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「「行動できない人」の心理学」 とその関連商品

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w:13 h:18 224page
「行動できない人」の心理学
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ASIN:4569697429
PHP研究所(2008-01-08)
加藤 諦三
売上順位:10110
¥ 500(中古:¥ 138)

レビュー総評点:-51
心理学? ||||||||||||||||||||||||||||||
同じ文章を何度も繰り返す。変えようの無い部分の批判を延々続ける。愚痴の寄せ集めです。 (as/2008-04-15)
値段なりの内容 ||||||||||||||||||||||||||||||
途中まで読んで、発行年月を見てびっくりした。
2008年初版。20-30年前の内容。
まぁ、¥500だからいいっか。 (マーマー・ヨ/2008-03-11)
「なるほど〜」といった感じ。 ||||||||||||||||||||||||||||||
最近の学生は・・・という節で始まる部分が多く、
数年ままで学生だった私は読んでいてちょっと嫌な
気分になった。

「〜親を持つと・・・である」というものも多く、
じゃあ具体的どうしたら行動できるのかといったこと
が必ずしも明確に述べられていないのが残念。

ただ、参考になった考え方も多く、値段も手ごろなの
で一読しても損はない本ではあると思います。 (takayuki/2008-03-17)
行動を起こす事で自分を変える事をできる。だが必ず、阻害要因が存在します。
阻害要因を分析し、それを排除しようとするには、自己の創造がひつようとなります。

つまり、こうなりたいと自分で目標をたて、現状と目標のギャップを分析し、阻害要因を排除する為には、行動を起こすしかない事になります。阻害要因は十人十色です。自分がどのパターンタイプなのか
この本を読む事で認識する事で、、行動を起こす勇気がわいてくるかもしれません。

当たり前の事であっても、悩んでいる時は冷静に判断できないものです。 (engineer0318/2008-05-17)
とても参考になった ||||||||||||||||||||
今までなんとなく抑圧された自分を感じていました。その正体が結局「ノーと言えない自分の弱さ」や、「気を使うべき人を間違っていたこと」が原因なんじゃないかと気づくことができました。

ノーという勇気を持つことは自分にとっても、相手にとっても大事なことだと気づけました。

この本を読んで具体的にどう動くというのはまだ決めていませんが、自分の行動の心理が少しわかって気が楽になりました。

親や周りの期待にこたえようという気持ちが強くて、無理して頑張って疲れたと感じた人がこの本を読むと少し気が楽になるんじゃないかなと思います。 (ぱんださん/2008-08-04)
著者の「心の休ませ方・40のヒント」に続きこの本を読んでみた。どちらも、嫌悪感しか残らなかった。著者は学者であって、いろんな文献や、他者の経験をもとに立ち直る方法論を述べてはいるが、結局この著者は自分自身が、悩む、行動できない状況に陥ったことがないのではないのではないかと思う。

苦しい状況に陥ったことがないのに、こうすべきだ、原因は家庭環境、生育歴、親の影響が大きいと述べている。じゃあ、そういう原因があったことは認めるとしてその後はどうすればいいの?!私が求めていることは原因の追及ではない。原因はあなたに言われなくても分かっている。だから、これからどう進めばいいのかを知りたいのだ。

著者の回答としては、行動することの重要さ、あるがままの自分を受け入れることを述べているが、それがなかなかできない人はどうすればいいのであろう?

参考になることも書いてはあるが、文面が威圧的で、弱っている状況の時にこの文章を読むと、かえって落ち込んだり、「この人は分かっていない!」と腹立たしさを感じてしまう。この本は少し自分が成長して、自分の心に余裕ができてから読むものだと思う。 (もも/2009-01-01)
6件のレビューを表示しています。
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平均点:2.0
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自分をグーグル化してインディを目指す
最近気になる物
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w:10 h:14 204page
「不機嫌」と「甘え」の心理 なぜ人は素直になれないのか PHP文庫 (PHP文庫)
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ASIN:4569660061
PHP研究所(2004-05-06)
加藤 諦三
売上順位:20862
¥ 460(中古:¥ 186)

レビュー総評点:-10
う〜ん。。。 |||||||||||||||||||||||||||||||||
確かに納得できることは沢山あるんだけど
読後感は
救われない感じです

もっと明るく感謝していけば
幸せになれるんじゃないかな?
作者の父親についても酷く書かれているけど
このお父さんがいなかったら作者は生まれていないんだし
こんな風に本を書いて有名になることもなかったんだしなあ
コンプレックスを感じながらも浮気に走って家庭をつぶすようなこともなく
作者を育ててくれたんじゃないかなあ。作者も甘えてるよなあ
と思います

社会が平等で力関係なんかがないところなら作者の意見はまかり通るかもしれないけど
感情を出したくても出すと危険なシチュエーションって世の中には沢山あります
それを甘えとまで言われていろいろ心理学的に理屈をつけられるのはたまらない

おっしゃることはよ〜くわかりますが
頭が痛くなりました。 (ピノキオ/2007-04-05)
ええと。 |||||||||||||||||
色々な「不機嫌」と「甘え」の心理について細かくわかりやすく説明しているけれど、細かくわかりやすい対処法はあんまり…。

もっと事例ごとにわかりやすい対処法とか載ってたら、良かったんですが。
(ピグ/2008-09-13)
なるほど ||||||||||||||||||||||||||||
神経症的な人や精神的に未熟な人はちょっとしたことで不機嫌になりやすく、その原因は相手に無限のやさしさを求めているのだから、本人のイライラは解決しづらい。イライラの原因が甘えにあるからである。etc
というような内容のことが家庭内暴力や不登校、父親の不機嫌、恋人の不機嫌、などと掛け合わせて書かれている。
身近に、なぜかすごく些細なことで傷ついてはひとりですねて怒ってばかりいる人や、周囲に当り散らしている人がいるので、「なるほどー」と納得しながら読みました。
ただ、同じ内容のことが前編に渡って繰り返されているので、途中で飽きてしまったことも事実。読者としてはもっと具体的な対処法や、事例などを知りたいと思いました。 (考え中/2004-05-13)
で,どうすりゃいいの ||||||||||||||||||||||||||||||||
興味深く読ませていただきました.「素直になれない」私は,自分の経験と照らし合わせて,その理由に納得したり感動したりして,とても参考になりました.実際,マーカーで真っ赤っかです.買って良かったです.しかし,理由は分かったのですが,具体的な対処方法が乏しいような気がします.書かれている対処方法は,理由が分かれば自ずと分かることで,理由が分かっていても直せない人にとっていまいち決定的とは言えません.もう少し具体的な方法が知りたかった.でもこれも「甘え」ていることになるのかな? (/)
4件のレビューを表示しています。
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平均点:2.0
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w:10 h:14 200page
心が軽くなる本―「不安」を「安らぎ」に変える57のヒント (PHP文庫)
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ASIN:4569569609
PHP研究所(1996-11)
山崎 房一
売上順位:14090
¥ 470(中古:¥ 65)

