amazonの商品情報を一望できるサイトです。
![]() |
|
「「変わる!」思考術 (PHP文庫)」 とその関連商品
・画像はamazonで最大のものを表示しています。
・書籍については他の本と比較した大きさに拡大縮小しています。右側の塗りつぶし部分は本の厚み(ページ数)です。
・レビューが参考になった→ ||| ならなかった→ |||
・総評点=レビュー点×(参考になった票-参考にならなかった票)<レビュー点は星3を0として計算>
・一望amazonにリンクを貼って紹介料をもらおう!
・書籍については他の本と比較した大きさに拡大縮小しています。右側の塗りつぶし部分は本の厚み(ページ数)です。
・レビューが参考になった→ ||| ならなかった→ |||
・総評点=レビュー点×(参考になった票-参考にならなかった票)<レビュー点は星3を0として計算>
・一望amazonにリンクを貼って紹介料をもらおう!
|
「変わる!」思考術 (PHP文庫)
ASIN:4569668623PHP研究所(2007-05-02) 畑村 洋太郎 売上順位:189917 ¥ 560(中古:¥ 148) |
レビュー総評点:9
畑村式総合編 |||
この本は時代の変化をどう捉え、それに合わせて自分はどう変わるべきなのかというのが主題になっています。でもそれ以外に失敗学、創造学、決定学という、畑村先生の主な主題がバランス良く盛り込まれ、まさしく畑村式総合編といった趣きです。なかには貴方の考えとは違う部分もあるかもしれません。ですが、自分の考えをハッキリさせる叩き台には必ずなります。畑村先生の本には当たり外れがありますが、この本は良質で値段も安価です。この本から読み始めてはいかがでしょう。
(ジブラルタルの風/2007-08-09)
以前出た本の文庫化です。
当時は、どこの企業もバブル期までの従来型のやり方から抜けられず、 社会全体が非常に苦しんでいたような時代でした。 そういう人たちに警鐘を鳴らし、「変わるとはどういうことか」「なぜ変わらなければいけないか」 「どうすれば変わることができるか」などを示したのが本書でした。 文庫化を機にあらためて読み直すことになりましたが、 社会現象を分析するときの畑村氏の独特の視点はあいかわらず面白いと思いました。 また、本の中で言っている中身は普遍的なもので、 いつの時代にも通用するものだというのがよくわりました。 (フィルさん/2007-07-15)
自分の価値観 |
東大工学部〜失敗学のキャリアから、予想したより、かなり抽象的な内容でした。
終身雇用が崩れ、流動性の高い社会への変化することが前提です。 企業に属しながらも、集団を牽引・改新する思考を持つことを強く勧めています。 その結果、場所を問わず活躍できる人間になることを目指します。 それとともに、従来の収入や豊かさを主とする価値観から脱却し、自分の価値観を確立することも勧めています。 (atom/2008-09-18) 変わるというキーワードは興味をひかれるキーワード、その上、著者が畑村さんってことで、変わることに対して失敗学の知恵をどのようにつかえるのかなど学びたく購入、通読。読みやすい本でした。焦点は変わる必要性、変わるには「逆転の視点」「三割の冷静さ」「課題設定能力」が必要、組織を変える上での具体的な手法なども面白かった。他にも詳しい本はいっぱいあるけども多読の中の1読としては十分な価値を持っている。ハインリッヒの法則は今の仕事にあてはめてみて、ひやりがどの程度あるのかを見直す価値はありそうだ。組織を考える上で、2:6:2の法則は必ず頭に残しておく必要があると感じた。
全4件のレビューを表示しています。(sickboy/2008-02-24) [amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.0 はてブコレクション数:この商品をリストに入れている人:
|
|
決定学の法則 (文春文庫)
ASIN:4167700034文藝春秋(2007-05) 畑村 洋太郎 売上順位:137396 ¥ 550(中古:¥ 25) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:1
失敗学の畑村さんの著書。決定学とタイトルをつけていますが、
内容的には失敗学のテーマをそのまま引き継いでいます。 まず結果だけをみるだけではなくて、その結果までを辿る道筋、手順を 確認する。その途中経路をしっかり確認しないとわからないままに なってしまうということ。 また自分が計画、実行をする場合にもその道筋、手順を残して、途中 行き詰ったら、どこでまずかったかを確認する事です。 本書ではその具体例をお花見を挙げてどう計画を立てていくかを 提示しています。 私自身も経験ありますが、こういったイベントをうまく実行できる人と 下手な人との差は大きいです。まず計画の立て方から大きく違うのかと 実感。その際、まずマインドマップ的なメモをとり、徐々にフォルダーのように カテゴリー別に分ける、いわばテンプレートを作成するわけです。 大変役立つ本だとは思います。但しもう既に畑村さんの著作を何冊も 読まれている読者にはもう十二分なのではないか?とも思います。 (フジキセキ/2007-06-19) この本で解説されている手法を実生活に応用できればかなりすばらしいことだと思います。しかしながらシステムエンジニアリングで従来言われてきたことと大差ないような気もします。著者流にアレンジしているところが差異といわれればそうですが、現場で意思決定を日常的に行っている人からみれば当たり前のことばかりのような気がします。
(たこたこ屋/2008-03-28)
失敗は創造の元
という言葉を通りに作り出された「決定学」 実際にあった失敗のケースをどうより良い方向へ決定させるか その手法が「吉野家」のケースなどをベースに論じられています。 ベースは失敗学とおんなじなのでより深めた理解をしたい人向けです (I/2007-08-22) 失敗学で有名な畑村さんの著作。
欧米に追いつきトップランナーの位置にいる日本はもはや人まねや先を行っている人を目標についていくだけでは駄目で、リスクをとって試行錯誤してあらたなる礎を築いていかなければならない。 リスクをとるにはリスクマネージメントの視点がもちろん必要なのであるが、日本人はまずはとにかく動き出すことが必要だ、と、発破をかけられているようだ。 ただ、何も考えずに動き出せと言っているわけではなく、では、どういうことを考えながら決定し、動き出すべきなのか、ということが書かれている。 (冬の暖かな鎌倉の海岸で/2007-08-18) 物事には決め方ってものがあり、決めたら動き出す。
