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小飼弾のアルファギークに逢ってきた [WEB+DB PRESS plus] (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
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技術評論社(2008-04-15)
小飼 弾
売上順位:16309
¥ 1,554(中古:¥ 595)

レビュー総評点:-16
ギークがギークに会いに行く |||||||||||||||||||||||
「アルファギーク」というのは、「優秀なコンピュータ技術の中でも、先駆者となる人」「最先端のプログラマー」のこと。
 自身も「アルファギーク」を自認する小飼弾氏が、ウェブの世界で先駆的プログラマとして有名な人々をインタビューしたのが本書だ。

 話題が話題だけに、IT業界の人間にしか読まれなさそうな本なのに、それなりの売り上げがあるようだ。小飼弾氏は『404 Blog Not Found』というブログを書いている「アルファブロガー」なので、多くの小飼ファンが買い求めているに違いない。(小飼氏自身も自分で内容紹介のエントリを書いている)

 しかし、本書の内容は徹底的に尖ったエンジニアを相手に書かれており、業界外の人には何が何だか分からない話だろうし、ページ下の注記を読んでますます混乱するかもしれない。

 僕自身はどうかというと、少しは分かった気がする、という読者レベル。受託開発ソフトをとりまとめるSEだったので、あまり最先端の話題に着いていく必要がなかった。枯れた技術を中心にしてソフトウェア作成を行い、少しだけ先進的な取り組みができればうれしい、という立場だった。本書に出てくるような、産業を変化させる力を持つかもしれないエンジニアというのは、遠いあこがれの世界に住む人だ。

 そんなギークたちと対等に対話し、時に逆インタビューされる小飼氏は、ものすごくカッコ良く見える。
 株式会社はてなの近藤社長夫妻と小飼夫妻の夫婦対談や、「きたみりゅうじの小飼弾に逢ってきた」で小飼氏の日常生活や経歴を知ったが、やはり常人ばなれしていた。

 普通の人に真似できない人だし、よい子が真似をしてはいけない人。それが分かったのが本書の一番の収穫かな。 (くろやぎ/2008-05-02)
完全に印象批判なので御容赦下さい。発言の正しさよりも、彼自身の存在の意味に価値があると思うので、多少辛辣な書き方をします。

小飼弾の冗談はつまらないと思うのだが、どうか。それだけで、本棚に置いておきたくない本となってしまう。ブログの文体然り、若者に媚を売るような文章レトリックも嫌い。内容は悪くないので、彼の文体が好きであればいい本であると思う。はてな界隈が大好きであるならば、もっと楽しく読めるであろう。

いいヒゲと悪いヒゲがあるならば、彼はいいヒゲだと思う。例えるなら、サンタクロースの冗談はつまらなくても許せるが、一般のいいヒゲのつまらない冗談は、鼻に付く前に、やるせない気持ちになる。はてなのサービスが嫌いな方(僕もそうであるけれど)は、先ず、あら探しをするような気持ちで読む事になるでしょう。

ただ、彼のセンスでいいなーと思ったのは、彼の発言は一冊の本の中でもコロコロ変わるが、それが許せてしまう何かがある事だ。そして、考え方自体には啓発される事は多い。しかし、冗談がつまらないのが許せなくて、フォローする事が出来ないでいる。

しかし、冗談がつまらないと思って尚、僕がこうしてレビューを書くのは、何故だろう?それは、僕が彼の冗談をつまらないと思っている事自体、誤解であるかも知れない、と僕が思っているからだろう。会ってみれば面白い人なのかも知れない。こう、彼の存在は、言語とか行為を超えた何かがあるかも知れない。少なくとも彼の経歴は、それを寡黙ながら語っているのではないだろうか?

そこまで思いを巡らせると、彼が人気である意味とか、彼を支持しない(僕のように)人の「考え方の意味」が、ぼんやりと見えてくるような気がしてきた。

だが、些細な事を鬼の首を取ったように騒ぎ立て、勝ち誇るという性質・・・。つまり「プロのサブカル屋」の性質というのは、彼に限らず、少なくとも近代以降、連綿とある。「プロのサブカル屋」の意見が、正当な学問知よりも有効であり、本質的であるという構図はもう、崩れていると思うが、どうか。

そして思うのは、やはり彼の意見は好きになれない。僕がどんなに人間好きになろうと不可能である。魂は情熱的であれねばならないだろうが、それをただの言葉にしてしまう「自己啓発の類」とは一線を画したいと思うからだ。

そして何よりも、ネットでの活躍の結果が、商業出版であったり、アルファ・ブロガーであったりするのには違和感を感じるのだ。嫉妬や商業主義の否定ではなく、いち作家のような立場の人のクロスメディア戦略というものに、未来を感じない。せめて戦略そのものに反逆的な、または皮肉的なユーモアを望む。それはないものねだりなのだろうか・・・。クロスメディア戦略は完全な商業の戦略としてはアリだと思うが・・・。つまり本レビューで批判している対象は、実は彼自身では無くて、彼が体現した、そのような現象そのものではないかとも僕自身思う。正直アルファ・ブロガーや人気ホームページの書籍化を書店で発見するのは、辛いのだ。 (はんてふ/2008-09-29)
豪華出演 ||||||
 まず、出演しているギークが豪華。Larry Wall氏から近藤淳也氏まで、"イマ"を駆けるギークたちが勢揃いしています。個人的に、Matz氏との対談がなかったのが残念でしたが、やはりこのラインナップは文句の言いようがありません。
 中身も非常に濃いものとなっていますが、対談ということで"DanKogaiその人"を見たい方にとっては少々物足りない感じがするはず。本書では、彼は彼らしさを殆どと言っていいほど出していません。メインはインタビュイーなので。
 かと言って、現代のIT事情を勉強するにも専門的すぎて不向きであり、私のような「なんちゃって高校生プログラマ」のような人間にはGoogleがない限りちんぷんかんぷんです。

 しかし、じっくり読めば彼をはじめとするイマのギーク達が何を考え、何をしようとしているのかが自ずとわかってくる一冊。
 DanKogaiファンにとっては、特に必須とは言えないけど、将来役に立つことは間違いないので買って損はないでしょう。 (vocs/2008-08-04)
弾さんは1969年生まれ。なんと15歳で大検を取っている。
ライブドア問題の時には、かなりメディアに露出していてガンガンと発言していた事を記憶している。
プログラマと言う職種に関して自分は何も知らないいし、「コードを書く」って何?って人種なのだけれど、技術者としての彼の態度は全うだと感じた本である。
それは、技術者だから技術だけ先んじていれば良いと言う態度ではな無いところである。その辺の知的バックグラウンドは弾さん自身のブログでの読書量と書評にも現れている。
本書は卓越したIT技術者(コード書きの人々で良いのかな)との対談をメインに構成されている。脚注も多いのだが、それでも、IT素人の自分には理解が出来ない部分が殆ど。
逆に「はてな」の近藤さん夫妻と小飼夫妻の対談なんかは「生き方」と言う文脈で非常に面白い。
次回は是非ともITが未来をどの様に作るのか、ITは地球を幸せに変えうるのか等を小飼哲学で論じて欲しい。 (dream4ever/2008-06-09)
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弾言 成功する人生とバランスシートの使い方
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アスペクト(2008-09-25)
小飼 弾
売上順位:2108
¥ 1,500(中古:¥ 900)