レビュー総評点:54
突破口 |||||||
自分の思いを他人になかなか伝えられない人。
愛情に飢えている人。
周りの人ばかり幸せに見える人。
仕事に不安を感じている人。
なんとなく将来が不安な人。
すぐくよくよする人。
ストレスに弱い人。
人の目が気になる人。
そして、今まで書いたこと全部が当てはまる人。

そんな人の心をちょっとだけほぐしてくれる本だと思います。 (まーい/2007-12-05)
自分を大切に |||||||||||||||||||||||||||||||
著者は「思い切って自分に100点満点をつけてみなさい」と言っている。何か
と自己否定の方向に陥りやすい現代人には抵抗感のある言葉かもしれないが、
考えてみれば、自分を大切にできるのは自分しかいない。
この種の自己肯定は、偏狭な個人主義にはならない。自分を大切にする気持
が、心から他者を大切にしたいと思う気持ちにつながるからだ。
逆に、自分をダメだと思っている人の思いやりはぎこちなく、何となくお仕着
せがましい。ダメな自分を偽善者の振りをしてごまかそうとしているからだろ
う。優しい言葉をかけても、相手の反応が自分の思ったとおりでないとストレ
スがたまるのである。これは思いやりでも何でもない。
また、自分が元気であれば、周りの人にも元気が伝染していくものである。た
とえば芸能人は自分に100%つけてやらないと、とてもじゃないがやっていな
い。常に100%で精一杯頑張っている芸能人は、ファンを照らす光なのだ。 (ばろち/2004-04-10)
なかなかいい本です。心が新鮮になるような気がします。お勧めです。 (サニー@マミー/2008-11-27)
自分の気持ちを暗くするのは「自分の気分」だけ。
「ストレスは理屈では解決できない」この言葉にハッとしました。
落ち込んだ時に論理的に自分の心を分析すると、余計に混乱する。
今まで、自分がまさにそういう風に、色々なことを考えすぎて
気分が落ち込み、うつな気分に流されていたということに、
初めて気がつきました。

本書では、うつになりやすいタイプの人に自信をつけさせてくれる
アドバイスが多く記述されています。
不安な時、嫌な事があった時に、本書の助言を元に気分転換が
できたのでとても良かったと思います。 (English learner/2008-10-13)
4件のレビューを表示しています。
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平均点:5.0
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w:10 h:17 192page
どうしても「許せない」人 (ベスト新書)
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ASIN:4584121710
ベストセラーズ(2008-01-09)
加藤 諦三
売上順位:41382
¥ 730(中古:¥ 294)

レビュー総評点:0
精神的に自立した個を作るために ||||||||||||||||||||||||||||||||||
この本には3つのことが書いてある。
・世の中にはひどい人がたくさんいる。
・自分もひどい人になっていないか。
・ひどい人に利用されないようにするにはどうすればいいか。

あらゆるパターンの「ひどい人」が描かれていて読んでいてちょっと落ち込んでくる、暗い気持ちになる、憎たらしくなってくる。だけど、具体的には書かれていないが、ひょっとしてこれも筆者の意図かもしれない。「これを読んで感情的になるようではだめですよ」というサインとも考えられる。反省。 (gutenabend/2008-02-27)
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平均点:2.5
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w:10 h:14 354page
「困った人たち」とのつきあい方 (河出文庫)
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ASIN:4309462081
河出書房新社(2001-01)
原著:Robert M. Bramson翻訳:鈴木 重吉翻訳:峠 敏之ロバート・M. ブラムソン
売上順位:4589
¥ 798(中古:¥ 678)

レビュー総評点:-26
職場では生産管理に携わっているのですが、いつも部門間の調整に手を焼いています。結局、主張の強い人がいる部署の言う通りにせざるをえなかったりで。参考になりそうな書籍を探していました。
 感想としては、かなり参考になりそうです。この人が威圧的に接してくるのはこんな理由があったんだ。あの人の不満はこう対処すればよい。具体例を交えながら説明してあります。7つのタイプに困った人を分類していますが、複合的な困った人もいるでしょうからこのあたりは自分で検証してみようかと思います。
 ただ、他の方も書かれていますが、直訳調の文章は読みにくいですね。 (じょると/2008-09-27)
勝間さんのおすすめ、ということで購入した。

様々な「困った」人を体系化し、なぜそういった行動を取るのかを分析し、各人への対処法を具体的に記述するというやり方は斬新。まだ私の人生の中で会ったことがないタイプの人間もいて、参考になった。

しかし、一方で、日本語訳が酷い。あらからさまの直訳がいちいち目につき、1文1文が大変に読みにくかった。最後の訳者あとがきにもある「わかりやすい日本語」では決してない(ですます、である調の混在も気になる)。 (メロディ/2008-06-01)
翻訳本なので ||||||||||||
翻訳なので仕方がないかと思いますが、イマイチ読みにくいというか
文脈が私の読解力に、合いませんでした。