全5件のレビューを表示しています。これが、本書を通じて著者が主張したいことでしょう。 決定学とは、人が頭を使ってモノを生み出す「創造」の 道筋で、いわゆる失敗学の逆になります。 決定において考えるべき事柄が5つ(「ヒト」「モノ」 「カネ」「時間」「気」)があるが、これらが成功に 必要なだけ満たされることは絶対にない。 しかも、「気」は中身が何なのか自動的には分からない。 それ故、今把握できている要素について頭の中だけでなく アウトプットして全体を抑えることが大切になります。 正に「言うは易し、行うは難し」。 買い物や乗り物など、身近な小さな問題から自分の型を 作ると良いでしょう。 (中/2007-07-30) [amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.0 はてブコレクション数:この商品をリストに入れている人:
|
他の画像を表示w:15 h:21 160page |
みる わかる 伝える
ASIN:4062145650講談社(2008-03-14) 畑村 洋太郎 売上順位:49990 ¥ 1,260(中古:¥ 486) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:20
失敗しないための方法 ||||
失敗を蓄積することは、失敗しないための方策である。
しかし、それだけでは十分ではなく、本書に書かれているような、 みる、わかる、伝えることに対する技術がなければ、過去の失敗も上手く生かされないことがわかる。 基本的な技術なので、習得しておくことは大切だ。 対象によって見方が違い、内容に対する自分の立場によって分かり方が違い、相手と自分の関係によって伝え方が違うことが習得できれることが大切ではないだろうか。 (kaizen/2008-04-06)
仕事や勉強にそのまま使えそう |||
観察力、理解力、伝達力などのスキルをアップさせるポイントを
簡潔に示した本です。 ここで提唱されている学習法は、仕事や勉強にそのまま使えそうです。 著者は「失敗学」や「直観数学」の提唱者として有名ですが、 一方で、ゼロからものをつくり出す独特の創造法なども提唱してきました。 今回の本は、観察力、理解力、伝達力という三つのテーマを掲げて、 そのエッセンスを整理して紹介しているという感じです。 身近な例をあげて、図を用いてわかりやすく説明してくれているので、 畑村理論の初心者にも読みやすいのではないかという印象でした。 また、ディープな畑村ファンにとっても、わかりやすく整理されたポイントを見て、 より深い部分を知りたければ既刊本に戻るという読み方もできるので、 かなり重宝する一冊ではないかと思います。 (フィルさん/2008-03-27)
丸覚えする参考書 ||
この本は最近の畑村洋太郎先生の考えを総まとめにした本です。要点だけを書いている参考書のような体裁をとっています。参考書だから丸覚えして使いましょう。仕事や日常生活において、この本の内容がバックグラウンドで働いてくれるようになります。さらに畑村先生の考えを知りたくなったら、講談社の現代新書の本がお勧めです。岩波書店から出ている『技術の創造と設計』という本は畑村先生の集大成といえる本ですので一番お勧めですが、いかんせん大部です。まずはこの本で、ご自身に合うかどうか確かめてみては。自分が変わり始める経験をなさる事でしょう。
(nomad.blue/2008-04-03)
観察して、理解して、伝達する。これらは様々な場面で対象物を前に必要とされる
能力ですが、これを畑村流に解き明かした本と言えると思います。 これらの能力を「みる」、「わかる」、「伝える」の3編に分けて、数ページの 解説で成り立つ10項目程度を各々に割り当てています。 能力と役割を明確にし、それが欠けることで発生する不具合が事例を含めて平易な イメージ図とともに説明が付きます。 本書を読めば、様々な面から自分が本当に観察、理解、伝達できているかを見直す よいきっかけになると思います。 例えば、最近問題となった、湯沸かし器の一酸化炭素中毒事故について 「10年でダメになるような製品であるなら、そのことを販売するときに言うべきだろう」 と述べており、「みる」という一つの能力の発展形であり、「時間軸を伸ばして 将来起こりうるところまでをみる」という視点で見ようとすれば、何らかの対策を 事前に打つことができたのではないか、と著者は言い、時間軸を取り入れた「みる」 視点を提案しています。 同様に「わかる」に対しては、「新たな学習パターンのテンプレートの構築」や 「直観による思考のショートカット」の提示、「伝える」の知識では、「やっては いけないことをやったときに何が起こるか」と「やるべきことをやらなかった ときに何が起こるか」の間違ったやり方の2つの側面について教えることで、 相手の理解を促進する方法の例示など、本書は、それ自体が正に「みる」、 「わかる」、「伝える」を実践した内容となっているのだと思います。 (daphnetin/2008-10-09) 物事の見方、それの理解の仕方、そして自分の中で理解した知識を他人に伝える方法について書かれた本です(タイトルそのまんま)。
この中で興味を引いたのは「暗黙知の表出」と「伝える」の2つ。 暗黙知は簡単に言えば「お前、知ってて当然だろ?」といったこと。そしてそのことについて質問したら「お前何言ってんだ?知ってて当たり前だろ!」「お前、バカ?」と怒られるような知識です。大抵のトラブルや情報の伝達ミスは、この暗黙知にあると思います。 ただ、現実問題としてそういう暗黙知は共有されることはなく、「他人と差別化するための知識(思い込み)」としてその人の中に囲い込まれる場合が多いと思います。それを打ち壊すことが「みる わかる 伝える」の鍵だと思います。 そして伝えるについては「いかにして相手に伝えるか」ではなく「相手が欲しいと思う状況を作り、そして伝わったかどうかのフィードバックを行うこと」とあり、山本五十六の「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」という語録と言っていることは同じだと思いました。 ニュースになるようなトラブルや事故に限らず、仕事上のトラブルやミスが発生した場合、それをこの本に書かれていることに当てはめて考えてみると、何に問題があったのか、どうすれば解決できるか、その道筋を見つけることができるのではないかと思います。 (ramblelazy/2008-05-13) この著者の本は、以前評判になった『直観でわかる数学』以来で、2冊目。正直に言うと、古書店に安く出ていたので、つい買ってしまった。イラスト豊富で、分かりやすそうで、気楽な読書にはいいかな、と思って…