レビュー総評点:39
ブログ「404 Blog Not Found」で有名な小飼弾さんの書籍です。

著者略歴がWikipediaにあったのですが、壮絶過ぎて、正直私は引いてしまいました(wikipediaで検索してみてください)。

このような方に弾言されても、「生まれ育った前提条件が違いすぎる」と思ってしまいますが、楽しく読むことができました(その通りに行動できるかは別ですが)。

モノゴトをバランスシートに当てはめて、自分を含めた身の回りのことを見ていこうといった感じの本で、前半部分はサブタイトルにある「成功する人生」が中心。後半は社会・経済問題について書かれています。

資産=負債+資本の説明を「総メモリ=仮想メモリ+実メモリ」に置き換えてバランスシートの仕組みを説明しているのはなかなか面白いと思いました(コンピュータにある程度詳しくないと分からない例えだと思いますが)。その一方で、イラストですが、仕事を受注した段階で「売掛金/売上」という仕訳を切っており、経理屋さんとしては「受注段階で売上計上というのはアリなんだろうか。仕掛りが発生したりしないの?もしこの仕訳がアリだとしたら、かなり攻撃的な財務諸表だな。オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)はそういう会計処理をしていたのだろうか?」という疑問もあったりしました(分かりやすいように簡便的にそうしたのかもしれませんが)。また、著者の見識の広さについて行けず、インターネットで調べたり、2度3度読み返すことでようやくなんとなく分かったような気がする部分が後半に多かったです。

バランスシートについては「こういう見方もあるんだ」と目から鱗の部分もありましたが、そのバランスシートの中をキャッシュがどのように流れていくのかまで説明されていると、より読みやすいものになったのではないかと思いました。

最後に巻末付録に「弾言一覧」があります。ある意味、索引ですね。一度読み通した後、こちらを見て気になるところをポツポツ拾い読みする楽しさに気づき、なかなか面白かったです。 (ramblelazy/2008-09-27)
ブログでは少し挑発的に本質を突く文体だが、本書ではそのとがりがマイルドに調節されているので多くの人にとって読みやすい内容になっていると思う。根底に流れている思想は今までの一般的な考え方とは少しずれている。しかし、それはやはり本質を突いていて、これからの「まともな」考え方の骨太の土台になりえると思う。

「目的は視野を狭くするためのツール」と言ってみたり、「何かにハマったら飽きるまでやる。3日で飽きるから、また新しいことをやる。それを繰り返す」と言ってみたり、天の邪鬼な感じはするが読んでいて気持ちがいい。

そもそも、本書のベースが損益計算書の資産の部分をカネ、負債の部分をモノ、自己資本の部分をヒトという風に分けてカネを増やすためにはどうするか?というようなものなので、この部分からしてすでに天の邪鬼度が高くなっている。著者の言うカネは「見える化」された価値のことを指す。モノは限りある天然資源。ヒトは人の創意工夫。第一次産業から第三次産業の流れをこの図式で考えると、モノの割合が減ってヒトの割合が増えてきたということが言える。これを個人に当てはめてみようということ。

著者は基礎体力がある上にジャンルを問わずさまざまな本を読んでいる。そういうところからくる柔軟な発想に刺激されるところは多い。 (mbookdiary/2008-10-05)
バランスシートに例えて、ヒトとしての価値を捉えています。とても説得力があります。「ヒトにモノ扱いされるヒト」ではなく、「ヒトとつながりモノを活かすヒト」でありたいと思いました。 (readlove/2008-10-09)
アスペクトさんから献本

この本は、
P.195からに注目してほしい。

資産=負債+資本 が カネ=モノ+ヒト

という図式に置き換える。この発想はとてもユニーク。

しかもかつては、

ヒト<<モノ
  ↓
カネ=モノ

それが、

ヒト >>モノ 時代を迎え
  ↓
カネ=ヒト と説く。

そのココロは「カネ化」である。

貸借対照表や損益計算書が読める人は多くても、カネ、モノ、ヒトの勘定科目を正確に定義づけができる人は多くはいないだろう。

カネを世の中の問題解決の手法として、因数分解していくと、「カネ」という本当の資質が見えてくる。

それが、「カネ化」だ。カネはありとあらゆる森羅万象を、見える化するのに適したツールだったのだ。

時間をカネ化する。人をカネ化する。労力をカネ化する。給料をカネ化してみる。人生をカネ化する。

カネ化というメジャーメントですべてを数値化された価値に置き換えてみる試みは斬新なアイデアであり、小飼弾の発明のひとつといってもいいだろう。
「新しいカネの法則性」が見え隠れしている。

P.193「ベーシック・インカム」の発想は税金のあり方を根本的に買えるだろう。次の与党になる政党は、一度試算してもいいだろう。

この書は、物質的なカネではなく、世の中をはかるモノサシとしての「カネ化」のあり方を学ぶことができる。

特に第2章のサブタイトルどおり、「相互理解のツールとして戦略的に使いこなす」である。

カネそのものが価値を持っているという共同幻想やファンタジー、いつでもモノやヒトの労力と交換できるという物質的なリアリティある姿の両面性を理解しておく必要がある。

カネの由来や意味を考えることができたと「弾言」したい。

自分の体験とスリあわせて自分なりの、カネ化のバランスシートを再構成したいと感じた。

保守的で、前例主義の人にこそ、一度手にしてもらいたい。きっと、眼からウロコだと思う。

もちろん、ワーキングプアだと勝手に思い込んでいる人にも有効だ。
(KNN神田敏晶/2008-10-07)
アルファブロガーにして書評家、プログラマーなどの様々なジャンルで活躍されている小飼弾さんがバランスシートを使って自己啓発とは何かを説明してくれる本を紹介します。弾言と言う名の哲学的なメッセージに人生に対する強いこだわりが感じられました。

パラボラアンテナやPCのメモリなどところどころにエンジニアらしいたとえがあり
理系な人々の知的好奇心も満足させるつくりになっています。

モノはリアリティ、ヒトはファンタジーその合計がカネであると考えると
バランスシートって改めて素晴らしい発想だなあと感心してしまいました。

働きすぎること、休まないことの弊害をわかりやすく説明してくれて
ワークライフバランスをとることが成功する人生に必要な能力であると感じました。

報酬はお金だけでなく心のためと考えることで
読書や勉強をすることが社会全体のためになることはすごく共感できました。

エゴイストや強さについての指摘は厳しいなと思う反面
ほんとうのやさしさについて考えさせられました。

自分は偽善者であると感じることが多いのですが
「男はタフでなければ生きてゆけない。しかし優しくなければ生きてゆく資格がない」
こんなセリフを思い出しながら読みました。

最後の弾言は左利きにとってちょっと嬉しいメッセージですね。
 (It's not what is right, it's what is left.) (Sage/2008-12-25)
オープンソース開発者であり、アルファブロガーであり、元ライブドア取締役の

小飼 弾氏のライフハック本です。

人生のカテゴリーをヒト、モノ、カネの切り口から筆者の体験談、成功談を元に

したライフハック集であり、ブログのと同様に筆者の迷いの無い文章には説得力

がとても感じられました。

その中でも、第2章のバランスシートを会計の世界だけに終わらせるのは

もったいない、人生で得られる収支もバランスシートで表すと見えないもの

が見えてくるという発想は参考になりました。

また、第3章の「ヒト」では、筆者の前身であるオン・ザ・エッヂ時代での

体験談を元にした成功論が綴られており、個人的にはこの章が一番本書の中で

楽しめたように思えました。 (うりゆり/2008-10-28)
人は定性的なものごと(人とのつながり・能力など)判断しなければいけないことが多い。このような物事を無理やり公式をつくり定量的に表すことで、答が正しくないかもしれないが状況が判断できるや、バランスシートを人に当てはめて考えるなど多くの本を読んでいる小飼弾らしい等価変換な考え方がおもしろい。