ただ、困った方々のタイプに関してなどは楽しめますので興味ある方
は是非。 (雷電/2008-06-02)
.
First, please read the Editorial Reviews on amazon.com, as well as the forty-two sample pages.
Of course, books which MAKE A GOOD LIFE BETTER are nearly-always appreciated. But don't we welcome more those which RELIEVE us of EXISTING SUFFERING? This is one such book.
Nearly two decades since first reading it, and my well-browsed now-worn copy still gets an occasional check. Finally decided to get an audio copy as well.
No, it won't make a futile attempt to convince you to look at the same matters with a different nearly-SPIRITUAL CHANGE-OF-PERSPECTIVE. (For the already-magnanimous among us who still struggle coping with difficult people, we've tried that, too--been there, done that, even bought the T-shirt). It simply explains what is happening both inside such people and around them, in a tone so casual, that the idea is absorbed nearly-unnoticed. And from knowing the enemy :-p, comes knowing what to do--only then are the ideas on how to handle them henceforth brought in.
If the lighter feeling one gets after reading the book is any indication, then it must work! At the very least, it makes pains-in-the-derriere people bearable. It just might save your sanity.
. (jml/2003-05-22)
SALVATION! |||||||
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Of course, books which MAKE A GOOD LIFE BETTER are nearly-always appreciated. But don't we welcome more those which RELIEVE us of EXISTING SUFFERING? This is one such book.
No, it won't make a futile attempt to convince you to look at the same matters with a different nearly-spiritual perspective. (For the already-magnanimous among us who still struggle coping with difficult people, we've tried that, too--been there, done that, even bought the T-shirt). It simply explains what is happening both inside such people and around them, in a tone so casual, that the idea is absorbed nearly-unnoticed. And if the lighter feeling one gets after reading the book is any indication, then it must work!
At the very least, it makes pains-in-the-derriere people bearable. Even has ideas on how to handle them henceforth. It just might save your sanity.
. (jml/2003-05-14)
内容としては興味深いものですが読みづらいです。
まるで機械翻訳されたような文章で所々違和感を感じます。

(引用)
-重戦車型は戦い上手だ。ふつう、長い間その技量に磨きをかけてきたからで
-それが他の人々を扱うための強力な武器だと知っているのだ。
-他方、あなたが攻撃の得意な人でなければ、素人にすぎない。

終始上記のよな文章で、言いたいことは分かりますが
もう少しうまい言い回しにしてくれると読みやすいと思います。
残念ながら私には最後まで読破する気力が持ちませんでした。 (ゆき/2008-10-07)
7件のレビューを表示しています。
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平均点:3.5
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w:10 h:14 238page
ひとを“嫌う”ということ (角川文庫)
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ASIN:4043496028
角川書店(2003-08)
中島 義道
売上順位:9622
¥ 500(中古:¥ 309)

レビュー総評点:296
嫌いの理由 ||||||||||||||
妻子に嫌われ、異国で別居生活中の著者がひとを嫌うという感情に興味を持ち、言及した本です。
嫌いな理由を理解できている人は少ないのではないでしょうか。この本では嫌いという感情の原因を分類し、解説しています。よくよく考えてみると他愛のないことで嫌いになっているものです。どうして相手を嫌いなのか理解することは精神安定上とても大切でしょう。極論が過ぎたり、著者の個人的な意見が入っている部分はありますが、非常に勉強になります。 (muiku/2005-12-14)
バイブル的存在の一冊 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
人に嫌われるようなことをしなければ、人から嫌われることはないのだと・・・
かくもおめでたくも幼稚な私の目から、うろこを全部剥ぎ落とし「嫌い」の正体を一から手ほどきしてくれたバイブル的一冊。
「嫌い」は相手の主観および好みに支配されるという、この極めてシンプルな(シンプルなだけに嫌われている当人はもはや手の下し様がないという)構造を知り、
当時身に覚えのない・・・こう言うこと自体そもそも嫌ってくれといわんばかりの傲慢さと無自覚で自分でも恥ずかしくなりますが・・・嫌われ方で心身症すれすれまでいっていた状況を救われました。
本当に本好きでよかったと実感した一冊でもあります。
「私の嫌いな10の人びと」のルーツをなす作品です。
こちらから中島さんにはいられた方にぜひ一読をおすすめします。
(SPYGL@SS/2006-03-07)
目を背けられがちな「嫌う」という感情に
を真正面から冷静に分析している。
高度な精神論だが中学1年生程度でも理解できるように書かれていて、私はここを特に評価する。
人の目が特に気になるという人は、嫌い・嫌われるという感情の正体から目をそむけないことで、かえって恐怖心が薄れ人生を前向きにかつ自分らしく生きていけると思う。職場で浮いて苦しかったとき、本屋でこの本を見つけて気持ちが救われた。一時期お守り代わりに毎日持っていった。
関係ないけどカバーに印刷された筆者近影はいかにも「哲学者」という風貌。 (なごなご3世/2005-06-04)
不思議な夫婦 |||||||||||||||||||
 親の激しく醜い夫婦げんかを見て育ち、こんな夫婦だけにはなりたくないなぁーと思っていました。
 気がつけば自分の恋愛は、けんかを避けているうちに修復不能なとこまで来ていたり、初めてのけんかで別れたりの繰り返しでした。
 いったいどうしてだろうって常々不思議だったのですが....。
 愛し合う限り、嫌いあうことも同時進行なのだというこれまた不思議な解説が妙にふに落ちた感じです。
 なるほどね、そうだったのか。 (niee/2004-06-23)
目からウロコ |||||||||
古本屋で手に入れたのですが、拾い物でした。
嫌いの分類、段階、なるほどな~と感心しました。
ある人物がなぜ嫌いか、何が嫌いのなのか、それを自分の中に問う行為は、有益であると思います。
それによって、自分が何が許せないのか厭うのかが見えてくる気がします。
そして、すべての他人をなんらかの点において、軽蔑したり嫌ったりしてしまう、というのも紛れもない真実なのだと思います。
自分がそう思っているのだから、他人からも思われているということを
自覚し、「嫌い」という感情を避けるのではなく、受け入れて生きていくことが大事なんですね。 (/)
誰かを嫌いになること。それはまったく珍しいことではありません。はじめから嫌うこともあるだろうし、好きという感情がいつしか嫌いに変わることもある。「好き」という感情がポジティブに語られるのに反して、こと、「嫌う」 という感情についてはネガティブな情報や認識ばかり。 ひとを嫌うということはそんなに悪いことなのか? そんな投げかけからこの本ははじまります。
たしかに、誰かを嫌うこと、あるいは、嫌われるっていうことは、疲れるし不快だし罪悪感にさいなまれるし辛いし寂しいです。 できれば、生涯無縁で通したい。けれども、著者も言っているように聖人君子じゃあるまいし、誰も嫌うことなく生きていくなんてできないのではないでしょうか。それほどに「自然な感情」であるのなら、変に抑圧しないで、むしろ前向きに受けとめていてはどうなのか、というのがこの本の主旨です。  
この本では、著者が考え抜いたという8つの「嫌いの原因」が挙げられ、それぞれの 原因について掘り下げた見解が展開されています。また、「嫌い」に関連するさまざまな文学や論文等が引用されているのですが、 これがまたおもしろい。個人的には、「成功者と不成功者」について引用されていたサマセット・モームの記述が、なんとも的確でシニカルで印象的でした。 (C-Sky/2001-06-07)
「全ての人を好きになる事はできない」ということを、誰しもどこかしらで悟る。
ただそれを押さえ付けるか受け入れるかどうかについては意見が分かれるだろう。

