)は不明。1984年に「ベネッセコーポレーションに入社」という奥付から察するに,1961年生まれ? 性別も不明だ。最初は男性かと思っていたが(「ズーニー」(”Zoonie”と英語表記まである)という女性っぽくない名前だし,進研ゼミかなんかで小論文の編集「長」をしていたから),文章から感じられる物腰から女性だと推測している。2000年,ベネッセ退社後,独立(39歳)。61年生まれが正しければ,著者42歳の時の作品。装丁は南伸坊。


素人に文章指南をする職種にいたからだろうが,私のようなあんぽんたんにも腑に落ちる議論だった。章立てからもわかるように,首尾よくいく「コミュニケーション」に不可欠なのは,「共感」や「信頼」なんだよ,ということが本書の趣旨であることは明らか。類書と違うのは,自分の「メディア力」を高めることに主眼を置いた点だろうと思う。私流に翻案すれば,本書は,“あなたの話が「通じない」のは,あなたが相手に‘通じてない’からだ”ということを,手を変え品を変え論じている。鈴木健二『気くばりのすすめ』が“待ち”の勧めなら,山田のは主張の壁を突破する“攻め”の勧めだ。あなたが裏切らない友達が欲しいなら,あなたはだれかの裏切らない友達になっていますか?の論理だ。


議論の手掛かりがつねに小論文(指導)っぽいが,受験勉強(?)が人生に役立つ方法であることを明かす一つの証拠なのかもしれない。実用性を感じたのが,「考える方法を習ったことがありますか?」(48頁)。「問いの洗い出し3分ワーク」と「問い1000本ノック」は,これからも業務で使えそうな受験ハウツー(?)である気がする。


あなたの話が「通じない」のはあなたの「メディア力」が低いからだ,だから「メディア力」を高めるには自分を適切にアピールして,業務内容について同僚たちと話し合え,要するに良き社会人であれというのは,正論だが少しずるい気もした。でも,正論なので反論できない。(878字) (BCKT/2008-11-09)
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考えるシート (講談社プラスアルファ文庫)
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ASIN:4062811235
講談社(2008-08-21)
山田 ズーニー
売上順位:80757
¥ 650(中古:¥ 320)

レビュー総評点:2
自分の気持ちを、
相手に伝えきれていますか?
言いたいコトを言えていますか?

優しい語り口調で、
文章の基礎となる問いの立て方、
心の火種が明るくなる問いの構造を教えてくれる。

2005年発売の本書が文庫化。
山田ズーニーさんの名著『伝わる・揺さぶる!文章を書く』を
さらにわかりやすくシンプルにしたようなもの。

理想の自分と、現実の自分には必ずズレがある。
だから、自分に問いかける。

文章の書き方を通して、
自分自身を表現するところまで昇華する、
泥臭い経験を積んできたであろう、山田ズーニーさんのこれまた良書。 (ウェブ担当/2009-04-14)
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w:10 h:15 122page
話すチカラをつくる本 (知的生きかた文庫)
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ASIN:4837976263
三笠書房(2007-03)
山田 ズーニー
売上順位:3516
¥ 500(中古:¥ 47)

レビュー総評点:168
 自分の「メディア力(他人から見たときの信頼性や影響力)」を高めることが、コミュニケーションの第一要件であるとズーニーさんは言っています。確かに、ビジネスでもプライベートでも、TVなどのマスコミにおいても「何を言ったかより誰が言ったか」によって発言の印象は大きく違いますよね。
 じゃあ、「メディア力」を高めるためには、どうすればいいの?という切実な問いに対して、この本は「つながりを示すこと」とさらりとしか触れていません。コンパクトな入門書だから仕方がないのだけど。。
 でも大丈夫。ズーニーさんの別著「あなたの話はなぜ『通じない』のか」では、ほぼ同じ内容をさらに深堀りして説明してあるので、こちらを読めば「話すチカラ・・」でモヤモヤした点がほぼ解消されます。私の場合、2冊読んで、やっと腑に落ちた次第。2冊も読む時間がない方には、より詳しい「あなたの話は・・」だけを読むことをお勧めします。 (KIMI/2008-01-22)
伝えるには、土台に配慮すること。 ||||||||||||||||||||||||||||||||
大きめ活字に、抜け感のあるイラストがちりばめられた本書は、
さほど難しい内容でもないので通勤電車内の30分ほどで読めた。

人前でうまく話せないコンプレックスのあるわたしは、
その改善にと思って本書を手に取ったが、いわゆる「アガリ症」克服のための
心理的処方箋でもないし、スピーチやプレゼンテクニック集ではない。

それよりも、もっと大切なこと。
コミュニーションとは、ただひたすら、想いが相手に伝わることが大事なんだという
視点で書かれている。
そのためには、上記要約にある「7つの話すチカラ」がキーになる。

端的に述べれば、本書のツボは、
伝えるためには、相手の共感・信頼を得るための配慮が前提的に必要だということ。
このことを心から納得することは、誰かに何かを伝えたい想いを抱くすべての人にとって役立つと思う。
ビジネスでも、就職活動でも、日常生活でも。

また、本書自体が、読者のココロに、いかに届くかということに配慮されて書かれているか、という
ことを気にかけながら読んでみてほしい。

わたしにとっては、たいへん効き目のある文庫だったので、星5つ。 (misora/2007-03-26)
考えるとは自問自答すること |||||||||||||||||||||||||
 常々、自分なりの思考の型を持ちたいと思っていました。
そして、この本から「そもそも考えるとはどういうことか?」について、重要なヒントを得ました。

「考える」とは「質問すること」。「思考停止」とは「質問が出ないこと」。なんという明快な答えだろう。霧がすーーっと晴れた気分です。

「正しい質問」→「正しく考える」
「幅広い質問」→「いろんな角度から考える」
「独自性ある質問」→「個性的に考える」

「自問自答」こそ「考える」ことに他ならない。素晴らしい基本を学びました。

「話す」だけでなくその奥にある「考えるチカラ」をつけたい人にお勧めの1冊です。 (ラーニングハイの男/2007-05-18)
▼相手に何かを伝えたいとき、その想いが伝わるかどうかは、
 その相手が自分に寄せている【信頼性】が全てを握っていると著者は言います。
 もし、相手の信頼性を獲得できていないのなら、話を伝えることは難しいということです。

▼人から信頼を得ること、それを達成するためには、
 ・正直であること
 ・考えること
 この二つが重要であるということが、短くよくまとめられています。

▼【論拠と意見】をはっきりさせること、
 考えるためには、「答え」ではなく「問い」を探す、
 などなど、短い文章なのにおいしいエッセンスをいくつも発見できました。

▼本書を読み、【考えること】についてもっと深く勉強したいという方は、
 同著の「伝わる・揺さぶる!文章を書く」をおすすめします。 (渡邉輝/2007-05-27)
書かれているとおりです。
“正論を言うとき、自分の目線は、必ず相手より高くなっている”

“その仕事は、だれに? どのように役立つのか?”

“社会にどのような影響を与えるのか?”

論理的な話し方より共感する話し方が大切なことをこの1冊から学びました。

世の中、論理志向ですが、人が動くのは共感するからです。

短く薄い本ですが、内容は深い! (猫踏んじゃった/2007-07-05)
冒頭の「何を言うかより、だれが言うか」に圧倒されます。
本書では、小手先の方法論を身につけるのではなく、
まず「自分のメディア力」を高めることを主張しています。

相手がある場合、以下の内容を伝えることで初めての人にも
信頼が得られて、またメディア力も高まるでしょう。
 ・時間(過去〜現在〜未来)
 ・価値(人と社会とのつながり)

その後に方法論が紹介されています。

具体的な方法論では「白いカラスの論法」がいいですね。
カラスを白いと僕が言ったという誤解を受けたときに
どのように誤解を解いて納得いただくか?
続きは本書をご覧ください。 (中/2007-05-18)
要点が簡潔にまとめられていて、非常にわかりやすい
読んでいて自分にはこれが足りない、あれも必要などなど
時々入れられている挿絵もイメージを固めてくれるのに役立つ
だらだらと厚い本が多い中でこの本は良書だと思う (I/2007-11-03)
山田ズーニーさんの本は3冊目だと思います。

500円でコミュニーケーションのポイントが大雑把に

つかめます。

職場において 先週の朝礼時の自分の当番の直前に

この本のことをふと思い出し、ポイントを心におきながら

話すと6,7割はうまく話せたのではないでしょうか?