(田中田/2008-10-21)
ヒト、モノ、カネについて新しい切り口から提言している。
ターゲットは主に20代の若者を主として書かれているように思われる。
自己啓発と会計入門編が内容である。

残業が多く、周りに技を盗む人がいなければサッサと辞め、
空いた時間でひたすら自己投資をするよう勧めている。
また、カネよりも時間を大切にしろ、と説き、テレビを消せない人間は
死ぬまで情報弱者であると言い切ってしまう。
それほどに自己投資する時間を作りださなければ、成功は覚束ないであろう。
著者の経験が多く含まれているため、説得力がある。


これからの自分の人生を生き残るには、自分を会社に見立て、
バランスシートをイメージして生きよ、と説く。
つまり、モノ=負債、ヒト=純資産と例えた上で、
知恵を生かしてヒト=純資産を増やし、自分を成長させていこう、と。

何事も数値に変換して考えるようにし、全体から見た位置を確認するよう促す。
全体的に会計、財務などの話が多いが、切り口が斬新なためおもしろく読み進むことができます。
読み終わったあとには、たしかに会計を勉強したくなります。 (アート/2008-10-19)
予想外 |||||||||
参考書の様な構成で馴染めなかった。             (☆‐1)

別に簿記じゃなくてもいいのに、簿記形式で語られているところ。(☆‐1)

アルファブロガー小飼氏が書いたという期待値との差              (☆‐2)

(快適生活/2008-11-25)
バランスシートをもって説明をしようとしていますが、他の本でも数回試されている方法であまり新しくはなかったです。しかも人間パート2のとこは人脈などの話が出るのかなと思ったら、いきなり経験に基づいた組織管理論の話になっており、章のタイトルとその内容が結びつきませんでした。
人間パート1がこの本の中ではそれでも良かったと思いますが、対象読者層を若者、しかもあまり賢くはない若者にしているような感じがありました。
他の本の書評などの書いている著者の指名度からしては結構残念でした。 (Tuna/2009-01-04)
バランスシートの考え方に惹かれて購入し読んでみたが
どうしても共感できなかった。
全体的にすごく薄っぺらくて軽い。
(のび太云々のくだりも適切な喩えだと思えない。。)

自分にはありがちな『億万長者への道』みたいな
自己啓発本の内容と五十歩百歩に感じた。
むしろ、いまだにこういう本を購入してしまう自分に自己嫌悪。 (匿名太郎/2009-01-02)
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私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)
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ASIN:4480064257
筑摩書房(2008-05-08)
齋藤孝 梅田望夫
売上順位:4264
¥ 714(中古:¥ 309)

レビュー総評点:58
一人は教育、一人はITにおいて、現在の立場を築いた二人の対談を3回分、活字に起こしたものであり、掛け合いが興味深い。ライフスタイル等はそれぞれに特徴があるが、深いところでは共通した考え方を持っておられるようだ。この書籍のタイトルにもなっている「私塾」がその一つである。二人ともロールモデルという憧れの人物があって、私淑し、それを目指してきた。現代では、ブログなりネットを通じて「私塾」のような志向性を同じくする者の集まりができるという。以下、心に残った所です。

・高速道路(学習環境が整ってレベルアップがはやい)とけものみち(動物的カン)
・ネットで喝采、賞賛を受けてモチベーションを上げる。不愉快な意見は1割程度。
・会社では寒中水泳とおもって3年、5年、10年どっぷり浸かった方が得るものが多い。
・暗黙知が共有できると幸福を感じる。
・何かをやると決めたら何かをキッパリ切り捨てろ。

誰もやったことがない事をやろうとしている人はいいこと言うと思いました。二人のロールモデルと座右の書がそれぞれに紹介されています。「ゲーテとの対話」と「ツァラトゥストラ」は今後読んでみたいと思いました。 (シュー/2008-06-01)
違いがあればこそ |||||||||||||
前作『ウェブ時代をゆく』で示された、学びの場としてのウェブ空間の可能性について、お二人の様々なエピソードを交えての対談なのですが、両氏の立ち位置の違い-教育者(齋藤さん)と啓蒙家(梅田さん)の違いが垣間見えます。
齋藤さんは全体を底上げする事に、梅田さんは少数の精鋭(エリート・選良、というよりは鍛え抜かれた者というニュアンスが近いかも)に期待をかけている。
でも、お互いの意見を否定するのではなく、受け入れる余裕があります。 それを可能にしているのは、若者への多少の焦燥感と大いなる期待、そして自分達の様々な働き掛けが少しでも若者・社会全体をプラスの方向へ導くことになる、という自信。これらが両氏に共通しているからではないでしょうか。
お二人の説くが如く進むことはたやすい訳はありません。ですが、道に迷っている人に一つの道標となる一冊・ポンッと背中を押してくれる、そんな本です。 (まさやん/2008-05-22)
齋藤氏と梅田氏による新書コラボが実現した。内容が素晴らしい。失礼ながら、お二人とも外見はクールな印象を与えるが、放つメッセージはとてもホットである。何といっても胸を打つのは、二人に共通した問題意識だ。彼らは、現在の日本社会の閉塞感に強い危機感を抱いており、とりわけ大人が発生する何気ない言葉が若者の心を萎えさせ、意欲を削ぎ、その結果、社会全体の活力が損なわれていることに警鐘を鳴らす。そして学び方や働き方を含め、生き方そのものが多様化してしまった現代を生き抜くためには「一生学ぶことが重要だ」とし、その学びの理想を幕末の「私塾」に求める。そして書物を単に知見を得るものとしてだけではなく、その本を著した過去の賢人への「私淑」が可能にするものとして、その役割を再定義するのだ。いま読むべき一冊だと思う。目次を以下に掲載しておく。

はじめに 志をデザインする(齋藤孝)
第1章 志向性の共同体
第2章 「あこがれ」と「習熟」
第3章 「ノー」と言われたくない日本人
第4章 幸福の条件
おわりに 私塾による戦い(梅田望夫) (Solange/2008-05-10)
相似と相違 |||||||||||
 今にときめく二人の対談集である。奇しくも同じ年に生まれた二人の相似と相異が微妙に出ている点が読んでいて勉強になった。

 「相異」について。
 斎藤はネットに関して積極的ではないとはっきりと発言している。梅田が ある種「ネットの伝道師」であるのとは対照的だ。このネットへの違和感を明言する点に 今回の斎藤の戦略があると言えるのではないかと思う。
 考えてみると 柔道の中興の祖である嘉納を尊敬する人にあげ 日本の古典を音読することを主張する斎藤だ。106頁で斎藤が「わざと鈍い刀を使いながら生きていく」と言っているのは 徒然草の「よい工は少し鈍き刀を使う」を踏まえたひと言だと思う。斎藤にとっては ネットとは「切れすぎる刀」なのかもしれない。