この本は、「誰かが嫌いである」ということを自分の中で圧殺せずに受け入れることを薦め、「さらっと嫌いあう」ことを提唱しています。

この言葉をどう感じますか?本書を手にとって、ご判断されることをお薦めします。 (読者/2006-08-27)
人は理不尽に嫌う |||||||||||||||||
哲学の人、中島義道氏(電気通信大学にお勤め)が
人を<嫌う>という人間のアリカタを
これでもかとしつこく、かつ誠実に叙述した本。

実際の人間関係に直接役立つか?と訊かれれば
「どうかな」と思いますが(からだを変えるのは難しい)、
氏の提示した<嫌い>の分類モノサシによって、
自分の(あるいは周囲の)<嫌い>の感情を、
無理に封じ込めることなく
具体的・客観的に位置づけることはできます。

「今感じている<嫌い>のレベルはこのあたりだな」

「なるほど、こういう原因で<嫌い>が発生してくるんだな」
(中島氏は8つの原因を挙げます。壮観です。)

<嫌い>をごまかすツラさ・怒り・居心地の悪さを感じている人は、
視界が開けるでしょう。その先は、茨の道かもしれませんが。 (プリシラ/2006-07-20)
ほっとしました。 ||||||||||||||||||||||||
会社と家の往復の毎日、上司や先輩との関係があまり自分に優位ではないと感じられて、説明すればするほど泥沼にはまりそう。それがすべて。しんどい。つらい・・・。
この本を読んで、やっとほっとできた。ひとを嫌っていい。そして、わたしも嫌われていい。理不尽なこと、あまりにも、なーんの理由もなく、私たちは皆嫌い嫌われている。だからそのダイナミックな情感の波動に振り回されろ。なんだ、そうだったんだ。 (滝本太郎/2001-07-03)
「嫌われたくない症候群」 ||||||||||||||||||||||||
いやいやいや、この本、いいですね。絶対オススメ。  そうなんです、
「嫌われたくない症候群」
って、多く見うけられます。カルト問題などに関わっていると、まさに感じます。
著者は、なんか近くにおられると疲れそうななんですが、それでいいのだろうと。
分析、観点が、とても素敵です。こんな題名の本、誰が考えます??
多分凄く頭が良くて、んで、自分自身に悩みながら、いい意味で居直って、記述されているんだろうなあ、と。 (/2003-01-15)
「嫌う」キッカケは他から齎されるものの「嫌う」という心情を維持し続けるのは自身の判断に過ぎない。
斯く理解すれば、やたらと腹を立てることもなく、気まずい関係を築くこともなくなるでしょう。

名著っ。 (カラバ侯爵/2007-02-11)
大いに嫌って結構 |||||||||||||
<嫌い>が蔓延する中、さほど気にせず平気でやりすごしていたところに、影響力ある人物から挑戦状を突きつけられた。人を嫌ってはいけない、あなたにもこういう悪いところがある、という後者を強調した糾弾だ。宗旨替えはできない!嫌いなものは好きになれないなどと抵抗しているときに、<嫌い>を肯定するこの本に出会った。人を嫌うことはよくないこと、と教えられて育った善良な人は、人を嫌うことに罪悪感をもつこと。そして自分への自己批判力に欠けること。嫌うことを認めることで、人生が豊かさをますこと。罪悪感を正当化するために数え上げられる嫌いな理由の無意味。妻子に大いに嫌われ、苦悩する著者の姿は、どこかコミカルですらある。嫌いな人を、嫌い要因8つに分類してみたらとてもおもしろいじ発見があった。これこそ著者の言う、ゆたかさのなのかな。好きなモンはしかたない、嫌いなモンはしかたない、そうカカカと笑える人になる本。 (billy33/2004-04-17)
著者が妻と息子から徹底的に嫌われたと言う経験から、「人に嫌われること」そして、その結果として、「人を嫌う事」を、感情を全く排除して分析、考察した珍しい本です。
読み進むうちに、「この人はウツではないのか?」と感じる点が多々ありましたが、それは読み手の読解力不足だったのだ、と言う事が最終章を読むに至って理解できました。
この人は本来はとってもピュアでA感受性が強く、そこに生来の頭脳の明晰さがあいまって、本書のような貴重な本が生まれたのでしょう。

とは言え、著者の主張を全面的に同意できないので、星は4つにしました。 (jiateng4/2008-04-24)
誰のことも嫌わないと宣言していたって、実際はどうだかわからない。
現在嫉妬し嫌っていることを悟られたくないのは、自尊心を傷つけられるから。

過去の嫉妬は語りやすい、狭量であった過去から自分は乗り越えて大きくなったことを自負できているとアピールできるし、自分より優位なものを認める愛すべき人間能力として歓迎されるからだと言っている。

今まで意識していないで利用していた、人間くさい「嫌い」を出している部分も実はそんな人間くささを愛してほしいなんて意識があったのであろうと本書で確認できたところが自分ではおもしろかった。