落ち着いて臨めましたので、少なくとも500円の価値は

充分あると思いました。 (でっしー★/2007-08-08)
あたり前のことのようだけど、様々な角度から分析して考えてみると、
より見えてくることがあると分かりました。
人と人とのコミュニケーションには、相手との共感が大切であり、
相手によい印象を持たれるメディア力が育った上でないと、
思いは伝わらないようです。
分かりやすくまとめてあり、短時間で読み終えました。 (parismatch/2007-04-28)
気になるテーマで、寄藤文平の表紙で、500円。
中身を見ずに購入して、そのまま積んでおいたが、
何気なくめくってみたら夢中になって一気に読了。
以後、何度も手にとってしまう。

「話すチカラ」とは何か、共感力なのだというのは
他の本でも言われることだけど、
正しいことを言っているのに伝わらない、というような
考えはそもそも前提が間違っているのだなあと気づかされる。
かくいう私も、そういうタイプなのかもしれないが。

思いを伝えたければまず共感を得なくてはいけない。
というメッセージを心底共感して読めるところが、
この本のたぐいまれなる説得力の証しという気がする。
良書。しかも安い。 (Chunちゃん/2008-03-19)
考える道具とは、そう、「問い」です。

本書のこの言葉に僕は刺激を受けました。

「問い」を立てる力、これは人生でものすごく大事な力だと改めて気付かされました。

結果を明確にせよ、ということは言われます。
しかし、その結果が明確ではないとき、自分で問いを立てるという手があるのです。
そこは、あまり自己啓発本では言いません。

結果を明確にしたいときに、
「自分はこのときにどんな感情を得たいのか?」とか、
「自分は、ビデオカメラを買うとき何にこだわりたいか?」とか。
何でもいいと思うんですけど、決まっていないことでも問いを立てたらいいなぁ、と気楽に考えられますよね。

もちろん、この問いを立てるということ以外にも、この短い本はとても参考になります。

山田ズーニーさんは、スゴイ! (キラキラしたSTORY/2007-05-08)
対話の基本ー自分の話が相手に伝わること。
そのためにも著者が述べる7つの要件をきっちり押さえることが重要。
中でも、自分のメディア力がいかに大事なキーポイントとなるか!?
信用度が高いほど話は通じやすいのが世の常。
逆の場合は、いくら正論を述べても、それは多勢に無勢。
感情論に常識は通じませんから。
この様なケースに対処するには、是非一読をお薦めします。
若いうちは「直球だね〜」と揶揄されてもいたし方ないですが、
オトナのコミュニケーション法は多様なのです。

しかし、正直、ビジネス以外はあまり口数少ない方が信用失墜を避けれるのかも、
と考えさせられました。
難点は、私には7つの要件を覚えられない・・・なので星4つ(^_^;)


(101/2008-04-29)
 この本を読まれて、「なるほど!」と思われた方は、PHP研究所から2001年刊行された「伝わる・揺さぶる!文章を書く」を併せてお読みになられてはいかがかと思います。
 私は、逆順で読んで「あれ?これってあれでしょ?」って思った口ですが、でも、一貫した哲学が著者にある事は、理解しました。その哲学の下、この本が書かれたのであれば、よしです。でも、もっと違う切り口にであいたかったなぁ(笑)
 とわ言え、すばらしい格言です!教育者に是非ご一読をお勧めします。 (crossroad/2007-04-08)
この本は同じ著者の、あなたの話はなぜ「通じない」のか、を要約したものなので、
より詳しい内容を知りたい人はそちらを読むことをお勧めする。

この本の内容自体は、本の紹介欄にある7つの要約に尽きるので、
ここでは敢えてコメントを差し控えておく。

自分が他人から如何に信用されて、適確な意見を述べることが出来るのか、
言いたい根本思想は何か、常に自分に問いかけていくべきことだろう。 (通りすがりのバイオ研究者/2008-07-19)
 「自分の本音に近い意見を相手に届くように話す」こと。
これが"話すチカラ"だと思った。

「自分の本音」… どんな気持ちで、どんなメッセージを持って、
「相手に届ける」… 論点を把握し(問いを見つける)、相手の心を動かすか。

 正論は必ずしも正しくない。
ドキッとしたこの言葉。
相手にとっての意味は?
相手をもっと理解できるよう、考えて話をしなければ・・・ (ひ/2009-05-30)
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おとなの小論文教室。 (河出文庫)
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ASIN:4309409466
河出書房新社(2009-02-04)
山田 ズーニー
売上順位:9942
¥ 588

レビュー総評点:12
 この本の著者には、「ほぼ日」サイトでの連載当時から、とても気になっていました。この世の中に、これほどまで自分の魂を外に向けて開いて、「書く」という営みを通して人とつながろうとしている人がいるのか、と感じたからです。連載が単行本になり、こうして文庫本になって再々読した今も、その第一印象は変わっていません。
 世の中を斜めに見ることや人とつながることを安易に諦めることは少しも格好良いことではないと正面から言ってくれる、「生き方」の本だと思います。
 この本に出会えたことを、感謝しています。 (ぎっぷる/2009-03-01)
文章を書くことに限らず,表現は何かを伝えるためにすることだ.
じゃあいったい何を?誰に?なんのため?

私たちはなんとなく表現したい気持ちを抱えているが,これらの問いに正面から向かい合うことは稀だ.
本の中のLessonを読んでいくと,著者が苦しみ,もがいて他人と自分と向き合い,世界に対して自分を開いていく様子がリアルに伝わってくる.
企業を辞め,フリーで仕事をしている現在の彼女の世界はどう見てもラクチンではない.
しかし,そのひたすらただ正面から「想い」を「他人」と「自分」の間につなげていく姿勢が,自分の中の凝り固まっている何かを思い切り外へ向けたくさせる. (さどる/2009-03-07)
山田さんは考えている。自分自身のことも、他人のことも、読者のことも。当たり前かも知れないけど、簡単なことではない。考えて考えて脳みそから汗をたくさん出して生きている。文章を通して山田さんの生き方を見せつけられ、なんだか読みながら泣いてしまった。
(アーサー/2009-07-03)
ほぼ日で連載していたコラムをまとめた一冊です。
いわゆる文章読本的なものはいろいろあるけれど、これはちょっと新しい…。
ある意味一番、今、時代に合っているものかもしれません。

まず大前提として、文章を書くということは表現をするということ。
そのために…この本を通してズーニーさんが向き合ったもの。
それは「考える力をつける」ということ。
そしてそれは同時に「人とコミュニケーションする力」につながっていきます。
読んでいるうちに…小論文教室というよりは
人生相談を読んでいる気持ちになってきました。

想いと言葉が通じるには考える力が必要。
あたりまえでいて、難しいことです。
わかってほしいのにうまく伝わらない!とはがゆく思うことは
だれでも日常的に経験しているはず。
何かを表現したいのにできないのだとしたら、それはなぜか?
そもそも何を表現したいのかわからないとしたら?
読者と自分に、問いに問いを重ねていくズーニーさん。
山田ズーニーさん、初めて読んだのですけれど
すごく不器用で、真面目な方なのだろうなと感じました。
まっすぐに考え続けていく人です。

ふむ。
いろいろ考えさせられる問いかけがたくさんありました。
文章をより自由に書くために必要なのは、技巧の習得ではないのです…。

これは、文章が上手になりたい人よりも
自分探し中のひとにおすすめの一冊、です。 (マキ/2009-06-21)
4件のレビューを表示しています。
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おとなの小論文教室。
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ASIN:4309017444
河出書房新社(2006-01-07)
山田 ズーニー
売上順位:40439
¥ 1,365(中古:¥ 184)

レビュー総評点:416総評点300以上の注目商品
お給料日に、まず最初に思い浮かびました。 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ほぼ日は、お昼休みに良く覗きます。
お弁当を食べながら。

特に水曜日はこの本のコラムと、よしもとばななさんのコラムが更新されて、楽しみな日。
ゆううつな週の真ん中だけど、幸せタイムです。
山田さんのコラム、時に、感動してご飯つぶが喉につまる時もありました。

私は、普段会社ではあまり人に意見を言わないようにしています。
内面がかなり毒舌で、人を傷つけるのが怖いからです。
そう思っていましたが、この本を読んで、あ、ちがう、自分の意見を否定されて、誰かに自分が傷つけられるのが怖いからだ・・・って気がつきました。

でも山田ズーニーさんは違う。
きちんと、お腹の底から出てきた、自分の意見を言う人。
というか、問う人。
意見に反応があれば、深く考えて、向き合ってくれます。
反応がない、ということも、深く考えて、向き合ってる。
そんなにがんばらないで、適当流して、ちょっとは休めばいいのに、
って思うときもある程です(笑)

私はたまにコラムにでてくる、1978年生まれ。
どん底の就職率で就職しつつ、ストレスをためながら、
でも何とか自分を納得させながら、"ゆるく生きるOL"です。
友達と彼氏とテレビやおしゃれ、軽い話ばかりで日々過ごしています。

この本を読むと、本気で誰かと話がしたくなります。
自分の思いを書きたくなります。
伝えたくなります。

だから、応援したいな、って思いました。山田ズーニーさんを。
応援したいなら、何をするべきか?
あ、本を買えばいいんだ!って思って。
普段雑誌中心、実用書しか買わない私だけれど、
でも、お給料日に本屋に走りました。

小論文教室、なんてタイトル、山田さんじゃなかったら、買いません。
でも、この本だけは、読んだほうがいいよって思う。

ふだん、友達や彼とユルイ、楽な会話しかしない、
平日は仕事でストレスためて、週末は自分と向き合うよりも
癒されたい、休みたいって思っている、
私みたいなOLさん、是非におすすめします!