 「相似」について
 上記で「相違」をあげたが それはある意味では「道具」の話であり その「道具」でやろとしている「目的」に関しては よく似ている。
 両者ともに 「教育のあり方」という点に徹底的にこだわっている点が見て取れる。斎藤自身は 教育を全面に出して活躍しているわけだが 梅田は第一義的には「教育」を専門としているわけではない。但し 梅田の「教育者」としての資質が 彼をここまで引き上げていることも確かだ。

 僕は梅田を「伝道師」と呼んだ。彼の資質は「陽気なアジテーター」であるというのが僕の基本的な理解だ。アジテートとするには アジテートする内容が必要だが それ以上にアジテートすることへの資質が必要だ。梅田は「内容」も当然ながら そのアジテートする資質に恵まれている。アジテートとは一種の「教育」であることは間違いない。


 このように相似と相違を楽しんでいるうちに あっというまに読了してしまった。 (くにたち蟄居日記/2008-06-07)
○読み始めたきっかけ

 以前、梅田氏の「ウェブ進化論」、「ウェブ時代をゆく」がおも
しろかったので、その流れで購入をしました。齋藤氏も三色ボール
ペンや音読、体術などのキーワードで知ってはいました。

○心に残る言葉

P.24 自分の求めるスタイルの傾向を自ら知るために、学生には自分
が好きなスタイルの「あこがれる人物」を三人あげてもらうことにし
ています。(中略)三人選んでもらうと、その三人の組み合わせの中
に、選んだ学生さん当人の個性が浮かび上がります。

 私は誰だろうかと思いました。ライフスタイルとしては、村上春樹・
橘玲は確実に影響を受けたと思います。後一人は、日本の歴史上の人
物かもしれません。

p.52 リーダーの役割は、チーム内の良い「空気」を作り出すこと。

 私は、オフィス家具メーカーに勤めており、常にオフィス環境の向
上を通じて、職場のいい「空気」を生み出したいと考えています。オ
フィス家具や内装で事務所の雰囲気は良くなると思っています。

p.130 営業は数を当たる。そうすれば、見込み客が生まれる。

p.132 僕は基本的に、物事というのは、だいたいのことはうまくいか
ないという世界観を持って生きていますね。

・・・うまくいかないと最初から思っていれば、ノーと言われてもダ
メージが少ないから、新しいことにもチャレンジができる。

 やらないことを決めて、自分の好きなこと「朝からすぐに取りかか
れること」に集中をする。

(くりぴょん/2008-12-06)
「声に出して読みたい日本語」の斎藤孝さんと
「ウェブ進化論」の梅田望夫さんの対談が一冊の本になった感じです。

ふたりは同い年でありそれぞれ全く逆の道(教育とIT)の最先端を行くような感じですが底辺にある部分は恐ろしく似ていて「同志」と言う言葉がピッタリです

内容は
第1章 志向性の共同体
第2章 「あこがれ」と「習熟」
第3章 「ノー」と言われたくない日本人
第4章 幸福の条件
と進みますが

その前後に
はじめに――志をデザインする(齋藤孝)
コラム梅田望夫「私のロールモデル」
コラム斎藤孝「私のロールモデル」
コラム梅田望夫「私の座右の書」
コラム斎藤孝「私の座右の書」
おわりに――私塾による戦い(梅田望夫)
が挟まっているため2人の心と言葉のキャッチボールが展開されているようにも思えます。

非常に現代的な本と言えるし求めれば何でも手に入る時代に突入しているのがこの本で改めて実感します

その「何か」を求められない人には生き辛い時代にも感じられるしそれも含めて情報による格差が仕事でも何でも広がっているんだな・・・とこの最近のニュースや風潮をリアルに感じてしまいます。

この私塾と言う価値観・・・実際にブログ運営をしている人には感覚的に理解しやすいと思いますし何か自分の追及する分野を見つけたのならばこれからの時代は大学に行って専攻するのも間違いではないのだけれど
ブログをはじめネットの世界で同志を探して私塾を作り出す・・・そんな新世紀を感じます
底辺を広げる齋藤さんと上を伸ばす梅田さん逆のアプローチのようで芯の部分はお互いに共感しあえる存在。読んでいるとつくづく「似た者同士」だしこの2人に限って言えば「似た者同志」って表現が相応しいです (とよぴ〜/2008-07-06)
どんなに熱中できることがあっても、その楽しみを共有
してくれる仲間や競争相手がいなければ辛い。私塾のす
すめとは、同じ価値を共有し、一緒に働きたいと思う人
がネットによって近い存在になったからこそできるもの
であろう。そのような志向性を共有した私塾の可能性に
ついて述べている。そしてその私塾のリーダー的存在で
ある、二人の考え方が後に続く。

本書の最後で、興味深い記述があった。両氏とも20代
から30代にかけて「どう生きるべきか」について、非
常につきつめたと述べている。彼らに共通するところは、
このような不器用さを奥に秘めた、人間的な強さであろう。
(nori/2008-06-10)
本書は「声に出して読みたい日本語」の斎藤孝氏と「ウェブ進化論」の梅田望夫氏の対談書です。

「私塾のすすめ」と銘打ってはいるものの読者に対して言葉をストレートに投げかけているわけではなく、彼らの「人生論」のようなものの中から読者が何かを見出すタイプの本だと感じました。

両氏の著書は未読ですが、非常に解り易く読み易い表現に終始しているのでその点で好感が持てました。

もっとも印象に残ったのは「ロールモデルを持つ」という考え方です。

ロールモデルとは簡単に言えば「人生のお手本」みたいなもので、例えばそれは福沢諭吉やナポレオンなどの歴史的に著名な先人であったり、身近な親や先生であったり「あこがれ」の対象になり得るような人と位置づけています。

その「あこがれ」があればそこから何かやってみようという気持ちが生まれるという考え方には共感しました。

思えば子供の頃はそういう「尊敬の対象」のようなものが常にあったものですが、大人になるとそんな想いを抱くことなど忘れてしまっていました。

漠然とした大きなテーマで語られる「二人の人生論」的な本書ですが、人によってはそこから色々なことを学ぶことが出来ると思います。

(弘樹/2008-05-11)
自分はITのもたらす未来像に興味がある。梅田さんはひたすらウエッブの世界の未来像をポジティブに捉える、そして若者にその明るい未来の伝道者として語りかけてきている。彼がよく言う「けもの道」へ導くために。
多元で多様な人間の存在が世界を創っているわけだから、梅田さん的明るいIT社会を多くの人が期待しているし、自分も実現可能だと良いなとは思う。しかし、果たして現状より貧困が少なくなり富の分配が加速し持続可能な経済がITによりもたらされるのか(ITだけとは言わないが)?
最近、梅田さんは対談本新書を連発しているが、今回も対談者の齋藤さんの言説の方に惹かれるわけである。齋藤さんの「自分探しの違和感」「藩を超える私塾社会」「あこがれと習熟」などなど。梅田さんの「志向性の共同体(ネットで広がりうる)」「ネットが脳と人間関係を増幅する等々。やはり梅田さんのこんな立ち居地はどこに起源があるのか非常にいつも不思議だったのですが、内田樹さんの「街場の現代思想」を読んで腑に落ちたわけです。梅田さんは生まれながらにして「文化資本」をお持ちなんです。そしてそれに気付かず(気付くのは成り上がり文化貴族)育って来たわけです。そう庶民からみるとある種ねたみを感じるような生活を通して確固たる生き方を獲得されてきたわけです。これは梅田さん自身に問題があるわけでもなく、素晴らしい才能の一つなんですね。
いずれにせよ、齋藤さんにせよ、梅田さんにせよ半端じゃない勤勉さをもって現在に至っているわけですから、読者はそれを認識せずに、直ぐに自分探しだといって我慢もせず会社を辞めて「けもの道」に進んではいけないのです。そしてシリコンバレーはグローバルと言う文脈のなかの実はローカルな思想でもあることを知っておかないとネットが全ては解決することが出来ないと言う事を後から知る事になってしまいますから。
確か内田樹さんも養老先生との対談で廃藩置県をもじって廃県置藩による藩校の復活を話しておりましたね。 (dream4ever/2008-07-06)
文字通り時代を切り開いている二人の対談。
テーマは学ぶということ。