いままでの自分の経験を重ね合わせて読める本で、実際に嫌いに悩んでいることをなんとかする「ハウツー」ものではないので役に立つかはわかりません。 (はまさん/2007-01-13)
嫌いなものは嫌い |||||||||||||||||||||||||||
世の中には「人を嫌うこと」及び「人に嫌われること」をこれほど気にしてる人がいるのか、と一驚しました。新鮮な発見だったといえば言える。
だって、「嫌いなものは嫌い」なんてアタリマエの話ではないですか。
「親友と自称されても文句は言えない」というほど付き合いの深い友人が私にも少数いますが、それらの人物に対する私の感情は「6分の侮蔑と4分の畏敬」というところでありましょう。侮蔑の方の割合が大きいのだ。たぶん相手も同じようなもんだろうと思う。多少の「嫌い」を含んだ関係の方が長続きするし、内容も豊かだったりするんです。「自分自身との関係」に似てるからでしょうか。
「すべての人が好き」だの「あの人のすべてが好き」だのという盲目的な態度は、しょせん無理があるんだからいずれは破綻するに決まっている。「互いに相手のすべてを賛美していた」というニーチェとワーグナーの関係なんか僅か数年で破綻してるもんね。そういう経緯で人間関係が破綻しちゃって罪悪感を感じてる人や、破綻が怖くてストレスの溜まる関係を続けている人にはお勧めかもしれないなー、と思います。
個人的には、「この著者はそもそも『自分』との関係に問題を抱えているのではないか」と思いましたが。 (lemonhair711/2004-07-29)
22件のレビューうち参考になった順で15件までを表示しています。
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平均点:4.5
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w:12 h:18 237page
確率的発想法~数学を日常に活かす
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ASIN:4140019913
NHK出版(2004-02-29)
小島 寛之
売上順位:3329
¥ 966(中古:¥ 574)

レビュー総評点:58
平凡な題名が惜しまれる知的刺激に満ちた本。確率や不確実性をめぐる最新のトピックが手際よく紹介されるが(もっとも、語り口の平明さにもかかわらず、本質的な点を把握するのは結構難解)、その最終目的はロールズ流の社会原理を確率論の観点から裏付けることにある。ロールズの社会理論を構成する「無知のヴェール」や「マクシミン原理(最も不遇な人が最も有利になるよう分配を行う)」は、これまで様々な批判に曝されてきたが、それを本書では最新の確率理論の観点から擁護しようとしている。「過去への責任」から分配の在り方を論じる終章は、今後論議を呼ぶだろう。ですます調と、各章冒頭に引用される歌詞の選択が、玉に瑕。 (六条ひとま/2004-04-10)
 なんと刺激に満ちた面白い本でしょうか。確率論の本質を私たちの日常の現象と絡めて説明しているので、とてもイメージが掴み易い。7章以降はジョン・ロールズへのオマージュとして読みました。ロールズの思想を大変うまく説明しています。また、それに対するロバート・ノージックの思想にも言及しており、リバタリアニズムに関心のある人にも面白く読めます。さらに、株の期待値戦略や株価暴落のメカニズムにも触れており、相場関係者にも刺激的な本です。
 私たちの生き方そのものを問い掛ける本でもあり、このような廉価で面白い本はそうないと思います。確率論、正義論、リバタリアニズム、相場論、環境問題に関心のある人にはぜひお勧めします。 (orientstar/2007-10-01)
私には確率論の難しい話はさっぱりわかりません。
でもこの本で言っているのは、世の中の事象の多くは確率論的に起きている、ということ。
それならば、発想も確率的に考えて、対処すればよい。
簡単なようでいて、実は大きなパラダイムシフトを含む課題ですね。
でも超えることができれば実に面白い世界が広がると思います。
珍しく、新聞の書評欄で興味をひかれて購入した一冊。お勧めです。 (america_kabura/2005-04-28)
確率論の中でもベイズ理論や期待効用理論がメインテーマ。
期待効用理論は大学で習ったことがあるけれど、わけのわからない数学記号ばっかりで非常にとっつきにくかった記憶がある。だけどこの本では、いろいろと具体例で解説してくれるところがよい。大学の時は「効用分析の数理と応用」(コロナ社)を使ってたが、数ページで撃沈したので、これを機に再チャレンジしようかと思った。またナイト流不確実性やコモンナレッジなどの解説もありなかなか新鮮な感じがする。

さらに、いろんな社会問題に確率論(経済理論)を適用し考察しており、原発問題や株価暴落のメカニズムなど、深い洞察を示してくれていると思う。 (mikioです/2007-03-06)
本書のテーマは確率というよりも不確実性といった方がいいかもしれない。
この世の中にある不確実性をいかに取り扱って生きていくか、それが本書のメインテーマだろう。

保険やギャンブルといったリスク及び不確実性とヘッジのメカニズムは、ある程度知っているとはいえ、うまく説明している。
特に、個人のリスクはヘッジできても、社会全体のリスクはヘッジできない、というのは重要だ。

インフォームド・コンセントに潜む罠は、個人的には目から鱗だった。
インフォームド・コンセントでは統計的にしか説明がなされない(9割の確率で成功する手術とか)が、患者にとって起こるのは成功か失敗かの、つまり1か0かの世界なのだ。
自分と同様の環境では9割の人が成功するとか言うのは、私という患者にとってはどうでもいい話で、重要なのは私が手術に成功するかなのだ。
被害を母体全体に広げて割ってしまうところに、統計の落とし穴があるのだ。


後半では、フランク・ナイトの提起したリスクと不確実性の問題が軸となる。
リスクは発生確率が予見可能だが、不確実性は発生確率さえわからない状況だ。
そして、人々は不確実性をより回避したがる。

これを筆者は、確率の加法性の放棄、つまり足しても1にならない確率、を考えることで説明する。
確率がわからない状況下では、確率が最低となる状況×得点、で得られる期待値(マルチプル期待値)が最大となるように人々は行動するというのだ。