ま、読んで悪い本じゃないですね。スイスイ読めます。ただしイラストは、実は参照しませんでした。だって、「ああ、コレがあるから、理解が助けられた!」っていうイラストは、ほとんどなかったですから。って言うか、文章が十分に簡略で、図式化された記述になっているので、必要ない感じ。 ただ、「伝える11 個で考え集団で共有する」の章の冒頭での、組織におけるプロジェクトの進め方の話には、ちょっとガックリ。畑村センセイは「仮に10人のメンバーがいて、そのうち1人もしくは2人が発案者になってミーティングで提案、それを残りの8人で検討するというやり方をしているとしたら、いますぐそんなやり方はやめた方がいい。時間の無駄だ。/ではどうするか。ミーティングの前に10人全員が、それぞれ個々にテーマについてトコトン考えるのである」(p144)と仰ってて、それはその通りなんだけど、実情から言えば、それができないから1人か2人がまず発案者になって…ってやるんですけどね。 全体にもっともな話が多いですし、頭の整理には役立つと思いますけど、それが出来りゃ苦労はないヨ、みたいな気分にもなります。 (モワノンプリュ/2008-08-13) 非常に大雑把にまとめれば、みることもわかることも伝えることも、アクティブに、自分でやる(または仕向ける)ことが大事だということを言っている本である。
全7件のレビューを表示しています。図解がわかりやすいわけではなく、そんなに簡単な本でもないと思うが、抽象と具体のバランスがよく、各自が応用出来る内容になっているので、星5つ。 (清高/2009-01-08) [amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数: |
|
畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書)
ASIN:4061498096講談社(2005-10-19) 畑村 洋太郎 売上順位:28458 ¥ 735(中古:¥ 181) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:86
どうすれば「わからない」ことが「わかる」ようになるのか |||||||||||||
本書では「わかる」とはどういうことか、また「わからない」ことをわかるようにするには、どうすればよいのかについて書かれています。
畑村氏によれば、ある物事を「わかる」状態とは、これまで蓄積されてきた自分の知識や経験と照らし合わせて、上手く一致したときだと言うことです。 あるわかりたいと思う物事に対して、頭の中にすでにある「テンプレート」を上手く当てはめることができれば、人はわかったと思います。しかし、「テンプレート」に上手く当てはめることができなかったり、「テンプレート」そのものが頭の中になかったりすると、「わからない」と思ってしまうことになると言うことです。 本書では、頭の中にある、いろんなものを引っ張り出してきて、照らし合わせたり、比べたり、こねくりまわしたりして、「わかる」状態になるためにはどうすればよいのかについて、述べられています。 文章は平易で、ページ数も少なく(新書でおよそ190ページ)、一気に読めると思います。 ただ、わたしのようなぼんくらには、「わかる」方法についてもう少し詳しく説明して欲しかったところです。ポイント、ポイントでは興味深いことが書かれているのですが。 「論理思考」中級から上級者向けだと思います。 (くまたま/2006-01-17)
長く1つのことをやっていてでた教訓 |||||
自分にも厳しく、愚直に技術者として長く生きてきた畑村先生だからたどり着いた「真理」をその人だけがわかるものとして隠すことなく、むしろ分解してヒントを出すことで(他のレビューでもあるように答えっぽいものは何も書かれていません!)読み取れた人に(多分同じような悩みを抱え、逃げずに来た人にとって)大きな教訓を示唆する本となっています。
ヒントの2つを紹介。 最後に書かれている手帳の使い方はまるきり同じではないけどもかなり似た使い方が出来ていることからうれしくなりました。さらに上を行く使い方のヒントを得ました。 また、文章だけではよくないとここ1〜2年絵を書くようにしていた私にとってこれも共感しました。しかし私より多くのポイントをもって絵を作成されているのみて今後の絵の書き方に刺激を受けました。 (yocchi991/2006-01-04) 著者が今迄にない内容であると記しているとおり、独特の視点で書かれている。しかし、本質を突いているので、理解するという事についての、有益な示唆が得られる。例えば直観についてだが、数学や化学式を解いていて、途中の式を省略して解答を導き出した経験のある人も多いだろう。また、自分の考えを構築していくことや課題設定することも書かれているが、これらの重要性を経済同友会代表幹事や産業再生機構COOも語っているので、これからの社会で有益な考え方を知る事が出来る。おすすめです。
(ジブラルタルの風/2006-04-23)
単なる勘でも経験主義でもなく ||||
重要なのは「もっとわかりやすく」することと「わかる人」を作ること。「失敗学」で有名な著者が、「わかる」という現象のメカニズムを解説し、「わかる人」になるための訓練方法を提案する。
著者の「失敗学のすすめ」に感動したので、本書も読んでみました。従来、「分かりにくい」ことがあると「伝える側が悪い」「受け手が悪い」といずれか一方に責任を押し付けることも多かったですが、本書を読めばそのような考えも変わります。 「わかる」ためには、まず、受け手の中に理解の取っ掛かりとなる「種」がなければなりません。受け手は、その取っ掛かりを利用して推論しながら、新たな「理解のテンプレートを作っていく」、これが「わかる」ということだ、というモデルは非常に納得感がありました。きっと、大脳生理学的な視点からも、このような見解は肯定されるものでしょう。 また、本書で紹介されている「わかる人」になるための訓練方法も有用です。「仮説立証」「課題設定能力」「意識的な定量化と基準作り」「因果関係を突き詰める」「絵を書く」「観察する」「逆演算する」「人にも伝えられるレベルで記録する」などのアドバイスは非常に役立ちます。すぐに実践したいものばかりです。 かつて、授業を受けても「全然わからん」といって、匙を投げたり、先生のせいにしたり、自己嫌悪に陥った経験がある方も、本書を読めば、その原因や対処法が分かります。教育に携わる方や、中高生、大学生などにも是非読んでほしい本。 (ぷりうす/2008-01-26) 著者によれば、「わかる」とは、