小論文の書き方の先にある、"人生の描き方"に参考になる本です。

迷っている人は、サイトをチェックした後でもいいので、ぜひ!
サイトは"ほぼ日"でググれば出てきますよ(笑)
(さっちん27/2006-01-28)
一生に何度も・・・ ||||||||||||||||||||||
ほぼ日のサイトで読み続けていたのが、書籍で手に取ることができるようになって非常に嬉しく思います。この本は年齢を重ねる度に違った印象を味わえる一生読み続けることのできる“共感本”だと感じました。そして、人生の困難や岐路に立ち挫折した人の心に寄りそうことのできる本。少なくとも今の私にはどんな身近な人の言葉よりも温かく、そっと自分の手に手を重ねてくれたような体温を感じることができました。“表現すること”、“それは生きること”。他者と関わることで“生きる”ことを実感する。その意味がわかり、勇気をもらいました。 (shi-nono-me/2006-01-25)
あるひとの個人的な感想。 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
僕は現在、フリーズ中です。
教室に自分はいるけど、誰も自分を見ていない。

いないことと、同じになっています。

そんな状況が嫌で、いま、引きこもっています。
そんな時に、この本で出会い、考えました。

考える、考える、考える・・・

そして思ったんです。

「相手は、僕を知らない。
 いま僕が悩んでいることも知らない。
 それではいつまでたっても、ラチがあかない。

 とにかく、学校に行く。
 何も話すことができなくても、
 話せないでいる僕をクラスメンバーに伝えないと、
 何も始まらない。

 正直、何もできないでいる自分を見せるのは、きつい。
 でも、それをしないと、相手は僕を考えてくれない。 」


つい、その表現に疲れて、
逃げそうになった時、逃げてしまった時。

この本を読んでいます。

そして、
相手に自分を伝えることは間違っていない。
それがクラスメイトとの間に、何かを切り開ける手段だと確認しています。


多分、学校を卒業して
今なやんでいる問題がなくなっても、
この本は読み続けます。

だって、
自分を伝えることが
自分をひらく手段ですから。  (ぽよ〜ん/2006-01-20)
「ほぼ日」のコラムで「おとなの小論文教室。」はずっと愛読してきましたが、いつも本になればいいなと思っていましたので、単行本化は本当に嬉しいです。初期のすごく印象的だったコラムなども入っていて、1冊通して読むと、あらためて山田ズーニーさんの独自性を強く感じます。小手先の表現力の技術を教えるのではなく、今という時代に生きて、そのなかで自己確立や自己表現の方法を上からではなく同じ目線で考え、教えてくれる人。一緒に悩んだり傷ついたりしていて、そこがまた共感できるのです。第3章の「一人称がいない」は特にすごくですね。深くて、私も読みながらいろいろなこと考えました。私もなんだかもっと自分を表現したくなりました! (まぐまぐ/2006-01-07)
作者である山田ズーニーさんの女性らしい繊細さと男性的な切り口がとても印象的でした。小論文の書き方というよりは、自己表現の仕方、そこに至る考え方のようなものが、著者本人の悩みや読者からのメールを具体例として伝わってきます。そして僕がこの本を読んで学んだ何より大切なことは、「自己表現できないことが不自由だ」ということでした。当たり前のことなのかも知れませんが、改めて言葉にされると、僕には衝撃的でした。とても良い本です。第3弾まで出版されているので、順次、読んでいきたいと思っています。同じ著者の「あなたの話しはなぜ伝わらないのか」という本も、自己表現の大切さが説かれた良い本です。
(sakuragari/2006-11-23)
『ほぼ日』はほぼ毎日チェックしているのですが
「おとなの小論文教室。」はほとんど読んでいませんでした。
すべてをチェックするにはかなりの分量だし、
単なるノウハウものなのかな、という先入観があったので・・・
ところがこの先入観は、ことごとく打ち破られました!
もちろんいい意味で。
糸井さんが帯に、「その身を削って教える先生がいる」と書いています。
ほんとにその通り魂のこもった言葉の数々に感動して
知らず知らずのうちに涙が出ていました。
電車の中で読んだので、ほんと、あわてました。

(あると/2006-04-09)
 40代半ばを過ぎても、未だに自分探しをしているような私(一生そのものが自己発見の旅かも、、)にとって、また、たくさん考え考えしてきたつもりの私にとっても、まだ言語化されてないモヤモヤをこの書は、ドキッとするほど深く優しく言語化してくれていた。
 私の思考がまだたどり着いていなかったその表現たちに出会った時の感動は、確かに涙を伴うものであった。
 本書に描かれた知的格闘のプロセスは、ズーニーさんの格闘であると共に、インターネット上での読者たちとの共同作業でもあり、そこが新しい。
 他者に対して常に自己を開放系にしていくことの、そこに人間の人間たる所以があって、大きな愛の可能性があるのだと感じた。
 自分を開放し、人のために生きようとする時、社会が自分に才能を与えてくれる。才能、適正は実は、私の中にはない、社会の中にあるのだという。だから、実は自分探しは、先に来るのが、他者への愛の視線かもしれないのだ。そもそもこの書の存在が、ズーニーさんが本当の読者を発見した事がら始まったのである。
 読者からのメールにズーニーさんは涙した。(私も、、)「人との関わりを放棄し、思いやることもできずに、自分のしたいことなんて、たとえあったとしても、それがなんなんでしょう、、、。」 (rient/2006-05-07)
僕がまだ社会人で、会社を辞めて独立をしようかしまいか悩んでいる時に「ほぼ日」でズーニーさんの文章に出会った。

「暗い、でも自分の内面の奥底を掘り下げて表現をしている。」

そんな印象を持ったことを覚えています。毎週、共感したり、考えさせられたり、自分を見つめさせられたりしながら、もう5年くらい立ちました。

その後、会社を辞め、全く違う仕事を始めてからも、読み続ける。すると視点が変わる。

社会との接点が切れてしまった虚無感を埋めるような、そんなテーマが見えてきた。

会社だけが社会との接点だったということにショックを受けた。人個人としてのつながりは皆無に近かったのだ。

「人とつながる」こと。それが人間として生きるために必要なことなのだ。

自分を知り、相手を知り、伝わるように表現すること。

そんなエッセンスがこの本に詰め込まれています。
彼女の身を削って生み出した魂が入っています。

「明るい!これほど希望に満ちたコラムはあるのだろうか!」

今は、そんな感じがしています。

「ほぼ日」コラムを書き始めた理由はズーニーさんファンは必読ですね。

「あー!そうなんだ!」といろんなことが腑に落ちました。


(まぁちゃん/2006-01-18)
自分自身に問い掛けながら、考えながら、止まり止まり読みました。答えを提示するのではなく、それに導いてくれる本だと思います!無理に前へ進ませようとするのではなく、自分のペースで前向きに進んで行くことの大切さを教えられた気がします。誰でも多かれ少なかれ、迷う事や自分の気持ちが分からなくなる時があると思いますが、そういう際には引っ掛かる部分があると思いますよ。とても良い本です!続編も絶対読みたいです。
(kanamari/2006-12-16)
ズーニーさんの疑問。それに反応する読者の疑問とやりとり。

何かを表現したいこと、伝えたいことがあるんだ。
だけど、伝えたいことがわからなくなった。
何が言いたいのかわからなくなった。

心の中でもやっとしている。なかなか出てこない。
そう思い悩むときに読むと、自分が開けてきました。 (はまさん/2006-08-22)
なんだか、すごく親近感の湧くお話がいっぱいつまっていました。
僕は、まだまだだけど、ごく最近やっとその悩みから抜け出せそうです。

この本は、小論文をかくための本では決してありません。
もちろん、良い意味で言っています。

小論文というと、文章表現の技術的な話にもなりかねませんが、
この本は、自己表現とは何か、人に伝えるコミュニケーションとは何か、自分の存在とは何か。
そのこと自体に、気付いていなかったり、
方法を知らなかったりする10代後半〜20代後半によくありそうな
何かぽっかりとあいてしまった悩みについて、
著者の山田ズーニーさんと、『ほぼ日刊イトイ新聞』の
『おとなの小論文教室。』の読者とのやりとりが紹介されています。

僕は、美術大学を経て、無謀にも学際系大学院を進学し、
そして、論文が書けず挫折、休学して、いま社会人をしています。
だから、経験や世代的にも、同じような悩みについて共感してしまうことが多々あります。
決して、学校では教えてもらえないことだけど、
立場として求められてしまうことに悩みますね。

だけど、多くの人が悩んでいることだから、
はずかしいことではないと、悩んでいる人を応援したい。

僕も悩んでいる一人でしたが、継続的な努力をした結果、
なんとか、物事を論理的に考え文章を書くことにはだいぶ抵抗がなくなってきました。
しかし、人と面と向かってやりあうことには、まだまだだと思っています。
とりあえず、一つ一つ解決していくしかないですね。

タイトルには、おとなって入っていますが、
迷える若者にお勧めの一冊です。 (kench/2008-12-06)
考える為にはトレーニングが必要です。この本は読者と一緒に道を辿ってくれているような気がしました。