次に、情報の欠落が不確実性を呼び、その情報がコモン・ノレッジ(全員が知っており、さらに全員が知っていることを知っている状況)になることで不確実性回避と同じ現象が発生することを論ずる。

そして、これらを組み合わせると、ロールズの正義論を新しい角度から眺められるのだ。
まず、無知のヴェールの状況下では、人々は不確実性の中にいる。
しかし、基本財にかかわるイベントについては、人々は見分けることができるので、基本財にかかわるイベントはコモン・ノレッジになる、つまり不確実なものではなくなる。
すると、不確実ではないイベントの方が期待値計算ではより大きい重みが置かれるので、結果として「不遇な人々の利益の最大化」になる。

最後の2章では、針を過去に向けて、起こらなかった出来事に対する確率論を展開する。
責任概念とかが絡んでくる部分だ。



個人的な意見としては、そもそもマルチプル期待値の考え方そのものに疑問が残る。
というのも、この方法だと、ツボの中に赤玉と白玉が何個かずつ入っているがその比はわからない状況で
1 何を引いても必ず100円もらえる
2 赤玉を引いたら200円、白玉を引いたら100円もらえる
の二通りのくじを考えると、どう考えても2に参加すべきなのに、マルチプル期待値の考えではどちらに参加しても同じという結論が出てしまう。

また、基本財がすべて、そしてそれのみがコモン・ノレッジになるかどうかはかなり微妙なところだと思う。

しかし、ロールズの理論への数学的アプローチとしては非常に野心的で、興味深いものである。

なお、ロールズの議論への、本書とはまったく違った角度からの数学的アプローチとして、佐伯胖『きめ方の論理』がある。
こちらは社会決定理論の観点から、ロールズの難点も指摘しつつも、その意義を強調している。 (θ/2008-09-20)
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成功と失敗を分ける心理学(愛蔵版)
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PHP研究所(2008-09-10)
加藤 諦三
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¥ 500(中古:¥ 113)

所属カテゴリ:
読みもの 心理学 人文・思想
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身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価
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日本教文社(2005-09)
原著:Gabor Mat´e翻訳:伊藤 はるみガボール マテ
売上順位:3755
¥ 2,200(中古:¥ 1,694)

レビュー総評点:200
身体の声にすなおになろう ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タイトルに惹かれて購入。「抑圧された感情の代価」という副題の通り、
さまざまな理由で素直な感情表現を阻害され、その結果、深刻な病を患う
に至った人々が、インタビューに答えて自らの人生を語っていく。読み進
めていくにつれて、「ああ、そうなんだよなあ、そうなんだよなあ」と身
につまされて、涙が止まらなかった。誰も好きこのんで感情を抑圧したわ
けじゃない。愛を得ようとして、自分を守ろうとして、生き延びようとし
て、無意識のうちにそうせざるを得なかったのだ。それが病気という結果
となるなんて、人生ってなんて悲しいんだろう。人間ってなんて愚かなん
だろう。と、思うと同時に、自分を含めた人間全体に対する、優しい慈し
みの気持ちも湧いてきた。もっと自分にすなおになろう。自分の気持ちを
大事にしよう。そこからしか、真の人生は始まらない。そう自然に思えた
ことが、いちばんの収穫だった。具体的な処方せんが書いてある本ではな
いけれど、自分の人生を見直すとてもいいきっかけを与えてくれる本だと
言えるだろう。 (沖縄/2007-09-13)
体が解放される本 |||||||||||||||||
これまでの病気の常識を覆す本である。

免疫・内分泌・神経系などがいかに病気と関係しているのか、
タバコを吸えば必ず肺がんになるわけではない。

肺がんになる人もいれば、ならない人もいる。
これまでの病気のリスクファクターといわれてきたものが、
実はそれほど重要ではなく、もっと性格面が病気に影響を与えいたこと。

生まれながらの負の連鎖、親子のアタッチメントのあり方など、

真の人間とはいかにあるべきかを考えさせる本である。


人間は、物質だけ存在しているわけではないことが良く理解できた。


名著です。 (じんじん/2007-05-28)
本書を読み終えてまず印象的だったのが筆者の謙虚さである。
「こうすれば良くなりますよ」的なアドバイスめいた無責任な表現は一切なく、研究結果、事例を通して言える精一杯のメッセージを読み手に投げかけてくれる。
医学というのは単純化されたモデルを求め、その中にある普遍性を見出そうとする。医学の背景にある自然科学というものがその特徴といえる。しかし、人間の心と身体はそう単純なものではない。病気を原因はある一つのモデルで説明がつくものばかりではないし、また、ある特定の背景だけが原因ともいえない。もう少しわかりやすく例えれば、癌の原因は遺伝だけですべてが説明ができるわけでもなく、また生活習慣だけで説明はできない、また、感情の話だけでも説明はつくまい。(このような本を読めば尚のこと注意が必要)当然のことながらそれぞれが影響しあっているのです。ただ、なぜそのタイミングで、なぜその部位に、なぜそのような症状がといったその人固有のメッセージが存在することに「気付き」が必要であることは本書の存在の意義であると思います。
今までの医学のスタンスであった心身二元論ではたどり着けないであろう、またこのようなテーマは複雑であり・断定的に説明がつかないだけに従来の医学の観点からは批判の受けやすいものではあるが、
それでも尚このテーマに挑み、探求し続ける筆者の姿勢に深く感銘を覚えるものであります。 (カスタマー/2008-07-08)
精神神経免疫内分泌学の専門家であられるカナダ人医師が、人が感情を抑圧すると身体にどんな影響があらわれるのかを、症例を紹介しながら丁寧に解説している本です。人が病気になる原因は、遺伝・生活環境などさまざまですが、感情面も関係している場合があります。例えば子供のころの成育環境で、怒りなどの感情を適切に表現できず、心の奥底に膨大な感情を抑圧された形でため込んでしまうパターンを身に着けてしまった場合、本人も気がつかないところで、神経系、免疫系、内分泌系を通して身体に悪影響をもたらし、結果的に病気として出てくることがあるようです。具体的な処方箋はあえて載せられていませんが、考える材料となるヒントを親切な形で示してくださっています。特に、長年にわたって深刻な病気を患っている方や、いわゆる病気のデパートになってしまっているような方には、ご一読をおすすめしたい本です。 (ポン太郎/2006-12-06)
 とてもわかり易く、読み易い。