現在における日本の雰囲気・空気などを踏まえて問題提起と解決策を示している。

幕末時代の「私塾」を模倣して、
今の時代に合致したものができないだろうか。
お二人の熱い気持ちが良く伝わってくる。

小難しい教育論は専門家に任せて、
より身近なテーマとして考えさせられる一冊だ。 (ニャンゴロ/2008-05-25)
 齋藤孝と梅田望夫の対談をまとめた本。私は梅田氏の著作は全部読んでいるので,その一貫として本書を購入した。はじめは,梅田氏の視点から齋藤氏の意見を,古めかしいものだとやや批判的な目で見ていた。梅田氏も内心はそう感じていたかもしれない。インターネットやブログという21世紀の技術を使わずに日本を変えようとしている「無謀さ」に私は冷ややかな目で齋藤氏を見ていた。実際に二人の意見には,相違点が多く,この対談自体に意味があったのかという疑問さえ抱いた。
 しかし,読み進んでいるうちに,二人は共通の認識があることに気づき始める。それは,齋藤氏も梅田氏も現在の日本にある「どんよりとした閉塞感」を何とか打破したいという情熱を人一倍持っているという点である。常識といわれる固定観念,事なかれ主義,出る杭は打つという発想,それらが今の日本人には無意識のうちに擦り込まれているのだ。無意識だからこそ,なおさらやっかいで,問題なのである。彼らはそれに気づき,現在の日本を憂えているのである。そして,自分たちが日本を変えなければならないという希望と夢に満ちている。そして,梅田氏が齋藤氏に対する認識を改めたとき,読者である私も齋藤氏の志というものを理解できた気がする。彼らはまったく別々の分野で活躍しているが,実は目指している究極的なものは同じであるのだ。彼らは明治維新のときのような新たな文明開化を望んでいる。人々が自分らしい人生を歩むための道しるべを示していてくれているのだ。
 私個人としては,梅田氏の思想に共感するので,齋藤氏のやや押しつけがましい発想には抵抗があるが,齋藤氏のようなエネルギッシュな人を慕う人もいるだろう。とにかく,今私たちがなすべきことは,彼らのような道しるべを師とし,学び,現在の閉塞しきった日本を変える一助にならなければならないということではないだろうか。 (長谷川 純一/2008-06-22)
新進気鋭の教育者とビジネスコンサルタントの対談。ロールモデルの考え方から始まり、教育論、日本人観、幸福論と議論が展開する。閉塞感のある日本の現状を打破するために、明治時代の私塾的な啓蒙の輪を広げる必要性、そしてそれがウエブなりの新しい技術を通じて可能となるとの両者の共通の思いが至るところに散りばめられており、大変啓蒙的である。若い世代にもお勧めの書。 (INNOVATE/2008-06-16)
シリコンバレーに住み多くの時間をネットの空間の中で過ごす梅田望夫氏とブログさえ書かない教育者齋藤孝氏の対談。対話を読んでいるとネットに関する二人の考え方の間に少しずれがあると感じられる。しかし、まとめにもあるが、二人の考え方の根の部分には共通する部分が多くあると感じられる。

植物には根があって、根が大事というのはイメージがしやすい。しかし、動物や人間にも根のようなものがあって、表面上の表現はその人の一部でしかないと思えてくる。両者が「いかに生きるべきか」という問いに10年以上不毛な時間を費やしたと笑って語っている点が象徴的だ。この効率の悪い時間がよいものか悪いものかは語られていない。その時間を二人が持ったということのみが語られている。

その他、梅田氏がフロンティアスピリットを発揮できないところではめっきりだめだとか、齋藤氏の「時期」概念とかが面白かった。「時期」概念とは、2年や3年というスパンを決めてその間は、ほかの事をあきらめてすっぽり対象に自分を浸してしまうこと。

梅田ワールドを期待してこの本を買うと肩透かしを食うと思う。時代の本質を見る力を持った二つの性質の違う目から立体的に浮かび上がってくる彼らの時代感覚を知ることで、変化する現代社会を理解するヒントを得ることができる本として捉えるとよいと思う。 (mbookdiary/2008-06-14)
待望の書。



で期待以上!


私塾の奨めというより、斎藤さんと梅田さんの人となりが顕れていて、お二人がこんなに熱いものを内在していたなんて、ある意味衝撃的!

斎藤さんの他書にもかなり興味が湧いてきた(梅田さんのは、大体、所有している)。

(現側近/2008-05-11)
一見それほど重なる所の無いように見える二人だが、実は両者とも福沢諭吉に私淑しているという共通点を持っていた。
つまり、バリバリの近代主義者なのである。
面白いのは第二章、二人の違いがはっきりするところ。分からない人は置いていくしかないという梅田、無理矢理にでも分からせようとするという斎藤。資質の違いがよく表れている。

どちらにせよ、結局ついていけない駄目な人はどうしたらいいのかは教えてくれません。 (気肉/2008-07-23)
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Googleを支える技術 ‾巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
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技術評論社(2008-03-28)
西田 圭介
売上順位:2477
¥ 4,980(中古:¥ 2,990)

レビュー総評点:213
この本で記載しているGoogleを支える技術は大きく分けて次の4種類:
1) サーチエンジン技術
2) 分散ソフトウェア(と分散ファイルシステム)
3) 大量のハードウェアに対するメンテナンスとそれを支えるための電力消費等の解析
4) 開発体制
それぞれある程度情報が公開されている(主に英語で)が、論文だったりすると背景にある技術をも含めて理解しなくてはならず結構面倒だったりする。

この本はこれらの論文を咀嚼し、わかりやすくするためにあえて詳細を省き、またデータセンターの規模情報など公開されていないものは、過去に公開されている情報から演繹して割り出す(外部情報源の演繹結果を引用も含めて)、という形で上記4項目について、適度にまとめたもの。

特にDBMS屋さんなどは、実用的な分散DBを作るうえでのヒントがかなり散りばめてあり、有用だと思う。
お勧め。 (fjの教祖様/2008-04-27)
本屋さんの店頭に"Google XX"という本がいっぱいありますが、殆どが「使用マニュアル」です。

本書はさっと中身を見てビックリしました。Googleの内部技術を扱っています。
Google社員が書いているのか?いや!なんと初出版の日本人が著者!