書評は既に皆さんがお書きの通り。備忘の意味もあり、キーワードをいくつか抜き出して見ます:
頭が止まっている→問いが立たない。答えを探すのではなく、具体的な小さな問いを沢山立てる。要約:一言で言うと?根本思想は何か?外を見る、要約する、動機を創る。読者の存在が分かった。自分だけの視点ではなく、読者の側からものを見ると言う事が分かった。岐路がAとBがあればどっちが自分は成長するか?才能は自分の中に無く、社会の中にある、他者の中にある。自分を開く。批判より優しく見てあげる方が難しい。主語を入れる事ができない、関係把握ができない。読む・聞く→考える→書く。基礎をコツコツと積み上げる。なぜ自分から掴みに行かないのか?深く考える、考えた事を表す。文章を評価したり、文章を書く力を伸ばしてあげる。などなど。

根底は優しさと真剣さがあるのだと思いました。コミュニケーションの基本です。 (massimiliano/2008-03-27)
著者のことを知らずにこの本を手にした「読者」を視野に入れていないタイトルだと思いました。
本では 様々な立場の読者を意識しろ、と書いてあるのに…
とは言え、この本はサイトを単行本化したもののようなので仕方がないのかもしれません。

この本を一言で表すと…ものごとの捉え方を示す本…かな。
言葉が不自由ですみません。

お題に基づき、読者からのメール回答と著者の経験談を交えて考察していくパターンです。
題材が良いので、軽い読み口なのに深く考えさせられます。信奉者がいらっしゃるのも理解できます。

人に伝える時に有効な文章の練り方・現わし方を書いているわけではありません。

苦しみながら考えたこと全てストレートに表現し、
自分を偽らず、ものごとを深く多角的に捉えてみよう、
そうすることで理解できなかったことの手掛かりが掴めるかもしれないと教えてくれています。
小手先の技術云々ではなく、熱意を感じさせる本でした。

"ほぼ日"を知らない人は読まないほうがよかったのでしょうか。
他の方のレビューを見ると疎外感を感じます。 (母/2007-11-10)
大人になった今でも人間関係って永遠のテーマだったりしますよね。どうして思いが通じないのだろうとか。ちょっとした工夫次第であなたの「想い」はきっとぐっと伝わる。心にぎっしり響く、そんな1冊です。 (にゃんこ/2006-12-24)
小論文を書くための本、と思ってしまうとこの本の価値を誤って評価してしまいそうです。

確かに、文章を書く事を教えるのがズーニーさんのライフワーク。
でも、その根底にあるのは、伝える事。

言葉が上手い人なんて信用できない。なんてちょっと気の利いた風な台詞で伝える事を諦め、あまつさえそれでいいのだ、と考えていた自分の愚かさをかみ締めて、ズーニーさんの情熱に涙しました。

伝わる瞬間。その大事な瞬間は、人生でどんなに美しく煌くのでしょう。
それはほんのちょっとの努力の積み上げからできるんだな、といたく感心しました。 (貧乏侍/2006-05-23)
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考えるシート
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ASIN:4062128969
講談社(2005-06-09)
山田 ズーニー
売上順位:36948
¥ 1,365(中古:¥ 57)

レビュー総評点:520総評点300以上の注目商品
この本、役に立ちますよ。 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロのライターの方には当たり前かもしれない、そんな文章の書き方を素人向けに解説してくれた本です。少なくとも私には非常に役に立ちました。「あ~なるほどね。文章ってそう書けば伝わるよね。」そんな感じの「腑に落ちる感」を味わいながら、私もある営業売り込みの手紙を書いてみました。
なかなか面会も叶わなかった社長さんでしたが「今度会いに来い」との返答を先程頂きまして、今、嬉しい気持ちのままにこのレビューを書いております。
著者のズーニーさんは私が(もしくは素人が)陥りやすい間違いを、実に簡潔に解説してくださっております。その上練習まで準備してくれています。
そりゃあ、世の中にはもっとカッコイイ解説書はあると思いますよ、たぶん。しかし素人向けの実践書としては最高レヴェル、そんな断言をしたくなりました。という事で星5つです。 (九州商人/2005-07-11)
あなたの出番です! |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
山田ズーニーさんの著書は、これが3冊目。
1冊目では「文章」とは何かを明らかにし、
2冊目では「コミュニケーション」について解説し、
そして3冊目の本書では「考え」る方法を提示しています。
ズーニーさんは、常に
「自分の頭で考え、答えを出し、それを相手に伝えて繋がる」
大切さを説いてきた方です。
ズーニーさんは、3冊の著書を階段にして、
ついに私たちを「自ら考える」ところまで連れてきて
くれたと言っていいでしょう。
本書は読む、というよりは書き込む本です。
ワークショップに近い感覚で使用することで、
「おわび」「依頼」などの他者と繋がる文章も、
「自己紹介」といった自分を表現する文章も、
そして「志望理由」「レポート」「講演」といった
外部社会と繋がる文章も、仕上げることができます。
「伝えたいのに伝わらない」
「わかってほしいのに、わかってもらえない」
「言いたいことが言えない」
そんな悩みを一度でも持ったことがある人は、
本書で示されている「考え方」「考えの流れ」に沿って
自分の想いを整理し、相手に伝えることをお勧めします。
私は早速「お願い」「自己紹介」「議事録」などの
『考えるシート』を利用し、実践に活かすことができました。
「答えは本の中にある」と思っている方には、
なにも書いていないに等しい本です。
が、
「答えは自分の中にある。それを引き出したい」と思っている方には、
宝の山のような本です。 (S/2005-06-29)
いわゆるパラパラめくりで要領が瞬時にわかるノウハウ本ではありません。
しかし、簡単平素な文章なので、やっぱりそうだようなぁ、そうなんだなぁ、と自然に理解が進みます。
組織の中でのコミュニケーションの大切さに気がつき始めているが、
明瞭な方向性・処方箋が見えずになんかもやもやしていた私には大変明瞭かつ確かな刺激を受けました。 (カメンライダーアマゾン/2005-06-11)
これは自分で作るワークショップ本だ! ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ズーニーさんの
「この本は、手で書いて、
 あなたのほしい人の
 気持ちをつかむ本です!」
という言葉でワークショップが始まります。
そして、ズーニーさんがやさしく文章の書き方を説明してくれます。
「ふむふむ・・・なるほど、なるほど」
と頭で理解して、うなずきます。
すると、いきなり、「ハイ、どうぞ!」と実習をうながされます。
そのような自分で書き込みを行うページが現れます。
「ひぇ~、わかったフリをしてただよ!ゴメン!読み直すわ」
と独り言を言いながら、もう一度、解説を読みます。
「なるほど、こういう意図があるんだね。よし、よし。」
と書き始めます。
ただ頭で理解して終わり!ではなく自分で実習をやることで経験として自分の中に本の知識が知恵として残ります。
そんな実習が3つあります。
ステージA 相手とつながる
ステージB 自分とつながる
ステージC 他者・外・社会とつながる
自分の中を真剣に掘り下げて行くツールにもなっています。
自分がまる裸になったかのような気分です。
随所に散りばめられたワタナベケンイチさんのイラストがホッとします。
時々、一人ワークショップを開催したくなる本です。
ズーニーさんの最後のメッセージ
「あなたの出番です!」
に思わず、「ハイ!」と大きな声で返事をしてしまいました。
自分を知ること、相手に伝えること、社会とつながりを持つこと。
この3つのどれかに興味があれば、この本は買いです! (まぁちゃん/2005-06-10)
自分のテーマを探して悩む人に |||||||||||||||||||||||||||
この本は、実践的に書くことを通して、自己を分析し、自分のテーマを発見し、社会とのつながりを見つける助けとなる良書です。ビジネス用の文章作成法ではありません。自分のやりたいことが分からず悩んでいる人に薦めたい。私もこの本で救われました。

  ズーニーさんの自己分析に対する考えは「ほぼ日刊」で読み、既に好きだったのですが、この本は実践的で、さらに有効だった。本で勧める様に妻とインタビューし、「自分を社会にデビューさせるための企画書」、志望理由書等を書いた。知らなかった自分に驚いた。以前は無関係だと考えたテーマが、かえって浮かび上がるとともに、人生の多くの経験が線でつながった、と実感できたのです。そう考えると私の人生に意味が見出せました。
  実践的な作文も有効だが、コンパクトに書かれたアドバイスが、さらに有効である。それらを参考にして省みれば、評価の際に「自己を探し」たことがマズかった。「問い」が混線して混乱したのです。やりたいことを、「職業名・テーマ・世界観」に分解し、関連付ける方法も新鮮でした。
  適切な家庭教師に教わりながら、自己の分析をするような本です。勧められる通りに真剣に作文することで、自分のやりたいことが見えてくる。だから、自分のやりたいことで悩んでいる人に大いに薦めます。
(eternal_glory/2006-03-10)
雑誌「Think!」で彼女の記事を読んで興味を持ち、手に取った。

内容はさることながら、この本で私が感心したのはその「プレゼンテーション手法」

・つかみ
 -「この本は、手で書いて、あなたのほしい人の気持ちをつかむ本です!」
 -「あなたは人と通じ合う力がある。私はあなたに出番を告げたかった。」

・色
 -大項目ごとに異なるページの色(ピンク、緑、紫)

・テンプレート
 -ユーザに書いてもらえるようにスペースを割いたテンプレート
 -そのスペースに実際に、事例を書き込んだものを後述(あえて手書き調)