 著者が作家的に執筆しておられるため、文章の中に入り易く、また、訳者の翻訳が的確、簡潔でわかり易い。
 著名な方々も、多々登場し、読むほどにハマル。

 抑圧された感情は、その人物の内部から無くなる訳ではなく、どこかに影響を及ぼす。それが、身体に表出した事例が取り上げられている。抑圧の対価は非常に重いものであると感じざるを得ない。
(/)
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「世間」とは何か (講談社現代新書)
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講談社(1995-07-20)
阿部 謹也
売上順位:14226
¥ 777(中古:¥ 1)

レビュー総評点:208
つい先月、著者の阿部氏の訃報を聞き、
あらためて手にとってみた。

著者の阿部氏はドイツ中世史の専門家で、
出世作の「ハーメルンの笛吹き男」では、グリム童話を手がかりに
中世を生きた民衆の社会的環境、とくに職業や身分による階層社会、
差別の問題を浮き彫りにした。

本書はその日本史版といってもよいだろう。
万葉集、徒然草、歎異抄、西鶴、漱石と各時代の物語を紐解きつつ、
日本人にとって「世間」がどのような存在であったかを考えていく。

日本における「世間」の特異性は例えば、

・世間を騒がせたことをお詫びしたい、という言葉は
 英語やドイツ語に翻訳することができない。

・宝くじにあたると日本では世間をはばかって隠したりするが、
 アメリカでは新聞に堂々と顔写真がでる。

などに現れているという。

世間は顔見知りの人と人との具体的なつながりであり、
世間体は個人の自由や利害に優先する。

そして万葉の昔から今にいたるまで、
世間は暗黙のうちに日本人の行動を規定している。

このことはすなわち、日本に「個人」が長く存在しなかったこと、
そしていまだに日本には「個人」が存在しないことを意味している。

この本のいちばん凄いところは、
この事実=日本には個人が存在しないことを発見した点であろう。

なにしろ、あたっている文献の量が半端ではない。
阿部氏にとって日本史は専門外ながら、
本物の学者が本気で取り組んだテーマであることがわかる。

文献考察が主で、論旨展開に特別な起伏もなく、
読み方によっては退屈かもしれないが、
内容はけっして凡百の日本文化論ではない。

例えば忠臣蔵の精神は四書五経の中には見つからなかったが、
阿部氏が指摘した「世間」の中にはそれがありそうだ。
「世間」は日本人の伝統的精神構造を読み解くための、
ひとつの大きな鍵なのである。

誰にでも薦められる本ではないが、名著であることは間違いない。 (丁三/2006-10-21)
世間とは |||||||||||||||
 世間というものに対して社会史的にアプローチした名著。社会科学や従来の西洋知識人の輸入に
依拠ぜず日本の特質を明らかにしている。
 日本に於いてはネットですら世間的なものが幅をきかせている所から見ても著者の考察は重要である。
 特に著者の他の著作もあたれば大学という所がもっとも世間的な所であることに思い至るはずだ。
 世間という語の語源から日本の様々な著作を通じて世間というものを浮き彫りにしている。 (きんぐ研究会一同/2006-09-10)
日本人の中に根付く「世間」という概念 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
~アメリカに10年いましたが、日本に戻ってきて日本人がよく「会社の一員として」「部の一員として」「党の一員として」という答えを会議でも国会答弁でも繰り返していることに常に違和感を感じました。「あなた個人としてはどう考えているの?」ということが本当は大事であるはずなのに、「集団的答弁」に固執するのはなぜか、さっぱりわかりませんでしたが、明~~治20年代に「個人」や「社会」という言葉が輸入されたと読んで初めて納得しました。そもそも日本人には「個人」という概念が存在せず、それゆえに「社会」という概念も存在せず、「世間」しかなかった。ある言語にその言葉が存在しないということは、それまでその言葉が意味する概念が不必要だったということを意味すると考えます。日本人はその民族として、「~~個人」や「社会」という概念を民主主義というシステムの元で運営してまだ50年強。自由や権利には責任が伴い、義務が存在するということを日本人が肌感覚で持っていないんだということを理解するのにはうってつけの本であると思います。ちなみに世間というものがきちんと分析できたり、ある体系的な説明に落とし込める時が来るとしたら、その時にやっと日本に「~~個人が形成する社会」が出来たのだと分かると思います。~ (どんぐりマン/2004-01-30)
*****

阿部謹也氏が亡くなった。享年71歳。

ドイツ中世史を専門とする阿部謹也は『ハーメルンの笛吹き男』で知られるが、
彼の名前が広く一般に知られるようになったのは『世間とは何か』が上梓
されたのちだろう。彼の「世間論」をアカデミズムは無視した。自身が「世間」
の住人である学者たちにとって阿部の指摘する「世間」は空気のようなものなの
で対象化できなかったせいだ。阿部を支持したのは、この日本社会が妙に生き
にくいと感じていた一般読者だった。

喫茶店で携帯電話を取り出し、大声でしゃべっている中年男性がいた。
高価そうなスーツ姿、滑舌の良い声で完璧な敬語を使っている。どこから見ても
経験豊富で有能な営業マンにしか見えない。取引先らしき相手への丁寧な対応は
模範になるようなものだった。しかし、すぐ周りにいる人間へのこの男の配慮は
ゼロであった。この極端な落差はいったいどこからくるのか。電話の向こうの相手
には常識をわきまえた適切な対応ができるのに、すぐ隣にいる人間への配慮が
どうして欠如してしまうのか。