分かろうとする内容と、自分の中のテンプレート(既存の知識、情報等)が一致したとき始めて「わかる」という状態になる。 テンプレートがないか、テンプレートを適用できないと「わかる」ことはできない。 つまり事前の教育や情報が、物事を理解する(=わかる)ためには不可欠言うことですが、現実には、そんなにたくさんのテンプレートを覚えておくことも、学ぶこともできません。 そこで、未知の事象に出会ったときに、いかに自分の持っているテンプレートを、変形、組み合わせの変更等を行って「わかる」が重要というわけです。これがいわゆる頭が良い、物わかりが良い、頭の回転が速い、ってやつですかね。 なかなか示唆深い1冊で、今までボンヤリと思っていた「わかる」を具体的にしてくれたかなって感じです。 (蒼海苔天祐/2007-01-27) 最近の脳みがきブームには、どこか現実逃避じみたものがあるような、激しい違和感を感じる私。
基本的に備えている能力なんて、たぶん誰しも同じ。それでも成果に差が出るとしたら、それは頭の使い方が悪いのだ。 だとしたら、使い方を変えれば良い。それに脳なんてしょせんは筋肉なので、トレーニングの仕方次第でいくらでも鍛えられる。 要は適切に考える習慣があるかどうか。責任感を持って、自分のすべきことに向かい合って考え抜いたかどうか、差がつくのはそこでしかないのだ。 本書で言う、わかることのフレームワークは、ある種の技法論として、要素展開、構造化などは仕事上でも馴染んでいるので違和感がない(というか、普段資料化してる)。 ただ、この本でやはり傾聴すべきなのは、 物事に接して、その全体像、構造から機能までを直観的にとらえることができる人は「過去に徹底的にそのことについて考え、演習をして答え合わせまで行う経験をしたから」(P56) また、試行錯誤しながら、迷いながら課題設定を自ら行う という考えることの基本姿勢だ。 自分はまだまだできていないが、身の回りではこういう直観のはたらく人が実際にいる。IQが高いというよりも、透徹して考え抜いているからそれはできるのだ。 地味な本だが、昨今のおかしな風潮へのアンチテーゼ的な本。 (nack@仕事はどう?/2006-06-24) 「失敗学」で有名な著者です。
同じ著者(共著)「東大で教えた〜」を読んだことがありますが こちらは、あまり印象に残っていません。 しかししかし。 この本は、なかなかよい。 なにがよいか。 「わかる」過程がわかりやすく説かれていて、なるほどと腑に落ちます。 「わかる」というのは、自分がなぜいままで「苦労していたか。」「うまくいかなかったか。」 が「わかる」のも含んでいます。 読んだあとにあぁそうだったのか。と納得できる。それがよいのでしょう。 「わかる」から「創造」へつなげられるように、実践的方法論も述べられています。 すべての人に、一読の価値ありです。 (いじさま/2006-11-09) わかることが、創造することの第一歩となります。
わかる、しっかり理解する、創造する。創造するには、 このような人間の頭の中の動きを知る必要があります。 本書では、一歩目の「わかること」の概念を紹介して います。分かろうとする内容と自分が持つ知識などの テンプレートが一致することが「わかること」として います。 この説明は概念なのでわかりにくいかもしれませんが、 自分の知識や経験と結びつけたり、書籍内の他の記述と 関連付けたりすることで、わかってくるようになります。 これが正に「わかること」。 自分の知識や経験と結びつけやすくするための構造化 (テンプレート化)をすることで、「わかること」が より早くなりますし、何より新しくテンプレートを作る ことで新しい知見を生み出すことになります。 自分の知識や経験を一度整理してみてはいかがでしょうか。 (中/2007-08-08) 本書は、『失敗学のすすめ』以来、失敗学の意義を提唱されてきた畑村先生が、長年疑問に思い続けてきた(らしい)、「人が何かを「わかる」構造」に焦点をあてて書かれた。読んでいて納得させられるのは、学問には全てに共通する枠組みがあるということである。自然科学であれ、社会科学であれ、物事の要素、構造、機能を把握し、理解する作業には変わりない。ふ〜ん、と読んでいて納得する。自分自身、政治学を研究しているので、その観点からも納得がいった。
本書は、「わかる」技術を習得するための本ではない。「わかる」ことの本質を理解できる本である。ゆえに、何かに打ち込んでいる人、夢中になっている人、研究活動をしている人、などなど、何かを対象にして熱心に探り当てようとしている人にとっては大変面白い本だと思う。逆に、方法論を学ぼうという人には向いていない。 とにかく好著。 (コミー/2005-11-22) 「失敗学」「直観でわかる数学」の畑村氏が、「わかる」とはどういうことか、をテーマに書いた本。変化の激しい高度情報社会では、「所与の課題の解決」より「新たな課題の発見」こそ重要。それには目の前の事象を見るだけでなく、その事象を含む、より高次で普遍的な 「概念」を見つけ出さなくてはならない。その為の方法論を考えようという趣旨。
人間は頭の中に、物事を理解するための“枠組み” =“テンプレート(雛形、型紙)”を持っている。そして物事について、「要素」「構造」「機能」等が一致する“テンプレート”を見つけ出し、当てはめることによって理解する。適合する“テンプレート”が無い場合、手持ちの材料を組み合わせるなどして、新たな“テンプレート”を作らなくてはならない。新しい事象に出会ったとき、自力で“新しいテンプレート”を作り出す能力こそが「創造」につながる。そしてその力を伸ばすためには、常日頃から意識的に、様々な事象をよく観察し理解する=“テンプレート化する”ことを積み重ねる必要がある。 また、自分の頭の中で考えるだけでなく、メモ、記録など何らかの形でアウトプットして形にすること(人に話す、というのも勿論、アウトプットの一つだ)。また他者の話を聞く、語り合うなど、コミュニケーションによって、自分の中の“テンプレート(その材料のストック)”が豊かになっていく。 …と、ザックリまとめて思ったのだが、これって今人気の脳科学者・茂木健一郎氏の“ひらめき”“セレンディピティ”論ととてもよく似ている。著者は機械設計の専門家だが、知の最前線にいる人の考えることというのは、分野が異なってもどこかでリンクしてくるのだな…と、感銘を受けたりもしました。 (D.O./2007-05-30) 「わかる」が私の人生のテーマです。なぜ彼の人には理解できて、私に