「こんな内容をGoogle社員でもない日本人が書けるわけがない」

と思って読み進めるとカラクリが少しわかりました。ここで知りましたが、Googleの技術は論文として広く公開されていて、本書はその内容をまとめていたのです。但し論文はもちろん英語で散在し、それぞれが難しい。

話は大きく3つ
=1.検索エンジンのアーキテクチャと分散技術
全て理解できていないのですが、すごいと思う。
Googleが前人未到のデータ(地球上のWeb全部)を扱うための技術・アイディアがちりばめられており、大きめのシステムを設計するときには一読しておくと役立つ場面があるのではないでしょうか。

=2.消費電力軽減策
最近、Googleがエコ分野に進出しようとしていますが、なぜだかわかりました。
あまりにサーバが多いので、消費電力に苦労しているのです。その苦労した結果の論文は一般でも役立ちそうです。

=3.開発体制
実際に使っているツール等が示されています。

それぞれ、元になった論文の詳細リンクが示されていますので、そちらもあわせて見ると良いと思います。

数年ぶりにソフトウェア関係で「ガツン」とやられた感じがする本です。
ソフトウェア技術って枯れてきていると思っていましたが、Googleの中で進歩していました。文書の公開がWeb上で日本語化されていないので、乗り遅れてしまったようです。

本書は直ぐに何かに役立つというものはありませんが、最新技術を垣間見ることができ、多くの気付きを得ることができます。お勧めです。
(cxj01155/2008-05-25)
Googleの分散処理をわかりやすく解説 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
なかなかWeb上にまとまった情報のないGoogleの技術についてわかりやすくまとめてある良書。
GFS,Bigtable,MapReduceなどについてはGoogleの英語の論文を読み解くのはかなりの労力を要するが、それらが、日本語でやさしく解説してある。今後、ますます重要となる分散処理技術の概要を掴むのに役立った。 (hocapito/2008-04-04)
本書を読むと、世界的に名だたるハイテクベンダー(あそこや、あそことか・・)が、グーグルを
脅威と感じている理由がよくわかります。

グーグル創生や、そのビジネスモデル、マーケティング、さらにユーザ向けのガイドは数々
ありましたが、内部のテクノロジーにここまで踏み込んで解説した本は、他にない。
技術面で、グーグルの基盤のカバレージの広さに驚嘆するとともに、技術へのこだわりもよくわかります。

検索システムのソフト面が前半で解説されますが、後半は、分散処理の基盤とデータセンター、さらに
開発体制にまで言及します。圧巻なのは、分散処理を支える基盤コンピュータの性能と、消費電力、熱問題
を解説する章。ちまたで、エコ・データセンターが唱えられている昨今、しかし、ここまで親切丁寧に、
CPU性能、クロック数と消費電力、熱問題を解説した書籍は少ない。
しかも、驚きべきことに、下敷きがグーグルの調査資料、論文というから、びっくりです。

グーグルは、システムベンダーでもあると同時に、巨大なホスティングベンダー、データセンタービジネス
でもあったということで、システムの隅々にまで、低コスト、汎用品を使いながら、自前の革新的な技術
で、最先端のICTシステムを展開していたとは、驚きです。

まさに、テクノロジー面での革新者でもある、グーグルの内幕を見ることができると同時に、分散処理システムの
アーキテクチャの勉強にもなる、珍しい良書です。ただ、業界人、技術者向けなので、読者は限られるでしょうね。

なお、親切なことに、原典となる、公開されているグーグルが書いた多数の白書、論文などの参照が
丁寧に紹介されています。一度あたっておいて損はなさそうです。 (佐倉ごるふ/2008-05-08)
googleが誇る大量データ処理技術の中身が分かります

少し突っ込みが足りないところはありますが、大規模分散アーキテクチャをこれから勉強したい方にはベストプラクティスではないでしょうか

分散アーキテクチャで鍵となる信頼性向上手法についても分かりやすく触れられています

航空予約システムなど、社会インフラシステムが大規模分散システムに向かって行く中、これからアーキテクチャ設計を学ばれる方には教科書の一つとしてお勧めです。
(としお/2008-05-09)
 図が豊富で、大変わかりやすい構成です。ただしIT業界に従事していないかたにとってはそれなりに難解であると思いますのでご注意を。

 最初のあたりは分散スケーラビリティの話などがメインで、ITコンサルの方などには非常に興味深い話だと思います。また、後半では電力や故障率の話など運用系SEの方にとっても十分に楽しめる話題であり、さまざまなSEにとって面白く読める1冊に仕上がっていると感じました。ただしプログラミングの話は極々若干のみふれる程度ですのでプログラマ向けとは言えません。

 難解と思われるGoogleの構成について非常に平易な日本語でわかりやすく解説されており、入社1年目くらいの新入社員でも問題なく読めるのではないかと思います。勿論理系大学の方でも問題なく読めるレベルで解説されていますのでかなり万人向けだと思います。

 さすがに概要レベルの解説だけなのですがそれでも十分に参考になる内容で文句なく星5つの良書だと思いました。 (読書好き/2008-08-09)
我々が普段何気なく使っているGoogleの裏側がどのように構築されているかを覗き見ることができる良書。

主としてWeb上に公開されている論文等を元に著者が推測・考察する形をとっているため100%事実とは言いがたいが、推理する楽しみもあってよい。
特にChubbyやMapReduceについての解説は興味深い。

「Google誕生」と併せて読むと面白さ倍増。 (eureka-seven/2008-08-28)
大変難しい本でした。分散ストレージに関する章あたりから、ついていけなくなりました。書いてることを理論としては理解できるのですが(理論は簡単)、なぜそれが高速化などにつながるのか、理論と現実とのつながりがイメージしづらくて、理解できなくなってしまいました。。。

Googleの仕組みを理解することで、SEOやSEM対策に役立てようと思ったのですが、SEOに役立つ情報はほとんどありません。キーワードの取扱いについても、技術的なインデックスの仕組みの解説なので、検索ヒット率を高めるための参考情報、たとえばどのようにキーワードを解析しているか、などはありませんでした。

本書は主に公開されている論文などの情報を整理し、その公開された技術を解説したものです。結構古い論文なども出てくるので、現在のGoogleの実情をどこまで反映しているか不明ですが、よく研究がなされていてきれいにまとまっている本だと思います。 (電子小太郎/2008-05-23)
個人的に最近、新しい職場(やや大規模なWEBサイトの開発・保守)へ移動し、「パフォーマンスが足りない!」とか「ディスク容量が足りない!」という場面に良く遭遇するようになった。そこで実感したのは、現在一般的に使われているデータベースやプログラム環境が、意外とスケーラビリティに乏しいという事。高価なロードバランサやRAIDがあっても、頼れる部分は僅かで、あとは、なんとかかんとか小手先の工夫で乗り切らざるを得ない。

そんな既存のアーキテクチャの限界を感じている最中に、本書を読み始め、大変興味を覚えた。なるほど、Googleの凄さを見せつけられてしまう。推定50万台以上ものサーバをスケールさせるのに、これほど独自性の高い手法を使っているとは。他社が脅威とする理由が分る。学術レベルでは既知の技術を応用しているだけだというが、これを世界で最初に実装するなど、容易くできることではない。

この本の著者は、これらgoogleの技術を、わずかに発表された論文を手がかりに推察したとのこと。立派な仕事だと思う。

しかし正直、本書の説明だけでは、「なぜこの手法が有効なの?わからん」と思う場面が多くあった(単に私の技術力が低すぎるせいで、理解できないのかもしれないが)。全体に読みやすく良書だが、まだまだ手落ちの部分もあると思う。
自分で英語の論文を読み解くのはつらいので、同じ著者の続編や、類書の出版を期待したい。
マイクロソフトや、まつもとゆきひろ氏も、クラウドコンピューティングフレームワークの開発に乗り出しているという話なので、今後はこの手の情報が必要不可欠なものになっていくと思う。需要は高い。現時点でこの本は、SE必読の一冊といえる。 (kou76/2008-06-22)