この日本社会がなにやら生きにくい、周りの人間の言動が理解しがたいと普段から
感じることの多い人にとって『世間とは何か』『日本社会で生きるということ』は
必読書である。
(土佐の酔鯨/2008-05-18)
世間の謎 |||||
 多くの実例を元に日本に残る「世間」というものを解きあかした名著。
 ある意味それは空気といってもいいかもしれない。
 いまだに日本人の間に残っている「空気を読め」という言葉などもそうだ。
 少なくとも日本人にはシロクロをはっきりつけるという意識は学者でもいまだに存在しない。
 罪をおかしていなくても疑われた場合世間を騒がせて申訳ないと謝罪しなければならない。
 特に後半の漱石を中心に分析した項は日本人がいまだに近代を迎えていないと痛感させられる。
 日本の自称近代人や自称西洋学者たちが見てみぬ振りをしようとしたものをまざまざと見せ付けてくれる。 (山耕一朗/2007-04-11)
 世間とは一人一人が一つずつ持っているものではなく、
一個人がいくつもの異なる世間をその行動領域に応じて持ち、
それらを総合して自己の中でその意味、仕組みを見出すものだ。
個人個人によってその概念はあまりにも異なる。
それ故に世間というものを体系的に語るということは不可能である。
 
本書に記されている歴史的なエピソードは、今自分が生きている「世間」を対象化させるための材料にすぎない
(あるいはこの特殊な概念から歴史をみるという新しいスタンスの提示)。
 そこを見誤るとこの本の価値は下がってしまうので注意されたし。 (田舎学生/2003-10-01)
本書は、ドイツ中世史を専門とする著者が、
「世間」という日本社会に連綿と息づく社会的特質を
様々な文献を手がかりとして描き出したものである。

既にレビューも数多く、書くべきところは殆ど無い。
よって、ここでは重複を避けるため私的感想のみを述べるに留まろう。
蛇足と理解しつつ、本レビューを読んで頂きたい。

思春期を迎え青年期に入るなり、若干の海外生活の経験がある私(ごとき)は、
日本で暮らす事にある「生き辛さ」を感じてしまった。
「自分が正しいと思う道を突き進め」などと、
「個人」を尊重した価値規範を基にのたまわれる口当たり美味な少年時代の教えは
現代日本社会においてはある種弊害となる。
実際には、正しいと思った事をこの場所で突き通すには覚悟と根性と才能が必要である。
何故必要なのか? 何故突き通せないのか? 
その答えが「世間」という日本社会構造の存在とその作用である。
詳しくは本書にて。

注記しておくが、
私はこの「世間」にある「生き辛さ」を感じてしまったが
著者も指摘するように、「世間」は「安心」も与えてくれる。
少年時代に教授された個人主義を典とする甘美な思想に酔いしれ、
青年時代の「生き辛さ」の大海においても二日酔い状態だった私だが、
成年時代の今では酔いも醒め、その「安心」の大海の漣に片足の踝程まで浸している。
盛年の盛りを取り戻すべく、今また酒を手に取りチビチビと盛っている(実際には下戸だが)。 (たこ/2007-09-09)
 本書は目に見えない権力としての世間を、歴史的に、とりわけ文学作品の中でどのように表現されてきたかについて論ずることを主な目的としている。しかし、文学作品の中での世間の使われ方やそれが使われた時代背景などについては詳しく論じられているものの、本書のタイトルである「『世間』とは何か」という問いに対して、より体系的な説明を加えるという目的は必ずしも達成されていないのではないかという感想を持った。 (雑読すん/2003-06-04)
失われた「個」 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
~ 「世間」というものに社会学的にアプローチする必要を説いたところは偉いなあ、という本です。著者の阿部謹也さんは従来の知識人や学者の個性のない書物に反発を感じている方で、確かに彼の文章には自由闊達でのびのびとしたものがあります。しかしながら、文学作品を安易に社会学の俎上にのせるのは従来のインテリがやってることとあまり違わないような気~~がしました。決めつけもわりに多いし。でもそれはまあいいでしょう。
~~
 「世間」の概念というのはおそらく「村」という日本古来の共同体が母体となっているものです。少なくとも現代僕らが使うときはそのような範囲の意味があると思われます。ならば、文学から言葉の意味範囲を読み取るよりも、「村」が生まれた当時の社会や思想体系を中心に調べたほうが、より問題の中心に迫れるのではないでしょうか。これはただの推測ですが~~、日本人というのはその歴史の過程において「個を禁じなければ生き残れない何か」があったと思うのです。個の発生を妨げる何か、といってもいいでしょう。「村」というのは個を犠牲にすることで一つの集団を守り、より大きな集団(国家など)から身を守っていたものとしてありました。日本人は「個」を捨てたのです。おそらくは外的から身を守るために。しか~~しながら西洋では逆に外敵から身を守るために「個」を必要とした。とにかく、個性のない日本人を責めるだけでなく、この失われた事情について研究してみることのほうが重要でしょう。~ (スプートニク/2004-07-30)
 本書は目に見えない権力としての世間を、歴史的に、とりわけ文学作品の中でどのように表現されてきたかについて論ずることを主な目的としている。しかし、文学作品の中での世間の使われ方やそれが使われた時代背景などについては詳しく論じられているものの、本書のタイトルである「『世間』とは何か」という問いに対して、より体系的な説明を加えるという目的は必ずしも達成されていないのではないかという感想を持った。 (雑読すん/2003-06-04)
「かくも重要な『世間』について、真面目に研究した学者はいない」という冒頭の指摘は興味深いですが、その代わりに著者が本書でそれを研究してくれているようには思えません。本論の大半は、この問題意識と関係なさそうな有名古典の解説が続きます。それでもやはり、本書の序文だけでも読む価値は十分あると思います。 (tilleul/2005-10-01)
 基本的に各時代の引用から考察を少し加える程度で,よい印象は持てませんでした。ただ,私なりにレヴューできる偶然の機会を得たので書きます。
 ハンナ・アレント『人間の条件』を読んだ直後に本書を手に取ったのは,比較可能という点で幸運でした。アレントは,「公なるもの the public」および「私なるもの the private」という古代ギリシア以来の世界に,近代の産物としての「社会的なるもの the social」を当て比較・考察を進めます。
 では,「世間(なるもの)」とは。その前に,そもそも,「社会」でないとしたら,社会科学としての「世間学」は成り立ち得ません。「社会」も「科学」も,西欧的また合理的であるためです。「世間」論自