は理解できないのか。よく悩みます。大きな課題も小さく分割して、そ れぞれを統合するんですかね。ともかく、私の場合は「和文英訳」の処 理過程を、テンプレートという概念でどうにかならんのかと考えていま す。認知科学とかなんかでしたら、なんか明確な答えが?? こんな私にも筆者は「絵と言葉との組み合わせ」により、非常にわか りやすく「わかる」というプロセスを説いてくれました。 テンプレート(TOEFLの英作で子どもはテンプレートて言って、自分 の英作を暗誦している型にあたるもの)を操り、問題解決に当たる。そ して今の世の中では、新しい事態に直面することが多い。その場合は、 自分で、課題設定し、テンプレートを創造し、対応する。工学の先生な のでお話が具体的です。あらゆる人に、いろいろと役に立つ「アイデ ア」を与えてくれる本です。「失敗学」の著者が、みんなもっと「わか る」ということに謙虚になれと言っているみたいです。 (陰陽師剣心/2006-08-22) 畑村洋太郎さんの啓蒙書は何冊か読みましたが、なんだか最初の著書の「失敗学のすすめ」を手を変え品を換え、使い回している印象を受けます。本書も、その例にもれず、「失敗学のすすめ」に書かれていたことが何度も出てきます。その意味で、畑村洋太郎さんの一般向け啓蒙書を読むのであれば、「失敗学のすすめ」がベストと思います。
批判ばかりしましたが、基本的には良いことが書いてあるので誰にでも勧めることができます。 (県人/2007-05-26) 知識や情報をわかることって以外に難しい。
何かを伝えようとした時に初めてそのことがわかる。 では如何に垣根を低くするか?それは相手の考え方や既存知識をわかった上で、ガイドして初めて可能になる。これが畑村式テンプレート。 わかったつもりから、真にわかるまでには、実は直観が必要。(直感ではなく) 何でもわかりやすく、といった時代の要請をしっかり分析されて、失敗学の経験から創造学まで考慮したうえで、基礎を易しく解説してくれる良書。 すぐに読みきれる厚さなので、学生、教師、社会人の必読書としてお勧めできます。 (AURON/2007-04-08) 畑村さんの本は難しいと思っていました。
しかし、この本はわかりやすかった。 「わかる」技術の本だから当然か。 理解のための「テンプレート」が作りやすかったのかも。 自分から積極的に、「わかろう」とする意欲がどうすれば湧いてくる のかも少しわかった気がしました。 色々な示唆に富んでいる本です。 (図魔論/2005-12-04) わかるという行動には様々な段階があると思う。正確に理解することは生きていく上で間違いなく重要な要素だと思いこの言葉の意味を学びたくて購入、通読。
全15件のレビューを表示しています。わかるというアクションが意味する頭の中の動きを解説してくれている。また、わかることを鍛える上での必要な行動、わかることを利用した生活の充実方法なども記載されている。興味をひかれたのはわかるの段階としての「テンプレートの構築」、「思考のショートカット」「逆演算」「定量化訓練」「図と文章の組み合わせ」など面白いものが多々ありました。特に図と文章の組み合わせは、今後の仕事の上でも意識していきたいアウトプットのポイントだと思いました。 わかる、あるいはわからせるためのポイント、仕組みが具体的に記載されている。何かを学ぶ必要がある、あるいは学んだ結果を利用する必要のある人には是非一読してほしい。 (sickboy/2008-06-11) [amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数: |
|
気づく力 (PRESIDENT BOOKS)
ASIN:4833450119プレジデント社(2005-08-18) 畑村 洋太郎 ほか 売上順位:30779 ¥ 1,000(中古:¥ 1) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:18
本書は、会社においての「気づく力」「考える力」「行動する力」を、カルロス・ゴーン氏、大前研一氏、斎藤孝氏など、現役の成功者に教えを乞う形で、参考にできるものは何でも気づいてみようという試みを取り、読者の成長を促す内容になっている。
オムニバス形式・多種多様な角度・視点が面白く、愉快に感じる。また参考になる部分も多く、何回でも読み返すことができるので、気に入っている。 (ヒュー/2005-11-07) 書名は「気づく力」となっていますが、目次の次のページに
「特集=『情報分析力』の鍛え方」、「特集=考える力」、 「特集=行動する力」、「特集=気づく力」というテーマで 雑誌掲載したものを再編集したと記されているとおり、仕事 の仕方全般という内容になっています。 理論中心の「論文」から体験談までバラエティーに富んでい ますので、興味のあるところだけ読むということも可能です。 具体的なハウツーに触れられている著者もあり、丹羽宇一郎 氏の「一つの週刊誌を隅から隅まで読み続ける」という情報 収集法を早速実践しています。 (和田岬/2005-09-22) 「気づく」というタイトルに惹かれて購入しました。同じ
全3件のレビューを表示しています。現象を見ても、十人十色の感想を持つでしょう。これは、先 天的な面もあるかと思いますが、頭の中のもう一人の自分と 対話して、シュミレーションする訓練をすることによって、 新しい「気づき」を持つことができると思います。 漫然と事象を捉えるのではなく、頭の中のハードディスク を回転させて、何か関連のある「ひらめき」がないかを考え る必要があります。そのためには、本を読んだり、人の話を 聞いて大量のインプットをしておく必要もあります。 ◆感銘を受けたところ 田中辰巳氏(リスクヘッジ代表取締役) 疑似体験というのは、実際に問題が起きた場合に間違いのな い対応をとるためのトレーニングである。 →いい仕事、意義のある生活をしようと思ったら、将来に起こ りうる可能性についてシュミレーションすることが重要。 「晴れの日に傘を張って、雨の日に備えよ」江戸時代の言葉だ そうです。(村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワン ダーランド」の台詞)。 何が変化し、何が変化していないかを念頭において、情報を 丹念に読み込んでいく。 →変化に気づくには、「時間軸」を持つことが重要。 過去→現在→未来は、常に変わらない法則である。時間が経っ ても変わらないもの、変わったものを分けるだけでも、新しい 「気づき」がある。 早起きを実行するには根本に立ち返り、自分は仕事を通じて何 を得たいのか、ハッキリさせる必要があるようだ。p.212 →人それぞれに体質があるので、誰でも早起きが有効とは言えな いと思う。しかし、生理学的には朝の脳の方が活性化されている らしい。その一方で、闇雲に早起きしても意味がない、早起きし てでも「やりたいこと」がなければ、長続きがしない。とりあえ ず、英会話でも読書でも、スポーツでも朝にしばらく続けてみ る、続けられるものが今の自分に必要であり、適性があると思う。 (くりぴょん/2005-10-26) [amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:3.5 はてブコレクション数: |