・やわらかさ
 -女性らしい文字と絵
 -あえて横書き
 -文字はちょっと大きめ

「ユーザに読ませる」ではなく「ユーザに書かせる」ことに主体を置いた本。
そして、「ユーザの成長」を目的としていることが感じ取れます。

良い本です。

「気づき」を与えてくれた意味で星5つ。
(makoto_way/2005-12-11)
誰でも、優れた「考える力」を持っている。

その「考える力」を引き出すものは、

「?」

つまり、自分自身への「問い」である。

考えることから逃げない、考えることをやめない。

そうすれば、「問い」によって、
考えつきもしなかった理想の「答え」が
自分の中からでてくる。

読者の可能性を信じ続ける山田ズーニー先生の思いと、
「考える力」に重点をおくそのピンポイント技術の
秀逸さに、脱帽。 (HERO/2006-06-28)
社会人、学生さんなどなど様々な方々にお勧めしたい一冊です。
お詫び、お願い、感謝、自己紹介、悩み、レポート/論文などについて、とても平易な文章で解りやすい具体例で解説されてて、いままでもやもやしていた「他人との関わり方や自己表現など」にパァ〜っと光がさす感じかな。

具体的なアクションは自分で考えて、Outputしなければならないんだけど、その道筋・考え方を教えてもらえる感じです。
(とこほ/2006-06-05)
今を良くしたいと思うとき、
そんな時というのは、
大抵どうしたら良くなるか分からない時だろう。
今の自分に満足はできない、
けど変わりたい。
自分を変えるってどうしたらできるんだろう?
自分が嫌いでどうしたら、上手く生きることができるのか?

この本を活用することで
信頼できる相談相手のように自分の考えを整理できます。 (Shumai4649/2007-04-14)
自己表現できない若者が増える中、この本によって自己表現することの、素晴らしさに気づいてほしいです。

コミュニケーションのあり方について考えさせられる1冊であります。
(にゃんこ/2006-12-24)
本を読むと、読んだ後に「やった感」「できる感」がくる。
そして、「いつか実践できそう」と思って結局やらない。
こんなことは、日本全国日常茶飯事だと思う。
で、この本のスタイル。読んで終わりではなくって、
読みながら、じゃあ一緒にやりましょうよ!って。
結局、行動をしないと何も変わらないんです。
これが一番大事なことで、結構難しいことですよね。 (gankomono/2005-10-26)
がっかり |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者は、コミュニケーションの技術は後からついてくると書いています。しかし、ステージごとに「○○とつながる」とタイトルを入れている以上、「つながる技術」について触れていないのは納得できません。自分の考えを書かせて、そこで終わり、肩透かしを食らった気分です。
また、奇をてらった背景色が大変読みにくかったです。読んでいてイライラしてしまいました。 (/2005-06-25)
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理解という名の愛がほしい——おとなの小論文教室。II
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ASIN:4309017452
河出書房新社(2006-03-10)
山田 ズーニー
売上順位:30544
¥ 1,365(中古:¥ 194)

レビュー総評点:233
やっと買いました。
この本、なかなか本屋に置いてないので、
Amazonで買われるのがよいかと思います(笑)

おとなの小論文教室の第二弾です。

ほぼ日刊イトイ新聞というネット上のコンテンツで、毎週水曜日、作者のコラムが掲載されます。

そのコラムの中で、今回この本で取り上げられている
「連鎖」というテーマ。

私の一番かも。
胸に残っています。

作者が、悪意のメールをもらうところから始まります。
ショックを受けて、辛くて、落ち込んで・・・。
偶然近くにいた母親に八つ当たりしてしまいます。
作者が悪意を受け、それを母親に「連鎖」してしまう。
そして、それを受けた母親は・・・?

誰かに、理解してもらいたくて、でもされなくて・・・
苦しくなった事はありませんか?

誰かと理解しあいたいのに、
どうしても上滑りしてしまっていませんか。

私はまさに今、そんな状態です。
仕事も、恋愛も。
自分に余裕がなくて、思い通りに行かなくて、苦しいです。
なにもかも捨てて、
もう人生に起こる事柄全てに知らんぷりしたい、と思います。

でもこの本を読んでいたら、もう少しやってみよう、って思えました。

簡単に手に入る答えが書いてあるわけではないんです。
作者も苦しんでいます。
そこから、今回も作者はまた問題に向き合っています。
来るしんで、見つめなおして、トコトン向き合って・・・・
そこから初めて生まれてきた言葉で書いてあります。

だから、読んでいると心に響きます。しみてきます。

おとなの小論文教室、といいつつ、文章の書き方やテクニックの本ではありません。
人生の描き方を考えたい人へ。

今、生きていく事が苦しい、すべての人におススメします。
(さっちん27/2006-06-06)
心に引っかき傷を作ってくれる本。 ||||||||||||||||||||||||||||||||
どうしてズーニーさんの言葉はこんなに響くんだろう。

人とつきあうことってそうラクなことじゃない。うわべだけのつきあいなら全然平気けれど、本気で向かい合う相手がいるときは、そうはいかない。

いちばん通じてほしい相手に、いちばん言葉が届かなかったりする。以前そんなことで別れてしまった相手に、きっと自分が欲しかったのは、「理解という名の愛」だったのだな、とこの本を読みながらあらためて思った。

でも、「無償の愛」について書かれているところにきて、ハッとした。自分も「くれ」「くれ」だけで、自分から無条件に相手にひらいていなかったのではないかと。相手が「くれる」から、こっちも「あげる」関係だったのではないかと……。

ズーニーさんの文章は、どれも引っかき傷を作ってくれる。普段心の奥底に眠っているさまざまな感情を呼び覚ましてくれる。
ズーニーさんは自分なんかより何十倍、何百倍も時間をかけて考えてその末に出た言葉を綴ってくれる。だから強いのだと思う。

ひとりだけで生きていくことはできない。
出会う人全員と、「自分にうそをつかないでつながる」というのはとても無理だけれど、少なくとも大好きな人とはそうでいたい。

この本は、何度も読み返したいと思う。やっぱり自分に真摯に生きたいから。

(まぐまぐ/2006-03-18)
ずしーん |||||||||||||||||||||||||
失恋をきっかけに、スランプにはまりこんでいたとき、立ち寄った本屋でタイトルが飛び込んできて思わず手にとりました。

通じ合うことが一切できなかった交際。これをつきあっているという関係というのか。ずっとそう思っていたのだろう。この本を読んだときに、自分の求めていたもの、足りなかったものが少しわかった気がした。まさに、「理解」という名の愛がほしかったのだ。

自分を表現することが苦手な私と彼は、お互いに自分を開くことができず、最終的には腹の探りあいのような痛々しい関係になってしまった。もっと伝えたい、もっと相手をわかりたい、わかってほしいと思ってもがくたび、自分を押し付けるなといわれ、拒絶され、そして傷ついた。

もっと楽に生きていけるよう、自分の気持ちを素直に伝えたれるよう、しばらくはじたばたしながらも、きちんと表現し、自分の言葉で伝えられるようなコミュニケーション力をもった人間になろうと思った。 (jelly-fish/2006-05-04)
心の立ち振る舞い |||||||||||||
人とのコミュニケーションでは、
相手を理解しようと譲歩しても益々泥沼になる時もある。
言葉が虚しくすり抜けていく無力感に感じるとき。
言葉はどういう形で、どういう時に相手にとって理解出来たり、嫌がられたりしてしまうのか。
一人前の大人として、心の立ち振る舞いを見直せる本。 (naonao-703/2006-05-21)
「○○(私)と話していると本音で話してない感じかがするんだよね。」
ある日友人からそう言われた。
自分の本音って何だ?

世の中を渡っていくために身に着けた処世術のせいで、自分まで自分の本当の気持ちが見えなくなってしまった。

この本には、気持ちを言葉に表す必要があると書かれています。そのための勇気を持つこと、環境作りの大切さがそれを助けるのだそうです。

とても等身大で書かれています。等身大といっても、表現している事がとてもレベルが高いです。

自分の本音を大事にしたくなりました。 (くしゃみ/2007-05-12)
良書です |||||
キャッチーなコピーの続編。これもまた、素敵な本です。

伝えるをテーマにしたIに続き、理解する、理解されるをテーマに
「人と繋がる事」を考えていく本書。

言葉というのは考える道具であって、だからこそそれを扱う事を
テーマに考える本シリーズは考える事、それを表現すること、
理解してもらう事、その延長線上に理解しあう事というのがあって。

真の肯定も否定も、そこには理解という愛があって、初めて生まれる物なんだよなあ。

帯にあるような「勇気のレッスン」今日から始められたらと思います。 (貧乏侍/2006-06-30)
自分が自分に正直である。

その正直さを周りに表現していく。

なんとも勇気がいることだ。

それを実践している一人の女性がいる。

山田ズーニーさんだ。


自分の足でしっかりと立つことを決める。

恐怖で震えているかもしれない。

それでも立つ。

そこからが始まりだ。


そこで初めて人とつながることができるのだ。


そんなことを学ばされた1冊です。 (まぁちゃん/2006-03-22)
愛すべきズーニーさんの大人の小論文第2弾ですね。

「理解」なくしてコミュニケーションは生まれません。深くてまっすぐなコトバ達が、ずっしりとココロに響きます。 (にゃんこ/2006-12-24)
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日本語の作文技術 (朝日文庫)
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朝日新聞社出版局(1982-01)
本多 勝一
売上順位:478
¥ 567(中古:¥ 58)