 最初とても読みやすい本だなぁと思って読み始めたのですが、
 だんだんと検索エンジンの仕組みの深い部分へと入っていくにつれ
 文章が読みにくくなっていく感じがしました。

 どこまで知りたいかというのは個々人それぞれでしょうが、
 全部の領域を知らなくても、自分に興味のある領域を読めるように
 構成に工夫して欲しかったなぁと思います。

 検索エンジン一つとっても莫大かつかなり幅の広い知識が必要なので
 読み手の方にもその領域をカバー出来るほどのそれ相当のレベルが
 必要なのかなと思いました。 (motokun/2008-05-27)
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[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ~スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ) (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
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技術評論社(2008-08-07)
安井 真伸
売上順位:1793
¥ 2,919(中古:¥ 2,450)

所属カテゴリ:
レビュー総評点:55
おもしろい! |||||||||
ミッションクリティカルなシステムを構築してみたいけど、
高価な設備が必要なんじゃないの?とお考えの方に是非読んで欲しい。
前提知識が必要な部分もあり、業務で構築に関わらない方には難しいかもしれませんが、
パラパラとめくって興味のある部分だけ読んでも相当勉強になります。 (ネス/2008-09-26)
この本ははてなやKLabでの実際の運用技術を紹介しています。
昔はインフラ・ソフト開発両方を担当していたのですが、最近はソフトウェア開発主体でインフラはあまり関与していませんでした。そんな私が久々に自身のやる気に火がつきました。
Webサーバ・DBサーバ・ファイルサーバそしてDNS、そうしたものすべてのスケーラビリティ・アベイラビリティが紹介されています。さらに運用面の紹介もあります。24時間運転のサービスはこうやっているのか〜ととても勉強になりました。
あとはハイパフォーマンスWebサイト ―高速サイトを実現する14のルールで中身を高速化してバッチリです。
(Turtle/2008-08-09)
是非読むべき |||||||||||||||||
秀和システムの「Linuxアドバンストネットワークサーバ構築ガイド HAサーバ構築編」と併せて、サーバー管理者な人には是非読んで欲しい本です。

自社サービスのサーバ構築の際に、かなり参考になりました。 (tiki/2008-09-01)
High Availability(HA:高信頼)システムに関する書籍自体は少ない。そんななかこのテーマで本が出たことに拍手。記載されているtipsは役に立つものが多い。ただし物凄く「生もの」なので1年後に役に立つかと言われると…。
ここまでで星3つつけています。

しかし。HAに関する書籍が少ないということは、実は「HAの基礎理論」が判っていない人が多い、と言うことです。この本には「HAの基礎理論を1から説明する本」としての側面を期待したのですが…残念ながらこの点に関しては期待はずれ。第1章に少しだけ書いてありますが、これだけでは記載されている『具体例』がどのような理由でそのような選択に至ったのか、理解できないでしょう。と言うわけで、第1章の記載分だけでは星2つには至らず。

結果として全体的に足の早い本になってしまっています。早い目に手に入れて、早い目に読むことをお勧めします。 (fjの教祖様/2008-10-13)
新規サイトを構築される方および保守作業をされている方にお薦めします。

ハードウェア・ソフトウェア・ネットワークを含めて、システムを停止させないための技術がまとめられています。また、チューニング・省力運用についても記述されています。
様々なツールも紹介されており、参考になるのではないでしょうか。
この類の書籍は少ないので、貴重な一冊だと思います。

ただし、入門者には敷居が高いと思いました。入門の章があるのですが、誰でも分かるといった内容ではないと思います。それでも、サーバ/インフラ構築の概要は掴めると思いますので、読んでみてはいかがでしょうか。

最後に、誤字/脱字が気になる、説明と図のページが異なる、の 2 点が気になりました。 (みっちぃ/2008-11-24)
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「残業ゼロ」の人生力
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日本能率協会マネジメント 出版情報事業(2008-08-03)
吉越 浩一郎
売上順位:6238
¥ 1,470(中古:¥ 559)

レビュー総評点:-53
前作の「仕事力」と内容は重複する。前作の方が出来は良いと思う。
プライベートが大切なのは最初から分かっているので、
それに関する部分は単なる読み物として流し読みでした。

新しい話はこの位か...
・残業で頑張れば、竹槍でも勝てるとでも思っているのか。
・有給休暇と疾病休暇が、欧州では分かれている。
・国際会計基準では、未消化の有給休暇は引当金が必要。
・ILOの条約を日本は批准していない。
(おにい/2008-08-20)
定年を夢見る、仕事と人生を分けた生き方って?? ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
悪くはない。
しかし、前書と内容は同じ。

いいところ
長い休みをとれ、というところぐらい。

わるいところ
仕事=会社というわびしい構図。
定年後が本当の人生なんていってるところや
仕事は「金をかせぐ」手段だけ、なんて、寂しいねえ。

そもそも、ライフとワークをニ元論的に捉えてるところが、
被雇用者、結局、雇われた人生だったことが透けて見える。

私は過去、外資にいて、独立企業してますが、
時間はすべてたった一度の人生なので、
その貴重な時間を生活と仕事にどう割りふって、
選択していくかを真剣に考えています。
家庭も仕事も一度しかない人生なんですよ。
定年後が本当の人生なんて、あわれです。
生まれてから死ぬまでが全部人生でしょう。

人生に、定年、引退なんてないし、
定年後を早く準備しろなんて、つまんないねえ。

この本を賞賛している人に石川啄木の歌を送りましょう。
「こころよく われにはたらく 仕事あれ それをしとげて、死なんと思う」

視点は良いけど、志の低さに星2つ。 (風土草木/2008-08-12)
自分の人生と仕事に対しての
考えかたに改めようと思いました。

以下引用
ワークができてはじめて、ライフの話に移れるのであり、
ワークが充実するからライフも充実する。

この言葉にはかなり響きました。

だから、残業をなしに通常の時間で
充実した仕事をやりくりしようとも
思いました。

自分の定年したときのことを
イメージしてしっかり、
人生設計をしていこうと
思います。

吉越さんありがとうございます。 (前のめり/2008-08-07)
自分自身は30代半ばですが、この本を読むまで60代以降の人生のイメージなんて全くしていませんでした。
大事なのは常に自分の人生に責任を持ってかつ将来に向けてのイメージを持ってゆくことですね。
とにかく20〜30代の人たちにこそ読んで欲しい本です。
(よしたろう/2008-08-12)
「ワークライフバランス」というキーワードに対応した
市場原理回収用物語の亜種、といっていいでしょう。
資本システムの無意識のタフさにはつくづく驚嘆します。
基本的に「ワーク」と「ライフ」という見せ掛けの対立軸への
深い懐疑がないままなので、ワークが本当にワークなのか?
実は唯の「稼ぎ」であって、ライフが本当の「ワーク」ではな
いのか?そいう視点がありません。
なので、ワークからみた「再生産の場」「余暇」という昔から
ある構図はそっくり温存されています。
定年後からが「本生」なんてのはその最たるもので、本生は
現在にしかありえません。彼岸で現在を止揚するのは、救済
をうたう宗教とかわりません。