|
創造学のすすめ
ASIN:4062121581講談社(2003-12-16) 畑村 洋太郎 売上順位:175705 ¥ 1,575(中古:¥ 311) |
レビュー総評点:7
根気がある、物作りをしたい人にお勧めです。
この本ではゼロからの創造ではなく、機能->構造->要素と分割していって、それらを条件に合わせて再構成することで新しい機能を持つものを創造する方法について解説されています。順を追って行けば誰にでも理解出来る様、文章や方法は熟考されています。 当り前ですが、この本を読んだだけですぐに、効率的な創造が出来るわけではありません。順序立てて考える方法や考え方の整理・探索方法を元に実際に繰返し考えて実行する必要が有ります。 (yey/2004-04-20) 如何にして新しいものを”創造”するのか。
その手順を一般化しようと研究してできたのが「創造学」である。 新しいものができるまでの手順は一見、多種多様であるが、その中にも類似の道筋を辿ることが多いということで、エッセンスを抽出して分析している。 その分、適用範囲が拡がっているのかもしれないが、抽象的過ぎてイメージしにくく、なんとなくうなずけた「失敗学」と比べてしまうためでもあるが、難しく感じてしまう。 KJ法を取り入れた創造スキームの提案も行っているが、著者自身も最後に現段階での研究の成果と述べているが、あくまで”創造”のいち過程のような印象で、参考にはなるが確立されているともいえない。 それでも多くのエッセンスがちりばめられている本書は貴重だと思う。 (Takahiro/2005-12-01)
微妙 |
書き方がまどろっこしい。
定義するならきっちり定義を述べてほしい。定義等に使われてる言葉がどういう意図で使われているのかよくわからない。 そんな状態で具体例を出しても具体的過ぎてわからない。 私だけかもしれないが、本書は具体的で逆にわかりづらくなっていると感じる。 (Rago/2007-11-29) 「創造」という言葉には、オリジナル、ユニークというニュアンスがあると思います。モノを作成するときに、ハードでもソフトでもオリジナリティが求められますが、なかなかオリジナリティ、ユニークなものを作るのは難しい!というのが日々の実感です。
この本は、そのような創造活動を進めるに当たり、創造活動を構造的に捉え、それらの要素やプロセスを仮定することにより、ある程度の法則性を導きだしています。それは思考平面図から思考括り図、思考関連図、思考展開図と順を追って進めることで、誰でも無理なく創造することができる、ということ。 これらのプロセスを経ることで、自分の頭の中に思考回路ができ、他の人に自分の考えていることを説明できるようになる。そして、そのことが創造のスペードを更に上げていき、効率も高まっていくということです。 確かにあらゆる事柄から抽象概念を抽出して、あらためて具体物に収斂していくという作業は日々の業務で無意識的に行っているように思えますので、それらの行動を効率的かつ質を高く行うことができれば、業務を行う上では非常に素晴らしい武器になると思います。 ただ、本書にあるとおりにすればオリジナリティ溢れるものがいつでもどこでも創造できるということではありません。ちょっと残念ですが、まぁそういうものですよねぇ・・・。 プロセスや手法には参考になることが多かったです。ただ、これらのことは実践を通して身に付けることなので、読んだだけでは身に付かないのは巷のマーケティング関連の本と同様ですね。 モノづくりに関わる方には参考になることが多いと思いますので、一度読んでみることをお勧めします。 (itgaki/2007-08-31) 会社で働いていると、しかも学校を出てから何十年も同じ会社で働いてい ると、いつの間にか考える範囲が会社の中の考え方になってしまいます。 何か会社で事故が起きたときに、自分の仕事が世の中とどんな関係を 持っているか、起きてしまった事故から何を学ぶか、自分は何をしなければ いけないかを考える必要があると畑村さんは問いかけて来ています。 偽装事件を犯した会社の方に是非読んで、世間に対して自分がどんな 立場でいるか考えてもらいたい物です。 失敗から新しい物が必ず産まれます。 創造するためには自分の頭で考えることが本当に大切と思える一冊です。 (河岸宏和/2008-06-07) 物を作る仕事をしていて、これからも続けたいと思っている。形あるものからないものまで様々だけど、最適な手順を学びたくて「創造学」という響きに惹かれ、なおかつ、畑村洋太郎さんの著書は数冊読んでいるので、同じようなことが書いてあるのかなとも思いつつ、読みやすかった印象も手伝い購入。通読してみて、物事を創造する上での手順というのはしっかりあり、その手順手順で定義されている、ツールを利用することで創造的な活動は容易になると思いました。「アウトプット型創造」と題して、手順を実例込みで紹介してくれている。「生成物としての要素・構造・機能」「想念源」「水平法」「わかるパターン・テンプレートの構築」「アイデア生成技術」「具体化」「抽象化」など頭にためておきたい場所は多々ある。思考展開図の詳細が記載されているのが大きかった、創造のための思考活動の生成物として思考展開図は利用していきたいと思う。また、高め方での値の引出で棚を3つぐらい準備というのも頭に記憶を落とし込むときに有用な手段と思えた。体系的にもの、事象を作る作業を行いたい方は一読してみてはいかがでしょうか、きっと役に立つシーンに出会えると思います。
(sickboy/2008-03-31)
全6件のレビューを表示しています。[amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:3.5 はてブコレクション数: |
|
組織を強くする技術の伝え方 (講談社現代新書)
ASIN:4061498703講談社(2006-12-19) 畑村 洋太郎 売上順位:121002 ¥ 735(中古:¥ 140) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:47