レビュー総評点:513総評点300以上の注目商品
革命的な日本語技術本。 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本語を扱う職業につくなら、この本は読んでおきたい。
主題(は)と格助詞(が)の違い、読点の打ち場所、修飾詞の順序などを論理的に理解することができる。
複雑な日本語技術がシンプルに法則化され、この法則を覚えておけば、誤読の少ない文章を意識的に作ることができる。自分では気づかないミスも減る。この法則を基礎にさらに自分で法則を作るのもよいだろう。
特許書類(特許明細書)を作成する仕事に携わるが、同業者の間でもこの本は有名だ。この本を知らない人はあやしい文章を書いている。
お勧めというよりも、同業者の方であれば、この本の一読は必須でしょう。 (gibs/2006-08-26)
なんで今まで出会わなかったんだろうと、後悔するぐらいの本です。

自分でも、本書に何度も出てくる、修飾語の語順における4つの原則と、読点の2大原則によって
わかりやすい文章が書けるようになったと思います。
また、文章を構造式に分解して分析する方法も新鮮でした。

とにかく、わかりやすい日本語を書こうと思っている方には、読んで後悔がない本だと思います。 (はるはる/2006-05-04)
日本語の基本が身につく。 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この本を読んで身につくこと。
1.文の分析力すなわち文の構造を分析する力。
2.適切な語順すなわち語句のならべ方。
3.正しい読点の打ち方。
4.上記3点を理解した結果としてのわかりやすい文章の書き方。
他の方のレヴューにもあったが、どうしてこのような内容の国語の授業がないのでしょう?こういう事を教えない「国語」の授業はナンセンスだと思います。 (鷹羽/2005-11-08)
読むだけできっと良くなる ||||||||||||||||||||||
この本、小学生のときに親からいきなり渡されました。
当時は「?」と思って猜疑心を持ちつつ読んだのですが、
それでも格段に他者への伝わり方は良くなったと思います。
“将来の職業”に「小説家」と太字で書いてあるのを見て、
きっと近所の本屋から選び出してくれたのでしょう。
残念ながら夢は叶いませんでしたが、
この本は今でも、とても役に立つ技術を授けてくれました。
まだ読んでいない方は、買って読んでみてください。
きっと文章が上手くなると思います。
もう読んだ方は、もう一度読んでみてください。
きっと文章に磨きが掛かると思います。 (soar/2007-05-28)
仕事にも役に立ちます |||||||||||||||||||||||||||||||||
著者は有名なジャーナリストだが、本書は日本語で分かり易い文章を書くためのテクニックを纏めたもの。私はソフトウェア開発者で、サラリーマン生活を30年近く続けているが、入社10年後くらいに当時の課長から本書を薦められ読んだ。業務上、技術系の文書を書く必要があるのだが、かなり参考になった。

全ては紹介できないのだが、私が一番利用している「修飾の順序」だけ例に取ろう。著者は次の四つのルールを設けている。
(1) 節を先に、句を後に。
(2) 長い修飾語程先に、短い程後に。
(3) 大状況・重要内容程先に。
(4) 親和度の強弱による配置転換。

特に(2)は役に立つ。(3)も気を付けると、有効である。例を示そう。

(a) 止まらずに/ライトを消して/速く/走る。
(b) ライトを消して/止まらずに/速く/走る。

三つの修飾語を長い方から順に並べた(b)の方が確かに分かり易い(ルール(2))。

(a) チリ美人は、アルゼンチンの肉をたっぷり食べているセニョリータに比べると、ぐっと小柄である。
(b) 肉をたっぷり食べているアルゼンチンのセニョリータに比べると、チリ美人はぐっと小柄である。

「アルゼンチンの肉」という(a)の文章中の曖昧さを冒頭で解消している(b)の方が確かに分かり易い(ルール(3))。

本書の中には著者の独断的主張もあり、必ずしも全部が首骨できる訳ではないが、上述の通り参考になる点も多い。新入社員の方を初め、文書を書く機会の多い方には是非一読をお勧めしたい役に立つノウハウ本。 (紫陽花/2007-04-15)
 述べたいことを正確に表し、しかも読みやすい文章はどうやって書いたらいいのかが分かる本です。私は弁護士をしていますが、法律文書にはやたらと難しくて分かりにくい文章が多いことを残念に思っています。法科大学院生の必読書として推薦したい1冊です。この本を書き上げた著者の労力に感謝します。 (Izolde/2008-02-16)
句読点について学んだ本 |||||||||||||||||||||
この本をはじめて手にとったのはずいぶん前の話だ。けれども、今でも文章を書くとき、修飾語の順序や句読点については、この本に書かれていたことを思い出しつつ書いている。
例文などを見れば一目瞭然だが、本自体の時代的な古さは否めない。しかし、他のレビューでも散見されるように、少なくとも上記の2点に関しては、現在でも読み返すだけの実用的な価値はあると思う。「論理的な文章を書きたいのに書けない」という悩みを抱える人に勧めたい一冊である。 (青ち/2005-10-31)
本多勝一の『日本語の作文技術』は、文章の書き方についての教科書としては最高のものでしょう。

この本に出逢ったのは、今から30年前。就職した会社の地方工場で、上司の事務課長に、提出した報告書や稟議書を赤鉛筆で原形を留めないほど添削され、ガックリ。とにかく、「報告文は会社の便箋に一行おきに書け、詰めて書いたら、ほとんど直すのだからスペースがなくて困る」と仰るのですから、たまらない。それが私の文章修行の始めで、それからは、その都度の推敲はもちろん、何とか対抗するための理論武装につとめました。20代半ばで生意気ながら覇気だけはあり、何事にもプリンシプルを求めていた私には、この本は、まさにプリンシプル、原理原則でした。

元々これは朝日カルチャーセンターでの講義資料で、構成も全13章、コンパクトで判りやすく、当時所属していた労組の教宣部でも、本書を要約・加工して使いました。身近にあった機関紙や蔵書からの事例を加えた学習会用の15ページ程のレジュメで、苦心しましたが、私自身、その作成過程は楽しく大変勉強になるものでした。これから読まれる皆さんも、本多オリジナル+α、ご自分の『(要約)日本語の作文技術』を作ってみられたら如何? (両舷微速/2007-03-24)
座右の銘です ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
文章を書くのが一応仕事ですが、この本は業界でも薦められています。
句読点の打ち方、修飾語の並べ方などは特に参考になりました。
ときどき引っ張り出して参照したい本です。
社会人のみならず、学生さんにもお勧めです(論文や小論文で苦労
しているでしょうから……)。 (snowiee/2003-12-04)
実際に役立った! |||||||||||||||||||||||||||||||
20年近く前に購入して、実社会で現在も役立っている名著です。
特に句読点の打ち方が役立っています。
学校では厳密に習った記憶がなく、それまではなんとなく打っていたのが、
本書を読んでかなり体得できました。 
いまでも小説家や学者、はたまた記者でも句読点の打ち方はバラバラです。
(打ち方ひとつで意味が違い、読み手の読解スピードにも影響が大なのに・・)

あとメール社会の今、特に役立つ書だと思います。 (スーパー情熱営業マン☆コメット/2006-05-05)
現在39歳ですが、20代のときに読めばよかったとつくづく後悔しています。
文章作成に関する本は、それほどゴマンとありますが、本書のように実用的かつ論理的な内容のものは少ないのではないでしょうか。
解説にも書かれてありますが、ご多忙な方は、第1章〜第4章だけでも読めば、文章がかなり改善されます。
(ヨミビト/2008-01-06)
新聞記者・ルポライター・ジャーナリストとして有名な筆者が,『現場の視点』から著した文章作成のテキスト.

あくまで現場の視点で述べることが本書では重視されており,アカデミックな日本語論への踏み込みは意図的に避けられているように思われるが,それは,そのような研究成果を筆者が無視していることを意味しない.むしろ既存の研究成果や論争を相当な注意を払って観察・研究し,現場の視点からみて価値のある考え方を積極的に取り入れた上で本書はまとめられている.

そのような背景の重厚さのために,本書の主張は説得力があり力強い.類書とは一線を画している.特に筆者が強調しているのは『修飾語の順序』『読点の打ち方』『助詞の用法』であるが,ここを軽く読むだけでも,日常の文章作成に役立つ多くの知識が得られるだろう.

確かに,著者がもつイデオロギー的なものに起因する妙な言い回しが気になるのは事実だけれど,それが本書の価値を減ずるものではない.