定年後はむしろ余生以外の何者でもない。余力に応じて社会
貢献するもよし、適当に朽ち果てるもよしだと思ってます。
問題は従来唯の「稼ぎ」でしかなかったものが、いつのまに
か「仕事」として錯覚され、本来のワークを隠蔽してしまっ
たことだと思いますよ。
これから目をそらした議論は所詮、耳障りのいい回収物語に
しかなりえないと思いました。 (白頭/2008-08-09)
吉越氏の考え方(デッドライン、早朝会議、残業ゼロ)が大好きで、これまでほとんどの著作を読んできた。それぞれに切り口を変えて、読み応えある内容であった。しかし、この本はいままでの本の内容の繰り返し。トリンプを退職してなんらかの思いがあって出したのかな?と期待して読んだのだが…。退職してからの人生が一番大事、そのときに楽しむためにも、仕事現役時代に自分の時間を大事に、退職後の人生を考えた生き方をしましょう。という、これまでの本すべてでベースとして述べてきた内容をただコピーしたような本であった。なぜ、今、この本をあらためて出版したのか、ちょっと理解できない。一冊の本として出すほどの内容が書かれているか疑問です。
※これまでの吉越氏の著作を読んできて、期待しすぎているための辛口レビューかもしれませんが。 (徒然相人/2008-11-22)
自分は、残業時間の多さ、有給休暇の消化率の悪さなど、
筆者がいうところの「典型的な日本人」を地でいっている。
そんな生活に疑問を感じ、少しでもライフスタイルを変えたい
と思い、本書を読んだ。
日本と海外との労働時間の違いなど具体的なデータで
示されており、どれも目からうろこの内容であった。

筆者は定年後の人生を「本生」と呼び、そこからが
人生でもっとも光り輝く時だと主張する。
残業時間を減らして生まれた時間や定年後に何をするかは
「読者自身で考えなさい」とのことだが、たくさんのヒント
が本書にはちりばめられている。

実際問題として、早く退社したり休みを取りづらかったり
するが、本書を読んで非常に勇気づけられた。
早速、長期休暇を申請しなくては! (moonzero/2008-08-04)

「定年になったら残りは余生だから,あとはのんびり過ごすさ」という人は,定年後の日々がのんびり過ごせるほど短くはないということをわかっていません。

「はじめに」より抜粋。本書を読む動機はここに凝縮されている。

人生の本番は定年退職後にある。筆者は定年退職後の人生を本生と呼んでいる。

本生を100%楽しむためには,働いているときから入念に準備をする必要がある。
ある日突然引退して,一日中好きなことを出来る時間があったとしても,そう簡単にフリーな時間を楽むことはできないからである。
また仕事でどんなに成功したとしても,引退にその成功を引き継ぐことはできない。
多くの人脈は引退と同時にリセットされてしまうし,やりがいのある仕事も任されることも決してない。
仕事以外で充実できる生活を送るためには,定時時間後の時間を費やし,本生に備える必要がある。


本生の準備として,まず行わなければいけないのは妻とのコミュニケーションである。
仕事を引退した後は一日の大半を妻とすごすことになるが、普段から妻と会話をしていないと定年後に会話をする時間が増えたとしても楽しく会話をすることができないため,せっかくの本生が苦痛なものになってしまう。

しかし今の日本人は毎日遅くまで仕事をしている。その為、妻との会話のための時間を取れないか,とれたとしても疲れていて話す気力もない状態にある。

そのような状況では定年退職と同時に離婚届を突きつけれれたとしても無理はない。本書では夫婦二人で楽しい本生を過ごすために毎日定時後の3時間を使って本生の準備をするべきであると警鐘を鳴らしている。




内容自体は素晴らしいが,前作「残業ゼロの仕事力」に比べれば見劣りするの感は否めないので星3つ。

(tigerbird/2008-09-14)
ワークライフバランスが注目されている。そんな中、吉越氏の言葉が的を得ている「ワークができてはじめて、ライフの話に移れるのであり、ワークが充実するからライフも充実する。逆ではないというのが、私の考えです。」(引用)どうだろ、皆さんもそう思いませんか?? (vintageejp/2008-08-02)
まず、作者の意思か出版社の意思かはわからないが、販売部数を延ばすためだけのあざといタイトル。
しょせんノウハウ本何というのはこういうものだが。

本質は、人生を楽しく過ごすために時間を大切にしようと伝えたいのだと願いたいが、他の方が書いている通り、仕事はお金のためだけとか、余生のための地獄の時間のような安易な捉え方で、その考え方こそが、人生の負け組ではと思ってしまう。否定するのは簡単。自分は変わるための努力しているのだろうか。この作者の言うことにすべて同意してしまうような人は、悲しい考え方、むなしい人生をおくっているのかもしれない。こんな考え方で余生を待つぐらいなら、仕事に楽しみを教えてくれる本を読んだ方がいい。 (アマゾン花子/2008-12-25)
内容としては、『定年後=本生であり、残業せずに効率的に働き、残業時間を減らして、本生に向けて準備する時間を作りなさい。』といったところ。

以下、感想として。
残業せずに効率的に働けって部分には、同意するけど
定年後=本生というのが。あまりにもさびしい。

現在、私は25歳で、あと35〜40年くらい仕事続けると思うのだが。
その間は、本当の人生ではないのか?

まるで、今生きているこの世は地獄であり、死んだら天国にいけると言っている宗教家の人みたいだ。
※宗教を否定するわけではありません、人事を尽くして天命を待つってのが私の信条なので。

といっても、仕事だけ充実している人には絶対なりたくないし、仕事漬けで、仕事が生きがいと言っているような人には、特効薬(毒かも)としてお勧めするので、星3つにしておきます。 (25歳の若造/2008-11-27)
否定的なコメントが多いので、ちょっとした怖いもの見たさで本書を求めました。

前作「残業ゼロ」の仕事力にも感銘を受けていましたから、吉越さんの著作に外れはないとも思っていましたが。

人それぞれ考え方、生き方、物ごとのとらえ方が違うので一概には言えませんが、本書のような考え方で日頃ビジネスを行っている人は少数でしょう。

私も、どちらかというと数年前は、家族より仕事、仕事あっての家庭と思っていた時期がありました。

でも今振り返ればとても荒んだ貧しい時間を過ごしていたのだなと痛感しています。

だから私は吉越さんの考え方にほぼ100%賛同します。

残業が当たり前だと思っている人はまだまだ多いと思います。一人一人が意識、考え方を変えていかないと何も変わりません。

無駄に長い時間を会社で過ごすだけです。

本書を読んで効率や生産性をアップさせ充実した人生を歩みましょう! (名古屋ファイナンス学院大学/2008-10-07)
残業をゼロにすることが、会社のために、ひいては自分のためになるということで前作は終わっていたと思うが、本当の意味は、この本を読んでわかりました。
たしかに、人生というスパンで考えれば、会社勤めは、ある時期をさすだけなので、その後(リタイア時)のことを考えて、スムーズに移行できるように計画を立てなければなりません。
そのためにも、残業する時間があったら、自分のために消費しなさいという教えは説得力があります。
また、私が休暇の取り方がものすごく下手だということも理解しました。もっと、上手に休暇を利用しなくてはいけませんね。1つの休暇は小さな定年後の状態だという意識を持って。  (nori4066/2008-09-01)
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おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)
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アスキー(2008-03-10)
中島 聡
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