元々、この作者は「失敗学」の権威で、様々な事故の分析なんかをやっている人ですが、そこで、2007年問題(もう今年ですね)で、団塊の世代の技術を如何に若者に伝えるかを解いた1冊。
「技術を伝える」ということは、技術を相手に「わからせる」ということですが、面白いのは、それは基本的に無理、相手が「わかろう」とする状態になっていない「わかる」ことは出来ないというのです。 いきなり不意をつかれた感じですが、 そのために、相手が分かろうとする状態に持っていくことを、様々な見地から説明しています。 ・受け入れの素地を相手に作る(基本的な知識を身につけさせる=基本的なテンプレートをインプットする) ・守・破・離が重要(最初は、言われたことを守り、次にそれを破ってみて、言われたことの正しさと間違いを知り、最後にそこを離れることで、自分流の技術となる) ・全体を見せてから、部分を見せる ・伝えるには、文字と、画像、音等の的確な組み合わせが必要 etc...etc... 私は、山本五十六の 「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」 という言葉を思い出してしまいました。 さらには、常日頃のコミュニケーションが重要であることや、伝えずに消えた方がよい技術もあること、伝わっていく過程で技術や情報が劣化していくことで、失敗や事故が起こること、 技術をわかる、身につけるには「失敗体験」も重要であると言っています。 わかること以上に、伝えるってことは難しいんだなあと思いましたが、同時にすごく面白くも感じました。 (蒼海苔天祐/2007-01-22) 「技術の伝達」をテーマにしていますが、
そのじつ、もっと広い意味での「知識の伝達」を扱っています。 なので、ここに書かれていることは技術に限定されることなく、 教育の現場や広告のようなものに至るまで、 あらゆる伝達の場所で使えると思います。 最も興味深いのは、技術を含めた知識は、 「伝えるもの」ではなく「伝わるもの」としている点です。 これをベースに説いている独特の「伝達論」は、 一読の価値があります。 (フィルさん/2007-02-14) 大切なのは、相手の気づき。
技術を伝えるとは 事柄を伝達した後の「相手が 見える景色」が大事とのこと。 (イメージできるか否か?)だと思います。 確信ともいいかえることができるのではないでしょうか それによって行動も変わる。 わかりやすい表現でよくわかりました。 (でっしー★/2007-05-02) 伝える側の立場で作ったテキストが多く、伝えられる側の立場に立ったテキストは少ないという。また伝えられる側の意欲を引き出さなければ効果は少ないともいう。
研修を行う際のカリキュラムの組み立て方などの参考になったのは事実。 しかし読み進むうちに、この本は「技術の伝え方」ではなくて、むしろ「技術の伝えられ方」として読んだ方が参考になるような気がした。自己学習のテクニックがいろいろと記載されているのだから。 (vatmideo/2007-01-03) わたくしは本づくり(編集)が専門です。
本づくりの技術は、どこかで失われてしまっています。 これは日々、痛感します。 「これは本じゃないよね」という本が平気で書店に並んでいます。 わたくしは小説も書くので、小説を書くという分野でも、 技術が伝わっていないのが、わかります。 これは小説とは言えないよね、というナニモノかが、 世の中に、あふれかえっています。 本も、小説も、人身事故を起こさないから、 大きな社会的な問題になっていない、だけのことです。 生産現場での話だから、ワタシハ関係ナイと 思わないで、本の周辺に生息しているみなさんにも ぜひ、読んでいただきたい1冊です。 小説を書きたい人に、オススメの本が何かありますかと 聞かれたときには、この本を推薦しています。 そういう読み方もできる本です。 (紫 麻乃/2008-07-16) 何かを人に伝えるときには、
「伝える相手のことを考える」 簡単に言ってしまえば、この一言に尽きます。 これだけを聞くと、そんなの当たり前だって感じると思いますが、 実際に実行するのは、結構難しい。 本書は、その難しさと具体的な解決方法を、 まさに読み手である私たちにわかり易い言葉で紹介しています。 組織、技術といった言葉に関係なく、 伝えることの難しさを実感したことのある方は、ぜひ一読してみてください。 (渡邉輝/2007-09-29) この本は、組織の中でどのように重要な情報を有益な形で伝達させれば良いかについて書かれています。それについて最も苦慮されているのが教育現場ではないでしょうか。先生は学生に自分の科目をどのように教えればよいかに悩まれ、学生は先生の話を最初から理解出来ないものと決め付けている。このような現状にある人にこそ、本書を手にして欲しいのです。人生は誰かに自分を伝え、相手を理解するのが最も重要なものであると思います。そのことに対して思索している良書です。特に将来ある学生にオススメします。
(ジブラルタルの風/2007-01-11)
全7件のレビューを表示しています。[amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.5 はてブコレクション数:この商品をリストに入れている人:
畑村式「知的創造」の本 教養 ビジネス・経済・キャリア 本当に儲かる法則 勇気と愛と決断力を磨く本 SE向けの経営・マネジメント本 はてブでチェックした本01 文句なしに、お勧めのビジネス書と文芸書 |
|
「失敗学」事件簿 あの失敗から何を学ぶか (小学館文庫)
ASIN:4094081801小学館(2007-06-06) 畑村 洋太郎 売上順位:74687 ¥ 540(中古:¥ 300) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:
[amazonでレビューを書く]平均点: はてブコレクション数: |
|
失敗を生かす仕事術 (講談社現代新書)
ASIN:4061495968講談社(2002-03) 畑村 洋太郎 売上順位:54923 ¥ 756(中古:¥ 149) これを買った人はこれも買ったよ![一覧で見る] |
レビュー総評点:33
「失敗学」といえば畑村さんというほどこの分野を確立された
著者のこれまでの主張をコンパクトにまとめられた一冊です。 「失敗学」からすれば主張も、文章もこなれてきてわかりやすい。 畑村氏入門という1冊です。 (ny/2004-09-11)
失敗学のすすめ新書版 |||||||||||||
「失敗学のススメ」を新書版にした感じで、
目新しい内容はほぼナシといえる。 面白いけど、どちらか読めば良いと思う。 (蒼海苔天祐/2007-01-27)
失敗こそ、創造の源である ||||