ITが普及する前に書かれた本ではあるが,ブログやメールなどで文章を書き散らかしてしまいがちな現代にこそ改めて読まれたい本である.値段もそう高いものではないのでそれがネックになることはないだろう. (EVAM/2007-05-10)
分かりやすい文章を書くためには ||||||||||||||||||||||||||||||||
 自分の言いたいことが相手に分かりやすく伝わる文章を書くには、どんな作文の技術が必要なのか。読む人の気持ちを出だしで掴み、最後まで読んでもらう文章を書くためには、どういう工夫をしたらいいのか。この二点を大きなテーマとして、例文を引きながら検証していったのが本書である。
 文章を論理的で分かりやすくするためには、どんな点に注意を払えばいいのか。この点を記した本書の前半では、“、(テン)の打ち方”と“助詞の使い方”を見ていく件りが参考になった。どこにテン(読点)を打つかで文章の意味が全く違ってくることや、助詞の一文字が抜けているために誤解を招く文章になってしまうことなどが論理的に説明されている。こうして文章を書いていても、そうした部分はただなんとなく書き流してしまっていることが多い。ひとつのテン、ひとつの助詞をおろそかにした結果、こうした分かりづらい文章になったのですよと例文を示されて、これは心にとめておかなければという気持ちにさせられた。
 本書の後半では、無神経な文章とはどういうものか、文章のリズムの問題、文章を読ませる効果的な書き出しといった点について、新聞の記事や投書欄、文豪の文章を引きながら検証していく。なかでも、その文章を面白いと読み手に思わせるためには書き手が面白がってはならないということを記した件り(第八章「無神経な文章」の中の“自分が笑ってはいけない”の部分)が印象に残る。
 まるで自分の文章のことを言っているようではないかとぎくりとさせられた箇所もあり、とても刺激を受けた一冊である。読み手の誤解を招かない、分かりやすい文章を書くことを心がけていきたいと思った。 (風(kaze)/2004-12-14)
とても勉強になりました   ||||||||||||||||||||||||||
 文章の書き方を教えてくれる先生に出会わなかった人によい本。本多氏ご自身の考えに加え、著名な方々の著作からの引用も多いため、1冊で10冊くらいの本を読んだように勉強になった。本多先生はかなり辛辣だが、幸いお顔はみえないから、茶々いれながら読んでも怒られる心配はない。いちばん面白く読んだのは第8章の「無神経な文章」という一節。「ぬけるように白い肌」「冬が駆け足でやってくる」「ポンと百万円」などの紋切型の表現を氏は「こういう表現を平気で使う神経になってしまうと、事実の誤りにも気付かなくなる」ので危険と指摘する。確かに昨今のマスコミの方々の書く力のお粗末さは、自分で考える力のお粗末さ、ひいては批判精神のお粗末さへと繋がっていると思う。そういう意味では私のようなただの人以上に、文章に責任を持つべき人が読む本かと感じた。ただ、本多さんは烈しい方らしく文章にそれが現れる。「ヘドの出そうな文章」という言葉使いもその一つ。その例に出された方は真にお気の毒ではなかろうか。私自身は烈しい物言いの人に優しい人が多いことを信じているので気にならないが、やはりもう少し抑え目になさればよかった。ご本人も「自分のペンが怒ってはならない」と書いておられるではないですか。
 本人は「技術」の本のつもりでも文章にはその人の個性がはっきりと現れるものだなあ、と今更ながら気を引き締めた一冊ともなった。 (はな/2006-04-23)
この本を読んだのはもう 20 年まえであり,それ以後は読んでいないが,いまでも文章を書くときにはこの本からえた知識がやくにたっている.とくに句読点のうちかたと修飾語のならべかた (ながいものからみじかいものへ) はいつも意識している.理科系むきにはほかの著者による本がすすめられていることがおおいが,私は理科系・文科系をとわず,この本をすすめたい.本多のほかの本 (「殺す側の論理」) の書評で本多勝一を「ばか」よばわりしたが,この本は秀逸である.
(Kana/2007-05-18)
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あなたの話はなぜ「通じない」のか
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筑摩書房(2003-10)
山田 ズーニー
売上順位:13558
¥ 1,470(中古:¥ 49)

レビュー総評点:441総評点300以上の注目商品
同じ情報でも、日経新聞で書かれている場合と東スポで書かれている場合ではその信頼度に差が出る。
これをメディア力と呼ぶ。
個人のメディア力を如何に上げるかがまずもってポイント。
そして、「人は好きな人の話は良く聞き嫌いな人の話は聞くの嫌だ(p10)」というなんとも核心をつく言葉。
感情を共有することの大切さを説く。
コミュニケーション全般にありがちな落とし穴を浮かび上がらせ。そしてそれの対処法を書いてくれている。
常に携帯して空き時間に繰り返し読みたい本。 (ka-min/2004-05-06)
自分ブランド力 |||||||||||
この本は全編を通じて「自分のブランド力を上げなさい」と主張しています。
ブランド力が上がれば、話も通じやすくなるよ、ということです。
意外と盲点なのではないでしょうか。目から鱗が落ちました。
一方、自分の主義主張を論理的に説明する技術も必要です。
そちらは他の書物で勉強する必要があります。
この本1冊だけでは、話が通じるようにはならないので、注意が必要です。 (練馬のよっちゃん/2005-09-05)
タイトルはバカの壁に似ているけど |||||||||||||||||||||||||||||||||
 少しでもあんこが入っていれば満足な私の読書生活の中で、久しぶりにシッポまであんこのたっぷり入った本に出逢った。巷では『バカの壁』が注目されているが、「わかる」「わからない」をテーマにした本としては、こちらがベストセラーでもおかしくないくらいの名著だ。間違いなく私にとっては今年最高の一冊になるだろう。

 この本は、よくある小手先のコミュニケーション技術について書かれた本ではない。むしろ逆にスキルで取繕おうとするコミュニケーションの限界に気づかせてくれる。

 コミュニケーションの「根本思想」を扱おうという意欲は、ともすれば内容を抽象的で分かりにくくしてしまうリスクと隣り合わせだが、本書はよく練られた適切な事例により、鋭く明快な形で本質に迫ることに成功している。
 著者の今後の活躍に注目したい。 (sharetochange/2003-12-17)
想いを伝えることに熱心で誠実な人へ |||||||||||||||||||||||||||||||
 最近は、論理的コミュニケーションやプレゼンテーションに関する書籍が結構増えてきた。もとより「論理」は読んで字の如く論を尽くす道理なのだが、どうしても心が置き去りになっていく。本当に伝えたいのは「想い」だというのに、正論としての正しさの追求ばかりが先んじてしまう。
 本書は、著者が幾多の経験のなかで悩み・考えてきたコミュニケーションへのスタンスを伝えるものであり、志を込めたコミュニケーションへの方途を説く良書だ。
 本書で説くコミュニケーションスキル自体は、実際、必ずしも目新しいものではない。2.相手にとっての意味を考える、3.自分が一番言いたいことをはっきりさせる、4.意見の理由を説明する。要は、ここまでは「What-Why」の構造であり、ベーシックなものと言える。
 しかし、本書の肝は、伝わる前提となる1.自分のメディア力を上げる、そして、5.自分の根っこの想いに嘘をつかない、この2点に集約されるだろう。メディア力は「言葉は関係性の中で人の心に届く」と言い、共感を入り口にしたコミュニケーション、信頼関係あってのコミュニケーションとそのスタンスを説く。なにより、自分が本当に伝えたい想い、すなわち「根本思想」が届くことこそが目的だと言う。そう、単に自分の考えを通すということに留まらず、自分の想いを致すことに心血を割こうとする著者の姿勢に至極好感を持つ。
 実際振り返って思うのは、何のために人間関係に悩んだり傷つき傷つけているのだろう、また、何のために言葉のもどかしさに苛立ったり失望したりしながらそれでも言葉に心を砕こうとするのはなぜなのか。内面的な想いで繋がることを求めてのことではないのか。著者は「何歳になっても、どんな強さを手にしても、人と通じ合えないとき新鮮な痛みを感じ続けられる人は志が高い」と伝える。これほど斯様に、コミュニケーションに悩む者を勇気付けるメッセージはないのではないだろうか。
 