同じ著者の「失敗学」をさらに具体的に仕事に生かす方法について書かれた本で、失敗に関わらず、情報、知識、経験を如何に仕事に生かすかについて書かれています。
こちらも具体例がいくつも挙がっていますので、分かりやすいですし、すごく納得します。 思わず笑ってしまったのは(いい意味で、ですよ)、 著書の中で「思考展開図」と呼んでいる、課題を自ら発見し、その課題を解決するために具体的にどうすればいいかを発見していく手法の図が、 データ構造化の際のサービス定義、データ定義、システムの要求機能の整理の図にそっくりで、こちらの方がより素人に分かりやすいということです。 また、失敗は隠れたがる傾向があるが、隠れさせてはいけない 失敗や事故が起きたときには、「原因追求」は徹底して行うべきだが「責任追及」は起こってならない、 アメリカには、事故が起きた際に、「原因追求のためにすべての情報を開示する代わりに責任は一切追及しない」という司法取引が実在する言う話は、とても参考、勉強になりました。 失敗、失敗経験、失敗情報こそが、技術の習得を確実にし、技術の発展・進展にも大きく寄与する 失敗こそ、創造の源である 著者が、失敗の権威であると同時に、創造学の権威であるのも頷けます。 (yutakaeb/2005-01-10) 初めて畑村氏の失敗学の本を読んだ。書かれていることはあくまでも理想であり、この本を読んだら即失敗をしなくなる、失敗の可能性が少なくなることはないが、大いに今後の行動の指針になる。また、挿入されている図は簡潔でいてかつポイントを的確に表現している。自分もこのような図をかけるようになりたいと感じた。
(kentmild/2005-04-03)
人生を生きていくうえで、失敗を糧にしている人であるならば、
みなそれぞれの失敗学を持っているはずである。 本書の素晴らしいことは、それを簡潔明瞭に一般化して 万人にわかりやすく提示しているところである。 私も実は個人的な失敗学を持っているんだということに、 この本を読んで初めて気づかされた。 潜在的な思いを顕在化させ、実生活に役立たせてくれる本であると言えよう。 ただし、失敗を糧にしていない人が読んでも何もならないと思います。 悪しからず。 (/) 後に役立つ良い失敗と、回避できたはずなのに起こってしまった
悪い失敗があるという記述には少しドキッとさせられました。 また失敗を生かすための方法論を知っておかないと、失敗から学ぶことは できないという文章には説得力があります。 失敗を防ぐ、失敗から多くを学びたい人にはうってつけだと思います。 個人的にはもう少し具体的な事例、手順が書いてあればと思いましたが、 新書サイズでこの内容は満足がいきます。 (スノーベル/2002-05-11) いつもチャレンジして、失敗している、おばけのQちゃんは偉い!けど、一回一回の失敗が、次に生かされているのであろうか?あるいは、失敗を防ぐための、訓練、組織等は?と考えさせられる本です。
読みやすいうえ、以下の点で楽しめました。 ①「図」が楽しい。仕事の上でも使えそうだ。 ②良く言えば、実例、悪く言えば、話がどんどん発展していって出てくる逸話が、楽しい。飲み屋で、話がどんどん盛り上がって、あらぬ方向に行ってしまうみたいだ。 楽しいだけでなく、「なんとなく」仕事をしていてはいかんなぁ、と少し気が引き締まりました。 あと、できれば、上司に読ませたい・・。(プレゼントにどうぞ) (lemonerika/2002-05-08) 成功には学びようがない。が失敗には多々学べる。
全8件のレビューを表示しています。斯界の碩学がいかにして、このような考え方にたって、この「失敗学」を進めているかという動機や基本的な考え方を把握できた。 この考え方大事だと思う。忙しい人ほど大事だと思う。そういう人に、これ読んでみてください。 と薦められる一冊である。 (nakagawa/2003-02-24) [amazonでレビューを見る][amazonでレビューを書く] 平均点:4.0 はてブコレクション数: |
|
起業と倒産の失敗学 (文春文庫)
ASIN:4167700026文藝春秋(2006-07) 畑村 洋太郎 売上順位:229946 ¥ 600(中古:¥ 68) |
レビュー総評点:16
嫌なタイトルの本ですが |||||||
文庫本で安価で出ましたので読んでみました。タイトルは不気味ですが、確かに失敗例から学ぶことも多いはずです。
失敗は一つの経験ですから、その経験を共有化することで同じ過ちは犯さないと言うことで本書の価値があります。 特に印象に残ったのは、経営者の失敗例の原因の項で、欲得、気分、うっかり、考え不足、決まり違反、惰性、格好、横着、思い入れ、自室というところです。 それ以外にも「私だけは誤らない」という過信が失敗をもたらすなど、多岐にわたって解説しています。 起業家向けの本かもしれませんが、サラリーマンの自分にとっても身の程来し方という点で多いに参考になる本でした。 (ハスキルfan/2007-07-29) 本書を読んで、野球監督、野村勝也氏の名言
『成功に法則は無い、だが失敗には法則がある』 を思い出した。 成功者のモノマネをしたって、同じだけの財産や名誉は絶対に得られない。しかし失敗者のモノマネをしないことによって、われわれは確かに、失敗を防ぐことが出来るのである。 ユニクロを立ち上げた柳井正氏の著名『1勝9敗』そのものであり、企業は、一つでもアタリがあれば十分に成功したと言えるし、なにより倒産さえ避けられれば、生き延びてゆけるのである。 この視点を持ったとき、失敗学ほど豊かな学問は無い。 失敗から学ぶことはビジネスに限らず重要だ。日本人はリスクをとりたがらないというが、それこそ失敗学は余計なリスクを排除してくれるものだし、米国の戦略論よりも有意義なのではなかろうか。 本書の『起業と倒産』は、失敗学のホームグラウンドである。 ただし、著者はビジネス書の書き方に、まだ慣れていないようであり、それが失敗学の価値を落としているように思える。それに本書は、すでに失敗学を学習していることが前提となっており、大変に読みにくかった。 とつぜん『失敗学のフレームワーク』を見せられ、それに合わせた事例を語る、という書式を取っているが、そのフレームワークが有効なのかどうかもわからないまま話が進んでしまうし、その事例も、なんだか無理矢理に当てはめた感があり、信憑性に欠ける。 その事例も不親切で、売上高の時系列グラフだけでは、私には、倒産のメカニズムを理解できなかった。複雑に書け、とは言わないが、せめてバランスシートの貸方とキャッシュフロー計算くらいは欲しかったのが本音だ。 まだまだ課題が多い一冊。た |


これを買った人はこれも買ったよ
他の画像を表示