 考えを伝える汎用的な基本を押さえつつも而して内面的な「根本思想」で繋がることを訴える本書は、想いの世界観と外界とを繋げる契機を与える稀有な良書であると思う。 (ダチョウ平雅作/2004-12-11)
あなたの気持ちはどこにありますか? |||||||||||||||||||||||||||||||
著者のコミュニケーション対する姿勢が相手と「通じ合う歓び」にあること、それが前著「伝わる・揺さぶる!文章を書く」同様、ひしひしと伝わってくる良書です。
コミュニケーションの技術を解説する本は本著に限らず沢山あります。しかし、「何のために?」という”根っこにある思い・発言の動機”が、”相手に勝つために(=自分を絶対とし、相手をねじ伏せるため)”であることが多くありませんか?
本著は、全くの逆。自分の意見と根拠を明確にし、それをわかり易く伝える。そうすることで、好み・背景・考えの違う人々がひしめくなかで、開かれた対等なコミュニケーションができるのだと著者はいいます。
自分の意見をはっきり持ち、それをわかり易く伝える。その為の、技術がいっぱい紹介されています。
さあ、すぐに本書を手に入れてください。自分が変わり、相手も変わることうけあいです。 (三鬼なるたろう/2003-11-22)
著者の志は高い |||||||||||||||||||
 冒頭に著者の苦い経験が披露されている。
 会議で交渉した相手は、ふんぞり返って周囲を見下すタイプ。独立したての著者を貶めようとする態度に「こんな奴に負けるもんか!」と、戦闘体制に入る。はらわたは煮えくり返っているが、口では相手を褒める。相手がどんなに的外れな意見を言っても、遮ったり間違いを指摘したりしない。してもいない共感を口にして相手をいい気にさせ、話を本筋にもどし、最後にはこちらの主張を受け入れさせた。
 しかし、交渉に勝ったはずの著者の心は晴れない。翌日になると、生きるエネルギーがしぼんでいくような気がする。「こちらの主張を通すこと」が交渉のゴールだと思ったが、それは間違いだった。
 コミュニケーションのゴールとは「自分の想いで人と通じ合う」ことである、というのが著者の結論であり、本書のスタートである。全編を貫いているのは、「自分の内面に基づく、相手とのつながり」を結ぼうとする強い意思である。
 この強い意志があれば、「伝わらない」と傷つくときも、ちょっとした技術があれば伝えることができる。本書では、そのちょっとした技術(自分の言いたいことをはっきりさせる思考法、相手に伝えるための表現技術)を披露している。
 人を説得する技術、自分のメディア力を高める方法、共感の方法、信頼の条件。それぞれ著者の経験を基にした話は、「ちょっとした」技術ではなく、大いに参考になるノウハウである。特に「何を言うかより、どんな目線で言うか」には感服した。
 最後に著者は「あなたには、自分を偽らず、自分の想いで人と通じ合う力がある」と読者を勇気づけて本書を結んでいる。 (くろやぎ/2004-05-10)
日々の暮らしの中で、「この人の文章判り易いな」とか「この人の言葉ってちょっとトゲがあるな」などと感覚的に思っていたのですが、なぜそう思うのかがこの本により整理できた気がします。
話す相手によって自分がどう見られているか普段から気にしていた私は、「メディア力」という説明になるほどと合点。
この本から、人は人との関わりの中で生きていくということ、自分で考えることの大切さ、そんなことが導き出されたように思います。
「問い」って、確かに重要ですね。「問い」を共有するというのは確かに相手を理解するのにかなり有効だと思います。 (はじめたろう/2005-11-21)
自分のコミュニーケーションを改善するきっかけを得られた感じがします。
わたしなりにこの本の内容をを要約するならば、「メッセージが伝わるには、ある程度の明確さ+共感と信頼が必要である」といえると思います。
ある程度の明確さの部分では、「意見」と「なぜ」をメッセージに含めることや、話題の「問い」を意識するといったシンプルなことが書かれています。
共感と信頼の部分では、「正論を言うとなぜ孤立するのか?」、「話すときの目線はどうか?(アイコンタクトの話ではなく、相手との上下関係です)」、「信頼を得るには?」などのことが書かれています。
論理思考に偏らず、人とのつながりを意識しながらメッセージを伝えていくという考え方は新鮮でした。すぐに実践していきたいと思える内容ばかりでした。 (kenさん/2004-05-03)
山田ズーニーさんの書く文章は、心に"くる"。
不思議と「やってみようかな?」という気持ちになる。そこで本を読み、自分の話し方、人の話の聴き方を実践して見ると・・・。
「あぁ確かに!」と思えます。何ヶ月に一度は読み返したくなる内容の本でした。 (Kz-Shin/2006-01-21)
非常に読みやすいのに、内容が深い。率直に言って、著者は有名人ではないが、内容が的を射ていて、役に立つ点では、有名人の著書をはるかに上回る。
著者の主なメッセージは、まとめてしまえば、①話が相手に通じるためには、自分のメディア力が高いと通じやすい、言い換えると、相手の自分に対する信頼が重要。そのためにどうするか。②論理だけでなく、「共感」を得るように話すと通じやすい。そのためにどうするか。③筋道を立てて話すにはどうするか。の三点だ。こう書いてしまえば、当たり前のように思えるが、具体例を交え、実践論を展開してあるので、よく分かり、身に付いたような気がする。
 題名は、いかにもコミュニケーション論だが、それを超えて、対人関係論、生き方論にもなっている良書である。買って損したと思うことはありません。 (アダム・スミス/2003-12-02)
敵を知り、己を知らば、百戦危うからず。

というがこの本を読んで、
コミュニケーションと言うのはこういうことかと納得した。

正直僕は話が苦手ではない。が、
コミュニケーションは得意ではない。


その理由は、この本を読めば明確にわかる。要は
「聞く人を理解、知った上でのコミュニケーション」

が出来ていなかったのだ。

会話と言うのは両方に、聞く意思があって成立する。
その前提となる「相手を知る」ということが、
もっとも大事だと言うことをこの本を通じてやっと理解した。恥ずかしながら。

そしてそれは僕の実感値ともとても近いと感じたのだ。


では、どうすれば「相手を知る」ことが出来るのかは、本の内容にお任せするが、
単なる、説得ではなくお互いに気持ちの良いコミュニケーションを目指したい方には是非オススメの本だ。

(小林 鉄平/2006-06-27)
良書であったので、書評を書きたくなった。
何故なら、自分にとっての謎がいくつかとけたように思えたからだ。
特に印象的だったのは、「コミュニケーションとは、相手との間に橋をかけるもの」である。ということ。
この例えは、分かりやすく、なるほどと思えた。。
また、「相手の視線に立つ」という事も大事だと痛感した。
以前、自分の考えや意見は正しいのに、何故か相手に嫌われてしまうということがあった。
理由はこれだったのかと思えた。
以上、読む楽しみがなくなってしまうので、内容の紹介はこの程度にするが、
他にも色々参考となることがたくさん書かれている。
著者は、ベネッセの高校生添削20年という兵である。。
伊達ではないと感じさせられた。
みんなも、何故のスコップを手に、当たり前と言われる事を当たり前と思わずに、
色々な角度、様々な深さ、広さで掘ってみて、問う事の楽しさを味わおう。
あと、毎回同じだけど、この本を読んだだけですぐに変われるというわけではないが、
手引きとなる本だと思えた。
ということで、私個人の推薦度は4。 (kensan23/2004-10-08)
こんな本を探していました! |||||||||||||||||||||||||||
自分の言いたいことをなかなか理解してもらえない。
この、私にとって最大の悩みの原因は論理的思考や表現力の欠如であると信じ込み、そうした能力を鍛えるため数々の「良書」を読みあさってきました。
(「カーネギーの話し方入門」「ロジカル・シンキング」「分かりやすい説明の技術」等々。。)
そんな中でも自分に最も強烈なインパクトを与えたのがこの本です。
なぜならこの本は、「自分のメディア力」や「相手の根本思想」等の存在に触れ、話を理解してもらうには「相手との関係性」が重要であることに気づかせてくれたからです。
この本は、単にわかりやすい説明の方法だけではなく、いかに相手の共感を得ながら最終的に自分の話を理解させるか、という観点で書かれています。
著者の誠実な姿勢(著者名から受ける印象と違う)や読者に対する優しい目線も感じられ、私と同じ悩みを持つ方々にお勧めしたい一冊です。 (こうぢ/2004-02-29)
人間関係の基本です |||||||||||||||||||||||||||
コミュニケーションは人間関係の基本。それは誰でもわかっている。
「では、自分はうまく人とコミュニケーションがとれているか」
と自らに問いかけると、その自信は無い。
相手を論破したいわけではない。ただ、自分の言いたいことを相手にわかってもらいたいだけなのに、どうしてこんなに話がこじれてしまうのか?たとえ話をわかってもらえても、それで関係が悪化してしまっては、何にもならない。
この本は相手を論破するための科学的技術ではなく、宗教思想的な理論や「あなたの考え方を改めなさい」というような説教じみた理屈に基づくものでもない。日常で既に起こっている状況の何が問題なのかを気づかせてくれる。
どのようにしたら相手の感情を害すことなく、自分の意志も曲げることなく、自分の言いたいことを相手にわかってもらえるのか。わかってもらうためには、話はどのように組みたて、どのような話し方をすればいいのか。そのノウハウの基本を身につけるための指南書です。
事例ではビジネスシーンがよく出てくるが、夫婦間や恋人同士でコミュニケーションが冷えてしまっている方々、「どうしてあの人は私のことをわかってくれようとしないの?」と思っている方にこそお勧めしたい。
良書だと確信しています。 (スカラベ/2004-01-12)
万能の書ではない所がいい! |||||||||||||||||||||||||||||||||
この手の本はうさん臭いものが多いのも事実です。そのうさん臭さの原因は「こうすれば絶対に改善できる」ということが書かれていることです。しかし内容は実行不可能であったり、必ず誰にでも通用するものではなかったりと、ほとんど役に立たないものばかりです。
しかし、この本にはそのようなことは記されていません。
先ずは自分の信頼度≒「メディア力」がないと、何を言っても通じないし受け入れられないというのが書かれています。これは事実です。これの点を隠して論を進めても結局うさん臭い結論しか導かれません。
それを踏まえたうえでこの本を読むと、面白いことに気がつきます。
著者はまだ有名ではありません。つまりこの本は信頼度≒メディア力が低い。そこで本の前半で本自体のメディア力をぐぐっと挙げることを実行しています。つまり本の理論をこの本自体が体現してくれているのです。この点は、この本が人気を得ている要因の一つのように感じます。
無論、内容もとても理路整然としていてよみやすく、今からでも改善、実行できる内容ばかりです。
もう一度かきますが、この本は万能ではありません。しかし、必ず役に立つ本です。 (/2004-01-16)
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